JP2002323709A - 電気泳動装置の製造方法及び電子機器の製造方法 - Google Patents
電気泳動装置の製造方法及び電子機器の製造方法Info
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Abstract
を形成する。 【解決手段】 電気泳動分散液を包含するマイクロカプ
セルを分散させて塗布液14を生成し、これを電極層1
2に塗布する前に、マイクロカプセル層15を配置しな
い領域に、前記マイクロカプセルを分散させた分散液に
対して撥水性を有する撥水層13を形成する。その後、
前記塗布液14を電極層12の全面に塗布する。撥水層
13上に塗布液14が塗布されたとしても、撥水層13
は塗布液14に対して撥水性を有するから、撥水層13
上の塗布液14は、弾かれて撥水層13が形成されてい
ない領域、すなわち、マイクロカプセル層15を配置す
る領域に移動することになる。したがって、塗布液14
をロールコート法等によって電極層12の全面に塗布し
た場合であっても、結果的に選択的に塗布することがで
き、電気泳動層を選択的に容易に形成することができ
る。
Description
造方法及び電子機器の製造方法に関し、特に、その製造
方法をより容易にするようにした電気泳動装置の製造方
法及びこれを用いた電子機器の製造方法に関する。
示すような電気泳動表示装置が知られている。すなわ
ち、基板2a及び2bのうち、少なくとも一方の基板、
例えば2aが透明に形成され、透明基板2aの内側に透
明電極4aが、また、基板2bの内側には例えば、適当
な形状、サイズのセグメントにパターニングされた電極
層4bが形成されている。そして、これら透明電極4a
及び電極層4bの間に、例えば黒色に着色された着色分
散媒と、この分散媒に分散されている、電気泳動粒子と
しての帯電した白色の顔料粒子とが封入されたマイクロ
カプセル6が均一に塗布された電気泳動マイクロカプセ
ル層6aが形成されている。そして、例えば透明電極4
aをグランドレベルとし、電極層4bの各セグメントに
選択的に正或いは負の電圧を印加することによって、所
望の画像を表示するようになっている。
泳動表示装置は、例えば次のような手順で製造される。
すなわち、まず、着色分散媒に顔料粒子が分散された電
気泳動用分散液を包含したマイクロカプセル6を調製す
る。次いで、このマイクロカプセル6を適当な分散媒に
分散させてスラリー状の塗布液を調製する。そして、こ
の塗布液を、電極層4bが形成された基板2bの電極側
表面に均一に塗布し、これを乾燥させて電気泳動マイク
ロカプセル層6aを形成した後、この電気泳動マイクロ
カプセル層6aの上に、透明電極4a及び透明基板2a
をラミネートする。このようにして、透明電極4a及び
電極層4bを有する二つの基板2a及び2bの間に電気
泳動マイクロカプセル層6aを形成するようにしてい
る。
bには、前記電極層4bが形成されると共に、この電極
層4bの各セグメントに対して選択的に電圧を供給する
ためのスイッチング素子や、駆動回路或いは制御回路等
といった周辺回路も搭載され得る。したがって、両基板
2a及び2b間の電気的コンタクト部となる領域や、周
辺回路部となる領域等のように、マイクロカプセル6を
塗布したくない領域もある。
を塗布する方法としては数々の方法が提案されている
が、より容易に且つ高精度に選択的にマイクロカプセル
を塗布する方法が望まれていた。そこで、この発明は上
記従来の未解決の問題に着目してなされたものであり、
容易且つ高精度に所望の領域に選択的に電気泳動層を形
成することの可能な電気泳動装置の製造方法及びこれを
用いた電子機器の製造方法を提供することを目的として
いる。
に、本発明の第1の電気泳動装置の製造方法は、電気泳
動分散液を包含したマイクロカプセルを含む電気泳動層
が2つの電極間に配置された電気泳動装置の製造方法で
あって、部材の所望の領域に、前記マイクロカプセルを
分散させたマイクロカプセル分散液に対して撥液性を有
する撥液性膜を形成する工程と、前記撥液性膜が形成さ
れた前記部材に前記マイクロカプセル分散液を塗布する
工程と、を備えることを特徴としている。
は、本発明の第1の電気泳動装置の製造方法において、
