JP2002325068A - 多重化デジタル放送システム、及び、多重化デジタル放送方法 - Google Patents

多重化デジタル放送システム、及び、多重化デジタル放送方法

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JP2002325068A
JP2002325068A JP2001127664A JP2001127664A JP2002325068A JP 2002325068 A JP2002325068 A JP 2002325068A JP 2001127664 A JP2001127664 A JP 2001127664A JP 2001127664 A JP2001127664 A JP 2001127664A JP 2002325068 A JP2002325068 A JP 2002325068A
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Hideji Nimata
秀治 二俣
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Renesas Micro Systems Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H60/00Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
    • H04H60/09Arrangements for device control with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time; Arrangements for control of broadcast-related services
    • H04H60/11Arrangements for counter-measures when a portion of broadcast information is unavailable
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H2201/00Aspects of broadcast communication
    • H04H2201/30Aspects of broadcast communication characterised by the use of a return channel, e.g. for collecting users' opinions, for returning broadcast space/time information or for requesting data
    • H04H2201/33Aspects of broadcast communication characterised by the use of a return channel, e.g. for collecting users' opinions, for returning broadcast space/time information or for requesting data via the broadcast channel

Abstract

(57)【要約】 【課題】多重化デジタル放送データの完全な取得を項効
率に可能にすること。 【解決手段】受信端末10と、放送局25とからシステ
ム化される。受信端末10は、放送局25から送信され
て来る多重化デジタルデータ3のうち選択的に特定され
る特定デジタルデータを記録する受信側記録ユニット1
8と、その特定デジタルデータの復調に失敗した特定デ
ジタルデータのデータ単位に対応するデータ列内位置を
記録する受信側テーブル23と、データ列内位置を放送
局25に送信する通信ユニット22とを備えている。放
送局25は、多重化デジタルデータに対応する元データ
を記録する放送局側記録ユニット32と、データ列内位
置に対応する特定デジタルデータを元データから切り出
して多重化デジタルデータを放送する時刻列上に挿入し
て受信端末10に送信する補完用データ送信ユニット3
3とを備えていて、放送効率が向上する。補完データは
多重化されて放送され、放送効率は更に向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多重化デジタル放
送方法に関し、特に、復調に失敗したデータのような本
放送番組データ以外のデータを放送又は再放送する多重
化デジタル放送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル放送は、その放送データの記録
の重要性が高い。デジタル放送データを受信するデジタ
ル放送受信機は、記録再生装置を備えている。記録再生
装置を持つデジタル放送受信機は、特開平9−2382
92号で知られている。このようなデジタル放送受信機
は、図12に示されるように、デジタル放送された複数
番組から特定の番組のみを選択して記録する場合、ユー
ザーの選択信号101がユーザーの操作により入力部1
02から入力されて、表示された番組メニューのうちの
1つの番組が選択されれば、システム制御部103は、
その選択された番組を構成する画像、音声、その他のデ
