JP2002326153A - 円錐ころ軸受の超仕上方法及び装置 - Google Patents
円錐ころ軸受の超仕上方法及び装置Info
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Abstract
超仕上方法を提供し、砥石交換頻度を低減させて作業性
を向上させるともに、砥石消費の経済性を高め、且つ砥
石送り出しの自動化実現を可能にする。 【解決手段】 円錐ころ軸受の外輪45を中心軸回りに
回転させながら、外輪45の内周面に形成されたテーパ
状の軌道面35に、大径側開口部39から挿入した直線
状の砥石33の先端面を摺動接触させて、軌道面35を
超仕上げする円錐ころ軸受の超仕上方法において、軌道
面35の垂線37に対して砥石33を大径側開口部39
の外方側へ傾斜させ、砥石33の後端部と、非加工軌道
面との干渉を回避させ、砥石33の長さ規制を解除す
る。
Description
の軌道面に、砥石を摺動接触させて超仕上げする円錐こ
ろ軸受の超仕上方法及び装置に関し、さらに詳しくは、
砥石と外輪との干渉を回避させる改良技術に関する。
上げするには、例えば図7に示す超仕上装置1が用いら
れていた。この超仕上装置1は、外輪3に回転を与える
バッキングプレート5と、外輪3をバッキングプレート
5に押し付ける一対のプッシャーロール7(片方のみ図
示)と、外輪3を下方及び側方で支持するシュー9(下
方のみ図示)と、砥石11を先端部で支持する砥石ホル
ダ13と、この砥石ホルダ13の先端部に螺合され砥石
押さえ板15を介して砥石11を固定する砥石クランプ
ボルト17と、砥石11を軌道面19に押圧する方向に
砥石ホルダ13を移動させる加圧シリンダ21と、砥石
11がバッキングプレート5に対して接近又は離反する
ように砥石ホルダ13及び加圧シリンダ21を移動させ
るオシレーションテーブル23とを有している。
ると、シュー9に載置されてプッシャーロール7に押圧
された外輪3が、バッキングプレート5に同期して回転
される。次いで、オシレーションテーブル23により砥
石11が外輪3の内周側へ移動され、加圧シリンダ21
が駆動されることで、砥石11の先端面が外輪3の軌道
面19に押圧される。砥石11は、軌道面19に対して
垂直となって先端面が軌道面19に摺動接触される。超
仕上げによって先端部が磨耗した砥石11は、外輪3の
内周から外側へ移動された後、砥石クランプボルト17
が緩められることで、先端側へ送り出される。そして、
再び砥石クランプボルト17が締められることで、手動
によって順次先端側から送り出されて消費される。
た従来の超仕上装置1は、図8に示すように、外輪3の
軌道面19に対して砥石11を垂直に配置していたた
め、加工軌道面19aと反対側の非加工軌道面19b
と、砥石後端部11aとが干渉し、使用できる砥石11
の長さに制約が生じていた。このことから、特に、内径
の小さい外輪の超仕上げ時には、その内周に挿入可能な
短い砥石を使用しなければならず、その結果、砥石の交
換頻度が増加して、作業性を低下させる問題が生じた。
また、砥石には、使用されないクランプ部分が残るた
め、短い砥石の場合には、この破棄されるクランプ部分
が増加し、不経済となった。さらに、砥石後端部が外輪
の非加工軌道面と干渉することは、上記のように長尺砥
石の使用を不能にするのは元より、消耗に応じて砥石を
自動で送り出しする、砥石自動送り出し機構の実現の障
害ともなっていた。
で、長尺の砥石が使用可能になる円錐ころ軸受の超仕上
方法及び装置を提供し、砥石交換頻度を低減させて作業
性向上を図るとともに、砥石消費の経済性を高め、且つ
砥石送り出しの自動化実現を図ることを目的とする。
の本発明に係る円錐ころ軸受の超仕上方法は、円錐ころ
