JP2002320610A - X線ct装置とx線ct装置撮影方法 - Google Patents
X線ct装置とx線ct装置撮影方法Info
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、被測定体の被爆線量を最小限に抑え
つつ、必要な検査情報を得ることができるX線CT装置
とX線CT装置撮像方法を提供する。 【解決手段】ベッド3に寝た患者2の頭から足先へ通る
軸線Pを中心に同心円上に配置され、患者2に対して軸
線Pに沿う方向に相対的に移動する多数のX線発生装置
7と、患者2を中心に円筒形状に形成されるとともに、
X線発生装置7から出射されて患者2を透過したX線1
00を検出する検出器8と、各X線発生装置の使用の有
無を選択するX線発生制御装置13と、このX線発生制
御装置13に所望の動作モードを与えるモード設定指示
器18とを具備するX線CT装置1とする。また、この
X線CT装置1を用いて、断層画像を得た後、患者2の
姿勢を変えることなく透過画像を撮像する。
つつ、必要な検査情報を得ることができるX線CT装置
とX線CT装置撮像方法を提供する。 【解決手段】ベッド3に寝た患者2の頭から足先へ通る
軸線Pを中心に同心円上に配置され、患者2に対して軸
線Pに沿う方向に相対的に移動する多数のX線発生装置
7と、患者2を中心に円筒形状に形成されるとともに、
X線発生装置7から出射されて患者2を透過したX線1
00を検出する検出器8と、各X線発生装置の使用の有
無を選択するX線発生制御装置13と、このX線発生制
御装置13に所望の動作モードを与えるモード設定指示
器18とを具備するX線CT装置1とする。また、この
X線CT装置1を用いて、断層画像を得た後、患者2の
姿勢を変えることなく透過画像を撮像する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線源及び検出器
固定形であって、X線源を被測定体に対して同心円上に
稠密に配置したX線CT装置とX線CT装置撮像方法に
関する。
固定形であって、X線源を被測定体に対して同心円上に
稠密に配置したX線CT装置とX線CT装置撮像方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】X線CT(Computed Tomography)装置
は、被測定体に対する照射角度を順次変えてX線を照射
し、被測定体を透過したX線を検出部で検出する。そし
て、検出部で検出されたX線をもとに演算処理すること
で、被測定体の断層画像を構成する。
は、被測定体に対する照射角度を順次変えてX線を照射
し、被測定体を透過したX線を検出部で検出する。そし
て、検出部で検出されたX線をもとに演算処理すること
で、被測定体の断層画像を構成する。
【0003】簡易的なX線CT装置では、X線を発生す
るX線発生装置とそのX線を検出する検出部とが、被測
定体を介して対称の位置となるように一対配置され、被
測定体と相対的に移動しつつ、その移動方向軸を中心に
回転して撮像することで、複数の断層画像を構成する。
るX線発生装置とそのX線を検出する検出部とが、被測
定体を介して対称の位置となるように一対配置され、被
測定体と相対的に移動しつつ、その移動方向軸を中心に
回転して撮像することで、複数の断層画像を構成する。
【0004】また、より短時間で断層画像を得ることが
できるX線CT装置がある。このX線CT装置は、被測
定体と相対移動する軸線を中心とする同心円上に、電子
ビームによってX線を発生させる複数のX線発生装置が
等間隔に並べられて固定配置されている。この隣接する
X線発生装置を周方向に順次電気的に切り換える制御を
行なってX線を被測定体に照射し、検出部で得られた情
報から断層画像を構成する。
できるX線CT装置がある。このX線CT装置は、被測
定体と相対移動する軸線を中心とする同心円上に、電子
ビームによってX線を発生させる複数のX線発生装置が
等間隔に並べられて固定配置されている。この隣接する
X線発生装置を周方向に順次電気的に切り換える制御を
行なってX線を被測定体に照射し、検出部で得られた情
報から断層画像を構成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ようにX線源を周方向に順次切換えて断層画像を得るよ
