JP2006160725A - 化粧料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】特定のポリエチレンオキサイドマクロモノマーと疎水性モノマーと架橋性モノマーとを重合して得られる共重合体を含有することを特徴とする化粧料である。
【選択図】 図1
Description
R1は炭素原子数1〜3のアルキルを表し、nは20〜200の数である。XはHまたはCH3を表す。
R2は炭素原子数1〜3のアルキルを表し、R3は炭素原子数1〜8のアルキルを表す。
R4とR5はそれぞれ独立に炭素原子数1〜3のアルキルを表し、mは0〜2の数である。
(A)疎水性モノマーは炭素原子数1〜8のアルキルを有するメタクリル酸誘導体を一種もしくは二種以上を混合した組成であること
(B)ポリエチレンオキサイドマクロモノマーと疎水性モノマーの仕込み量が、ポリエチレンオキサイドマクロモノマー:疎水性モノマー=1:10〜1:250(モル比)であること
(C)架橋性モノマーの仕込み量が、疎水性モノマーの仕込み量に対して、0.1〜1.5質量%であること
(D)水−エタノール混合溶媒が、水:エタノール=90〜30:10〜70(20℃の容積比)であること
(2)本発明の化粧料は保存安定性に優れている。すなわち、その白濁度は長期保存によっても安定したものである。
(3)本発明の化粧料は使用感に優れている。すなわち、べたつきがなく、こく感がある。また、なじみが早く、肌に塗布した場合にテカリを抑制する効果がある。
式(1)のポリエチレンオキサイドマクロモノマーは、例えばAldrich社から市販されている試薬、あるいは日本油脂から発売されているブレンマー(登録商標)を使用することが出来る。これら市販品の式(1)のポリエチレンオキサイド部分の分子量(即ちnの値)は幅広く、これを使用することができる。このポリエチレンオキサイド部分の分子量の好ましいサイズはn=50〜200のものである。例えば、日本油脂製ブレンマー(登録商標)PME1000あるいはブレンマー(登録商標)PME4000などが好適である。
(A)ポリエチレンオキサイドマクロモノマーと疎水性モノマーの仕込み量が、ポリエチレンオキサイドマクロモノマー:疎水性モノマー=1:10〜1:250(モル比)であること
(B)架橋性モノマーの仕込み量が、疎水性モノマーの仕込み量に対して、0.1〜1.5質量%であること
(C)水−エタノール混合溶媒が、水:エタノール=90〜30:10〜70(20℃の容積比)であること
(D)水−エタノール混合溶媒が、水:エタノール=90〜30:10〜70(20℃の容積比)であること
この重合系では特に攪拌条件を厳密にコントロールすることなく重合を行っても重合されるミクロゲル粒子の粒度分布は非常に狭いものを得ることが出来る。
この測定は市販の測定装置で簡便に測定可能である。たとえば大塚電子製 DLS7000、マーベルン製 ゼータサイザー4700、ブルックヘーブン製 ゼータプラスなどで測定が可能である。
上述の市販の測定装置にはデータ解析ソフトが搭載されており、測定データを自動的に解析することが出来る。この解析ソフトを用いることで平均粒子径、分散度の値を得ることが出来る。ここで分散度とは粒子径の平均値からのばらつきを示す値であり、キュムラント解析における二次キュムラントの値、即ち、分散値を規格化した値である。一般的にこの分散度が0.01以下であればそのサンプルの粒子径分布はほぼ単分散とみなすことが出来る。
例えば、水中にミクロゲルを分散させて、この混合溶媒と同容積のベンゼンを添加し、5時間攪拌すれば膨潤飽和するには十分である。
重合溶媒が水:エタノール=8:2(20℃の容積比)の混合溶媒である場合は、重合後に重合分散液を純水に対して十分透析し、分散液を純水に交換する。このミクロゲル水分散液を適当な濃度に水で希釈して、ミクロゲルの濃度が一定量になるように調製したサンプルに測定サンプルと同容積のベンゼンを添加し、5時間混合攪拌すれば十分である。
また、粒子径のd、d0は動的光散乱法にて測定可能である。測定条件は下記の通りである。