ータの認識番号を番組仕様解析部104の番組仕様情報
から取得して、その認識番号をデ・マルチプレックス1
05に与える。気象条件の影響などによりチューナ10
6が放送電波の受信に失敗すれば、チューナ106から
出力される信号がなくなって、デジタル復調誤り訂正部
107でデジタル復調ができなくなり、結果的に、デ・
マルチプレックス部105には入力信号がなくなり、又
は、デ・マルチプレックス部105に不正なデータが入
力され、デ・マルチプレックス部105は選択された番
組の特定単位データのみを正しく分岐部108に送出す
ることができなくなって、分岐部108を介して記録補
助処理部109に供給されるはずであるデータ群は、記
録補助処理部109に入力されることがなく、記録補助
処理部109に供給されるデータ群が存在しなくなり、
又は、記録補助処理部109に供給されるデータ群は不
正なデータから形成され、処理された画像、音声、その
他のデータは、記録再生装置側のD/IF(デジタル・
インターフェイス)110に正しく伝送されず、記録再
生装置111に何も記録されず、又は、記録再生装置1
11には不正なデータが記録されることになる。記録再
生装置111に記録されたデータをD/IF110から
切替え部112を介してデ・マルチプレックス105に
入力した場合、データの一部が欠落し、又は、そのデー
タは不正であるため、その部分はデコーダ113で正し
くデコードされず、番組を完全に再生することができな
い。
【0003】このように公知装置は、気象条件のような
環境の悪化により放送番組の一部の受信に失敗した場
合、多重化されたデジタル放送データ・ストリームのう
ちのひとつまたはいくつかを失敗したままの状態で記録
再生装置に記録していたため、ユーザーは完全な番組放
送を再生することができなかった。
【0004】通信の分野では一般的に、データの受信に
失敗した場合、そのデータの再送が行われる。データの
受信に失敗した場合、そのデータの再送が行われる通信
技術は、特開平6−224863号で知られている。こ
の公知技術は、デ・マルチプレックスに入力する信号が
ない場合、又は、不正な信号がデ・マルチプレックスに
入力する場合に失われるデータの再送信によるデータ取
得については何も開示していない。多重化デジタル放送
データの完全な取得を可能にする技術の確立が求められ
る。更に、多重化デジタル放送データの完全な取得を効
率的に実行することができることが望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、多重
化デジタル放送データの完全な取得を可能にする技術を
確立することができる多重化デジタル放送方法を提供す
ることにある。本発明の他の課題は、多重化デジタル放
送データの完全な取得を効率的に可能にする技術を確立
することができる多重化デジタル放送方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の実施の複
数・形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1つの実
施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事項、特
に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に表現さ
れている技術的事項に付せられている参照番号、参照記
号等に一致している。このような参照番号、参照記号
は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施例の
技術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよ
うな対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の
形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈されるこ
とを意味しない。
【0007】本発明による多重化デジタル放送システム
は、受信端末(10)と、放送局(25)とから構成・
システム化され、受信端末(10)は、放送局(25)
から送信されて来る多重化デジタルデータ(3)のうち
選択的に特定される特定デジタルデータを記録する受信
側記録ユニット(18)と、その特定デジタルデータの
復調に失敗した特定デジタルデータのデータ単位に対応
するデータ列内位置を記録する受信側テーブル(23)
と、データ列内位置を放送局(25)に送信する通信ユ
ニット(22)とを備えている。放送局(25)は、多
重化デジタルデータに対応する元データを記録する放送
局側記録ユニット(32)と、データ列内位置に対応す
る特定デジタルデータを元データから切り出して多重化
デジタルデータを放送する時刻列上に挿入して受信端末
(10)に送信する補完用データ送信ユニット(33)
とを備えている。
【0008】復調に失敗した特定デジタルデータのデー
タ単位に対応するデータ列内位置を記録することによ
り、ユーザーにとって必要であり、且つ、復調失敗の特
定データのみが再放送され、補完データの再放送が効率
化されている。
【0009】補完用データ送信ユニット(33)は、特
