JP2002322219A - 両親媒性高分子化合物及び毛髪化粧料 - Google Patents

両親媒性高分子化合物及び毛髪化粧料

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JP2002322219A
JP2002322219A JP2001127071A JP2001127071A JP2002322219A JP 2002322219 A JP2002322219 A JP 2002322219A JP 2001127071 A JP2001127071 A JP 2001127071A JP 2001127071 A JP2001127071 A JP 2001127071A JP 2002322219 A JP2002322219 A JP 2002322219A
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mass
monomer
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group
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JP2001127071A
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Masatoshi Takahashi
正利 高橋
Yukihiro Kaneko
行裕 金子
Mihoko Arai
美穂子 荒井
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Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 分子内にそれぞれポリオキシアルキレン
鎖を有する特定構造の親水性モノマーからなる構成単位
及び疎水性モノマーからなる構成単位と、更に特定構造
のN含有モノマー又はそのカチオン化物からなる構成単
位及び/又は架橋性ビニルモノマーからなる構成単位と
を含有する両親媒性高分子化合物及び該両親媒性高分子
化合物を含有する毛髪化粧料。 【効果】 例えば毛髪化粧料に配合すると、使用時のぬ
るつき、手肌への残留感が少ないなどの感触が良好で、
且つ仕上がり後の毛髪に対して光沢、滑らかさ、柔らか
さ、しっとり感、まとまり性などの優れたコンディショ
ニング効果を付与することができる両親媒性高分子化合
物が得られ、この両親媒性高分子化合物を含有する本発
明の毛髪化粧料は、使用時の感触が良好で、且つ仕上が
り後の毛髪に対して優れたコンディショニング効果を付
与することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば毛髪化粧料
などの配合成分として使用すると、洗髪時の使用感触が
良好であり、且つ乾燥後に優れた光沢性、滑らかさ、し
っとり感及び柔らかさ等のコンディショニング効果を付
与することができる両親媒性高分子化合物及び該両親媒
性高分子化合物を含有する毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】生活水準の向上に伴い、毛髪商品の使用
に際して、高度な満足感、充実感が求められている。例
えば、シャンプー及びヘアリンスの使用に際して、洗髪
時には、ぬるつかず、手肌に残留感が少ないなどの使用
感が良好なこと、また、使用後に優れた光沢性、滑らか
さ、しっとり感、柔らかさ等のコンディショニング効果
を有する商品が要望されている。
【0003】これらのニーズに対応するためには、従来
の界面活性剤、補助添加剤などの配合だけでは解決でき
ず、毛髪化粧料用に各種高分子化合物が開発され、広く
普及している。
【0004】例えば、天然多糖を利用した半合成系ポリ
マーとしては、カチオン化セルロースやカチオン化デン
プン、カチオン化デキストラン等が知られている。更
に、合成系カチオン性ポリマーとしては、ジメチルジア
リルアンモニウムクロライドのホモポリマー(商品名:
マーコート100)、ジメチルアリルアンモニウムクロ
ライドとアクリルアミドとのコポリマー(商品名:マー
コート550)、ジメチルジアリルアンモニウムクロラ
イドとアクリル酸のコポリマー(商品名:マーコート2
80)などが知られている。また、近年、特開平7−2
58044号公報では、アクリル酸とジアルキルジアリ
ルアンモニウム塩との共重合体又はアクリル酸とアクリ
ルアミドとジアルキルジアリルアンモニウム塩との共重
合体を配合する方法、特開平11−228359号公報
では、アクリルアミドとジアルキルジアリルアンモニウ
ム塩との共重合体を配合する方法、特開2000−38
326号公報では、アクリル酸とジアルキルジアリルア
ンモニウム塩との共重合体などの両性高分子電解質を配
合する方法、あるいは、特開平5−140531号公報
では、N含有(メタ)アクリル系モノマーと、ポリオキ
シエチレン(メタ)アクリル系モノマーなどとのカチオ
ン系ポリマーなどが知られており実用化されている。
【0005】しかしながら、これらいずれの合成高分子
化合物もその配合により、洗髪、すすぎ時の使用感が改
善されているものの、上記のような仕上がり後の毛髪に
対する多様化したニーズに対応するためには、一段と高
性能、多機能な新素材が要望されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みなされたもので、例えば毛髪化粧料等の配合成分と
して使用すると、使用時の感触が良好で、且つ使用後の
毛髪の光沢、滑らかさ、柔らか、しっとり感等の良好な
コンディショニング効果を付与することができる両親媒
性高分子化合物及び該両親媒性高分子化合物を含有する
毛髪化粧料を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記目的を達成するために高分子化合物につ
いて詳細に検討した結果、分子内にそれぞれポリオキシ
アルキレン鎖を有する特定構造の親水性モノマー及び疎