まずコントロール値すなわちd0の値として有機溶媒を添加する前のミクロゲルの水中での粒子径を測定する。この測定は市販の動的光散乱測定装置を用いて簡便に測定が可能である。例えば大塚電子製 DLS7000、マーベルン製 オートサイザー4700、ブルックヘーブン製 ゼータパルスなどで測定が可能である。これらの市販の測定装置にはデータ解析ソフトが搭載されており、自動的に平均粒子径および分散度の値を得ることが出来る。一方有機溶媒での膨潤後の粒子径dは以下の方法でサンプルを処理する。即ち、一定濃度、好ましくはミクロゲルの重量濃度が0.01%程度のミクロゲル水分散液に同容量のベンゼンなどの有機溶媒を添加してふたつきサンプル管に封入する。このサンプル管を室温において緩やかに攪拌しながら一定時間攪拌する。攪拌時間は5時間程度で十分である。攪拌後、サンプル管ごと1000×g程度の軽い遠心分離操作を行い有機溶媒を浮上させ、ミクロゲルが分散している水相部分を注意深く、注射器で採取する。この採取サンプルを上述の市販の動的光散乱測定装置を用いて同様に平均粒子径および分散度を測定する。
このようにして得られたdおよびd0の値から膨潤率(d/d0)3の値を算出することが出来る。
また、水溶性高分子構造を含むマクロモノマーを応用したマクロモノマー法による高分子微粒子重合法は知られているが、この方法を応用して、コア部分を架橋性モノマーにより架橋させてミクロゲルを製造する方法は知られていない。
本発明で使用するミクロゲルは、親水性マクロモノマーと疎水性モノマーとが溶媒中にて図1に示すように秩序化が起り、粒子径がほぼ一定で、かつコア部分が架橋されたコア−コロナ型高分子ミクロゲルが生成すると考えられる。
そして、このコア−コロナ型高分子ミクロゲルが、優れた白濁化剤として機能するものと考えられる。
なお、マイクロエマルション法等で調整された半透明の化粧水も本発明の白濁化粧料であり、そのL値は90付近である。
美白剤としては、アルブチン等のハイドロキノン誘導体、コウジ酸、L−アスコルビン酸(ビタミンC)およびその誘導体、パントテニールエチルエーテル、トラネキサム酸およびその誘導体、プラセンタエキスや植物抽出物(例えばカミツレエキス等)等の各種抽出物などが例示される。
L−アスコルビン酸誘導体としては、例えばL−アスコルビン酸モノステアレート、L−アスコルビン酸モノパルミテート、L−アスコルビン酸モノオレート等のL−アスコルビン酸モノアルキルエステル類、L−アスコルビン酸モノリン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−硫酸エステルなどのL−アスコルビン酸モノエステル類;L−アスコルビン酸ジステアレート、L−アスコルビン酸ジパルミテート、L−アスコルビン酸ジオレートなどのL−アスコルビン酸ジアルキルエステル類;L−アスコルビン酸ジリン酸エステルなどのL−アスコルビン酸ジエステル類;L−アスコルビン酸トリステアレート、L−アスコルビン酸トリパルミテート、L−アスコルビン酸トリオレートなどのL−アスコルビン酸トリアルキルエステル類;L−アスコルビン酸トリリン酸エステルなどのアスコルビン酸トリエステル類;L−アスコルビン酸2−グルコシドなどのL−アスコルビン酸グルコシド類などが挙げられる。L−アスコルビン酸およびその誘導体としては、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−硫酸エステル、L−アスコルビン酸2−グルコシドまたはそれらの塩が挙げられる。
トラネキサム酸誘導体としては、トラネキサム酸の二量体(例えば、塩酸トランス−4−(トランス−アミノメチルシクロヘキサンカルボニル)アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸、等)、トラネキサム酸とハイドロキノンのエステル体(例えば、トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸4’−ヒドロキシフェニルエステル、等)、トラネキサム酸とゲンチシン酸のエステル体(例えば、2−(トランス−4−アミノメチルシクロヘキシルカルボニルオキシ)−5−ヒドロキシ安息香酸およびその塩、等)、トラネキサム酸のアミド体(例えば、トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸メチルアミドおよびその塩、トランス−4−(P−メトキシベンゾイル)アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸およびその塩、トランス−4−グアニジノメチルシクロヘキサンカルボン酸およびその塩、等)などが挙げられる。
