JP6766452B2 - 車両の後輪操舵装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の後輪操舵装置に関する。
トラック等の大型車両においては、後輪の車軸(以下、後軸とも呼ぶ)がエアスプリングによって車体フレームに懸架されている。また、かかる車両においては、例えば高速走行時の操舵安定性を向上することを目的として、前輪の操舵に連動して後輪を操舵する後輪操舵装置が利用されている。
下記の特許文献1の後輪操舵装置では、後軸の車幅方向の両端部が一対のトルクロッドを介して車体フレームに連結されていると共に、一対のトルクロッドの各々にアクチュエータである油圧シリンダが設けられている。そして、一方の油圧シリンダを伸長すると共に、他方の油圧シリンダを収縮することによって、後軸を旋回させる。
特開昭62−80170号公報
上述した後輪操舵装置においては、一対の油圧シリンダが独立して動作することになるが、一方の油圧シリンダが誤動作した場合には、一対の油圧シリンダの動作が同調しなくなる。かかる場合には、後軸を適切に旋回できなくなるため、後輪を適切に操舵することが困難となる。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で後輪を適切に操舵可能な後輪操舵装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、車両の後輪を支持する車軸と、前記車両の前後方向に沿って設けられ、前記車軸の軸方向一端側と連結されている一端側ラジアスロッドと、前記前後方向に沿って設けられ、前記車軸の軸方向他端側と連結されている他端側ラジアスロッドと、前記一端側ラジアスロッドに連結されたレバー部材に、前記一端側ラジアスロッドを前記前後方向に移動させるための動力を発生するアクチュエータと、前記レバー部材と前記他端側ラジアスロッドとを連結している複数のリンク構造から成る連結機構と、を備え、前記連結機構は、前記アクチュエータによる前記一端側ラジアスロッドの移動に連動して回動することで、前記前後方向における前記一端側ラジアスロッドの移動方向とは逆方向に前記他端側ラジアスロッドを移動させて、前記車軸を旋回させる、車両の後輪操舵装置を提供する。
かかる後輪操舵装置によれば、アクチュエータの動作の際に、複数のリンク構造から成る連結機構が、一端側ラジアスロッドと他端側ラジアスロッドを前後方向において互いに逆方向に移動させる。これにより、他端側ラジアスロッドを移動させる専用のアクチュエータを設けなくても、アクチュエータによる一端側ラジアスロッドの移動に連動して他端側ラジアスロッドも移動する。この結果、車軸を円滑に旋回させることができるので、車軸に支持された後輪を適切に操舵することが可能となる。
また、前記連結機構は、前記車両の車幅方向に前記車軸に対して斜めに設けられ、前記レバー部材と連結している第1リンク部材と、前記第1リンク部材と前記他端側ラジアスロッドとを連結している第2リンク部材と、を有することとしてもよい。
また、前記連結機構は、前記車両の車幅方向に前記車軸と平行に設けられ、前記レバー部材と連結している第1リンク部材と、前記第1リンク部材と前記他端側ラジアスロッドとを連結している複数のリンク部材と、を有することとしてもよい。
本発明の第2の態様においては、車両の後輪を支持する車軸と、前記車両の前後方向に沿って設けられ、前記車軸の軸方向一端側と連結されている一端側ラジアスロッドと、前記前後方向に沿って設けられ、前記車軸の軸方向他端側と連結されている他端側ラジアスロッドと、前記車軸と平行に設けられた回動軸に動力を伝達するアクチュエータと、前記回動軸の一端側と前記一端側ラジアスロッドとの間に設けられ、前記動力を前記一端側ラジアスロッドに伝達する少なくとも一つ以上の一端側歯車と、前記回動軸の他端側と前記他端側ラジアスロッドとの間に設けられ、前記動力を前記他端側ラジアスロッドに伝達する少なくとも一つ以上の他端側歯車と、を備え、前記一端側歯車及び前記他端側歯車のうちの一方の歯車の数は、奇数であり、前記一端側歯車及び前記他端側歯車のうちの他方の歯車の数は、偶数である、車両の後輪操舵装置を提供する。
