JP2002323177A - 防火躯体貫通用排水管ユニット及びその施工方法 - Google Patents

防火躯体貫通用排水管ユニット及びその施工方法

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JP2002323177A
JP2002323177A JP2001171406A JP2001171406A JP2002323177A JP 2002323177 A JP2002323177 A JP 2002323177A JP 2001171406 A JP2001171406 A JP 2001171406A JP 2001171406 A JP2001171406 A JP 2001171406A JP 2002323177 A JP2002323177 A JP 2002323177A
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fire
case
fire protection
unit
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Shizuko Tarukawa
静子 樽川
Ippei Watanabe
一平 渡辺
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Bakuma Industrial Co Ltd
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Bakuma Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工現場での組み立て作業が不要になって作
業を簡単化でき、作業性の向上を図ることができる防火
躯体貫通用排水管ユニット及びその施工方法を提供する
こと。 【解決手段】 防火躯体である床スラブ1で仕切られる
上下階S1,S2の接続排水管3,6は、床スラブ1の
貫通孔2に挿入されたユニット20の非耐火性排水管1
2と継手4,5を介して接続され、ユニット20は、ケ
ース11と、ケース11の内部の排水管12と、ケース
11と排水管12との間に配置され、火災発生時に膨張
して溶解した排水管12及び貫通孔2を塞ぐ耐火性熱膨
張材13と、排水管12の軸方向における熱膨張材13
の両側に配置されたモルタル14,15とで形成され、
これらは工場で予め結合一体化されて施工現場に運ばれ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防火躯体の貫通孔
に挿入セットされ、火災発生時に非耐火性排水管を耐火
性熱膨張材で閉塞するための防火躯体貫通用排水管ユニ
ット及びその施工方法に係り、建物や地下街等の構築物
の防火区画を形成するための床スラブ、壁等の躯体に利
用できるものである。
【0002】
【背景技術】建物の床スラブは、上下階を防火区画に仕
切るための防火躯体になっている。上下階に下水管や汚
水管等の排水管を連通配管する場合には、この床スラブ
に貫通孔を形成し、この貫通孔に排水管を挿通させる作
業が行われる。この排水管は、切断等の加工が容易であ
ってコスト等の点でも有利な非耐火性材料である塩化ビ
ニル製となっており、このため、下階が火災等の発生で
高温となった場合には、排水管が溶解しても、煙等が床
スラブの貫通孔を通って上階へ達するのを防止すること
が求められる。
【0003】このために提案されている従来の技術とし
て、実公昭57−10692号の防火装置が知られてい
る。この防火装置は、床スラブに形成された貫通孔にケ
ースを挿入し、このケースの内部に排水管を上下に挿通
させるとともに、ケースと排水管との間に耐火性熱発泡
材を充填したものとなっている。火災の熱で高温になる
と、耐火性熱発泡材が発泡することにより、溶解した排
水管及び床スラブの貫通孔を閉塞する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
に係る防火装置は、建物の建築現場において、床スラブ
の貫通孔に挿入セットしたケースに排水管を上下に挿通
するなどの作業を行う現場施工式のものとなっている。
このため、施工現場でこの防火装置の組み立てを行わな
ければならず、施工現場での作業に手間と時間がかかる
ため、作業性を向上させることは困難であった。
【0005】本発明の目的は、施工現場での組み立て作
業が不要になって作業を簡単化することができ、その作
業性を向上させることができる防火躯体貫通用排水管ユ
