JP2008111471A - 貫通孔閉塞構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 閉塞構成が簡単であるとともに、施工対応性が良好な貫通孔閉塞構造を提供する点にある。
【解決手段】防火区画領域にある耐火構造体1に形成された貫通孔Bとこれに挿通された可燃性長尺体2との間の隙間に、ペースト状態から硬化するシーリング材4Aに粉末状又は顆粒状の熱膨張性材4Bを混合した熱膨張性耐火材4が充填されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、耐火構造体に形成された貫通孔の内面とこれに挿通された可燃性長尺体との間の隙間を閉塞する貫通孔閉塞構造に関する。
この種の貫通孔閉塞構造では、万が一に火災が生じた場合、熱膨張性耐火材が熱膨張することによって、可燃性長尺体が焼失した部分を補うことによって、防火構造体で隣り合う火災側の部屋から非火災側の部屋に火災が延焼するのを遅延化する。
従来の貫通孔閉塞構造としては、床や壁等の耐火構造体に形成された貫通孔とこれに挿通される可燃性長尺体との間の隙間に受止め金具を配置して、熱膨張性で粘土質状の耐火材を袋閉じした熱膨張性耐火材を、可燃性長尺体に巻き付け状態で受止め金具に受止め支持させて、隙間に熱膨張性耐火材を充填するものが存在している(例えば、特許文献1を参照)。
特開2005−73357号公報(第2〜3頁、図4)
しかしながら、このような貫通孔閉塞構造においては、貫通孔の大きさに対応する受止め金具を用いて熱膨張性耐火材を受止める構成であるとともに、隙間の容積に対応する熱膨張性耐火材を準備する必要がある。
そのため、施工現場に対応するサイズの熱膨張性耐火材や受止め金具を準備する必要があるので、現場対応性が悪い問題がある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、閉塞構成が簡単であるとともに、施工対応性が良好な貫通孔閉塞構造を提供する点にある。
本発明の第1番目の貫通孔閉塞構造の特徴構成は、防火区画領域にある耐火構造体に形成された貫通孔とこれに挿通された可燃性長尺体との間の隙間に、ペースト状態から硬化するシーリング材に粉末状又は顆粒状の熱膨張性材を混合した熱膨張性耐火材が充填されている点にある。
このような構成によれば、防火区画領域にある耐火構造体に形成された貫通孔とこれに挿通された可燃性長尺体との間の隙間の大きさに関係なく、その大きさに対応する量の熱膨張性耐火材を充填して隙間を閉塞することができる。
そして、万が一に火災が生じた場合であっても、熱膨張性耐火材に混合される熱膨張性材が熱膨張することによって、可燃性長尺体の焼失や変形した部分を補うことによって、防火構造体で隣り合う火災側の部屋から非火災側の部屋に火災が延焼するのを遅延化することができる。
従って、耐火性を備えた貫通孔閉塞構造を簡単な閉塞構成で形成することができる。
しかも、従来のように、隙間に対応した大きさの取付け金具や隙間に対応する容積の熱膨張性耐火材を使用しなければならない貫通孔閉塞構造に比し、施工対応性が良いので施工性の向上を図ることができる。
本発明の第2番目の貫通孔閉塞構造の特徴構成は、前記防火構造体が、表裏に壁部材が用いられて壁部材同士の間に空間が形成されている中空壁から構成され、表裏の壁部材に軸芯を同じに貫通孔が形成され、貫通孔とこれに挿通された可燃性長尺体との間の隙間に、シーリング材に粉末状又は顆粒状の熱膨張性材を混合した熱膨張性耐火材が充填されている点にある。
このような構成によれば、表側の壁部材に形成される貫通孔とこれに挿通される可燃性長尺体との間の隙間と、裏側の壁部材に形成される貫通孔とこれに挿通される可燃性長尺体との間の隙間とに、隙間に対応する量の熱膨張性耐火材を充填することにより、2つの隙間を閉塞して中空壁である耐火構造体を防火区画することができる。
