JP2002321615A - 有軌道台車システム - Google Patents

有軌道台車システム

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JP2002321615A
JP2002321615A JP2001131903A JP2001131903A JP2002321615A JP 2002321615 A JP2002321615 A JP 2002321615A JP 2001131903 A JP2001131903 A JP 2001131903A JP 2001131903 A JP2001131903 A JP 2001131903A JP 2002321615 A JP2002321615 A JP 2002321615A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有軌道台車システムにおいて、分岐部を有す
る軌道上でも、台車がスムーズに走行することができる
ようにする。 【解決手段】 軌道120に台車13の走行車輪23が
走行する一対の走行レール140a・140bを備え、
走行レール140a・140b間に台車13を通過可能
とするスリット60aを形成し、分岐部14aでは、ス
リット側60a側の走行レール140a・140bの角
を少なくとも一部はなめらかに形成し、分岐部14aで
は、走行レール140a・140bの強度を非分岐部よ
り大きくし、分岐部14aでは、台車13に備えた走行
車輪23と補助輪53の少なくとも一方が走行レール1
40a・140bを走行可能となるようにスリット60
aを形成し、非分岐部では走行車輪23のみが走行レー
ルを走行可能となるようにスリット60aを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行車輪を有する
有軌道台車と、分岐部を有する走行レールを備えた有軌
道台車システムに関し、特に、分岐部での有軌道台車の
走行安定性の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、分岐部を有する走行レール上
に、走行車輪を設けた台車を走行させる有軌道台車シス
テムが存在する。このような有軌道台車システムの一例
として、天井台車としたものでは、次のようなものが知
られている。有軌道台車の走行する軌道は、その断面が
逆U字状に形成されると共に、開口部が下方に位置する
ようにして天井に敷設される。そして、軌道の開口側の
下端から内側に向けて延出する走行レールを構成し、該
走行レール上に台車の走行車輪が走行するようにしてい
る。左右で一対となる走行レール間には間隙が形成され
ており、軌道の敷設方向に沿って、スリットが形成され
ている。一方、台車は上部の走行車体と下部の物品支持
部とから構成され、走行車体が軌道内に位置し、物品支
持部が軌道の下方に位置する。走行車体には走行車輪が
設けられ、物品支持部は物品を保持可能に構成されてい
る。また、前記スリットは、台車を通過可能とするだけ
の幅が設けられており、台車が軌道に沿って走行可能と
している。
【0003】前記台車には、左右方向で複数の車輪が、
例えば左右に2個ずつ設けられている。そして、外側の
車輪が前記スリットより脱輪しても、内側の車輪が軌道
の走行レール上に位置するようにしている。また、内側
の車輪が脱輪する際には、外側の車輪は走行レール上に
位置している。つまり、左右両側それぞれで、内外輪の
いずれか一方は、必ず走行レール上に位置させて、脱輪
による車体の傾きを抑えるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の軌道では、分岐
部のスリットにおいて、車輪が空走して再度走行レール
に乗り上げる際に、走行レールの端部と車輪との間で衝
撃が発生して、走行の安定性が損なわれることがあっ
た。また、有軌道台車システムを天井台車に適用した場
合には、分岐部で、走行レールにたわみが発生して、走
行の安定性が損なわれることがあった。天井台車の場合
は、軌道の走行レールが壁面に固定されないため、分岐
部で車輪が走行レールより外れたり、乗り上げたりする
際に、走行レールの端部に台車の全重量がかかって、走
行レールにたわみを生じてしまうのである。さらに、内
外輪の双方が分岐部のみならず、非分岐部においても常
時走行レール上を走行していると、台車の安定性が損な
われることがあった。つまり、走行レールの内側端部の