ニット及びその施工方法を提供するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る防火躯体貫
通用排水管ユニットは、ケースと、このケースの内部に
挿入され、両端部が開口している非耐火性排水管と、こ
れらのケースと非耐火性排水管との間に配置された耐火
性熱膨張材とを含んで形成されているとともに、前記ケ
ースと前記非耐火性排水管と前記耐火性熱膨張材とが予
め結合一体化されていることを特徴とするものである。
【0007】また、本発明に係る防火躯体貫通用排水管
ユニットは、ケースと、このケースの内部に挿入され、
両端部が開口している非耐火性排水管と、これらのケー
スと非耐火性排水管との間に配置された耐火性熱膨張材
とを含んで形成されているとともに、前記ケースと前記
非耐火性排水管と前記耐火性熱膨張材とが予め結合一体
化されており、前記ケースが防火躯体に形成された貫通
孔に挿入され、前記非耐火性排水管の両端部のそれぞれ
に接続排水管が接続されることを特徴とするものであ
る。
【0008】また、本発明に係る防火躯体貫通用排水管
ユニットの施工方法は、ケースと、このケースの内部に
挿入され、両端部が開口している非耐火性排水管と、こ
れらのケースと非耐火性排水管との間に配置された耐火
性熱膨張材とを含んで形成される防火躯体貫通用排水管
ユニットを予め製造し、この防火躯体貫通用排水管ユニ
ットを施工現場の防火躯体の貫通孔に挿入するととも
に、前記非耐火性排水管の開口している両端部のそれぞ
れに接続排水管を接続することを特徴とするものであ
る。
【0009】本発明では、ケースと非耐火性排水管と耐
火性熱膨張材とを含んで形成される防火躯体貫通用排水
管ユニットは、これらのケース、非耐火性排水管、耐火
性熱膨張材が予め結合一体化されて製造されたユニット
となっているため、ケースを防火躯体に形成された貫通
孔に挿入すると、防火躯体貫通用ユニットの全体がこの
貫通孔にセットされたことになる。このため、非耐火性
排水管の開口している両端部のそれぞれに接続排水管を
接続することにより、防火躯体で仕切られた上下階等の
2つの部屋に排水管を連通配管する作業を簡単に行え、
施工現場での作業の省力化と作業性の向上を達成するこ
とができる。
【0010】そして、防火躯体で仕切られた部屋の一方
が火災発生等で高温になり、非耐火性排水管が溶解した
ときには、耐火性熱膨張材が体積膨張することにより、
溶解した排水管及び防火躯体の貫通孔が耐火性熱膨張材
で閉塞される。
【0011】以上の本発明において、非耐火性排水管の
開口している両端部のそれぞれをそのままとし、施工現
場で前記接続排水管を接続するときに、これらの両端部
に施工現場で継手を取り付けることによって接続排水管
の接続作業を行うようにしてもよく、あるいは、防火躯
体貫通用排水管ユニットを、非耐火性排水管における両
方の端部のうちの少なくとも一方に接続排水管を接続す
るための継手が予め取り付けられているものとし、施工
現場ではこの継手を使用して接続排水管の接続作業を行
えるようにしてもよい。
【0012】後者を採用すると、施工現場で継手を防火
躯体貫通用排水管ユニットに取り付ける作業を行う必要
がなくなるため、施工現場での作業をより簡単に行え、
作業性を一層向上させることができる。
【0013】このように後者を採用した場合において、
継手は、ソケットでもよく、エルボでもよく、ベントで
もよく、また、主管と枝管等の複数の接続排水管を接続
できるY字等の継手でもよい。
【0014】また、継手を取り付ける非耐火性排水管の
端部を前記ケースから突出させ、この突出端部に継手を
取り付けることによって継手の全体をケースから露出さ
せてもよく、また、継手の軸方向の少なくとも一部をケ
ースの内部に収納し、継手の残りの部分のみをケースか
ら露出させてもよい。
【0015】これらのうちの後者にすると、継手の軸方
向の少なくとも一部がケースに収納された分だけ防火躯
体貫通用排水管ユニットの軸方向長さを短縮することが
でき、小型化を図ることができる。
【0016】また、前記ケースの内部におけるこのケー
スと前記非耐火性排水管との間の空間の全部に前記耐火
性熱膨張材を配置してもよく、あるいは、この空間の一
部に耐火性熱膨張材を配置し、残りの部分に他の部材、
例えばモルタルを充填してもよい。
【0017】しかし、前者のようにケースと非耐火性排
水管との間の空間の全部に耐火性熱膨張材を配置する
と、多量の耐火性熱膨張材が必要となり、耐火性熱膨張
材の価格は高価であって、耐火性熱膨張材のためのコス
トが高くなるため、後者とすることが好ましい。
