JP2002325942A - パチンコ遊技機の制御装置 - Google Patents

パチンコ遊技機の制御装置

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JP2002325942A
JP2002325942A JP2001131100A JP2001131100A JP2002325942A JP 2002325942 A JP2002325942 A JP 2002325942A JP 2001131100 A JP2001131100 A JP 2001131100A JP 2001131100 A JP2001131100 A JP 2001131100A JP 2002325942 A JP2002325942 A JP 2002325942A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源投入時の各制御基板の初期化タイミング
がずれることなく、各制御手段を個別に初期化すること
ができると共に、各制御手段における演算処理手段の誤
動作に即座に対応することができるパチンコ遊技機の制
御装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 パチンコ遊技機の電源スイッチ14投
入時に、電源ユニット10内部の電源監視回路16より
各制御基板へパワーオン・リセット信号を出力し、各制
御基板内のOR回路36を介して各CPU32のリセッ
ト端子へ同じタイミングで入力し、各CPU32で、パ
ワーオン・リセット信号を受けてそれぞれのCPU32
を初期化する。各制御基板の監視回路34では、各CP
U32から出力される定期的な信号の監視を行い、該定
期的な信号が途絶えたり又は、間延びした場合に、OR
回路36を介してリセット信号を各CPU32のリセッ
ト端子に出力することよって各CPU32の初期化を行
なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機の
制御装置にかかり、特に、誤動作発生を正常動作に復帰
させるためのパチンコ遊技機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子回路集積技術の向上に伴い、
マイクロコンピュータ関連の電子部品はあらゆる分野に
普及している。これらの電子部品は極めて高い密度で集
積してあるため、小さな環境変化が前記電子部品、特に
マイクロコンピュータに大きな影響を与え、暴走、ルー
プ減少などの誤動作を発生させる。そこで、マイクロコ
ンピュータには通常環境の使用における上記誤動作の対
策を施してある。
【0003】例えば、特開平10−249032号公報
に記載の技術では、表示基板内にCPU及び監視回路を
設け、監視回路によって、CPUからのウォッチドッグ
タイマパルスが途絶するか、あるいは周期が変化する
と、CPUに入力するリセット信号のレベルをローから
ハイに変化させてCPUをリセットスタートさせ、何ら
かの理由でCPUが暴走しても、監視回路からのリセッ
ト信号によってCPUをリセットすることが提案されて
いる。
【0004】また、特許第2832599号に記載の技
術では、正否信号が所定時間(10ms)より長い時間
入力されないときのみ、制御基板内に設けられた演算監
視手段によって、演算処理手段のリセット端子にリセッ
ト信号を入力し、リセット端子に接続された電源電圧監
視手段により電源電圧が所定値から外れたときに、リセ
ット信号をリセット端子に入力することにより、電源投
入時、電圧降下時またはCPUの暴走時等に演算処理手
段を初期化することが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パチンコ遊技機の制御装置では、複数基板の各々にCP
Uが設けられているとき、各制御基板内部に個別に電源
電圧監視手段を設けると、リセットを行なうに際して各
制御基板毎にリセットタイミングがばらつく可能性があ
る。主制御基板と図柄表示基板を例にとると、監視回路
内の素子のばらつきにより主制御基板のリセットパルス
のタイミングがばらつき、そのため図柄表示基板よりも
先にリセット解除される可能性がある。この場合には、
先ず主制御基板は図柄表示基板へ初期コマンドを送信す
る。ところが図柄表示基板がまだリセット期間中である
ためこのコマンドを受信することができずに取りこぼし
