JP3725772B2 - 遊技機の制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、予め定められたプログラムに従い、入力される検出信号に基づいて当該プログラムに従ったコマンド信号を一方的に出力する主制御基板と、前記主制御基板からの一方的なコマンド信号を受けて、当該電子部品の動作を制御する副制御基板と、を備え、発射される遊技球が遊技盤に設けられた制御起点を通過することで、当該制御起点に基づく遊技が実行される遊技機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来より、遊技機、特にパチンコ機は、その裏面に、パチンコ機としての遊技を一括制御するための主制御基板が設けられ、この主制御基板から一方的に出力されるコマンド信号が、役割分担された複数のサブ(副)制御基板へ送られ、当該サブ制御基板の制御によって、電気部品が制御される。各部サブ制御基板としては、図柄変動パターンを液晶表示させる表示制御基板、遊技盤内に設置されたランプ等の電飾部材の点灯を制御するランプ制御基板、パチンコ球の払出しを制御する払出制御基板、スピーカから出力される効果音や音楽、並びに音声の出力を制御する音声制御基板、前記発射装置の発射を制御する発射制御基板等がある。
【0003】
主制御基板には、予め制御プログラムが記憶されており、この制御プログラムに従って、所定のサブ基板にコマンド信号を送出する。サブ制御基板では、このコマンド信号を受信することで、役割分担された各電子部品の動作を制御する。ここで、通常は、一連の動作制御を主制御基板で監視するのが好ましく、このため、サブ制御基板から主制御基板へ所定の信号をフィードバックする等、相互間で信号のやりとりを行うのが一般的である。
【0004】
ところが、パチンコ機等の遊技機では、不正防止のため、サブ制御基板から主制御基板へのフィードバック信号を送出を制限している。
【0005】
ここで、音声制御基板、ランプ制御基板には変動パターン指定コマンドのみを送出しており、表示制御基板に対しては変動パターン指定コマンドと、通信エラーに関する情報とを送出している。すなわち、音声制御基板及びランプ制御基板には、通信エラーに関する情報を送出していない。
【0006】
このため、図柄変動中のコマンド通信異常状態(通信エラー状態)において、その異常状態は、遊技者並びに遊技場係員に対して伝達する手段として、サブ制御基板側の表示制御基板を制御して、液晶表示器に表示している。
【0007】
しかしながら、上記異常伝達手段では、表示制御基板が暴走していた場合、主制御基板の送信異常による通信不良であるのか、表示制御基板の受信異常によるものかを、外部からは判断できない。
【0008】
また、音声制御基板並びにランプ制御基板には、異常状態を報知する手段が存在しないため、液晶表示器異器以外の手段を介して異常を報知することができず、液晶表示器が故障している場合にも、異常個所を外部から判断することができない。
【0009】
本発明は上記事実を考慮し、通信エラー等の異常を検出し報知する機能を備え、当該異常が発生した場合に、異常を検出し放置する主たる機能が損なわれても、確実に異常の検出、並びにその発生個所を特定することができる遊技機の制御装置を得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、予め定められたプログラムに従い、入力される検出信号に基づいて当該プログラムに従ったコマンド信号を出力する主制御基板と、前記主制御基板からのコマンド信号を受けて、当該電子部品の動作を制御する副制御基板と、を備え、発射される遊技球が遊技盤に設けられた始動入賞口へ入賞することで、当該始動入賞に基づく抽選、並びに抽選結果の報知が実行される遊技機の制御装置であって、前記主制御基板が、前記コマンドの出力に際して、前記副制御基板からの動作状態のフィードバックを受けずに一方的に出力し、前記副制御基板が、前記主制御基板からのコマンド信号に応じて図柄を変動させ、遊技における当り又は外れを遊技者へ視覚的に報知する表示制御基板と、前記表示制御基板の図柄変動に同期してランプを点滅させるランプ制御基板及び前記表示制御基板の図柄変動に同期して音データを出力する音声制御基板の少なくとも一方とを含み、前記主制御基板から出力される図柄変動開始を指令する先のコマンド信号に基づいて、主制御基板による制御動作の時間を計測する計時手段と、前記主制御基板から、図柄変動終了を指令する後のコマンド信号を受信した時点で、前記計時手段による計測時間と、前記先のコマンド信号と後のコマンド信号とのインタバル時間とを比較する比較手段と、