わずかなたわみなどによって、内輪が上下して、有軌道
台車全体が上下動したりするのである。そこで本発明で
は、分岐部を有する軌道上でも、スムーズに走行するこ
とができる有軌道台車システムを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、請求項1においては、左右の
走行レールと、その途中に分岐部を有し、走行レール間
は溝又はスリットとされた軌道を台車が走行するように
した有軌道台車システムであって、分岐部近傍で、走行
レールの溝又はスリット側の角を少なくとも一部なめら
かに形成したものである。
【0006】請求項2においては、左右の走行レール
と、その途中に分岐部を有し、走行レール間はスリット
とされた軌道を台車が走行するようにした有軌道台車シ
ステムであって、分岐部近傍の走行レールの強度を非分
岐部より大きくしたものである。
【0007】請求項3においては、左右の走行レール
と、その途中に分岐部を有し、走行レール間はスリット
とされた軌道を台車が走行するようにした有軌道台車シ
ステムであって、有軌道台車は少なくとも前後左右に走
行車輪を設け、該走行車輪の内側に補助輪を備え、分岐
部では、走行車輪と補助輪の少なくとも一方が走行部を
走行可能となるように走行レール及びスリットを形成
し、非分岐部では走行車輪のみが走行部を走行可能とな
るように走行レール及びスリットを形成したものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。非接触電力供給方法
を用いた有軌道台車システムから説明する。図1は、有
軌道台車システム1の模式図である。
【0009】図1において、軌道12は、有軌道台車
(以下台車)13の移動経路に敷設されており、その軌
道12に沿って銅線などの導電線を絶縁材料で被覆した
給電線5・5が配置される。軌道12側部には、複数の
ステーション10・10が配置され、台車13がステー
ション10・10間を移動して一方のステーション10
から他方のステーション10へ物品を搬送できるように
している。
【0010】前記給電線5・5の一端には電力供給装置
11が設けられ、該給電線5・5に所定の周波数(高周
波)で電力が供給されるようにしている。そして、該台
車13は、電力供給装置11から供給される高周波電流
により、モータ16(後述)を駆動して走行するように
している。
【0011】該台車13は、給電線5・5から電力を得
るためのピックアップユニット9を有しており、台車1
3には、左右一対の前記ピックアップユニット9・9が
少なくとも一対配置されている。本実施例では、台車1
3に一対のピックアップユニット9・9が車体の前後に
それぞれ二対配置されている。このピックアップユニッ
ト9は、車体に占める重量比が大きいため、車体の前後
に配置することで、車体全体の重量バランスを保ち、例
えば、曲線部をなめらかに走行することを可能にしてい
る。なお、本実施例では、車体の前後に二対ピックアッ
プユニット9を配置したが、ピックアップユニットを大
きくし、それを中央の左右に一対配置するようにしても
よい。そして、台車13は、該ピックアップユニット9
が取り出す電力を利用して軌道12上を移動する。
【0012】前記軌道12は環状の軌道である主軌道1
2aと、該主軌道12aに形成したバイパス路12bと
から構成している。ここで主軌道12aとバイパス路1
2bとの接続部を、分岐部14a・14bとする。主軌
道12a及びバイパス路12b上には給電線5・5が架
設されており、一対の給電線5・5が往路と復路とをな
すようにし、全体として給電路50が形成されている。
そして、台車13が軌道12上の何処にいても給電可能
とするため、軌道12の少なくとも左右一側には、一対
の給電線5・5が配設される。つまり、少なくとも一対
の給電線5・5が軌道12の側部に架設されている。ま
た、軌道12の一部では、両側にそれぞれ一対の給電線
5・5が配設されて、合計二対の給電線5・5が配設さ
れている。軌道12の両側に給電線5・5が配設される
個所は、バイパス路12bの出入口側に位置する重複部
50a・50bと、軌道12の外側部(または内)に敷
設した給電線5・5が軌道12の内側部(または外)に
移行する重複部50cである。
【0013】給電線5・5は、接続端子15a・15b
・15c等を介して連結されている。接続端子15dで
は、給電線5・5の往路と復路の端部が短絡するように
