JP2002321666A - クローラー車両 - Google Patents

クローラー車両

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JP2002321666A JP2002064697A JP2002064697A JP2002321666A JP 2002321666 A JP2002321666 A JP 2002321666A JP 2002064697 A JP2002064697 A JP 2002064697A JP 2002064697 A JP2002064697 A JP 2002064697A JP 2002321666 A JP2002321666 A JP 2002321666A
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  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の欠点を簡単かつ低コストで解消するよ
うに設計された揺動キャタピラキャリッジを備えたクロ
ーラー車両を提供する。 【解決手段】 クローラー車両(1)は、その長手方向
軸(3)に沿って延びるフレーム(2)と、後部横断軸
(10)回りにフレーム(2)に関して揺動する2つの
側方キャタピラキャリッジ(4)とを有する。各キャタ
ピラキャリッジ(4)は、ピン(30)を有する接続ア
センブリ(25)により前部横断部材(18)に接続さ
れており、該ピン(30)によって、横断部材(18)
及びキャタピラキャリッジ(4)が後部横断軸(10)
に対して垂直のヒンジ軸(17)回りに相対揺動するこ
とを可能とする。ピン(30)は、キャタピラキャリッ
ジ(4)が後部横断軸(10)の回りに揺動するとき
に、横断部材(18)の大きさを2つの所定値間で変え
るための偏心部分(38)を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にブルドーザの
ような土木機械として通常使用される、揺動キャタピラ
キャリッジ(carriage)を備えたクローラー車両もしくは
無限軌道車両に関するものである。より具体的には、本
発明は、長手方向軸と、支持フレームと、該支持フレー
ムの両側に配置された2つの長手方向キャリッジとを有
する車両に関するものである。これらのキャリッジは、
車両を駆動するためのキャタピラをそれぞれ支持すると
共に、各後部の旋回軸によりフレームに接続されてい
て、車両が走行する地面の起伏にあわせて、実質的に垂
直の揺動面において後部横断軸回りに回転する。
【0002】
【従来の技術】上述した形式の車両において、各キャリ
ッジの前端部は、通常、揺動面におけるキャリッジの動
きを案内するための垂直ガイドによりフレームに接続さ
れている。
【0003】上述した形式の既知クローラー車両が特に
風塵や泥濘の荒れ地条件で運転されると、キャリッジの
前端部同士を接続するガイドは、厳しい摩耗及び損傷を
受け、従って、継続的な保守と、頻繁な交換とを必要と
するようになる。
【0004】取り得る解決策としては、これらのキャリ
ッジの前端部が前部横断部材により互いに接続されてお
り、前部横断部材の中央部分は車両のフレームに枢着さ
れていて、長手方向軸に平行な軸回りに回転する。具体
的には、横断部材の各端部は、後部横断軸に対して垂直
な円柱形のヒンジピンにより各キャリッジに枢着されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この解決策では、それ
ぞれの揺動面において一方のキャリッジを上方に回らせ
他方のキャリッジを下方に回らせるような荒れ地で運転
する場合に、キャリッジ、後部ヒンジ及び前部ヒンジピ
ンが受ける厳しくかつ危険であると思われる曲げ、捩
り、および曲げと捩り両方の応力が作用するために十分
ではない。
【0006】実際に、左右のキャリッジが後部横断軸を
中心として反対方向に次第に回るときに、これらのキャ
リッジの前端部間の距離が増すのに対して、前端部は横
断部材により実質的に剛に互いに結合されたままであ
り、そのため、キャリッジに対して、そして間接的であ
るが後部ヒンジに対して、応力が発生し、その結果、歪
みが発生する。
【0007】従って、本発明の目的は、上述の欠点に対
して簡単かつ低コストな解決策となるように設計された