うに構成されているため、必要な断層画像が得られるま
でに数枚の断層画像を取る必要があり時間がかかる。工
業用に使用する場合は、X線の線量を大きくして短時間
で撮影することは可能であるが、医療用として使用する
場合、患者の被爆線量を抑えるためにできる限り少ない
断層画像で必要な情報を得る必要がある。また、もとも
とX線CT装置は、被測定体の断層画像を得るために構
成されているため、断層画像をもとに任意の角度からの
被測定体の透過画像が必要となったときは、X線透過撮
像装置を使用しなければならなかった。X線CT装置に
よる断層画像を必要とする患者は、重度の患者である場
合が多く、その都度、重度の患者を乗せかえることは好
ましくない。
ようにX線源を周方向に順次切換えて断層画像を得るよ
うに構成されているため、必要な断層画像が得られるま
でに数枚の断層画像を取る必要があり時間がかかる。工
業用に使用する場合は、X線の線量を大きくして短時間
で撮影することは可能であるが、医療用として使用する
場合、患者の被爆線量を抑えるためにできる限り少ない
断層画像で必要な情報を得る必要がある。また、もとも
とX線CT装置は、被測定体の断層画像を得るために構
成されているため、断層画像をもとに任意の角度からの
被測定体の透過画像が必要となったときは、X線透過撮
像装置を使用しなければならなかった。X線CT装置に
よる断層画像を必要とする患者は、重度の患者である場
合が多く、その都度、重度の患者を乗せかえることは好
ましくない。
【0006】X線透過撮像装置で、任意の角度から透視
した画像を撮影するためには、被測定体を傾斜させる
か、X線発生装置を傾斜させる必要がある。医療用とし
て患者を傾斜させて保持する場合、角度によっては無理
があるとともに、患者に不快感を与えてしまう。また、
所望する画像の向きをX線CT装置で決定していても、
違う装置に患者を乗せ変えたことで、改めて角度調整が
必要であるとともに、その位置が微妙にずれてしまうの
で、予備の画像も含めて必要以上に撮影しなければなら
ない。したがって、患者の被爆線量も増える。
した画像を撮影するためには、被測定体を傾斜させる
か、X線発生装置を傾斜させる必要がある。医療用とし
て患者を傾斜させて保持する場合、角度によっては無理
があるとともに、患者に不快感を与えてしまう。また、
所望する画像の向きをX線CT装置で決定していても、
違う装置に患者を乗せ変えたことで、改めて角度調整が
必要であるとともに、その位置が微妙にずれてしまうの
で、予備の画像も含めて必要以上に撮影しなければなら
ない。したがって、患者の被爆線量も増える。
【0007】そこで、本発明は、被測定体の被爆線量を
最小限に抑えつつ、必要な検査情報を得ることができる
X線CT装置とX線CT装置撮像方法を提供することを
目的とする。
最小限に抑えつつ、必要な検査情報を得ることができる
X線CT装置とX線CT装置撮像方法を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のX線CT装置は、X線を発生させるととも
に、被測定体を囲んでこの被測定体を中心に同心円上に
配置されて前記被測定体と相対的移動可能に設けられた
多数のX線発生装置と、前記被測定体を囲んでこの被測
定体を中心に同心円上に配置されるとともに前記被測定
体と相対移動可能に設けられて、前記X線発生装置から
出射され前記被測定体を透過したX線を検出する検出器
と、前記各X線発生装置の使用の有無を選択するX線発
生制御手段と、このX線発生制御手段に所望の動作モー
ドを与えるモード設定指示手段とを具備する。
に、本発明のX線CT装置は、X線を発生させるととも
に、被測定体を囲んでこの被測定体を中心に同心円上に
配置されて前記被測定体と相対的移動可能に設けられた
多数のX線発生装置と、前記被測定体を囲んでこの被測
定体を中心に同心円上に配置されるとともに前記被測定
体と相対移動可能に設けられて、前記X線発生装置から
出射され前記被測定体を透過したX線を検出する検出器
と、前記各X線発生装置の使用の有無を選択するX線発
生制御手段と、このX線発生制御手段に所望の動作モー
ドを与えるモード設定指示手段とを具備する。
【0009】また、被測定体とX線発生装置の相対的移