軸受の外輪を中心軸回りに回転させながら、前記外輪の
内周面に形成されたテーパ状の軌道面に、大径側開口部
から挿入した直線状の砥石の先端面を摺動接触させて、
前記軌道面を超仕上げする円錐ころ軸受の超仕上方法に
おいて、前記軌道面の垂線に対して前記砥石を前記大径
側開口部の外方側へ傾斜させたことを特徴とする。
が、軌道面の垂線に対して大径側開口部の外方側へ傾斜
されることで、砥石の後端部と、加工軌道面と反対側の
非加工軌道面との干渉が回避され、砥石長の長さ規制が
解除される。これにより、砥石の長尺化が可能になり、
砥石の交換頻度が低減される。そして、砥石後端部が干
渉しなくなるので、例えば、砥石の消耗に応じて長尺の
砥石を順次送り出す砥石送り出し機構の採用も可能にな
る。つまり、装置の自動化の障害が除去される。
記垂線に対する前記砥石の傾斜角度が、ほぼ全ての軸受
で5°〜25°であることが好ましく、軌道面のテーパ
半角が小さいときは10°〜20°であることがより好
ましい。さらに好ましくは、外輪幅が大きいときには1
5°〜20°が良い。
に対する砥石の傾斜角度が5°〜25°の範囲にあるこ
とで、傾斜角度が5°未満の場合に生じる砥石の後端部
と、加工軌道面と反対側の非加工軌道面との干渉が回避
され、且つ傾斜角度が25°を超える場合に生じる砥石
先端部の鋭角化による欠けが防止される。超仕上加工
は、砥石の面圧が加工条件の重要な要因であることが一
般に知られている。このため、加工面における砥石の接
触面積Sが大きくなると面圧を確保するため砥石の加圧
力を増すが、砥石の接触面積Sが大きくなる状況では多
くの場合砥石のワーク(外輪)周方向長さが増えるた
め、砥石の単位長さ(周方向)あたりに砥石に作用する
せん断力への影響は少ない。これに対して、本発明のよ
うに砥石をθ傾けた場合は、図1に示すように、面圧f
は砥石の加圧力Fの分力(軌道面に対して垂直に作用す
る成分;f=Fcosθ/S)となるので、従来以上に
加圧力Fを大きくする必要がある。そして、θが大きく
なるほど、一定の面圧fを得るために加圧力Fを指数関
数的に増す必要がある(θ=25°で、θ=0°のとき
より加圧力Fを10%程度増)。また、本発明によれば
砥石の先端が尖り、せん断力を受ける面積が減るため、
θを大きくすると欠けが生じやすくなる。欠けは、通常
加工時より、加工開始時に砥石が下降しワークと当たる
時に発生しやすい。この時の条件は、粗仕上や仕上加工
時のワークの回転速度や砥石のオシレーション速度や軸
受仕様及び砥石の種類等によって異なるが、砥石を傾斜
させていない時(θ=0°)の加圧力の15%増(θ=
30°)程度までは、砥石は欠けを生じることなくおお
むね良好な状態を維持し、10%増(θ=25°)程度
であれば砥石を安定して使用でき、実用範囲と判断され
る。さらに、θ=20°では、加圧力は6.5%程度増
加するだけでよく、より安定して砥石を用いることがで
きる。
受の外輪を中心軸回りに回転させながら、前記外輪の内
周面に形成されたテーパ状の軌道面に、大径側開口部か
ら挿入した直線状の砥石の先端面を摺動接触させて、前
記軌道面を超仕上げする円錐ころ軸受外輪軌道面の超仕
上装置において、前記軌道面の垂線に対して前記砥石を
前記大径側開口部の外方側へ傾斜させて保持する砥石ホ
ルダを備えたことを特徴とする。
が砥石ホルダに保持されると、保持された砥石が、軌道
面の垂線に対して大径側開口部の外方側へ傾斜されて保
持される。従って、砥石ホルダに砥石をセットするのみ
で、砥石の後端部と非加工軌道面との干渉が回避され
る。これにより、長尺の砥石が使用可能になり、砥石交
換頻度を低減させて装置稼働率が高められる。
ころ軸受の外輪を中心軸回りに回転させながら、前記外
輪の内周面に形成されたテーパ状の軌道面に、大径側開
