JP2002322034A - 不飽和モノマーを含まない光−架橋性マニキュア - Google Patents
不飽和モノマーを含まない光−架橋性マニキュアInfo
- Publication number
- JP2002322034A JP2002322034A JP2002104810A JP2002104810A JP2002322034A JP 2002322034 A JP2002322034 A JP 2002322034A JP 2002104810 A JP2002104810 A JP 2002104810A JP 2002104810 A JP2002104810 A JP 2002104810A JP 2002322034 A JP2002322034 A JP 2002322034A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon atoms
- photo
- meth
- crosslinkable
- nail polish
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/72—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
- A61K8/84—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
- A61K8/87—Polyurethanes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/72—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
- A61K8/84—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
- A61K8/85—Polyesters
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q3/00—Manicure or pedicure preparations
- A61Q3/02—Nail coatings
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K2800/00—Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
- A61K2800/80—Process related aspects concerning the preparation of the cosmetic composition or the storage or application thereof
- A61K2800/81—Preparation or application process involves irradiation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K2800/00—Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
- A61K2800/80—Process related aspects concerning the preparation of the cosmetic composition or the storage or application thereof
- A61K2800/95—Involves in-situ formation or cross-linking of polymers
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Abstract
ュア組成物を提供すること。 【解決手段】 生理学的に受容可能な媒体中に以下を含
む組成物であって、一又は複数のエチレン系二重結合を
含む分子量が500より小さい反応性モノマーを含まな
い組成物: a)エチレン系二重結合を含む一又は複数のポリマーで
あって、ポリマー分子当たりのエチレン系二重結合の平
均数が1より大きいもの、及び − エチレン系二重結合を含むポリマーの全質量に対し
て、0.1質量%〜10質量%の少なくとも一つのフリ
ーラジカル光−開始剤。
Description
組成物、特にモノマーを含まないマニキュアに関し、さ
らにこれらの組成物を使用してその場で架橋した被覆を
沈着させる方法にも関する。
メーキャップ製品として、仕上げ用組成物として使用さ
れ、爪のメーキャップ製品の上に適用するトップコート
として、又は化粧用爪ケア製品として知られている。こ
れらの組成物を人の爪又は付け爪に適用することができ
る。液状の化粧品組成物は、爪に沈着させた後光化学線
照射の作用により、その場で重合及び/又は架橋反応が
進行し、その結果通常は架橋しているポリマーネットワ
ークが得られることがマニキュアの分野では知られてい
る。このような光−重合性及び/又は光−架橋性組成物
は、例えば特許CA 1 306 954及びUS 5,4
56,905に記載されている。これらの組成物は一般
に、重合可能なエチレン系二重結合を含む一又は複数の
ポリマー及び/又はプレポリマー、一又は複数の二重結
合を含む一又は複数の反応性モノマー、少なくとも一つ
の光−開始剤、任意に一又は複数の成分の早期重合を防
止する剤、又は光−開始系の吸収スペクトルを変性する
光−増感剤を含む。
欠点は、使用する不飽和モノマーの毒性にある。特に、
これらの高度に反応性の低分子量分子は、下にある基体
及び隣接する基体に直ちに拡散し、そこで生物学的分子
と反応する。出願人は、唯一の重合性又は架橋性の反応
性成分として高分子物質を含む光−架橋性化粧品組成
物、すなわち反応性成分が隣接する生物学的基体に拡散
するのを防止するのに十分な分子量を有する反応性成分
に焦点を当てることによって、先行技術の光−架橋性化
粧品組成物の毒性の問題を解決しようと努力した。
は、一又は複数のエチレン系二重結合を含む反応性モノ
マーを含まず、生理学的に受容可能な媒体中に以下を含
む光−架橋性マニキュア組成物である: − エチレン系二重結合を含む一又は複数のポリマー、
ポリマー分子当たりのエチレン系二重結合の平均数は1
より大きい、かつ − エチレン系二重結合を含むポリマーの全質量に対し
て、0.1質量%〜10質量%の少なくとも一つのフリ
ーラジカル光−開始剤。 本発明の主題は、これらの組成物を使用する爪又は付け
爪の被覆方法でもある。
した被覆物において架橋したポリマーネットワークを形
成するポリマーが有するエチレン系二重結合の平均数
は、1より大きくなければならない。その理由は、それ
ぞれが単一の二重結合を有する分子(モノマー、オリゴ
マー又はポリマー)より成る重合可能なシステムは、全
ての二重結合の反応後に、直鎖又は分岐した鎖を含むが
架橋した鎖を含まない高分子システムを形成するからで
ある。少なくとも二つの二重結合を有する分子のある画
分が存在することによって、すなわち架橋剤として作用
する二重結合を有することによって、架橋したポリマー
システムを得ることが可能となる。本発明の実施の態様
において、ポリマー分子当たりの官能基の平均数は、好
ましくは2より大きく、さらには3より大きい。先に説
明したように、本発明の光−架橋性化粧品組成物が無害
であるのは、一又は複数のエチレン系二重結合を含むポ
リマーの分子量が、該ポリマーが隣接する生物学的基体
に向けかつ内部に拡散するのを妨害するのに十分である
ことによる。“分子量が十分である”という表現は、質
量平均分子量が500以上であることを意味する。実際
には、質量平均分子量は500〜10,000の範囲内
であることができる。本組成物の無害化は、光−架橋性
ポリマーの分子量が大きいほど比例して大きくなる。
リマーの質量平均分子量は1000以上であり、特に1
000〜10,000、好ましくは2000〜10,0
00である。本発明のエチレン系二重結合を有しかつ本
発明に適した分子量を有するポリマーは、本技術分野で
公知でありかつ市場から入手可能である。本発明の化粧
品組成物に使用することができる光−架橋性ポリマーの
うち挙げることができるものの例は以下を含む: a)エチレン系不飽和ポリエステル:これは、主ポリマ
ー鎖にランダムに分散した一又は複数のエチレン系二重
結合を含むポリエステル型のポリマー群である。これら
の不飽和ポリエステルを、以下の混合物の重縮合によっ
て得る:
3〜20の炭素原子を含む直鎖又は分岐した脂肪族又は
脂環式ジカルボン酸、例えばアジピン酸又はセバシン
酸、特に8〜50の炭素原子、好ましくは8〜20の炭
素原子を含む芳香族ジカルボン酸、例えばフタル酸、特
にテレフタル酸、及び/又はエチレン系不飽和脂肪酸ダ
イマー、例えばオレイン酸又はリノール酸ダイマーから
誘導したジカルボン酸で、特許出願EP−A−959
066(段落[0021])に記載され、ユニケマ(Uniche
ma)社によりPripol(登録商標)又はヘンケル(Henke
l)社によりEmpol(登録商標)の名称で市販されている
もの、これらの全てのジ酸は重合可能なエチレン系の二
重結合を含まないことが必要である、 − 特に2〜50の炭素原子、好ましくは2〜20の炭
素原子を含む直鎖又は分岐した脂肪族又は脂環式ジオー
ル、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール又
はシクロヘキサンジメタノール、6〜50の炭素原子、
好ましくは6〜20の炭素原子を含む芳香族ジオール、
例えばビスフェノールA及びビスフェノールB、及び/
又は上記の脂肪酸ダイマーの還元から得られたジオール
ダイマー、及び − 少なくとも一つの重合可能なエチレン系二重結合を
含みかつ3〜50の炭素原子、好ましくは3〜20の炭
素原子を含む一又は複数のジカルボン酸又はその無水
物、例えばマレイン酸、フマル酸又はイタコン酸。
は末端基を含むポリエステル:この化合物は、以下の混
合物の重縮合によって得られたポリエステル型のポリマ
ーの群である: − 特に3〜50の炭素原子、好ましくは3〜20の炭
素原子を含む直鎖又は分岐した脂肪族又は脂環式ジカル
ボン酸、例えばアジピン酸又はセバシン酸、特に8〜5
0の炭素原子、好ましくは8〜20の炭素原子を含む芳
香族ジカルボン酸、例えばフタル酸、特にテレフタル