【0018】また、後者とする場合には、ケースの内部
における耐火性熱膨張材と他の部材との配置位置関係は
任意でよいが、好ましいことは、ケースの内部に、前記
非耐火性排水管の軸方向に耐火性熱膨張材と層をなす少
なくとも1個の層部材を配置し、この層部材を前記他の
部材とすることである。
【0019】このようにすると、耐火性熱膨張材はケー
スの内面から非耐火性排水管の外面までの大きな幅方
向、言い換えると、非耐火性排水管の大きな半径方向に
亘ってケースの内部に配置されるため、火災発生等で耐
火性熱膨張材が膨張したとき、この膨張を非耐火性排水
管側へ向かって大きくすることができ、これより、溶解
した非耐火性排水管及びこの非耐火性排水管が挿入され
ていた防火躯体の貫通孔を耐火性熱膨張材で確実に塞ぐ
ことができるようになる。
【0020】また、このようにケースの内部に非耐火性
排水管の軸方向に耐火性熱膨張材と層をなす少なくとも
1個の層部材を配置する場合には、一例として、この層
部材を、非耐火性排水管の軸方向における耐火性熱膨張
材の両側に配置してもよい。
【0021】これによると、ケースの内部において耐火
性熱膨張材は層部材で挟まれて、この耐火性熱膨張材が
層部材で保護された状態になるため、防火躯体貫通用排
水管ユニットを、例えば、このユニットを製造した工場
から施工現場に運ぶときや、このユニットを施工現場で
取り扱うときに、耐火性熱膨張材が損傷するのを有効に
防止できるようになる。
【0022】また、本発明に係る防火躯体貫通用排水管
ユニットは、防火躯体と対面し、ケースと防火躯体の貫
通孔との間に充填される充填材を受けるための受け部材
を備えるものであってもよい。
【0023】防火躯体貫通用排水管ユニットがこのよう
な受け部材を備えていると、ケースと貫通孔との間の隙
間にモルタル、ロックウール、グラスウール等の耐火性
充填材を充填してこの隙間を埋める作業を行うとき、こ
の充填材を受け部材で受けることができるため、充填材
が落下等してしまうのを防止できるようになる。
【0024】このような受け部材の作用効果は、防火躯
体が床スラブのように水平方向に延設されたものであっ
て、この防火躯体に鉛直に形成された貫通孔に防火躯体
貫通用排水管ユニットを上下に挿入し、ケースと貫通孔
との間に充填された充填材がその重量で落下するのを防
火躯体の下面に配置した受け部材で受けるようにした場
合において、特に発揮される。
【0025】また、受け部材はケース等に結合されて防
火躯体貫通用排水管ユニットと一体化されたものでもよ
く、一体化されていないものでもよく、また、防火躯体
貫通用排水管ユニットに取り付けられるものでもよく、
取り付けられないものでもよい。受け部材が防火躯体貫
通用排水管ユニットと一体化されないもの又は取り付け
られないものである場合には、受け部材を防火躯体の表
面に取り付けることにより、この受け部材で充填材を受
けることができ、受け部材が防火躯体貫通用排水管ユニ
ットと一体化されたもの又は取り付けられるものであっ
ても、受け部材を防火躯体の表面に取り付けてもよい。
【0026】また、受け部材は前記非耐火性排水管の円
周方向等に分割されていない一体品としてもよく、非耐
火性排水管の円周方向に分割された複数個の分割品の組
み合わせからなるものとしてもよい。
【0027】受け部材を前者とし、かつ、受け部材がケ
ース等に結合されないでユニットと一体化されてない
と、防火躯体の貫通孔に挿入した防火躯体貫通用排水管
ユニットにおける前記非耐火性排水管の一方の端部に前
記接続排水管を接続した後に、ケースと貫通孔との間に
充填材を充填し、この充填材を接続排水管が接続された
側において受け部材で受けようとしても、このための作
業を行えないため、受け部材を後者とすることが好まし
い。
【0028】以上において、ケースは、防火躯体の貫通
孔の形状と対応する円筒形でもよく、また、貫通孔の形
状と対応する円筒形部分と、貫通孔から突出し、貫通孔
の直径よりも大きい膨大部とを有する外面段付き状のも
のでもよい。後者とすると、膨大部により、火災発生時
等において溶解した非耐火性排水管及び貫通孔を塞ぐた
めに充分の量の耐火性熱膨張材をケースの内部に充填で
きるようになる。
【0029】また、耐火性熱膨張材は、無発泡で熱膨張
するものでもよく、熱発泡性のものでもよい。
【0030】また、以上説明した本発明に係る防火躯体
貫通用排水管ユニット及びその施工方法は、建物の床ス
ラブはもちろんのこと、界壁にも適用でき、防火区画を
形成するための任意な防火躯体に適用可能である。ま
た、この防火躯体は、地下街等の構造物の防火躯体でも