てしまう事態が考えられる。
【0006】そこで、電源電圧監視回路を各制御基板か
ら独立させ共通にする(例えば、共通電源内部に設け、
そこから一括にリセット信号を出力する)といった対応
策が考えられるが、単に電源電圧監視回路を独立させ共
通にするだけでは、各制御基板のCPUの暴走監視を独
立に行なうことが難しい、という問題がある。
【0007】本発明は、上記問題を解決すべく成された
もので、電源投入時の各制御基板の初期化タイミングが
ずれることなく、各制御手段を個別に初期化することが
できると共に、各制御手段における演算処理手段の誤動
作に即座に対応することができるパチンコ遊技機の制御
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、パチンコ遊技機の電源を供
給する電源供給手段と、前記電源の投入時に初期化命令
を実行させるための初期化信号を出力する電源監視手段
と、パチンコ遊技機の種々の動作を行なうための命令信
号を出力する主演算処理手段と、前記主演算処理手段よ
り出力される所定信号に基づいて、前記主演算処理手段
の動作の正否を監視し、監視結果に基づいて前記初期化
信号を出力する主演算処理監視手段と、前記電源監視手
段又は前記主演算処理監視手段より出力される前記初期
化信号に基づいて、前記主演算処理手段を初期化する主
演算初期化手段と、を備えた主制御手段と、前記命令信
号に応じてパチンコ遊技機の各機能に対して制御を行な
う副演算処理手段と、前記副演算処理手段より出力され
る所定信号に基づいて、前記副演算処理手段の動作の正
否を監視し、監視結果に基づいて前記初期化信号を出力
する副演算処理監視手段と、前記電源監視手段又は前記
副演算処理監視手段より出力される前記初期化信号に基
づいて、前記副演算処理手段を初期化する副演算初期化
手段と、を備えた副制御手段と、を備えることを特徴と
している。
【0009】請求項1に記載の発明によれば、パチンコ
遊技機の電源供給は、電源供給手段によって行なわれ
る。この時、電源の投入時には、電源監視手段により初
期化命令を実行させるための初期化信号が出力される。
【0010】また、主制御手段における主演算処理手段
では、パチンコ遊技機の種々の動作を行なうための命令
信号が出力される。すなわち、主演算処理手段によっ
て、パチンコ遊技機の種々の動作が統括制御される。
【0011】そして、主制御手段の主演算処理監視手段
では、主演算処理手段より出力される所定信号に基づい
て主演算処理手段の動作が監視され、監視結果に基づい
て初期化命令を実行させるための初期化信号が出力され
る。例えば、主演算処理手段より定期的に出力される信
号を主演算処理監視手段によって監視し、定期的に出力
される信号が途絶えたり、間延びしたりした場合に、初
期化信号を出力することによって主演算処理手段の正否
を監視することが可能である。
【0012】また、主制御手段の主演算初期化手段で
は、電源監視手段または主演算監視手段より出力される
初期化信号に基づいて、主演算処理手段が初期化され
る。すなわち、電源投入時や主演算処理手段が正常に機
能しない時には、主演算処理手段が初期化される。
【0013】副制御手段では、主演算処理手段より出力
される命令信号に応じてパチンコ遊技機の各機能に対し
て制御が行なわれる。すなわち、主演算処理手段より出
力される命令信号に基づいて、副演算処理手段によっ
て、装飾ランプの制御、効果音の制御、パチンコ球の発
射制御、パチンコ球の払出制御等のパチンコ遊技機の各
機能の制御が行なわれる。
【0014】そして、副制御手段の副演算処理手段で
は、主制御手段と同様に、副演算処理手段より出力され
る所定信号に基づいて副演算処理手段の動作が監視さ
れ、監視結果に基づいて初期化命令を実行させるための
初期化信号が出力され、副制御手段の副演算初期化手段
で、電源監視手段または副演算監視手段より出力される
初期化信号に基づいて、副演算処理手段が初期化され
る。すなわち、副制御手段においても、電源投入時や副
演算処理手段が正常に機能しない時には、副演算処理手
段が初期化される。
【0015】従って、電源監視手段を各制御手段(主制
御手段及び副制御手段)から独立させて共通とすること
により、各制御手段の電源投入時の初期化タイミングの
ばらつきを防止することができ、各制御手段における初
期化(主演算処理手段及び副演算処理手段の初期化)を