動の方向に前記検出器を複列に設けたX線CT装置とす
る。
動の方向に前記検出器を複列に設けたX線CT装置とす
る。
【0010】また、モード設定指示手段が、X線発生制
御手段に各X線発生装置の内の一つを切り換えて順次使
用させる単線源撮像モードを有しているX線CT装置と
する。
御手段に各X線発生装置の内の一つを切り換えて順次使
用させる単線源撮像モードを有しているX線CT装置と
する。
【0011】また、モード設定指示手段が、X線発生制
御手段に各X線発生装置の内の周方向に間隔を置いて離
れた複数のX線発生装置を同時に切り換えて順次使用さ
せる多線源同期撮像モードを有しているX線CT装置と
する。
御手段に各X線発生装置の内の周方向に間隔を置いて離
れた複数のX線発生装置を同時に切り換えて順次使用さ
せる多線源同期撮像モードを有しているX線CT装置と
する。
【0012】また、多線源同期撮像モードで、照射され
たX線が検出器上で互いに重ならない位置の任意の複数
のX線発生装置を同時に使用するX線CT装置とする。
たX線が検出器上で互いに重ならない位置の任意の複数
のX線発生装置を同時に使用するX線CT装置とする。
【0013】また、モード設定指示手段が、X線発生制
御手段に各X線発生装置の内の連続する一部のX線発生
装置郡を形成するX線発生装置を切り換えて順次使用さ
せるセクタースライスモードを有しているX線CT装置
とする。
御手段に各X線発生装置の内の連続する一部のX線発生
装置郡を形成するX線発生装置を切り換えて順次使用さ
せるセクタースライスモードを有しているX線CT装置
とする。
【0014】また、モード設定指示手段が、X線発生制
御手段に各X線発生装置の内の一つを一回使用させる
か、または複数を同時に一回使用させるシングルショッ
トモードを有しているX線CT装置とする。
御手段に各X線発生装置の内の一つを一回使用させる
か、または複数を同時に一回使用させるシングルショッ
トモードを有しているX線CT装置とする。
【0015】また、このX線CT装置を用いて、被測定
体の断層画像に必要な情報を得た後、この情報から構成
された断層画像をもとに被測定体の特定する部位の透過
撮像に適する前記X線CT装置のX線発生装置を動作さ
せて、前記被測定体の姿勢を変えることなく、任意の角
度からこの被測定体を透過撮像する。
体の断層画像に必要な情報を得た後、この情報から構成
された断層画像をもとに被測定体の特定する部位の透過
撮像に適する前記X線CT装置のX線発生装置を動作さ
せて、前記被測定体の姿勢を変えることなく、任意の角
度からこの被測定体を透過撮像する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態のX線CT装
置について、医療診断分野に適用した場合を一例に図1
から図5を参照して説明する。図1に示すX線CT装置
1は、被測定体である患者2を水平に寝かせるベッド3
と、患者2を乗せたベッド3が通過可能に開口した測定
装置本体4を備えている。ベッド3は、患者2の頭部か
ら足先を通る軸線Pが延びる方向に移動するようにスラ
イド5に取り付けられており、駆動装置6によって往復
移動する。
置について、医療診断分野に適用した場合を一例に図1
から図5を参照して説明する。図1に示すX線CT装置
1は、被測定体である患者2を水平に寝かせるベッド3
と、患者2を乗せたベッド3が通過可能に開口した測定
装置本体4を備えている。ベッド3は、患者2の頭部か
ら足先を通る軸線Pが延びる方向に移動するようにスラ
イド5に取り付けられており、駆動装置6によって往復
移動する。
【0017】測定装置4は、図2に示すように患者2の
軸線Pを中心とする同心円の周方向に稠密に配置された
多数のX線発生装置7と、このX線発生装置7から照射
されて患者2を透過したX線100を検出する検出器8
とを備えている。また、図3に示すように検出器8は、
軸線Pを中心に円筒形状となるように形成したセンサア
レイホルダ用のリング8aの内面に、X線100を検出
する多数のセンサアレイ8Lθを互いにそれぞれ絶縁し
て軸線Pに沿う方向L及び周方向θへ稠密にかつ整列的
に配置した、いわゆるセンサアレイ8Lθの集合体であ
る。検出器8がベッド3の移動方向に所定幅を有した円
筒形状に形成されていることから、X線発生装置7は、
