JP2002326519A - ドアウエザーストリップ - Google Patents

ドアウエザーストリップ

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JP2002326519A
JP2002326519A JP2001171774A JP2001171774A JP2002326519A JP 2002326519 A JP2002326519 A JP 2002326519A JP 2001171774 A JP2001171774 A JP 2001171774A JP 2001171774 A JP2001171774 A JP 2001171774A JP 2002326519 A JP2002326519 A JP 2002326519A
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JP
Japan
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weather strip
door
door weather
door panel
bonding
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001171774A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideshi Tsuchida
英志 土田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組み付け時一旦接着後でもドアパネルから比
較的容易に剥離が行割れて組み付け性の向上が図られた
ドアウエザーストリップを提供することを目的とする。 【構成】 ドアパネル1の平板状の取付け面1aに、基
底部3を接着して取付けられるドアウエザーストリップ
2において、上記基底部3のクリップ孔4より車外側の
角部に、ドアウエザーストリップ2の本体部分2aの材
質と異なる材質で接着性の優れた接着用部6が一体的に
形成され、該接着用部6は一旦接着後でもドアパネル1
から比較的容易に剥離され得ることを特徴とするもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアパネルのリテーナ
を設けない平板状の取付け面に取付けられるドアウエザ
ーストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のドアウエザーストリップは、ベル
トラインより上部では通常ドアインナーパネルに溶接し
たリテーナを介して取付けられたが、近年は軽量化のた
めリテーナが廃止される傾向がある。例えば、図2に示
す如く、ドアパネル1のリテーナを省略した平坦な取付
け面1aに、ドアウエザーストリップ11が基底部12
をクリップ5止め及び両面テープ13を介し取付けられ
ている。その取付けは、まずドアウエザーストリップ1
1をクリップ5で固定して車両の前後、左右方向の位置
決めをし、次いで両面テープ13の離型紙を剥がして基
底部12に貼りドアパネル1に接着される。この場合の
接着強度はくぐり水防止のため十分高く設定されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
両面テープ13の使用により以下の如き種々の問題を生
じた。(1)組み付け時に離型紙等のごみが出る。
(2)ドアウエザーストリップ11をドアパネル1に取
付け直後の位置の修正等で接着後に剥がす時、テープ1
3の接着力が強力なためテープの母材が破壊され、図3
に示す如くテープの一部13aがドアパネル1に残り貼
り直しが困難となり、又残ったテープをパネルから除去
するのに工数を要する。(3)テープの材料費及び組み
付け工数によりコスト高になる。そこで、本発明はかか
る従来の課題に鑑みて、組み付け時一旦接着後でもドア
パネルから比較的容易に剥離が行われて組み付け性の向
上が図られたドアウエザーストリップを提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】かかる目的を達成する
ために本発明の第1実施例は図1に示すように、ドアパ
ネル1の平板状の取付け面1aに、基底部3を接着して
取付けられるドアウエザーストリップ2において、上記
基底部3のクリップ孔4より車外側の角部に、ドアウエ
ザーストリップ2の本体部分2aの材質と異なる材質で
接着性の優れた接着用部6が一体的に形成され、該接着
用部6は一旦接着後でもドアパネル1から比較的容易に
剥離され得ることを特徴とするものであり、また、第2
実施例は図4に示すように、ドアパネル1の平板状の取
付け面1aに、基底部8を接着して取付けるドアウエザ
ーストリップ7において、上記基底部8のクリップ孔4
より車外側の接着8aに貼られる両面テープ10が、一
旦接着後でもドアパネル1から比較的容易に剥離される
性質を有するものであり、また、第3実施例は図4及び
図5に示すように、ドアパネル1の平板状の取付け面1
aに、基底部8を接着して取付けるドアウエザーストリ
ップ7において、上記基底部8のクリップ孔4より車外
側の接着面8aに貼られる両面テープ10が、一旦接着
後でもドアパネル1から比較的容易に剥離されるように
形成されたものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1に基づき説
明する。1はドアパネルで、リテーナを省略した平坦な
取付け面1aを形成している。2はドアウエザーストリ
ップで、基底部3が上記取付け面1aに接着して取付け
られる。即ち、この取付けは、先ず基底部3に明けられ
たクリップ孔4に、クリップ5を挿入して行なわれると
共に、クリップ孔4より車外側の角部に一体的に形成さ
れ接着力の弱い接着用部6が、ドアパネル1に接着して
行われる。
【0006】上記クリップ5止めによる固定方法は、一
般的にパネルドアとサッシュドアの両タイプ車両におい
てウエザーストリップのベルトラインより下方の取付け
で既に多くの実績があり問題ないが、ルーフ部において
は室外からウエザーストリップ取付け面までの距離が短
いためリテーナを省略した上記取付け面1aでの水漏れ
が懸念される。しかし、この水漏れ問題は、上記接着用
部6のドアパネル1への接着力及びドア閉時にウエザー
ストリップにかかる閉止圧力により確実にシールされて
解決される。また、上記接着用部6は、ドアウエザース
トリップ2の本体部分2aの材質と異なる斜線で示す材
質例えば油分が増量された材料が配合されたものを使用
してもよい。