水性モノマーと、更に特定構造のN含有モノマー又はそ
のカチオン化物及び/又は架橋性ビニルモノマーからな
る特殊な両親媒性高分子化合物を用いることにより、上
記課題を解決できるとことを見出した。
【0008】即ち、本発明は、(A)下記一般式(1)
で表される親水性モノマーからなる構成単位及び(B)
下記一般式(2)で表される疎水性モノマーからなる構
成単位と、(C)下記一般式(3)で示されるN含有モ
ノマー又はそのカチオン化物からなる構成単位及び/又
は(D)架橋性ビニルモノマーからなる構成単位を含有
することを特徴とする両親媒性高分子化合物を提供す
る。
【0009】
【化4】 (但し、上記式(1)中、R1は水素原子又はメチル基
を示し、R2は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基
を示し、lはエチレンオキシド基の平均付加モル数を示
し、2〜20である。)
【化5】 (但し、上記式(2)中、R3は水素原子又はメチル基
を示し、R4は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基
を示し、AOは炭素数3又は4のオキシアルキレン基を
示し、該オキシアルキレン基は単一のものであっても、
異なったものがランダム状又はブロック状に混合してい
てもよい。mはエチレンオキシド基の平均付加モル数を
示し、0〜50であり、nはAO基の平均付加モル数を
示し、2〜40である。)
【化6】 (但し、上記式(3)中、R5は水素原子又はメチル基
を示し、R6は炭素数1〜4のアルキレン基を示し、
7,R8はそれぞれ水素原子又は炭素数1〜4のアルキ
ル基を示し、Xは酸素原子又はNH基である。)
【0010】ここで、上記両親媒性高分子化合物が、上
記(A)親水性モノマーからなる構成単位20〜98質
量%と、上記(B)疎水性モノマーからなる構成単位1
〜40質量%と、上記(C)N含有モノマー又はそのカ
チオン化物からなる構成単位1〜40質量%を含有する
両親媒性高分子化合物、上記(A)親水性モノマー40
〜95質量%と、上記(B)疎水性モノマーからなる構
成単位4〜50質量%と、上記(D)架橋性ビニルモノ
マーからなる構成単位1〜20質量%とを含有する両親
媒性高分子化合物、上記(A)親水性モノマーからなる
構成単位30〜97質量%と、上記(B)疎水性モノマ
ーからなる構成単位1〜40質量%と、上記(C)N含
有モノマー又はそのカチオン化物からなる構成単位1〜
40質量%と、上記(D)架橋性ビニルモノマーからな
る構成単位0.1〜10質量%とを含有する両親媒性高
分子化合物であると、より好適である。
【0011】また、本発明は、上記両親媒性高分子化合
物を含有することを特徴とする毛髪化粧料を提供する。
【0012】以下、本発明をより詳細に説明すると、本
発明の両親媒性高分子化合物は、(A)上記一般式
(1)で表される親水性モノマー(以下、(A)親水性
モノマー)からなる構成単位(モノマー単位)と(B)
上記一般式(2)で表される疎水性モノマー(以下、
(B)疎水性モノマー)からなる構成単位とを含有し、
更に、(C)上記一般式(3)で示されるN含有モノマ
ー又はそのカチオン化物(以下、(C)N含有モノマー
又はそのカチオン化物)からなる構成単位又は(D)架
橋性ビニルモノマー(以下、(D)架橋性モノマー)か
らなる構成単位を1種以上含有する共重合体である。
【0013】ここで、上記(A)親水性モノマーは、下記
一般式(1)で表されるものであり、本発明の共重合体
を例えば毛髪化粧料に配合する場合、毛髪に対して保湿
性、柔軟性及び水溶性を発現するセグメントとなるもの
である。
【0014】
【化7】
【0015】ここで、上記一般式(1)中、R1は水素
原子又はメチル基を示す。R2は水素原子又はアルキル
基を示し、アルキル基の炭素数は1〜4である。R2
具体例としては、例えばメチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、tert
−ブチル基等が挙げられる。
【0016】lはエチレンオキシド基の平均付加モル数
を示し、2〜20である。lの値は、両親媒性高分子化
合物の物性及び例えば該高分子化合物をシャンプーに配
合した場合、洗髪後の髪の仕上がり性に影響を与えるも
のであり、lが2未満であると、得られる両親媒性高分
子化合物を例えばシャンプーに配合しても、髪の保湿性
が不充分となり、lが20を超えると、両親媒性高分子
化合物の融点が室温以上となり、得られる両親媒性高分
子化合物を例えば毛髪化粧料に配合しても、髪の柔らか
さ、櫛通りが悪くなる。なお、髪の柔らかさ、櫛通りの
良さを考慮すれば、lの値は、好ましくは2〜15であ
る。
【0017】上記一般式(1)で表される(A)親水性
モノマーの具体例としては、各種の置換基R2を有する
ものが挙げられ、例えば、ポリオキシエチレン(メタ)
アクリレート、ポリオキシエチレンメチル(メタ)アク
リレート、ポリオキシエチレンエチル(メタ)アクリレ
ート、ポリオキシエチレンプロピル(メタ)アクリレー
ト、ポリオキシエチレンブチル(メタ)アクリレート等
が挙げられる。
【0018】次に、本発明の上記(B)疎水性モノマー
は、下記一般式(2)で表されるものであり、本発明の
共重合体を例えば毛髪化粧料に配合する場合、毛髪に対
して光沢、滑らかさ、髪のまとまり性等のコンデイショ
ニング効果を発現するセグメントとなるものであり、本
発明の場合、下記一般式(2)で表される(B)疎水性
モノマーを1種単独で又は2種以上適宜混合して使用す
ることもできる。
【0019】
【化8】
【0020】ここで、上記一般式(2)において、R4
は水素原子又はアルキル基を示す。アルキル基の炭素数
は1〜4、好ましくは1〜3である。R4の具体例とし
ては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−
プロピル基、n−ブチル基、iso−ブチル基、ter
t−ブチル基等が挙げられる。