よい。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態に係る防
火躯体貫通用排水管ユニットを図面に基づいて説明す
る。
【0032】図1は、第1実施形態に係る防火躯体貫通
用排水管ユニット20を示す。このユニット20は、円
筒形のケース11と、このケース11の内部に上下に挿
入された排水管12と、ケース11と排水管12との間
に充填配置された耐火性熱膨張材13と、排水管12の
軸方向において、耐火性熱膨張材13と層をなして耐火
性熱膨張材13の上下両側に充填配置されたモルタル1
4,15とで形成されている。排水管12の両端部12
A,12Bは開口しているとともに、排水管12の長さ
はケース11よりも長く、両端部12A,12Bがケー
ス11から突出している。
【0033】排水管12は塩化ビニル管であり、このた
め、排水管12は非耐火性排水管となっている。また、
耐火性熱膨張材13は、耐火性を有するとともに、火災
発生等で周囲の環境温度が高温になると体積膨張するも
のである。この耐火性熱膨張材13は、例えば、熱膨張
性基材と弾性化素材とを含んでなるものであり、熱膨張
基材は、例えば、膨張黒鉛、バーミキュライト(蛭石)
などの異方性膨張基材、又はアルカリ金属ケイ酸塩(米
国3M社製、商品名:エクスパントロール)などの等方
性膨張基材であり、弾性化素材は、例えば、セラミック
ファイバー等の繊維、ゴム弾性を有する有機バインダー
である。また、耐火性熱膨張材13は、耐火性熱発泡材
でもよく、例えば、株式会社常盤電機製のGRANDE
X FJ515(商品名)でもよい。
【0034】また、耐火性熱膨張材は、バーミキュライ
トとセラミックファイバー、ゴム等からなるニチアス株
式会社製のバーモフレックス(商品名)でもよく、さら
に、膨張性グラファイトとクロロプレン等からなる株式
会社十川ゴム製の熱膨張ゴムや、膨張性黒鉛とゴム又は
合成樹脂等からなる積水化学工業株式会社製のS耐火シ
ート(商品名)でもよい。
【0035】ケース11は耐火性と大きな強度とを有す
る金属製又は補強繊維混合モルタル製であり、このた
め、耐火性熱膨張材13が膨張したときに、この膨張力
よりも充分に大きな強度を発揮し、膨張方向をケース1
1の内径側、すなわち排水管12側に向かわせることが
できるようになっている。
【0036】以上のユニット20は、ケース11の内部
に排水管12を挿入セットした後、耐火性熱膨張材13
及びモルタル14,15を充填、固化させることによ
り、予め工場において、これらのケース11、排水管1
2、耐火性熱膨張材13、モルタル14,15の結合一
体化によって製造されている。そして、この後にユニッ
ト20は施工現場に運ばれる。
【0037】図2は、施工現場での施工後の状態を示し
ている。上階S1と下階S2とを防火区画として仕切る
防火躯体となっている床スラブ1には鉛直に貫通孔2が
形成されている。下階S2には接続排水管3が立ち上げ
配管されており、貫通孔2にユニット20を挿入すると
ともに、このユニット20の排水管12の下端部12B
に継手4を介して接続排水管3を接続する。また、排水
管12の上端部12Aに継手5を介して上階S1の接続
排水管6を接続するとともに、ユニット20のケース1
1と床スラブ1の貫通孔2との間に、モルタル又はロッ
クウール又はガラスウール等による耐火性充填材7を充
填する。
【0038】これにより、下階S2の接続排水管3と、
上階S1の接続排水管6は、防火躯体貫通用排水管ユニ
ット20と継手4,5を介して連通接続される。
【0039】下階S2において、火災発生等によって環
境温度が上昇すると、図3に示すとおり、熱によって塩
化ビニル製の排水管12が溶解するとともに、耐火性熱
膨張材13が膨張する。これにより、排水管12及び貫
通孔2は体積膨張した耐火性熱膨張材13で塞がれるこ
とになり、煙等が上階S1に達するのを防止できる。
【0040】以上の本実施形態によると、防火躯体貫通
用ユニット20は、予め工場で製造されたユニットにな
っていて、施工現場で組み立てられながら床スラブ1の
貫通孔2に組み込まれるものではないため、貫通孔2に
ユニット20を挿入し、ケース11から突出している排
水管12の上下端部12A,12Bに継手4,5を介し
て接続排水管3,6を接続するとともに、ケース11と
貫通孔2との間の隙間に充填材7を充填するだけで、所
定の作業を終了することができ、施工現場での作業の簡
単化及び作業性の向上を達成することができる。
【0041】また、ユニット20には、排水管12の軸
方向における耐火性熱膨張材13の両側においてこの耐
