JP2964862B2 - ウエザストリップの取付構造 - Google Patents
ウエザストリップの取付構造Info
- Publication number
- JP2964862B2 JP2964862B2 JP34673093A JP34673093A JP2964862B2 JP 2964862 B2 JP2964862 B2 JP 2964862B2 JP 34673093 A JP34673093 A JP 34673093A JP 34673093 A JP34673093 A JP 34673093A JP 2964862 B2 JP2964862 B2 JP 2964862B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening edge
- weather strip
- door opening
- mounting structure
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウエザストリップ、特に
車両のルーフサイドに沿うドア開口縁に設けられるウエ
ザストリップの取付構造に関するものである。
車両のルーフサイドに沿うドア開口縁に設けられるウエ
ザストリップの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ウエザストリップの取付構造としては、
モール部を兼ねるリテーナをドア開口縁にビス等で固定
し、このリテーナにウエザストリップの基底部を嵌込ん
だり、あるいは接着テープで接着する構造がとられてい
る(特開平5−213119号)。
モール部を兼ねるリテーナをドア開口縁にビス等で固定
し、このリテーナにウエザストリップの基底部を嵌込ん
だり、あるいは接着テープで接着する構造がとられてい
る(特開平5−213119号)。
【0003】図5は嵌込み式の取付構造を示すもので、
ドア開口縁1に、モール部4を備え、開口をくびれ形に
したリテーナ3がビス5で固定されており、これにウエ
ザストリップ6の基底部61が嵌込まれている。図6は
接着式の取付構造を示すもので、モール部4を備えた断
面U字形のリテーナ3がスポット溶接等によりドア開口
縁1に固定されており、これにウエザストリップ6の基
底部61が両面接着テープ7により接着されている。図
において、2はドアガラスである。
ドア開口縁1に、モール部4を備え、開口をくびれ形に
したリテーナ3がビス5で固定されており、これにウエ
ザストリップ6の基底部61が嵌込まれている。図6は
接着式の取付構造を示すもので、モール部4を備えた断
面U字形のリテーナ3がスポット溶接等によりドア開口
縁1に固定されており、これにウエザストリップ6の基
底部61が両面接着テープ7により接着されている。図
において、2はドアガラスである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記いずれの取付構造
においても、ドア開口縁1の全長にわたり、リテーナ3
を取付けなければならない。また、リテーナ3とドア開
口縁1とは金属板同士の重ね合せであるから、両者間は
水漏れを防ぐためにコーキングスポンジ等のシール材
(図示略)でシールしなければならない。
においても、ドア開口縁1の全長にわたり、リテーナ3
を取付けなければならない。また、リテーナ3とドア開
口縁1とは金属板同士の重ね合せであるから、両者間は
水漏れを防ぐためにコーキングスポンジ等のシール材
(図示略)でシールしなければならない。
【0005】そこで本発明はリテーナを廃止してコスト
ダウンおよび車両の軽量化をはかり、かつウエザストリ
ップとドア開口縁との間のシール性が良好なウエザスト
リップの取付構造を提供することを課題としてなされた
ものである。
ダウンおよび車両の軽量化をはかり、かつウエザストリ
ップとドア開口縁との間のシール性が良好なウエザスト
リップの取付構造を提供することを課題としてなされた
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、図2に示すよ
うに、車体のドア開口縁1の車外側部分に沿ってモール
部材4の金属板からなる平板状で上記ドア開口縁1より
も幅を狭く形成した基端部411を重ね合せて固定し、
上記基端部411からドア開口縁1の車内側部分にわた
る幅の両面接着テープ7を介してウエザストリップ6の
基底部61を、上記基端部411の重ね合せ部分および
ドア開口縁1の車内側部分に一体に固着したことを特徴
とするものである。
うに、車体のドア開口縁1の車外側部分に沿ってモール
部材4の金属板からなる平板状で上記ドア開口縁1より
も幅を狭く形成した基端部411を重ね合せて固定し、
上記基端部411からドア開口縁1の車内側部分にわた
る幅の両面接着テープ7を介してウエザストリップ6の
基底部61を、上記基端部411の重ね合せ部分および
ドア開口縁1の車内側部分に一体に固着したことを特徴
とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、従来のリテーナが省略され
る。モール部材基端部の重ね合せ部分を含むドア開口縁
とウエザストリップの基底部との間が、一本の接着テー
プにより接着されるとともにシールされる。
る。モール部材基端部の重ね合せ部分を含むドア開口縁
とウエザストリップの基底部との間が、一本の接着テー
プにより接着されるとともにシールされる。
【0008】
【実施例】図1に示すように、自動車のルーフサイドに
沿うドア開口縁1には、ウエザストリップ6が一連に取
付けられ、ドア閉時に開口縁1とドアガラス2の間をシ
ールする。
沿うドア開口縁1には、ウエザストリップ6が一連に取
付けられ、ドア閉時に開口縁1とドアガラス2の間をシ
ールする。
【0009】図2は本発明の第1の実施例を示すもの
で、ウエザストリップ6はスポンジゴムの押出成形体
で、基底部61と、ドアガラス2が押付けられる中空状