前記比較手段の比較結果に基づいて、エラーの有無と共にエラーの発生箇所を特定する特定手段と、前記特定手段の特定結果を報知する報知手段と、を有することを特徴としている。
【0011】
請求項1記載の発明によれば、単一の副制御基板によって主制御基板からの通信エラー等の異常を検出し、報知する場合、当該異常の検出及び報知の機能を持つ副制御基板が故障等を起こしていると、異常の発生個所の特定ができない。また、報知ができない場合もある。
【0012】
そこで、エラー検出(及び報知)の主となる副制御基板(例えば、表示制御基板)を含め少なくとも2種以上の副制御基板(ランプ制御基板及び/又は音声制御基板)において、主となる副制御基板へ送出する先のコマンド信号(図柄変動開始を指令するコマンド)と、後のコマンド信号(図柄変動終了を指令するコマンド)を送信し、計時手段で計時した制御動作時間と、当該先のコマンド信号と後のコマンド信号との実際のインタバル時間とを比較し、この比較結果に基づいて、エラーの有無とエラーの発生箇所を特定し、計時した副制御基板によって報知する。
【0013】
これにより、主となる副制御基板自体に異常が生じていても、エラーを確実に検出し、かつエラー発生個所を特定できると共に、通常とは別の形態ではあるが、異常の報知を確実に行うことができる。
【0014】
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記表示制御基板が、主制御基板と副制御基板との間の通信エラーを報知する主体であり、前記ランプ制御基板及び音声制御基板の少なくとも一方が、前記表示制御基板への先のコマンド信号及び後のコマンド信号を受信し、制御動作時間を計時することを特徴としている。
【0015】
請求項2に記載の発明によれば、副制御基板の内、表示制御基板では、例えば液晶表示器の動作を制御している。この液晶表示器は、エラーの報知に適合しているため、この表示制御基板で通信エラー等の検出、報知を実行する。
【0016】
一方、ランプ制御基板及び音声制御基板の少なくとも一方には、前記請求項1で説明した計時手段と、比較手段と、特定手段と、報知手段と、の機能を持たせることで、表示制御基板或いはこの表示制御基板で動作制御される液晶表示器等が故障していても、ランプ制御基板及び/又は音声制御基板において、通信エラー等の検出及び発生箇所の特定を行うことができる。
【0017】
また、ランプ制御基板であれば、ランプの点滅や色変化でエラーの報知が可能であり、音声制御基板であれば、音声やブザー等の効果音でエラーの報知が可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1には、本実施の形態に係るパチンコ機110の遊技盤111が示されている。この遊技盤111における円弧状のレール112で囲まれた領域が遊技領域であるゲージ部114とされている。
【0021】
ゲージ部114には、全面に渡って複数の釘116が打ち込まれ(図1では、主要部のみ図示)、レール112を通って打ち出されたパチンコ球がこの釘116に当たって跳ねたり、釘116によって形成される案内路に案内されながら、落下していくようになっている。また、この釘116の他、ゲージ部114に向かって左右対称の位置には、風車118が取り付けられており、パチンコ球を予期しない方向へ方向転換させるようになっている。
【0022】
さらに、ゲージ部114には複数の位置に入賞口120が設けられ、この入賞口120にパチンコ球が入ることにより、所定数のパチンコ球が遊技者に払い出されるようになっている。
【0023】
このようなゲージ部114は、ほぼ左右対称系とされており、この中央部には電動役物ユニット122が配置され、その表示部124が露出されている。この表示部124の下方には電動役物ユニット122を始動するための特別図柄始動入賞口126が設けられている。