一括で共通に初期化することができる。
【0016】さらに、各制御手段における演算初期化手
段(主演算初期化手段及び副演算初期化手段)によっ
て、電源監視手段より出力される初期化信号または演算
処理監視手段(主演算処理監視手段及び副演算処理監視
手段)より出力される初期化信号に基づいて、それぞれ
の演算処理手段が初期化されるので、それぞれの制御手
段における演算処理手段の暴走などの誤動作を各制御手
段単位で復旧することができる。
【0017】従って、電源投入時の各制御基板の初期化
タイミングがずれることなく、各制御手段を個別に初期
化することができると共に、各制御手段における演算処
理手段の誤動作に即座に対応することができるなお、各
制御手段における演算初期化手段(主演算初期化手段及
び副演算初期化手段)は、OR回路によって実現可能で
ある。
【0018】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記電源監視手段より出力される初期
化信号の出力タイミングを、前記主演算初期化手段への
出力タイミングと前記副演算初期化手段への出力タイミ
ングとで調整するタイミング調整手段をさらに備えるこ
とを特徴としている。
【0019】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明において、タイミング調整手段をさらに備
えることにより、電源監視手段より出力される初期化信
号の出力タイミングを、主演算初期化手段と副演算初期
化手段とで異なるように調整することが可能となり、副
演算初期化手段よりも遅いタイミングになるように、主
演算初期化手段への電源監視手段より出力される初期化
信号の出力タイミングを調整することにより、副演算処
理手段の初期化が先になされるので、副制御手段の副演
算処理手段が初期化中であるのに、主制御手段の主演算
処理手段より前記命令信号が出力され、副制御手段で該
命令信号を受信することができずに取りこぼしてしまう
事態を防止することができる。
【0020】なお、タイミング調整手段としては、請求
項3に記載の発明のように、副演算初期化手段への電源
監視手段からの初期化信号の出力タイミングよりも主演
算初期化手段への電源監視手段からの初期化信号の出力
タイミングが遅れるようにタイミングを遅延する遅延手
段を用いるようにしてもよい。
【0021】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の発明において、前記副演算
処理手段は、前記主演算初期化手段より出力される初期
化信号に基づいて、前記副演算処理手段による制御を一
時中断し、前記主演算処理手段の初期化の終了と共に、
前記副演算処理手段による制御を再開することを特徴と
している。
【0022】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
乃至請求項3の何れか1項に記載の発明において、副演
算処理手段が、主演算初期化手段より出力される初期化
信号に基づいて、副演算処理手段による制御を一時中断
し、主演算処理手段の初期化の終了と共に、副演算処理
手段による制御を再開することにより、主演算処理手段
が正常に機能せずに初期化を行なっている場合には、副
演算処理手段による制御が一時中断されるので、主演算
処理手段より出力される命令信号と副演算処理手段で行
なわれている制御とが対応がとれなくなってしまうこと
を防止することができる。
【0023】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4の何れか1項に記載の発明において、前記電源供
給手段、前記主制御手段、及び前記副制御手段のそれぞ
れは、前記電源供給手段より供給される電源の電流の大
きさに応じた電源接続手段と、前記主演算監視手段及び
前記副演算監視手段より出力される初期化信号の電流の
大きさに応じた初期化信号接続手段と、を用いて接続す
ることを特徴としている。
【0024】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4の何れか1項に記載の発明において、電源供給手
段、主制御手段、及び副制御手段のそれぞれは、電源供
給手段より供給される電源の電流の大きさに応じた電源
接続手段と、各演算監視手段より出力される初期化信号
の電流の大きさに応じた初期化信号接続手段と、を用い