口部から挿入した直線状の砥石の先端面を摺動接触させ
て、前記軌道面を超仕上げする円錐ころ軸受外輪軌道面
の超仕上装置において、前記軌道面の垂線に対して前記
砥石を前記大径側開口部の外方側へ傾斜させて保持し、
且つ前記先端面の消耗に応じて前記砥石を先端側へ移動
させる自動送り出し機構を備えたことを特徴するもので
あってもよい。
の先端面が磨耗すると、それに応じて砥石が先端側へ移
動され、砥石の有効使用長分が最終部分まで自動で消費
されることになる。従って、短い砥石を頻繁に交換しな
がら行われていた従来作業に比べて砥石交換のための装
置停止時間、及び砥石交換の手間が大幅に削減されるこ
とになる。
記自動送り出し装置が、オシレーションテーブルに設け
られ前記傾斜で前記砥石を収容保持するホルダ部と、該
ホルダ部に設けられ該ホルダ部に収容された砥石を先端
方向へ押圧する加圧・送り出しシリンダと、前記ホルダ
部に設けられ前記砥石の送り出しと共に移動される砥石
磨耗検出ドクと、前記ホルダ部に固設され所定位置に移
動した該砥石磨耗検出ドクによって作動することで前記
砥石の磨耗量を検出する検出手段とを具備したことを特
徴としてもよい。
ダ部に収容された砥石が、XYテーブル及びオシレーシ
ョンテーブルの移動によって軌道面の所定位置に配置さ
れる。そして、ホルダ部に収容された砥石は、非加工軌
道面との干渉が回避された姿勢で先端方向に送り出し自
在となる。この砥石の送り出しは、例えばホルダ部の後
端部に設けられた加圧・送り出し用シリンダによって、
砥石の後端面を押圧することにより可能になる。そし
て、磨耗によって砥石が順次送り出され、砥石と共に移
動した砥石磨耗検出ドクが検出手段の固設位置に達する
と、検出手段が動作し、砥石の所定磨耗量が検出され
て、例えば砥石の交換時期が知らされることになる。
の超仕上方法及び装置の好適な実施の形態を図面を参照
して詳細に説明する。図1は超仕上装置の要部拡大断面
図、図2は砥石の傾斜角度範囲を検証する説明図であ
る。
石33を、軌道面35の垂線37に対して、大径側開口
部39の外方側へ傾斜させて保持する砥石ホルダ41を
備えている。この他、超仕上装置31には、図7に示し
たバッキングプレート5、プッシャーロール7、シュー
9、加圧シリンダ21、オシレーションテーブル23等
が備えられている。また、砥石ホルダ41には砥石クラ
ンプボルト43が螺合され、砥石33は、砥石押さえ板
15(図7参照)を介して砥石クランプボルト43によ
って砥石ホルダ41に固定・固定解除可能となってい
る。
に、(1)式により表すことができる。 B/cosα=GB/cosθ…(1) ここで、 B:外輪幅 GB:砥石のオシレーション方向幅 α:軌道面のテーパ半角 θ:砥石の傾斜角度 である。
計される。そして、(1)式から(2)式が得られる。 GB=B×(cosθ/cosα)…(2) (2)式から、外輪の大径側開口部の内径が一定の場合
は、外輪幅Bが大きいほど、また軌道面のテーパ半角α
が小さいほど、砥石は外輪に接触しやすくなる。現在製
造されている軸受は、おおむね2α=12°〜58°の
範囲に入っている。このような仕様をもとに、砥石が外
輪大径側開口部の内周面に干渉しない傾斜角度θを求め
ると、θ=5°〜25°の範囲とすることでほとんどの
仕様の円錐ころ軸受について干渉が回避できる。さら
に、砥石ホルダやオシレーション振幅の調整による干
渉、外輪寸法の変化を考慮すると、θ=15°〜20°
にすることが望ましい。θ=5°、θ=10°、θ=1
5°等の、傾斜角度θの下限は、砥石後端部と外輪との
干渉を回避するために適切な値である。θ=25°、θ
=20°等の、傾斜角度θの上限は、加工条件により定
まるものである。
の大径側開口部39が小さい場合、砥石33と外輪45