【0024】
特別図柄始動入賞口126のさらに下方には、大入賞口128が配置され、前記電動役物ユニット122での所謂当たりの表示状態で所定時間開放され、大量のパチンコ球を入賞させることができる構成となっている。
【0025】
また、ゲージ部114には、普通図柄始動入賞口130と、0〜9までの一桁の数字を表示可能な普通図柄表示部132とが設けられており、普通図柄始動入賞口130にパチンコ球が入賞すると、普通図柄表示部132の表示が変動し、所定当たり数字になると、前記特別図柄始動入賞口126に設けられた電動チューリップ134が所定時間開放するようになっている。この電動チューリップ134の開放により、特別図柄始動入賞口126への入賞の確率が物理的に高まることになる。
【0026】
上記ゲージ部114の下部には、発射装置としてのハンドル136と、パチンコ球を受ける受け皿138とが前面側に設けられたパネル140が設けられている。ハンドル136は、前記パネル140の内部から突出された回転軸に取付けられており、この回転軸を中心に回転可能とされている。すなわち、遊技者がこのハンドル136を把持して回転することで、発射装置が稼動すると共に、前記回転角度に基づいて発射強度が設定されるようになっている。なお、この回転には、復帰付勢力が付与されており、遊技者が手を離すと自動的に元の回転位置に戻る構造となっている。
【0027】
上記ゲージ部114とパネル140とで構成される遊技盤111は、図示しない本体枠の枠内に支持されている。本体枠は、ホールに遊技盤111を取り付けるための基準となっており、先に必要数の本体枠が横並びに複数列ホールに構築され、その後、遊技盤111を背中合わせでそれぞれの本体枠に組付けるようになっている。この背中合わせとなった横並び2列の群を島と称し、ホールは、この複数の島によって構成される。また、これらは、ホールコンピュータ206(図2参照)によって遊技の状態(出球等)が管理される。
【0028】
図2には、パチンコ機110を制御するための制御系の概略が示されている。制御系は、主制御基板150を中心として、払出制御基板152、音声制御基板154、ランプ制御基板156、発射制御基板158、表示制御基板160等、機能毎に分類されている(なお、以下これらを総称する場合副制御基板151という)。
【0029】
主制御基板150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御基板150からの命令信号に基づいて、その他の副制御基板151が独自に実行する。すなわち、主制御基板150は基本的に命令を出力するのみで、その結果等のフィードバックは受けない構成となっている。
【0030】
払出制御基板152は、パチンコ球の払出し数を制御するものであり、音声制御基板154は、パチンコ機110に設けられたスピーカ162からの効果音等の出力を制御する。また、ランプ制御基板156は、パチンコ機110に取り付けられた電飾部材(遊技盤状態表示灯)164の点灯・消灯を制御し、発射制御基板158は、遊技者によるパチンコ球の発射を制御する。
【0031】
表示制御基板160は、前記表示部124が表示ドライバ166を介して接続されており、主制御基板150からの命令信号に基づいて、所定の演出効果をもたらす表示を実行する。また、表示制御基板160は、普通図柄表示部132も制御する。
【0032】
前記主制御基板150には、特別図柄始動入賞口126に設けられた特別図柄入賞センサ168及び普通図柄入賞口130に設けられた普通図柄入賞センサ170、並びに各入賞口12に設けられた入賞センサ172が接続されている。また、この主制御基板150には、電動チューリップ134を開閉させるためのソレノイド174等が接続されている。
【0033】
また、主制御基板150では、特別図柄や普通図柄の抽選がなされ、この抽選結果に基づく表示部124での表示内容を選択し、表示制御部160へ命令信号を出力する。すなわち、表示制御部160には、複数種の命令信号に基づく異なる表示内容のデータが予め記憶されており、命令信号に基づいてデータが選択されて、起動するようになっている。
【0034】