接続されており、給電路50の終端部が形成されてい
る。なお、給電路50の始端部は電力供給装置11であ
る。
【0014】前記台車13は、有軌道の台車であれば天
井台車であっても床上台車であってもよい。以下では、
特に説明しない限りは、台車13を天井台車とした実施
例について、図2から図10を用いて説明する。図2は
台車13の正面断面図であり、図3は台車13の側面断
面図であり、図4は走行車輪23および補助輪の配置構
成を示す台車13の平面断面図であり、図5は分岐ロー
ラ26の配置構成を示す台車13の平面断面図であり、
図6は分岐部14aでの軌道120を示す正面断面図で
あり、図7は分岐部14aでの軌道120の上部を示す
平面図であり、図8は走行レール140a・140bを
示す軌道120の平面図であり、図9は図8のA−A断
面図であり、図10は車輪支持部32下部が分岐部14
aでスリット60aを横断する様子を示す軌道120の
平面図である。
【0015】図2、図3において、軌道20が断面視逆
U字状に構成されて、天井に固定されている。前記軌道
12は、分岐部の軌道120と、非分岐部の軌道20と
から構成される。軌道20は直線状もしくは曲線状に形
成される。該軌道20上を走行する台車13は、上部に
走行車体21を設け、下部に物品支持部22を設けてい
る。該走行車体21は中央のメインフレーム31と、該
メインフレーム31の前後に位置する車輪支持部32・
32とから構成される。図4に示すように、車輪支持部
32・32とメインフレーム31とは、回動支点軸33
・33を介して連結されており、車輪支持部32・32
がメインフレーム31に対して回動自在となっている。
また、走行車体21の下方には、荷物を搭載できるよう
に構成した物品支持部22が設けられている。走行車体
21と物品支持部22とは連結体36により連結されて
おり、物品支持部22が走行車体21に支持される。ま
た、連結体36の左右には、前記ピックアップユニット
9・9・・・が前後左右に固設されている。
【0016】図2から図4に示すように、車輪支持部3
2の下部の左右両側には、左右方向の車軸を有する走行
車輪23・23が配置されており、該車軸が車輪支持部
32に固設されている。また、車輪支持部32・32が
メインフレーム31の前後に位置することにより、走行
車輪23・23が台車13の前後に配置されることとな
っている。以上構成により、走行車輪23・23・・・
が、台車13の少なくとも前後左右に配置されるように
している。前記軌道20の下部には、左右より内側に突
出する部分が設けられており、一対の走行レール40・
40としている。走行レール40の上面は水平面となる
ように形成されており、該走行レール40上に走行車輪
23・23・・・が当接して、台車13が走行レール4
0・40上を走行するようにしている。
【0017】走行レール40・40の間には、走行車体
21を通過可能とする左右幅の間隙が設けられている。
該間隙は軌道12に沿って設けられており、軌道20に
スリット60a・60bが形成されている。なお、主軌
道12a上に形成されるスリットを60a、バイパス路
12b上に形成されるスリットを60bとしている。
【0018】図2、図3、図5に示すように、車輪支持
部32の上部の左右両側には、垂直方向の車軸を有する
ガイド輪24・24・・・が配置されており、該車軸が
車輪支持部32に固設されている。ガイド輪24・24
・・・は、車輪支持部32の左右それぞれで、前後に二
つずつ設けられている。そして走行車輪23・23・・
・と同じく、ガイド輪24・24・・・が、台車13の
少なくとも前後左右に配置されるようにしている。軌道
20の左右両側部には、走行レール40・40の外側の
端部より側方(上方)に向けて、側部41・41が形成
されている。そして、該側部41を前記ガイド輪24・
24・・・のガイド面として、台車13の左右方向の位
置ズレを防止できるようにしている。
【0019】軌道20において、側部41・41の上端
間は上部42によって繋がれている。そして、走行レー
ル40・40と側部41・41と上部42との以上構成
により、軌道20が形成されている。以上構成により、
軌道20は一体成形で、例えば、アルミ材による引き抜
き加工による製造が可能であり、部材点数の削減や、取
りつけの容易化が実現されている。
【0020】走行車体21の前後方向中央部にはモータ
16が配置されている。モータ16は、該モータ16の
上方で支持体34に固設されている。該支持体34は、