定デジタルデータを多重化して再放送する。再放送も多
重化され、放送効率が更に向上して放送局側の設備投資
額が減殺され、且つ、補完データの取得の遅延が抑制さ
れてユーザー側の利用効率が向上する。
【0010】受信端末(10)は、受信側ユーザーが信
号を入力する入力ユニット(14)を更に備えている。
その信号は、受信側記録ユニット(18)に記録されて
いる特定デジタルデータを再生する信号と、特定デジタ
ルデータを選択する選択信号とから構成され、ユーザー
の利便性がよい。
【0011】データ内列位置は時刻列位置に対応し、そ
の時刻列位置は受信側テーブル(23)に記載され、そ
の時刻列位置は、補完用データ送信ユニットから送信す
る特定デジタルデータである補完データの補完開始時刻
と補完終了時刻である。データ内列位置は、物理的に時
刻列位置に対応する。時刻列位置と、記録装置の記録媒
体の空間的位置とは必ずしも1対1に対応しない。補完
開始時刻と補完終了時刻を記録しておくことにより、受
信した補完データの記録位置が特定され、復調失敗の一
連のデータが確定する。
【0012】受信端末(10)は、補完データの送信を
開始する送信開始信号を更に含む。送信開始信号によ
り、ユーザーは希望の時間帯に補完データの取得が可能
になる。放送局(25)は、送信開始信号は放送局に伝
達され、放送局(25)は、その信号に従って補完デー
タを送信することになり、放送サービスが充実する。
【0013】受信側テーブル(23)は、復調に失敗し
た特定デジタルデータのデータ列内位置を受信側記録ユ
ニット(18)に記録されているデータの再生を中断す
る再生中断位置として記録する。非補完データの再生中
に再生データの位置が補完開始位置に一致する場合に
は、再生される補完データの読出し位置を補完データの
記録位置に変更し、補完データの再生中に補完データの
位置が補完終了位置に一致する場合には、再生される補
完データの読出し位置を再生中断位置に変更することに
より、通常番組データの記録と補完データの再生とが自
動化される。
【0014】本発明による多重化デジタル放送方法は、
放送局から放送される多重化デジタル放送データのうち
選択的に特定される特定データの復調を受信側で実行し
て記録するステップと、その復調に失敗した特定データ
のデータ列内位置を受信側で記録するステップと、デー
タ列内位置を放送局に通信するステップと、データ列内
位置に対応する特定データを受信側に再放送するステッ
プとから形成されている。その再放送するステップは、
前記受信端末から送信された前記データ列内位置に対応
する前記特定データを前記データから切り出すステップ
と、受信側を特定するIDと特定データを特定するID
を特定データに付加するステップと、特定データを多重
化デジタル放送データの位置列に挿入するステップと、
特定データを多重化するステップとを備えていて、放送
効率をより向上させることができる。
【0015】本発明による多重化デジタル放送方法は、
ストリーム・データ中に通常番組データ以外のデータを
多重化して放送して、放送効率を向上させる。通常番組
データ以外のデータは、受信側で復調することができな
かった再放送データであることが特に好適に例示され
る。このような放送方法により放送される多重化デジタ
ルデータのうち選択的に特定される特定データを受信側
ユーザーで復調することができなかった通常番組データ
のデータ列内位置を放送元に送信するためのプログラム
を記載した記録媒体が、受信側の受信機に着脱自在に内
蔵され、ユーザーの希望に沿ったサービスが可能であ
る。
【0016】デジタル放送受信装置の使用者がデジタル
放送番組をハードディスクなどの記録再生装置に録画し
た際、デジタル放送受信機が気象などの要因により一時
的に放送電波を受信できず、番組の一部が録画できなか
った場合は、受信できなかった部分の情報を放送局に送
信し、これを元に放送局から送られてくる補完データを
取得して、記録再生装置に蓄えたストリーム・データの
受信できなかった部分に充当することにより使用者が放
送された番組の全てを視聴することが可能になってい
る。
【0017】
【発明の実施の形態】図に対応して、本発明による多重
化デジタル放送システムの実施の形態は、受信端末が放
送局と共に設けられ、その受信端末10には、チューナ
がデジタル復調・誤り訂正部とともに設けられている。
そのチューナ1は、図1に示されるように、放送局又は
放送衛星などから送られて来る放送電波を所望の周波数
選択により受信する。チューナ1が出力する放送データ
は、デジタル復調・誤り訂正部2に入力する。デジタル
復調・誤り訂正部2は、エラー訂正が可能である場合に
は、復調時にそのエラーを訂正しながら、そのデジタル
・データ3を復調する。
【0018】デジタル復調・誤り訂正部2は、入力切替
え部4に接続している。入力切替え部4は、デジタル復
調・誤り訂正部2から受け取るデジタル・データ3と、
後述される記録再生装置から受け取る外部入力5とを切
り替えて出力する。入力切替え部4は、デ・マルチプレ
ックス部6に接続している。デ・マルチプレックス部6
は、多重化されたデジタル・データ3から番組ごとの個
別データ又は情報ごとの個別データを抽出する。デ・マ
ルチプレックス部6は、分岐部7に接続している。分岐
部7は、デ・マルチプレックス部6により抽出されたデ