揺動キャタピラキャリッジを備えたクローラー車両を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によると、長手方
向軸と、該長手方向軸に沿って延びるフレームと、該フ
レームの両側にある2つのキャタピラキャリッジと、前
記各キャタピラキャリッジ及び前記フレームの間に介在
して、前記各キャタピラキャリッジが、前記フレームに
関し、前記長手方向軸に対して垂直の少なくとも第1ヒ
ンジ軸の回りに揺動することを可能とするための第1接
続手段と、前記第1ヒンジ軸に対して実質的に平行の接
続横断部材と、前記接続横断部材及び前記各キャタピラ
キャリッジの間に介在して、前記接続横断部材及び前記
各キャタピラキャリッジが、前記第1ヒンジ軸に対して
垂直の第2ヒンジ軸の回りに相対的に揺動することを可
能とするための第2接続手段とを有するクローラー車両
が提供されている。
【0009】このクローラー車両は、前記キャタピラキ
ャリッジが前記第1ヒンジ軸の回りに揺動するときに、
前記接続横断部材の長さを2つの所定値間で変えるため
の補償手段を更に備えていることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して、一つ
の実施例について説明する。なお、本実施の形態は本発
明を限定するものではない。
【0011】図1における符号1は、特にブルドーザの
ような土木機械として通常用いられるクローラー車両も
しくは無限軌道車両を表わしている。このクローラー車
両1は、長手方向軸3を有すると共に、この軸3の方向
に延びる支持フレーム2を備えている。車両1は更に、
支持フレーム2の両側に配置された2つのキャタピラキ
ャリッジ4を備えており、該キャタピラキャリッジ4は
長手方向軸3に対して実質的に平行に延びている。
【0012】図1及び図2を参照するに、各キャタピラ
キャリッジ4は、支持構造体6とキャタピラ7とを備
え、キャタピラ7は、支持構造体6により支持されると
共にその周囲に沿って走行する。各キャタピラ7は、既
知の方法(図示せず)で駆動され車両1を推進する。こ
れらの支持構造体6は、それぞれの接続アセンブリ9
(詳細には図示されていないが、その内の1つのみが図
1に示されている)により支持フレーム2に接続された
後部部分8をそれぞれ備えており、該接続アセンブリ9
によって、キャタピラキャリッジ4は、双方のキャタピ
ラキャリッジ4が互いに平行である中間規準位置の両側
で、軸3に対して垂直な水平ヒンジ運動軸10を中心と
して、支持フレーム2に関し揺動もしくは首振りが可能
である。接続アセンブリ9は、支持フレーム2と後方部
分8の接続部に、ある程度の半径方向及び軸方向への隙
間を持たせている。
【0013】図1〜図5を参照するに、支持構造体6は
また、前部接続フォークもしくは分岐構造部12をそれ
ぞれ備えており、各前部接続フォーク12は、支持フレ
ーム2に対峙すると共に、水平ヒンジ運動軸10に垂直
な規準軸17に沿って形成された円筒形の座部15,1
6の形状を定める2本のアーム部13,14を備えてい
る。
【0014】各支持構造体6は、横断部材18により特
定されるフロントサスペンションによって互いに結合さ
れ支持されている。該横断部材18は、水平ヒンジ運動
軸10に対して実質的に平行であると共に、既知のヒン
ジ装置20(図1)により支持フレーム2に結合される
中央部分19を設けていて、横断部材18が、軸3に平
行な中央軸21と垂直であると共に、図2の面に一致す
る垂直面P(図3)において、中央軸21を中心として
揺動することができる。
【0015】横断部材18は、反対方向に延びる2つの
アーム部22を備え、各アーム部22は、それぞれの前
部接続フォーク12のアーム部13,14の間に間挿さ
れると共に、接続アセンブリ25によりフォーク12に
接続される部分23で終端している。この接続アセンブ
リ25は、座部15,16と、部分23に貫通形成され
た長手方向座部26(図4及び図5)と、座部15,2
6及び16に係合するヒンジピン(補償手段)30とか
ら構成されている。
【0016】特に図3〜図5を参照すると、ヒンジピン
30は、その両端に、同軸状の円柱端部分36,37を
備えており、該端部分36,37が、横断部材18及び
各キャタピラキャリッジ4の相対揺動(oscillation)を
可能にするような軸方向に固定された回転方式で規準軸
17に沿って各座部15,16に係合する。ヒンジピン
30は更に、規準軸17に関して平行ではあるが中心が