一端が走行車体21のメインフレーム31に対して上下
方向に揺動自在となるように支持されており、他端が押
圧手段35に取り付けられている。押圧手段35は本実
施例ではスプリングとしており、圧縮バネとして配置さ
れる。このため、支持体34は、常に上方に付勢される
こととなり、支持体34に設けられている駆動車輪25
が、後述する走行面43に押圧されるようになってい
る。支持体34には、左右方向の駆動軸を有する駆動車
輪25が回動自在に設けられており、駆動車輪25は前
記モータ16により駆動されるようにしている。また、
前記上部42の中央部には、下面が水平面に形成された
走行面43が設けられている。駆動車輪25は、走行面
43に当接可能となるように、走行車体21内の左右中
央に設けられている。そして、前記押圧手段35による
上方への付勢力により、駆動車輪25は常時走行面43
に当接する。このため、後述する脱輪時、すなわち前記
走行車輪23等が走行レール40上から一時的に脱輪し
た際においても、駆動車輪25が走行面43に接して、
駆動車輪25の上下位置が変動しないようにしている。
なお、軌道20の上部42で、下向きの走行面43の左
右両側には、分岐ローラ26・26の通過を許容する溝
42b・42cが形成されている。
【0021】以上のように、走行面43を上部42の中
央部に形成し、該走行面43に当接可能となるように、
駆動車輪25を走行車体21の左右中央に設けること
で、駆動輪を一輪とすることができる。また、軌道12
の曲線部では、前記ガイド輪24・24によりカーブ走
行し、分岐部14a・14bでは、前記分岐ローラ26
により案内されてカーブ走行するので、走行車体21
に、例えば、曲線部の曲率に合わせてコンピュータで旋
回角度を制御するようなステアリング機構を不要とする
ことができ、台車13の構造が簡単なものでよい。
【0022】また、駆動車輪25の駆動軸に回転センサ
を設けることで、台車13の位置制御を行うことが可能
である。例えば、回転センサの検出結果に基づいて、台
車13の位置を特定することができる。また、台車13
の制御装置へ、現在位置から目的地までに必要な(駆動
車輪25の)回転数を入力して、入力値と検出値とが等
しくなるまで台車13を駆動させ、台車13を目的地へ
到達させるように制御することも可能である。回転セン
サは、駆動軸の回転数をパルス信号に変換して取出し、
該回転センサに備えたエンコーダでパルス変換して、回
転数を計測する。このため、駆動車輪25が走行面43
より離れる場合には、駆動車輪25は空回りし、台車1
3が軌道12上を走行しないにも関わらず、回転数だけ
はカウントされてしまう。すると、台車13の位置制御
が不正確なものとなる。前述したように、駆動車輪25
を押圧手段35により常時走行面43に当接させること
により、駆動車輪25の空回りの発生は防止されてい
る。したがって、本発明の有軌道台車システム1におい
ては、台車13の正確な位置制御もできるようにしてい
る。
【0023】前後の車輪支持部32・32には、前記分
岐部14a・14bにおいて、バイパス路12bまたは
主軌道12aのいずれを走行するかを選択するための、
分岐ローラ26・26が設けられている。即ち、図2、
図5、図6に示すように、左右方向に横架した切換軸2
7上の左右両側に、支持軸26a・26aを90度位置
をズラせて切換軸27に対して直角方向に突出し、該支
持軸26a・26aに分岐ローラ26・26を回転自在
に配置している。該切換軸27上にはベベルギア28が
固設されて切換モータ29と連動連結されて、該切換モ
ータ29を正転または逆転させることによって、切換軸
27を回動して、分岐ローラ26・26の一方を上方に
向けられるようにしている。
【0024】一方、前記分岐部14a・14bにおいて
は、前記上部42、前記走行レール40・40の形状が
軌道20と異なる軌道120が設けられている。軌道2
0は非分岐部において用いられる軌道である。以下で、
軌道20と軌道120とで同一の部分は、同一の名称、
符号を用いると共に、説明を省略する。また、図7から
図10は、分岐部14aに関して図示しているが、分岐
部14bにおいても同様の構成である。図6、図7に示
すように、軌道120の上部142には、分岐ローラ2
6・26が当接可能とされるガイド溝142b・142
cが設けられている。また、上部142の中央には、前
記走行面43より左右幅を広げた走行面143が形成さ
れている。ガイド溝142b・142cは、走行面14
