JP2002324354A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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JP2002324354A
JP2002324354A JP2001129627A JP2001129627A JP2002324354A JP 2002324354 A JP2002324354 A JP 2002324354A JP 2001129627 A JP2001129627 A JP 2001129627A JP 2001129627 A JP2001129627 A JP 2001129627A JP 2002324354 A JP2002324354 A JP 2002324354A
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write
signal
gate signal
input
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JP2001129627A
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Akio Fujikawa
昭夫 藤川
Ryosuke Kumagai
亮介 熊谷
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
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Priority to US11/335,480 priority patent/US7426087B2/en
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/04Arrangements for preventing, inhibiting, or warning against double recording on the same blank or against other recording or reproducing malfunctions

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、入力インターフェース信号の異常時
における誤書き込み発生を防止・低減することが可能な
情報記録装置を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明に係る情報記録装置1は、ホスト1
1から入力されるインターフェース信号の異常を監視
し、その異常が検出された場合、所定期間或いは所定条
件が成立するまでの間、記録媒体に対する書き込み動作
を非許可とするライトキャンセリング回路3bを有する
構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロッピー(R)デ
ィスクドライブ装置などに代表される情報記録装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報記録装置として、ここでは、
フロッピーディスクドライブ装置(以下、FDD装置と
呼ぶ)を例に挙げて説明を行う。FDD装置は、同心円
状に複数のトラックを有するフロッピーディスク(以
下、ディスクと呼ぶ)に対して、情報の読み書きを行う
情報記録再生装置である。
【0003】FDD装置には、ディスクに対する書き込
み動作の可否を制御するために、ホスト(パーソナルコ
ンピュータ等)側からライトゲート信号が入力されてお
り、書き込み許可時には該ライトゲート信号がアクティ
ブ(例えばLレベル)とされる。ただし、ディスクに対
する書き込み動作は、ライトゲート信号がアクティブで
あるだけでは許可されず、一般的に、ホストによって該
FDD装置が選択されるとともに(ドライブセレクト信
号がアクティブ)、スピンドルモータによるディスクの
回転が開始され(モータオン信号或いはレディ信号がア
クティブ)、かつディスクの書き込み禁止スイッチが解
除されている場合(ライトプロテクト信号がアクティ
ブ)に限り、ライトゲート信号が有効とされる構成とな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】確かに、上記構成から
成る従来のFDD装置であれば、ディスクに対する書き
込み動作が可能な状態となるまで、ホストからのライト
ゲート信号は有効とされないので、ディスクに対する不
必要な書き込み動作が行われることはない。
【0005】しかしながら、上記の書き込み制御は、あ
くまでホストから入力されるインターフェース信号が正
常である場合を想定して行われるものである。そのた
め、FDD装置及びホストに対する電源供給の瞬断(瞬
停)や、ホストに設けられたフロッピーディスクコント
ローラとの電源供給ラインが相違することによって生じ
る電源オン/オフ時の過渡応答、或いはFDD装置に設
けられたインターフェース回路の故障等によって、イン
ターフェース信号が異常状態(例えば、全てのインター
フェース信号が同時にアクティブ)となり、ライトゲー
ト信号を有効とするための上記条件が図らずも成立して
しまった場合には、ディスクに対する誤書き込みを生じ
るおそれがあった。
【0006】本発明は上記の問題点に鑑み、入力される
インターフェース信号の異常時における誤書き込み発生
を防止・低減することが可能な情報記録装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る情報記録装置は、入力されるインター
フェース信号の異常を検出する手段と、前記インターフ
ェース信号の異常が検出された場合、所定期間或いは所
定条件が成立するまでの間、記録媒体に対する書き込み
動作を非許可とする手段と、を有する構成としている。
【0008】具体的に言えば、本発明に係る情報記録装
置は、入力されるインターフェース信号のうち、監視対
象に指定した複数のインターフェース信号が全てアクテ
ィブであることを検出した場合には、その検出以後、所
定期間或いは所定条件が成立するまでの間、記録媒体に
対する書き込み動作を非許可とする構成としている。
【0009】もしくは、入力されるインターフェース信
号のうち、記録媒体に対する書き込み動作の可否を制御
するためのライトゲート信号と、ヘッドのステップ移動
を制御するためのステップパルス信号とが、いずれもア
クティブであることを検出した場合には、その検出以
後、所定期間或いは所定条件が成立するまでの間、記録
媒体に対する書き込み動作を非許可とする構成にしても
よい。
【0010】或いは、入力されるインターフェース信号
のうち、記録媒体に書き込まれるライトデータの第1パ
ルスを検出するまでの間は、前記記録媒体に対する書き
込み動作を非許可とする構成にしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る情報記録装置につい
て、ここでは、フロッピーディスクドライブ装置(以
下、FDD装置と呼ぶ)を例に挙げて説明を行う。図1
は本発明に係るFDD装置の一構成例を示すブロック図
である。FDD装置1は、図示しない同心円状に複数の
トラックを有するフロッピーディスク(以下、ディスク
と呼ぶ)に対して情報の読み書きを行う情報記録再生装
置であり、その動作はホスト11(PC等)のマザーボ
ード12上に設けられたフロッピーディスクコントロー
ラ13から入力される各種インターフェース信号によっ
て制御されている。
【0012】FDD装置1に設けられたロジック回路3
は、インターフェース回路2を介してホスト11との信
号授受を行うとともに、リードライト回路4やステッピ
ングモータドライバ回路5及びスピンドルモータドライ
バ回路6の動作制御を行う。なお、ロジック回路3に
は、ホスト11から入力されるインターフェース信号に
基づいてディスクへの書き込み動作を指示するライト制
御回路3aと、インターフェース信号を監視し、その異
常が検出された場合には、所定期間或いは所定条件が成
立するまでの間、ディスクに対する書き込み動作を非許
可とするライトキャンセリング回路3bと、が組み込ま
れている。このライトキャンセリング回路3bについて
は、後ほど詳細に説明を行う。
【0013】リードライト回路4は、リード/ライト用
ヘッド7a、8a及びデリート用ヘッド7b、8bの動
作制御を行う。なお、ヘッド7a、7bはいずれもディ
スクの表面側に設けられており、ヘッド8a、8bはい
ずれもディスクの裏面側に設けられている。ステッピン
グモータドライバ回路5は、ヘッド7a、8a及び7
b、8bをディスクの半径方向にステップ移動させるス
テッピングモータ9の動作制御を行う。また、スピンド
ルモータドライバ回路6は、ディスクを線速度一定(例
えば、300、360、600rpm)で回転させるス
ピンドルモータ10の動作制御を行う。
【0014】なお、FDD装置1の動作に必要な電源電
圧(例えば5V)は、ホスト11側に設けられたレギュ
レータ回路14から供給されている。また、レギュレー
タ回路14は複数の電源電圧(例えば3.3V、5V、
12V)をフロッピーディスクコントローラ13にも供
給している。ここで、ホスト11のマザーボード12が
ATX仕様である場合には、レギュレータ回路14の給
電動作(給電開始や給電停止など)をマザーボード12
によって制御することが可能である。
【0015】続いて、本発明に係るFDD装置1の特徴
部分であるライトキャンセリング回路3bの構成及び動
作について、3つの実施形態を例に挙げて説明を行う。
【0016】まず、ライトキャンセリング回路3bの第
1実施形態について図2及び図3を用いて説明を行う。
図2はライトキャンセリング回路3bの第1実施形態を
示す回路図であり、図3は図2に示した回路各部の信号
波形を表すタイミングチャートである。
【0017】本実施形態のライトキャンセリング回路3
b−1は、ホスト11から入力されるインターフェース
信号のうち、監視対象に指定した複数のインターフェー
ス信号が全てアクティブ(Lレベル)であることを検出
した場合には、インターフェース信号が異常であると判
断し、次に全てのインターフェース信号が非アクティブ
となるまでの間、ディスクに対する書き込み動作を非許
可とする構成である。
【0018】なお、本実施形態では、FDD装置1とは
異なる電源供給ラインに接続される可能性のある7つの
インターフェース信号(ドライブセレクト信号XDS、
モータオン信号XMON、デンシティセレクト信号XH
D、サイドセレクト信号XSD1、ライトゲート信号X
WG、ライトデータXWD、及びステップパルスXST
EP)を監視対象とした場合を例示して説明を行うが、
監視対象となるインターフェース信号の組み合わせはこ
れに限定されるものではなく、FDD装置1やホスト1
1の仕様に応じて、正常動作時であれば揃ってアクティ
ブとなるはずのない複数のインターフェース信号を適宜
取捨選択すればよい。
【0019】本実施形態のライトキャンセリング回路3
b−1で監視対象とした7つのインターフェース信号に
ついて簡単に説明する。ドライブセレクト信号XDS
は、ホスト11がFDD装置1を選択した場合にアクテ
ィブとなる信号である。モータオン信号XMONは、ス
ピンドルモータ10の駆動時にアクティブとなる信号で
ある。デンシティセレクト信号XHDは、ディスク種類
がHD(High Density)である場合にアクティブとなる
信号である。ライトゲート信号XWGは、ディスクに対
する書き込み許可時にアクティブとなる信号である。ラ
イトデータXWDはディスクに書き込まれる情報信号で
ある。ステップパルス信号XSTEPはヘッド7a、8
a及び7b、8bのステップ移動を制御するパルス信号
である。
【0020】上記した7つのインターフェース信号はい
ずれも、多入力端子を有するNOR回路21及びAND
回路22に入力される。また、ライトゲート信号XWG
はタイミング調整回路26にも入力される。
【0021】NOR回路21の出力端子は第1微分回路
23の入力端子に接続されており、AND回路22の出
力端子は第2微分回路24の入力端子に接続されてい
る。第1、第2微分回路23、24の各出力端子は、R
Sフリップフロップ回路25のセット端子(S)及びリ
セット端子(R)にそれぞれ接続されており、RSフリ
ップフロップ回路25の出力端子(Q)はOR回路27
の一入力端子に接続されている。一方、OR回路27の
他入力端子にはタイミング調整回路26の出力端子が接
続されている。なお、OR回路27の出力端子はライト
キャンセリング回路3b−1の出力端子に相当する。
【0022】上記構成から成るライトキャンセリング回
路3b−1では、ライトゲート信号XWGに応じた内部
ライトゲート信号XWG1を生成し、出力するようにな
っているが、監視対象に指定した複数のインターフェー
ス信号が全てアクティブ(Lレベル)となった時点で、
NOR回路21の出力がLレベルからHレベルに変化す
る。このとき、第1微分回路23の出力aにはNOR回
路21の出力変化に応じたパルスが立ち上がるので、R
Sフリップフロップ回路25のラッチ出力cはHレベル
にセットされ、内部ライトゲート信号XWG1は、後述
する調整ライトゲート信号XWG’に関係なくHレベル
(非アクティブ)となり、書き込み動作が行われること
はなくなる。
【0023】その後、監視対象に指定した複数のインタ
ーフェース信号が全て非アクティブ(Hレベル)に戻っ
た時点で、AND回路22の出力がLレベルからHレベ
ルに変化する。このとき、第2微分回路24の出力bに
はAND回路22の出力変化に応じたパルスが立ち上が
るので、RSフリップフロップ回路25のラッチ出力c
はLレベルにリセットされ、内部ライトゲート信号XW
G1は、調整ライトゲート信号XWG’に応じて変化す
る通常の動作状態となる。
【0024】一方、タイミング調整回路26では、入力
されたライトゲート信号XWGに所定のタイミング調整
処理を施した調整ライトゲート信号XWG’が生成され
る。なお、本実施形態では、調整ライトゲート信号XW
G’の立ち下がり/立ち上がりタイミングを、それぞれ
RSラッチ出力cの立ち上がり/立ち下がりタイミング
と一致させるように、ライトゲート信号XWGのタイミ
ング調整処理を行った例を挙げて説明を行ったが、該タ
イミング調整処理はインターフェース信号が正常である
場合の書き込み動作に支障が生じない範囲で適宜行えば
よい。
【0025】このような構成とすることにより、OR回
路27で生成される内部ライトゲート信号XWG1(調
整ライトゲート信号XWG’とRSラッチ出力cとの論
理和信号)は、監視対象に指定した複数のインターフェ
ース信号が全てアクティブとなってから、次に全てのイ
ンターフェース信号が非アクティブとなるまでの間、常
にHレベルに維持されることになる。
【0026】従って、この内部ライトゲート信号XWG
1によってディスクに対する書き込み動作の可否を制御
すれば、監視対象に指定した複数のインターフェース信
号が全てアクティブであることを検出した場合には、イ
ンターフェース信号が異常であると判断して、次に全て
のインターフェース信号が非アクティブとなるまでの
間、ディスクに対する書き込み動作を非許可とすること
ができる。このような構成とすることにより、入力され
たインターフェース信号の異常時における誤書き込み発
生を防止・低減することが可能となる。
【0027】次に、ライトキャンセリング回路3bの第
2実施形態について図4及び図5を用いて説明を行う。
図4はライトキャンセリング回路3bの第2実施形態を
示す回路図であり、図5は図4に示した回路各部の信号
波形を表すタイミングチャートである。
【0028】本実施形態のライトキャンセリング回路3
b−2は、ホスト11から入力されるインターフェース
信号のうち、ディスクに対する書き込み動作の可否を制
御するためのライトゲート信号XWGと、ヘッドのステ
ップ移動を制御するためのステップパルス信号XSTE
Pとが、いずれも同時にアクティブであることを検出し
た場合、インターフェース信号が異常であると判断し
て、次に全てのインターフェース信号が非アクティブと
なるまでの間、ディスクに対する書き込み動作を非許可
とする構成である。これは、FDD装置1においてヘッ
ドを移動しながら書き込み動作を行うことがあり得ない
からである。
【0029】なお、本実施形態では、FDD装置1とは
異なる電源供給ラインに接続される可能性のある7つの
インターフェース信号(ドライブセレクト信号XDS、
モータオン信号XMON、デンシティセレクト信号XH
D、サイドセレクト信号XSD1、ライトゲート信号X
WG、ライトデータXWD、及びステップパルスXST
EP)を監視対象とした場合を例示して説明を行うが、
監視対象となるインターフェース信号の組み合わせはこ
れに限定されるものではなく、FDD装置1やホスト1
1の仕様に応じて適宜取捨選択してもよい。
【0030】上記した7つのインターフェース信号はい
ずれも、多入力端子を有するAND回路31に入力され
る。また、ライトゲート信号XWGはDフリップフロッ
プ回路33のデータ端子(D)及びタイミング調整回路
44にも入力されており、ステップパルス信号XSTE
PはDフリップフロップ回路37のデータ端子(D)に
も入力されている。
【0031】Dフリップフロップ回路33の出力端子
(Q)は、Dフリップフロップ回路34のデータ端子
(D)に接続されるとともに、インバータ回路35を介
してAND回路36の一入力端子にも接続されている。
また、Dフリップフロップ回路34の出力端子(Q)
は、AND回路36の他入力端子に接続されている。な
お、Dフリップフロップ回路33、34のクロック端子
には、それぞれ同一のクロックパルスCLKが入力され
ている。
【0032】Dフリップフロップ回路37の出力端子
(Q)は、Dフリップフロップ回路38のデータ端子
(D)に接続されるとともに、インバータ回路39を介
してAND回路40の一入力端子にも接続されている。
また、Dフリップフロップ回路38の出力端子(Q)
は、AND回路40の他入力端子に接続されている。な
お、Dフリップフロップ回路37、38のクロック端子
には、それぞれ同一のクロックパルスCLKが入力され
ている。
【0033】AND回路36、40の各出力端子は、A
ND回路41の二入力端子にそれぞれ接続されており、
AND回路41の出力端子はRSフリップフロップ回路
42のセット端子(S)に接続されている。
【0034】AND回路31の出力端子は微分回路32
の入力端子に接続されており、微分回路32の出力端子
はRSフリップフロップ回路42のリセット端子(R)
に接続されている。RSフリップフロップ回路42の出
力端子(Q)はバッファ回路43を介してOR回路45
の一入力端子に接続されている。一方、OR回路45の
他入力端子にはタイミング調整回路44の出力端子が接
続されている。なお、OR回路45の出力端子はライト
キャンセリング回路3b−2の出力端子に相当する。
【0035】上記構成から成るライトキャンセリング回
路3b−2において、Dフリップフロップ回路33は入
力されたライトゲート信号XWGよりクロックパルスC
LK1つ分遅れた遅延信号eを出力し、Dフリップフロ
ップ回路34は遅延信号eよりさらにクロックパルスC
LK1つ分遅れた遅延信号fを出力する。従って、ライ
トゲート信号XWGがアクティブ(Lレベル)となる
際、AND回路36の論理積出力gには、Dフリップフ
ロップ回路33、34の出力変化に応じたパルスが立ち
上がる。
【0036】同様に、Dフリップフロップ回路37は入
力されたステップパルス信号信XSTEPよりクロック
パルスCLK1つ分遅れた遅延信号を出力し、Dフリッ
プフロップ回路38はその遅延信号よりさらにクロック
パルスCLK1つ分遅れた遅延信号を出力する。従っ
て、ステップパルス信号XSTEPがアクティブ(Lレ
ベル)となる際、AND回路40の論理積出力hには、
Dフリップフロップ回路37、38の出力変化に応じた
パルスが立ち上がる。
【0037】そして、これらの状態が同時に生じた場合
には、AND回路41の論理積出力iにパルスが立ち上
がるので、RSフリップフロップ回路42のラッチ出力
jはHレベルにセットされ、内部ライトゲート信号XW
G2は、後述する調整ライトゲート信号XWG”に関係
なくHレベル(非アクティブ)となり、書き込み動作が
行われることはなくなる。
【0038】その後、監視対象に指定した複数のインタ
ーフェース信号が全て非アクティブ(Hレベル)に戻っ
た時点で、AND回路31の出力がLレベルからHレベ
ルに変化する。このとき、微分回路32の微分出力dに
はAND回路31の出力変化に応じたパルスが立ち上が
るので、RSフリップフロップ回路42のラッチ出力j
はLレベルにリセットされ、内部ライトゲート信号XW
G2は、調整ライトゲート信号XWG”に応じて変化す
る通常の動作状態となる。なお、図5では微分出力dに
おける遅延を省略している。
【0039】一方、タイミング調整回路44では、入力
されたライトゲート信号XWGに所定のタイミング調整
処理を施した調整ライトゲート信号XWG”が生成され
る。なお、本実施形態では、調整ライトゲート信号XW
G”の立ち下がり/立ち上がりタイミングを、それぞれ
バッファ回路43の出力の立ち上がり/立ち下がりタイ
ミングと一致させるように、ライトゲート信号XWGの
タイミング調整処理を行った例を挙げたが、このタイミ
ング調整処理はインターフェース信号が正常である場合
の書き込み動作に支障が生じない範囲で適宜行えばよ
い。
【0040】このような構成とすることにより、OR回
路45で生成される内部ライトゲート信号XWG2(調
整ライトゲート信号XWG”とバッファ回路43の出力
との論理和信号)は、ライトゲート信号XWGとステッ
プパルス信号XSTEPがいずれもアクティブとなって
から、次に全てのインターフェース信号が非アクティブ
となるまでの間、常にHレベルに維持されることにな
る。
【0041】従って、この内部ライトゲート信号XWG
2によってディスクに対する書き込み動作の可否を制御
すれば、ライトゲート信号XWGとステップパルス信号
XSTEPとがいずれもアクティブであることを検出し
た場合、インターフェース信号が異常であると判断し
て、次に全てのインターフェース信号が非アクティブと
なるまでの間、ディスクに対する書き込み動作を非許可
とすることができる。このような構成とすることによ
り、入力されたインターフェース信号の異常時における
誤書き込み発生を防止・低減することが可能となる。
【0042】次に、ライトキャンセリング回路3bの第
3実施形態について図6及び図7を用いて説明を行う。
図6はライトキャンセリング回路3bの第3実施形態を
示す回路図であり、図7は図6に示した回路各部の信号
波形を表すタイミングチャートである。
【0043】本実施形態のライトキャンセリング回路3
b−3は、ホスト11から入力されるインターフェース
信号のうち、ディスクに書き込まれるライトデータXW
Dの第1パルスを検出するまでの間は、ディスクに対す
る書き込み動作を非許可とする構成である。これは、ラ
イトデータXWDの入力があるまで、書き込み許可を行
う必要がないからである。
【0044】上記したライトデータXWDはDフリップ
フロップ回路51のクロック端子に入力される。また、
ライトゲート信号XWGはインバータ回路52を介して
Dフリップフロップ回路51のリセット端子(R)に入
力されるとともに、OR回路54の一入力端子にも入力
されている。Dフリップフロップ回路51のデータ端子
(D)は電源電圧ラインに接続されており、出力端子
(Q)はインバータ回路53を介してOR回路54の他
入力端子に接続されている。なお、OR回路54の出力
端子はライトキャンセリング回路3b−3の出力端子に
相当する。
【0045】上記構成から成るライトキャンセリング回
路3b−3では、ライトゲート信号XWGが非アクティ
ブ(Hレベル)のとき、インバータ回路52の出力信号
はLレベルとなり、ライトゲート信号XWGがアクティ
ブ(Lレベル)となった時点で、Dフリップフロップ回
路51は動作可能な状態となる。しかし、ライトデータ
XWDのクロックが入力されるまでの間、OR回路54
によって生成される内部ライトゲート信号XWG3(ラ
イトゲート信号XWGとDフリップフロップ回路51の
反転出力信号との論理和信号)は、ライトゲート信号X
WGがアクティブとなった後もそのまま非アクティブ
(Hレベル)に維持される。
【0046】その後、ライトデータXWDの第1パルス
が入力されると、その立ち上がりをトリガとしてDフリ
ップフロップ回路51の出力信号がHレベルにセットさ
れるので、内部ライトゲート信号XWG3はアクティブ
となる。また、ライトゲート信号XWGが非アクティブ
となった時点で、内部ライトゲート信号XWG3も非ア
クティブとなる。
【0047】従って、この内部ライトゲート信号XWG
3によってディスクに対する書き込み動作の可否を制御
すれば、ライトデータXWDの第1パルスを検出するま
での間、ディスクに対する書き込み動作を非許可とする
ことができる。このような構成とすることにより、入力
されたインターフェース信号の異常時における誤書き込
み発生を防止・低減することが可能となる。
【0048】なお、本実施形態のライトキャンセリング
回路3b−3を採用する場合には、ライトデータXWD
の第1パルスを内部ライトゲート信号XWG3のアクテ
ィブトリガとしてのみ利用し、データとして用いない構
成にするとよい。このような構成とすることにより、書
き込み動作の精度をより向上させることができる。
【0049】また、上記の実施形態では、本発明に係る
情報記録装置としてフロッピーディスクドライブ装置を
例に挙げて説明を行ったが、本発明はこれに限定される
ものではなく、その他の情報記録装置にも広く適用する
ことが可能である。
【0050】また、説明の理解を容易とするために、ラ
イトキャンセリング回路3bの構成を3つの実施形態
(3b−1、2、3)に分けて個別に説明したが、これ
らの回路を任意に組み合わせて使用すれば、さらなる誤
書き込み防止が可能となる。
【0051】
【発明の効果】上記したように、本発明に係る情報記録
装置は、入力されるインターフェース信号の異常を検出
する手段と、前記インターフェース信号の異常が検出さ
れた場合、所定期間或いは所定条件が成立するまでの
間、記録媒体に対する書き込み動作を非許可とする手段
と、を有する構成としている。なお、インターフェース
信号の異常については、監視対象に指定した複数のイン
ターフェース信号が全てアクティブであることや、ライ
トゲート信号とステップパルス信号がいずれもアクティ
ブであること、などを検出して判断すればよい。
【0052】或いは、入力されるインターフェース信号
のうち、記録媒体に書き込まれるライトデータの第1パ
ルスを検出するまでの間は、前記記録媒体に対する書き
込み動作を非許可とする構成にしてもよい。
【0053】このような構成とすることにより、情報記
録装置及びホストに対する電源供給の瞬断(瞬停)や、
ホストとの電源供給ラインが相違することによって生じ
る電源オン/オフ時の過渡応答、或いは情報記録装置に
設けられたインターフェース回路の故障等によって、イ
ンターフェース信号が異常状態となった場合であって
も、記録媒体に対する誤書き込み発生を防止・低減する
ことができる。
【0054】また、電源スペースに制約のあるホスト
(ノートPCや省スペースPCなど)のマザーボートを
ATX仕様とすることなく、各IC毎に電源管理を行う
構成とした場合には、上記した電源オン/オフ時の過渡
応答に起因するインターフェース信号の異常が特に問題
となるが、本発明に係る情報記録装置であれば、このよ
うなインターフェース信号の異常時であっても、記録媒
体に対する誤書き込み発生を防止・低減できるので、あ
る程度の電源ラインの自由度が生じ、部品の小型化や削
減等による生産性向上及びコストダウンを図ることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るFDD装置の一構成例を示すブロ
ック図である。
【図2】ライトキャンセリング回路3bの第1実施形態
を示す回路図である。
【図3】図2に示した回路各部の信号波形を表すタイミ
ングチャートである。
【図4】ライトキャンセリング回路3bの第2実施形態
を示す回路図である。
【図5】図4に示した回路各部の信号波形を表すタイミ
ングチャートである。
【図6】ライトキャンセリング回路3bの第3実施形態
を示す回路図である。
【図7】図6に示した回路各部の信号波形を表すタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
1 フロッピーディスクドライブ装置(FDD装置) 2 インターフェース回路 3 ロジック回路 3a ライト制御回路 3b ライトキャンセリング回路 4 リードライト回路 5 ステッピングモータドライバ回路 6 スピンドルモータドライバ回路 7a、8a リード/ライト用ヘッド(表面用/裏面
用) 7b、8b デリート用ヘッド(表面用/裏面用) 9 ステッピングモータ 10 スピンドルモータ 11 ホスト(PC) 12 マザーボード 13 フロッピーディスクコントローラ 14 レギュレータ回路 21 NOR回路 22、31、36、40、41 AND回路 23 第1微分回路 24 第2微分回路 25、42 RSフリップフロップ回路 26、44 タイミング調整回路 27、45、54 OR回路 32 微分回路 33、34、37、38、51 Dフリップフロップ
回路 35、39、52、53 インバータ回路 43 バッファ回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されるインターフェース信号の異常を
    検出する手段と、前記インターフェース信号の異常が検
    出された場合、所定期間或いは所定条件が成立するまで
    の間、記録媒体に対する書き込み動作を非許可とする手
    段と、を有することを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】入力されるインターフェース信号のうち、
    監視対象に指定した複数のインターフェース信号が全て
    アクティブであることを検出した場合には、その検出以
    後、所定期間或いは所定条件が成立するまでの間、記録
    媒体に対する書き込み動作を非許可とすることを特徴と
    する情報記録装置。
  3. 【請求項3】入力されるインターフェース信号のうち、
    記録媒体に対する書き込み動作の可否を制御するための
    ライトゲート信号と、ヘッドのステップ移動を制御する
    ためのステップパルス信号とが、いずれもアクティブで
    あることを検出した場合には、その検出以後、所定期間
    或いは所定条件が成立するまでの間、記録媒体に対する
    書き込み動作を非許可とすることを特徴とする情報記録
    装置。
  4. 【請求項4】入力されるインターフェース信号のうち、
    記録媒体に書き込まれるライトデータの第1パルスを検
    出するまでの間は、前記記録媒体に対する書き込み動作
    を非許可とすることを特徴とする情報記録装置。
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