酸、及び/又はエチレン系不飽和脂肪酸ダイマー、例え
ばオレイン酸又はリノール酸ダイマーから誘導したジカ
ルボン酸で、特許出願EP−A−959 066(段落
[0021])に記載され、ユニケマ(Unichema)社により
Pripol(登録商標)又はヘンケル(Henkel)社によりEm
pol(登録商標)の名称で市販されているもの、これら
の全てのジ酸は重合可能なエチレン系の二重結合を含ま
ないことが必要である、
2〜20の炭素原子を含む直鎖又は分岐した脂肪族又は
脂環式ジオール、例えばエチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタン
ジオール又はシクロヘキサンジメタノール、6〜50の
炭素原子、好ましくは6〜20の炭素原子を含む芳香族
ジオール、例えばビスフェノールA又はビスフェノール
B、及び − 2〜20の炭素原子、好ましくは2〜6の炭素原子
を含むジオール又はポリオールと(メタ)アクリル酸の
少なくとも一つのエステル、例えば2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート又はグリセリルメタクリレート。これ
らのポリエステルが上記a)に記載したものと異なるの
は、エチレン系二重結合が主鎖中に位置しているのでは
なく鎖の側部基又は末端基に存在していることである。
よりEbecryl(登録商標)(Ebecryl(登録商標)450:
分子量1,600、分子当たり平均6個のアクリレート
官能基、Ebecryl(登録商標)652:分子量1,500、
分子当たり平均6個のアクリレート官能基、Ebecryl
(登録商標)800:分子量780、分子当たり平均4個
のアクリレート官能基、Ebecryl(登録商標)810:分子
量1,000、分子当たり平均4個のアクリレート官能
基、Ebecryl(登録商標)50,000:分子量1,500、
分子当たり平均6個のアクリレート官能基)の名称で市
販されている。
アクリレート基を含むポリウレタン及び/又はポリ尿
素: − 特に4〜50、好ましくは4〜30の炭素原子を含
む脂肪族、脂環式及び/又は芳香族ジイソシアナート、
トリイソシアナート及び/又はポリイソシアナート、例
えばヘキサメチレンジイソシアナート、イソホロンジイ
ソシアナート、トルエンジイソシアナート、ジフェニル
メタンジイソシアナート又は3分子のジイソシアナート
OCN−R−CNOの三量化によって得られた以下の式
のイソシアヌレート 式中Rは2〜30の炭素原子を含む直鎖の、分岐した又
は環状炭化水素をベースとする基である;
まないポリオール、特にジオール、例えば1,4−ブタ
ンジオール、エチレングリコール又はトリメチロールプ
ロパン、及び/又は特に3〜50の炭素原子を含む脂肪
族、脂環式及び/又は芳香族ポリアミン、特にジアミ
ン、例えばエチレンジアミン又はヘキサメチレンジアミ
ン、及び − 2〜20の炭素原子、好ましくは2〜6の炭素原子
を含むジオール又はポリオールと(メタ)アクリル酸の
少なくとも一つのエステル、例えば2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート又はグリセリルメタクリレート。
ン/ポリ尿素は、例えばクレイバリー(Cray Valley)
社によるSR 368(トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシ
アヌレート−トリアクリレート)又はCraynor(登録商
標)435、UCB社によるEbecryl(登録商標)(Ebecryl
(登録商標)210:分子量1,500、分子当たり2個
のアクリレート官能基、Ebecryl(登録商標)230:分子
量5,000、分子当たり2個のアクリレート官能基、
Ebecryl(登録商標)270:分子量1,500、分子当た
り2個のアクリレート官能基、Ebecryl(登録商標)840
2:分子量1,000、分子当たり2個のアクリレート
官能基、Ebecryl(登録商標)8804:分子量1,30
0、分子当たり2個のアクリレート官能基、Ebecryl
(登録商標)220:分子量1,000、分子当たり6個
のアクリレート官能基、Ebecryl(登録商標)2220:分
子量1,200、分子当たり6個のアクリレート官能
基、Ebecryl(登録商標)1290:分子量1,000、分
子当たり6個のアクリレート官能基、Ebecryl(登録商
標)800:分子量800、分子当たり6個のアクリレー
ト官能基)。以下のものも挙げることができる:UCB社
によるEbecryl(登録商標)2000、Ebecryl(登録商標)
2001及びEbecryl(登録商標)2002の名称で市販されて
いる水溶性脂肪族ジアクリレートポリウレタン、及びUC
B社によるIRR(登録商標)390、IRR(登録商標)400、I
RR(登録商標)422及びIRR(登録商標)424の名称で市
販されている水性分散液のジアクリレートポリウレタ
ン。
マー又はコポリマー、例えばポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、質量平均分子量が10,0
00より小さい酸化エチレンと酸化プロピレンのコポリ
マー、及びポリエトキシル化又はポリプロポキシル化ト
リメチロールプロパンのヒドロキシル末端基を(メタ)
アクリル酸でエステル化して得られた(メタ)アクリレ
ート基を含むポリエーテル。適切な分子量のポリオキシ
エチレンジ(メタ)アクリレートは、例えばクレイバレ
ー(Cray Valley)社により SR 259、SR 344、SR 610、
SR 210、SR 603及びSR 252の名称で、UCB社によりEbecr
yl(登録商標)11の名称で市販されている。ポリエトキ
シル化トリメチロールプロパントリアクリレートは、例
えばクレイバリー(Cray Valley)社によりSR 454、SR
498、SR 502、SR 9035及びSR 415の名称で、又はUCB社
によりEbecryl(登録商標)160の名称で市販されてい
る。ポリプロポキシル化トリメチロールプロパントリア
クリレートは、例えばクレイバリー(Cray Valley)社
によりSR 492及びSR 501の名称で市販されている。
キシアクリレート: − 例えば以下から選択する少なくとも一つのジエポキ
シド: 1) ビスフェノールAジグリシジルエーテル、 2) ビスフェノールAジグリシジルエーテルとエピクロ
ロヒドリンの反応から得られたジエポキシ樹脂、 3) 3〜50の炭素原子を含むジカルボン酸と化学量論
的に過剰の1)及び/又は2)を縮合させて得られたα,ω
−ジエポキシ末端基を含むエポキシエステル樹脂、及び 4) 3〜50の炭素原子を含むジオールと化学量論的に
過剰の1)及び/又は2)を縮合させて得られたα,ω−ジ
エポキシ末端基を含むエポキシエーテル樹脂、 5) 少なくとも2のエポキシド基を有する天然又は合成
油、例えばエポキシド化ダイズ油、エポキシド化アマニ
油又はエポキシド化ベルノニア油、 6) 末端基及び/又は側部基がエポキシド化しているフ
ェノール−ホルムアルデヒド重縮合物(ノボラックNovo
lac(登録商標)樹脂)、
も一つのエチレン系二重結合を含む一つ又は複数のカル
ボン酸又はポリカルボン酸、例えば(メタ)アクリル酸
又はクロトン酸又は(メタ)アクリル酸と2〜20の炭
素原子、好ましくは2〜6の炭素原子を含むジオール又
はポリオールとのエステル、例えば2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート。これらのポリマーは、例えば
クレイバリー(Cray Valley)社によりSR 349、SR 60
1、CD 541、SR 602、SR 9036、SR 348、CD 540、SR 480
及びCD 9038の名称で、UCB社によりEbecryl(登録商
標)600、Ebecryl(登録商標)609、Ebecryl(登録商
標)150、Ebecryl(登録商標)860及びEbecryl(登録商
標)3702の名称で、及びヘンケル(Henkel)社によりPh
otomer(登録商標)3005及びPhotomer(登録商標)3082
の名称で市販されている。
が有するエチレン系二重結合を含む少なくとも二つの官
能基を含むポリ(C1-50アルキル(メタ)アクリレー
ト)。これらのポリマーは、例えばUCB社によりIRR(登
録商標)375、OTA(登録商標)480及びEbecryl(登録商
標)2047の名称で市販されている。 g)それぞれ以下のようにして得られた(メタ)アクリ
レート又は(メタ)アクリルアミド基を含むポリオルガ
ノシロキサン: − 例えば(メタ)アクリル酸とポリオルガノシロキサ
ン、好ましくはヒドロキシル末端基及び/又は側部基を
有するポリジメチルシロキサン(PDMSs)とのエス
テル化、 − 例えば(メタ)アクリル酸と第1又は第2アミン側
部基及び/又は末端基を有するポリオルガノシロキサン
とのアミド化。
PDMSsは、少なくとも二つのC 1-6ヒドロキシアル
キル基とヒドロキシル側部基又は末端基を有するジメチ
コーンコポリオールを含むPDMSsである。エステル
化可能なα,ω−ジヒドロキシル化ポリジメチルシロキ
サンは、ゴールドシュミット(Goldschmidt)社によりT
egomer(登録商標)H-Si 2111及びTegomer(登録商標)
H-Si 2311の名称で市販されている。α,ω−ジアクリ
レートポリジメチルシロキサンは、シンエツ社により参
照番号X-22-164 B及びX-22-164Cで入手可能である。特
に挙げることができるアミノPDMSsは、少なくとも
二つのC1-10アミノアルキル基を含むPDMSsであ
り、例えばダウコーニング(Dow Corning)社によりQ2-
8220の名称で市販されているアミノシリコーンである。
最終組成物の疎水性を変性するために、この群のシリコ
ーンを、上記した他の基a)〜f)の一又は複数のポリ
マーとの混合物として使用するのが有利である。
末端基を有するペルフルオロポリエーテルと(メタ)ア
クリル酸とのエステル化によって得られたアクリレート
基を含むペルフルオロポリエーテル。これらのα,ω−
ジオールペルフルオロポリエーテルは特にEP−A−1
057 849に記載されており、オーシモン(Ausimo
nt)社によりFomblin(登録商標)Z Diolの名称で市販