リング8aの外側から検出器8の内面のセンサアレイ8
Lθに向かってX線100の照射を可能とするために、
検出器8に対して軸線Pに沿う方向に相対的にずれた位
置に配置される。
軸線Pを中心とする同心円の周方向に稠密に配置された
多数のX線発生装置7と、このX線発生装置7から照射
されて患者2を透過したX線100を検出する検出器8
とを備えている。また、図3に示すように検出器8は、
軸線Pを中心に円筒形状となるように形成したセンサア
レイホルダ用のリング8aの内面に、X線100を検出
する多数のセンサアレイ8Lθを互いにそれぞれ絶縁し
て軸線Pに沿う方向L及び周方向θへ稠密にかつ整列的
に配置した、いわゆるセンサアレイ8Lθの集合体であ
る。検出器8がベッド3の移動方向に所定幅を有した円
筒形状に形成されていることから、X線発生装置7は、
リング8aの外側から検出器8の内面のセンサアレイ8
Lθに向かってX線100の照射を可能とするために、
検出器8に対して軸線Pに沿う方向に相対的にずれた位
置に配置される。
【0018】なお、具体的にこの検出器8は、例えばセ
ラミックなどの絶縁体にカドミウム−テルル(Cd‐T
e)系の合金を蒸着やメッキなどで付着させた後、エッ
チング或いはレーザ加工などにより個々のセンサアレイ
に分割しすることで造ることができる。このとき、各セ
ンサアレイ8Lθを内面から見た形状は、矩形であって
もよいし、六角形であってもよい。なお、検出器の形態
は、X線を効率よくかつ緻密に検出ができるものであれ
ばよいので、前述の材質や造り方に限定されるものでは
ない。
ラミックなどの絶縁体にカドミウム−テルル(Cd‐T
e)系の合金を蒸着やメッキなどで付着させた後、エッ
チング或いはレーザ加工などにより個々のセンサアレイ
に分割しすることで造ることができる。このとき、各セ
ンサアレイ8Lθを内面から見た形状は、矩形であって
もよいし、六角形であってもよい。なお、検出器の形態
は、X線を効率よくかつ緻密に検出ができるものであれ
ばよいので、前述の材質や造り方に限定されるものでは
ない。
【0019】また、図1に示すように個々のX線発生装
置7は、電子銃9と、この電子銃9から照射された電子
ビームを受けてX線100を発生させるターゲット10
を備えている。そして、図2に示すように全てのX線発
生装置7は、それらの外側を覆うように環状に形成され
た真空チャンバ11に収容されている。また、図1に示
すように電子銃9には、電子ビームの出射を制御する電
子銃ドライブ回路12が各々接続されている。個々の電
子銃ドライブ回路12は、X線発生制御装置13によっ
て、電子ビームを出射するタイミング、すなわちX線1
00が照射されるタイミングが制御される。
置7は、電子銃9と、この電子銃9から照射された電子
ビームを受けてX線100を発生させるターゲット10
を備えている。そして、図2に示すように全てのX線発
生装置7は、それらの外側を覆うように環状に形成され
た真空チャンバ11に収容されている。また、図1に示
すように電子銃9には、電子ビームの出射を制御する電
子銃ドライブ回路12が各々接続されている。個々の電
子銃ドライブ回路12は、X線発生制御装置13によっ
て、電子ビームを出射するタイミング、すなわちX線1
00が照射されるタイミングが制御される。
【0020】図4を用いてX線発生装置7の構成を詳説
する。X線発生装置7は、3極X線管と同様に大きく分
けて陰極31(電子銃9)、陽極33及び格子32(グ
リッド)から構成される。すなわち、加熱により熱電子
を放出するフィラメントにより構成される陰極31と、
加速された電子が衝突するターゲット10を備え衝突に
よりX線を発生させる陽極33と、加速された電子の進
路を電気的に開閉するための格子32からなり、陰極3
1と陽極33の間に高電圧を印加するようにしたもので
ある。X線はターゲット面の電子が衝突する部分から発
生するもので、このX線の衝突する陽極33表面を焦点
と称している。
する。X線発生装置7は、3極X線管と同様に大きく分
けて陰極31(電子銃9)、陽極33及び格子32(グ
リッド)から構成される。すなわち、加熱により熱電子
を放出するフィラメントにより構成される陰極31と、
加速された電子が衝突するターゲット10を備え衝突に