火性熱膨張材13と層をなすようにモルタル14,15
が充填配置され、層部材となっているこれらのモルタル
14,15はケース11の蓋代わりになっていて、モル
タル14,15で耐火性熱膨張材13は挟まれ、耐火性
熱膨張材13はモルタル14,15で保護された状態に
なっているため、ユニット20を、このユニット20を
製造した工場から施工現場に運ぶときや、ユニット20
を施工現場で取り扱うときに、耐火性熱膨張材13が損
傷するのを防止できる。
【0042】また、ケース11の内部にモルタル14,
15を充填することにより、ケース11の内部に充填す
る耐火性熱膨張材13の量をそれだけ減少させることが
でき、高価な耐火性熱膨張材13の使用量を少なくでき
るため、ユニット20のコストを低減できる。
【0043】さらに、モルタル14,15は排水管12
の軸方向に耐火性熱膨張材13と層をなしてケース11
に充填されているため、耐火性熱膨張材13はケース1
1の内面から排水管12の外面まで達する大きな幅を有
し、このため、耐火性熱膨張材13が膨張したときに
は、排水管12の半径方向へ大きく膨張させることがで
き、この結果、溶解した排水管11や貫通孔2を確実に
閉塞させることができる。
【0044】図4は、第2実施形態に係る防火躯体貫通
用排水管ユニット30を示す。このユニット30は、排
水管12の上下端部12A,12Bに図2で示した継手
4,5を予め工場で取り付けたものとなっている。
【0045】この実施形態によると、施工現場において
排水管12の上下端部12A,12Bに継手4,5を取
り付ける作業を省略できるため、施工現場の作業を一層
簡単化することができる。
【0046】図5は、第3実施形態に係る防火躯体貫通
用排水管ユニット40を示す。このユニット40におけ
る排水管32はこれまでの排水管12よりも短く、この
排水管32のケース11から突出した下端部32Bに継
手4が工場で取り付けられているとともに、ケース11
から突出していない又は少し突出した上端部32Aに継
手5が工場で取り付けられ、、この継手5の軸方向の一
部がケース11の内部に収納されている。
【0047】この実施形態によると、ユニット40の一
部となっている継手5の軸方向の一部がケース11の内
部に収納された分だけ、図4のユニット30と比較して
ユニット40の軸方向長さを短縮でき、ユニット40を
小型化できる。
【0048】また、この実施形態によると、排水管32
の軸方向における耐火性熱膨張材13の両側においてケ
ース11の内部に充填されているモルタル14,15の
うち、継手5側のモルタル14の厚さは、ケース11に
収納された継手5の軸方向長さと同じ程度になっている
ため、ケース11の内部に充填しなければならない耐火
性熱膨張材13の量をそれだけ削減できる。
【0049】図6は、第4実施形態に係る防火躯体貫通
用排水管ユニット50を示す。このユニット50の排水
管42はさらに短く、排水管42のケース11から突出
していない下端部42Bに継手4が工場で取り付けられ
ているとともに、ケース11から突出していない又は少
し突出した上端部42Aに継手5が工場で取り付けられ
ている。また、継手5の軸方向長さの一部がケース11
の内部に収納され、継手4の全部がケース11の内部に
収納されている。
【0050】この実施形態によると、ユニット50の軸
方向長さを一層短縮できる。
【0051】また、排水管42の軸方向における耐火性
熱膨張材13の両側においてケース11の内部に充填さ
れているモルタル14,15のうち、継手5側のモルタ
ル14の厚さは、ケース11に収納された継手5の軸方
向長さと同じ程度になっているとともに、継手4側のモ
ルタル15の厚さは、継手4の軸方向長さと同じ程度に
なっている。このため、ケース11の内部に充填されて
いる耐火性熱膨張材13の量も、それだけ多く削減され
ている。
【0052】図7で示す第5実施形態に係る防火躯体貫
通用排水管ユニット60は、図4のユニット30や図5
のユニット40等における継手5の代わりに、主管と枝
管の2本の接続排水管を接続できるY字継手55を排水
管52の上端部52Aに工場で取り付けたものである。
【0053】このように、防火躯体貫通用排水管ユニッ
トを排水管に継手を予め工場で取り付けたものとする場
合には、この継手は、任意な継手でよい。
【0054】図8で示す第6実施形態に係る防火躯体貫
通用排水管ユニット70は、図1及び図2のユニット2
0に、床スラブ1の下面と対面し、ケース11と貫通孔
2との間に充填される充填材7を受けることができる受
け部材61を加えたものとなっている。この受け部材6