のシール部62を備えている。
で、ウエザストリップ6はスポンジゴムの押出成形体
で、基底部61と、ドアガラス2が押付けられる中空状
のシール部62を備えている。
【0010】ドア開口縁1は平らなウエザストリップ取
付面を形成している。モール部材4は取付金具41とそ
の先端を包むモール部42とよりなる。取付金具41の
基端部411は平板状でドア開口縁1よりも幅が狭く、
この基端部411がドア開口縁1の車外側部分に重ねら
れ、ビス5で固定せしめてある。
付面を形成している。モール部材4は取付金具41とそ
の先端を包むモール部42とよりなる。取付金具41の
基端部411は平板状でドア開口縁1よりも幅が狭く、
この基端部411がドア開口縁1の車外側部分に重ねら
れ、ビス5で固定せしめてある。
【0011】両面接着テープ7は、モール部材4の基端
部411のビス止め部内側からドア開口縁1の車内側部
分にわたる幅を有している。そして、この両面接着テー
プ7を介して、ウエザストリップ6の基底部61のほぼ
全幅が、上記基端部411およびドア開口縁1に接着せ
しめてある。図において、8は開口縁1のフランジ11
に取付けたトリムである。
部411のビス止め部内側からドア開口縁1の車内側部
分にわたる幅を有している。そして、この両面接着テー
プ7を介して、ウエザストリップ6の基底部61のほぼ
全幅が、上記基端部411およびドア開口縁1に接着せ
しめてある。図において、8は開口縁1のフランジ11
に取付けたトリムである。
【0012】図3は本発明の第2の実施例を示すもの
で、上記第1の実施例との相違点は、ウエザストリップ
6の基底部61がソリッドゴムで構成されていることで
ある。これにより、接着時に両面接着テープ7を介して
ウエザストリップ6をドア開口縁1に押付けるときに押
付力が有効に作用し、接着作業性がよい。
で、上記第1の実施例との相違点は、ウエザストリップ
6の基底部61がソリッドゴムで構成されていることで
ある。これにより、接着時に両面接着テープ7を介して
ウエザストリップ6をドア開口縁1に押付けるときに押
付力が有効に作用し、接着作業性がよい。
【0013】また、ドア開口縁1には段部12が形成し
てあって、これにモール部材4の基端部411の端縁が
衝合され、ウエザストリップ取付面は全面が平面となっ
ている。これにより、両面接着テープ7は取付面全面と
よく密着する。他の構造は第1の実施例と実質的に同一
である。
てあって、これにモール部材4の基端部411の端縁が
衝合され、ウエザストリップ取付面は全面が平面となっ
ている。これにより、両面接着テープ7は取付面全面と
よく密着する。他の構造は第1の実施例と実質的に同一
である。
【0014】図4は本発明の第3の実施例を示すもの
で、ソリッドゴムからなるウエザストリップ6の基底部
61の底面にはスポンジゴム層63が形成してあり、両
面接着テープ7との接着性を高めている。またウエザス
トリップ6の基底部61とトリム8は一体構造となって
いる。両者を一体押出成形することで生産性が向上す
る。
で、ソリッドゴムからなるウエザストリップ6の基底部
61の底面にはスポンジゴム層63が形成してあり、両
面接着テープ7との接着性を高めている。またウエザス
トリップ6の基底部61とトリム8は一体構造となって
いる。両者を一体押出成形することで生産性が向上す
る。
【0015】
【発明の効果】ドア開口縁の全長にわたって取付けられ
ていたリテーナを廃止したことでコストダウンがなさ
れ、また車両重量が軽減される。そして、ドア開口縁と
モール部材の基端部との金属板同士の重ね合せ部分から
水漏れが生じたとしても、ドア開口縁の車内側部分とウ
エザストリップの基底部とはシール材を兼ねる両面接着
テープで接着されているので車室内への水漏れのおそれ
なく、シール性がよい。
ていたリテーナを廃止したことでコストダウンがなさ
れ、また車両重量が軽減される。そして、ドア開口縁と
モール部材の基端部との金属板同士の重ね合せ部分から
水漏れが生じたとしても、ドア開口縁の車内側部分とウ
エザストリップの基底部とはシール材を兼ねる両面接着
テープで接着されているので車室内への水漏れのおそれ
なく、シール性がよい。
【図1】本発明が適用される自動詞やの側面図である。
【図2】本発明の第1の実施例の図1のA−A線に沿う
位置での断面図である。
位置での断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例の上記と同位置での断面
図である。
図である。
【図4】本発明の第3の実施例の上記と同位置での断面
図である。
図である。
【図5】従来の取付構造の断面図である。
【図6】従来の他の取付構造の断面図である。
1 ドア開口縁 2 ドアガラス 3 リテーナ 4 モール部材411 基端部 6 ウエザストリップ 61 基底部 7 両面接着テープ 8 トリム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−213119(JP,A) 実開 平1−112110(JP,U) 実開 昭58−15523(JP,U) 実開 昭59−109531(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 13/06
Claims (1)
- 【請求項1】 車両のルーフサイドに沿うドア開口縁1
に取付けられるウエザストリップ6の取付構造におい
て、ウエザストリップ6の車外面を覆うモール部材4の
金属板からなる平板状で上記ドア開口縁1よりも幅を狭
く形成した基端部411を上記開口縁1の車外側部分に
沿って重ね合せて固定し、上記基端部411から上記開
口縁1の車内側部分にわたる幅の両面接着テープ7を介
してウエザストリップ6の基底部61を上記基端部41
1および開口縁1の車内側部分に一体に固着したことを