ここで、従来は、主制御基板150から各副制御基板151には、当該副制御基板151に必要なコマンド信号のみを送出していたが、本実施の形態では、副制御基板151としての表示制御基板160へ送出する図柄変動開始を指令するコマンド信号(先のコマンド信号)と、図柄変動終了を指令するコマンド信号(後のコマンド信号)と、をランプ制御基板156と音声制御基板154とにも送出するようにしている。
【0035】
また、ランプ制御基板156及び音声制御基板154には、予め複数種類の図柄変動パターンの変動時間TAが記憶されている。その一例を表1並びに図3に示す。
【0036】
【表1】
Figure 0003725772
【0037】
図4に示される如く、ランプ制御基板156(音声制御基板154)には、TAデータメモリ200が設けられ、上記表1に示す変動時間TAが格納されている。TAデータメモリ200は、比較部202に接続されている。また、この比較部202には、シミュレート部204からの信号が入力される。
【0038】
シミュレート部204には、前記主制御基板150から前記先のコマンド信号及び後のコマンド信号が入力されるようになっており、先のコマンド信号から後のコマンド信号までの時間が図3のようにシミュレート(計測)され、その計測時間が比較部202へ送られるようになっている。
【0039】
TAデータメモリ200では、シミュレート部204から指示されたTAデータを比較部202へ送出する。これにより、比較部202では、記憶された正規のデータと、実測データとが比較され、この比較結果をエラー検出・特定部206へ送出する。エラー検出・特定部206では、通信にエラーがあることを検出すると共に、この時点では主制御基板150からの通信エラーであることとして、報知部208へその旨を報知するようになっている。報知部208は、ランプ制御基板156であれば、ランプの点滅或いは色変化を指示し、音声制御基板154であれば、音声出力或いはブザー等の効果音の出力を指示する。
【0040】
ランプ制御基板156(音声制御基板154)に、上記構成を設けることで、表示制御基板160における制御系の暴走等や、表示部(液晶表示器)124の故障があっても、確実に通信エラーの報知が可能であり、当該エラーの特定(通信エラーなのか、表示制御基板160或いは表示部124のエラーなのか)が可能となる。
【0041】
以下に本実施の形態の作用を図5のフローチャートに従い、制御の全体の流れとして説明する。
【0042】
ステップ250に示すように、特別図柄始動入賞口126にパチンコ球が入賞すると、主制御基板150で図柄変動パターンを選択し(ステップ252)、次いでステップ254において、主制御基板150から図柄変動開始を指令するコマンド信号(先のコマンド信号)を送出する。これを、表示制御基板160、ランプ制御基板156及び音声制御基板154によって受信し(ステップ256)、ランプ制御基板156(音声制御基板154)では、シミュレート部204において、時間計測を開始する(ステップ258)。
【0043】
所定時間が経過すると(ステップ260)、主制御基板150から図柄変動終了を指令するコマンド信号(後のコマンド信号)が送出され(ステップ262)、次いでステップ264において、この後のコマンド信号を前記先のコマンド信号と同様に表示制御基板160、ランプ制御基板156及び音声制御基板154によって受信し、ランプ制御基板156(音声制御基板154)では、シミュレート部204において、先のコマンド信号からの時間計測を終了し、TAデータメモリ200に記憶されている該当するTAと比較する(ステップ266)。
【0044】
ステップ268では、上記ステップ266での比較の結果、タイミングが正常であるか否かを判断し、肯定判定された場合には、ステップ270において正常状態のための通常時処理を継続し、否定判定の場合には、ステップ272へ移行して異常状態のための報知を実行する。なお、ランプ制御基板156ではランプの点滅及び/又は色変化で報知し、音声制御基板154では、音声又は効果音で報知する。
【0045】