【0021】AOは、炭素数3又は4のオキシアルキレ
ン基であり、その具体例としては、オキシプロピレン基
及びオキシテトラメチレン基であり、それぞれ単独、あ
るいはオキシプロピレン基及びオキシテトラメチレン基
がブロック状、ランダム状に混合したものを使用するこ
とができる。
【0022】mは、エチレンオキシド基の平均付加モル
数を示し、0〜50の数である。mが大きすぎると毛髪
への付着性が少なくなり、コンディショニング効果が低
下する。なお、本発明の共重合体を例えば毛髪化粧料に
配合する場合、すすぎ時の手肌へのべたつきなどを考慮
すれば、好ましくは2〜40である。
【0023】nは、上記AO基、即ちプロピレンオキシ
ド基及び/又はテトラメチレンオキシド基の平均付加モ
ル数を示し、2〜40の数である。nが2未満では得ら
れた共重合体を例えば毛髪化粧料に配合しても十分なま
とまり性が発現しない。一方、nが40を超えると得ら
れた共重合体を例えば毛髪化粧料に配合すると、洗髪後
の毛髪のベタつき、使用感触の点から好ましくない。本
発明の場合、nの範囲は、R4のアルキル基鎖長及びA
Oの種類によって最適な数が選定され、本発明の共重合
体を例えば毛髪化粧料に配合する場合、毛髪に対する光
沢、滑らかさ、まとまり性等を考慮すれば、好ましくは
4〜35である。
【0024】上記一般式(2)で表される(B)疎水性
モノマーの具体例としては、水素原子及び各種のアルキ
ル基鎖長R4を有するものが挙げられ、例えば、ポリオ
キシプロピレン(メタ)アクリレート、ポリオキシプロ
ピレンアルキル(メタ)アクリレート、ポリオキシプロ
ピレンポリオキシエチレン(メタ)アクリレート、ポリ
オキシプロピレンポリオキシエチレンアルキル(メタ)
アクリレート、ポリオキシテトラメチレン(メタ)アク
リレート、ポリオキシテトラメチレンアルキル(メタ)
アクリレート、ポリオキシテトラメチレンポリオキシエ
チレン(メタ)アクリレート、ポリオキシテトラメチレ
ンポリオキシエチレンアルキル(メタ)アクリレート等
が挙げられる。
【0025】本発明の上記(C)N含有モノマーは、下
記一般式(3)で表わされるものであり、上記(C)N
含有モノマーからなる構成単位は、本発明の共重合体を
例えば毛髪化粧料に配合した場合に、毛髪に対する吸着
性を向上させるセグメントとなるものであり、カチオン
化されることによって、毛髪に対する吸着性をより向上
させるセグメントとなるものである。
【0026】
【化9】
【0027】ここで、上記一般式(3)において、R5
は水素原子又はメチル基である。R6は炭素数1〜4の
アルキレン基であり、メチレン基、エチレン基、プロピ
レン基、ブチレン基等が挙げられる。R7、R8は、それ
ぞれ水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基であり、ア
ルキル基の具体例としては、メチル基、エチル基、n−
プロピル基、iso−プロピル基、n−ブチル基、is
o−ブチル基、tert−ブチル基等が挙げられる。X
は酸素原子又はNH基である。
【0028】上記一般式(3)で示される(C)N含有
モノマーの具体例としては、例えば、N,N−ジメチル
アミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチル
アミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチル
アミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチ
ルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジブ
チルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメ
チルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジ
メチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−
ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド等が挙
げられる。
【0029】本発明の上記(D)架橋性ビニルモノマー
は、1分子中に2以上の二重結合を含有する化合物であ
り、他のモノマーと架橋する性質を有するものであっ
て、本発明の共重合体を例えば毛髪化粧料に配合する場
合、毛髪に対する付着性、整髪性を向上させるセグメン
トとなるものである。
【0030】上記(D)架橋性ビニルモノマーとして
は、具体的には、例えば、エチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)ア
クリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリ
レート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレー
ト、メチレンビス(メタ)アクリルアミド、ジビニルベ
ンゼンなどが挙げられる。これらは1種単独で又は2種
以上を適宜混合して使用することができる。
【0031】ここで、本発明の両親媒性高分子化合物に
おける上記各モノマーからなる構成単位の含有量は、特
に制限されるものではないが、通常、上記(A)親水性
モノマーからなる構成単位20〜98質量%と、上記
(B)疎水性モノマーからなる構成単位1〜50質量%
と、上記(C)N含有モノマー又はそのカチオン化物か
らなる構成単位1〜40質量%及び/又は上記(D)架
橋性ビニルモノマーからなる構成単位0.1〜20質量
%を含有する共重合体であると、好適である。なお、本
発明において、上記(A)親水性モノマー、上記(B)
疎水性モノマー、上記(C)N含有モノマー又はそのカ
チオン化物及び上記(D)架橋性ビニルモノマーからな
る各構成単位の全構成単位に対する含有量は、各モノマ
ーを使用して共重合する際の全モノマー量に対する各モ
ノマーの配合量と同じである。