ータのデジタル映像・音声を出力側8に出力し、又は、
後述される記録再生装置の側に出力する。
【0019】分岐部7は、デコーダ9に接続している。
デコーダ9は、圧縮されたデジタル映像・音声データを
伸張する。デ・マルチプレックス部6は、番組仕様解析
部11に接続している。番組仕様解析部11は、デジタ
ル・データ3に含まれる番組仕様情報を解析する。番組
仕様解析部11は、システム制御部12に双方向に接続
している。システム制御部12は、CPU(図示され
ず)とCPUに読み込まれてデジタル放送データを補完
する補完プログラムを記録する記録媒体を内蔵し、操作
者(ユーザー)から受ける指令に従って入力切替え部4
とデ・マルチプレックス部6をその補完プログラムに従
って制御する。
【0020】分岐部7は、記録補助処理部13に接続し
ている。記録補助処理部13は、番組記録時の情報の処
理を補助する。入力部14は、システム制御部12に接
続している。入力部14は、操作者から受ける指令15
をシステム制御部12に伝達する。記録補助処理部13
は、受信機側デジタル・インタフェース(D/IF)1
6に接続している。受信機側デジタル・インタフェース
16は、記録再生装置側デジタル・インタフェース(D
/IF)17を介して、記録再生装置18に接続してい
る。
【0021】デジタル復調・誤り訂正部2は、チューナ
1から受けるデジタル・データ3の誤りを訂正できない
場合、そのデジタル・データ3の復調に失敗する直前
に、デ・マルチプレックス部6に正しく入力されたデジ
タル・データ3の取得(入力)時刻に対応する第1時刻
情報19と、デジタル復調・誤り訂正部2で再送された
デジタル・データの復調に成功した際に、デ・マルチプ
レックス部6に正しく入力されたデジタル・データの取
得(入力)時刻に対応する第2時刻情報21とをシステ
ムメモリ22に記録して、第1時刻情報19と第2時刻
情報21とから形成される補完情報テーブル23を作成
する。
【0022】システムメモリ22は、モデム24を備え
ている。モデム24は、システムメモリ22に記録され
ている補完情報テーブル23を放送局25に送信する。
放送局25は、各使用者(ユーザー)の受信機から送信
されて来る補完情報テーブル23を受信する補完情報受
信部26を備えている。補完情報受信部26は、補完情
報集計部27に接続している。補完情報集計部27は、
補完情報受信部26が受信した多数の補完情報テーブル
23の内容を集計して、集計補完情報28を出力する。
【0023】補完情報集計部27は、補完用データ切出
し部29に接続している。補完用データ切出し部29
は、集計補完情報28に基づいて、補完用デジタル・デ
ータ31を放送番組の元データ32から切り出して生成
する。補完用データ切出し部29は、補完用データ送信
(放送)部33に接続している。補完用データ送信部3
3は、補完用データ切出し部29が元データ32から切
り出した補完用デジタル・データ31を放送データの多
重化プログラムに領域を確保して放送する。
【0024】図2は、補完情報テーブル23を作成する
補完情報作成方法を示している。実施の本形態では、デ
ジタル映像・音声の放送データ形式としてMpeg-ts(ISO
/IEC13818-1)に規定されるトランスポート・ストリー
ムの形式が例示され得る。デ・マルチプレックス部6が
正常なストリーム・データを入力できなかった場合に、
デ・マルチプレックス部6は補完情報テーブル23を作
成する。
【0025】図2に示されるように、デ・マルチプレッ
クス部6は、パケット切出し処理ステップS1で、トラ
ンスポート・ストリームのデータ格納単位であるパケッ
トの切出しを行い、エラー判定処理ステップS2で、Mp
eg-tsにより訂正不可能なビット誤りがパケット中に含
まれることを示すものとして定義されたtransport_erro
r_indicatorビットが1でない(ビット誤りはない)こ
とを検知すれば、デ・マルチプレックス処理ステップS
3と、補完用データ取得処理ステップS4により、パケ
ットごとのデ・マルチプレックス処理を行った後に、時
間情報記録処理ステップS5で、PTS/DTS(トランスポ
ート・ストリーム中で時間情報19,21を格納するも
のとして定義されたデータ・フィールド)を切り出し、
システムメモリ22の上の変数領域に時刻(時間)情報
34を記録しておく。
【0026】次に、モード確認処理ステップS6で録画
モードであることを確認すれば、録画処理ステップS7
に進み、録画モードでない場合は再びパケット切り出し
処理の冒頭ステップS1に戻る。ここで、録画モードに
よる制御処理の詳細は従来から公知のVTRなどの処理
として一般的に知られている。録画処理ステップS7
で、記録再生装置18にパケットを記録し、終了判定処
理ステップS8で録画が終了であり、且つ、送信フラグ
が立っていれば(ステップS9)、補完情報テーブル2
3を送信し(ステップS10)、録画が終了ではないと
判定した場合、再びパケット切り出し処理のためにステ
ップS1に戻る。
【0027】エラー判定処理ステップS2で、transpor
t・error・indicatorビットが1である(ビット誤りが
ある)ことを検知すれば、補完開始時刻記録処理ステッ
プS11で、各パケットに対応する時刻19,21を時