よりX線を発生させる陽極33と、加速された電子の進
路を電気的に開閉するための格子32からなり、陰極3
1と陽極33の間に高電圧を印加するようにしたもので
ある。X線はターゲット面の電子が衝突する部分から発
生するもので、このX線の衝突する陽極33表面を焦点
と称している。
【0021】陰極31は、コイル状に巻かれたものを線
状に張ったフィラメントを有する。このフィラメントは
電流により加熱されて熱電子を放出する。陽極33は、
陰極31及び陽極33間に印加された高電圧によりフィ
ラメントから放出された電子を吸引し、高速度に加速さ
せて衝撃を受け、X線を発生させるための電極であり、
例えば銅等の熱伝導の良い物質で作られている。
状に張ったフィラメントを有する。このフィラメントは
電流により加熱されて熱電子を放出する。陽極33は、
陰極31及び陽極33間に印加された高電圧によりフィ
ラメントから放出された電子を吸引し、高速度に加速さ
せて衝撃を受け、X線を発生させるための電極であり、
例えば銅等の熱伝導の良い物質で作られている。
【0022】また、陽極33の先端にはターゲットとし
てタングステン板が埋め込まれており、ターゲット上に
収束された電子が衝突する面が焦点となる。高速度の電
子がそのターゲット原子内部に突入して運動を阻止され
ることによりその運動エネルギーの一部がX線として放
出される。すなわち、X線発生時には、陰極31から陽
極33に向けて照射された電子ビーム34が陽極33に
当たると、陽極33からその表面の角度に応じて反射す
る方向に扇状X線3が照射されるようになっている。
てタングステン板が埋め込まれており、ターゲット上に
収束された電子が衝突する面が焦点となる。高速度の電
子がそのターゲット原子内部に突入して運動を阻止され
ることによりその運動エネルギーの一部がX線として放
出される。すなわち、X線発生時には、陰極31から陽
極33に向けて照射された電子ビーム34が陽極33に
当たると、陽極33からその表面の角度に応じて反射す
る方向に扇状X線3が照射されるようになっている。
【0023】X線発生装置7では、陰極31と陽極33
の間に格子32を配置することで、電子ビームの陰極3
1から陽極33への射出を制御している。すなわち、図
4(a)に示すようにターゲット10からX線を発生さ
せない場合、電子ビームをゲートである格子32にて通
過させないよう、格子32に負のバイアス電圧が印加さ
れる。また、図4(b)に示すようにターゲット10か
らX線を発生させる場合、電子ビームを格子32にて通
過させるよう、前記負のバイアス電圧が除去される。な
お、格子32で電子ビームを絞ることにより、フォーカ
ルスポットサイズを小型化することができる。
の間に格子32を配置することで、電子ビームの陰極3
1から陽極33への射出を制御している。すなわち、図
4(a)に示すようにターゲット10からX線を発生さ
せない場合、電子ビームをゲートである格子32にて通
過させないよう、格子32に負のバイアス電圧が印加さ
れる。また、図4(b)に示すようにターゲット10か
らX線を発生させる場合、電子ビームを格子32にて通
過させるよう、前記負のバイアス電圧が除去される。な
お、格子32で電子ビームを絞ることにより、フォーカ
ルスポットサイズを小型化することができる。
【0024】検出器8には、画像信号ディジタイザ14
が接続されている。この画像信号ディジタイザ14は、
任意のX線発生装置7からX線100を照射したときに
検出器8で検出されるX線100の座標情報を出力す
る。なお、この画像信号ディジタイザ14は、検出器8
ある領域ごとに複数の画像信号ディジタイザ14を設け
てもよいし、一つの画像信号ディジタイザ14で検出器
8全体を受け持つように構成されていてもよい。画像信
号ディジタイザ14から出力されたX線100の座標情
報は、測定制御装置15によって、どのX線発生装置7
から照射されたX線100によるものか特定され、その
情報とともにデータ収録装置16に収録される。データ
収録装置16に1断層分の画像の情報が収録されたら、
データ処理装置17によって断層画像が構成される。ま
た、データ処理装置17には、モニタ21が接続されて
おり、構成された断層画像などの情報を見ることができ
る。
が接続されている。この画像信号ディジタイザ14は、