とが干渉することになる。軌道面のテーパ半角と外輪幅
および外輪大径側直径の関係で、幾何学的には砥石を傾
けなくても、砥石と外輪大径側開口部が干渉しないもの
もあるが、砥石の回りにホルダが入るスペース及び砥石
の振幅を確保することを考慮すると、5°以上傾ける必
要がある。一方、θが25°を超えると、砥石33の先
端部分が鋭角となり欠け易くなる。
5°が好適な範囲となる。なお、本明細書では、傾斜角
度θが17°とされている。また、(1)式の関係か
ら、揺動は±1.5mmの振幅で行うので、砥石33は
軌道面35に対し、オシレーション方向に削り残される
ことはない。通常、砥石幅GBは、外輪幅(軸受幅)B
より若干小さく設計されている(ここではGB=17m
m、B=18.3mm)ので、揺動振幅を適切に設定
(例えば3mm、すなわち±1.5mm)することによ
り、軌道面全面を加工することができる。
おいて、バッキングプレート5(以下図7を参照)が回
転されると、シュー9に載置されてプッシャーロール7
に押圧された外輪45が、バッキングプレート5に同期
して回転される。次いで、オシレーションテーブル23
により砥石33が外輪45の内周側へ移動され、加圧シ
リンダ21が駆動されることで、砥石33の先端面が外
輪45の軌道面35(加工軌道面35a)に押圧され
る。この際、砥石33は、軌道面35の垂線37に対し
て17°で傾斜されているため、砥石長さが外輪45の
内径より大きな寸法であっても外輪45との干渉が回避
される。超仕上げによって先端部が磨耗した砥石33
は、加圧シリンダ21が駆動され、砥石33が軌道面3
5から離反されるとともに、オシレーションテーブル2
3が駆動されることにより、外輪45の内周から外方へ
移動される。次いで、砥石クランプボルト43が緩めら
れることで、先端側へ所定長送り出され、再び砥石クラ
ンプボルト43が締められることで、手動によって順次
先端側から送り出されて消費される。
は、砥石33が砥石ホルダ41に保持されると、保持さ
れた砥石33が、軌道面35の垂線37に対して大径側
開口部39の外方側へ傾斜されて保持される。従って、
砥石ホルダ41に砥石33をセットするのみで、砥石3
3の後端部と、加工軌道面35aと反対側の非加工軌道
面35bとの干渉が回避される。これにより、砥石長の
長さ規制が解除され、砥石33の長尺化が可能になり、
砥石33の交換頻度が低減される。そして、砥石後端部
が干渉しなくなるので、例えば、砥石33の消耗に応じ
て長尺の砥石を順次送り出す砥石送り出し機構の採用も
可能になる。つまり、装置の自動化の障害を除去するこ
とができる。
°の範囲にすることで、傾斜角度が5°以下の場合に生
じる砥石33の後端部と、加工軌道面35aと反対側の
非加工軌道面35bとの干渉が回避され、傾斜角度が2
5°を超える場合に生じる砥石先端部の鋭角化による欠
けを防止することができる。
の形態を説明する。図3は他の実施の形態による自動送
り出し装置の要部拡大断面図、図4は砥石落下止めの一
構成例を示す図、図5は図3に示した自動送り出し装置
の砥石交換状況の説明図である。この実施の形態による
超仕上装置51は、砥石33を軌道面35の垂線37に
対して大径側開口部39の外方側へ傾斜させて保持し、
且つ砥石先端面の消耗に応じて砥石33を先端側へ移動
させる自動送り出し装置53を備えている。
加圧・送り出しシリンダ57、加圧治具72、砥石磨耗
検出ドク59、検出手段61とからなる。ホルダ部55
は、オシレーションテーブル63に固設され、オシレー
ションテーブル63の駆動によって、軌道面35と平行
に移動されるようになっている。また、オシレーション
テーブル63は、XYテーブル65に固設され、図3の
矢印a,b方向に移動されるようになっている。なお、
