JP2002322441A - 塗装用マスキングシート - Google Patents

塗装用マスキングシート

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JP2002322441A
JP2002322441A JP2001125491A JP2001125491A JP2002322441A JP 2002322441 A JP2002322441 A JP 2002322441A JP 2001125491 A JP2001125491 A JP 2001125491A JP 2001125491 A JP2001125491 A JP 2001125491A JP 2002322441 A JP2002322441 A JP 2002322441A
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JP
Japan
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release paper
coating
adhesive sheet
adhesive
outer edge
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JP2001125491A
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Kazuma Kobayashi
一馬 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非塗装部分に容易にかつ正確に位置合せ貼着
することができる塗装用マスキングシートの提供。 【解決手段】 剥離紙の外縁部の一部又は全部を、粘着
性シート体の外縁部より等間隔で突出せしめた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は塗装作業の際、特定
の部分に塗装が施されないようにするために用いられる
塗装用マスキングシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、塗装用マスキングシートとして
は、一般に同形・同大の剥離紙と粘着性シート体との貼
合体によって構成されたものが汎用されている。而し
て、斯かる従来の塗装用マスキングシートは、まず、剥
離紙を粘着性シート体から剥離し、次いで塗装対象物の
非塗装部分に当該粘着性シート体を貼着せしめることに
よって使用される。尚、塗装終了後に於ては、当該粘着
性シート体は塗装対象物から剥離除去される。
【0003】然しながら、剥離紙を剥離した状態で粘着
性シート体を、塗装対象物の非塗装部分に正確に位置合
せして貼着することは、当該シート体が粘着性を有する
が故に極めて困難なことである。
【0004】例えば、塗装対象物の溝部に沿ってマスキ
ングシートを貼着する場合、図8(1)に示すように、
粘着性シート体10を溝底部まで貼着して塗装をする
と、図8(2)に示すように、当該溝部に於て塗料の液
留りが生じる結果、粘着性シート体10の端部上面に形
成される塗膜層40も自ずと厚くなるため、塗装後に当
該粘着性シート体10を剥離除去する際に、塗膜崩れが
生じて凹凸のある塗膜エッジとなり、外観的に美麗な塗
装ラインが得られない、と云う問題がある。
【0005】そこで、このような溝部に沿ってマスキン
グシートを貼着する場合には、図9(1)及び(2)に
示すように、粘着性シート体10の端部上面に形成され
る塗膜層40が厚くならないように、溝底部より0.2
〜1mm程度手前に粘着性シート体10の端部を合せて貼
着する必要があるが、斯かる位置合せ貼着装作は特に困
難なのが実状であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の如き従
来の問題と実状に鑑みてなされたものであり、対象とす
る非塗装部分に容易にかつ正確に位置合せ貼着すること
ができる塗装用マスキングシートを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、剥離紙の外縁
部の一部又は全部を、粘着性シート体の外縁部より外方
に等間隔で突出せしめて当該剥離紙と粘着性シート体と
を貼合した塗装用マスキングシートにより上記目的を達
成したものである。
【0008】斯かる構成を採用したことにより、突出し
た剥離紙の外縁部を目的とする非塗装部分の対象ライン
に合せて位置決めした後、その位置の状態で、徐々に剥
離紙を剥離しつつ粘着性シート体を貼着すれば、対象ラ
インに沿って容易かつ正確にマスキングシートを貼着す
ることができる。
【0009】本発明に於て、剥離紙の具体的な突出程度
としては、貼着対象ラインに応じて適宜選定されるが、
粘着性シート体の外縁部から0.2〜1mm程度突出せし
めるのが、溝部に沿ってマスキングシートを貼着する場
合に特に良い結果が得られる。
【0010】また、本発明に於て、剥離紙に仮止めのた
めの部分粘着面形成用切れ目を設けるのが、位置合せ後
その位置を仮止めして剥離紙を剥離することができるの
で、より容易かつ正確にマスキングシートを貼着し得
る。
【0011】また、本発明に於て、剥離紙にその突出外
縁部に対応する粘着性シート体の外縁部止めのための部
分粘着面形成用切れ目を設けるのが、剥離紙を全面にわ
たって剥離する必要がないので、対象ラインに沿ってよ
り容易かつ正確にマスキングシートを貼着し得ると共
に、部分貼着であるため、塗装後の粘着性シート体の剥
離除去を容易に行なうことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面と共に本発明の実施の形
態を説明する。
【0013】図1〜5は本発明塗装用マスキングシート
の第1の実施の形態を示すもので、以下該図1〜5に基
いて説明する。
【0014】10は片面に粘着剤層10aを有する粘着
性シート体で、当該粘着剤層10a面に剥離紙20が貼
合されている。この剥離紙20は、その上辺縁部21と