間情報として補完情報テーブル23に記録し、最後に正
常に入力されたトランスポート・ストリームの時刻情報
19を補完情報テーブル23の補完開始時刻欄35に格
納する。次いで、入力再開判定処理ステップS12でtr
ansport・error・indicatorビットが0である(ビット
誤りはない)パケットの入力を検知するまで繰り返し
(ステップS12)、transport・error・indicatorビ
ットが0である(ビット誤りはない)パケットを入力す
ると、時間情報記録処理ステップS13により入力再開
したトランスポート・ストリームの PTS/DTS を補完情
報テーブル23の時間情報34に記録し、補完終了時刻
記録処理ステップS14で、第2時刻情報21を補完情
報テーブル23の補完終了時刻欄36に格納する。
【0028】続いて、フラグ・セット処理ステップS1
5で、送信フラグをセットし、モード判定処理ステップ
S6に進み、録画モードであることを確認すると、録画
処理ステップS7で、記録再生装置18にパケットを記
録し、終了判定処理ステップS8に進む。終了判定処理
ステップS8で録画が終了であると判定すれば、フラグ
判定処理ステップS9で送信フラグがセットされている
ことを検知した場合、補完情報テーブル送信処理ステッ
プS10で、補完情報テーブル23にユーザID37
と、プログラム番号(番組番号)38をセットして、モ
デム24を介して放送局25に送信する。フラグ判定処
理ステップS9で、送信フラグがセットされていないこ
とを検知した場合は、再びパケット切り出し処理ステッ
プS1に戻る。
【0029】次に、図1に示されるように、放送局側
は、各ユーザIDと共に送信されてくる複数の補完情報
テーブル23を補完情報受信部26で受信すれば、それ
らを補完情報集計部27で集計し、すべてのユーザに関
して、記録できなかった部分ストリーム・データの開始
位置と終了位置を算出する。そのように算出した開始位
置から終了位置までのストリーム・データを補完用デー
タ切り出し部29により放送番組の元データ32から切
り出して、補完用データ31として新たなストリーム・
データを生成する。この際、該当するユーザIDを付加
情報として追加する。
【0030】生成された補完用データ31は、補完用デ
ータに固有であるパケットIDなどを付与することなど
により、補完用データであることが識別できるパケット
・データとして、多重化ストリームの一部に帯域を確保
して送信する。図3は、補完情報テーブル23の詳細を
示している。補完情報テーブル23は、既述のユーザI
D37、プログラム番号38、補完開始時刻19を保持
する補完開始位置欄35、補完終了時刻21を保持する
補完終了位置欄36、記録位置39とを有している。
【0031】図4は、図2に示される補完用データ取得
処理ステップS4を示している。パケット種別判定処理
ステップS21で、パケットID37を確認することな
どにより、当該データが補完用データであることを検知
すれば、ユーザID判定処理ステップS22で、パケッ
トのユーザIDがステップS10でセットしたユーザI
D37に一致対応することを検知した場合、プログラム
番号判定処理ステップS23で、パケットのプログラム
番号が補完情報テーブル23のプログラム番号38に一
致するか否かを判定し、一致する場合は記録位置格納処
理ステップS24で、記録再生装置18に次に書き込み
始める開始位置を補完情報テーブル23の記録位置39
に格納した後に、補完用データ記録処理ステップS25
で、パケットのデータを記録再生装置18に記録する。
パケット種別判定処理ステップS21、ユーザID判定
処理ステップS22、プログラム番号判定処理ステップ
S23で、それぞれの判定がNである場合には、いずれ
の場合にも何もせずに処理を終了する。
【0032】図5は、補完用データ31の取得を終了し
た録画番組の再生時のシステム制御部12の処理プロセ
スを示している。再生処理ステップS31で、記録再生
装置18で通常の再生を行い、補完中判定処理ステップ
S32で再生中のデータが補完用データ31でないこと
を検知し、且つ、補完開始時刻判定処理ステップS33
で、再生中のデータの時刻情報(PTS/DTS)が補完情報
テーブル23の補完開始時刻19に一致することを検知
すれば、再生中断位置記録処理ステップS34で、再生
中のデータの読出し位置をシステムメモリ22の変数領
域である再生中断位置41に記録し、再生切替処理ステ
ップS35で、再生データの読出し位置を補完テーブル
23の記録位置39(図3参照)に変更し、再生処理ス
テップS31に戻る。
【0033】補完中判定処理ステップS32で、再生処
理ステップS31の再生中のデータが補完用データ31
であった場合は、補完終了時刻判定処理ステップS36
で再生中のデータの時刻情報(PTS/DTS)が補完情報テ
ーブル23の補完終了時刻21に一致することを検知す
れば、再生データ変更処理ステップ37により再生中の
データの読出し位置をシステムメモリ上の変数領域であ
る再生中断位置41に変更し、再生処理ステップS31
に戻る。
【0034】補完終了時刻判定処理ステップS36で、
再生中のデータの時間情報(PTS/DTS)が補完情報テー
ブル23の補完終了時刻21に一致しなかった場合は、
何もせずに再生処理ステップS31に戻る。補完開始時