されている。 i)ヒドロキシル又はアミノ末端官能基を含むデンドリ
マー及び超分岐ポリマーをそれぞれ(メタ)アクリル酸
とエステル化又はアミド化して得られた(メタ)アクリ
レート又は(メタ)アクリルアミドを有するデンドリマ
ー及び超分岐ポリマー。
枝に由来する)は、“樹枝状”、すなわち高度に分岐し
たポリマー分子であり、D. A. Tomalia等によって19
90年代の始めに創作されたものである(Donald A. To
malia他, Angewandte Chemie, Int. Engl. Ed., Vol. 2
9, No. 2, pages 138-175)。これらは一般に多価であ
る中央単位の周りに構築される構造体である。分岐した
鎖伸長性単位がこの中央単位の周りに結合し完全に定め
られた構造をとり、こうして化学的及び立体化学的構造
が十分に規定された単分散の対称性高分子となる。ポリ
アミドアミン型のデンドリマーは、例えばデンドリテク
(Dendritech)社によりStarburst(登録商標)の名称
で市販されている。超分岐ポリマーは、デンドリマーに
類似するがデンドリマーより規則性が少ない樹枝状構造
を有する多官能性モノマーから得られた重縮合物、一般
にはポリエステル、ポリアミド又はポリエチレンアミン
型のものである(例えばWO−A−93/17060及
びWO 96/12754参照)。
(登録商標)の名称で超分岐ポリエステルを市販してい
る。超分岐ポリエチレンアミンは、デンドリテク(Dend
ritech)社からComburst(登録商標)の名称で市販され
ている。ヒドロキシル末端基を含む超分岐ポリ(エステ
ルアミド)は、DSM社によりHybrane(登録商標)の名称
で市販されている。アクリル酸及び/又はメタクリル酸
でエステル化又はアミド化したこれらのデンドリマー及
び超分岐ポリマーは、非常に多数のエチレン系二重結合
が存在することにより、上記したa)〜h)のポリマー
と区別される。通常は5より大きいこの高い官能性によ
り、これらが“架橋ノード”、すなわち多重架橋部位と
して作用するのを可能にすることによってこれらを特に
有用なものとしている。従って、本発明の好ましい態様
では、これらのデンドリマー及び超分岐ポリマーが、一
又は複数の上記のポリマー及び/又はオリゴマーa)〜
h)と組み合わせて使用される。
ポリマーとして、ポリチオールと結合させたポリエンを
使用することもできる。ポリエンは上記のa)〜i)に
規定したようなポリマー、又は少なくとも二つのアリル
末端基及び/又は側部基を含むポリマーである。後者の
ポリマーを以下のものの重縮合から得ることができる: − 特に2〜50の炭素原子、好ましくは2〜20の炭
素原子を含む直鎖又は分岐脂肪族又は脂環式ジオール、
例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1,4−ブタンジオール又はシク
ロヘキサンジメタノール、6〜50の炭素原子、好まし
くは6〜20の炭素原子を含む芳香族ジオール、例えば
ビスフェノールA又はビスフェノールB、 − 特に3〜50の炭素原子、好ましくは3〜20の炭
素原子を含む直鎖又は分岐脂肪族又は脂環式ジカルボン
酸、例えばアジピン酸又はセバシン酸、特に8〜50の
炭素原子、好ましくは8〜20の炭素原子を含む芳香族
ジカルボン酸、例えばフタル酸、特にテレフタル酸、及
び/又はエチレン系不飽和脂肪酸ダイマーから得られた
ジカルボン酸、又は特に4〜50、好ましくは4〜30
の炭素原子を含む脂肪族、脂環式及び/又は芳香族ジイ
ソシアナート、トリイソシアナート及び/又はポリイソ
シアナート。 上記重縮合を、アリル系不飽和結合を含む二つの基を有
するモノアルコール、例えばトリメチロールプロパンジ
アリルエーテルの存在下で行う。このモノアルコールは
重合停止剤として作用する。
基又は末端基を有するオリゴマー又はポリマー有機化合
物である。例えば、ポリチオールは、特に4〜10の炭
素原子を含むポリオールと、特に2〜6の炭素原子を含
むチオール官能基を含むモノカルボン酸、例えばチオグ
リコール酸又は2−メルカプトプロピオン酸とのエステ
ル化によって得られる。挙げることができるポリチオー
ルは、トリメチロールプロパントリス(β−メルカプト
プロピオネート)及びペンタエリスリチルテトラチオグ
リコレートを含む。上記のエチレン系二重結合を含むポ
リマーは、本発明の光−架橋性化粧品組成物の質量で、
一般には0.1質量%〜99質量%、好ましくは1質量
%〜90質量%存在する。
きる光−開始剤は、本技術分野で公知であって、例えば
以下の文献に記載されており、その内容は本特許出願の
不可欠の部分を形成する:"Les photoinitiateurs dans
la reticulation des revetements (被覆物の架橋に
おける光−開始剤)", G. Li Bassi, Double Liaison-
Chimie des Peintures, No. 361, November 1985, page
s 34-41;"Applications industrielles de la polymer
isation photoinduite (光−誘導重合の工業的適
用)", Henri Strub, L'Actualite Chimique, February
2000, pages 5-13;及び"Photopolymeres: considerat
ions theoriques et reaction de prise (光ポリマ
ー:理論的考察及び硬化反応)", Marc, J.M. Abadie,
Double Liaison- Chimie des Peintures, No. 435-436,
1992, pages 28-34。
Irgacure(登録商標)184、1173、2959、149、1000、50
00及び4265の名称で市販されている、 ・α−アミノケトン、例えばチバ(Ciba)社によりIrga
cure(登録商標)907及び369の名称で市販されている、 ・クロロアセトフェノン、例えばアクゾ(Akzo)社によ
りTrigonal(登録商標)P及びサンド(Sandoz)社によ
りSandoray(登録商標)1000の名称で市販されている、 ・芳香族ケトン、例えばダイニッポンによりDaitocure
(登録商標)、UCB社によりUvecryl(登録商標)P 36、
ランベルティ(Lamberti)社によりEsacure(登録商
標)TZT及びワードブレンキンソップ(Ward Blenkinso
p)社によりQuantacure(登録商標)ITXの名称で市販さ
れている。チオキサントン(例えばシャーウィンウィリ
アムズ(Sherwin Williams)社のUltracure(登録商
標)DXT)及びキノン(BASF社の2−エチルアントラキ
ノン)も挙げることができる。これらの芳香族ケトンは
通常水素供与化合物、例えば第3アミン及びより特定的
にはアルカノールアミンの存在が必要である、 ・ベンゾインエーテル、例えばランベルティ(Lambert
i)社によりEsacure(登録商標)EB-3及びアクゾ(Akz
o)社によりTrigonal(登録商標)14の名称で市販され
ている、 ・α−ジカルボニル誘導体、最も一般的な代表例はベン
ジルジメチルケタールで、チバ(Ciba)社によりIrgacu
re(登録商標)651の名称で市販されている。他の市販
製品は、ランベルティ(Lamberti)社によりEsacure
(登録商標)KBO及びワードブレンキンソップ(Ward Bl
enkinsop)社によりQuantacure(登録商標)PDOの名称
で市販されている、 ・アクリルホスフィンオキシド、例えばビス−アクリル
ホスフィンオキシド(BAPOs)、例えばチバ(Ciba)社
によりIrgacure(登録商標)819、1700、1800及び1850
及びDarocur(登録商標)4265の名称で市販されてい
る。
ることができる光−開始剤の特定の群は、共重合可能な
光−開始剤である。これらは、光の誘導によりフリーラ
ジカルの分裂が可能な光−開始基と少なくとも一つのエ
チレン系二重結合の両者を含む分子である。この群の光
−開始剤は上記の標準的な光−開始剤に比べて、二重結
合を介して高分子システムに取り込まれ得るという利点
を有する。この可能性により、光が誘導するフリーラジ
カルの分裂を起こさない遊離の残渣光−開始剤の濃度が
減少し、その結果化粧品組成物の無害化を改良すること
ができる。挙げることができるこのような共重合可能な
光−開始剤の例は、ベンゾフェノンのアクリレート化誘
導体を含み、UCB社によりEbecryl(登録商標)P36及びE
becryl(登録商標)P37の名称で市販されている。
開始剤又は高分子量の分子に結合した光−開始剤を使用
する。このような高分子量の光−開始剤を選択すること
により、特異的に重合する共重合可能な成分を選択した
場合と同様の利点、すなわち隣接する生物学的な基体に
拡散する可能性のある反応性の高い小さい分子が存在し
ないことから、良好に無害化した光−架橋性化粧品組成
物を得ることができる。共重合可能な成分について、光
−開始剤の質量平均分子量は、好ましくは少なくとも5
00である。挙げることができる例は、以下の式に対応
するα−ヒドロキシケトンオリゴマーである: 式中、n=2又は3 これは、ランベルティ(Lamberti)社によりEsacure
(登録商標)KIP 150及びEsacure(登録商標)KIP EMの
名称で市販されている。
が誘導する分裂を行わない光−開始剤分子の高分子ネッ
トワークへの取り込みを任意に可能とする一又は複数の
エチレン系二重結合を任意に含むことができる。エチレ
ン系二重結合を有する高分子量の光−開始剤のうち挙げ
ることができるものの例は、以下の式に対応する: 式中、n=1〜20 この構造は以下の文献に記載されている:S. Knaus, Pu
re Appl. Chem., A33(7), 869 (1996);S. Knaus, J. P
olym. Sci, Part A = Polym. Chem., 33, 929(1995);
及びR. Liska, Rad'Tech Europe 97, Lyons, F, 1997,
Conference Proceedings。
合物を、本発明の光−架橋性化粧品組成物で使用するこ
