JP3132967U - 剥離防止粘着養生テープ - Google Patents

Abstract

【課題】粘着面の粘着材を最小限にし、被接着面に接着する面積を小さくすることで、被接着面の表面もしくは塗料等の剥離を防ぐ粘着養生テープの提供。
【解決手段】粘着養生テープ２の粘着面の粘着材３をテープ巾の片側のみに帯状に塗付する。例えば養生テープ巾２０ｍｍとした場合、粘着材を粘着面の片側に５ｍｍだけ設ける。粘着養生テープとして、建築用又一般用に利用出来る。
【選択図】図１

Description

本考案は、建築、塗装及び一般用粘着養生テープに関するものである。

建築用コーキング工事、塗装工事及びポスター制作時等に、粘着養生テープを使用するが、作業終了後に粘着養生テープを剥がす際、被接着面の表面及び被接着面の塗料が剥離する場合がある。

上述の如く、被接着表面の弱い物（画用紙等）や、塗装が比較的剥がれやすい被接着体（ケイ酸カルシウム板等）に粘着養生テープを使用した場合、作業終了後粘着養生テープを剥がす際、前述の画用紙等の表面や、前述のケイ酸カルシウム板等に施した塗料が、剥離する場合がある。

本考案は、このような点に鑑みて成されたものであり、その目的は、粘着養生テープの粘着面の粘着材を最小限にし、被接着面に接着する面積を小さくすることで、被接着面の表面もしくは塗料等の剥離を防ぐことである。

上述の目的を達成する本考案の剥離防止粘着養生テープは、粘着面の粘着材をテープ巾の片側のみに帯状に塗付することを特徴とする。

以上説明したように、本考案によれば、粘着養生テープ表面積に対して、粘着面の粘着材面積は小さいため、通常の粘着養生テープと比較するなら、被接着面の表面もしくは塗料等の剥離を最小限に抑える事が出来るので、極めて有効である。

以下、本考案の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。

図１は本考案の第一の実施の形態に係り、図１はその斜視図。

図１に示すように、本剥離防止粘着養生テープ１は、養生テープ２に、粘着材３を養生テープ裏面、片側に帯状に設けたものである。

剥離防止粘着養生テープは、例えば養生テープ巾２０ｍｍとした場合、粘着材を粘着面の片側に５ｍｍだけ設ける事で、養生可能な巾は２０ｍｍであるが、被接着面に接着する部分は５ｍｍのみであるので、被接着面の表面もしくは被接着面の塗料等が剥離する可能性は、大幅に少なくなる。

本考案は、粘着養生テープとして、建築用又一般用として、製造と販売する産業分野で利用する事が出来る。

本考案の第一の実施形態に係る、剥離防止粘着養生テープの斜視図である。

符号の説明

１ 剥離防止粘着養生テープ
２ 養生テープ
３ 粘着材

Claims (1)

1. 粘着養生テープの粘着材を、テープ巾の片側のみに帯状に塗付することを特徴とする、粘着養生テープ。

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