抗炎症剤としては、例えばグリチルリチン、グリチルリチン酸塩(例えばグリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸アンモニウム、等)、アラントインなどが挙げられる。
保湿剤としては、例えば尿素などが挙げられる。
抗菌剤としては、例えばレゾルシン、イオウ、サリチル酸などが挙げられる。
ホルモン剤としては、例えばオキシトシン、コルチコトロピン、バソプレッシン、セクレチン、ガストリン、カルシトニン、ヒノキチオール、エチニルエストラジオールなどが挙げられる。
ビタミン類としては、例えばビタミンAおよびその誘導体(例えば、レチノール、ビタミンAパルミテート、等)、ビタミンB6、ビタミンB6塩酸塩等のビタミンB6誘導体、ニコチン酸、ニコチン酸アミド等のニコチン酸誘導体、ビタミンEおよびその誘導体、β−カロチンなどが挙げられる。
各種アミノ酸およびその誘導体や酵素としては、例えばL−グルタミン酸やウロカニン酸、トリプシン、塩化リゾチーム、キモトリプシン、セミアルカリプロテナーゼ、セラペプターゼ、リパーゼ、ヒアルロニダーゼなどが挙げられる。
抗酸化剤としては、例えばチオタウリン、グルタチオン、カテキン、アルブミン、フェリチン、メタロチオネインなどが挙げられる。
育毛剤としては、例えばβ−グリチルレチン酸、パントテニルエチルエーテル、ミノキシジルなどが挙げられる。
また、カンファー、メントール等の清涼剤も用いられ得る。
ミクロゲルの重合は以下の方法で実施した。還流管と窒素導入管を備えた200mLの三口フラスコに水−エタノール混合溶媒(水:エタノール=40:60容量比)50mLにPME−4000、メチルメタクリレート(MMA)、ブチルメタクリレート(nBMA)、2−エチルヘキシルメタクリレート(EHMA)およびエチレングリコールジメタクリレート(EGDMA)を溶解する。十分溶解した後、2,2'アゾビス(2メチルプロピオンアミジン 2塩酸塩)を全モノマー量に対して1mol%の割合で添加してさらに溶解する。完全に均一になった重合溶液を20分間窒素置換して溶存酸素を除いた後、マグネチックスターラーで攪拌しながら、オイルバスにて65から70℃に8時間保って重合する。重合終了後、重合液を室温に戻した後、重合液を水に対して5日間透析して、残存モノマーを除去し、同時に分散液を水に置換する。
用いたモノマーの量(g)を「表1」に示す。
ミクロゲルの粒子径の測定は、マルバーン社製 ゼータサイザーを用いて測定した。ミクロゲル分散液のミクロゲル濃度を約0.1%に調製し測定サンプルを作成し、0.45マイクロメーターのフィルターでごみを除去した後、25℃での散乱強度を散乱角度90°で測定し、測定装置に搭載されている解析ソフトで平均粒子径および分散度を算出した。粒子径はキュムラント解析法により解析し、分散度はキュムラント解析で得られる2次キュムラントの値を規格化した数値である。この分散度は一般的に用いられているパラメーターであり、市販の動的光散乱測定装置を用いることで自動的に解析が可能である。粒子径解析に必要な溶媒の粘度は25℃の純水の粘度、即ち0.89mPasの値を用いた。
測定は各サンプルについて10回の測定を行いその平均値をとった。
白濁度は、ミクロゲル配合化粧水をマクベス色差計で測定し、そこで得られるL値(明度)によって評価した。
−5℃、0℃、RT、37℃、50℃およびM1Cy(5〜45℃で変化させ、5℃と45℃において2時間滞留を1日2サイクル)の恒温槽にミクロゲル配合化粧水を保存し、1ヶ月後のL値を測定した。
L値の初期値からの変動差によって、次のように評価した。
<評価>
○: 初期値からの変動が±5未満
×: 初期値からの変動が±5以上
専門パネル10名により、使用感(「べたつきのなさ」「こく感」「なじみの早さ」「テカリの抑制感」)の良否を下記の基準によって評価した。
◎:10名中7名以上が「良い」「実感できる」と答えた。
○:10名中5名以上が「良い」「実感できる」と答えた。