ずれている軸40に沿って端部分36,37間に延在す
る円柱形の中間部分38を備えている。この中間部分3
8は、端部分36,37の直径と直径との間の直径(各
直径の平均値)を有すると共に、図4に関し、端部分3
6の上側母線(generating line)と端部分37の下側母
線の延長部を規定する2つの直径方向に対峙した母線を
有している。
【0017】端部分37は座部26に係合すると共に、
接続アセンブリ25の一部を形成する関節式継手もしく
は球面継手44の介在により、部分23に接続されてい
る。この球面継手44は、部分23に一体的に接続され
ると共に、球面座部46の形状を定める外側リング45
と、中間部分38に接続されると共に、軸方向の反対方
向に滑動可能であって(図3)球面座部46に係合する
球形ヘッド48を備える内側リング47とから構成され
ている。
【0018】図1〜図5を参照すると、実際に使用する
場合、支持フレーム2に関するキャタピラキャリッジ4
の位置は、地形もしくは地面の起伏に応じて自動的に適
応する。無限軌道車両1が平らな土地を走行するときに
は、これらのキャタピラキャリッジ4は中間規準位置
(図5参照。諸部材は図2において実線で示されてい
る。)に留まっており、各ヒンジピン30は、それぞれ
の軸17及び40が、軸21に平行であり、しかも、軸
10に対して垂直でかつキャタピラキャリッジ4の揺動
もしくは首振り面に対して平行な面Qにある、第1作動
位置に設定されている。逆に、無限軌道車両1が下り坂
或いは隆起上を走行するときには、これらのキャタピラ
キャリッジ4が軸10を中心として反対方向に回転する
ので、横断部材18は、平面Pにおいて軸21回りにロ
ックする。キャタピラキャリッジ4及び横断部材18が
揺動するときに、軸17は支持構造体6により保持され
てそれぞれの面Qにおいて軸10回りに回転するが、軸
40は横断部材18及び関節式継手44により保持され
て軸21回りに回転する。面Pにおける軸17及び40
の経路間の相違の結果、各ヒンジピン30は、横断部材
18の長さ、即ち軸17間の距離が変わるように、座部
15,16において各軸17回りに自動的に回転する。
【0019】各ヒンジピン30は、横断部材18の長さ
の値がL1(図2)である第1作動位置(図2及び図
5)から、軸17,40が軸21に関して半径方向の同
じラインRと交差する第2限界作動位置(図2及び図
4)に自由に回転し、そして横断部材18の長さの値は
L1より大きいL2になる。具体的には、値L1及びL
2間の差は中間部分38の偏心量の2倍に等しい。
【0020】同時に、各関節式継手44は、それぞれの
ヒンジピン30の傾きを横断部材18の傾きに適応さ
せ、一方、中間部分38への内側リング47の滑り結合
は、ヒンジピン30を軸方向に案内すると共に、キャタ
ピラキャリッジ4が揺動するときの軸17(図3)に沿
ったフォーク12及び部分23が移動する経路間の差D
を補えるようになっている。
【0021】図6は、接続アセンブリ25の変形例を概
略的に示しており、この変形例において、内側リング4
7は案内ピン30の中間部分38に一体的に接続されて
いるが、アーム部13,14は軸17に沿ってそれぞれ
案内座部15,16の形状を定め、そして端部分36,
37が軸方向に滑動する態様でアーム部13,14に接
続された滑動体の形状を定めている。図6から分かるよ
うに、横断部材18に一体的に接続された外側リング4
5は、座部15,16内での案内ピン30の滑り運動の
ため、軸10回りにキャタピラキャリッジ4が揺動もし
くは首振り運動する間、面Pに留まっていることができ
る。
【0022】同時に、案内ピン30だけでなく後部接続
アセンブリ9により許容される支持構造体6及び支持フ
レーム2間の隙間のため、各キャタピラキャリッジ4
は、軸10に対して交差する任意の軸回りに揺動もしく
は首振りすることが可能である。また、無限軌道車両1
が走行している地面の起伏に適応するキャタピラキャリ
ッジ4の能力を更に改善するのに十分ではあるが、各キ
ャタピラキャリッジ4の横方向位置を比較的に少量の運
動により軸10に平行に適応させることが可能である。
【0023】従って、支持フレーム2に関するキャタピ
ラキャリッジ4の位置は、支持構造体6又は接続アセン
ブリ9,25に対して過酷な応力もしくは歪みを発生す
ることなく地面の起伏に従うように適応させることがで
きる。実際上、接続アセンブリ25は、キャタピラキャ