【0032】ここで、本発明の両親媒性高分子化合物の
より好適な共重合体として、以下の3つの共重合体を挙
げることができる。即ち、上記(A)親水性モノマーか
らなる構成単位20〜98質量%と、上記(B)疎水性
モノマーからなる構成単位1〜40質量%と、上記
(C)N含有モノマー又はそのカチオン化物からなる構
成単位1〜40質量%を含有する共重合体(i)が第1
の両親媒性高分子化合物として挙げられる。
【0033】また、上記(A)親水性モノマーからなる
構成単位40〜95質量%と、上記(B)疎水性モノマ
ーからなる構成単位4〜50質量%と、上記(D)架橋
性ビニルモノマーからなる構成単位1〜20質量%を含
有する共重合体(ii)が第2の両親媒性高分子化合物
として挙げられる。
【0034】更に、上記(A)親水性モノマーからなる
構成単位30〜97質量%と、上記(B)疎水性モノマ
ーからなる構成単位1〜40質量%と、上記(C)N含
有モノマー又はそのカチオン化物からなる構成単位1〜
40質量%と、上記(D)架橋性ビニルモノマー から
なる構成単位0.1〜10質量%を含有する共重合体
(iii)が第3の両親媒性高分子化合物として挙げら
れる。
【0035】本発明の第1の両親媒性高分子化合物であ
る上記共重合体(i)は、その共重合体モノマー成分と
して、上記(A)〜(C)モノマーを使用したものであっ
て、例えば毛髪化粧料に配合すると、仕上がり後の毛髪
に対して、優れた光沢、滑らかさ、柔らかさ、しっとり
性を与え、しかも洗髪時のぬる付き、残留感などがな
く、使用感触が良好な毛髪化粧料が得られる。
【0036】上記共重合体(i)における上記(A)親
水性モノマーからなる構成単位の含有量は、全構成単位
の20〜98質量%であり、例えば毛髪化粧料に配合し
たときの毛髪の柔らかさ及び溶解性を考慮すれば好まし
くは30〜96質量%、より好ましくは40〜96質量
%である。また、上記(B)疎水性モノマー からなる
構成単位の含有量は、全構成単位の1〜40質量%であ
り、例えば毛髪化粧料に配合したときの光沢、滑らかさ
及びベタつきを考慮すれば、好ましくは1〜30質量
%、より好ましくは2〜30質量%である。更に、上記
(C)N含有モノマー又はそのカチオン化物からなる構
成単位の含有量は、1〜40質量%であり、例えば毛髪
化粧料に配合したときのベタ付き及びすすぎ時のぬるつ
き、残留感など使用感触の点を考慮すれば、好ましくは
1〜30質量%、より好ましくは2〜30質量%であ
る。
【0037】本発明の第2の両親媒性高分子化合物であ
る上記共重合体(ii)は、そのモノマー成分として、
上記(A)親水性モノマー及び上記(B)疎水性モノマ
ーと、上記(D)架橋性ビニルモノマーとを使用するも
のである。上記共重合体(ii)は、例えば毛髪化粧料
に配合すると、上記コンディショニング効果に加え、ノ
ニオン性であることより、シャンプー、ヘアリンスなど
の配合処方において界面活性剤及び補助添加剤の種類の
制限が少ないという特徴がある。
【0038】上記共重合体(ii)における上記(A)
親水性モノマーからなる構成単位の含有量は、全構成単
位の40〜95質量%であり、例えば毛髪化粧料に配合
したときに毛髪に柔らかさを付与すること考慮すれば、
好ましくは43〜94質量%、より好ましくは45〜9
3質量%である。また、上記(B)疎水性モノマーから
なる構成単位の含有量は、4〜50質量%であり、例え
ば毛髪化粧料に配合したときの光沢、整髪性、滑らかさ
を考慮すれば、好ましくは4〜47質量%、より好まし
くは5〜45質量%である。更に、上記(D)架橋性ビ
ニルモノマーからなる構成単位の含有量は、1〜20質
量%であり、例えば毛髪化粧料に配合した時の毛髪への
付着性、整髪性を考慮すれば好ましくは1〜15質量
%、より好ましくは2〜10質量%である。
【0039】本発明の第3の両親媒性高分子化合物であ
る上記共重合体(iii)は、そのモノマー成分とし
て、上記(A)〜(D)モノマーを使用するものであり、該
共重合体(iii)は、例えば毛髪化粧料に配合する
と、上記コンディショニング効果の中で、特に毛髪のま
とまりが良いという特徴を有する。
【0040】上記共重合体(iii)における上記
(A)親水性モノマーからなる構成単位の含有量は、3
0〜97質量%であり、例えば毛髪化粧料に配合した時
の毛髪への柔らかさの付与という点を考慮すれば、好ま
しくは40〜96質量%である。また、上記(B)疎水
性モノマーからなる構成単位の含有量は、1〜40質量
%であり、例えば毛髪化粧料に配合した時の光沢、滑ら
かさを考慮すれば、好ましくは2〜35質量%である。
更に、上記(C)N含有モノマー又はそのカチオン化物
からなる構成単位の含有量は、1〜40質量%であり、
例えば毛髪化粧料に配合した時のベタ付き、すすぎ時の
ぬるつき等を考慮すれば、好ましくは1〜35質量%、
より好ましくは2〜35質量%である。そして、上記
(D)架橋性ビニルモノマーからなる構成単位の含有量
は、0.1〜10質量%であり、例えば毛髪化粧料に配
合した時の整髪性を考慮すれば、好ましくは0.1〜7
質量%、より好ましくは0.1〜5質量%である。
【0041】本発明の上記共重合体は、重合方法が特に
制限されるものではなく、いずれも重合開始剤を使用し
て、上記単量体((A)親水性モノマー、(B)疎水性
モノマー、(C)N含有モノマー又はそのカチオン化物
及び/又は(D)架橋性ビニルモノマー)を溶液重合、
塊状重合、懸濁重合、乳化重合などの種々のラジカル重
合法により共重合することによって調製できる。また、
上記(C)N含有モノマーをモノマー成分として使用し
た場合、更に、必要に応じてカチオン化することもでき
る。好ましい重合法は、溶液重合である。重合開始剤と
しては、ジ−t−ブチルパーオキサイド、ベンゾイルパ
ーオキサイド、ラウロイルパーオキサイドなどの有機過
酸化物、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム、過硫
酸カリウム、過リン酸ナトリウム、過リン酸カリウムな