△:10名中3名以上が「良い」「実感できる」と答えた。
×:10名中2名以下が「良い」「実感できる」と答えた。
下記の白濁化粧水(保湿ローション)を次の製造法により調製した。なお、比較例1の化粧水は製造例のポリマーを配合しておらず、透明の化粧水である。
<製造法>
(A)各成分を均一に混合溶解する。「表3」及び「表4」中の(B)の各成分を均一に混合溶解する。(A)に(B)を撹拌しながら加えて各白濁保湿ローションを得る。これを試料として、上記の評価方法にしたがい評価を行った。
エチルアルコール 10
グリセリン 0.5
ジプロピレングリコール 5.0
ポリエチレングリコール1000 1.0
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン2−デシルテトラデシルエーテル
8.5
ボタン抽出液 0.01
キイチゴ抽出液 0.01
ユキノシタ抽出液 0.01
l−メントールJP 0.002
クエン酸(食品) 0.02
クエン酸ナトリウム 0.08
ヘキサメタリン酸ソーダ 0.03
フェノキシエタノール 0.3
新香料 0.05
下記「表7」及び「表8」に示したように、各実施例の白濁化粧水は、特に従来の白濁化粧水の界面活性剤由来のべたつきが改善され、こく感、なじみの早さ、テカリの抑制に対しても実感のできる化粧水である。
本発明は、化粧品原料油分をはじめ、さらに油溶性薬剤及び/又は香料を含有する化粧料においても、優れた白濁化粧料を提供することが可能である。
製造例4の共重合体 0.3
エタノール 10
ジプロピレングリコール 1
ポリエチレングリコール1000 1
ポリオキシエチレンメチルグルコシド 1
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.1
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.2
ジイソステアリン酸ポリグリセリル 0.15
N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム 0.1
クエン酸 0.05
クエン酸ナトリウム 0.2
水酸化カリウム 0.4
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
塩酸アルギニン 0.1
オドリコソウエキス 0.1
トラネキサム酸 2
4−メトキシサリチル酸カリウム 1
エデト酸三ナトリウム 0.05
パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 0.01
ジブチルヒドロキシトルエン 適量
パラベン 適量
海洋深層水 3
精製水 残余
香料 適量
製造例6の共重合体 0.5
グリセリン 1
ジプロピレングリコール 12
エタノール 8
POEメチルグルコシド 3
POE(24)POP(13)デシルテトラデシルエーテル 0.5
クエン酸 0.02
クエン酸ナトリウム 0.08
ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン 0.5
チオタウリン 0.1
アデノシン3リン酸−2ナトリウム 0.1
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
EDTA3ナトリウム 0.01
ヒドロキシエチルセルロース 0.1
L−アスコルビン酸2−グルコシド 2
アルブチン 0.05
パラベン 適量
精製水 残余
香料 適量
製造例11の共重合体 0.2
エタノール 5.0
POEオレイルアルコールエーテル 2.0
コハク酸ジエトキシエチル 3.0
2−エチルヘキシル−P−ジメチルアミノベンゾエート 0.18
1,3ブチレングリコール 9.5
ピロリドンカルボン酸ナトリウム 0.5
ニコチン酸アミド 0.3
グリセリン 5.0
香料 0.05
精製水 残余
製造例5のポリマー 1.0
エタノール 4.0
グリセリン 1.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
オクチルメトキシシンナメート 0.2
流動パラフィン 0.02