前記領域のうち、電気的コンタクト部として使用される
領域上の前記撥液性膜は、その膜厚が、導電性を確保し
得る膜厚に形成されることを特徴としている。本発明の
第1及び第2の電気泳動装置の製造方法では、例えば一
方の電極等、マイクロカプセルを分散させたマイクロカ
プセル分散液を付着して電気泳動層を形成する部材のう
ち、所望の領域に、前述のマイクロカプセル分散液に対
して撥液性を有する撥液性膜を形成する。そして、この
後に、マイクロカプセル分散液を、部材に塗布する。
散液に対して撥液性を有するから、この撥液性膜上に塗
布されたマイクロカプセル分散液は弾かれて、撥液性膜
が形成されていない領域に移動することになり、マイク
ロカプセル分散液が部材に選択的に付着することにな
る。このとき、部材上には撥液性膜が形成されたまま残
ることになるが、この撥液性膜が形成された領域が、後
に電気的コンタクト部として使用される場合には、この
領域上の撥液性膜は導電性を確保可能な膜厚に形成され
るから、撥液性膜が形成された領域を、撥液性膜が形成
された状態で電気的コンタクト部として使用した場合で
あっても、問題ない。
は、電気泳動分散液を包含したマイクロカプセルを含む
電気泳動層が2つの電極間に配置された電気泳動装置の
製造方法であって、部材の所望の領域に、前記マイクロ
カプセルを分散させたマイクロカプセル分散液に対して
親液性を有する親液性膜を形成する工程と、前記親液性
膜が形成された前記部材に前記マイクロカプセル分散液
を塗布する工程と、を備えることを特徴としている。
は、例えば一方の電極等、マイクロカプセルを分散させ
たマイクロカプセル分散液を付着して電気泳動層を形成
する部材のうち、所望の領域に、前述のマイクロカプセ
ル分散液に対して親液性を有する親液性膜を形成する。
そして、この後に、マイクロカプセル分散液を部材に塗
布する。
散液に対して親液性を有するから、マイクロカプセル分
散液はこの親液性膜上に残り、さらに、親液性膜が形成
されていない領域上に塗布されたマイクロカプセル分散
液は、親液性膜に引かれて親液性膜上に移動することに
なる。その結果、親液性膜が形成された領域にマイクロ
カプセル分散液が選択的に塗布されることになる。
は、本発明の第1乃至第3の何れかに記載の電気泳動装
置の製造方法において、前記マイクロカプセル分散液に
バインダを混合したことを特徴としている。本発明の第
4の電気泳動装置の製造方法では、マイクロカプセルが
分散されたマイクロカプセル分散液に、バインダが混合
されているから、このバインダによってマイクロカプセ
ルをより確実に部材に固着させることが可能となる。
は、本発明の第1乃至第4の何れかに記載の電気泳動装
置の製造方法において、前記マイクロカプセル分散液を
前記部材に塗布しているとき及び塗布終了後の少なくと
も何れか一方のときに、前記部材上での前記マイクロカ
プセル分散液の移動を促進するための移動促進操作を行
うことを特徴としている。
は、マイクロカプセル分散液を部材に塗布していると
き、又は、塗布終了後、或いはこれら両方のときに、例
えば、部材を前後左右に振動させたり、傾斜させたり、
エアを吹き付ける等といった、部材上でのマイクロカプ
セル分散液の移動を促進するための操作が行われる。し
たがって、部材上に塗布されたマイクロカプセル分散液
は、撥液性膜が形成されていない領域、或いは、親液性
膜が形成された領域側に移動しやすくなって、マイクロ
カプセル分散液をより確実に選択的に塗布することが可
能となる。
は、電極に印可される電圧によって、マイクロカプセル
に包含された電気泳動粒子が移動する電気泳動装置の製
造方法であって、部材の所望の領域に、前記マイクロカ
プセルを分散させたマイクロカプセル分散液に対して撥
液性を有する撥液性膜を形成する工程と、前記撥液性膜
が形成された部材に前記マイクロカプセル分散液を塗布
する工程と、を備えることを特徴としている。
は、本発明の第6の電気泳動装置の製造方法において、
電気泳動装置の製造方法において、前記領域のうち、電
気的コンタクト部として使用される領域上の前記撥液性
膜は、その膜厚が、電気的コンタクトが可能な膜厚に形
成されることを特徴としている。本発明の第8の電気泳