任意のX線発生装置7からX線100を照射したときに
検出器8で検出されるX線100の座標情報を出力す
る。なお、この画像信号ディジタイザ14は、検出器8
ある領域ごとに複数の画像信号ディジタイザ14を設け
てもよいし、一つの画像信号ディジタイザ14で検出器
8全体を受け持つように構成されていてもよい。画像信
号ディジタイザ14から出力されたX線100の座標情
報は、測定制御装置15によって、どのX線発生装置7
から照射されたX線100によるものか特定され、その
情報とともにデータ収録装置16に収録される。データ
収録装置16に1断層分の画像の情報が収録されたら、
データ処理装置17によって断層画像が構成される。ま
た、データ処理装置17には、モニタ21が接続されて
おり、構成された断層画像などの情報を見ることができ
る。
【0025】検出器8は、軸線Pに沿う方向に幅を有し
た円筒形状に形成されており、センサアレイ8Lθが軸
線Pに沿う方向L及び周方向θに多数配列されているの
で、X線発生装置7からの一度のX線照射で、検出器8
の円筒面の内面に沿って広がる範囲にX線の検出情報が
得られる。すなわち、一周分の撮像動作によって複数の
断層画像を得ることができる。また、任意のX線発生装
置7から一回X線を患者2に照射した、いわゆるX線透
過画像を得ることもできる。
た円筒形状に形成されており、センサアレイ8Lθが軸
線Pに沿う方向L及び周方向θに多数配列されているの
で、X線発生装置7からの一度のX線照射で、検出器8
の円筒面の内面に沿って広がる範囲にX線の検出情報が
得られる。すなわち、一周分の撮像動作によって複数の
断層画像を得ることができる。また、任意のX線発生装
置7から一回X線を患者2に照射した、いわゆるX線透
過画像を得ることもできる。
【0026】さらに、被計測体の周りから線状のX線を
照射して得られた線状の透過X線の検出位置の情報をも
とに2次元平面である断層画像を構成する方法と同様
に、被計測体の周りからある面積範囲にX線を照射して
得られた平面状の透過X線の検出位置の情報をもとに3
次元の立体像を構成することができるので、データ収録
装置16に収録された情報をもとに3次元の像を構成す
ることができる。
照射して得られた線状の透過X線の検出位置の情報をも
とに2次元平面である断層画像を構成する方法と同様
に、被計測体の周りからある面積範囲にX線を照射して
得られた平面状の透過X線の検出位置の情報をもとに3
次元の立体像を構成することができるので、データ収録
装置16に収録された情報をもとに3次元の像を構成す
ることができる。
【0027】測定制御装置15とX線発生制御装置13
の間には、モード設定指示手段の一例であるモード設定
指示器18が設けられている。このモード設定指示器1
8は、図5に示すようにX線発生制御装置13に対して
指示を出し、それにより、前記支持に応じた電子銃9と
その電子銃ドライブ回路12につながるスイッチ19装
置のスイッチ素子の開閉される。スイッチ装置19は各
電子銃ドライブ回路121〜12nに個別に対応して、
これらに直列に接続されたスイッチ素子191〜19n
を有している。そして、X線発生制御装置13とスイッ
チ装置19とを有して各X線発生装置7の使用の有無を
選択するX線発生制御手段が形成されている。そのた
め、例えばスイッチ素子19mを接続(閉状態)とする
ことで電源20から電力が供給され、電子銃ドライブ回
路12mに電子銃9mが制御されて電子ビームを出射す
る。したがって、このモード設定指示器18は、どのス
イッチ素子をどういった順番で接続するかという指示を
X線発生制御装置13に出すことで、シリアルスライス
モード、シングルスライスモード、セクタースライスモ
ード及びシングルショットモードなどの選択ができると
ともに、これらの各モードにおいて単線源撮像モードま
たは多線源同期撮像モードをそれぞれ選択できる。
の間には、モード設定指示手段の一例であるモード設定
指示器18が設けられている。このモード設定指示器1
8は、図5に示すようにX線発生制御装置13に対して
指示を出し、それにより、前記支持に応じた電子銃9と
その電子銃ドライブ回路12につながるスイッチ19装
置のスイッチ素子の開閉される。スイッチ装置19は各
電子銃ドライブ回路121〜12nに個別に対応して、