て接続し、電源用と初期化信号用の接続をそれぞれ専用
にする。すなわち、電源用の接続は比較的大きな電流が
流れるので電源の大きさに応じた大きさ容量の接続端子
等の接続手段が必要であるが、これを初期化信号用と共
用すると、初期化信号は比較的微小電流であるので、接
続手段の接触抵抗が大きくなり、接続不良となる可能性
があるが、これを防止することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1には、本実施の形態に係るパ
チンコ機110が示されている。このパチンコ機110
は、矩形の枠体113でその外形が構成されており、店
側のベース面115に支持されている。また、枠体11
3には、装飾版113A、スピーカ162、キーシリン
ダ113B等が配設されている。
【0026】枠体113の内側正面には、透明ガラス板
110Aがガラス枠110Bに嵌め込まれた状態で配設
されている。この透明ガラス板110Aで仕切られた内
側領域には、遊技盤111が配設されている。また、こ
の遊技盤111における円弧状のレール112で囲まれ
た領域が遊技領域であるゲージ部114とされている。
【0027】図2に示される如く、ゲージ部114に
は、全面に渡って複数の釘116が打ち込まれ、レール
112を通って打ち出されたパチンコ球がこの釘116
に当たって跳ねたり、釘116によって形成される案内
路に案内されながら、落下していくようになっている。
また、この釘116の他、ゲージ部114に向かって左
右対称の位置には、風車118が取り付けられており、
パチンコ球を予期しない方向へ方向転換させるようにな
っている。
【0028】さらに、ゲージ部114には複数の位置に
入賞口120が設けられ、この入賞口120にパチンコ
球が入ることにより、所定数のパチンコ球が遊技者に払
い出されるようになっている。
【0029】このようなゲージ部114は、ほぼ左右対
称系とされており、この中央部には図柄表示装置として
の電動役物ユニット122が配置され、その表示部12
4が露出されている。この表示部124の下方には電動
役物ユニット122を始動するための特別図柄始動入賞
口126が設けられている。
【0030】特別図柄始動入賞口126のさらに下方に
は、大入賞口128が配置され、この大入賞口128を
開閉する開閉部材129は、前記電動役物ユニット12
2での所謂当りの表示状態で所定時間開放され、大量の
パチンコ球を入賞させることができる構成となってい
る。
【0031】なお、この特別図柄始動入賞口126に入
賞したパチンコ球は、最大4球分保留され、電動役物ユ
ニット122による抽選結果の案内が終了した時点で、
保留された分が消化されるようになっている。
【0032】また、ゲージ部114には、普通図柄始動
入賞口130が設けられおり、普通図柄始動入賞口13
0にパチンコ球が入賞すると、図示しない普通図柄表示
部の表示が変動し、所定当り数字になると、前記特別図
柄始動入賞口126に設けられた可動部としての電動チ
ューリップ134が所定時間開放するようになってい
る。この電動チューリップ134の開放により、特別図
柄始動入賞口126への入賞の確率が物理的に高まるこ
とになる。
【0033】図1に示される如く、上記ゲージ部114
の下部、すなわち、透明ガラス板110Aの下部は、パ
ネル部140とされ、その上部パネル140Aには上皿
141が設けられ、下部パネル140Bには、発射装置
の操作部としてのハンドル136と、上皿141から落
下するパチンコ球を受ける下皿138とが設けられてい
る。なお、下部パネル140Bには、灰皿143も設け
られている。
【0034】ハンドル136は、前記パネル140の内
部から突出された回転軸に取付けられており、この回転
軸を中心に回転可能とされている。すなわち、遊技者が
このハンドル136を把持して回転することで、発射装
置が稼動すると共に、前記回転角度に基づいて発射強度
が設定されるようになっている。なお、この回転には、
復帰付勢力が付与されており、遊技者が手を離すと自動
的に元の回転位置に戻る構造となっている。
【0035】図3には、パチンコ遊技機の各種制御を行
なう制御系のブロック図を示す。図3に示すように、パ
チンコ遊技機の制御系には、各種制御基板内部で使用す
る各種電源(例えば、DC24V、DC12V、DC5
V、停電時用バックアップ電源等)を生成し、生成した
