JPH07117582A - 自動車用ウエザストリップ - Google Patents

自動車用ウエザストリップ

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Publication number
JPH07117582A
JPH07117582A JP29388593A JP29388593A JPH07117582A JP H07117582 A JPH07117582 A JP H07117582A JP 29388593 A JP29388593 A JP 29388593A JP 29388593 A JP29388593 A JP 29388593A JP H07117582 A JPH07117582 A JP H07117582A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
weather strip
assembled
trim portion
trim
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29388593A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Mizutani
安志 水谷
Masahiro Koide
正広 小出
Takemasa Yasukawa
武正 安川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP29388593A priority Critical patent/JPH07117582A/ja
Priority to EP94115970A priority patent/EP0653332A1/en
Publication of JPH07117582A publication Critical patent/JPH07117582A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウエザストリップを組付ける車体パネルのフ
ランジに凹凸があっても、ウエザストリップとフランジ
との密着性を充分に確保することである。 【構成】 凹状のスポット打痕13等が存在する車体パ
ネルのフランジ11に組付けられるウエザストリップ5
のU字形のトリム部51の内部対向面の少くとも一方
に、スポンジ材よりなる壁状の保持部55を設け、組付
け時にこの保持部55がフランジ11に圧接する構造と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ウエザストリッ
プ、特に車体パネルのフランジに組付けられるウエザス
トリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1に示す自動車のサンルーフを例にと
ると、ルーフパネル1に設けた開口10には、サンルー
フパネル2が開口10を開閉可能に取付けられている。
そして開口10の開口縁にはこれに沿ってウエザストリ
ップ5が装着されている。
【0003】即ち、図5に示すように、開口縁にはルー
フパネル1のインナパネル1aとアウタパネル1bのフ
ランジを重ねてスポット溶接した複合のフランジ11が
形成してある。一方、ウエザストリップ5は押出成形体
で、芯金53を埋設した断面U字形のトリム部51と、
その側面に形成され、サンルーフパネル2の周縁に圧接
するシール部52を備えている。トリム部51の内部対
向面にはトリム部の保持部をなす保持リップ54が突設
してある。
【0004】そしてウエザストリップ5は、両側のリッ
プ54間にフランジ11を挿入するようにして押込むこ
とによりフランジ11に組付けられる。あるいは、ウエ
ザストリップ5を、そのトリム部51の開口側が組付状
態よりも広がった形に成形し、フランジ11を挿入して
から開口側を狭めるようにかしめることにより組付けら
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フランジ1
1のスボット溶接個所には凹状の打痕13が残存する。
このため、フランジ11の一般面では保持リツプ54の
先端はよく密接するが、打痕13では保持リップ54の
先端との密接性が弱く、隙間が生じることがある。そし
て、この隙間から雨水等がトリム部51内に侵入し、更
に車室内に入る恐れがある。
【0006】またフランジが1枚板の場合でも、両側の
フランジの端部を重ね合せて接合した継ぎ目があると、
その段差部と保持リツプとの間に隙間が生じ、上記と同
様の問題が発生する。
【0007】そこで本発明は、フランジ面に凹凸があっ
ても、フランジ面と隙間なく均一に密着する保持部を備
えたウエザストリップを提供することを課題としてなさ
れたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は図2に例示する
ように、ウエザストリップ5のトリム部51の内部対向
面に、スポンジ材よりなり、外面が車体パネル1のフラ
ンジ11の側面に圧接する保持部55を壁状に形成した
ものである。この保持部55は図例のようにトリム部5
1の内部対向両面に形成してもよいし、両面のうち雨水
等が侵入する車外側の面のみに形成してもよい。
【0009】
【作用】スポンジ材よりなる保持部は、その変形性によ
り、フランジの凹凸面によく追従する。従って、フラン
ジのスポット打痕や継ぎ目部でも良好なシール性が確保
される。なお、本発明のウエザストリップは、上記した
かしめによりフランジに組付けられる形式のものにおい
て、特に有利である。
【0010】
【実施例】図1および図2に第1の実施例を示す。自動
車のルーフパネル1に形成した開口10の開口縁には、
インナパネル1aとアウタパネル1bのフランジを重ね
合せ所定の間隔をおいてスポット溶接したフランジ11
が下方へ延出している。スポット溶接個所には凹状の打
痕13が存在する。
【0011】ウエザストリップ5は断面ほぼU字形のト
リム部51と、トリム部51の一方の側面から膨出する
中空状のシール部52を備え、かつトリム部51の内部
対向面には、上記フランジ11を両側から挟み付けるた
めのトリム保持部55が壁状に形成されている。トリム
部51には芯金53が埋設されている。トリム部51は
ソリッドゴム、シール部52および保持部55はスポン
ジゴムからなり、ウエザストリップ5は、図2(A)に
示すように、トリム部51の開口側が拡開された形状で
一体押出成形される。
【0012】このウエザストリップ5をサンルーフパネ
ル1のフランジ11に組付けるには、トリム部51をフ
ランジ11に沿ってこれを囲むように配し、かしめ治具
によりトリム部51の開口を狭めるようにかしめ、図2
(B)に示すように両側の保持部55をフランジ11の