そして、万が一に火災が生じた場合であっても、火災側の壁部材の隙間に充填された熱膨張性耐火材に混合される熱膨張性材が熱膨張することによって、可燃性長尺体が焼失した部分を補うことによって、非火災側の壁部材に火災が延焼するのを遅延化することができ、たとえ火災が非火災側の壁部材の隙間に充填された熱膨張性耐火材に混合される熱膨張性材が熱膨張することによって、可燃性長尺体が焼失した部分を補うことによって、非火災側の部屋に火災が延焼するのを遅延化することができるといった、中空壁に対応した防火区画を構築することができる。
従って、耐火性を備えた貫通孔閉塞構造を簡単な閉塞構成で形成することができる。
しかも、従来のように、隙間に対応した大きさの取付け金具や隙間に対応する容積の熱膨張性耐火材を使用しなければならない貫通孔閉塞構造に比し、施工対応性が良いので熱膨張性耐火材の充填箇所が複数あっても施工性の向上を図ることができる。
本発明の第3番目の貫通孔閉塞構造の特徴構成は、前記シーリング材が、耐火性を有するシリコンを主材とするペースト状態からゴム状態に硬化するシリコンシーリング材から構成されている点にある。
このような構成によれば、隙間にペースト状態にある熱膨張性耐火材を充填することができるので、貫通孔の内面及び可燃性長尺体の外面に対して熱膨張性耐火材の接着性がよいとともに、充填した部分と未充填部分を視覚的に判別することができるので、充填作業を円滑に実行することができる。
そして、ゴム状態に硬化した状態では、貫通孔の内面及び長尺体の外面に密着した状態の接着がなされるので、長期に亘って隙間を閉塞することができる。
従って、作業性、耐火性、閉塞性が良好な貫通孔閉塞構造を形成することができる。
また、熱膨張性耐火材がゴム状態に硬化した状態では、弾性体となるので、可燃性長尺体に起因して該長尺体に振動が生じることがあっても振動が減衰されて、可燃性長尺体からの振動が耐火構造体に伝播することを阻止することができる。
本発明の第4番目の貫通孔閉塞構造の特徴構成は、前記可燃性長尺体が、内側に防火・防音層が形成され、この層の外側に遮音層が積層形成された被覆層を備える点にある。
このような構成によれば、長尺体自体が防火・防音層によって防火区画され、この長尺体が貫通孔との間の隙間に充填された熱膨張性耐火材によって耐火構造体の防火区画がなされるので、万が一の火災に遭遇した場合、例え長尺体の遮音層が焼失する状態になっても、耐火層の熱膨張材が熱膨張して焼失分を補うことによって、貫通孔と長尺体の隙間の閉塞状態が保持することができるので、従来のように、貫通孔に対応する長尺体部分が焼失する状態になって、貫通孔と長尺体の間の隙間に充填された熱膨張性材が焼失した分を補うように熱膨張して火災の遅延化を図る構成に比べて、時間的に長く非火災側の部屋に火災が延焼するのを遅延化することができる。
従って、信頼性の高い防火区画を形成することができる。
以下、本発明の貫通孔閉塞構造の実施例を図面に基づいて説明する。
[実施形態]
この実施形態の貫通孔閉塞構造Aは、建家の防火構造体である中空壁1に形成された貫通孔Bとこれに挿通される可燃性長尺体2との間の隙間Sに熱膨張性耐火材4を充填して構成される例を説明する。
前記中空壁1は、図1、図3に示すように、表裏に壁部材1A,1Bが用いられて壁部材1A,1B同士の間に空間1Cが形成されて構成されている。この中空壁1の可燃性長尺体2が貫通する対応部分には、表裏の壁部材1A,1Bに軸芯を同じに貫通孔B,Bが形成され可燃性長尺体2が挿通されている。
表裏の壁部材1A,1Bに形成された貫通孔B,Bとこれに挿通された可燃性長尺体2との間の隙間S,Sに、シーリング材4Aに粉末状又は顆粒状の熱膨張性材4Bを混合した熱膨張性耐火材4が充填されている。
この実施形態のシーリング材4Aは、耐火性を有するシリコンを主材とするペースト状態からゴム状態に硬化するシリコンシーリング材から構成されている。このシリコンシーリング材4Aは、密閉空間内でペースト状態を維持し空気開放状態で硬化するものが用いられている。