3の左右に位置しており、凹形状に形成されて下方に開
口している。そして、ガイド溝142b・142cの開
口部内の左右両壁により、分岐ローラ26が案内される
ようにしている。一方のガイド溝142bは主軌道12
aに、他方のガイド溝142cがバイパス路12bに沿
って設けられている。
【0025】このような構成において、台車13が分岐
部14a(14b)に進入してきたときに、切換モータ
29を駆動して、左右いずれかの分岐ローラ26を上方
に向けることによって、上方へ突出した分岐ローラ26
がガイド溝142bまたはガイド溝142cに入り、他
方の分岐ローラ26は前方または後方に退避した状態と
なってガイド溝142b(またはガイド溝142c)か
ら外れ、分岐ローラ26が入ったガイド溝に沿って走行
し、主軌道12aまたはバイパス路12bのいずれかを
選択して走行できるのである。つまり、台車13は、一
方の分岐ローラ26が一方のガイド溝142b(または
ガイド溝142c)に対して当接位置となるように配置
されると共に、他方の分岐ローラ26が他方のガイド溝
142c(またはガイド溝142b)に対して非当接位
置となるように配置した切り替え機構を搭載し、該切り
替え機構を作動させることにより分岐ローラ26を当接
位置と非当接位置との間で切り替えて、循環軌道とバイ
パス路12bとを選択して走行するようになっている。
【0026】また、ガイド溝142b・142cは、台
車13の上部に形成されているため、ガイド溝142b
・143cの内部側壁で、分岐ローラ26・26をある
程度支持することが可能である。後述するが、分岐部1
4a・14bでは、走行車輪23が脱輪するときがあ
る。脱輪により台車13が傾いたりするのを防ぐため
に、本実施例では後述する補助輪を設けるなどの対策を
施しているが、さらに、ガイド溝142b・142cが
分岐ローラ26・26を介して、効果的に台車13を支
えることができ、台車13の走行を安定させることがで
きる。
【0027】以上のように、左右一対の走行レール40
・40(走行レール140a・140b等)と、走行レ
ール40・40の間で走行車体21を通過可能に形成し
たスリット60a・60bと、走行レール40・40よ
り上方に設けられた走行面43と、分岐部14a・14
bの軌道120では、分岐ローラ26が当接するガイド
溝142b・42cとを備え、走行面43・143に駆
動車輪25を当接させるための押圧手段35を設ける前
述の構成は、台車13だけでなく、床上台車に適用して
もよい。
【0028】分岐部14a(14b)では、図6、図8
に示すように、軌道120に走行レール140a・14
0b・140cが設けられている。分岐部14a(14
b)の反バイパス路12b側の入口(図8中下方)で
は、軌道120の左右に、走行レール140a・140
bが配置されている。該左右は、台車13の走行方向に
対する左右である。また、分岐部14a(14b)の出
口は、主軌道12a側とバイパス路12b側との二つが
あるが、バイパス路12b側では、軌道120の左右に
走行レール140a・140cが配置されており、主軌
道12a側では、軌道120の左右に走行レール140
c・140bが配置されている。
【0029】台車13は、図8、図10に示すように、
分岐部14a(14b)を通過する前後で、主軌道12
a、バイパス路12bのいずれを選択した場合でも、前
記走行車輪23および後述の補助輪53が、スリット6
0aまたはスリット60bのいずれか一方を横断する。
例えば、台車13が分岐路14aでバイパス路12bを
選択した際には、まず、走行車輪23が走行レール14
0bより脱輪し、次いでスリット60aを横断し、さら
に走行レール140cに乗り上げることになる。これ
は、補助輪53についても同様である。一方、図9に示
すように、分岐部14a(14b)においては、走行レ
ール140a・140b・140cは、スリット60a
・60b側の角を、滑らかに形成している。つまり、端
面を曲面状に構成している。このようにして、走行車輪
23および補助輪53がスリット60a・60bを横断
して、走行レール140c(又は走行レール140a・
140b)に乗り上げる際に発生する衝撃を抑えるよう
にしている。このため、台車13が走行レールに乗り上
げた際に、乗り上げの衝撃による位置ズレの発生を防止
して、スムースに搬送を行うことができるようにしてい
る。また、乗り上げる際の衝撃音を小さくすることがで