動装置の製造方法は、電極に印可される電圧によって、
マイクロカプセルに包含された電気泳動粒子が移動する
電気泳動装置の製造方法であって、部材の所望の領域
に、前記マイクロカプセルを分散させたマイクロカプセ
ル分散液に対して親液性を有する親液性膜を形成する工
程と、前記親液性膜が形成された前記部材に前記マイク
ロカプセル分散液を塗布する工程と、を備えることを特
徴としている。
は、本発明の第6乃至第8の何れかに記載の電気泳動装
置の製造方法において、前記マイクロカプセル分散液に
バインダを混合したことを特徴としている。本発明の第
10の電気泳動装置の製造方法は、本発明の第6乃至第
9の何れかに記載の電気泳動装置の製造方法において、
前記マイクロカプセル分散液を前記部材に塗布している
とき及び塗布終了後の少なくとも何れか一方のときに、
前記部材上での前記マイクロカプセル分散液の移動を促
進するための移動促進操作を行うことを特徴としてい
る。
製造方法では、本発明の第1乃至第5の電気泳動装置の
製造方法と同等の作用効果を得ることが可能となる。本
発明の電子機器の製造方法は、電気泳動装置を備えた電
子機器の製造方法であって、基体上に導電材料からなる
配線を形成する工程と、前記電気泳動装置を、前記請求
項1乃至10の何れかに記載の電気泳動装置の製造方法
を用いて製造する工程と、を含むことを特徴としてい
る。
の電気泳動装置の製造方法を用いて電気泳動装置を製造
する工程を含むことによって、マイクロカプセル分散液
を容易に選択的に塗布することの可能な電気泳動装置を
備えた電子機器を製造することが可能となる。
に基づいて説明する。まず、図1(a)に示すように、
基板11の上に、例えばTFT(ThinFilm T
ransistor)等を含んで複数の分割電極が形成
された電極層12を公知の手順にしたがって形成する。
12(部材)に対し親水処理又は撥水処理を行う。例え
ば、撥水処理を行う場合には、電極層12上の、マイク
ロカプセルを配置しない領域、つまり、マイクロカプセ
ル層を配置しない領域に撥液性膜としての撥水層13を
形成する。この撥水層13は、例えば、疎水性基を有す
る物質を気相又は液相工程にて電極層12の表面に反応
或いは吸着させ、いわゆる、自己組織化膜を形成させる
ことによって形成する。
の形成面の構成原子と結合可能な官能基を有する化合物
を、膜形成面と共存させることによって、前記官能基が
膜形成面に吸着して前記膜形成面の構成原子と結合し、
分子を外側に向けて形成された単分子膜である。この単
分子膜は、化合物の膜形成面に対する自発的な化学吸着
によって形成されることから、自己組織化膜と称され
る。
ば、特開昭62−178903号公報に開示されている
アルコキシシラン化合物や、特開昭63−296002
号公報に開示されているフッ素含有アミノシラン化合物
等を用いることができる。なお、マイクロカプセルを配
置しない領域を、電気的コンタクト部として利用する場
合には、疎水処理後も導電性を確保するため、つまり、
撥水層13を介在して電気的コンタクトが可能なよう
に、疎水性物質からなる撥水層13の層厚は、十分薄く
する。好ましくは0.5〜2〔nm〕程度が望ましい。
化膜で構成する必要はなく、また、単分子膜である必要
もない。しかしながら、マイクロカプセルを配置しない
領域を、電気的コンタクト部として利用する場合等、十
分薄い撥水層13を得る場合には有効である。また、逆
に、親水処理を行う場合には、電極層12上の、マイク
ロカプセルを配置する領域、つまりマイクロカプセル層
を配置する領域に親水層(親液性膜)を形成する。この
親水層は、例えば水酸基、カルボン酸基、スルホン酸基
等の親水性基を有する物質を気相又は液相工程にて反応
或いは吸着させる。
(b)に示すように、電極層12上には、マイクロカプ
セル層を配置する領域に撥水層13が形成されることに
なる。次いで、図1(c)に示すように、撥水層13が
形成された電極層12上に、マイクロカプセルが水に分
散された塗布液(マイクロカプセル分散液)14を、例
えばナイフコート法等を用いて電極層12上に均一に塗
布する。なお、ナイフコート法に限らず、ロールコート
法、スピンコート法等の全面塗布方法を用いることがで
きる。