砥石33の軌道面35への傾斜調整は、XYテーブル6
5の旋回機構によって行われる。即ち、XYテーブル6
5には図示しないθテーブル等が設けられ、このθテー
ブルを回動動作させることによって図3中の矢印c方向
への揺動が可能となっている。
れ、砥石収容部67には砥石33が直線方向に移動自在
に収容されるようになっている。ホルダ部55の先端側
には砥石落下止69が設けられている。砥石落下止69
は、図4に示すように、例えばホルダ部55の外壁から
砥石収容部67へ貫通するネジ孔75と、このネジ孔7
5に回転自在に螺合される調整ネジ77と、このネジ孔
75に収容されて一部分がこのネジ孔75から砥石収容
部67へ突出する押圧子81と、この押圧子81と調整
ネジ77との間に配設される圧縮バネ83とからなる。
従って、砥石収容部67内に収容された砥石33は、圧
縮バネ83によって付勢された押圧子81が当接するこ
とで、砥石収容部67からの落下が規制されている。ま
た、この落下規制力は、調整ネジ77の回動によって調
節可能となる。
55の後端側に設けられ、駆動軸57aが、砥石収容部
67の長手方向に伸縮されるようになっている。つま
り、この駆動軸57aの伸長によって砥石33を先端方
向に押圧し、砥石33を送り出すようになっている。ま
た、加圧・送り出しシリンダ57は、後端部57bがピ
ン71によってホルダ部55に揺動自在に取り付けら
れ、図5(a)に示すように、駆動軸57aを後退させ
た状態でピン71を中心に揺動されることで、駆動軸5
7aが砥石収容部67から退避されるようになってい
る。
7aとの間に、加圧治具72が挿入されている。加圧治
具72は、砥石33を砥石収容部67にセットした後に
挿入され、砥石33と駆動軸57aとの間に配設され
る。加圧治具72には砥石磨耗検出ドク59が突設さ
れ、砥石磨耗検出ドク59はホルダ部55の壁部を貫通
して形成された長溝73から、ホルダ部55の外部へ突
出されている。従って、砥石33の先端部が磨耗すれ
ば、砥石33の送り出しと共に砥石磨耗検出ドク59も
ホルダ部外部でホルダ部55の先端側へ移動されるよう
になっている。
1が設けられている。この検出手段61と砥石磨耗検出
ドク59との位置関係は、砥石33が磨耗により所定長
さとなった場合に、図5(b)に示すように両者が接触
する距離にある。検出手段61としては、砥石磨耗検出
ドク59の接触により作動するセンサ、リミットスイッ
チ等を用いることができる。この検出手段61は、例え
ば超仕上装置51の制御部に電気的に接続される。制御
部は、この検出手段61からの検出信号が入力されるこ
とで、砥石磨耗警報等を出力するようになっている。な
お、検出手段61は非接触で砥石摩耗検出ドグ59を検
出する光センサであってもよい。
の、砥石33の交換手順を説明する。砥石33が所定長
さとなり、砥石磨耗検出ドク59が接近することにより
検出手段61が砥石磨耗検出ドク59を検出すると、新
たな加工サイクルに入らずに、ホルダ部55及びオシレ
ーションテーブル63全体が、外輪45から離れるよう
に上昇・スライド(図では右方)してインデックスされ
る。次いで、加圧・送り出しシリンダ57を図5(a)
に示すように、加圧・送り出しシリンダ57の駆動軸5
7aを後退させた後に手で旋回させ、加圧治具72をさ
らに押し込んで残っている磨耗した砥石33を排出す
る。そして、加圧治具72を上方に引き抜き、新しい砥
石33をホルダ部55の砥石収容部67に挿入する。こ
の砥石33を定められた量だけホルダ部55より延出
し、加圧治具72、加圧・送り出しシリンダ57をセッ
トして砥石33の交換が完了する。
は、ホルダ部55に収容された砥石33が、オシレーシ
ョンテーブル63及びXYテーブル65の移動によっ