電源を供給する電源ユニット10が設けられており、各
種制御基板に電源が供給されるように構成されている。
【0036】電源ユニット10には、上記電源を生成す
るためのAC24V電源を得るための電源プラグ12が
設けられ、該電源プラグ12から得られるAC24V電
源から上記各種電源が生成されるようになっている。さ
らに電源ユニット10には、パチンコ遊技機の動作の開
始/停止を行なう電源スイッチ14が接続されており、
該電源スイッチ14によってパチンコ遊技機の動作の開
始/停止が行なわれるようになっている。
【0037】電源ユニット10には、さらに、電源監視
回路16が設けられており、電源スイッチ14がオンす
ると電源監視回路16より各制御基板へパワーオン・リ
セット信号が出力されるようになっている。
【0038】電源ユニット10に接続された各種制御基
板は、図3に示すように、主制御基板20を中心とし
て、払出制御基板22、図柄表示制御基板24、ランプ
制御基板26、音声制御基板28等、機能毎に分類され
た各種制御基板が接続されている。なお、以下、払出制
御基板22、図柄表示制御基板24、ランプ制御基板2
6、音声制御基板28等の制御基板を総称する場合、副
制御基板30という。
【0039】また、主制御基板20は本発明の主制御手
段に相当し、副制御基板30は本発明の副制御手段に相
当する。
【0040】また、主制御基板20並びに副制御基板3
0は、図示しない管理制御基板を介してパチンコ店側の
ホールコンピュータに接続することにより、パチンコ遊
技機の可動状況を管理することも可能となっている。
【0041】主制御基板20には、遊技に関する基本的
なプログラムが記憶されており、この主制御基板20か
らの命令信号(例えば、図3に示す音声コマンド、ラン
プコマンド、図柄表示コマンド、払出コマンド等)に基
づいて、その他の副制御基板30が独自に各機能を実行
する。すなわち、主制御基板20は基本的に命令を出力
するのみで、その結果等のフィードバックは受けない構
成となっている。
【0042】払出制御基板22は、パチンコ遊技機の払
い出し数を制御するものであり、音声制御基板28は、
パチンコ遊技機に設けられたスピーカ162からの効果
音等の出力を制御する。また、ランプ制御基板26は、
パチンコ遊技機に取り付けられた電飾部材の点灯・消灯
を制御する。
【0043】図柄表示制御基板24は、主制御基板20
からの命令信号に基づいて、所定の演出効果をもたらす
表示を実行する。なお、この図柄表示制御基板24は、
普通図柄表示部も制御する。
【0044】主制御基板20及び副制御基板30のそれ
ぞれの制御基板には、CPU32が設けられており、各
CPU32によって上述の各制御基板毎の制御がなされ
るようになっている。各CPU32にはそれぞれCPU
32の動作を監視する監視回路34が接続されており、
CPU32から監視回路34に定期的な信号が出力され
るようになっている。
【0045】なお、主制御基板20におけるCPU32
が本発明の主演算処理手段に相当し、主制御基板20に
おける監視回路34が本発明の主演算処理監視手段に相
当し、副制御基板30におけるCPU32が本発明の副
演算処理手段に相当し、副制御基板30における監視回
路34が本発明の副演算処理監視手段に相当する。
【0046】監視回路34は前記定期的な信号を監視
し、該信号が途絶えたりまたは、間延びした場合にリセ
ット信号を送出するようになっており、該リセット信号
は、OR回路36の入力側に接続されており、OR回路
36を介してCPU32のリセット端子に接続されてい
る。なお、主制御基板20におけるOR回路36が本発
明の主演算初期化手段に相当し、副制御基板30におけ
るOR回路36が本発明の副演算初期化手段に相当す
る。
【0047】また、それぞれの副制御基板30における
OR回路36の入力側には、さらに電源監視回路16が
接続され、主制御基板20については、タイミング調整
手段38を介して電源監視回路16がOR回路36の入
力に接続されている。
【0048】ところで、電源ユニット10から出力され
る各種電源ラインは電流を多く流す必要があるため、電
源ユニット10の各接続は、電流に耐えうる太いピン径
を有するコネクタを用いる必要がある。また、これに対
してリセット信号は微小電流しか流さないため、電源ユ
ニット10と同じピン径のコネクタを用いたのでは、接
触不良を引き起こす可能性がある。そこで、本実施の形