かかる後輪操舵装置によれば、アクチュエータの動作の際に、前記一端側歯車と前記他端側歯車が、一端側ラジアスロッドと他端側ラジアスロッドを前後方向において互いに逆方向に移動させる。これにより、他端側ラジアスロッドを移動させる専用のアクチュエータを設けなくても、アクチュエータによる一端側ラジアスロッドの移動に連動して他端側ラジアスロッドも移動する。これにより、車軸が円滑に旋回させることができるので、車軸に支持された後輪を適切に操舵することが可能となる。
本発明によれば、簡易な構成で後輪を適切に操舵可能な後輪操舵装置を提供できるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係る車両1の側面図である。 後輪操舵装置10及び周辺の構成の一例を示す図である。 連結機構70の構成を示す模式図である。 連結機構70の構成の変形例を示す模式図である。 連結機構70のリンク77a〜77cの構成を示す模式図である。 第2の実施形態に係る後輪操舵装置10の構成の一例を示す模式図である。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態に係る後輪操舵装置の構成について説明する前に、図1を参照しながら、後輪操舵装置が設けられている車両の概要について説明する。
(車両の概要)
図1は、第1の実施形態に係る車両1の側面図である。車両1は、ここではトラックである。図1に示すように、車両1は、車体フレーム2と、エンジン3と、前輪4と、後輪5とを有する。
車体フレーム2は、車両1を支える骨格である。車体フレーム2は、車両1の前後方向に延びる一対のサイドフレームと、一対のサイドフレームを連結するために車幅方向に延びるクロスメンバとを有する。エンジン3は、例えばディーゼルエンジンであり、車両1の前部にて車体フレーム2に取り付けられている。
前輪4は、車両1の前の車輪であり、車軸の軸方向の両側で支持されている。ドライバがステアリングホイールを操作することで、前輪4が操舵される。後輪5は、車両1の後ろの車輪であり、車軸の軸方向の両側で支持されている。車両1では、例えば高速走行時の操舵安定性を向上させるために、前輪4の操舵に連動して後輪5も操舵されるようになっている。後輪5の操舵は、後述する後輪操舵装置10によって行われる。
(後輪操舵装置の構成)
図2を参照しながら、後輪操舵装置10の構成について説明する。
図2は、後輪操舵装置10及び周辺の構成の一例を示す図である。後輪操舵装置10は、後輪5を支持する車軸全体を旋回させることで後輪5を操舵する装置である。後輪操舵装置10は、リヤアクスルハウジング20と、エアスプリング30と、上方ラジアスロッド40と、下方ラジアスロッド50、55と、アクチュエータ60と、連結機構70とを有する。
リヤアクスルハウジング20は、車幅方向の両端側で後輪5を支持する車軸である。すなわち、車両1では、車軸懸架式サスペンションが利用されている。リヤアクスルハウジング20の中央部には、動力伝達機構であるデファレンシャルケーシング22が設けられている。また、リヤアクスルハウジング20の両端には、エアスプリングを支持するスプリング支持部24が設けられている。
エアスプリング30は、例えばリヤアクスルハウジング20に作用する振動等を吸収する。エアスプリング30は、リヤアクスルハウジング20の軸方向の両端部をそれぞれ挟むように設けられている。また、エアスプリング30は、車体フレーム2のサイドレール2a、2bとスプリング支持部24との間に設けられている。
上方ラジアスロッド40は、平面形状がV字状となっており、リヤアクスルハウジング20の中央部とサイドレール2a、2bとに連結されている。例えば、上方ラジアスロッド40は、ボールジョイント装置によって、リヤアクスルハウジング20の中央部とサイドレール2aとに連結されている。なお、上方ラジアスロッド40は、サイドレール2a、2bの代わりに、クロスメンバ2cと連結されていてもよい。