とが好ましい。従って、光−架橋性化粧品組成物の吸収
スペクトルを使用した光源の放出スペクトルに適合させ
ることが可能となる。使用する光−開始剤の濃度は、多
数の因子、例えば混合物の種々の成分の反応性、顔料又
は着色剤の存在、所望の架橋密度、光源の強度又は照射
時間に依存する。十分な機械特性を得るために、光−開
始剤の全量は、エチレン系二重結合を含むポリマーの全
質量に対して、0.1質量%〜10質量%である必要が
あり、エチレン系二重結合を含むポリマーの全質量に対
して0.2質量%〜5質量%を使用することが好まし
い。
び生理学的に受容可能な有機溶媒から選択する一又は複
数の溶媒を含むことができ、これらのうち以下を挙げる
ことができる: a)室温で液状のケトン、例えばメチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン、イソホ
ロン、シクロヘキサノン及びアセトン、 b)室温で液状のアルコール、例えばエタノール、イソ
プロパノール、ジアセトンアルコール、2−ブトキシエ
タノール又はシクロヘキサノール、 c)室温で液状のグリコール、例えばエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ペンチレングリコール及び
グリセリン、 d)室温で液状のプロピレングリコールエーテル、例え
ばプロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレ
ングリコールモノメチルエーテルアセテート及びジプロ
ピレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、 e)短鎖エステル(全部で3〜8の炭素原子を含む)、
例えば酢酸エチル、酢酸メチル、酢酸プロピル、酢酸n
−ブチル及び酢酸イソペンチル、 f)室温で液状であるアルカン、例えばデカン、ヘプタ
ン、ドデカン及びシクロヘキサン、 g)室温で液状の芳香族炭化水素、例えばトルエン及び
キシレン、 h)室温で液状のシリコーン、及び i)これらの混合物。
に対して0.1質量%〜80質量%、好ましくは1質量
%〜60質量%までの範囲であることができる。本発明
に従う組成物の特定の態様に従うと、組成物は溶媒を含
まない。本発明の光−架橋性化粧品組成物は、マニキュ
アで通常使用される補助剤及び添加剤も含むことがで
き、これらを特に以下から選択する:顔料及び着色剤、
可塑剤、合一剤、保存剤、ワックス、増粘剤、芳香剤、
UV遮蔽剤、ネイルケア化粧活性剤、拡散剤、消泡剤及
び分散剤。いうまでもなく、当業者はこれらの任意の補
助剤及び添加剤を注意して選択し、意図する添加によっ
て本発明に従う組成物の有利な性質が悪影響を受けない
か又は実質的に受けないように注意して選択するであろ
う。
合、使用した顔料及び/又は着色剤の吸収スペクトルを
光−開始剤のスペクトルに適合させること、又は逆に、
光−開始剤の吸収スペクトルを顔料及び/又は着色剤の
スペクトルに適合させることが適切であり、こうするこ
とによって、これらの二つの型の化合物が同一波長で光
を吸収するのを回避する。特に、顔料及び/又は着色剤
が光を吸収すると、存在する光−開始剤が被覆物の深さ
を越えてほぼ全面的に不活性となる可能性がある。本発
明の主題は、天然の爪又は付け爪を被覆する化粧方法で
もある。本方法は以下を含む: − 生理学的に受容可能な媒体中に、(a)エチレン系
二重結合を含む一又は複数のオリゴマー及び/又はポリ
マーであって、オリゴマー及び/又はポリマー分子当た
りのエチレン系二重結合の平均数が1より大きいもの、
及び(b)エチレン系二重結合を含むポリマーの全質量
に対して0.1質量%〜10質量%の、少なくとも一つ
のフリーラジカル光−開始剤を含む光−架橋性化粧品組
成物を爪又は付け爪に適用すること、及び − 適用したフィルムに、該フィルムの架橋が誘導され
るのに十分な適切な波長の光を適切な時間照射するこ
と。
合、該溶媒又は水を蒸発させた後でフィルムに照射す
る。本発明の方法の特定の態様において、光−架橋性化
粧品組成物が適用されるケラチン物質(爪、付け爪、ま
つげ、付けまつげ、毛髪及び人工毛髪)を、予め第1の
非−架橋性化粧品被覆、例えば一般的なベースコート又
はマニキュアで被覆する。従って、光−架橋性化粧品組
成物は、第1の非−架橋性化粧品被覆に対して、保護被
覆(トップコート)を構成する。本組成物を、爪を保護
するために爪に単独で適用することもできる。この態様
では、光−架橋性化粧品組成物は無着色、すなわち顔料
及び着色剤を含まないことが好ましい。
は、210〜600nm、好ましくは250〜400nmの
波長を有する。レーザーの使用も意図することができ
る。本発明の好ましい態様では、UVランプが使用さ
れ、他の元素、例えばガリウムをドープしてもよい水銀
灯が特に使用され、光源の放出スペクトルの変性を可能
にする。適用したフィルムに照射する露光時間は種々の
因子、例えば反応性成分の化学的性質及び濃度又は所望
の架橋密度に依存する。マニキュアでは、十分な結果を
得るためには1〜20分、好ましくは2〜10分の露光
時間が必要になろう。この硬化時間は、好ましくはシス
テムの全架橋、すなわち存在する全ての二重結合の反応
に対応することはない。長時間にわたるマニキュアの良
好な密着力を確実にするために、良好な機械強度を強化
するフィルム表面における高い架橋濃度と、適用したフ
ィルムと基体の良好な接着に必要である被覆/基体界面
における低い架橋濃度の両方を得ることが有利である。
アクリレート基を含むポリエステル、UCB社により Ebecryl(登録商標)83の名称で市販されているもの 96.5 g 光−開始剤(Irgacure(登録商標)500、Ciba) 3.5 g 組成物を50μmの厚さのフィルムの形態で爪に適用
し、有効波長の範囲が340〜365nmであるフィリッ
プス(Philips)社が市販する“Philips Original UV
A”ランプが放射するUV照射で該フィルムを5分間照
射する。ランプを爪から約50cm離して置き、方向を交
互に変えながら手を曲げて爪の全表面に照射が均一に分
散されるようにする。このようにして、乾燥した感触
で、粘着性がなく、光沢がありかつ固いフィルムが得ら
れる。
うに過程を行う:アクリレート基を含むポリエステル、
UCB社により Ebecryl(登録商標)140の名称で市販されているもの 96.5 g 光−開始剤(Irgacure(登録商標)500、Ciba) 3.5 g 顔料 適量 このようにして、固く、光沢がありかつ粘着性のないフ
ィルムが得られる。
うに過程を行う:ポリウレタン−トリアクリレート、ク
レイバリー社により Craynor(登録商標)435の名称で市販されているもの 95 g 光−開始剤(Irgacure(登録商標)500、Ciba) 3.5 g 顔料 適量 このようにして、固く、光沢がありかつ粘着性のないフ
ィルムが得られる。
Claims (20)
- 【請求項1】 生理学的に受容可能な媒体中に以下を含
む光−架橋性マニキュア組成物であって、一又は複数の
エチレン系二重結合を含む分子量が500より小さい反
応性モノマーを含まない組成物: a)エチレン系二重結合を含む一又は複数のポリマーで
あって、ポリマー分子当たりのエチレン系二重結合の平
均数が1より大きいもの、及び b)エチレン系二重結合を含むポリマー(a)の全質量
に対して、0.1質量%〜10質量%の少なくとも一つ
のフリーラジカル光−開始剤。 - 【請求項2】 ポリマー分子当たりのエチレン系二重結
合の平均数が2より大きく、好ましくは3以上であるこ
とを特徴とする、請求項1に記載の光−架橋性マニキュ
ア組成物。 - 【請求項3】 ポリマーを以下から選択することを特徴
とする、請求項1又は2に記載の光−架橋性マニキュア
組成物: a)以下の重縮合によって得られたエチレン系不飽和ポ
リエステル: − 特に3〜50の炭素原子、好ましくは3〜20の炭
素原子を含む直鎖又は分岐した脂肪族又は脂環式ジカル
ボン酸、特に8〜50の炭素原子、好ましくは8〜20
の炭素原子を含む芳香族ジカルボン酸、及び/又はエチ
レン系不飽和脂肪酸ダイマーから誘導したジカルボン
酸、これらの全てのジ酸は重合可能なエチレン系の二重
結合を含まない、 − 特に2〜50の炭素原子、好ましくは2〜20の炭
素原子を含む直鎖又は分岐した脂肪族又は脂環式ジオー
ル、6〜50の炭素原子、好ましくは6〜20の炭素原
子を含む芳香族ジオール、及び/又は上記の脂肪酸ダイ
マーの還元から得られたジオールダイマー、及び − 少なくとも一つの重合可能なエチレン系二重結合を
含みかつ3〜50の炭素原子、好ましくは3〜20の炭
素原子を含む一又は複数のジカルボン酸又はその無水
物、 b)以下の重縮合によって得られた(メタ)アクリレー
ト側部基及び/又は末端基を含むポリエステル: − 特に3〜50の炭素原子、好ましくは3〜20の炭
素原子を含む直鎖又は分岐した脂肪族又は脂環式ジカル
ボン酸、特に8〜50の炭素原子、好ましくは8〜20
の炭素原子を含む芳香族ジカルボン酸、及び/又はエチ
レン系不飽和脂肪酸ダイマーから誘導したジカルボン
酸、これらの全てのジ酸は重合可能なエチレン系の二重
結合を含まない、 − 特に2〜50の炭素原子、好ましくは2〜20の炭
素原子を含む直鎖又は分岐した脂肪族又は脂環式ジオー
ル、6〜50の炭素原子、好ましくは6〜20の炭素原
子を含む芳香族ジオール、及び − 2〜20の炭素原子、好ましくは2〜6の炭素原子
を含むジオール又はポリオールと(メタ)アクリル酸の
少なくとも一つのエステル、 c)以下の重縮合により得られた(メタ)アクリレート
基を含むポリウレタン及び/又はポリ尿素: − 特に4〜50、好ましくは4〜30の炭素原子を含
む脂肪族、脂環式及び/又は芳香族ジイソシアナート、
トリイソシアナート及び/又はポリイソシアナート、 − 重合可能なエチレン系不飽和結合を含まないポリオ
ール、特にジオール、例えば1,4−ブタンジオール、
エチレングリコール又はトリメチロールプロパン、及び
/又は特に3〜50の炭素原子を含む脂肪族、脂環式及
び/又は芳香族ポリアミン、特にジアミン、及び − 2〜20の炭素原子、好ましくは2〜6の炭素原子
を含むジオール又はポリオールと(メタ)アクリル酸の
少なくとも一つのエステル、 d)C1-4アルキレングリコールホモポリマー又はコポ