を混合することによって、マイクロカプセルをより強固
に電極層12上に定着させることができる。前記水溶性
バインダとしては、例えば、ポリビニルアルコールやポ
リエチレングリコール、ニトロセルロース等の水溶性ポ
リマ或いはシリコン化合物、アクリル化合物、ウレタン
化合物等のポリマを水中に分散したエマルジョン等を用
いることができる。
13が形成されている場合には、撥水層13上に塗布さ
れた塗布液14は弾かれて撥水層13が形成されていな
い領域に移動する。つまり、撥水層13は、マイクロカ
プセル層を配置しない領域上に形成されているから、図
2(b)に示すように、撥水層13上の塗布液は弾かれ
てマイクロカプセル層を配置しない領域上に移動するこ
とになる。つまり、電極層12上に塗布液14が選択的
に塗布され、すなわち選択的にマイクロカプセル層15
が形成されることになる。
に親水層が形成されている場合には、親水層が形成され
ていない領域上に塗布された塗布液は、親水層にひきよ
せられて親水層が形成されている領域に移動する。つま
り、親水層は、マイクロカプセル層を配置する領域上に
形成されているから、親水層が形成されていない領域上
の塗布液は、マイクロカプセル層を配置する領域側に移
動することになる。したがって、この場合も、電極層1
2上に、塗布液が選択的に塗布されてマイクロカプセル
層15が形成されることになる。
布している際、又は塗布後の塗布液14が乾燥する前
に、図3に示すように、基板11及び電極層12からな
る基材を前後左右に振動させたり(図3(a))、傾斜
させたり(図3(b))、撥水層13が形成されている
領域、すなわち、マイクロカプセル層を配置しない領域
に、エアノズル等によって空気を吹き付けたりする等の
操作(移動促進操作)を行うことによって、電極層12
上でのマイクロカプセル分散液の移動を促進させ、撥水
領域、つまり、マイクロカプセル層を配置しない領域上
のマイクロカプセル分散液を、より確実にマイクロカプ
セル層を配置する領域側に移動させることができ、すな
わち、撥水領域部分に塗布液14が残存することを防止
することができる。
全にないことをカメラ等で確認した後に、乾燥を開始す
るようにしてもよい。このようにして、図2(b)に示
すように、選択的にマイクロカプセル層15を配置させ
た後、図2(c)に示すように、マイクロカプセル層1
5が配置されていない領域に、上下の電極間の電気的コ
ンタクトを行うためのコンタクト部や周辺回路等の非マ
イクロカプセル層15を必要に応じて形成し、この上
に、公知の方法によって、内側に透明電極17が形成さ
れた透明基板18を、前記透明電極17が前記マイクロ
カプセル層15と対向するように積層する。前記透明電
極17は、透明で導電性の高い例えばITO膜等で形成
され、また、透明基板18は、ガラス、石英、プラステ
ィック(合成樹脂)等で形成される。
に形成された、電極層12及び透明電極17からなる電
極間に、マイクロカプセル層15が挟まれた積層構造を
形成することができ、これはすなわち、電気泳動表示装
置となる。このように、塗布液14の親水領域及び非親
水領域に対する親液性の違い、又は塗布液14の撥水領
域及び非撥水領域に対する撥液性の違いを利用するよう
にしたから、塗布液14を、マイクロカプセル層15を
配置すべき領域上に、容易に選択的に塗布することがで
きる。
を、マイクロカプセル層15を配置する領域上に選択的
に塗布することができるから、ナイフコート法或いは、
ロールコート法、スピンコート法等の全面塗布方法を用
いて塗布液14すなわちマイクロカプセル分散液の塗布
を行う場合であっても、容易にマイクロカプセル層15
を形成することができると共に、電気泳動装置の製造に
用いる装置が複雑になることもない。
インで形成することができるから、人手を介することな
く、オンラインでマイクロカプセル層15を形成するこ
とができる。また、電極層12の上に撥水層13或いは
親水層を形成し、この上に、他の層を積層するようにし
ているが、マイクロカプセル層15が配置されない領
域、つまり非マイクロカプセル層16が電気的コンタク
ト部分に用いられる場合等には、非マイクロカプセル層
16の下部に形成された撥水層13の膜厚を、電気的コ