下方ラジアスロッド50、55は、それぞれサイドレール2a、2bに沿って設けられている。下方ラジアスロッド50は、リヤアクスルハウジング20の軸方向一端側と連結されている一端側ラジアスロッドであり、下方ラジアスロッド55は、リヤアクスルハウジング20の軸方向他端側と連結されている他端側ラジアスロッドである。本実施形態では、下方ラジアスロッド50、55が、互いに前後方向において逆方向に移動することで、リヤアクスルハウジング20全体を旋回させる。
下方ラジアスロッド50の一端は、ここではスプリング支持部24を介して、リヤアクスルハウジング20と連結されている。下方ラジアスロッド50の他端は、ブラケット51に支持された作動レバー52の下端とピン等で連結されている。ブラケット51は、サイドレール2aの側壁に固定されている。作動レバー52の上端は、アクチュエータ60のピストン軸64とピン等で連結されている。
下方ラジアスロッド55の一端は、下方ラジアスロッド50と同様に、スプリング支持部24を介してリヤアクスルハウジング20と連結されている。下方ラジアスロッド55の他端は、ブラケット56の下端とピン等で連結されている。ブラケット56の上端は、サイドレール2bの側壁に連結されている。
アクチュエータ60は、一対のサイドレール2a、2bのうちのサイドレール2a側に設けられており、下方ラジアスロッド50を前後方向に移動させるための動力を下方ラジアスロッド50に発生する。アクチュエータ60は、ここでは油圧シリンダ装置であり、シリンダ62とピストン軸64とを有する。シリンダ62は、サイドレール2aに固定されている。ピストン軸64は、作動レバー52の上端とピン等で連結されている。ピストン軸64は、前後方向に伸長又は収縮する。例えば、ピストン軸64が伸長した場合には、作動レバー52を介してピストン軸64に連結された下方ラジアスロッド50が、前後方向において後方へ移動する。逆に、ピストン軸64が収縮した場合には、下方ラジアスロッド50が、前後方向において前方へ移動する。
連結機構70は、下方ラジアスロッド50の他端側と下方ラジアスロッド55の他端側とを連結している複数のリンク部材を有するリンク構造から成る。連結機構70は、アクチュエータ60によって下方ラジアスロッド50が前後方向に移動する際に、下方ラジアスロッド55を下方ラジアスロッド50の移動方向とは逆方向に移動させて、リヤアクスルハウジング20を旋回させる機能を有する。これにより、下方ラジアスロッド55を前後方向に移動させる専用のアクチュエータを設けなくても、下方ラジアスロッド55を移動させることができる。
図3は、連結機構70の構成を示す模式図である。図3に示すように、連結機構70は、連結ロッド72と、アーム73とを有する。本実施形態では、連結ロッド72が第1リンク部材に該当し、アーム73が第2リンク部材に該当する。
連結ロッド72は、棒状の部材であり、車幅方向に沿って設けられている。連結ロッド72の軸方向の一端側は、下方ラジアスロッド50に連結された作動レバー52と連結されており、連結ロッド72の軸方向の他端側は、アーム73と連結されている。連結ロッド72は、車幅方向に斜めに設けられている。
アーム73は、連結ロッド72と下方ラジアスロッド55とに連結されている。アーム73の一端側が連結ロッド72と連結され、アーム73の他端側が下方ラジアスロッド55と連結されている。下方ラジアスロッド55の軸は、下方ラジアスロッド50の軸と同じ位置に位置しており、アーム73は、ここでは下方ラジアスロッド55よりも下方に位置している。そして、連結ロッド72が車幅方向に斜めに設けられていることで、連結機構70が動作する際に、アーム73、下方ラジアスロッド55、及びブラケット56が車体フレーム2と干渉することを防止できる。
上述した連結機構70によれば、アクチュエータ60が動力を発生すると、作動レバー52の回動に伴い下方ラジアスロッド50が前後方向に移動すると共に、作動レバー52に連結された連結機構70によって、下方ラジアスロッド55も前後方向に移動する。この際、連結機構70が、斜めに設けられた連結ロッド72とアーム73とを有することで、前後方向において下方ラジアスロッド50の移動方向と下方ラジアスロッド55の移動方向とが逆方向になる。これにより、下方ラジアスロッド55を移動させる専用のアクチュエータを設けなくても、下方ラジアスロッド50に対して下方ラジアスロッド55を適切に移動させることが可能となるので、リヤアクスルハウジング20を円滑に旋回させることができる。この結果、リヤアクスルハウジング20に支持された後輪5を適切に操舵することが可能となる。