このように、従来、表示制御基板160のみによって通信エラーを検出し、かつこの表示制御基板160に接続された表示部124のみによって当該通信エラー等の報知を行っていたことによる、エラー発生源の特定(主制御基板150側か表示制御基板160側か)が、他の副制御基板151であるランプ制御基板156及び音声制御基板154でも可能となり、また、確実にエラーの発生を報知することができる。
【0046】
なお、本実施の形態では、主制御基板150から複数の副制御基板151(上記では、表示制御基板160の他、ランプ制御基板156と音声制御基板154)に同時に表示制御基板160へ送出すべきコマンド信号を送出するようにしたが、図6に示される如く、所定の1つの副制御基板151へコマンド信号を送出し、当該コマンド信号を受取った副制御基板151から他の副制御基板151へ送るようにしてもよい。なお、図6の制御は、図5の制御とほぼ同一であるので、図5のステップ番号の末尾に符号”A”を付して、各ステップの詳細な説明は省略する。
【0047】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明では、通信エラー等の異常を検出し報知する機能を備え、当該異常が発生した場合に、異常を検出し放置する主たる機能が損なわれても、確実に異常の検出、並びにその発生個所を特定することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るパチンコ遊技機の正面図である。
【図2】パチンコ機の制御系を示すブロック図である。
【図3】図4に示すシミュレート部でのシミュレートタイムチャートである。
【図4】本実施の形態に係る副制御基板に搭載されたエラー検出・特定機能ブロック図である。
【図5】本実施の形態に係る制御フローチャートである。
【図6】変形例に係る制御フローチャートである。
【符号の説明】
110 パチンコ機(遊技機)
114 ゲージ部
150 主制御基板
151 副制御基板
152 払出制御基板(副制御基板)
154 音声制御基板(副制御基板)
156 ランプ制御基板(副制御基板)
158 発射制御基板(副制御基板)
160 表示制御基板(副制御基板)
200 TAデータメモリ
202 比較部
204 シミュレート部
206 検出・特定部
208 報知部

Claims (2)

  1. 予め定められたプログラムに従い、入力される検出信号に基づいて当該プログラムに従ったコマンド信号を出力する主制御基板と、前記主制御基板からのコマンド信号を受けて、当該電子部品の動作を制御する副制御基板と、を備え、発射される遊技球が遊技盤に設けられた始動入賞口へ入賞することで、当該始動入賞に基づく抽選、並びに抽選結果の報知が実行される遊技機の制御装置であって、
    前記主制御基板が、前記コマンドの出力に際して、前記副制御基板からの動作状態のフィードバックを受けずに一方的に出力し、
    前記副制御基板が、
    前記主制御基板からのコマンド信号に応じて図柄を変動させ、遊技における当り又は外れを遊技者へ視覚的に報知する表示制御基板と、前記表示制御基板の図柄変動に同期してランプを点滅させるランプ制御基板及び前記表示制御基板の図柄変動に同期して音データを出力する音声制御基板の少なくとも一方とを含み、
    前記主制御基板から出力される図柄変動開始を指令する先のコマンド信号に基づいて、主制御基板による制御動作の時間を計測する計時手段と、
    前記主制御基板から、図柄変動終了を指令する後のコマンド信号を受信した時点で、前記計時手段による計測時間と、前記先のコマンド信号と後のコマンド信号とのインタバル時間とを比較する比較手段と、
    前記比較手段の比較結果に基づいて、エラーの有無と共にエラーの発生箇所を特定する特定手段と、
    前記特定手段の特定結果を報知する報知手段と、
    を有することを特徴とする遊技機の制御装置。
  2. 前記表示制御基板が、主制御基板と副制御基板との間の通信エラーを報知する主体であり、前記ランプ制御基板及び音声制御基板の少なくとも一方が、前記表示制御基板への先のコマンド信号及び後のコマンド信号を受信し、制御動作時間を計時することを特徴とする請求項1記載の遊技機の制御装置。
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