て、軌道面35の所定位置に配置される。そして、ホル
ダ部55に収容された砥石33は、非加工軌道面との干
渉が回避された姿勢で、先端方向に送り出し自在とな
る。この砥石33の送り出しは、ホルダ部55の後端部
に設けられた加圧・送り出しシリンダ57によって、砥
石33の後端面を押圧することにより行われる。そし
て、磨耗によって砥石33が順次送り出され、砥石33
と共に移動した砥石磨耗検出ドク59が検出手段61の
固設位置に達すると、検出手段61が動作し、砥石33
の所定磨耗量が検出される。これによって、砥石の交換
時期が知らされることになる。
石33の有効使用長分が、最終部分まで自動で消費され
ることになる。これにより、短い砥石を頻繁に交換しな
がら行われていた従来作業に比べて、砥石交換のための
装置停止時間、及び砥石交換の手間を大幅に削減させる
ことができる。実際の加工条件の一例を以下に示す。 〔加工条件〕 1.ワーク(円錐ころ軸受外輪:名番R59Z−7) ・外径:φ88mm ・大径側内径:φ85mm ・軌道面のテーパ角2α:31.5° ・幅:18.3mm 2.砥石(WA1200) ・断面寸法:12×17mm ・従来方法の傾斜角度:垂線に対して0° ・本発明に係る方法の傾斜角度:垂線に対して17° ・揺動速度(前後) 粗仕上げ:1930cpm 仕上げ :970cpm 振幅:3mm 3.トータル時間 ・30sec
間を意味し、30secは粗仕上と仕上加工とワークの
ローディングを含むトータル時間である。粗仕上の時間
と仕上加工の時間の比は約1:(0.5〜1)である。
この比はワークの仕上条件に依存し、取代を大きくする
場合は粗仕上の比率を大きくし、仕上面を良くする場合
は仕上加工の比率を大きくする。通常、砥石の面圧と磨
耗との間には、次のような関係がある。すなわち砥石
は、ある面圧(臨界圧)を越えると、磨耗が指数関数的
に急激に増加する。粗仕上は、臨界圧以上の面圧で超仕
上を行って取代(超仕上によるワークの除去量)をと
り、仕上加工は、臨界圧以下の面圧で超仕上を行って粗
さを良くする。粗仕上時は、面圧を大きくし交差角を大
きくして、仕上加工時は面圧および交差角を粗仕上時よ
り小さくする。これに対応して、砥石の磨耗量は、粗仕
上時に多く、仕上加工時に少なくなる。通常、粗仕上も
仕上加工も同一の砥石を用いて行っており、本実施の形
態でも同一の砥石を用いて行った。なお、粗仕上と仕上
加工とで異なる砥石を用いる場合にも、本発明は適用可
能であり、粗仕上のように砥石の磨耗量が多い工程を含
む加工に本発明を用いると有効である。
移動して加工を続けるが、砥石クランプボルト等によっ
て砥石を保持できなくなる前に砥石を交換する必要があ
る。従来方法では砥石の長さを、円錐ころ軸受の大径側
内径より小さくし、かつインデックスする必要から50
mm程度にしてあり、クランプ位置が砥石後端部から約
10mmであった。そして、砥石長さが約15mmにな
った時(約35mm磨耗した時;加工個数約1700
個)に、砥石を交換していた。これに対し、本発明にお
いては、長尺の砥石を用いることができ、例えば約10
0mmの砥石を用いることにより、交換までの砥石の磨
耗量を約85mmとして、交換までの加工量を約420
0個、すなわち従来の約2.5倍とすることができる。
例を示す。表1から明らかなように、本発明によれば、
軌道面のテーパ角度2α=12°〜58°の円錐ころ軸
受に対し、傾斜角度をθ=5°〜25°として砥石後端
部と外輪との干渉を避けつつ加工を行える。実施例にお
いては、軌道面のテーパ半角と外輪幅および外輪大径側
直径の関係で、幾何学的には砥石を傾けなくても砥石と
外輪大径側開口部が干渉しないものもあるが、砥石の回
りにホルダが入るスペース及び砥石の振幅を確保するこ