リマーのヒドロキシル末端基を(メタ)アクリル酸でエ
ステル化して得られた(メタ)アクリレート基を含むポ
リエーテル、 e)以下を反応させて得られたエポキシアクリレート: − 少なくとも一つのジエポキシド及び − カルボキシル基に対してα,β−の位置に少なくと
も一つのエチレン系二重結合を含む一つ又は複数のカル
ボン酸又はポリカルボン酸、例えば(メタ)アクリル
酸、少なくとも一つの(メタ)アクリル系二重結合を含
むクロトン酸、又は(メタ)アクリル酸と2〜20の炭
素原子、好ましくは2〜6の炭素原子を含むジオール又
はポリオールとのエステル、 f)炭化水素ベースの側部及び/又は末端が有するエチ
レン系二重結合を含む少なくとも二つの官能基を含むポ
リ(C1-50アルキル(メタ)アクリレート)、 g)それぞれ以下のようにして得られた(メタ)アクリ
レート又は(メタ)アクリルアミド基を含むポリオルガ
ノシロキサン: − 例えば(メタ)アクリル酸とポリオルガノシロキサ
ン、好ましくはヒドロキシル末端基及び/又は側部基を
有するポリジメチルシロキサン(PDMSs)とのエス
テル化、 − 例えば(メタ)アクリル酸と第1又は第2アミン側
部基及び/又は末端基を有するポリオルガノシロキサン
とのアミド化、 h)例えばヒドロキシル側部基及び/又は末端基を有す
るペルフルオロポリエーテルと(メタ)アクリル酸との
エステル化によって得られたアクリレート基を含むペル
フルオロポリエーテル、 i)ヒドロキシル又はアミノ末端官能基を含むデンドリ
マー及び超分岐ポリマーをそれぞれ(メタ)アクリル酸
とエステル化又はアミド化して得られた(メタ)アクリ
レート又は(メタ)アクリルアミドを有するデンドリマ
ー及び超分岐ポリマー。 - 【請求項4】 (メタ)アクリレート基を含む一又は複
数のデンドリマー及び/又は超分岐ポリマー(i)と組
み合わせた一又は複数のポリマー(a)〜(h)を含む
ことを特徴とする、請求項3に記載の光−架橋性マニキ
ュア組成物。 - 【請求項5】 ポリチオールと組み合わせた一又は複数
のポリマー(a)〜(h)を含むことを特徴とする、請
求項3に記載の光−架橋性マニキュア組成物。 - 【請求項6】 ポリマーが、ポリチオールと組み合わせ
た、少なくとも二つのアリル系末端基及び/又は側部基
を含むポリエンであり、少なくとも二つのアリル系末端
基及び/又は側部基を含む該ポリエンが、アリル系不飽
和結合を含む二つの基を有するモノアルコール、例えば
トリメチロールプロパンジアリルエーテルの存在下で行
う以下の重縮合により得られることを特徴とする、請求
項1又は2に記載の光−架橋性マニキュア組成物: − 特に2〜50の炭素原子、好ましくは2〜20の炭
素原子を含む直鎖又は分岐した脂肪族又は脂環式ジオー
ル、6〜50の炭素原子、好ましくは6〜20の炭素原
子を含む芳香族ジオール、及び − 特に3〜50の炭素原子、好ましくは3〜20の炭
素原子を含む直鎖又は分岐した脂肪族又は脂環式ジカル
ボン酸、特に8〜50の炭素原子、好ましくは8〜20
の炭素原子を含む芳香族ジカルボン酸、及び/又はエチ
レン系不飽和脂肪酸ダイマーから得られたジカルボン
酸、又は特に4〜50、好ましくは4〜30の炭素原子
を含む脂肪族、脂環式及び/又は芳香族ジイソシアナー
ト、トリイソシアナート及び/又はポリイソシアナー
ト。 - 【請求項7】 ポリマーの質量平均分子量が1000よ
り大きく、好ましくは2000〜10,000であるこ
とを特徴とする、先の請求項1ないし6の1項に記載の
光−架橋性マニキュア組成物。 - 【請求項8】 エチレン系二重結合を含むポリマーの濃
度が光−架橋性マニキュア組成物に対して、0.1質量
%〜99質量%、好ましくは1質量%〜90質量%であ
ることを特徴とする、先の請求項1ないし7のいずれか
1項に記載の光−架橋性マニキュア組成物。 - 【請求項9】 フリーラジカル光−開始剤を以下から選
択することを特徴とする、先の請求項1ないし8のいず
れか1項に記載の光−架橋性マニキュア組成物:α−ヒ
ドロキシケトン、α−アミノケトン、クロロアセトフェ
ノン、芳香族ケトン、好ましくは水素供与化合物と組み
合わせたもの、ベンゾインエーテル、芳香族α−ジケト
ン及びアクリルホスフィンオキシド。 - 【請求項10】 光−開始剤を、少なくとも一つの光−
開始基及び少なくとも一つのエチレン系二重結合を含む
共重合可能な光−開始剤から選択することを特徴とす
る、先の請求項1ないし8のいずれか1項に記載の光−
架橋性マニキュア組成物。 - 【請求項11】 光開始剤が少なくとも500に等しい
平均分子量を有するオリゴマー又はポリマーであるか、
又は光−開始剤が少なくとも500に等しい平均分子量
を有する分子上に不動化されていることを特徴とする、
先の請求項1ないし8のいずれか1項に記載の光−架橋
性マニキュア組成物。 - 【請求項12】 オリゴマーの光−開始剤が以下の式の
オリゴマーであることを特徴とする、請求項11に記載
の光−架橋性マニキュア組成物: 式中、n=2又は3である。 - 【請求項13】 異なる吸収波長を有する複数の光−開
始剤の混合物を使用することを特徴とする、先の請求項
1ないし12のいずれか1項に記載の光−架橋性マニキ
ュア組成物。 - 【請求項14】 光−開始剤の全量が、エチレン系二重
結合を含むポリマーの全質量に対して0.2質量%〜5
質量%であることを特徴とする、先の請求項1ないし1
3のいずれか1項に記載の光−架橋性マニキュア組成
物。 - 【請求項15】 以下から選択する一又は複数の溶媒を
含むことを特徴とする、先の請求項1ないし14のいず
れか1項に記載の光−架橋性マニキュア組成物:水及び
室温で液状の生理学的に受容可能な溶媒、例えばケト
ン、アルコール、ゴリコール、プロピレングリコールエ
ーテル、短鎖エステル、アルカン、芳香族炭化水素及び
シリコーン、及びこれらの混合物。 - 【請求項16】 以下から特に選択する、マニキュアで
通常使用される補助剤及び添加剤をさらに含むことを特
徴とする、先の請求項1ないし15のいずれか1項に記
載の光−架橋性マニキュア組成物:顔料及び着色剤、可
塑剤、合一剤、保存剤、ワックス、増粘剤、芳香剤、U
V遮蔽剤、ネイルケア化粧活性剤、拡散剤、消泡剤及び
分散剤。 - 【請求項17】 以下を含む爪及び付け爪の被覆方法: − 請求項1ないし16のいずれか1項に記載の光−架
橋性マニキュア組成物を爪又は付け爪に適用すること、
及び − 適用したフィルムに、該フィルムの架橋が誘導され
るのに十分な適切な波長の光を適切な時間照射するこ
と。 - 【請求項18】 爪又は付け爪を、予め非−照射架橋性
である第1の化粧品被覆で被覆することを特徴とする、
請求項17に記載の方法。 - 【請求項19】 照射の波長が210〜600nmである
ことを特徴とする、請求項17及び18のいずれかに記
載の方法。 - 【請求項20】 照射時間が1〜20分、好ましくは2
〜10分であることを特徴とする、請求項17ないし1
9のいずれか1項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR0104679 | 2001-04-06 | ||
FR0104679A FR2823105B1 (fr) | 2001-04-06 | 2001-04-06 | Vernis a ongle photoreticulables exempts de monomeres insatures |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002322034A true JP2002322034A (ja) | 2002-11-08 |
Family
ID=8862013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002104810A Ceased JP2002322034A (ja) | 2001-04-06 | 2002-04-08 | 不飽和モノマーを含まない光−架橋性マニキュア |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020197218A1 (ja) |
EP (1) | EP1247515A3 (ja) |
JP (1) | JP2002322034A (ja) |
FR (1) | FR2823105B1 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010013439A (ja) * | 2008-06-05 | 2010-01-21 | Shofu Inc | 美的外観に優れた人工爪組成物 |
JP2010037330A (ja) * | 2008-07-10 | 2010-02-18 | Shofu Inc | 硬化性の改善された人工爪組成物 |
JP2010209274A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | Riso Kagaku Corp | 活性エネルギー線硬化型インク |
WO2011071029A1 (ja) | 2009-12-08 | 2011-06-16 | 株式会社スリーボンド | 爪又は人工爪被覆用硬化性樹脂組成物 |
JP2015521078A (ja) * | 2012-05-31 | 2015-07-27 | 株式会社アモーレパシフィックAmorepacific Corporation | Uvを用いたネールアート装置、システム及び方法 |
KR20170069442A (ko) * | 2015-12-11 | 2017-06-21 | 우미희 | 손톱 코팅제 |
JP2019530680A (ja) * | 2016-09-23 | 2019-10-24 | 株式会社メニコン | 爪化粧用組成物、その使用方法および爪化粧用樹脂 |
Families Citing this family (51)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2848428B1 (fr) * | 2002-12-13 | 2006-11-10 | Oreal | Composition cosmetique et procede pour le traitement des matieres keratiniques, comprenant un compose photodimerisable |
AU2003296830A1 (en) * | 2002-12-13 | 2004-07-09 | L'oreal | Cosmetic composition and method for treating keratinous materials, comprising a photodimerizable compound |
FR2870453B1 (fr) * | 2004-05-19 | 2006-08-25 | Oreal | Film de vernis a ongles reticule |
US20080317696A1 (en) * | 2004-08-17 | 2008-12-25 | Leo Derici | Hair Care Compositions Based On A Dendritic Macromolecule Built Up From Anhydride Units |
FR2878157B1 (fr) * | 2004-11-23 | 2007-03-02 | Durlin France Sa | Composition de vernis a base de solvant a base de solvant d'origine vegetale |
DE102005052140A1 (de) * | 2005-10-28 | 2007-05-03 | Henkel Kgaa | Haarbehandlungsverfahren mit verbesserter Pflegeleistung sowie Vorrichtung und Mittel zur Durchführung des Verfahrens |
FR2942398B1 (fr) * | 2009-02-23 | 2011-04-22 | Oreal | Procede de maquillage avec protection mecanique du photomaquillage |
FR2942403A1 (fr) * | 2009-02-23 | 2010-08-27 | Oreal | Procede de photomaquillage avec application d'une couche de base et ensemble pour la mise en oeuvre d'un tel procede |
FR2942406B1 (fr) | 2009-02-23 | 2011-04-22 | Oreal | Procede de demaquillage et composition cosmetique demaquillante |
FR2942404B1 (fr) | 2009-02-23 | 2011-08-26 | Oreal | Procede de photomaquillage utilisant une composition photochromique a l'etat deja revele |
FR2942401A1 (fr) | 2009-02-23 | 2010-08-27 | Oreal | Procede de traitement cosmetique comportant la projection d'une image sur la zone a traiter |
FR2942405A1 (fr) | 2009-02-23 | 2010-08-27 | Oreal | Procede de photomaquillage progressif |
FR2942402B1 (fr) | 2009-02-23 | 2011-04-22 | Oreal | Procede de photomaquillage utilisant une source de lumiere matricielle adressable |
FR2942407B1 (fr) * | 2009-02-23 | 2011-08-05 | Oreal | Procede de photomaquillage et composition de photomaquillage |
FR2942400B1 (fr) | 2009-02-23 | 2011-04-22 | Oreal | Procede de photomaquillage dans lequel un agent optique est utilise pour proteger le resultat obtenu |
WO2010103420A2 (en) | 2009-03-12 | 2010-09-16 | L'oreal | A method of making up with light-sensitive makeup with mechanical protection of the light-sensitive makeup |
FR2943909B1 (fr) * | 2009-04-07 | 2012-11-09 | Oreal | Procede de maquillage des cils. |
FR2947726A1 (fr) | 2009-07-07 | 2011-01-14 | Oreal | Procede de lissage de la peau par comblement de portions en creux |
FR2947725A1 (fr) | 2009-07-07 | 2011-01-14 | Oreal | Procede de lissage de la peau par comblement de portions en creux |
FR2963887A1 (fr) | 2010-08-20 | 2012-02-24 | Oreal | Procede de traitement cosmetique utilisant un compose photorevelable comportant une fonction photoclivable. |
FR2972636B1 (fr) | 2011-03-15 | 2013-03-01 | Oreal | Vernis a ongles photoreticulables exempts de monomeres insatures |
FR2972632B1 (fr) * | 2011-03-15 | 2013-03-01 | Oreal | Vernis a ongles photoreticulables exempts de monomeres insatures |
FR2972635B1 (fr) * | 2011-03-15 | 2013-03-01 | Oreal | Vernis a ongles photoreticulables exempts de monomeres insatures |
FR2972633B1 (fr) * | 2011-03-15 | 2013-03-01 | Oreal | Vernis a ongles photoreticulables exempts de monomeres insatures |
FR2972634B1 (fr) | 2011-03-15 | 2013-03-01 | Oreal | Vernis a ongles photoreticulables exempts de monomeres insatures |
FR2998788B1 (fr) | 2012-12-05 | 2015-01-16 | Oreal | Nouvelles compositions de vernis photoreticulables a titre de couche de base |
FR2998784B1 (fr) | 2012-12-05 | 2015-02-13 | Oreal | Composition cosmetique photoreticulable a haute brillance |
FR2998791B1 (fr) | 2012-12-05 | 2015-01-16 | Oreal | Procede de maquillage des ongles avec des compositions de vernis photoreticulables |
FR2998797B1 (fr) | 2012-12-05 | 2015-02-13 | Oreal | Composition cosmetique photoreticulable non collante |
FR2998789B1 (fr) | 2012-12-05 | 2015-01-16 | Oreal | Procede de maquillage des ongles avec des compositions de vernis photoreticulables |
FR2998790B1 (fr) | 2012-12-05 | 2015-01-09 | Oreal | Composition photoreticulable pour le maquillage des ongles |
US9956160B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-05-01 | LeChat | Gel polish thinner |
FR3013975B1 (fr) | 2013-12-04 | 2015-11-20 | Oreal | Compositions de vernis photoreticulables et procedes d'application |
FR3109313B1 (fr) | 2020-04-15 | 2022-11-25 | Oreal | Procede de traitement de matieres keratiniques mettant en oeuvre un polymere acrylique d’anhydride en dispersion huileuse et d’un compose hydroxyle et/ou thiole |
FR3117794B1 (fr) | 2020-12-23 | 2023-07-28 | Oreal | Dispersion aqueuse d’un copolymère spécifique et ses applications cosmétiques |