これらに直列に接続されたスイッチ素子191〜19n
を有している。そして、X線発生制御装置13とスイッ
チ装置19とを有して各X線発生装置7の使用の有無を
選択するX線発生制御手段が形成されている。そのた
め、例えばスイッチ素子19mを接続(閉状態)とする
ことで電源20から電力が供給され、電子銃ドライブ回
路12mに電子銃9mが制御されて電子ビームを出射す
る。したがって、このモード設定指示器18は、どのス
イッチ素子をどういった順番で接続するかという指示を
X線発生制御装置13に出すことで、シリアルスライス
モード、シングルスライスモード、セクタースライスモ
ード及びシングルショットモードなどの選択ができると
ともに、これらの各モードにおいて単線源撮像モードま
たは多線源同期撮像モードをそれぞれ選択できる。
【0028】シリアルスライスモードは、このX線CT
装置1のベッド3の移動速度とX線発生装置7によるX
線100の出射位置を同期させ、患者2に対してX線1
00の出射位置が螺旋状に移行するように撮像するモー
ドである。したがって、このシリアルスライスモードで
は、体積検査するための複数の断層画像(シリアルスラ
イス)や3次元の立体像を構成するための情報を得るこ
とができる。
装置1のベッド3の移動速度とX線発生装置7によるX
線100の出射位置を同期させ、患者2に対してX線1
00の出射位置が螺旋状に移行するように撮像するモー
ドである。したがって、このシリアルスライスモードで
は、体積検査するための複数の断層画像(シリアルスラ
イス)や3次元の立体像を構成するための情報を得るこ
とができる。
【0029】シングルスライスモードは、患者2の軸線
Pの方向の任意の位置に対して、X線100の出射位置
を順次切換えて一周分撮像するモードである。したがっ
て、このシングルスライスモードでは、検出器8が円筒
形状をしているので、所望する位置とそれに隣接する位
置の断層画像、或いは検出器8の幅分の3次元の立体像
を構成するための情報を得ることができる。
Pの方向の任意の位置に対して、X線100の出射位置
を順次切換えて一周分撮像するモードである。したがっ
て、このシングルスライスモードでは、検出器8が円筒
形状をしているので、所望する位置とそれに隣接する位
置の断層画像、或いは検出器8の幅分の3次元の立体像
を構成するための情報を得ることができる。
【0030】セクタースライスモードは、撮影者が指定
する任意の角度範囲内にあるX線発生装置7を順次切り
換えて患者2の任意の部位を撮像するモードである。こ
のとき、ベッド3を同期させて移動させてもよい。した
がって、このセクタースライスモードでは、例えば頭の
一部分や、心臓や胃などの臓器など必要な部分の断層画
像、或いは検出器8の幅分の3次元の立体像を得ること
ができる。また、ベッド3を同期させて移動させること
で、任意の部位の体積検査に必要な断層画像やその部位
の3次元の立体像を構成するための情報を得ることがで
きる。
する任意の角度範囲内にあるX線発生装置7を順次切り
換えて患者2の任意の部位を撮像するモードである。こ
のとき、ベッド3を同期させて移動させてもよい。した
がって、このセクタースライスモードでは、例えば頭の
一部分や、心臓や胃などの臓器など必要な部分の断層画
像、或いは検出器8の幅分の3次元の立体像を得ること
ができる。また、ベッド3を同期させて移動させること
で、任意の部位の体積検査に必要な断層画像やその部位
の3次元の立体像を構成するための情報を得ることがで
きる。
【0031】シングルショットモードは、撮影者が指定
する任意の角度のX線発生装置7から患者2に対して一
回だけX線を照射するモードである。本実施形態のX線
CT装置1の検出器8は円筒形状であるので、このシン
グルショットモードで、いわゆるX線透過撮像装置と同
様の撮影を任意の角度で行なうことが可能である。
する任意の角度のX線発生装置7から患者2に対して一
回だけX線を照射するモードである。本実施形態のX線
CT装置1の検出器8は円筒形状であるので、このシン
グルショットモードで、いわゆるX線透過撮像装置と同
様の撮影を任意の角度で行なうことが可能である。
【0032】そして、上記のモード設定指示器18で各
モードの内から単線源撮像モードを選択すると、各モー