どの無機過酸化物、2,2’−アゾビスイソブチロニト
リル、ジメチル2,2’−アゾビスブチレートなどのア
ゾ系化合物が挙げられる。
【0042】溶媒としては、メタノール、エタノール、
n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノー
ル、tert−ブタノール等のアルコール類、アセト
ン、メチルエチルケトンなどのケトン類、テトラヒドロ
フラン、ジオキサンなどのエーテル類、ベンゼン、トル
エン、キシレンなどの芳香族炭化水素類、n−ヘキサ
ン、シクロヘキサンなどの脂肪族炭化水素類、四塩化炭
素、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素、水などが
挙げられる。
【0043】重合温度は45〜120℃、重合時間は3
〜10時間が好適であるが、重合条件は、モノマーの種
類、比率、濃度などにより適宜選択される。なお、重合
温度が120℃を超えると過酸化物の熱分解が起こり、
重合率が低下する他に、生成した重合体は流動化効果、
及び収縮低減効果の低下を招く場合がある。また、重合
温度が40℃未満では、重合率が低下する場合がある。
【0044】上記(C)N含有モノマーをモノマー成分
として使用しなかった場合、重合反応終了後、反応混合
物から溶媒を留去するか、又は、水を溶媒とした場合に
は、そのまま本発明の共重合体を得ることができる。な
お、本発明の共重合体は、ブロック共重合体であっても
ランダム共重合体であってもよい。
【0045】上記(C)N含有モノマーをモノマー成分
として使用した場合、以上の重合方法によって調製した
共重合体をカチオン化剤と反応させることにより、カチ
オン性両親媒性高分子化合物を調製することができる。
この場合に使用されるカチオン化剤の具体例としては、
例えば、塩化メチル、塩化エチル、塩化プロピル、塩化
ブチル、臭化メチルなどのハロゲン化アルキル類、塩化
ベンジル、臭化ベンジルなどのハロゲン化ベンジル類、
硫酸ジメチル、硫酸ジエチルなどの硫酸エステル類、モ
ノクロル酢酸メチル、モノクロル酢酸エチル、モノクロ
ル酢酸ブチル、モノ臭化プロピオン酸プロピルなどのモ
ノハロゲン化脂肪酸エステルなどが挙げられる。なお、
上記(C)N含有モノマーのカチオン化物をモノマーと
して使用することによって、カチオン性両親媒性高分子
化合物を調製することも可能である。
【0046】カチオン化方法は、上記重合方法により調
製した共重合体溶液に所定のカチオン化剤を加え、不活
性ガス気流下に、攪拌して反応させることにより、カチ
オン性両親媒性高分子化合物を調製することができる。
その場合の反応温度は、40〜100℃、反応時間は1
〜40時間である。
【0047】なお、本発明の両親媒性高分子化合物は、
本発明の効果を損なわない範囲で、上記(A)、
(B)、(C)及び/又は(D)モノマー成分以外に、
さらに他の共重合モノマー成分を加えて共重合させるこ
とができる。そのようなモノマーとしては、例えば、
(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸アルキルエス
テル、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、マレイ
ン酸アルキルエステル、フマル酸アルキルエステル等の
カルボン酸系モノマー、ビニルスルホン酸、(メタ)ア
リルスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸、2−アクリルアミドエタンスルホン
酸、2−メタクリルアミドエタンスルホン酸、3−メタ
クリルアミドプロパンスルホン酸、スチレンスルホン酸
等のスルホン酸基含有モノマー、又は、その塩、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、酢酸ビニル、アクリロニ
トリル、スチレンなどが挙げられる。これら他のモノマ
ー成分の配合量は、全モノマー量の30質量%以下、特
に10質量%以下であることが望ましい。
【0048】なお、本発明の共重合体は、その分子量が
特に制限されるものではないが、例えば毛髪化粧料に配
合するのであれば、通常重量平均分子量が5000以上
であることが好ましい。重量平均分子量が小さすぎる
と、例えば毛髪化粧料の配合成分として使用しても本発
明の目的とする仕上がり感、使用性などが得られない場
合がある。なお、重量平均分子量の上限は、特に制限さ
れるものではないが、例えば毛髪化粧料の配合成分とし
て使用する際の使用性などを考慮すれば、通常、100
0万程度以下であることが望ましい。
【0049】本発明の両親媒性高分子化合物は、毛髪、
繊維、硬表面等の表面改質剤として種々の用途に使用す
ることができ、例えば毛髪化粧料、衣類用洗剤、住居用
洗剤等の配合成分として使用することができ、特に毛髪
化粧料に配合すると、使用時のぬるつき、手肌への残留
感が少ないなどの感触が良好で、且つ仕上がり後の毛髪
に対して光沢、滑らかさ、柔らかさ、しっとり感、まと
まり性などの優れたコンディショニング効果を付与する
ことができるので、特に有用である。
【0050】上記両親媒性高分子化合物を含有する本発
明の毛髪化粧料は、種々の剤型の商品として使用するこ
とができる。例えば、シャンプー、ヘアリンスの他に、
ヘアートリートメント、ヘアコンディショナー、ヘアパ
ック、ヘアクリーム、ヘアーローション、ヘアムース、
セット剤、ヘアリキッド、スタイリングフォーム、ブロ
ー剤、ヘアミストなどとして適用でき、液状、クリーム
状、乳濁状、ゲル状、ムース状等種々の剤型とすること
ができる。
【0051】本発明の毛髪化粧料における上記両親媒性
高分子化合物の配合量は、剤型等によって異なるが、通
常製剤全量の0.1〜20質量%が好ましい。0.1質
量%未満では、コンディショニング効果が劣る場合があ
る。一方、20質量%を超えると毛髪に多量に付着し
て、洗髪上の点から好ましくない場合がある。また、コ
ンディショニング効果及び使用感触を考慮すれば、0.