WO2022136114A1 (fr) | 2020-12-23 | 2022-06-30 | L'oreal | Dispersion aqueuse d'un copolymère spécifique et ses applications cosmétiques |
WO2022136110A1 (fr) | 2020-12-23 | 2022-06-30 | L'oreal | Composition cosmétique comprenant des particules polymériques à base de fonctions acétoacétates |
FR3117856B1 (fr) | 2020-12-23 | 2024-05-10 | Oreal | Composition cosmétique comprenant un copolymère séquencé à base de fonctions acétoacétates |
FR3117852B1 (fr) | 2020-12-23 | 2023-06-23 | Oreal | Composition cosmétique comprenant un copolymère à base de fonctions acétoacétates |
EP4267088A1 (fr) | 2020-12-23 | 2023-11-01 | L'oreal | Composition cosmétique comprenant un copolymère à base de fonctions acétoacétates |
FR3117854B1 (fr) | 2020-12-23 | 2024-03-15 | Oreal | Composition cosmétique comprenant des particules polymériques à base de fonctions acétoacétates |
FR3130573A1 (fr) | 2021-12-17 | 2023-06-23 | L'oreal | Composition cosmetique comprenant un copolymère à motifs alkyl-azlactone et ses utilisations |
FR3130611A1 (fr) | 2021-12-20 | 2023-06-23 | L'oreal | Copolymère polyhydroxyalcanoate à groupe acétoacétate, composition le contenant et son utilisation en cosmétique |
FR3142893A1 (fr) | 2022-12-13 | 2024-06-14 | L'oreal | Procédé de traitement des matières kératiniques mettant en œuvre un composé issu de la condensation de poly(thi)ol et d’acétoacétate et un agent réticulant |
FR3142894A1 (fr) | 2022-12-13 | 2024-06-14 | L'oreal | Procédé de traitement des fibres kératiniques mettant en œuvre un composé issu de la condensation de poly(thi)ol, et d’acétoacétate, et un agent réticulant |
FR3142898A1 (fr) | 2022-12-13 | 2024-06-14 | L'oreal | Procédé de traitement des matières kératiniques mettant en œuvre au moins un composé polysaccharide à fonctions acétoacétates |
FR3143985A1 (fr) | 2022-12-27 | 2024-06-28 | L'oreal | Procédé de traitement des matières kératiniques mettant en œuvre au moins une huile à fonctions acétoacétates et au moins un agent réticulant |
FR3144001A1 (fr) | 2022-12-27 | 2024-06-28 | L'oreal | Procédé de traitement des fibres kératiniques mettant en œuvre au moins un (co)polymère d’alcool polyvinylique (PVA) à fonctions acétoacétates |
FR3144134A1 (fr) | 2022-12-27 | 2024-06-28 | L'oreal | Procédé de traitement des fibres kératiniques mettant en œuvre au moins une huile à fonctions acétoacétates |
FR3144000A1 (fr) | 2022-12-27 | 2024-06-28 | L'oreal | Procédé de traitement des matières kératiniques mettant en œuvre au moins un (co)polymère d’alcool polyvinylique (PVA) à fonctions acétoacétates et au moins un agent réticulant |
FR3143997A1 (fr) | 2022-12-27 | 2024-06-28 | L'oreal | Procédé de traitement des matières kératiniques mettant en œuvre au moins un composé alcoxysilane à fonctions acétoacétates et au moins un agent réticulant |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0219313A (ja) * | 1988-07-05 | 1990-01-23 | Internatl Beauty Distributors Inc | マニキュア用組成物 |
JPH09188730A (ja) * | 1996-01-05 | 1997-07-22 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 不飽和ポリエステル樹脂組成物 |
WO1998048769A1 (en) * | 1997-05-01 | 1998-11-05 | Eastman Chemical Company | Uv-curable nail coating formulations containing cellulose esters with ethylenically unsaturated pendant groups |
JPH1121212A (ja) * | 1997-06-27 | 1999-01-26 | L Ee One O One:Kk | 人工爪組成物 |
JP2002161025A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-06-04 | Chemiprokasei Kaisha Ltd | 光硬化性無溶剤型マニキュア |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3896014A (en) * | 1973-06-14 | 1975-07-22 | Clairol Inc | UV Curable polyene-polythiol-surfactant compositions |
US4218294A (en) * | 1973-09-24 | 1980-08-19 | Design Cote Corp. | Radiation curable coating composition |
US4596260A (en) * | 1983-08-12 | 1986-06-24 | Zotos International, Inc. | Artificial nails |
US5300285A (en) * | 1992-10-13 | 1994-04-05 | Dow Corning Corporation | Permanent waving with silicones |
AU2271400A (en) * | 1999-02-01 | 2000-08-25 | Eddy Van Dijk | Composition, kit, method and device for hair treatment |
-
2001
- 2001-04-06 FR FR0104679A patent/FR2823105B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-03-27 EP EP02290766A patent/EP1247515A3/fr not_active Withdrawn
- 2002-04-04 US US10/115,426 patent/US20020197218A1/en not_active Abandoned
- 2002-04-08 JP JP2002104810A patent/JP2002322034A/ja not_active Ceased
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0219313A (ja) * | 1988-07-05 | 1990-01-23 | Internatl Beauty Distributors Inc | マニキュア用組成物 |
JPH09188730A (ja) * | 1996-01-05 | 1997-07-22 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 不飽和ポリエステル樹脂組成物 |