リッジ4が横断部材18を空間のどの方向に向かせるこ
とを可能にしている。このような適応性は、無計画では
なく、管理された仕方で関節式継手44により、特に、
中間部分38の偏心度により決まる2つの限界作動位置
間で位置が変わる案内ピン30により生ずる。
【0024】また、フォーク12及び案内ピン30間の
接続部が比較的に直接に塵芥のような外部原因物質から
保護されているので、接続アセンブリ25は、構造的に
信頼性がある。
【0025】更に、案内ピン30は、その形状のため、
座部15内に軸方向に挿入し、内側リング47に通し、
そして座部16に挿入することにより、比較的に容易に
一操作で組み立てることができる。
【0026】明らかに、本発明の範囲から逸脱すること
なく、この明細書に記載し図示したようにクローラー車
両に変更を加えることができる。
【0027】特に、案内ピン30以外の補償装置を設け
て横断部材18の長さを変えてもよいし、関節式継手以
外の接続アセンブリを中間部分38と部分23との間に
介在させてもよく、両方とも備えていても良い。
【0028】更に、関節式継手44は、横断部材18と
は異なって支持構造体6により支持することができ、ま
た、案内ピン30は、横断部材18と一体のフォークに
より支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による揺動もしくは首降り式キャタピラ
キャリッジを備えたクローラー車両の平面図であり、明
瞭にするため種々の部分は除去してある。
【図2】異なる作動位置にある図1のクローラー車両の
詳細を示す概略拡大正面図である。
【図3】図2におけるIII−III線に沿った断面図であ
る。
【図4】図2のIV−IV線に沿った、1つの作動位置にあ
る図2の詳細の拡大断面図である。
【図5】図2のV−V線に沿った、別の作動位置にある
図2の詳細の拡大断面図である。
【図6】上述した図におけるクローラー車両の変形例を
示す部分側面図であり、キャタピラ可動台車は2つの異
なる作動位置にある。
【符号の説明】
1 クローラー車両(無限軌道車両) 2 フレーム 3 長手方向軸 4 キャタピラキャリッジ 9 接続アセンブリ(第1接続手段) 10 水平ヒンジ運動軸(第1ヒンジ軸) 15 座部(案内手段) 16 座部(案内手段) 17 規準軸(第2ヒンジ軸) 18 接続横断部材 25 接続アセンブリ(第2接続手段) 30 ヒンジピンもしくは案内ピン(補償手段,円柱
体) 36 同軸円柱端部分(滑り手段) 37 同軸円柱端部分(滑り手段) 38 中間部分(偏心部分) 44 球面継手(接続手段,関節式継手) 46 球面座部 48 球形ヘッド L1,L2 接続横断部材の長さの所定値

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向軸(3)と、該長手方向軸
    (3)に沿って延びるフレーム(2)と、該フレーム
    (2)の両側にある2つのキャタピラキャリッジ(4)
    と、前記各キャタピラキャリッジ(4)及び前記フレー
    ム(2)の間に介在して、前記各キャタピラキャリッジ
    (4)が、前記フレーム(2)に関し、前記長手方向軸
    (3)に対して垂直の少なくとも第1ヒンジ軸(10)
    の回りに揺動することを可能とするための第1接続手段
    (9)と、前記第1ヒンジ軸(10)に対して実質的に
    平行の接続横断部材(18)と、前記接続横断部材(1
    8)及び前記各キャタピラキャリッジ(4)の間に介在
    して、前記接続横断部材(18)及び前記各キャタピラ
    キャリッジ(4)が、前記第1ヒンジ軸(10)に対し
    て垂直の第2ヒンジ軸(17)の回りに相対的に揺動す
    ることを可能とするための第2接続手段(25)とを有
    するクローラー車両(1)において、 前記クローラー車両(1)は、前記キャタピラキャリッ
    ジ(4)が前記第1ヒンジ軸(10)の回りに揺動する
    ときに、前記接続横断部材(18)の長さを2つの所定
    値(L1,L2)間で変えるための補償手段(30)を
    更に備えていることを特徴とするクローラー車両。
  2. 【請求項2】 前記補償手段(30)は、前記第2接続
    手段(25)の一部を形成していることを特徴とする請
    求項1に記載のクローラー車両。
  3. 【請求項3】 前記補償手段(30)は、前記キャタピ