1〜10質量%がより好適である。
【0052】本発明の毛髪化粧料には、本発明の目的が
損なわれない範囲で、使用目的などに応じ、上記両親媒
性高分子化合物の他に、一般に用いられている各種成分
を配合することができる。このような成分としては、、
アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活
性剤などの各種界面活性剤、エチレンオキシド・プロピ
レンオキシド共重合体、高級アルコール、油脂、ジメチ
ルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、アル
キル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、カチオン
性シリコーン、ステロキシ変性シリコーン、シリコーン
ガム、シリコーンレジンなどのシリコーン誘導体又はそ
のエマルジョン、ポリオール類、無機塩類、有機塩類、
可溶化剤、BHT、トコフェノールなどの酸化防止剤、
増粘剤、減粘剤、紫外線吸収剤、タンパク誘導体、動植
物抽出液、ピロクトンオラミン、ジンクピリチオンなど
のフケ防止剤、安息香酸及びその塩、エチルパラベン、
ブチルパラベンなどの防腐剤、各種アミノ酸、ビオチ
ン、パントテン酸誘導体などの賦活剤、オリザノール、
デキストラン硫酸ナトリウム、ビタミンE誘導体、ニコ
チン酸誘導体などの血行促進剤、クエン酸、トリエタノ
ールアミンン等のpH調整剤、エチレングリコールジ脂
肪酸エステルなどのパール化剤、アクリル酸系高分子化
合物などの乳濁剤、カルボキシビニルポリマーなどの増
粘ポリマー、カチオン化ポリマーなどのコンデイショニ
ング剤、粘度調整剤、ハイドロトロープ、保湿剤、高級
脂肪酸エステル、グリセリン、ポリエチレングリコール
等の可塑剤、酸化防止剤、着色剤、殺菌剤、紫外線吸収
剤、色素、香料などを適宜配合することができる。
【0053】本発明の毛髪化粧料の調製方法は、特に制
限されず、各剤型の常法に準じて調製することができ
る。また、その使用方法等も特に制限されず、各毛髪化
粧料の常法により常用量使用することによって、優れた
使用感、コンディショニング効果などの適用効果を得る
ことができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、例えば毛髪化粧料に配
合すると、使用時のぬるつき、手肌への残留感が少ない
などの感触が良好で、且つ仕上がり後の毛髪に対して光
沢、滑らかさ、柔らかさ、しっとり感、まとまり性など
の優れたコンディショニング効果を付与することができ
る両親媒性高分子化合物が得られる。従って、この両親
媒性高分子化合物を含有する本発明の毛髪化粧料は、使
用時の感触が良好で、且つ仕上がり後の毛髪に対して優
れたコンディショニング効果を付与することができる。
【0055】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例に基づいて
より具体的に説明するが、本発明は、下記実施例に限定
されるものではない。
【0056】[実施例1]還流冷却器、滴下濾斗及びガ
ス導入管を備えた内容量1000mlの四つ口フラスコ
にポリオキシエチレンメチルメタクリレート(エチレン
オキシド平均付加モル数9)CH2=C(CH3)COO
(C24O)9CH3、60.0g、ポリオキシプロピレ
ンメタクリレート(プロピレンオキシド平均付加モル数
13)CH 2=C(CH3)COO(C36O)13H、6.0
g、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート6.
0g、アゾビスイソブチロニトリル0.6g、イソプロ
パノール600mlを仕込み、窒素気流下に昇温して、
70〜80℃で、7時間攪拌して重合を完結させた。
【0057】一昼夜放置後、ジエチル硫酸5.8gを加
え、窒素気流下、50℃で7時間攪拌して、カチオン化
反応を完結させた。続いて、内容物を2リットル容のナ
スフラスコに移して、エバポレーターでイソプロパノー
ルを減圧下に留去して、無色透明な粘調液体を得た。こ
れにエタノールを加え溶解して、実施例1の両親媒性高
分子化合物の30質量%溶液を得た。なお、この実施例
において、ポリオキシエチレン(9)メチルメタリレー
ト:ポリオキシプロピレン(13)メタリレート:N、
N−ジメチルアミノエチルメタクリレートの質量比は8
3.4:8.3:8.3である。
【0058】[実施例2]実施例1において、モノマ
ー、カチオン化剤の種類及び仕込量を下記のように変更
した以外は実施例1に準じて重合、カチオン化反応を行
って、実施例2の両親媒性高分子化合物の30質量%溶
液を得た。 ポリオキシエチレンメチルメタクリレート(エチレンオキシド平均付加モル数9 ) 60.0 質量部 ポリオキシテトラメチレンポリオキシエチレンメタクリレート(テトラメチレン オキシド、エチレンオキシドの平均付加モル数は、それぞれ5、10) 3.0 質量部 N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート 3.0 質量部 ジメチル硫酸 2.8 質量部
【0059】なお、この実施例において、ポリオキシエ
チレン(9)メチルメタクリレート:ポリオキシテトラ
メチレン(5)ポリオキシエチレン(10)メタクリレ
ート:N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレートの
質量比は91.0:4.5:4.5である。
【0060】[実施例3]実施例1において、モノマ
ー、カチオン化剤の種類及び仕込量を下記のように変更
した以外は実施例1に準じて重合、カチオン化を行っ
て、実施例3の両親媒性高分子化合物の30質量%溶液
を得た。 ポリオキシエチレンメチルアクリレート(エチレンオキシド平均付加モル数9) 60.0 質量部 ポリオキシプロピレンアクリレート(プロピレンオキシド平均付加モル数9) 15.0 質量部 N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート 15.0 質量部 モノクロル酢酸 9.8 質量部
【0061】なお、この実施例において、ポリオキシエ
チレン(9)メチルアクリレート:ポリオキシプロピレ
ン(9)アクリレート:N,N−ジメチルアミノエチル
アクリレートの質量比は66.6:16.7:16.7
である。
【0062】[実施例4]実施例1において、モノマー
の種類及び仕込量を下記のように変更した以外は実施例
1に準じて重合を行って、実施例4の両親媒性高分子化