なお、下方ラジアスロッド50を移動させるアクチュエータと、下方ラジアスロッド55を移動させるアクチュエータとをそれぞれ設けた場合には、2つのアクチュエータの動作を同調させることが必要となる。このため、2つのアクチュエータのうちの片方のアクチュエータが誤動作した場合には、リヤアクスルハウジング20が旋回しない恐れがある。これに対して、第1の実施形態の場合には、一つのアクチュエータ60のみで済むので、2つのアクチュエータの動作を同調させる必要がなくなり、リヤアクスルハウジング20を円滑に旋回させやすくなる。
(変形例)
図4及び図5を参照しながら、連結機構70の構成の変形例について説明する。
図4は、連結機構70の構成の変形例を示す模式図である。図5は、連結機構70のリンク77a〜77cの構成を示す模式図である。変形例に係る連結機構70は、連結ロッド76と、複数のリンク77a〜77cとを有する。
連結ロッド76は、棒状の部材であり、車幅方向に沿って設けられている。連結ロッド76の軸方向の一端側は、下方ラジアスロッド50に連結された作動レバー52と連結されており、連結ロッド72の軸方向の他端側は、リンク77aと連結されている。連結ロッド76は、前述した連結ロッド72とは異なり、水平に設けられており、下方ラジアスロッド50、55よりも上方に位置している。
リンク77a〜77cは、図5に示すように、連結ロッド76と下方ラジアスロッド55とをピン等で連結しているリンク部材である。リンク77aが連結ロッド76に連結され、リンク77cが下方ラジアスロッド55に連結され、リンク77bがリンク77aとリンク77cを連結している。なお、リンク77cは、回転軸77dを中心に回動する。
変形例においても、アクチュエータ60が動力を発生すると、作動レバー52の回動に伴い下方ラジアスロッド50が前後方向に移動すると共に、作動レバー52に連結された連結機構70によって、下方ラジアスロッド55が前後方向において逆方向に移動する。これにより、下方ラジアスロッド55を移動させる専用のアクチュエータを設けなくても、下方ラジアスロッド50に対して下方ラジアスロッド55を適切に移動させることが可能となるので、リヤアクスルハウジング20を円滑に旋回させることができる。
また、変形例の場合には、連結ロッド76及びリンク77a〜77cが下方ラジアスロッド50、55よりも上方に位置するので、下方ラジアスロッド50、55から地面までの距離が短い場合でも、連結機構70を配置できる点で有効である。
<第2の実施形態>
図6を参照しながら、第2の実施形態に係る後輪操舵装置10の構成について説明する。
図6は、第2の実施形態に係る後輪操舵装置10の構成の一例を示す模式図である。
第2実施形態でも、アクチュエータ60のピストン軸64の伸長又は収縮に伴い、作動レバー65が回動する。なお、図6では、アクチュエータ60及び作動レバー65を車幅方向の中央に図示しているが、これに限定されず、車幅方向の端側に設けられていてもよい。
作動レバー65には車幅方向に沿って連結軸172が設けられており、連結軸172は、作動レバー65と共に回動する回動軸である。連結軸172の軸方向一端側には、一端側歯車群173が設けられ、連結軸172の軸方向他端側には、他端側歯車群174が設けられている。
一端側歯車群173は、4つの歯車173a〜173dを有する。歯車173aは連結軸172に取り付けられており、歯車173dは下方ラジアスロッド50と連結されており、歯車173b、173cは中間歯車である。歯車173a〜173dは、アクチュエータ60による作動レバー65の回動に連動して回転する。これにより、回転軸173eを中心に回転する歯車173dに連結された下方ラジアスロッド50が前後方向に移動する。