態では、リセット信号の信頼性を確保するために電源ラ
インとリセット信号用のラインとの接続を異なるコネク
タを用いており、図4に示すように、電源ユニット用の
コネクタ40は、電源ユニット10から出力される電流
に対応した太いピン径を有する電源ユニット用コネクタ
40を用られ、リセット信号用のコネクタ42は、リセ
ット信号の微小電流に対応した細いピン径を有するリセ
ット信号用コネクタ42が用いられている。
【0049】以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0050】パチンコ遊技機の電源スイッチ14が投入
されると、電源ユニット10内部の電源監視回路16よ
り各制御基板へパワーオン・リセット信号が出力され
る。パワーオン・リセット信号は、各制御基板内のOR
回路36を介して各CPU32のリセット端子へ同じタ
イミングで入力される。各CPU32は、パワーオン・
リセット信号を受けてそれぞれのCPU32が初期化さ
れ、その後各CPU32は所定のプログラムに従って動
作が開始される。
【0051】ここで、主制御基板20には、タイミング
調整回路38を介してパワーオン・リセット信号が入力
されるが、タイミング調整回路38で主制御基板20に
入力されるパワーオン・リセット信号の入力タイミング
を調整、例えば、副制御基板30に対して一番最後に入
力するようにタイミングを調整することにより、主制御
基板20から送出されるコマンドを副制御基板30が受
信できずに取りこぼしてしまうことを防止することがな
くなり、パチンコ遊技機全体を正常に動作させることが
できる。
【0052】また、各制御基板の監視回路34では、各
CPU32から出力される定期的な信号の監視が行なわ
れる。そして、各制御基板の監視回路34では、該定期
的な信号が途絶えたり又は、間延びした場合には、OR
回路36を介してリセット信号が各CPU32のリセッ
ト端子に出力され、これによって各CPU32の初期化
が行なわれる。すなわち、不正行為がパチンコ遊技機に
対して行なわれたり、CPU32が暴走した場合には、
CPU32から出力される定期的な信号が途絶えたり、
間延びしたりするので、監視回路34が定期的な信号を
監視することにより、パチンコ遊技機に対する不正行為
やCPU232の暴走等の誤動作に対して迅速に対応す
ることができる。
【0053】すなわち、本実施の形態では、電源ユニッ
ト10に主制御基板20及び副制御基板30ともに共通
の電源監視回路16を設けると共に、各制御基板のCP
U32からの定期的な信号の監視を行なう監視回路34
を各制御基板に設け、各制御基板において、電源監視回
路16又は監視回路34の何れかよりリセット信号がC
PU32に入力されたときに、各制御基板の初期化を行
なうようにすることにより、各制御基板毎にリセットタ
イミングがばらつくことなく、各制御基板のCPU32
の誤動作の監視を独立に行なうことができるようにな
る。
【0054】また、本実施の形態では、電源ユニット用
のコネクタ40に用いるピン径と、リセット信号用のコ
ネクタ42に用いるピン径をそれぞれに応じたピン径と
することにより、接触不良等を招くことなく、リセット
信号の信頼性を確保することができる。
【0055】なお、主制御基板20と払出制御基板30
は、図5に示すように構成してもよい。すなわち、上記
の実施の形態に対して、主制御基板20の監視回路34
から出力されるリセット信号を払出制御基板22のCP
U32に入力し、主制御基板20のCPU32よりリセ
ット信号が出力された場合に、払出制御基板22による
払出制御を一旦中断するように構成する。なお、払出制
御基板22には、賞球払出ソレノイド44が接続されて
おり、主制御基板20より送出される払出コマンドに応
じて賞球払出ソレノイド44を駆動し、払出コマンドに
対応する数の賞球を遊技者へ払い出すようになっている
と共に、賞球計数スイッチ46が払出制御基板22のC
PU32及び主制御基板20のCPU32に接続されて
おり、払い出された球をカウントする度にカウント信号
を主制御基板20及び払出制御基板22の双方へ送出す
るようになっている。
【0056】このように構成することにより、主制御基
板20では、盤面に設けられた入賞口(入賞口120、
特別図柄始動入賞口126等を含む入賞口)によりパチ
ンコ球の入賞を検出すると、入賞した入賞口に対応する