両面から圧接させる。保持部55はその弾性変形により
フランジ11の両面に追従して変形し、凹状打痕13を
含むフランジ全面によく密着する。
【0013】図3にサンルーフ用ウエザストリップの他
の実施例を示す。このウエザストリップ5は、フランジ
11の外面側に対応する保持部55のみが壁状のスポン
ジ材で形成されており、フランジ11の内面側に対応す
る保持部54は従来のように保持リップとなっている。
他の構造は図2に示す実施例と同じである。
【0014】雨水等はフランジ11の外面とトリム部5
1との隙間から侵入する。従って、フランジ11の外面
側の保持部55のみをスポンジ材とすることにより、雨
水等がトリム部51の内部に侵入するのを防ぐことがで
きる。
【0015】図4は、図1に示す自動車のトランクルー
ム3の開口フランジ12に組付けられるウエザストリッ
プに本発明を適用した実施例を示すものである。
【0016】自動車のトランクルーム3まわりの後部車
体パネル10から起立するフランジ12は1枚板で、両
側のフランジ13の端縁を重ね合せ接合した継ぎ目14
がある。
【0017】ウエザストリップ6のU字状トリム部61
の頂面には、トランクリッド4の周縁が押付けられる中
空状のシール部62が形成されている。トリム部61の
内部対向面にはスポンジ材よりなる厚い壁状の保持部6
5が形成されている。トリム部61には芯金63が埋設
されている。
【0018】ウエザストリップ6は、上記したウエザス
トリップ5と同様に、かしめによりフランジ12に組付
けられる。そして、スポンジ材よりなる保持部65は、
フランジ12の継ぎ目14の段差面ともよく密着し良好
なシール性を発揮する。
【0019】以上説明したように、本発明のウエザスト
リップは、トリム部の内部対向面にスポンジ材の保持部
を壁状に形成し、この保持部をフランジに圧接させるも
のであるが、トリム部を組付最終形状に成形すると、保
持部の摩擦抵抗で、トリム部内にフランジを押込むのが
やや面倒である。従って本発明は、トリム部を開口側が
拡開した形状に成形し、かしめによりトリム部をフラン
ジに組付ける形式のウエザストリップに適用して有利で
ある。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、ウエザストリップのト
リム部を組付ける車体パネルのフランジ面に凹凸があっ
ても、トリム部とフランジとの間のシール性は良好に確
保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウエザストリップが用いられる自動車
の斜視図である。
【図2】図2(A)は本発明のウエザストリップの組付
け前の断面図、図2(B)は同ウエザストリップの車体
パネルのフランジへの組付状態断面図である。
【図3】本発明の他のウエザストリップの車体パネルの
フランジへの組付状態断面図である。
【図4】図4(A)は本発明の更に他のウエザストリッ
プが組付けられる車体パネルのフランジの斜視図、図4
(B)は同ウエザストリップの図4(A)のB−B線に
沿う位置での組付状態断面図である。
【図5】従来のウエザストリップの車体パネルのフラン
ジへの組付状態断面図である。
【符号の説明】
1 車体パネル(ルーフパネル) 10 後部車体パネル 11,12 フランジ 13 フランジのスポット打痕 14 フランジの継ぎ目 2 サンルーフパネル 3 トランクルーム 5,6 ウエザストリップ 51,61 トリム部 52,62 シール部 53,63 芯金 54,55,65 保持部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネルのフランジに組付けられる断
    面U字形のトリム部と、トリム部の内部対向面に形成さ
    れ上記フランジを両側面から挟んでトリム部をフランジ
    に保持せしめる保持部を備えた自動車用ウエザストリッ
    プにおいて、上記保持部の少なくとも一方を、上記内部
    対向面に壁状に形成されて外面が上記フランジの側面に
    圧接するスポンジ材で形成したことを特徴とする自動車
    用ウエザストリップ。
JP29388593A 1993-10-28 1993-10-28 自動車用ウエザストリップ Pending JPH07117582A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29388593A JPH07117582A (ja) 1993-10-28 1993-10-28 自動車用ウエザストリップ
EP94115970A EP0653332A1 (en) 1993-10-28 1994-10-10 Weather strip for motor vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29388593A JPH07117582A (ja) 1993-10-28 1993-10-28 自動車用ウエザストリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07117582A true JPH07117582A (ja) 1995-05-09

Family

ID=17800417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29388593A Pending JPH07117582A (ja) 1993-10-28 1993-10-28 自動車用ウエザストリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07117582A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8333427B2 (en) 2010-09-17 2012-12-18 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Roof apparatus
US8807639B2 (en) 2012-05-17 2014-08-19 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Roof apparatus

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US8333427B2 (en) 2010-09-17 2012-12-18 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Roof apparatus
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