    ラキャリッジ(4)の各々について、関連した前記第2
    ヒンジ軸(17)の回りに回転するように前記接続横断
    部材(18)及び前記キャタピラキャリッジ(4)の一
    方に接続されると共に、偏心部分(38)を含む円柱体
    (30)を備えており、前記偏心部分(38)を前記接
    続横断部材(18)及び前記キャタピラキャリッジ
    (4)の他方に接続するための接続手段(44)が設け
    られていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか
    に記載のクローラー車両。
  4. 【請求項4】 前記接続手段は球面継手(44)である
    ことを特徴とする請求項3に記載のクローラー車両。
  5. 【請求項5】 前記各球面継手(44)は、関連する偏
    心部分(38)により支持される球形ヘッド(48)
    と、該球形ヘッド(48)に係合すると共に、前記接続
    横断部材(18)により支持される球面座部(46)と
    を備えていることを特徴とする請求項4に記載のクロー
    ラー車両。
  6. 【請求項6】 前記各円柱体(30)は、前記第2ヒン
    ジ軸(17)に沿った固定軸方向位置において関連の前
    記キャタピラキャリッジ(4)に接続されており、前記
    各球形ヘッド(48)は、前記第2ヒンジ軸(17)に
    沿って反対方向に滑動するような方法で関連の前記偏心
    部分(38)に接続されていることを特徴とする請求項
    5に記載のクローラー車両。
  7. 【請求項7】 前記各球形ヘッド(48)は、前記偏心
    部分(38)に一体的に接続されており、前記各円柱体
    (30)は、関連の前記キャタピラキャリッジ(4)に
    より支持された案内手段(15,16)と関連して前記
    偏心部分(38)が前記第2ヒンジ軸(17)に沿って
    反対方向に相対的に並進するのを許容する滑り手段(3
    6,37)を備えていることを特徴とする請求項5に記
    載のクローラー車両。
  8. 【請求項8】 前記各円柱体(30)は、前記偏心部分
    (38)の軸方向両側にある2つの同軸円柱端部分(3
    6,37)を備えていることを特徴とする請求項3〜7
    のうちいずれかに記載のクローラー車両。
  9. 【請求項9】 前記2つの同軸円柱端部分(36,3
    7)の直径は異なっていることを特徴とする請求項8に
    記載のクローラー車両。
  10. 【請求項10】 前記偏心部分(38)は、前記2つの
    同軸円柱端部分(36,37)の前記異なる直径の間に
    ある直径を有していることを特徴とする請求項9に記載
    のクローラー車両。
  11. 【請求項11】 前記第2ヒンジ軸(17)に沿う前記
    偏心部分(38)の軸方向射影は、最も大きい直径を有
    する方の前記同軸円柱端部分(36,37)に軸方向射
    影により完全に限界を画定されていて、関連の座部(1
    5,16)内への前記円柱体(30)の装着を容易にし
    ていることを特徴とする請求項10に記載のクローラー
    車両。
  12. 【請求項12】 前記第1接続手段(9)は、前記各キ
    ャタピラキャリッジ(4)が前記第1ヒンジ軸(10)
    に対して交差する少なくとも1つの軸回りに前記フレー
    ム(2)に関して揺動するのを可能としていることを特
    徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のクローラー
    車両。
  13. 【請求項13】 前記2つの所定値(L1,L2)の差
    は前記偏心部分(38)の偏心度の2倍に等しいことを
    特徴とする請求項3〜12のいずれかに記載のクローラ
    ー車両。
  14. 【請求項14】 前記補償手段(30)は、前記キャタ
    ピラキャリッジ(4)が前記第1ヒンジ軸(10)回り
    に揺動する際に3つの直交面における前記キャタピラキ
    ャリッジ(4)及び前記接続横断部材(18)間の径路
    の差を補償するように作動可能であることを特徴とする
    請求項1〜13のいずれかに記載のクローラー車両。
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