JP2006144503A - 下地用目地被覆材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 壁又は天井の下地板の目地を下地処理する手間を減らす。装飾用の紙や布、化粧用の塗料を付着し易くする。
【解決手段】
下地用目地被覆材は、下地板11の目地12とその両側部分に被せる下側樹脂テープ1と、装飾用の紙や布を貼る、又は、化粧用の塗料を塗布する上側紙テープ2とからなる。幅広の上側紙テープ2は、下側樹脂テープ1の上に長手方向を揃えて重ね合わせ、上側紙テープ2の裏面の中央部を下側樹脂テープ1の表面に接着し、下側樹脂テープ1の両側に上側紙テープ2の両側部を突出している。下側樹脂テープ1は、目地12を跨いて覆う中央部の裏面を、下地板11と接着しない非接着部3にし、下側樹脂テープ1の両側部の裏面と上側紙テープ2の突出両側部の裏面を、下地板11と接着する接着部4にしている。下側樹脂テープ1は、厚さが幅方向中央部から両側の縁に至るに従って滑らかに漸減し、両側の縁でほとんど零である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建築物の壁や天井の下地板に装飾用の紙や布を貼る、又は、化粧用の塗料を塗布するため、下地板の目地を下地処理する被覆材に関する。
建築物の壁は、胴縁に石膏ボードや合板などの下地板を貼り並べ、下地板の間に、下地板の伸長を許容する透間、目地を設ける。下地板の目地は、下地調整用のパテ剤を付着して覆う。そのパテ剤は、乾燥後、表面を平滑にする。その後、下地板には、壁紙や、クロスとも言われる壁布を貼る。又は、塗料を塗布する。
特許文献1に開示された目地被覆用テープは、網目状の合成樹脂シートであり、片面に感圧接着剤を塗布している。この網目状のテープを使用するときは、下地調整用のパテ剤を用いない。網目状のテープは、下地板の目地を跨いて目地両側部分に貼る。その後、下地板に壁紙や壁布を貼る。
特許文献2に開示された目地のカバー材は、テープ状の被覆部と脚部とからなる。被覆部は、裏面の幅方向中央に脚部を垂直に突出している。このカバー材を使用するときは、下地板の目地をパテ剤で埋める。カバー材は、被覆部を下地板の目地とその両側部分の上に被せ、脚部を下地板の目地に挿入して目地のパテ剤に埋め込む。その後、壁紙や壁布を貼る。又は、塗料を塗布する。
特開平7−217147号公報 特開平7−207907号公報
壁又は天井の下地板の目地を下地処理する際、下地調整用のパテ剤は、下地板の目地に付着し、その乾燥収縮後、その上に更に仕上げ用に付着する。その乾燥収縮後、サンダーでパテ剤の表面を平滑にする。パテ剤による下地調整は、多くの手間が掛かる。
下地調整用パテ剤の平滑にした表面は、装飾用の紙や布を貼る糊が付着し難く、装飾用の紙や布の接着が十分ではない。また、下地調整用パテ剤の平滑にした表面は、化粧用の塗料が付着し難い。
特許文献1に開示された目地被覆用テープのような網目状テープは、下地調整用のパテ剤を用いず、下地板の目地を跨いて目地両側部分に貼り、その上に壁紙や壁布を貼ると、壁紙や壁布は、網目状テープの網目上の部分で浮き上ったり、陥没したりすることがある。
また、片面の全面に接着剤を塗布したテープは、下地板の目地を跨いて目地両側部分に接着した場合、下地板の目地の幅が増減したり、下地板の不陸が発生したりすると、破損することがある。
特許文献2に開示の目地カバー材のような脚部付きのカバー材は、その脚部より狭い目地には使用することができない。また、下地板の目地は、カバー材の脚部を挿入すると、下地板の伸長を許容する量が狭くなる。
1)下地用目地被覆材は、壁又は天井の下地板の目地とその両側部分に被せる帯状の合成樹脂シートの下側樹脂テープと、装飾用の紙や布を貼る、又は、化粧用の塗料を塗布する帯状の紙の上側紙テープとからなり、