特徴とするウエザストリップの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34673093A JP2964862B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | ウエザストリップの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34673093A JP2964862B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | ウエザストリップの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07179155A JPH07179155A (ja) | 1995-07-18 |
JP2964862B2 true JP2964862B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=18385434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34673093A Expired - Fee Related JP2964862B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | ウエザストリップの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2964862B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3050731A1 (en) | 2015-02-02 | 2016-08-03 | Honda Motor Co., Ltd. | Weather-strip-equipped vehicle body structure |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5425488B2 (ja) * | 2009-02-13 | 2014-02-26 | 本田技研工業株式会社 | ウェザーストリップ及びその取付方法 |
JP5447147B2 (ja) * | 2010-04-27 | 2014-03-19 | 豊田合成株式会社 | 自動車用ルーフサイドウエザストリップ |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP34673093A patent/JP2964862B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3050731A1 (en) | 2015-02-02 | 2016-08-03 | Honda Motor Co., Ltd. | Weather-strip-equipped vehicle body structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07179155A (ja) | 1995-07-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0668178B1 (en) | Structure for attachment of weather strip | |
US6644718B2 (en) | Structure of roof-side portion of motor vehicle | |
US5715632A (en) | Weather strip | |
JPH05193356A (ja) | 車両用取付窓ガラス装置 | |
JP2808911B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
US6820372B2 (en) | Sealing structure of motor vehicle | |
JP2964862B2 (ja) | ウエザストリップの取付構造 | |
JP3331876B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップの取付構造 | |
JP3879420B2 (ja) | ウエザーストリップ及びその取付構造 | |
JP3365083B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップの取付構造 | |
JP3257282B2 (ja) | ウエザストリップの取付構造 | |
JP3201186B2 (ja) | ウエザストリップの取付構造 | |
JP2906916B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
JPH0436967Y2 (ja) | ||
JPS60176818A (ja) | 車両のシ−リングスクリ−ン取付構造 | |
JP3214231B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
JP3252698B2 (ja) | 自動車用ウインドガラスの取付構造 | |
JPH0138005B2 (ja) | ||
JP3030594B2 (ja) | マルチプレックスウエザーストリップの固定方法 | |
JP2891016B2 (ja) | シール材を有するウエザストリップ | |
JPH065957Y2 (ja) | 車輌用ウィンドウ構造 | |
JP2672134B2 (ja) | ドアパーティング部のシール構造 | |
JP2901825B2 (ja) | 車体側ウェザーストリップとウエルトシールとの接合部構造 | |
JPH07117582A (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
JP2001088627A (ja) | 自動車用ウエザストリップの取付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |