JP2002324215A - リーダーコイルアンテナ及びこれを用いた非接触カード認証システム - Google Patents

リーダーコイルアンテナ及びこれを用いた非接触カード認証システム

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JP2002324215A JP2002027206A JP2002027206A JP2002324215A JP 2002324215 A JP2002324215 A JP 2002324215A JP 2002027206 A JP2002027206 A JP 2002027206A JP 2002027206 A JP2002027206 A JP 2002027206A JP 2002324215 A JP2002324215 A JP 2002324215A
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reader
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coil antenna
internal
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Tae-Ho Kim
泰▲ホ▼ 金
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Samsung Electronics Co Ltd
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Samsung Electronics Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q7/00Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/2208Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles associated with components used in interrogation type services, i.e. in systems for information exchange between an interrogator/reader and a tag/transponder, e.g. in Radio Frequency Identification [RFID] systems
    • H01Q1/2216Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles associated with components used in interrogation type services, i.e. in systems for information exchange between an interrogator/reader and a tag/transponder, e.g. in Radio Frequency Identification [RFID] systems used in interrogator/reader equipment
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信距離を増加できるリーダーコイルアンテ
ナ及びこれを用いた非接触カード認証システムを提供す
る。 【解決手段】 リーダーコイルアンテナ110は、所定
のループを形成し電流を供給され磁気場を形成する外部
コイル120、及び外部コイル120のループ内に配さ
れ外部コイル120の磁場の方向について補強干渉を引
き起こす少なくとも一つの内部コイル140を備える。
リーダーコイルアンテナ110を用いた非接触カード認
証システムは一方向に流れるよう引加された信号に応じ
て磁場を形成するリーダーコイルアンテナ110、リー
ダーコイルアンテナ110を介して動作信号を送出し非
接触カード430から入力された信号を復号するカード
リーダー330及び復号された信号に基づき非接触カー
ド430を認証するか否かを判断する制御部350と、
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリーダーコイルアン
テナ及び非接触カード認証システムに係り、さらに詳し
くは非接触カードのデータを解読するために磁場を形成
して動作周波数を送出し、非接触カードから送出された
周波数を受信するリーダーコイルアンテナ及び非接触カ
ード認証システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在料金支払い手段として使用されてい
るカードとしては、認証のために磁気ストリップ部分を
摩擦させる接触方式の磁気カードと、磁場を形成してい
る空間上にカードを接近させ周波数によりデータを送受
信する非接触式のカードとに区分される。磁気カードに
は後払い方式の既存のクレジットカードと先払い方式の
テレホンカードが使われている。非接触カード中には先
払方式を採用した非接触式バスカードと後払い方式を採
用して地下鉄などに使われている非接触式クレジットカ
ードが使用されている。
【0003】図1は従来の非接触カード認証システムを
示したブロック図であって、同図を参照すれば従来の非
接触カード認証システム10は、アンテナシステム16
と、カードリーダー18と、制御部20とから構成され
る。
【0004】カードリーダー18は非接触カード14を
感知するために電流を発し、アンテナシステム16を通
して電流により形成された磁場を送出させる。
【0005】非接触カード14は送出された磁場により
手動でバッテリを充電して非接触カード14の内部に貯
蔵されたデータを含む信号をアンテナシステム16に反
射して送出する。
【0006】アンテナシステム16に受信された信号は
カードリーダー18を経て制御部20に出力される。
【0007】制御部20に受信された信号は承認するか
否かを決定するために制御部20に貯蔵されたマスタ保
安情報(図示せず)と比較判断し承認するか否かを決定し
てアンテナシステム16を通して信号を送出する。
【0008】ひいてはアンテナシステム16はリーダー
コイルアンテナを有しており、リーダーコイルアンテナ
に引加された電流により磁場を発し、非接触カード14
から送出された信号を受信される。
【0009】図2は従来のリーダーコイルアンテナを示
した斜視図であって、同図を参照すれば従来のリーダー
コイルアンテナは駆動ループアンテナ22と、二重ルー
プアンテナ32、34と、非磁性導電体26とから構成
されている。
【0010】ここで、二重ループアンテナ32、34は
クロスオーバー(crossover)部36でクロスオーバー型
に互いに連結されている。また、非磁性導電体26はア
ルミニウム、銀、銅、黄銅、金などの素材を含むが、こ
れは渦電流に対する遮蔽を提供して駆動ループアンテナ
22に発する磁場を導く。カードリーダー18と連結さ
れたターミナル28、30には非接触カード14を駆動
するための駆動電流が供給され、供給された電流により
駆動ループアンテナ22には磁場が形成される。この
際、二重ループアンテナ32、34には駆動ループアン
テナ22により誘導電流が発生するが、これは駆動ルー
プアンテナ22に流れる電流の方向と180°の位相差
を有する。
【0011】二重ループアンテナ32、34は非磁性導
電体26の表面に付着されている。これは、アンテナシ
ステム16において非接触カード14が置かれる前面に
ついては磁場を形成するが、背面については磁場を誘導
吸収する。
【0012】このようなリーダーコイルアンテナは、駆
動ループアンテナ22と二重ループアンテナ32、34
に流れる電流の方向を逆に設定することと同じである。
従って、アンテナシステム16と非接触カード14のデ
ータ認識距離である通信距離(reading distance)の増加
は期することが難しい。また、非磁性導電体26は磁場
をかえって誘導吸収して全体的に磁場の強度が低下す
る。これは、結局磁場による通信距離が短くなる問題点
がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述した問題
点を解決するために案出されたもので、その目的はリー
ダーコイルアンテナに形成する磁場の強度による非接触
カードを読み取れる距離である通信距離を増加させうる
リーダーコイルアンテナ及びこれを用いた非接触カード
認証システムを提供するところにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の非接触カード認
証システムのリーダーコイルアンテナは、所定のループ
を形成し電流を供給され磁場を形成する外部コイルと、
外部コイルのループ内に配され電流を供給され外部コイ
ルの磁場方向について補強干渉(constructiveinterfer
ence)を引き起こす少なくとも一つの内部コイルと、を
備える。
【0015】一方、本発明のリーダーコイルアンテナを
用いた非接触カード認証システムは、同方向に流れるよ
う引加された信号に基づき磁場を形成するリーダーコイ
ルアンテナと、リーダーコイルアンテナを介して動作信
号を送出し非接触カードから入力された信号を復号する
カードリーダーと、復号された信号に基づき非接触カー
ドを認証するか否かを判断する制御部と、を備える。
【0016】本発明によれば、同方向の電流が引加され
たリーダーコイルアンテナによりコイルの中心部で感知
可能領域が改善される効果がある。また、内部コイルの
内部に非導電性磁性体を挿入することによりコイルの中
心辺りの磁場の強度が増加され感知可能領域が改善され
通信の安定性及びデッドゾーン(dead zone)を縮められ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明に係るリーダーコイルアンテナ及びこれを用いた非接
触カード認証システムについて説明する。図3は本発明
の第1実施形態によるリーダーコイルアンテナの上面図
であり、図4は図3の側断面図である。本発明に係るリ
ーダーコイルアンテナは印加された電流により所定の磁
場を形成するための外部コイル120及び内部コイル1
40を含む。
【0018】ここで、内部コイル140は外部コイル1
20の内部に配され、外部コイル120と一体に形成さ
れている。また、外部コイル120と内部コイル140
は信号の入出力経路であるターミナル160、180に
それぞれ連結されている。ターミナル160、180の
うち一本の線は入力線として使用し、もう一本は接地線
として使用する。本実施形態では外部コイル120に連
結された外部ターミナル160を信号の入力線として使
用し、内部コイルに連結された内部ターミナル180を
接地線として使用する。
【0019】外部コイル120と内部コイル140は印
刷回路基板50に装着されている。これは、コイルを堅
固に装着して揺れを防止するためである。
【0020】外部ターミナル160に駆動電流を引加す
れば外部コイル120及び内部コイル140には同方向
の電流が流れる。これによりコイルの周りには磁場が形
成される。この際、内部コイル140により取り囲まれ
た空間上の内部に形成される磁場は一方向に形成され、
これにより磁場の強度は垂直方向で補強現象が現れる。
【0021】ここで、外部コイル120と内部コイル1
40の間隔が次第に遠ざかるほど内部コイル140の内
部に形成される磁場の強度は大きくなる。しかし、一定
間隔以上になれば、すなわち内部コイル140の直径を
あまりにも小さく設定すれば内部コイル140の内部に
形成される磁場の強度は弱まる。
【0022】本実施形態において使うコイル120、1
40は銅でメッキした薄膜であり、これは数十μmの厚
さを有する。外部コイル120と内部コイル140との
間隔は実験値により最適の距離を設定することが望まし
い。一般に、コイル120、140の直径は30ないし
40μmに設定し、間隔は20ないし30mmに設定す
る。また、外部コイル120により形成された内部の平
均直径は55ないし65mmに設定する。
【0023】望ましくは、コイル120、140の外径
を35μmに、間隔を25mmに、外部コイル120に
より形成されたループ(loop)の直径を58.5mmに設
定する際、内部コイル140の内部で垂直方向に対する
磁場の強度が大きい値を得られる。
【0024】図5は図3の第2実施形態によるリーダー
コイルアンテナの側断面図である。ここで第1実施形態
と同一な部材番号は同一に適用される。第2実施形態に
よるリーダーコイルアンテナは外部コイル120、第1
内部コイル140、第2内部コイル150を有する。こ
のように二つの内部コイル140、150を使用すれ
ば、第2内部コイル150の内部に発生する磁場の強度
は第1実施形態において一層強く現れる。従って、本実
施形態では内部コイルの個数を多数個に設定することも
できる。
【0025】図6は図3の第3実施形態によるリーダー
コイルアンテナの側断面図である。第3実施形態による
リーダーコイルアンテナはコイル120、140が付着
された印刷回路基板50の背面に非導電性磁性体よりな
る磁場誘導層220が塗布されている。非導電性磁性体
は電気的伝導性がなく磁場が形成された箇所に位置すれ
ば磁性を有する物体を指す。
【0026】本実施形態による磁場は、印刷回路基板5
0の背面にも存するが、磁場誘導層220は印刷回路基
板50の背面に形成された磁場の方向を導いて印刷回路
基板50が付着された方向に磁場を誘導させる。この
際、誘導される磁場はコイル120、140が付着され
た方向に形成された磁場と結合され補強現象を発生す
る。従って、コイル120、140に同じく印加された
電流により一層遠距離まで感知領域を増加でき、印刷回
路基板50の背面方向への磁場の放出を減らせる。
【0027】このような現象は磁場誘導層220の厚さ
により磁場誘導の影響が相違に現れる。望ましくは、印
刷回路基板50の厚さが0.3ないし0.9mmの時、
磁場誘導層220の厚さを1ないし3mmに設定する。
【0028】また、このような印刷回路基板50は加工
時印刷回路基板50の背面に磁場誘導層220をスクリ
ーン印刷して加工することもできる。
【0029】図7は図3の第4実施形態によるリーダー
コイルアンテナの側断面図である。第4実施形態による
リーダーコイルアンテナは第3実施形態と同一符号を付
する。内部コイル140により形成された内部領域23
0に当たる印刷回路基板50に溝210が形成される。
図示した通り、印刷回路基板50の背面及び溝210に
磁場誘導層220、220aが形成される。
【0030】印刷回路基板50の背面に形成された磁場
誘導層220は第3実施形態と同様の役目を担う。
【0031】印刷回路基板50の溝210に挿入された
磁場誘導層220aにより誘導される磁場の方向は、印
刷回路基板50の背面に付着された磁場誘導層220に
より誘導される磁場の方向と同方向に形成される。この
ような磁場はコイル120、140が形成される面と垂
直方向に形成される。これにより、実際に非接触カード
を通過する磁束(magnetic flux)の大きさを最大に維持
させる。また、内部コイル140の内部には垂直方向の
磁束が強化され内部の磁場の強度を補強する。このよう
な磁場誘導層220aは印刷回路基板50に溝210を
形成せず印刷回路基板50の表面に塗布することもでき
る。
【0032】また、内部コイル140の内部領域に当た
る印刷回路基板50の溝210に挿入された磁場誘導層
220aの厚さは、印刷回路基板50の厚さとほぼ同一
に適用することが望ましい。
【0033】図8は図3及び図7に示した実施形態によ
り形成された磁場の強度を示したグラフである。図8に
おいて細い実線100は図3の実施形態により形成され
た磁場の強度Yを示し、太線200は図7の実施形態に
より形成された磁場の強度Yを示す。図面において、X
軸はコイル120、140により形成された内部領域の
中心部から外部領域への距離を示し、Y軸は各位置にお
ける磁場の強度を示す。
【0034】細い実線100によれば、コイル120、
140が置かれた個所における磁場の強度に比べて中心
部における磁場の強度が多少弱くなることが分かる。太
線200によれば、コイルが置かれている個所における
磁場の強度と磁場誘導層220aが挿入された中心部に
おける磁場の強度はほぼ同一であることが分かる。従っ
て、コイルの中心部分で磁場誘導層220aにより磁場
の強度が増加することが分かる。
【0035】図9は図3を用いた非接触カード認証シス
テムを示したブロック図である。本発明に係るリーダー
コイルアンテナを用いた非接触カード認証システムは、
リーダーコイルアンテナ110と、カードリーダー33
0と、制御部350とを有している。望ましくは本実施
形態の非接触カード認証システムは、リーダーコイルア
ンテナ110とカードリーダー330に対する入出力信
号を制御するマッチング回路310を有する。
【0036】部材番号410はリーダーコイルアンテナ
110により感知可能な領域を示し、430は非接触カ
ードを示す。
【0037】カードリーダー330はリーダーコイルア
ンテナ110を介して常にパワーと信号を含む動作周波
数を送出する。一例として、動作周波数は13.56M
Hzを有する。
【0038】カードリーダー330でマッチング回路3
10を通して出力された動作周波数はリーダーコイルア
ンテナ110で磁場を発して放出される。この際、コイ
ル120、140には相殺干渉により磁場が弱まるが、
コイル120、140の周りには補強干渉(constructi
ve interference)により一層大きい磁場を形成する。
従って、同一動作周波数により形成された感知可能領域
は増加する。
【0039】このように放出された磁場により非接触カ
ード430には誘導起電力が蓄積され、蓄積された誘導
起電力は反射放出され貯蔵された情報と共にリーダーコ
イルアンテナ110に受信される。
【0040】受信された信号はマッチング回路310を
経てカードリーダー330によりデータを判読し増幅及
びフィルタリングされ復号される。制御部350は復号
された信号に応じて認証するか否かを処理する。
【0041】前記本発明のリーダーコイルアンテナ及び
これを適用した非接触カード認証システムによれば、同
方向の電流が引加されたリーダーコイルアンテナによっ
てコイルの中心部で感知可能領域が改善される効果があ
る。一方、印刷回路基板の裏面に非導電性磁性体を付着
させて裏面に発生する磁場を遮蔽することにより望まな
い方向への磁場の放出を制御できる。また、図7に示し
た通り、内部コイルの内部に非導電性磁性体を挿入する
ことにより、コイルの中心付近に形成される磁場の強度
が増加する。結局、本実施形態による非接触カード認証
システムのための感知可能領域は増加し、通信の安定性
は改善され、デッドゾーン(dead zone)の面積は縮ま
る。
【0042】本発明に係る技術ではコイルを円形にする
ことと説明したが、本発明により外部コイルと内部コイ
ルに同方向の電流だけ引加できる形態、すなわち楕円形
など多様な形態でも同一に適用できる。
【0043】ひいては、本発明では外部コイルと内部コ
イルの中心部または共通中心点を有していることと説明
した。しかし、本発明により内部コイル及び外部コイル
が異なる中心部または異なる中心点を有しているように
し、内部コイルが外部コイルの内部にだけ位置するよう
設計すれば、本実施形態が同一に適用できる。
【0044】また、本発明ではコイルを装着するために
印刷回路基板を使用している。しかし、本発明によりコ
イルの位置及び印加される電流の方向を適用すれば印刷
回路基板がない構成も可能であろう。
【0045】本発明は前述した特定の望ましい実施形態
に限らず、請求の範囲で請求する本発明の要旨を逸脱せ
ず当該発明の属する技術分野において通常の知識を持つ
者ならば誰でも多様な変形実施が可能なことは勿論、そ
のような変形は記載された請求の範囲内にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の非接触カード認証システムのブロック
図である。
【図2】 図1のリーダーコイルアンテナの分解斜視図
である。
【図3】 本発明の第1実施形態によるリーダーコイル
アンテナの上面図である。
【図4】 図3の側断面図である。
【図5】 図3の第2実施形態によるリーダーコイルア
ンテナの側断面図である。
【図6】 図3の第3実施形態によるリーダーコイルア
ンテナの側断面図である。
【図7】 図3の第4実施形態によるリーダーコイルア
ンテナの側断面図である。
【図8】 図3及び図7によるコイル直径で磁場の強度
を示したグラフである。
【図9】 図3を用いた非接触カード認証システムを示
したブロック図である。
【符号の説明】
50 印刷回路基板 110 リーダーコイルアンテナ 120 外部コイル 140 内部コイル 220、220a 磁場誘導層 330 カードリーダー 350 制御部 430 非接触カード

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非接触カード認証システムのリーダーコ
    イルアンテナにおいて、 所定のループを形成し電流を供給され磁場を形成する外
    部コイルと、 該外部コイルのループ内に配される少なくとも一つの内
    部コイルと、を備え、ここで前記少なくとも一つの内部
    コイルは前記外部コイルにより形成された磁場方向につ
    いて補強干渉を引き起こすことを特徴とするリーダーコ
    イルアンテナ。
  2. 【請求項2】 前記内部コイルは、少なくとも二つの前
    記内部コイルを有し、ここで前記内部コイルは前記外部
    コイルから内側に順次に配されることを特徴とする請求
    項1に記載のリーダーコイルアンテナ。
  3. 【請求項3】 前記内部コイルは、一つの前記リーダー
    コイルが使われることを特徴とする請求項2に記載のリ
    ーダーコイルアンテナ。
  4. 【請求項4】 前記外部コイル及び少なくとも一つの前
    記内部コイルには同方向の電流が供給されることを特徴
    とする請求項1に記載のリーダーコイルアンテナ。
  5. 【請求項5】 前記外部コイル及び前記内部コイルは、
    一つのコイルにより一体形に形成されることを特徴とす
    る請求項1に記載のリーダーコイルアンテナ。
  6. 【請求項6】 前記外部コイル及び前記内部コイルは、
    円形のループで形成されることを特徴とする請求項1に
    記載のリーダーコイルアンテナ。
  7. 【請求項7】 前記外部コイル及び前記内部コイルは、
    同軸的に配されることを特徴とする請求項6に記載のリ
    ーダーコイルアンテナ。
  8. 【請求項8】 前記外部コイル及び前記内部コイルの直
    径は30ないし40μmの銅で形成され、前記外部コイ
    ル及び前記内部コイルの間隔は20ないし30mmで形
    成されることを特徴とする請求項1に記載のリーダーコ
    イルアンテナ。
  9. 【請求項9】 前記外部コイルにより形成されるループ
    の直径は55ないし65mmで形成されることを特徴と
    する請求項8に記載のリーダーコイルアンテナ。
  10. 【請求項10】 前記外部コイル及び前記内部コイル
    は、印刷回路基板に装着して形成されることを特徴とす
    る請求項1に記載のリーダーコイルアンテナ。
  11. 【請求項11】 前記印刷回路基板の一面には非導電性
    磁性体が塗布された磁場誘導層をさらに備えることを特
    徴とする請求項10に記載のリーダーコイルアンテナ。
  12. 【請求項12】 前記磁場誘導層は、前記内部コイルに
    より形成された前記ループの内部領域に配されることを
    特徴とする請求項11に記載のリーダーコイルアンテ
    ナ。
  13. 【請求項13】 前記印刷回路基板で前記内部コイルに
    より形成された前記ループの内部領域に溝を形成し、前
    記磁場誘導層は前記溝内に設けられるようにすることを
    特徴とする請求項12に記載のリーダーコイルアンテ
    ナ。
  14. 【請求項14】 前記印刷回路基板に形成する溝は、前
    記内部領域に対応する形状に設けられることを特徴とす
    る請求項13に記載のリーダーコイルアンテナ。
  15. 【請求項15】 一方向に流れるよう引加された信号か
    ら磁場を形成するリーダーコイルアンテナと、 該リーダーコイルアンテナを介して動作信号を送出し非
    接触カードから入力された信号を復号するカードリーダ
    ーと、 復号された前記信号に基づき前記非接触カードを認証す
    るか否かを判断する制御部と、を備えることを特徴とす
    るリーダーコイルアンテナを用いた非接触カード認証シ
    ステム。
  16. 【請求項16】 前記カードリーダーと前記リーダーコ
    イルアンテナとの間に設けられるマッチング回路をさら
    に備え、前記マッチング回路は前記リーダーコイルアン
    テナと前記カードリーダーとの信号をマッチングさせる
    ことを特徴とする請求項15に記載のリーダーコイルア
    ンテナを用いた非接触カード認証システム。
  17. 【請求項17】 前記リーダーコイルアンテナは、所定
    のループを形成し電流を供給され磁場を形成する外部コ
    イルと、該外部コイルのループ内に配される少なくとも
    一つの内部コイルとを備え、ここで前記少なくとも一つ
    の内部コイルは前記外部コイルにより形成された磁場の
    方向について補強干渉を引き起こすことを特徴とする請
    求項15に記載のリーダーコイルアンテナを用いた非接
    触カード認証システム。
  18. 【請求項18】 前記外部コイル及び前記内部コイル
    は、一つのコイルにより一体形に形成されることを特徴
    とする請求項17に記載のリーダーコイルアンテナを用
    いた非接触カード認証システム。
  19. 【請求項19】 前記外部コイル及び前記内部コイル
    は、印刷回路基板に装着され形成されることを特徴とす
    る請求項17に記載のリーダーコイルアンテナを用いた
    非接触カード認証システム。
  20. 【請求項20】 前記印刷回路基板の一面には非導電性
    磁性体が塗布された磁場誘導層をさらに備えることを特
    徴とする請求項19に記載のリーダーコイルアンテナを
    用いた非接触カード認証システム。
  21. 【請求項21】 前記磁場誘導層は、前記内部コイルに
    より形成された内部領域にさらに配されることを特徴と
    する請求項20に記載のリーダーコイルアンテナを用い
    た非接触カード認証システム。
  22. 【請求項22】 前記印刷回路基板の内部領域に溝が形
    成され、前記磁場誘導層は前記溝内に設けられるように
    することを特徴とする請求項21に記載のリーダーコイ
    ルアンテナを用いたカード認証システム。
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