とを考慮すると、5°以上傾ける必要がある。そして、
砥石には従来の砥石より2〜4倍の長さのものを用いる
ことができ、砥石交換までに製品を従来の1.5〜9倍
多く加工することができる。実施例1では、砥石交換ま
での加工量が従来の2.5倍であるが、実施例2、3で
は、4〜9倍となる。
加工された軌道面の真円度を比較した結果を説明する。
図6は従来方法により加工された軌道面の真円度を
(a)、本発明に係る方法により加工された軌道面の真
円度を(b)で示した比較説明図である。
従来方法で得られた軌道面の真円度が1.3μm、図6
(b)に示す本発明に係る方法で得られた軌道面の真円
度が0.8μmで、従来方法に対し、本発明に係る方法
によっても真円度が同等以上の精度となることが見知さ
れた。
る円錐ころ軸受の超仕上方法によれば、砥石を、軌道面
の垂線に対して大径側開口部の外方側へ傾斜させたの
で、砥石の後端部と、加工軌道面と反対側の非加工軌道
面との干渉を回避させることができ、砥石長の長さ規制
を解除することができる。この結果、砥石の長尺化が可
能になり、砥石の交換頻度を低減させ、作業性を高める
ことができる。また、従来使用不能となって廃棄された
クランプ部分も消費可能になり経済性を高めることがで
きる。さらに、砥石後端部が干渉しなくなり、砥石を長
尺化できるので、砥石送り出しの自動化も実現可能にな
る。
る。
拡大断面図である。
の説明図である。
(a)、本発明に係る方法により加工された軌道面の真
円度を(b)で示した比較説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 円錐ころ軸受の外輪を中心軸回りに回転
させながら、前記外輪の内周面に形成されたテーパ状の
軌道面に、大径側開口部から挿入した直線状の砥石の先
端面を摺動接触させて、前記軌道面を超仕上げする円錐
ころ軸受の超仕上方法において、 前記軌道面の垂線に対して前記砥石を前記大径側開口部
の外方側へ傾斜させたことを特徴とする円錐ころ軸受の
超仕上方法。 - 【請求項2】 円錐ころ軸受の外輪を中心軸回りに回転
させながら、前記外輪の内周面に形成されたテーパ状の
軌道面に、大径側開口部から挿入した直線状の砥石の先
端面を摺動接触させて、前記軌道面を超仕上げする円錐
ころ軸受の超仕上装置において、 前記軌道面の垂線に対して前記砥石を前記大径側開口部
の外方側へ傾斜させて保持する砥石ホルダを備えたこと
を特徴とする円錐ころ軸受の超仕上装置。 - 【請求項3】 前記砥石の長さが前記外輪大径側開口部
の直径より大きく、前記砥石ホルダは、前記砥石の先端
面が摺動接触する加工軌道面とは反対側の非加工軌道面
と前記砥石の後端部とが干渉しないように前記砥石を傾
斜させて保持する請求項2に記載の円錐ころ軸受の超仕
上装置。 - 【請求項4】 前記砥石ホルダは、前記軌道面の垂線に
対する前記砥石の傾斜角度が5°〜25°となるように
前記砥石を傾斜させて保持する請求項2又は3に記載の
円錐ころ軸受の超仕上装置。 - 【請求項5】 前記砥石の先端面の消耗に応じて前記砥
石を先端側へ移動させる自動送り出し機構を備えた請求
項2〜4のいずれかに記載の円錐ころ軸受の超仕上装
置。 - 【請求項6】 前記自動送り出し機構は、オシレーショ
ンテーブルに設けられ前記傾斜で前記砥石を収容保持す
るホルダ部と、該ホルダ部に収容された砥石を先端方向
へ押圧する加圧・送り出しシリンダと、前記砥石の送り
出しと共に移動される砥石磨耗検出ドクと、所定位置に
移動した前記砥石磨耗検出ドクによって作動することで
前記砥石の磨耗量を検出する検出手段とを備えた請求項
5に記載の円錐ころ軸受の超仕上装置。
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