他端側歯車群174は、3つの歯車174a〜174cを有する。歯車174aは連結軸172に取り付けられており、歯車174cは下方ラジアスロッド55と連結されており、歯車174bは中間歯車である。歯車174a〜174cは、アクチュエータ60による作動レバー65の回動に連動して回転する。これにより、回転軸174dを中心に回転する歯車174cに連結された下方ラジアスロッド55が前後方向に移動する。
本実施形態では、一端側歯車群173の歯車の数が偶数であり、他端側歯車群174の歯車の数が奇数である。かかる場合には、アクチュエータ60が作動レバー65を介して連結軸172を回動させると、前後方向において下方ラジアスロッド50の移動方向と下方ラジアスロッド55の移動方向とが逆方向になる。図6では、アクチュエータ60のピストン軸64が伸長すると、下方ラジアスロッド50が前後方向において前方へ移動し、下方ラジアスロッド55が後方へ移動する。このように下方ラジアスロッド50と下方ラジアスロッド55とが逆方向に移動することで、リヤアクスルハウジング20を円滑に旋回させることができる。
なお、上記では、後輪操舵装置10が設けられた車両1がトラックであることとしたが、これに限定されない。例えば、車両1は、バスや乗用車であってもよいし、建設機械であってもよい。
また、上記では、アクチュエータ60が油圧シリンダであることとしたが、これに限定されない。アクチュエータ60は、動力を発生すする動力発生源であれば、他の構成であってもよい。
また、上記では、車両1が車軸懸架式サスペンションを利用していることとしたが、これに限定されない。例えば、車両1は、独立懸架式サスペンションを利用することとしてもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 車両
5 後輪
10 後輪操舵装置
20 リヤアクスルハウジング
50、55 下方ラジアスロッド
60 アクチュエータ
70 連結機構
72 連結ロッド
73 アーム
76 連結ロッド
77a〜77c リンク
173 一端側歯車群
174 他端側歯車群

Claims (2)

  1. 車両の後輪を支持する車軸と、
    前記車両の前後方向に沿って設けられ、前記車軸の軸方向一端側と連結されている一端側ラジアスロッドと、
    前記前後方向に沿って設けられ、前記車軸の軸方向他端側と連結されている他端側ラジアスロッドと、
    前記一端側ラジアスロッドに連結されたレバー部材に、前記一端側ラジアスロッドを前記前後方向に移動させるための動力を発生するアクチュエータと、
    前記レバー部材と前記他端側ラジアスロッドとを連結している複数のリンク構造から成る連結機構と、
    を備え、
    前記連結機構は、前記アクチュエータによる前記一端側ラジアスロッドの移動に連動して回動することで、前記前後方向における前記一端側ラジアスロッドの移動方向とは逆方向に前記他端側ラジアスロッドを移動させて、前記車軸を旋回させ
    前記連結機構は、
    前記車両の車幅方向に前記車軸と平行に設けられ、前記レバー部材と連結している第1リンク部材と、
    前記第1リンク部材と前記他端側ラジアスロッドとを連結している複数のリンク部材と、を有する、車両の後輪操舵装置。
  2. 車両の後輪を支持する車軸と、
    前記車両の前後方向に沿って設けられ、前記車軸の軸方向一端側と連結されている一端側ラジアスロッドと、
    前記前後方向に沿って設けられ、前記車軸の軸方向他端側と連結されている他端側ラジアスロッドと、
    前記車軸と平行に設けられた回動軸に動力を伝達するアクチュエータと、
    前記回動軸の一端側と前記一端側ラジアスロッドとの間に設けられ、前記動力を前記一端側ラジアスロッドに伝達する少なくとも一つ以上の一端側歯車と、
    前記回動軸の他端側と前記他端側ラジアスロッドとの間に設けられ、前記動力を前記他端側ラジアスロッドに伝達する少なくとも一つ以上の他端側歯車と、
    を備え、
    前記一端側歯車及び前記他端側歯車のうちの一方の歯車の数は、奇数であり、前記一端側歯車及び前記他端側歯車のうちの他方の歯車の数は、偶数である、車両の後輪操舵装置。
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