合物の30質量%溶液を得た。 ポリオキシエチレンメチルメタクリレート(エチレンオキシド平均付加モル数4 ) 42.0 質量部 ポリオキシテトラメチレンポリオキシエチレンメタクリレート(テトラメチレン オキシド、エチレンオキシドの平均付加モル数は、それぞれ5、10) 18.0 質量部 ポリオキシエチレンジメタクリレート(エチレンオキシド平均付加モル数9) 4.0 質量部
【0063】なお、この実施例において、ポリオキシエ
チレン(4)メチルメタクリレート:ポリオキシテトラ
メチレン(5)ポリオキシエチレン(10)メタクリレ
ート、ポリオキシエチレン(9)ジメタクリレートの質
量比は65.6:28.1:6.3である。
【0064】[実施例5]実施例1において、モノマ
ー、カチオン化剤の種類及び仕込量を下記のように変更
した以外は実施例1に準じて重合を行って、実施例5の
両親媒性高分子化合物の30質量%溶液を得た。 ポリオキシエチレンメチルメタクリレート(エチレンオキシド平均付加モル数4 ) 60.0 質量部 ポリオキシプロピレンメタクリレート(プロピレンオキシド平均付加モル数13 ) 6.0 質量部 N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート 6.0 質量部 ポリオキシエチレンジメタクリレート(エチレンオキシド平均付加モル数9) 1.0 質量部 塩化ブチル 3.5 質量部
【0065】なお、この実施例において、ポリオキシエ
チレン(4)メチルメタクリレート:ポリオキシプロピ
レン(13)メタクリレート:N,N−ジメチルアミノ
エチルメタクリレート:ポリオキシエチレン(9)ジメ
タクリレートの質量比は、82.2:8.2:8.2:
1.4である。
【0066】[比較例1]実施例1において、モノマー
の種類及び仕込量を下記のように変更した以外は実施例
1に準じて重合を行って、比較例1の高分子化合物の3
0質量%溶液を得た。 ポリオキシエチレンメチルメタクリレート(エチレンオキシド平均付加モル数2 3) 60.0 質量部 ポリオキシプロピレンメタクリレート(プロピレンオキシド平均付加モル数13 ) 6.0 質量部 N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート 6.0 質量部 ジエチル硫酸 5.8 質量部
【0067】[比較例2]実施例1において、モノマー
の種類及び仕込量を下記のように変更した以外は実施例
1に準じて重合を行って、比較例2の高分子化合物の3
0質量%溶液を得た。 ポリオキシエチレンメチルメタクリレート(エチレンオキシド平均付加モル数9 ) 60.0 質量部 メタクリル酸エチル 15.0 質量部 N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート 15.0 質量部 ジエチル硫酸 14.5 質量部
【0068】上記実施例1〜5の両親媒性高分子化合物
及び比較例1,2の高分子化合物を下記評価法によって
評価した。結果を表1に示す。
【0069】1)毛髪評価 毛束2g(10cm)を各共重合体の10質量%溶液
(希釈液:水)に10分間浸漬した後、流水で1分間す
すぎ、続いて1日乾燥して供試試料とした。共重合体を
使用しない場合の毛髪を対照(ブランク)として表1に
示す各評価項目を比較判定し、下記評価基準に従って評
価した。
【0070】<評価基準> ◎:ブランクに比べ著しく優れる ○:ブランクに比べ優れる △:ブランクと遜色なし ×:ブランクに比べ劣る
【0071】
【表1】
【0072】次に、本発明の両親媒性高分子化合物を毛
髪化粧料のコンディショニング成分として用いた具体的
処方例(配合量:質量%、合計100)を示す。
【0073】 [実施例6](シャンプー) ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム 10.0 (サンノールDL−1432、ライオン(株)製) ラウリン酸アミドプロピルベタイン 5.0 (エナジコールL30B、ライオン(株)製) 椰子脂肪酸ジエタノールアミド 3.0 (ホームリードCD、ライオン(株)製) 実施例1の両親媒性高分子化合物 4.0 加水分解コラーゲン 1.0 香料 0.5 ダービリアエキス 0.5 ウスベニアオイエキス 1.0 クエン酸 0.2 塩化ナトリウム 1.0 精製水 残部
【0074】このシャンプーは、仕上がり後の毛髪の光
沢、平滑性に優れ、しっとり感、柔らかさ、まとまり等
の仕上がり性の他、使用感触も良好であった。
【0075】 [実施例7](シャンプー) 椰子脂肪酸メチルタウリンナトリウム 10.0 (NIKKOL CMT−30、日光ケミカルズ社製) ラウリルヒドロキシスルホベタイン 5.0 (ネバゾリンAHS−103、東邦化学社製) 椰子脂肪酸モノエタノールアミド 2.0 (アミゾールCME、川研ファインケミカル(株)製) ラウロイルモノエタノールアミド 1.0 (アミゾールLME、川研ファインケミカル(株)製) 実施例2の両親媒性高分子化合物 5.0 ポリエーテル変性シリコーン 0.5 (シリコーンKF 351A、信越化学工業(株)) ボダイジュエキス 0.5 ローズマリーエキス 0.2 パラベン 0.2 香料 0.5 クエン酸 0.2 安息香酸ナトリウム 0.5 精製水 残部
【0076】このシャンプーは、仕上がり時の毛髪の光
沢、平滑性に優れ、櫛通り性、さらさら感、しっとり
感、柔らかさ、まとまり等の仕上げ性の他、使用感触も
良好であった。
【0077】 [実施例8](ヘアリンス) クロトサカモドキ水抽出物 0.3 (Callophyllisadhaerens) ヒドロキシベンゾフェノン 0.1 4−tert−ブチル−4’メトキシ−ジベンゾイルメタン 0.05 ミリスチン酸イソステアリル 1.0 実施例3の両親媒性高分子化合物 5.0 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.0 セチルアルコール 3.0 ポリオキシエチレン(20EO)硬化ヒマシ油 1.0 プロピレングリコール 5.0 香料 適量 精製水 残部
【0078】このヘアリンスは、仕上がり後の毛髪の光
沢、平滑性に優れ、ベタ付きが少なく、セット性も良好
であった。
【0079】 [実施例9](ヘアクリーム) ベントナイト 1.0 ヘキサグリセリルモノステアレート 1.0 ジグリセリルイソステアレート 0.5 グリセリルモノステアレート 1.5 流動パラフィン 10.0 固体パラフィン 1.5 実施例4の両親媒性高分子化合物 3.0 ジメチルシリコン 3.0 パルミチン酸セチル 2.0 セトステアリルアルコール 4.0 グリセリン 5.0 1,3−ブチレングリコール 2.0 トリメチルグリシン 1.0 カルボキシビニルポリマー(分子量100万〜150万) 0.08 キサンタンガム 0.1 プロピルパラベン 0.1 メチルパラベン 0.4 クロトサカモドキ水抽出物 5.0 (Callophyllisadhaerens) 水酸化ナトリウム 適量 香料 適量 精製水 残部