きる。なお、走行レールのスリット側の角は、必ずしも
全部において滑らかに形成する必要はない。少なくと
も、走行車輪23および補助輪53がスリット60a・
60bを横断する近傍で走行レールの角を滑らかに形成
すれば、前述の効果が得られるものである。
【0030】また、台車13は、床上台車(物品支持部
が走行車体の上方にある台車)としても利用することが
できる。台車13および軌道20を、図2、図3、図6
に示す状態から天地逆とし、前記物品支持部22が上側
に位置するようにする。そして、軌道20は床面に固設
するか、支持部材を介して天井より吊り下げるように構
成する。前記車輪支持部32の上部外側には、左右方向
の車軸を有する走行車輪44が設けられている。該走行
車輪44は、図5に示すように、前記ガイド輪24・2
4間に配設されている。軌道20の上部42には、左右
両端部に走行レール50・50が形成されている。そし
て、台車13を天地逆として床上台車とした場合は、走
行車輪44・44・・・が走行レール50・50に当接
して、台車13が走行車輪44・44・・・により支持
されると共に、走行可能となる。軌道120の上部に
も、走行レール50・50と同様に、走行レール150
・150が形成されている。
【0031】前記ガイド溝142b・142cは軌道1
20の上部142に形成されており、軌道20の上部2
0においても、走行面43の両側部に溝42b・42c
が形成されている。溝42b・42cは、ガイド溝14
2b・142cより開口部が幅広に形成されている。具
体的には、溝42b・42cを、走行レール50・50
の幅が走行車輪44・44よりも少し広くなり、かつ、
走行面43の幅が駆動車輪25の幅より少し広くなる程
度に形成し、ガイド溝142b・142cを分岐ローラ
26の幅より多少広くなる程度に形成する。そして、床
上台車とした台車13が分岐部に差し掛かると、台車1
3が選択した分岐路と反対側に位置する走行車輪44
が、ガイド溝に形成した溝へ脱輪する。例えば右側の分
岐路を台車13が選択すれば、左側の走行車輪44が脱
輪する。これは、前述したように、スリットで走行車輪
23が脱輪する場合と、同様の構造である。走行車輪4
4が脱輪した際に発生する衝撃を避けるため、台車13
を床上台車とした場合には、溝であるガイド溝142b
・142cの角、溝42b・42cの角を、滑らかに形
成する。そして、乗り上げの衝撃による位置ズレの発生
を防止するようにしている。
【0032】なお、台車13を床上台車とした場合の補
助輪54・54は、分岐ローラ26・26の回転軸27
に取り付けられる。この補助輪54・54により、分岐
部14a(14b)のガイド溝142b・142cへ
は、走行車輪44か補助輪54かのどちらか一方のみ脱
輪するようになっている。このため、台車13が脱輪に
より上下に傾くことがない。また、走行レール50・5
0は、走行車輪44の幅よりも少し広い程度に成形され
ているため、直線部である軌道20では、台車13は走
行車輪44・44によってのみ支持されることとなり、
走行を安定させることができる。
【0033】再び、天井台車である台車13の説明に戻
る。分岐部14a(14b)で、走行車輪23(補助輪
53)が脱輪したり、乗り上げたりする際には、走行レ
ール140a・140b・140cのスリット60a・
60b側の端部に台車13の重量が加わることになる。
このとき、走行レール140a・140b・140cに
たわみが発生する可能性がある。本実施例では、分岐部
14a(14b)の走行レール140a・140b・1
40cの強度を、非分岐部の走行レール40・40より
も大きくしている。以上構成により、台車13が分岐部
14a(14b)を通過する際に、走行レール140a
・140b・140cでたわみが発生するのを防止して
いる。そして、スリット60a・60bを挟んだ左右の
走行レール140a・140b等の位置が変化するのを
防いで、台車13が分岐部14a(14b)をスムース
に走行できるようにしている。
【0034】前記車輪支持部32に設けた走行車輪23
・23の内側には、左右方向の車軸を有する補助輪53
・53が、車輪支持部32に回動自在に設けられてい
る。一方、分岐部14a(14b)においては、軌道1
20の走行レール140a・140b・140cは、図
6、図8に示すように、軌道20の走行レール40・4
0よりも内側に突出している。したがって、前記スリッ
ト60a・60bの左右幅は、分岐部14a(14b)