1は、床スラブ1の貫通孔2の下面から突出したケース
11の下部外周に嵌合されるリング部62と、このリン
グ部62に結合され、リング部62よりも幅広であって
リング部62から外径方向へ広がる幅を有している環状
部63とからなる。
【0055】また、貫通孔2に挿入されたケース11の
下部外周にリング部62を嵌合したとき、環状部63は
ケース11の外側の貫通孔2の全部を覆うものとなって
おり、環状部63をビス等の止着具64の打ち込みで床
スラブ1に結合することにより、受け部材61は床スラ
ブ1の下面に取り付けられる。
【0056】図9は図8の底面図であり、この図9で示
されているとおり、受け部材61は、排水管12の円周
方向に2分割された半円形の分割品61A,61Bの組
み合わせからなる。
【0057】図8で示すように、下階S2に立ち上げ配
管された接続排水管3に、床スラブ1の貫通孔2に挿入
したユニット70の排水管12の下端部12Bを継手4
を介して接続した後であって、ケース11と貫通孔2の
間の隙間に充填材7を充填する前に、分割品61A,6
1Bの組み合わせにより、受け部材61のリング部62
をケース11の下部外周に嵌合し、そして、止着具64
の打ち込みで受け部材61を床スラブ1の下面に取り付
ける。この後、ケース11と貫通孔2の間の隙間に充填
材7を充填し、また、ユニット70の排水管12の上端
部12Aに図2の継手5を介して接続排水管6を接続す
る。
【0058】なお、排水管12の上端部12Aに継手5
を介して接続排水管6を接続する作業は、充填材7を充
填する作業の前に行ってもよい。
【0059】この実施形態によると、充填材7の充填作
業を行うときには、貫通孔2の下面は、床スラブ1の下
面に取り付けられた受け部材61の環状部63で塞がれ
ているため、充填された充填材7がその重量で落下する
のを防止でき、充填材7がモルタルである場合には、こ
のモルタルをケース11と貫通孔2との間で確実に固化
させることができる。
【0060】また、受け部材61は排水管12の円周方
向に分割された分割品61A,61Bの組み合わせから
なるため、貫通孔2に挿入したユニット70の排水管1
2の下端部12Bと、下階S2の接続排水管3とを継手
4を介して接続する作業を先に行っても、分割品61
A,61Bの組み合わせにより受け部材61をケース1
1の下部外周に所定どおり嵌合することができ、この組
み合わせ作業及び止着具64による受け部材61の床ス
ラブ1への取り付け作業の後においてケース11と貫通
孔2との間に充填された充填材7を受け部材61で受け
ることができる。
【0061】なお、受け部材を、図8及び図9で示した
形状、構造と異なり、前記環状部63の代わりとなる鍔
部を備えた断面逆L字形であって、平面形状が欠円リン
グ状となったものとし、ケース11の下部外周に嵌合す
るときは、欠円部を大きく開いてケース11の下部外周
に嵌合し、この後、欠円部の両側に設けたボルト、ナッ
トの締め付けで欠円部の幅を狭めることにより、ケース
11の外周に締め付けて取り付けるようにしてもよい。
この受け部材によると、前記止着具64等によって受け
部材を床スラブ1の下面に取り付けるための作業を不要
にできる。
【0062】また、以上説明したものと同様の受け部材
は、図4〜図7のユニット30,40,50,60にも
設けることができる。
【0063】
【発明の効果】本発明によると、施工現場での組み立て
作業が不要になって作業を簡単化することができ、作業
性を向上させることができるという効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る防火躯体貫通用排
水管ユニットを示す断面図である。
【図2】図1のユニットを防火躯体である床スラブの貫
通孔に挿入セットし、非耐火性排水管の両端部に上下の
接続排水管を接続した施工後を示す断面図である。
【図3】火災発生等による環境温度の上昇で図1のユニ
ットの耐火性熱膨張材が膨張したときを示す断面図であ
る。
【図4】第2実施形態に係る防火躯体貫通用排水管ユニ
ットを示す図である。
【図5】第3実施形態に係る防火躯体貫通用排水管ユニ
ットを示す図である。
【図6】第4実施形態に係る防火躯体貫通用排水管ユニ
ットを示す図である。
【図7】第5実施形態に係る防火躯体貫通用排水管ユニ
ットを示す図である。
【図8】第6実施形態に係る防火躯体貫通用排水管ユニ
ットを示す図である。
【図9】図8の底面図である。