払出数を表す払出コマンドが払出制御基板22に送出さ
れ、払出制御基板22では、払出コマンドを受けて払出
が可能な状態の場合、払出制御基板22のCPU32に
接続された払出ソレノイド44を駆動し、主制御基板2
0から送られた払出コマンドに対応する数のパチンコ球
の賞球を遊技者へ払い出す。
【0057】例えば、主制御基板20が10個賞球の入
賞口への入賞を検出したら払出制御基板22へ10個賞
球を表す払出コマンドを送出し、払出コマンドを受信し
た払出制御基板22では、図示しない賞球払出装置内の
賞球払出ソレノイド44を駆動してパチンコ球の払い出
しを開始する。賞球計数スイッチ46はこの払い出しさ
れたパチンコ球をカウントする度にカウント信号を主制
御基板20及び払出制御基板22の双方へ出力する。払
出制御基板22では、賞球計数スイッチ46からのカウ
ント信号を10回受けると10個のパチンコ球を払い出
したと判断して賞球払出ソレノイド44の駆動を停止し
てパチンコ球の払い出しを終了する。
【0058】そして、主制御基板20では、自分が送信
した払出コマンド通りにパチンコ球の払い出しが成され
ているかを賞球計数スイッチ46からの信号により監視
し、誤差が発生した場合、エラーを盤面上のランプ等を
用いて報知する。このエラー報知により店側は不正行為
の発見や、賞球払出装置の故障等の発見に役立てること
ができる。
【0059】さらに、パチンコ球の払い出しの最中に主
制御基板20が暴走する場合も考えられるが、その場合
には主制御基板20の監視回路34によってリセット信
号が出力される。これによって、主制御基板20が初期
化される。また、主制御基板20の監視回路34より出
力されるリセット信号は、払出制御基板22のCPU3
2にも出力され、払出制御基板22では、主制御基板2
0のCPU32が暴走を始めてから、リセットされて正
常に動作を始めるまでの間は、払出制御が一時中断され
る。そして、主制御基板20の監視回路34より出力さ
れるリセット信号が途絶えたら、払出制御基板22で
は、主制御基板20のCPU32が正常に復帰したと判
断され、パチンコ球の賞球が再開される。
【0060】従って、上記の実施の形態に対して、主制
御基板20の監視回路34から出力されるリセット信号
を払出制御基板22のCPU32に入力するようにする
ことにより、主制御基板20のCPU32が暴走を始め
てからリセットされて正常に動作を始めるまでの間、賞
球計数スイッチ46からの信号を処理できず払出制御基
板22との間にパチンコ球の計数誤差を生じるのを防止
することができ、ホール側も誤差発生の原因究明等に無
駄な労力を割かずにすむようになる。
【0061】なお、上記の実施の形態では、電源ユニッ
ト10の電源監視回路16から出力されるパワーオン・
リセット信号は、タイミング調整手段38を介して主制
御基板20のOR回路36に入力し、タイミング調整回
路38により、パワーオン・リセット信号の入力を副制
御基板30の各制御基板に対して主制御基板20が一番
最後に入力するように調整したが、図6に示すように、
タイミング調整手段38としては、遅延回路50を用い
るようにしてもよい。すなわち、図3及び図5に示すタ
イミング調整回路38に代えて遅延回路50を設け、パ
ワーオン・リセット信号が所定時間、副制御基板30の
それぞれの制御基板よりも遅れて入力されるようにする
ことにより、上記の実施の形態と同様に、主制御基板2
0から送出されるコマンドを副制御基板30が受信でき
ずに取りこぼしてしまうことを防止することができ、パ
チンコ遊技機全体を正常に動作させることができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
源監視手段を各制御手段から独立させて共通にし、各制
御手段の演算処理手段を監視する演算処理監視手段を各
制御手段に設け、各制御手段において、電源監視手段ま
たは演算処理監視手段より出力される初期化信号に基づ
いて、演算初期化手段によって演算処理手段を初期化す
ることにより、電源投入時の各制御基板の初期化タイミ
ングがずれることなく、各制御手段を個別に初期化する
ことができると共に、各制御手段における演算処理手段
の誤動作に即座に対応することができる、という効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るゲージ部の正面図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機の各