下辺縁部22が、粘着性シート体10の上辺縁部11と
下辺縁部12より外方に等間隔で平行状に突出してい
る。換言すれば、剥離紙20が粘着性シート体10より
上下巾に於て大版サイズとなっている。尚、この実施の
形態に於ては、粘着性シート体10及び剥離紙20は何
れも長方形状体となっているが、非塗装部分の形状に応
じて自由に選定されることは云うまでもない。
【0015】23は仮止め用の部分粘着面形成用切れ目
で、剥離紙20の下辺縁部22の略中央部から内方に向
って湾状に形設されている。尚、この切れ目23ライン
の具体的形状や切れ目23ラインで囲まれた面積は、粘
着性シート体10に仮止めが可能な粘着面を露出形成し
得るものであれば特に限定されない。
【0016】24は外縁部止め用の部分粘着面形成用切
れ目で、剥離紙20の上辺縁部21に対応する粘着性シ
ート体10の上辺縁部11の内側に於て当該上辺縁部1
1と平行に形設されている。
【0017】斯かる実施の形態に係る塗装用マスキング
シートを使用する場合には、図4に示すように、まず剥
離紙20を剥離することなく、すなわち粘着性シート体
10との貼合状態のまま、当該剥離紙20を下にしてそ
の上辺縁部21を対象ライン30に合わせる。次いで、
その状態にて剥離紙20の仮止め用の部分粘着面形成用
切れ目23ラインで囲まれた部分を剥離し、粘着性シー
ト体10の粘着面を部分的に露出せしめ、部分粘着面1
3pを形成する。次いで、当該部分粘着面13pを利用
して粘着性シート体10を非塗装部分に仮止めする。次
いで、その状態にて、剥離紙20の外縁部止め用の部分
粘着面形成用切れ目24から上辺縁部21までの部分を
剥離し、粘着性シート体10の粘着面を帯状に露出せし
め、部分粘着面14pを形成する。次いで、当該部分粘
着面14pを利用して粘着性シート体10を非塗装部分
に貼着すれば、図5に示すように、対象ライン30のや
や下方位に、粘着性シート体10の上辺縁部11が当該
対象ライン30と平行に位置せしめられてマスキングシ
ートが貼着される。因に、部分粘着面13p及び14p
を形成するための部分剥離の際には、剥離紙20の突出
部を利用し得るので、その剥離作業は従来に比し極めて
容易である。
【0018】而して、斯かる状態で塗装処理されるが、
塗装後に於ては、図5に示すように、粘着性シート体1
0が全面で貼着されてはいないので、その剥離除去も極
めて容易に行なうことができる。特に、当該対象ライン
30が溝部であれば、図9に示すように、粘着性シート
体10の剥離除去後に塗膜崩れも生じることがなく、外
観的に美麗な塗装ラインが得られる。
【0019】図6〜7は本発明塗装用マスキングシート
の第2の実施の形態を示すもので、剥離紙20が粘着性
シート体10の全周囲にわたって突出せしめられてい
る。また、粘着性シート体10及び剥離紙20が丸味を
帯びた略台形状となっているため、剥離紙20の外縁部
止め用の部分粘着面形成用切れ目24もそれに応じた切
れ目ラインとなっていると共に、仮止め用の部分粘着面
形成用切れ目23の切れ目ラインも入江状に内側により
入り込んだ状態となっている。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、剥離紙の突出部を利用
することにより、塗装対象物の非塗装部分にマスキング
シートを容易にかつ正確に位置合せ貼着することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明塗装用マスキングシートの第1の実施の
形態を示す表面説明図。
【図2】図1のA−A線拡大断面説明図。
【図3】図1の塗装用マスキングシートの裏面説明図。
【図4】図1の塗装用マスキングシートの位置合せ例を
示す正面説明図。
【図5】図1の塗装用マスキングシートの貼着例を示す
正面説明図。
【図6】本発明塗装用マスキングシートの第2の実施の
形態を示す表面説明図。
【図7】図6の塗装用マスキングシートの裏面説明図。
【図8】溝部に対するマスキングシートの第1貼着例を
示す断面説明図。
【図9】溝部に対するマスキングシートの第2貼着例を
示す断面説明図。
【符号の説明】
10:粘着性シート体 10a:粘着剤層 11:上辺縁部 12:下辺縁部 13p:部分粘着面(仮止め) 14p:部分粘着面(外縁部止め) 20:剥離紙 21:上辺縁部 22:下辺縁部 23:部分粘着面形成用切れ目(仮止め) 24:部分粘着面形成用切れ目(外縁部止め) 30:対象ライン 40:塗膜層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剥離紙の外縁部の一部又は全部を、粘着
    性シート体の外縁部より外方に等間隔で突出せしめて当
    該剥離紙と粘着性シート体とを貼合したことを特徴とす
    る塗装用マスキングシート。
  2. 【請求項2】 剥離紙の外縁部が粘着性シート体の外縁
    部より0.2〜1mm突出していることを特徴とする請求
    項1記載の塗装用マスキングシート。
  3. 【請求項3】 剥離紙が、位置合せ後その位置を粘着性
    シート体で仮止めするための部分粘着面形成用切れ目を
    有することを特徴とする請求項1又は2記載の塗装用マ
    スキングシート。
  4. 【請求項4】 剥離紙が、その突出外縁部に対応する粘
    着性シート体の外縁部を部分止めするための部分粘着面
    形成用切れ目を有することを特徴とする請求項1〜3の
    何れか1項記載の塗装用マスキングシート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006336828A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Kitagawa Ind Co Ltd 成形品
JP2016008223A (ja) * 2014-06-23 2016-01-18 株式会社日立システムズ 保護材付保護フィルム、保護材、及び保護フィルムの粘着方法

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