【0007】従って、ドアウエザーストリップ2をドア
サッシュ1に組み付ける際、取付け位置の変更を行う場
合等、一旦接着後でも比較的容易に剥がすことができて
組み付け作業が容易になり、また従来の接着力の強い両
面テープを使用した場合のように、テープの母材が破壊
されその一部がドアパネルに残ることがない。また、上
記接着用部6は基底部3の角部に一体的に形成されてい
るため、従来の両面テープのような貼り面スペースを必
要とせず、ドアウエザーストリップ2の小型化が可能に
なる。上記接着用部6はドアウエザーストリップ2の基
底部3に配設されたが背面部に配設されても同様の効果
が得られる。
【0008】また、上記接着用部6の好ましい接着強度
を以下に示す。まず、通常の大きさのウエザーストリッ
プが取付けられ、クリップ止めと併用されることが前提
とすると、車両の左右方向の幅は、通常4〜8mmが適
切と思われる。幅に関係無く接着面に離型紙を設けない
場合は1〜20N/100mmの接着力が好ましい。1
N/100mm未満では接着力が弱すぎてシール性が不
足する。20N/100mmを越えるとウエザーストリ
ップ輸送時に不必要な場所へ接着する問題がある。又、
幅に関係無く離型紙を設ける場合は、20〜60N/1
00mmの接着力が好ましい。20N/100mm未満
であると離型紙が剥がれ易くなり、60N/100mm
を越えるとドアパネルへの接着後貼り直しをする際に両
面テープの母材は会が発生し易くなるという問題があ
る。この好ましい接着強度に関しては以下に示す第2実
施例の接着剤9及び第3実施例の両面テープ10にも同
様に適用される。
【0009】つぎに、本発明の第2実施例を図4に基づ
き説明する。ドアパネル1の取付け面1aにドアウエザ
ーストリップ7が取付けられる場合、基底部8のクリッ
プ孔4にクリップ5を挿入して止められると共に、クリ
ップ孔4より車外側の接着面8aに接着剤9が塗布され
ドアパネル1に接着される。この接着剤9は強い接着力
を必要とせず、一旦接着後でもドアパネル1から比較的
容易に剥離される性質を有する程度の接着力があればよ
い。従って、第1実施例と同様組み付け作業性に優れ、
また両面テープを使用する場合の如く、貼り面スペース
を必要としないためドアウエザーストリップ2の小型化
が可能になる。上記接着剤9はドアウエザーストリップ
2の基底部3に配設されたが背面部に配設されても同様
の効果がある。
【0010】さらに、本発明の第3実施例を図4及び図
5に基づき説明する。ドアパネル1の取付け面1aにド
アウエザーストリップ7が取付けられる場合、基底部8
はクリップ孔4にクリップ5を挿入して止められると共
に、クリップ孔4より車外側の接着面8aに貼られた両
面テープ10により接着される。この両面テープ10
は、ドアウエザーストリップ7側には強い接着力を有し
てもドアパネル1側の接着力は弱く、一旦接着後でもド
アパネル1から比較的容易に剥離されるように形成され
たものである。従って、第1実施例と同様組み付け作業
性を向上し、また図5に示す如くドアウエザーストリッ
プ7を両面テープ10と一緒に剥ぎ取っても、従来の両
面テープのようにテープの一部がドアパネル1に残ると
いう不具合を生じない。
【0011】
【発明の効果】本発明のドアウエザーストリップは、リ
テーナを設けないドアパネルの取付け面に接着して取付
けられるもので、基底部をドアパネルに一旦接着後でも
比較的容易に剥離されるように形成された接着用部や、
接着剤や両面テープを介して取付けられるものであるか
ら、組み付け作業性の向上や外観性の向上或いは小型化
が図れるという特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドアウエザーストリップの第1実施例
を示す断面図である。
【図2】従来のドアウエザーストリップの取付け状態を
示す断面図である。
【図3】同上ドアウエザーストリップを取り外した後を
示すドアサッシュの斜視図である。
【図4】本発明のドアウエザーストリップの第2実施例
を示す断面図である。
【図5】本発明のドアウエザーストリップの第3実施例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ドアパネル 1a 取付け面 2 ドアウエザーストリップ 2a 本体部分 3 基底部 4 クリップ孔 6 接着用部 7 ドアウエザーストリップ 8 基底部 10 両面テープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアパネルの平板状の取付け面に、基底
    部を接着して取付けられるドアウエザーストリップにお
    いて、上記基底部のクリップ孔より車外側の角部に、ド
    アウエザーストリップの本体部分の材質と異なる材質の
    接着用部が一体的に形成され、該接着用部は一旦接着後
    でもドアパネルから比較的容易に剥離され得ることを特
    徴とするドアウエザーストリップ。
  2. 【請求項2】 ドアパネルの平板状の取付け面に、ドア
    ウエザーストリップの基底部を接着して取付けるドアウ
    エザーストリップにおいて、上記基底部のクリップ孔よ
    り車外側の接着面に塗布される接着剤が、一旦接着後で
    もドアパネルから比較的容易に剥離される性質を有する
    ことを特徴とするドアウエザーストリップ。
  3. 【請求項3】 ドアパネルの平板状の取付け面に、ドア
    ウエザーストリップの基底部を接着して取付けるドアウ
    エザーストリップにおいて、上記基底部のクリップ孔よ
    り車外側の接着面に貼られる両面テープが、一旦接着後
    でもドアパネルから比較的容易に剥離されるように形成
    されたことを特徴とするドアウエザーストリップ。
JP2001171774A 2001-04-30 2001-04-30 ドアウエザーストリップ Pending JP2002326519A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10304031A1 (de) * 2003-02-01 2004-08-05 Adam Opel Ag Dichtungssystem für eine verschließbare Karosserieöffnung eines Kraftfahrzeuges

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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