シリコンシーリング材4Aは、密閉空間内でペースト状態を維持し空気開放状態で硬化するので、熱膨張性耐火材4は、ペースト状態のシリコンシーリング材4Aに熱膨張性材4Bを混合して形成される。シリコンシーリング材4Aは、中空壁1を構成する壁部材1A,1Bの素材が、石膏ボード、けい酸カルシュウム板等であっても密着性がよいとともに、可燃性長尺体2にアスファルト等の被覆があっても密着性がよい。
前記熱膨張性材4Bには、火災時に膨張するように熱膨張性材料の一例である粉末状又は顆粒状の未焼成バーミキュライト等が用いられる。
そして、このような熱膨張性耐火材4Bは、例えば、ペースト状態のものを図示しない押し出し器に補填して、この押し出し器から押し出し使用される。
前記可燃性長尺体2は、内側に防火・防音層5が形成されこれの外側に遮音層6が積層形成された被覆チューブCで被覆された塩化ビニル管8から構成されている。塩化ビニル管8自体は、難燃性はあるものの万が一の火災に遭遇した場合、軟化や焼失を生じるため、防火・防音層5によって火災熱や炎が直接に管自体に及ばない構成にして軟化や焼失の遅延化が図られている。
前記被覆チューブCの防火・防音層5は、綿塊状のロックウール又はグラスウールを主材に構成され、遮音層6は、アスファルト、ゴム素材、高分子樹脂等を主材に構成され、遮音層6の外周面には、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル、ABS樹脂、ASS樹脂等のシート層又は、合成樹脂製の不織布からなる化粧層7が設けられている。
このような構成であれば、表裏の壁部材1A,1Bに分かれて形成される貫通孔B,Bとこれら挿通される可燃性長尺体2との間の隙間S,Sの夫々に熱膨張性耐火材4を充填することにより、夫々の隙間S,Sを閉塞して中空壁1である耐火構造体を防火区画することができる。
具体的には、表側の壁部材1Aに形成された貫通孔Sとこれに挿通される可燃性長尺体2との間の隙間Sと、裏側の壁部材1Bに形成された貫通孔Bとこれに挿通される可燃性長尺体2との間の隙間Sとに、ペースト状態の熱膨張性耐火材4を押し出し器によって隙間Sに対応する量を充填して2つの隙間S,Sを閉塞し、しかる後、充填された熱膨張性耐火材4がゴム状態に硬化するのを待って貫通孔閉塞構造Aが形成される。
そして、万が一に火災が生じた場合であっても、火災側の壁部材1A(1B)の隙間に充填された熱膨張性耐火材4に混合される熱膨張性材4Bが熱膨張することによって、可燃性長尺体2が焼失や変形した部分を補うことによって、非火災側の壁部材1B(1A)に火災が延焼するのを遅延化することができ、たとえ火災が非火災側の壁部材1B(1A)に至った場合であっても、非火災側の壁部材1B(1A)の隙間Sに充填された熱膨張性耐火材4に混合される熱膨張性材4Bが熱膨張することによって、可燃性長尺体2が焼失や変形した部分を補うことにより、非火災側の部屋に火災が延焼するのを遅延化することができるといった、中空壁1に対応した防火区画を構築することができる。
しかも、塩化ビニル8管自体が防火・防音層5によって防火区画され、この可燃性長尺体2が貫通孔Bとの間の隙間Sに充填された熱膨張性耐火材4によって耐火構造体の防火区画がなされるので、万が一の火災に遭遇した場合、例え可燃性長尺体2の遮音層6と化粧層7が焼失する状態になっても、熱膨張性耐火材4の熱膨張性材4Bが熱膨張して焼失分を補うことによって、貫通孔Bと可燃性長尺体2の隙間Sの閉塞状態が保持することができる。
[別実施形態]
1)上記実施形態の貫通孔閉塞構造Aでは、耐火構造体である中空壁1における表裏の壁部材1A,1Bに形成される貫通孔B,Bと、これに挿通された可燃性長尺体2との間の2つの隙間S,Sに、シーリング材4Aに粉末状又は顆粒状の熱膨張性材4Bを混合した熱膨張性耐火材4が充填される例を説明したが、本発明はこれに限らず、シーリング材がゴム状態に硬化した熱膨張性耐火材を断面円形や断面角形等の長尺体に形成したものを充填に用いてもよい。