刻判定処理ステップ33で、再生中のデータの時間情報
(PTS/DTS)が補完情報テーブル23の補完開始時刻1
9に一致しなかった場合は、再生終了判定処理ステップ
S38で、録画番組の再生が終了か否かを判定し、終了
でない場合は再生処理ステップS31に戻り、終了の場
合は録画番組の再生を終了する。
【0035】このような一連の処理は、受信失敗により
録画できなかった放送番組部分を完全に補完して、全放
送番組の再生を可能にする。
【0036】図6は、本発明による多重化デジタル放送
システムの実施の他の形態を示している。実施の本形態
が既述の先の実施の形態と異なる点は、入力部14に入
力される信号として、送信開始の入力が付加されるこ
と、図7に示される補完情報テーブル作成方法で、図2
で示されるフラグ判定処理ステップS9と、補完情報テ
ーブル送信処理ステップS10とが削除され、既述の入
力部14に送信開始信号を入力することに対するシステ
ム制御部12の処理として、図8に示される手入力によ
る補完情報テーブル送信処理ステップA1でフラグ判定
処理ステップS42と補完情報テーブル送信処理ステッ
プS43とが追加されている点で異なっている。
【0037】実施の本形態のフラグ判定処理は、図2に
示される終了判定処理ステップS8で録画の終了と判定
された直後に実行されないで、図8に示されるように、
手入力により送信開始(ステップS41)の入力が行わ
れた直後に実行される。図2の補完情報テーブル送信処
理ステップS10に代わる補完情報テーブル送信処理ス
テップS43は、フラグ判定処理ステップS43で送信
フラグがONであると判定した場合に実行される。
【0038】デ・マルチプレックス部6で正常なストリ
ーム・データを入力できなかったことを確認した場合
に、補完情報テーブル23が作成される。図2に示され
る実施の形態では、デ・マルチプレクス6で図3に示さ
れる補完情報テーブル23を作成する処理に対し、終了
判定処理ステップS8で、録画の終了と判定された直後
には、フラグ判定処理ステップと補完情報テーブル送信
処理ステップとが実行されず、補完情報テーブル23は
放送局25に送信されない。
【0039】図7に示される一連の処理により、システ
ムメモリ22に補完情報テーブル23が作成された後
に、図6に示される入力部15に対しステップS41で
送信開始の手入力が行われると、システム制御部12
で、手入力による補完情報テーブル送信処理ステップA
1が実行される。図8に示されるように、送信開始の入
力により、フラグ判定処理ステップS42が実行され、
システムメモリ22の送信フラグ42が補完情報テーブ
ル23にセットされていることを検知した場合、補完情
報テーブル送信処理ステップS43で、補完情報テーブ
ル23にユーザID38とプログラム番号39とをセッ
トして、モデム24を介して放送局25に送信する。フ
ラグ判定処理ステップS42で送信フラグ42がOFF
であることを検知した場合、エラー処理ステップS44
で、使用者にエラーを告知することなどのエラー処理を
行い、手入力による補完情報テーブル送信処理A1を終
了する。
【0040】図9は、本発明による多重化デジタル放送
方法の実施の更に他の形態を示している。図2に示され
る既述の実施の形態の補完情報テーブル作成処理ステッ
プに、録画中断位置記録処理ステップS51が追加され
ている。録画中断位置記録処理ステップS51は、エラ
ー判定処理ステップS2と補完開始時刻記録処理ステッ
プS11との間に時間的に介設されている。図10に示
されるように、図2に示される既述の実施の形態の補完
情報テーブル23に代わる補完情報テーブル23には、
再生中断位置43が追加されている。
【0041】図11に示されるように、実施の本形態の
補完用データ再生処理プロセスは、図5の再生中断位置
記録処理ステップS34が省略され、補完情報テーブル
23の再生中断位置41が省略されている点で、図5に
示され補完用データ再生処理プロセスと異なっている。
補完用データ再生処理ステップの補完開始時刻判定処理
ステップS33で、再生されている途中のデータの時間
情報(PTS/DTS)が補完情報テーブル23の補完開始時
刻19に一致することを検知した場合に、図5の再生中
断位置記録処理ステップS34により記録される代わり
に、図2に示される補完情報テーブル作成処理ステップ
におけるエラー判定処理ステップS2によりtransport
・error・indicatorビットが1である(ビット誤りがあ
る)ことを検知した直後に、図9に示される録画中断位
置記録処理ステップS51で、図10に示される再生中
断位置43に、記録再生装置18に録画中のデータを書
き込む書込み先を記録する。
【0042】補完情報テーブル作成処理プロセスのエラ
ー判定処理ステップS2で、transport・error・indica
torビットが1でない(ビット誤りは無い)ことを検知
した場合の処理は、図2に示される通りである。補完情
報テーブル作成処理プロセスのエラー判定処理ステップ
S2で、transport・error・indicatorビットが1であ
る(ビット誤りがある)ことを検知した場合は、補完開
始時刻記録処理ステップS11で、時間情報34に記録
され最後に正常に入力されたトランスポート・ストリー
ムの時刻情報(PTS/DTS)情報テーブル23の補完開始