ンタクトが可能な厚さに設定するから問題はない。な
お、親水層を形成し、選択的にマイクロカプセル層15
を配置した場合には、前記電気的コンタクト部分は、親
水層が形成されていない領域に設けるようにすればよ
い。このとき、前記電気的コンタクト部分を、親水層が
形成されていない領域上に、電気的コンタクトが可能な
膜を介在して設けるようにすることも可能である。
ロカプセルを水に分散させるようにし、撥水層13又は
親水層を形成するようにした場合について説明したが、
これに限るものではなく、塗布液に対し撥水層が撥水性
を有する関係にあるもの、又は、塗布液に対して親水層
が親水性を有する関係にあるものであれば、水に限らず
適用することができる。
ロカプセルを水に分散させ、撥液性膜として撥水層1
3、親液性膜として親水層を形成するようにした場合に
ついて説明したが、これに限るものではない。例えば、
前記マイクロカプセルを有機溶媒に分散させることも可
能であり、この場合には、前記有機溶媒に対して親液性
を有する親液層、又は前記有機溶媒に対して撥液性を有
する撥液層を形成するようにすればよく、要は、マイク
ロカプセルを分散させた、塗布液に対して親液性を有す
る親液性膜、又は、前記塗布液に対して撥液性を有する
撥液性膜を形成するようにすればよい。
動表示装置に適用した場合について説明したが、これに
限るものではなく、電気泳動リライタブルシート等、電
気泳動装置を用いたものであれば適用することができ
る。さらに、上記実施の形態においては、電極層12及
び透明電極17の間にマイクロカプセル層15を形成す
るようにした場合について説明したが、電極層12及び
透明電極17とマイクロカプセル層15との間に、例え
ば誘電体材料で構成される誘電体層等の他の層が介挿さ
れている場合でも適用できることはいうまでもない。こ
のように、誘電体層を設けることによって、マイクロカ
プセル層15の記憶の持続性を向上させることができ
る。
を用いて、次の手順で、マイクロカプセル層を形成し、
その表面接触抵抗を計測した。まず、電気泳動分散液と
して、ドデジルベンゼンにアントラキノン系青染料を溶
解した着色分散媒に、酸化チタン白色顔料を界面活性剤
と共に超音波分散させたものとを調製した。
アラビアゴムの複合コアセルベーション法によりマイク
ロカプセル化した。このとき、マイクロカプセルの平均
径が約50μmとなるように乳化工程の条件を調製し
た。次に、上記マイクロカプセルとシリコンレジンのバ
インダ剤とを重量比率1:2で混合し、水を約50重量
%加えてスラリー状の塗布液を調製した。この塗布液
は、塗布直前に遊星運動ミキサを用いて脱法混合した。
て、片面にITO透明電極をスパッタした厚さ200μ
mのPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムを
用意した。そして、前記PETフィルムのITO透明電
極側の表面全体に、撥水層としてフルオロアルキルシリ
ル基(CF3(CF2)7(CH2)2 Si−)を有する自己組
織化膜を、室温で72時間かけてCVD法によって調製
した。なお、原材料として、ヘプタデカフルオロテトラ
ヒドロデシルトリメトキシシランを使用した。ここで、
前記自己組織化膜は、その直鎖分子の末端にフルオロア
ルキルシリル基(CF3(CF2)7(CH2)2 Si−)が配
置されるため、得られる自己組織化膜の表面は撥水性と
なる。
を施したPETフィルムのITO透明電極側に対して、
一部マスクした状態で、波長172nmの紫外線を20
分間照射した。これにより、紫外線が照射された部分の
単分子層が剥がれ、マスクがしてある部分にのみ撥水層
が形成された。これによって、この撥水層が形成された
領域が撥水領域となり、それ以外の領域は、非撥水領域
となる。
が形成されたPETフィルムのITO透明電極面に、前
記塗布液をドクターブレードを使用して、ウェット膜厚
が約150μmとなるように均一に塗布した。このと
き、前述の非撥水領域上の塗布液は残留するが、前記撥
水領域上に塗布された塗布液は、弾かれて非撥水領域に
移動した。この弾き現象は、塗布直後のフィルムを振
動、又は傾斜させたり、或いは、シンリンジ先端から撥
水領域に空気を吹き付けたりすることによって、より顕