種制御を行なう制御系の概略を示すブロック図である。
【図4】電源ユニット用コネクタとリセット信号用コネ
クタを示す図である。
【図5】主制御基板と払出制御基板のその他の構成を示
すブロック図である。
【図6】主制御基板におけるタイミング調整手段の一例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 電源ユニット 14 電源スイッチ 16 電源監視回路 20 主制御基板 22 払出制御基板 24 図柄表示制御基板 26 ランプ制御基板 28 音声制御基板 30 副制御基板 32 CPU 34 監視回路 36 OR回路 38 タイミング調整手段 40 電源ユニット用コネクタ 42 リセット信号用コネクタ 50 遅延回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ遊技機の電源を供給する電源供
    給手段と、 前記電源の投入時に初期化命令を実行させるための初期
    化信号を出力する電源監視手段と、 パチンコ遊技機の種々の動作を行なうための命令信号を
    出力する主演算処理手段と、前記主演算処理手段より出
    力される所定信号に基づいて、前記主演算処理手段の動
    作の正否を監視し、監視結果に基づいて前記初期化信号
    を出力する主演算処理監視手段と、前記電源監視手段又
    は前記主演算処理監視手段より出力される前記初期化信
    号に基づいて、前記主演算処理手段を初期化する主演算
    初期化手段と、を備えた主制御手段と、 前記命令信号に応じてパチンコ遊技機の各機能に対して
    制御を行なう副演算処理手段と、前記副演算処理手段よ
    り出力される所定信号に基づいて、前記副演算処理手段
    の動作の正否を監視し、監視結果に基づいて前記初期化
    信号を出力する副演算処理監視手段と、前記電源監視手
    段又は前記副演算処理監視手段より出力される前記初期
    化信号に基づいて、前記副演算処理手段を初期化する副
    演算初期化手段と、を備えた副制御手段と、 を備えることを特徴とするパチンコ遊技機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記電源監視手段より出力される初期化
    信号の出力タイミングを、前記主演算初期化手段への出
    力タイミングと前記副演算初期化手段への出力タイミン
    グとで調整するタイミング調整手段をさらに備えること
    を特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機の制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記タイミング調整手段は、前記副演算
    初期化手段への前記出力タイミングよりも前記主演算初
    期化手段への前記出力タイミングが遅れるようにタイミ
    ングを遅延する遅延手段からなることを特徴とする請求
    項2に記載のパチンコ遊技機の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記副演算処理手段は、前記主演算初期
    化手段より出力される初期化信号に基づいて、前記副演
    算処理手段による制御を一時中断し、前記主演算処理手
    段の初期化の終了と共に、前記副演算処理手段による制
    御を再開することを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    何れか1項に記載のパチンコ遊技機の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記電源供給手段、前記主制御手段、及
    び前記副制御手段のそれぞれは、前記電源供給手段より
    供給される電源の電流の大きさに応じた電源接続手段
    と、前記主演算監視手段及び前記副演算監視手段より出
    力される初期化信号の電流の大きさに応じた初期化信号
    接続手段と、を用いて接続することを特徴とする請求項
    1乃至請求項4の何れか1項に記載のパチンコ遊技機の
    制御装置。
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