【符号の説明】 1 防火躯体である床スラブ 2 貫通孔 3,6 接続排水管 4,5,55 継手 11 ケース 12,32,42,52 非耐火性排水管 13 耐火性熱膨張材 14,15 層部材であるモルタル 20,30,40,50,60,70 防火躯体貫通用
排水管ユニット 61 受け部材 61A,61B 分割品
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16L 5/00 F16L 5/02 F (72)発明者 渡辺 一平 埼玉県南埼玉郡白岡町小久喜31−3 Fターム(参考) 2E001 DE04 EA01 FA11 FA34 GA03 HF12 JA13 KA07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、このケースの内部に挿入さ
    れ、両端部が開口している非耐火性排水管と、これらの
    ケースと非耐火性排水管との間に配置された耐火性熱膨
    張材とを含んで形成されているとともに、前記ケースと
    前記非耐火性排水管と前記耐火性熱膨張材とが予め結合
    一体化されていることを特徴とする防火躯体貫通用排水
    管ユニット。
  2. 【請求項2】 ケースと、このケースの内部に挿入さ
    れ、両端部が開口している非耐火性排水管と、これらの
    ケースと非耐火性排水管との間に配置された耐火性熱膨
    張材とを含んで形成されているとともに、前記ケースと
    前記非耐火性排水管と前記耐火性熱膨張材とが予め結合
    一体化されており、前記ケースが防火躯体に形成された
    貫通孔に挿入され、前記非耐火性排水管の両端部のそれ
    ぞれに接続排水管が接続されることを特徴とする防火躯
    体貫通用排水管ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項2の記載の防火躯体貫通用排水管
    ユニットにおいて、前記非耐火性排水管における両方の
    端部のうちの少なくとも一方には、前記接続排水管を接
    続するための継手が取り付けられていることを特徴とす
    る防火躯体貫通用排水管ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の防火躯体貫通用排水管
    ユニットにおいて、前記継手の軸方向の少なくとも一部
    は前記ケースの内部に収納されていることを特徴とする
    防火躯体貫通用排水管ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の防火躯
    体貫通用排水管ユニットにおいて、前記ケースの内部に
    は、前記非耐火性排水管の軸方向に前記耐火性熱膨張材
    と層をなす少なくとも1個の層部材が配置されているこ
    とを特徴とする防火躯体貫通用排水管ユニット。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の防火躯体貫通用排水管
    ユニットにおいて、前記層部材は、前記非耐火性排水管
    の軸方向における前記耐火性熱膨張材の両側に配置され
    ていることを特徴とする防火躯体貫通用排水管ユニッ
    ト。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の防火躯
    体貫通用排水管ユニットにおいて、前記防火躯体と対面
    し、前記ケースと前記貫通孔との間に充填される充填材
    を受けるための受け部材を備えていることを特徴とする
    防火躯体貫通用排水管ユニット。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の防火躯体貫通用排水管
    ユニットにおいて、前記受け部材は、前記非耐火性排水
    管の円周方向に分割された複数個の分割品の組み合わせ
    からなることを特徴とする防火躯体貫通用排水管ユニッ
    ト。
  9. 【請求項9】 ケースと、このケースの内部に挿入さ
    れ、両端部が開口している非耐火性排水管と、これらの
    ケースと非耐火性排水管との間に配置された耐火性熱膨
    張材とを含んで形成される防火躯体貫通用排水管ユニッ
    トを予め製造し、この防火躯体貫通用排水管ユニットを
    施工現場の防火躯体の貫通孔に挿入するとともに、前記
    非耐火性排水管の開口している両端部のそれぞれに接続
    排水管を接続することを特徴とする防火躯体貫通用排水
    管ユニットの施工方法。
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