著になった。
ィルムを常温中に2時間放置して、塗布層を乾燥させ
た。このとき、乾燥させている最中も、一旦非撥水領域
に移動した塗布液が、撥水領域に戻るようなことはなか
った。上記のようにして塗布層を乾燥させた後、撥水領
域に1cm間隔にテスタのプローブを当てて、表面接触
抵抗を計測したところ、1kΩ以下の良好な電気的コン
タクト性を保つことが確認された。
12及び透明電極17からなる一対の電極間にマイクロ
カプセル層15を形成するようにした場合について説明
したが、これに限るものではなく、例えば、マイクロカ
プセル層15に電圧を印可する電極を、その表面が互い
に垂直方向に位置するように配置させた場合であっても
適用することができる。
えば絶縁層を介して同一基体上に配置し、マイクロカプ
セル内の帯電した顔料粒子が基体表面に平行に移動する
ような構成であっても適用することができる。また、上
記実施の形態においては、電気泳動表示装置に適用した
場合について説明したが、これに限るものではなく、そ
の他の電子機器に適用することも可能である。また、ト
ランジスタや、薄膜ダイオード等の非線形素子といった
種々のスイッチング素子を形成する場合であっても適用
することができ、また、これらのスイッチング素子が形
成された基板に適用することも可能である。
ーソナルコンピュータ、携帯電話、ディジタルスチルカ
メラ、電子ブック、電子ペーパー、電子ノート、及び電
子ペーパーを備えた電気泳動表示装置に適用した例とし
て、図4〜図10を参照して説明する。図4は、パーソ
ナルコンピュータの構成を示す斜視図である。
ード201を備えた本体部202と、表示ユニット20
3と、を備えている。ここで、このパーソナルコンピュ
ータ200にあっては、表示ユニット203が、上述の
製造方法で形成された電気泳動装置から構成されてい
る。図5は、携帯電話の構成を示す斜視図である。
1と、受話口302と、送話口303と、表示パネル3
04と、を備えている。ここで、この携帯電話300に
あっては、表示パネル304が、上述の製造方法で形成
された電気泳動装置から構成されている。図6は、ディ
ジタルスチルカメラの構成を示す斜視図である。なお、
外部機器との接続についても簡易的に示している。
401と、ケース401の背面に形成され、CCD(C
harge Coupled Device)による撮
像信号に基づいて、表示を行うようになっている表示パ
ネル402と、ケース401の観察側(図においては裏
面側)に形成される光学レンズやCCD等を含んだ受光
ユニット403と、シャッタボタン404と、このシャ
ッタボタン404を押した時点におけるCCDの撮像信
号が、転送・格納される回路基板405と、を備えてい
る。ここで、このディジタルスチルカメラ400にあっ
ては、表示パネル402が、上述の製造方法で形成した
電気泳動装置から構成されている。
けるケース401の側面には、ビデオ信号出力端子40
6と、データ通信用の入出力端子407とが設けられて
おり、前者にはテレビモニタ406Aが、後者にはパー
ソナルコンピュータ407Aが、それぞれ必要に応じて
接続されている。そして、所定の操作によって、回路基
板405のメモリに格納された撮像信号が、テレビモニ
タ406Aや、パーソナルコンピュータ407Aに出力
される構成となっている。
ある。電子ブック500は、ブック形状のフレーム50
1と、このフレーム501に開閉可能なカバー502と
からなり、フレーム501の表面には表示面を露出させ
た状態の表示装置503と、操作部504と、を備えて
いる。ここで、この電子ブック500にあっては、表示
装置503が上述の製造方法で形成された電気泳動装置
から構成されている。
である。電子ペーパー600は、紙と同様の質感及び柔
軟性を有するリライタブルシートからなる本体601
と、表示ユニット602と、を備えている。ここで、こ
の電子ペーパー600にあっては、表示ユニット602
が上述の製造方法で形成された電気泳動装置から構成さ
れている。
した電子ノートの構成を示す斜視図である。電子ノート
700は、カバー701と、このカバー701に挟まれ
た複数枚束ねられた電子ペーパー600と、を備えてお
り、カバー701に表示データ入力手段を備えることに