この場合、表側の壁部材1Aに形成された貫通孔Bとこれに挿通される可燃性長尺体2との間の隙間Sと、裏側の壁部材1Bに形成された貫通孔Bとこれに挿通される可燃性長尺体2との間の隙間Sとに、貫通孔Bの内周に沿って熱膨張性耐火材を弾性復元力に抗して押し込み充填して2つの隙間S,Sを閉塞することにより貫通孔閉塞構造が形成される。
2)上記実施形態の貫通孔閉塞構造Aでは、耐火構造体である中空壁1における表裏の壁部材1A,1Bに形成される貫通孔B,Bと、これに挿通された可燃性長尺体2との間の2つの隙間S,Sに、シーリング材4Aに粉末状又は顆粒状の熱膨張性材4Bを混合した熱膨張性耐火材4が充填される例を説明したが、本発明はこれに限らず、コンクリート打設された床や壁等の耐火構造体に形成された貫通孔と、これに挿通された可燃性長尺体との間の1つの隙間に、シーリング材に粉末状又は顆粒状の熱膨張性材を混合した熱膨張性耐火材が充填されるものであってもよい。
3)上記実施形態では、貫通孔Bとこれに挿通される可燃性長尺体2との間の隙間Sに熱膨張性耐火材4を充填する例を説明したが、本発明はこれに限らず、図4に示すように、貫通孔Bに挿通される可燃性長尺体2の挿通部分に予めにペースト状態の熱膨張性耐火材4Cを塗設した後に、貫通孔Sとこれに挿通される可燃性長尺体2との間の隙間Sに熱膨張性耐火材4が充填される貫通孔閉塞構造Aであってもよい。
この場合、可燃性長尺体2が焼失や変形することで、火災側の火災熱や炎が壁部材1A,1B同士の間の空間1Cに至ることがあっても、空間1C内の可燃性長尺体を取り囲むように熱膨張性耐火材4Cが熱膨張して断熱層を形成することで、空間1C内に延焼するのを遅延化することができる。
4)上記実施形態では、熱膨張性耐火材4を構成するシーリング材4Aにシリコンシーリング材を用いたものについて説明したが、本発明はこれに限らず、変成シリコン系、ポリイソブチレン系、ポリサルファイド系、アクリルウレタン系、ポリウレタン系、アクリル系等のシーリング材を用いた熱膨張性耐火材であってもよい。
5)上記実施形態では、可燃性長尺体2が排水管であるものについて説明したが、これに限らず、銅管に合成樹脂材からなる断熱層が被覆された空調用配管や電線ケーブルであってもよい。また、可燃性長尺体は、被覆チューブCが被覆されているものに限らず、図5に示すように、被覆チューブCが被覆されていない排水管等の可燃性長尺体であっても同様の作用効果を生じる。
中空壁の貫通孔閉塞構造の要部を示す側断面図 貫通孔閉塞構造の要部を示す正断面図 中空壁の貫通孔の可燃性長尺体が挿通された状態を示す側断面図 別実施形態の貫通孔閉塞構造の要部を示す側断面図 被覆チューブが被覆されていない可燃性長尺体が対象の場合の貫通孔閉塞構造の要部を示す側断面図
符号の説明
A 貫通孔閉塞構造
B 貫通孔
S 隙間
1 中空壁(耐火構造体)
1A 表側の壁部材
1B 裏側の壁部材
1C 空間
2 可燃性長尺体
4 熱膨張性耐火材
4A シーリング材
4B 熱膨張性材
5 防火・遮音層
6 遮音層

Claims (4)

  1. 防火区画領域にある耐火構造体に形成された貫通孔とこれに挿通された可燃性長尺体との間の隙間に、ペースト状態から硬化するシーリング材に粉末状又は顆粒状の熱膨張性材を混合した熱膨張性耐火材が充填されている貫通孔閉塞構造。
  2. 防火構造体が、表裏に壁部材が用いられて壁部材同士の間に空間が形成されている中空壁から構成され、表裏の壁部材に軸芯を同じに貫通孔が形成され、貫通孔とこれに挿通された可燃性長尺体との間の隙間に、シーリング材に粉末状又は顆粒状の熱膨張性材を混合した熱膨張性耐火材が充填されている貫通孔閉塞構造。
  3. 前記シーリング材が、耐火性を有するシリコンを主材とするペースト状態からゴム状態に硬化するシリコンシーリング材から構成されている請求項1又は2記載の貫通孔閉塞構造。
  4. 前記可燃性長尺体が、内側に防火・防音層が形成され、この層の外側に遮音層が積層形成された被覆層を備える請求項1、2又は3記載の貫通孔閉塞構造。
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