時刻欄35に格納する処理の前に、録画中断位置記録処
理ステップS51により、補完情報テーブル23の再生
中断位置43に現在録画中のデータの記録再生装置18
への書込み先の位置情報を格納する。
【0043】図9に示される一連の処理により、システ
ムメモリ22の補完情報テーブル23の再生中断位置4
3に記録再生装置18に対するデータの記録が中断され
た再生中断位置情報43が格納された後に、図1に示さ
れる入力部14に対し再生の入力が行われると、システ
ム制御部12で、記録再生装置18からの再生処理が実
行される。図11に示されるように、再生処理ステップ
S31で記録再生装置18からの通常の再生を行い、補
完中判定処理ステップS32で、再生処理ステップS3
1で再生中のデータが補完用データであることを検知し
た場合、補完開始時刻判定処理ステップS33で、その
再生中のデータの時間情報(PTS/DTS)が補完情報テー
ブル23の補完開始時刻19に一致することを検知する
と、再生切り替え処理ステップS35で、再生データの
読出し位置を補完情報テーブル23の記録位置39に変
更して、再生処理ステップS31に戻る。
【0044】補完中判定処理ステップS32で、再生処
理ステップS31により再生中のデータが補完用データ
であった場合は、補完終了時刻判定処理ステップS36
で再生中のデータの時間情報(PTS/DTS)が補完情報テ
ーブル23の補完終了時刻21に一致することを検知す
ると、再生データ変更処理ステップS37で、その再生
中のデータの読出し位置をシステムメモリ22の補完情
報テーブル23の構成要素である再生中断位置43に変
更して、再生処理ステップS31に戻る。
【0045】補完終了時刻判定処理ステップS36で、
再生中のデータの時間情報(PTS/DTS)が補完情報テー
ブル23の補完終了時刻21に一致しなかった場合と補
完開始時刻判定処理ステップS33で再生中のデータの
時間情報(PTS/DTS)が補完情報テーブル23の補完開
始時刻19に一致しなかった場合の処理は、図5に示さ
れる処理に同じである。
【0046】
【発明の効果】本発明による多重化デジタル放送方法
は、本放送番組以外のデジタルデータを放送する放送効
率が向上する。特に、復調できなかったデータの再放送
サービスが向上する。本放送番組以外のデジタルデータ
の放送が多重化され、放送効率が更に向上する。
【0047】より具体的な第1の効果は、記録再生装置
付きのデジタル放送受信機の使用者が気象条件等の影響
で放送電波の受信ができず、録画番組の一部が欠落して
録画された場合でも、全ての使用者における統計結果と
して放送番組の大部分が欠落した場合を除き、放送番組
を放送内容の欠落なしに録画再生装置から再生すること
が可能になる。現在、BS、CSデジタル放送で一局に
割り当てられる電波帯域は約10チャンネル分あり、実
際に利用されているのは約7チャンネル分であることか
ら、最大で番組の約3割が欠落した場合まで本発明が有
効である。
【0048】より具体的な第2の効果は、デジタル放送
の放送業者が視聴者すなわち顧客において一部録画に失
敗した放送番組を保障しようとする場合、欠落した部分
のみを多重化ストリーム中に分割して送信できるため、
保障のために必要とするストリームの帯域を少なくで
き、番組全体の約3割を、番組全体の放送時間と同じ時
間内で保障する場合には、放送業者が割り当てられた帯
域の約3割を確保するだけですむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による多重化デジタル放送シス
テムの実施の形態を示す回路ブロック図である。
【図2】図2は、本発明による多重化デジタル放送方法
の実施の形態を示す動作フロー図である。
【図3】図3は、位置を示すテーブルである。
【図4】図4は、本発明による多重化デジタル放送方法
の実施の他の形態を示す動作フロー図である。
【図5】図5は、本発明による多重化デジタル放送方法
の実施の更に他の形態を示す動作フロー図である。
【図6】図6は、本発明による多重化デジタル放送シス
テムの実施の他の形態を示す回路ブロック図である。
【図7】図7は、本発明による多重化デジタル放送方法
の実施の更に他の形態を示す動作フロー図である。
【図8】図8は、本発明による多重化デジタル放送方法
の実施の更に他の形態を示す動作フロー図である。
【図9】図9は、本発明による多重化デジタル放送方法
の実施の更に他の形態を示す動作フロー図である。
【図10】図10は、位置を示すテーブルである。
【図11】図11は、本発明による多重化デジタル放送
方法の実施の更に他の形態を示す動作フロー図である。
【図12】図12は、公知システムを示す回路ブロック
図である。
【符号の説明】
3…多重化デジタルデータ 10…受信端末 14…入力ユニット 18…受信側記録ユニット 23…受信側テーブル 25…放送局 32…放送局側記録ユニット 33…補完用データ送信ユニット
フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA20 FA21 GA11 GB06 GB21 JA22 KA05 LA06 LA07 5C059 RB02 RB10 RC04 RF01 RF07 RF23 SS02 SS11 SS20 5C064 BA01 BB05 BC10 BC16 BC25 BD02 BD08 5K028 AA14 BB04 CC05 DD01 DD02 KK32 MM12 RR04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信端末と、 放送局とを含み、 前記受信端末は、 前記放送局から送信されて来る多重化デジタルデータの
    うち選択的に特定される特定デジタルデータを復調して
    記録する受信側記録ユニットと、 前記特定デジタルデータの復調に失敗した前記特定デジ
    タルデータのデータ単位に対応するデータ列内位置を記
    録する受信側テーブルと、 前記データ列内位置を前記放送局に送信する通信ユニッ
    トとを備え、 前記放送局は、 前記多重化デジタルデータに対応する元データを記録す
    る放送局側記録ユニットと、 前記データ列内位置に対応する特定デジタルデータを前
    記元データから切り出して前記多重化デジタルデータを
    放送する周波数帯に挿入して前記受信端末に放送する補
    完用データ送信ユニットとを備える多重化デジタル放送
    システム。
  2. 【請求項2】前記補完用データ送信ユニットは、前記特
    定デジタルデータを多重化して再放送する請求項1の多
    重化デジタル放送システム。
  3. 【請求項3】前記受信端末は、 受信側ユーザーが信号を入力する入力ユニットを更に備
    え、 前記信号は、 前記受信側記録ユニットに記録されている前記特定デジ
    タルデータを再生する信号と、 前記特定デジタルデータを選択する選択信号とを含む請
    求項1又は2の多重化デジタル放送システム。
  4. 【請求項4】前記データ内列位置は時刻列位置に対応
    し、前記時刻列位置は前記受信側テーブルに記載され、 前記時刻列位置は、 前記補完用データ送信ユニットから送信する前記特定デ
    ジタルデータである補完データの補完開始時刻と補完終
    了時刻である請求項1又は2の多重化デジタル放送シス
    テム。
  5. 【請求項5】前記受信端末は、 受信側ユーザーが信号を入力する入力ユニットを更に備
    え、 前記信号は、 前記受信側記録ユニットに記録されている前記特定デジ
    タルデータを再生する信号と、 前記特定デジタルデータを選択する選択信号と、 前記補完データの送信を開始する送信開始信号とを含
    み、 前記放送局は、前記送信開始信号に基づいて前記補完デ
    ータを放送する請求項3の多重化デジタル放送システ
    ム。
  6. 【請求項6】前記受信側テーブルは、前記復調に失敗し
    た前記特定デジタルデータの前記データ列内位置を前記
    受信側記録ユニットに記録されているデータの再生を中
    断する再生中断位置として記録し、前記放送局から放送
    された前記特定デジタルデータを前記受信側記録ユニッ
    トの記録位置を記録する請求項1〜5から選択される1
    請求項の多重化デジタル放送システム。
  7. 【請求項7】非補完データの再生中に補完データの位置
    が補完開始位置に一致する場合には、再生される補完デ
    ータの読出し位置を前記記録位置に変更し、補完データ
    の再生中に補完データの位置が補完終了位置に一致する
    場合には、再生される前記補完データの読出し位置を前
    記再生中断位置に変更する請求項6の多重化デジタル放
    送システム。
  8. 【請求項8】放送局から放送される多重化デジタル放送
    データのうち選択的に特定される特定データの復調を受
    信側で実行して記録するステップと、 前記復調に失敗した特定データのデータ列内位置を前記
    受信側で記録するステップと、 前記データ列内位置を前記放送局に通信するステップ
    と、 前記放送局で前記データ内位置に対応する前記特定デー
    タを前記受信側に再放送するステップとを含み、 前記再放送するステップは、 前記受信端末から送信された前記データ列内位置に対応
    する前記特定データを前記データから切り出すステップ
    と、 前記受信側を特定するIDと前記特定データを特定する
    IDを前記特定データに付加するステップと、 前記特定データを前記多重化デジタル放送データの周波
    数帯に挿入するステップと、 前記特定データを多重化するステップとを備える多重化
    デジタル放送方法。
  9. 【請求項9】ストリーム・データ中に通常番組データ以
    外のデータを多重化して放送する多重化デジタル放送方
    法。
  10. 【請求項10】前記通常番組データ以外の前記データ
    は、受信側で復調することができなかった再放送データ
    である請求項9の多重化デジタル放送方法。
  11. 【請求項11】請求項9の多重化デジタル放送方法によ
    り放送される多重化デジタルデータのうち選択的に特定
    される特定データを受信側ユーザーで復調することがで
    きなかった前記通常番組データのデータ列内位置を放送
    元に送信するためのプログラムを記載した多重デジタル
    放送用記録媒体。
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