より、電子ペーパー600が束ねられた状態でその表示
内容を変更することができる。ここで、この電子ノート
700にあっては、電子ペーパー600が上述の製造方
法で形成された電気泳動装置から構成されている。
えた電気泳動表示装置800の他の構成を示し、(a)
は断面図、(b)は平面図である。電気泳動表示装置8
00は、二組の搬送ローラ対802a、802bが備え
られた本体部801と、この搬送ローラ対802a、8
02bに挟持された状態で本体部801に設置される電
子ペーパー600と、本体部801の表示面側(図10
(a)における上面側)に設けられた矩形孔803に嵌
めこまれた透明ガラス板804と、本体部801の一端
に設けられ、電子ペーパー600を本体部801に着脱
自在に挿入する挿入口805と、電子ペーパー600の
挿入方向先端部に設けられる端子部806にソケット8
07を介して接続可能なコントローラー808と、操作
部809と、を備えている。ここで、このディスプレイ
800にあっては、電子ペーパー600が上述の製造方
法で形成された電気泳動装置から構成されている。
01に設置した電子ペーパー600を、透明ガラス板8
04において視認させることで表示面を構成している。
また、この電子ペーパー600は本体部801に着脱自
在に設置されており、本体部801から外した状態で携
帯して使用することもできる。なお、電子機器として
は、これに限らず、テレビ、ビューファインダ型、モニ
タ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション
装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、
ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチ
パネルを備えた機器等を挙げることができ、上記電子機
器の表示部として、上述の製造方法で形成した電気泳動
装置を適用することが可能である。
第2の電気泳動装置の製造方法によれば、部材の所望の
領域に、マイクロカプセルを分散させたマイクロカプセ
ル分散液に対して撥液性を有する撥液性膜を形成し、そ
の後、部材にマイクロカプセル分散液を塗布するように
したから、撥液性膜上に塗布されたマイクロカプセル分
散液は、撥液性膜が形成されていない領域に移動するこ
とになって、マイクロカプセル分散液を容易に選択的に
塗布することができる。
電気的コンタクト部として用いる場合には、この領域に
ついては、その上に形成する撥液性膜を、導電性を確保
可能な膜厚に形成するから、撥液性膜が形成されたまま
であっても、電気的コンタクト部として十分利用するこ
とができる。本発明の第3の電気泳動装置の製造方法に
よれば、部材の所望の領域に、マイクロカプセルを分散
させたマイクロカプセル分散液に対して親液性を有する
親液性膜を形成し、その後、部材にマイクロカプセル分
散液を塗布するようにしたから、親液性膜が形成されて
いない領域に塗布されたマイクロカプセル分散液は、親
液性膜側に引き寄せられることになって、マイクロカプ
セル分散液を容易に選択的に塗布することができる。
よれば、マイクロカプセル分散液にバインダを混合した
から、より確実にマイクロカプセルをマイクロカプセル
分散液を部材上に固着させることができる。本発明の第
5の電気泳動装置の製造方法によれば、マイクロカプセ
ル分散液を部材に塗布している最中及び塗布後の少なく
とも何れか一方の時点で、部材を振動させる等といっ
た、部材上でのマイクロカプセル分散液の移動を促進す
る移動促進操作を行うようにしたから、マイクロカプセ
ル分散液を、より確実に選択的に塗布することができ、
信頼性を向上させることができる。
製造方法によれば、本発明の第1乃至第5の電気泳動装
置の製造方法と同等の作用効果を得ることができる。本
発明の電気機器の製造方法によれば、電気泳動装置を、
本発明の電気泳動装置の製造方法を用いて製造すること
によって、マイクロカプセル分散液を容易に選択的に塗
布することの可能な電気泳動装置を備えた電子機器を提
供することができる。
部を示す断面図である。
説明に供する説明図である。
示す斜視図である。
ある。