上側紙テープは、下側樹脂テープより幅が広く、下側樹脂テープの上に長手方向を揃えて上側紙テープを重ね合わせ、上側紙テープの裏面の中央部を下側樹脂テープの表面に接着し、下側樹脂テープの両側に上側紙テープの両側部を突出し、
下側樹脂テープは、下地板の目地を跨いて覆う中央部の裏面を、下地板と接着しない非接着部にし、下側樹脂テープの両側部の裏面と上側紙テープの突出両側部の裏面を、下地板と接着する接着部にしている。
2)上記の下地用目地被覆材において、
下側樹脂テープは、厚さが幅方向中央部から両側の縁に至るに従って滑らかに漸減し、両側の縁でほとんど零である。
また、下側樹脂テープは、幅方向中央部の厚さ、最大厚さが0.4〜0.5mm位である。非塩ビ系の合成樹脂シートが好ましい。
上側紙テープは、薄紙であり、厚さが0.1〜0.2mm位である。和紙が好ましい。
3)上記の下地用目地被覆材において、
幅方向中央位置を示す中心線を上側紙テープ側から視認可能に設けた。
また、長手方向の長さを示す目盛を上側紙テープ側から視認可能に設けた。
壁又は天井の下地板の目地を下地処理する際、下地用目地被覆材は、下地板の目地とその両側部分に被せ、下側樹脂テープの中央部の非接着部で下地板の目地を跨いて覆い、両側の接着部で下地板に接着する。下地板の目地をパテ剤で埋めたり、覆ったりする必要はない。下地処理に多くの手間が掛からない。
下地処理後、下地用目地被覆材の上側紙テープと、下地用目地被覆材で覆われていない下地板の露出部分に、装飾用の紙や布を貼る、又は、化粧用の塗料を塗布する。上側紙テープは、紙であり、装飾用の紙や布を貼る糊が付着し易い。また、化粧用の塗料が付着し易い。装飾用の紙や布、化粧用の塗料の付着が強くなる。
下地用目地被覆材は、下地板の目地を下側樹脂テープの非接着部で跨いて覆う。目地の幅が増減したり、下地板の不陸が発生したりしても、破損し難い。
下地用目地被覆材は、図1〜図3に示すように、帯状の下側樹脂テープ1と帯状の上側紙テープ2とからなる。下側樹脂テープ1は、下地板11の目地12とその両側部分に被せる。上側紙テープ2には、装飾用の紙や布を貼る。又は、化粧用の塗料を塗布する。
上側紙テープ2は、下側樹脂テープ1より幅が広い。下側樹脂テープ1の上には、長手方向を揃えて上側紙テープ2を重ね合わせている。幅広の上側紙テープ2は、裏面の中央部を下側樹脂テープ1の表面に接着している。下側樹脂テープ1の両側には、上側紙テープ2の両側部を突出している。
下側樹脂テープ1は、下地板11の目地12を跨いて覆う中央部の裏面を、下地板11と接着しない非接着部3にしている。非接着部3は、幅が目地12の最大幅の数倍以上である。下側樹脂テープ1の両側部の裏面と上側紙テープ2の突出両側部の裏面は、接着層ないし粘着層を設けて、下地板11と接着する接着部4にしている。両側の接着部4の間には、非接着部3が位置している。
下側樹脂テープ1は、厚さが幅方向中央部から両側の縁に至るに従って滑らかに漸減する。横断面形状は、弓形である。寸法は、幅方向中央部の厚さ、最大厚さが0.4〜0.5mm位であり、両側の縁の厚さ、最小厚さがほとんど零である。幅が200mm位である。非接着部3の幅は、30〜50mm位である。下側樹脂テープ1は、厚さが幅方向中央部から両側の縁に至るに従って滑らかに漸減し、両側の縁でほとんど零であるので、その上側の上側紙テープ2に段差が発生しない。
また、下側樹脂テープ1は、帯状の合成樹脂シートである。合成樹脂の種類は、ポリプロピレンやポリエチレンなどの非塩ビ系である。非塩ビ系の合成樹脂は、燃焼時にダイオキシンが発生しない。
上側紙テープ2は、帯状の薄紙である。紙の種類は、和紙である。洋紙にすることもできる。厚さが0.1〜0.2mm位である。幅が220mm位である。上側紙テープ2の突出両側部の幅は、それぞれ、10mm位である。両側の接着部4の幅は、それぞれ、85〜95mm位である。