WO1998048769A1 (en) * | 1997-05-01 | 1998-11-05 | Eastman Chemical Company | Uv-curable nail coating formulations containing cellulose esters with ethylenically unsaturated pendant groups |
JPH1121212A (ja) * | 1997-06-27 | 1999-01-26 | L Ee One O One:Kk | 人工爪組成物 |
JP2002161025A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-06-04 | Chemiprokasei Kaisha Ltd | 光硬化性無溶剤型マニキュア |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010013439A (ja) * | 2008-06-05 | 2010-01-21 | Shofu Inc | 美的外観に優れた人工爪組成物 |
JP2010037330A (ja) * | 2008-07-10 | 2010-02-18 | Shofu Inc | 硬化性の改善された人工爪組成物 |
JP2010209274A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | Riso Kagaku Corp | 活性エネルギー線硬化型インク |
WO2011071029A1 (ja) | 2009-12-08 | 2011-06-16 | 株式会社スリーボンド | 爪又は人工爪被覆用硬化性樹脂組成物 |
CN102770119A (zh) * | 2009-12-08 | 2012-11-07 | 三键股份有限公司 | 指甲或人工指甲被覆用硬化性树脂组合物 |
US8846011B2 (en) | 2009-12-08 | 2014-09-30 | Threebond Fine Chemical Co., Ltd. | Curable resin composition for covering a fingernail or artificial fingernail |
JP2015521078A (ja) * | 2012-05-31 | 2015-07-27 | 株式会社アモーレパシフィックAmorepacific Corporation | Uvを用いたネールアート装置、システム及び方法 |
KR20170069442A (ko) * | 2015-12-11 | 2017-06-21 | 우미희 | 손톱 코팅제 |
KR102093406B1 (ko) | 2015-12-11 | 2020-03-25 | 우미희 | 손톱 코팅제 |
JP2019530680A (ja) * | 2016-09-23 | 2019-10-24 | 株式会社メニコン | 爪化粧用組成物、その使用方法および爪化粧用樹脂 |
US11278489B2 (en) | 2016-09-23 | 2022-03-22 | Menicon Co., Ltd. | Cosmetic composition for nails, method of using same, and cosmetic resin for nails |
JP7105225B2 (ja) | 2016-09-23 | 2022-07-22 | 株式会社メニコン | ジェルネイル化粧用組成物、その使用方法、爪化粧用組成物及び爪化粧用樹脂 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2823105A1 (fr) | 2002-10-11 |
EP1247515A3 (fr) | 2003-01-02 |
FR2823105B1 (fr) | 2004-03-12 |
US20020197218A1 (en) | 2002-12-26 |
EP1247515A2 (fr) | 2002-10-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002322034A (ja) | 不飽和モノマーを含まない光−架橋性マニキュア | |
US20080031836A1 (en) | Crosslinked Nail Varnish Film | |
US7780742B2 (en) | Composition comprising a compound X and A compound Y, at least one of which is a silicone, and a hydrophobic direct dye | |
US6803394B2 (en) | Radiation curable nail coatings and artificial nail tips and methods of using same | |
AU2010292511B2 (en) | Removable color gel basecoat for artificial nail coatings and methods therefore | |
KR100657064B1 (ko) | 인조 손톱 조성물 및 그 제조방법 | |
WO2013154845A1 (en) | Curable nail enhancements | |
US20020086915A1 (en) | Compositions for making an artificial prosthesis | |
US20080292573A1 (en) | Method for treating hair with a reactive vinyl silicone capable of reacting via hydrosilylation | |
US20170056313A1 (en) | Nail coatings having enhanced adhesion | |
CN1220478C (zh) | 化妆用头发处理组合物以及化妆处理方法 | |
JP6673660B2 (ja) | 美爪料組成物 | |
JP2002322017A (ja) | 熱−架橋性化粧品組成物 | |
EP1241959B1 (en) | Use of soak-off radiation curable nail coatings | |
CN1275068A (zh) | 含有一种包含至少一个聚氨酯和/或聚脲结构单元的缩聚物和一种包含至少一个羧基官能团的聚硅氧烷的组合物 | |
WO2010070139A1 (en) | Antiperspirant comprising components able to form covalent bonds between one another and two-stage method of treatment of sweating in humans | |
JP2017088560A (ja) | 光硬化性人工爪組成物 | |
JP2002332215A (ja) | 水分−架橋性組成物 | |
WO2012130600A1 (en) | Photo-crosslinkable nail varnishes free of unsaturated monomers | |
WO2012130601A9 (en) | Photo-crosslinkable nail varnishes free of unsaturated monomers | |
WO2015021237A1 (en) | Uv-curable nail coating formulations based on renewable acids, lactones, cyclic ether, lactams | |
JPH04366111A (ja) | 歯科用可視光重合硬化性組成物 | |
JPH04366112A (ja) | 可視光重合硬化性組成物 | |
WO2012130604A1 (en) | Photo-crosslinkable nail varnishes free of unsaturated monomers | |
JPH03265612A (ja) | 可視光重合硬化性組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041101 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20050201 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20050208 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050502 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070205 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070606 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070724 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070718 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20070820 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071022 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080122 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080421 |
|
A045 | Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment] |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20080825 |