【0080】このヘアクリームは、ベタつきが少なく、
毛髪の光沢、スタイリングが良好であった。
【0081】 [実施例10](ヘアトリートメント) N−椰子脂肪酸アシル−L−アルギニンエチル 0.5 ジメチルシリコン(1000万cst) 0.5 ジメチルシリコン(10万cst) 1.0 ジメチルシリコン(30cst) 1.5 実施例5の両親媒性高分子化合物 5.0 セチルアルコール 4.0 ベヘニルアルコール 3.0 ステアリルアルコール 2.0 イソステアリン酸 0.2 グリセリン 3.0 プロピレングリコール 5.0 モノステアリン酸グリセリル 0.1 モノラウリン酸ソルビタン 0.1 ポリグリセリン(平均重合度10) 0.4 リン酸 適量 パラオキシ安息香酸メチル 適量 安息香酸 適量 香料 適量 精製水 残部
【0082】このヘアトリートメントは、仕上がり後の
毛髪の光沢、平滑性、整髪性に優れ、ベタ付きが少な
く、すすぎ時の櫛通りも良好であった。
【0083】 [実施例11](ヘアコンディショナー) 4−グアニジノブチルラウロアミド 0.8 ベヘニン酸ジエチルアミノエチルアミド 0.2 ジメチルシリコン(100万cst) 1.0 ジメチルシリコン(10万cst) 1.0 ジメチルシリコン(50cst) 1.0 実施例1の両親媒性高分子化合物 3.0 グリシン 0.7 セチルアルコール 1.5 ベヘニルアルコール 0.2 オレイルアルコール 0.3 オレイン酸 0.2 イソステアリン酸 0.2 トリメチルグリシン 0.2 アルギニン 0.3 システイン 0.3 モノステアリン酸グリセリル 0.1 モノラウリン酸ソルビタン 0.1 塩酸 適量 酢酸 適量 パラオキシ安息香酸メチル 適量 パラオキシ安息香酸プロピル 適量 香料 適量 精製水 残部
【0084】このヘアコンディショナーは、仕上がり後
の毛髪の光沢、平滑性、整髪性等のコンディショニング
に優れ、ベタ付きが少なく、すすぎ時の櫛通りも良好で
あった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08F 220/60 C08F 220/60 290/06 290/06 (72)発明者 荒井 美穂子 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 4C083 AA082 AA112 AA122 AB012 AB032 AB332 AB442 AC062 AC072 AC122 AC182 AC212 AC232 AC242 AC302 AC342 AC372 AC422 AC432 AC442 AC582 AC642 AC692 AC712 AC742 AC792 AC912 AD072 AD091 AD092 AD112 AD162 AD432 BB35 CC32 CC33 CC38 CC39 DD31 EE06 EE07 EE28 4J027 AC01 AC02 AC03 AC04 AC06 AJ08 BA02 BA07 BA13 BA14 BA17 BA18 BA19 BA20 CB03 CC02 CD00 4J100 AB16S AL08P AL08R AL62S AL63S AL66S AL67S AM21R AM24S BA03P BA03Q BA03S BA04P BA04Q BA08P BA08Q BA08S BA09Q BA31R CA05 CA06 CA23 EA01 JA61

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記一般式(1)で表される親水
    性モノマーからなる構成単位及び(B)下記一般式
    (2)で表される疎水性モノマーからなる構成単位と、
    (C)下記一般式(3)で示されるN含有モノマー又は
    そのカチオン化物からなる構成単位及び/又は(D)架
    橋性ビニルモノマーからなる構成単位を含有することを
    特徴とする両親媒性高分子化合物。 【化1】 (但し、上記式(1)中、R1は水素原子又はメチル基
    を示し、R2は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基
    を示し、lはエチレンオキシド基の平均付加モル数を示
    し、2〜20である。) 【化2】 (但し、上記式(2)中、R3は水素原子又はメチル基
    を示し、R4は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基
    を示し、AOは炭素数3又は4のオキシアルキレン基を
    示し、該オキシアルキレン基は単一のものであっても、
    異なったものがランダム状又はブロック状に混合してい
    てもよい。mはエチレンオキシド基の平均付加モル数を
    示し、0〜50であり、nはAO基の平均付加モル数を
    示し、2〜40である。) 【化3】 (但し、上記式(3)中、R5は水素原子又はメチル基
    を示し、R6は炭素数1〜4のアルキレン基を示し、
    7,R8はそれぞれ水素原子又は炭素数1〜4のアルキ
    ル基を示し、Xは酸素原子又はNH基である。)
  2. 【請求項2】 上記(A)親水性モノマーからなる構成
    単位20〜98質量%と、上記(B)疎水性モノマーか
    らなる構成単位1〜40質量%と、上記(C)N含有モ
    ノマー又はそのカチオン化物からなる構成単位1〜40
    質量%を含有する請求項1記載の両親媒性高分子化合
    物。
  3. 【請求項3】 上記(A)親水性モノマー40〜95質
    量%と、上記(B)疎水性モノマーからなる構成単位4
    〜50質量%と、上記(D)架橋性ビニルモノマーから
    なる構成単位1〜20質量%とを含有する請求項1記載
    の両親媒性高分子化合物。
  4. 【請求項4】 上記(A)親水性モノマーからなる構成
    単位30〜97質量%と、上記(B)疎水性モノマーか
    らなる構成単位1〜40質量%と、上記(C)N含有モ
    ノマー又はそのカチオン化物からなる構成単位1〜40
    質量%と、上記(D)架橋性ビニルモノマーからなる構
    成単位0.1〜10質量%とを含有する請求項1記載の
    両親媒性高分子化合物。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項記載の両
    親媒性高分子化合物を含有することを特徴とする毛髪化
    粧料。
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