成を示し、(a)は正断面図、(b)は平面図である。
ある。
Claims (11)
- 【請求項1】 電気泳動分散液を包含したマイクロカプ
セルを含む電気泳動層が2つの電極間に配置された電気
泳動装置の製造方法であって、 部材の所望の領域に、前記マイクロカプセルを分散させ
たマイクロカプセル分散液に対して撥液性を有する撥液
性膜を形成する工程と、 前記撥液性膜が形成された部材に前記マイクロカプセル
分散液を塗布する工程と、を備えることを特徴とする電
気泳動装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記領域のうち、電気的コンタクト部と
して使用される領域上の前記撥液性膜は、その膜厚が、
導電性を確保し得る膜厚に形成されることを特徴とする
請求項1記載の電気泳動装置の製造方法。 - 【請求項3】 電気泳動分散液を包含したマイクロカプ
セルを含む電気泳動層が2つの電極間に配置された電気
泳動装置の製造方法であって、 部材の所望の領域に、前記マイクロカプセルを分散させ
たマイクロカプセル分散液に対して親液性を有する親液
性膜を形成する工程と、 前記親液性膜が形成された前記部材に前記マイクロカプ
セル分散液を塗布する工程と、を備えることを特徴とす
る電気泳動装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記マイクロカプセル分散液にバインダ
を混合したことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何
れかに記載の電気泳動装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記マイクロカプセル分散液を前記部材
に塗布しているとき及び塗布終了後の少なくとも何れか
一方のときに、前記部材上での前記マイクロカプセル分
散液の移動を促進するための移動促進操作を行うことを
特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の電気
泳動装置の製造方法。 - 【請求項6】 電極に印可される電圧によって、マイク
ロカプセルに包含された電気泳動粒子が移動する電気泳
動装置の製造方法であって、 部材の所望の領域に、前記マイクロカプセルを分散させ
たマイクロカプセル分散液に対して撥液性を有する撥液
性膜を形成する工程と、 前記撥液性膜が形成された部材に前記マイクロカプセル
分散液を塗布する工程と、を備えることを特徴とする電
気泳動装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記領域のうち、電気的コンタクト部と
して使用される領域上の前記撥液性膜は、その膜厚が、
電気的コンタクトが可能な膜厚に形成されることを特徴
とする請求項6記載の電気泳動装置の製造方法。 - 【請求項8】 電極に印可される電圧によって、マイク
ロカプセルに包含された電気泳動粒子が移動する電気泳
動装置の製造方法であって、 部材の所望の領域に、前記マイクロカプセルを分散させ
たマイクロカプセル分散液に対して親液性を有する親液
性膜を形成する工程と、 前記親液性膜が形成された前記部材に前記マイクロカプ
セル分散液を塗布する工程と、を備えることを特徴とす
る電気泳動装置の製造方法。 - 【請求項9】 前記マイクロカプセル分散液にバインダ
を混合したことを特徴とする請求項6乃至請求項8の何
れかに記載の電気泳動装置の製造方法。 - 【請求項10】 前記マイクロカプセル分散液を前記部
材に塗布しているとき及び塗布終了後の少なくとも何れ
か一方のときに、前記部材上での前記マイクロカプセル
分散液の移動を促進するための移動促進操作を行うこと
を特徴とする請求項6乃至請求項9の何れかに記載の電
気泳動装置の製造方法。 - 【請求項11】 電気泳動装置を備えた電子機器の製造
方法であって、 基体上に導電材料からなる配線を形成する工程と、 前記電気泳動装置を、前記請求項1乃至10の何れかに
記載の電気泳動装置の製造方法を用いて製造する工程
と、を含むことを特徴とする電子機器の製造方法。
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