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.03
トリメチルグリシン 1.0
ポリアスパラギン酸ナトリウム 0.1
α−トコフェロール2−L−アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウム
0.1
チオタウリン 0.1
緑茶エキス 0.1
西洋ハッカエキス 0.1
イリス根エキス 0.1
HEDTA3ナトリウム 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.05
水酸化カリウム 0.02
フェノキシエタノール 適量
精製水 残余
香料 適量
製造例1の共重合体 0.3
グリセリン 2.0
1,3−ブチレングリコール 4.0
エリスリトール 1.0
ポリオキシエチレンメチルグルコシド 1.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5
クエン酸 0.02
クエン酸ナトリウム 0.08
フェノキシエタノール 適量
メチルポリシロキサン 0.02
N−ヤシ油脂肪酸アシルL−アルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸
0.1
精製水 残余
製造例3の共重合体 0.1
エタノール 5.0
グリセリン 0.5
ジプロピレングリコール 2.0
1,3−ブチレングリコール 6
ローズマリー油 0.01
セージ油 0.01
クエン酸 0.02
クエン酸ナトリウム 0.08
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.03
ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン 0.1
ムクロジエキス 0.1
エイジツエキス 0.1
ユリエキス 0.1
オウバクエキス 0.1
トゲナシエキス 0.1
木苺エキス 0.1
ラベンダー油 0.1
トウニンエキス 0.1
レチノール 0.02
アルギン酸ナトリウム 0.001
精製水 残余
製造例9の共重合体 0.3
ジメチルポリシロキサン 5
グリセリン 2
1,3−ブチレングリコール 5
ポリエチレングリコール1500 3
ポリエチレングリコール20000 3
オクタン酸セチル 3
クエン酸 0.01
クエン酸ナトリウム 0.1
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
アスコルビン酸グルコシド 2
酢酸トコフェロール 0.1
オウゴンエキス 0.1
ユキノシタエキス 0.1
エデト酸三ナトリウム 0.1
キサンタンガム 0.05
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(ペミュレンTR-2)
0.05
寒天末 1.5
フェノキシエタノール 適量
ジブチルヒドロキシトルエン 適量
精製水 残余
本発明の化粧料は、その優れた白濁度から、化粧料効果の印象を消費者に有効にアピールできる有用な白濁化粧料である。
Claims (4)
- 下記(A)、(B)、(C)、(D)の条件下に、前記(1)〜(3)のモノマーを水−エタノール混合溶媒中にてラジカル重合して得られる共重合体からなるミクロゲルを配合したことを特徴とする化粧料。
(A)疎水性モノマーは炭素原子数1〜8のアルキルを有するメタクリル酸誘導体を一種もしくは二種以上を混合した組成であること
(B)ポリエチレンオキサイドマクロモノマーと疎水性モノマーの仕込み量が、ポリエチレンオキサイドマクロモノマー:疎水性モノマー=1:10〜1:250(モル比)であること
(C)架橋性モノマーの仕込み量が、疎水性モノマーの仕込み量に対して、0.1〜1.5質量%であること
(D)水−エタノール混合溶媒が、水:エタノール=90〜30:10〜70(20℃の容積比)であること - 前記ミクロゲルの粒子径が50〜300nmであることを特徴とする請求項2記載の化粧料。
- さらに、油分と、油分に溶解する油溶性薬剤及び/又は香料を配合したことを特徴とする請求項1、2または3記載の化粧料。
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