下地用目地被覆材は、幅方向中央位置を示す中心線5と、長手方向の長さを100mm毎に示す目盛6とを、表面側、上側紙テープ2側から視認可能に設けている。中心線5と目盛6は、上側紙テープ2の表面に印刷している。上側紙テープ2が透き通るときは、上側紙テープ2の裏面又は下側樹脂テープ1の表面に印刷することもできる。上側紙テープ2と下側樹脂テープ1が透き通るときは、下側樹脂テープ1の裏面に印刷することもできる。
また、下地用目地被覆材は、図4に示すように、接着部4付き裏面に帯状の剥離紙7を貼り、剥離紙7側を内側にして、円筒形状の芯8にロール状に巻き付けている。ロール状の下地用目地被覆材は、嵩張らず、保管や運搬などの取り扱いが容易になる。
この下地用目地被覆材を使用して、壁又は天井の下地板11の目地12を下地処理する場合、ロール状の下地用目地被覆材は、目盛6を数えて必要長さ分を解いて切り取り、裏紙の剥離紙7を剥がす。
接着部4が露出した下地用目地被覆材は、図1に示すように、中心線5を利用して幅方向中央位置を下地板11の目地12に沿わせ、下地板11の目地12とその両側部分に被せる。目地12は、下側樹脂テープ1の中央部の非接着部3で跨いて覆う。両側の接着部4は、目地12両側の下地板11の表面に接着する。下地用目地被覆材は、目地12を被覆して下地板11に貼られる。下地板11の目地12は、パテ剤で埋めたり、覆ったりしない。
下地処理後、下地用目地被覆材の上側紙テープ2と、下地用目地被覆材で覆われていない下地板11の露出部分に、壁紙や壁布又は天井紙や天井布を貼る。又は、化粧用の塗料を塗布する。上側紙テープ2は、紙、和紙であり、壁紙や壁布又は天井紙や天井布を貼る糊、澱粉糊のような水性糊が付着し易い。また、化粧用の塗料が付着し易い。
本発明の実施形態における下地用目地被覆材の斜視図で、同被覆材の厚さを誇張した図。 同被覆材の端面の正面図で、同被覆材の厚さを誇張した図。 同被覆材の部分平面図。 同被覆材を芯にロール状に巻き付けた状態の斜視図で、同被覆材の厚さを誇張した図。
符号の説明
1 下側樹脂テープ
2 上側紙テープ
3 非接着部
4 接着部
5 幅方向中央位置を示す中心線
6 長手方向の長さを示す目盛
7 剥離紙
8 芯
11 下地板
12 下地板の目地

Claims (4)

  1. 壁又は天井の下地板の目地とその両側部分に被せる帯状の合成樹脂シートの下側樹脂テープと、装飾用の紙や布を貼る、又は、化粧用の塗料を塗布する帯状の紙の上側紙テープとからなり、
    上側紙テープは、下側樹脂テープより幅が広く、下側樹脂テープの上に長手方向を揃えて上側紙テープを重ね合わせ、上側紙テープの裏面の中央部を下側樹脂テープの表面に接着し、下側樹脂テープの両側に上側紙テープの両側部を突出し、
    下側樹脂テープは、下地板の目地を跨いて覆う中央部の裏面を、下地板と接着しない非接着部にし、下側樹脂テープの両側部の裏面と上側紙テープの突出両側部の裏面を、下地板と接着する接着部にしていることを特徴とする下地用目地被覆材。
  2. 下側樹脂テープは、厚さが幅方向中央部から両側の縁に至るに従って滑らかに漸減し、両側の縁でほとんど零であることを特徴とする請求項1に記載の下地用目地被覆材。
  3. 下側樹脂テープは、幅方向中央部の厚さが0.4〜0.5mm位で、非塩ビ系の合成樹脂シートであり、
    上側紙テープは、厚さが0.1〜0.2mm位で、和紙であることを特徴とする請求項2に記載の下地用目地被覆材。
  4. 幅方向中央位置を示す中心線と、長手方向の長さを示す目盛を上側紙テープ側から視認可能に設けたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の下地用目地被覆材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016108825A (ja) * 2014-12-05 2016-06-20 ロンシール工業株式会社 建築用シートのつなぎ目構造

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