では、非分岐部よりも狭く形成されている。以上のよう
にスリット60a・60bの左右幅を形成することによ
り、図10に示すように、車輪支持部32がスリット6
0a(又はスリット60b)を横断する際に、走行車輪
23と補助輪53の少なくとも一方が、走行レール14
0b・140c(又は走行レール140a・140c)
上を走行可能となるようにしている。ここで、台車13
が反バイパス路12b側より分岐部14a(14b)に
入ってくる場合について、図10にしたがって説明す
る。まず、左右両側で走行車輪23および補助輪53が
走行レール140b上を走行している。次いで、台車1
3がバイパス路12b側を選択したとすると、主軌道1
2a側の補助輪53が脱輪する。さらに、台車13が走
行すると、補助輪53が走行レール140cに乗り上げ
るとともに、主軌道12a側の走行車輪23が脱輪す
る。最終的には、主軌道12a側でも、走行車輪23お
よび補助輪53の双方が、走行レール140c上を走行
するようになる。つまり、台車13の分岐部14a(1
4b)の走行中において、左右両側で、走行車輪23お
よび補助輪53の少なくとも一方は、必ず走行レール上
を走行しているのである。また、非分岐部においては、
図10に示すように、軌道20における走行レール40
・40の左右の幅およびスリット60a・60bの左右
幅は、走行車輪23・23のみが走行レール40・40
上を走行し、補助輪53・53は脱輪状態となるような
幅である。そして、外側の走行車輪23・23・・・の
みによって、走行車体21が支持されるようにしてい
る。なお、分岐部14a(14b)では、走行車輪23
と補助輪53の少なくとも一方が走行レール140a・
140b・140cを走行可能となるようにスリットを
形成し、非分岐部では、走行車輪23のみが走行レール
40を走行可能となるようにスリットを形成するという
前述の構成は、台車13だけでなく、床上台車に適用し
てもよい。
【0035】前記ピックアップユニット9の両側方位置
であって、軌道20の両側下面には、ピックアップユニ
ット9に対向して給電線ホルダ30・30が配置されて
いる。前記ピックアップユニット9には、断面が略E字
型をしたフェライト製のコア3が固定されており、該コ
ア3の中央の突出部にピックアップコイル4が巻かれて
いる。該コア3は、両側(図2、図3中の上下)の突出
部とその間の中央の突出部との間に形成した2つの凹部
に構成した空間内に、給電線ホルダ30・30に保持さ
れた給電線5・5が、それぞれ一本ずつ位置するように
している。この給電線5・5に高周波電流を流すことに
よって発生する磁界を、ピックアップコイル4で受ける
ようにしている。そして、電磁誘導現象を利用し、ピッ
クアップコイル4に発生する誘導電流から電力を取り出
す。このようにして、給電線5・5からピックアップユ
ニット9に非接触で電力を供給し、前記モーター16・
29を駆動したり、制御機器に電力を供給したりする。
【0036】また、本実施例の形態では、台車13の走
行車輪23・44と、補助輪53・54とを天地両方に
設けているが、地上側の走行車輪および補助輪のみとし
てもよい。つまり、台車13を天井台車とした場合に
は、走行車輪23・補助輪53のみで良く、床上台車と
した場合には、走行車輪44、補助輪54のみで良い。
また、本実施例の形態では、台車13および軌道12を
天地両用としたため、台車13を床上台車とした場合で
も、分岐部14a・14bにおける軌道120の走行レ
ール140の幅が走行レール40よりも広くなるが、走
行車輪23のみが走行レール140に当接するように、
走行レール40と同じ幅にしても良い。また、走行車輪
23および補助輪53を設けなければ、軌道20および
軌道120から、走行レール40および走行レール14
0をなくしても良い。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の如く、左右の走行レール
と、その途中に分岐部を有し、走行レール間は溝又はス
リットとされた軌道を台車が走行するようにした有軌道
台車システムであって、分岐部近傍で、走行レールの溝
又はスリット側の角を少なくとも一部なめらかに形成し
たので、分岐部で、走行レールより脱輪した走行車輪
が、別の走行レールに乗り上げる際に発生する衝撃が、
抑えられるようにしている。このため、台車は別の走行
レールに乗り上げた際に、乗り上げの衝撃による位置ズ
レの発生を防止してスムースに搬送を行うことができる
と共に、乗り上げる際の衝撃音を小さくすることができ
る。
【0038】請求項2記載の如く、左右の走行レール
と、そのその途中に分岐部を有し、走行レール間は溝又
はスリットとされた軌道を台車が走行するようにした有
軌道台車システムであって、分岐部近傍の走行レールの
強度を非分岐部より大きくしたので、台車が分岐部を通
過する際に、走行レールでたわみが発生することを防止
している。そして、スリットを挟んだ左右の走行レール
の位置が変化するのを防いで、台車が分岐部をスムース
に走行できるようにしている。また、非分岐部の走行レ
ールの強度をも分岐部の強度と等しいものとすると、軌
道を構成する軌道全体が重くなってしまうが、強度の要
求される分岐部の走行レールを非分岐部より強化するこ
とで、レール全体の重量を増大させることなく台車の走
行の安定性を実現している。
【0039】請求項3記載の如く、左右の走行レール
と、その途中に分岐部を有し、走行レール間は溝又はス
リットとされた軌道を台車が走行するようにした有軌道
台車システムであって、有軌道台車は少なくとも前後左
右に走行車輪を設け、該走行車輪の内側に補助輪を備
え、分岐部では、走行車輪と補助輪の少なくとも一方が
走行部を走行可能となるように走行レール及びスリット
を形成し、非分岐部では走行車輪のみが走行部を走行可
能となるように走行レール及びスリットを形成したの
で、外側にある走行車輪で走行車体を支持することがで
き、走行が安定する。また、分岐部においては、走行車
輪または補助輪のいずれか一方が常に走行レールに接し
ているため、車体が傾くことを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】有軌道台車システム1の模式図である。
【図2】台車13の正面断面図である。
【図3】台車13の側面断面図である。
【図4】走行車輪23および補助輪の配置構成を示す台
車13の平面断面図である。
【図5】分岐ローラ26の配置構成を示す台車13の平
面断面図である。
【図6】分岐部14aでの軌道120を示す正面断面図
である。
【図7】分岐部14aでの軌道120の上部を示す平面
図である。
【図8】走行レール140a・140bを示す軌道12
0の平面図である。
【図9】図8のA−A断面図である。
【図10】車輪支持部32下部が分岐部14aでスリッ
ト60aを横断する様子を示す軌道120の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 有軌道台車システム 12・20・120 軌道 13 台車 14a・14b 分岐部 21 走行車体 22 物品支持部 23・44 走行車輪 25 駆動車輪 40・140a・140b・140c 走行レール 42・142 上部 43・143 走行面 42b・42c 溝 53 補助輪 60a・60b スリット 142b・142c ガイド溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の走行レールと、その途中に分岐部
    を有し、走行レール間は溝又はスリットとされた軌道を
    台車が走行するようにした有軌道台車システムであっ
    て、分岐部近傍で、走行レールの溝又はスリット側の角
    を少なくとも一部なめらかに形成したことを特徴とする
    有軌道台車システム。
  2. 【請求項2】 左右の走行レールと、その途中に分岐部
    を有し、走行レール間はスリットとされた軌道を台車が
    走行するようにした有軌道台車システムであって、分岐
    部近傍の走行レールの強度を非分岐部より大きくしたこ
    とを特徴とする有軌道台車システム。
  3. 【請求項3】 左右の走行レールと、その途中に分岐部
    を有し、走行レール間は溝又はスリットとされた軌道を
    台車が走行するようにした有軌道台車システムであっ
    て、有軌道台車は少なくとも前後左右に走行車輪を設
    け、該走行車輪の内側に補助輪を備え、分岐部では、走
    行車輪と補助輪の少なくとも一方が走行部を走行可能と
    なるように走行レールと、溝又はスリットとを形成し、
    非分岐部では走行車輪のみが走行部を走行可能となるよ
    うに走行レールと、溝又はスリットとを形成したことを
    特徴とする有軌道台車システム。
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