ドで同時にX線100を出射するX線発生装置7が一つ
選択され、多線源同期撮像モードを選択すると、各モー
ドで同時にX線100を出射するX線発生装置7が複数
選択される。
モードの内から単線源撮像モードを選択すると、各モー
ドで同時にX線100を出射するX線発生装置7が一つ
選択され、多線源同期撮像モードを選択すると、各モー
ドで同時にX線100を出射するX線発生装置7が複数
選択される。
【0033】同様にシリアルスライスモードやシングル
スライスモードにおいて多線源同期撮像モードを選択す
ると、ある間隔を置いて離れたX線発生装置7、好まし
くは図2に示すように検出器8において複数のX線発生
装置7a、7bから照射されたX線100a、100b
が重ならない位置関係のX線発生装置7、具体的な例を
挙げると、線源を3つに設定したときは120°、線源
を4つに設定したときは90°、線源を5つに設定した
ときは72°など等間隔に離れたX線発生装置7から、
同時にX線100が照射される。そして、これらのX線
発生装置7を同時に順次切り換えて撮像して得られた情
報をもとに断層画像や3次元の立体像が構成される。
スライスモードにおいて多線源同期撮像モードを選択す
ると、ある間隔を置いて離れたX線発生装置7、好まし
くは図2に示すように検出器8において複数のX線発生
装置7a、7bから照射されたX線100a、100b
が重ならない位置関係のX線発生装置7、具体的な例を
挙げると、線源を3つに設定したときは120°、線源
を4つに設定したときは90°、線源を5つに設定した
ときは72°など等間隔に離れたX線発生装置7から、
同時にX線100が照射される。そして、これらのX線
発生装置7を同時に順次切り換えて撮像して得られた情
報をもとに断層画像や3次元の立体像が構成される。
【0034】また、セクタースライスモードにおいて多
線源同期撮像モードを選択すると、撮影者が指定した複
数の部位について指定した角度分だけ同時に撮像する。
一例として、左右の腎臓を同時に撮像する場合などが挙
げられる。
線源同期撮像モードを選択すると、撮影者が指定した複
数の部位について指定した角度分だけ同時に撮像する。
一例として、左右の腎臓を同時に撮像する場合などが挙
げられる。
【0035】以上のように構成されていることで、この
X線CT装置1は、例えば、患者2に対して多線源同期
撮像のシリアルスライスモードですばやく体積検査をし
た後、精密検査が必要な部位については、そのまま患者
2を動かすことなく、引き続き単線源撮像のセクタース
ライスモードやシングルショットモードですぐに検査す
るといった使い方ができる。この場合、精密検査が必要
な部位を特定するための断層画像を得るために照射され
るX線の被爆線量は、X線透過画像を得るために照射さ
れるX線の被爆線量よりも低い被爆線量で行なうことが
できるので、患者2に対する総被爆線量を低減できる。
X線CT装置1は、例えば、患者2に対して多線源同期
撮像のシリアルスライスモードですばやく体積検査をし
た後、精密検査が必要な部位については、そのまま患者
2を動かすことなく、引き続き単線源撮像のセクタース
ライスモードやシングルショットモードですぐに検査す
るといった使い方ができる。この場合、精密検査が必要
な部位を特定するための断層画像を得るために照射され
るX線の被爆線量は、X線透過画像を得るために照射さ
れるX線の被爆線量よりも低い被爆線量で行なうことが
できるので、患者2に対する総被爆線量を低減できる。
【0036】また、このX線CT装置1は、円筒形状の
検出器8を備えていることで、一度の撮像でより多くの
断層画像を構成することができるとともに、検出された
X線の情報をもとに3次元の立体像を構成することがで
きる。さらに、同じ箇所を繰り返し撮像した情報を得る
ことで、3次元の動きのある立体像を構成することがで
きるため、より詳しい検査をすることができる。
検出器8を備えていることで、一度の撮像でより多くの
断層画像を構成することができるとともに、検出された
X線の情報をもとに3次元の立体像を構成することがで
きる。さらに、同じ箇所を繰り返し撮像した情報を得る
ことで、3次元の動きのある立体像を構成することがで
きるため、より詳しい検査をすることができる。
【0037】さらに、シリアルスライスモード、シング
ルスライスモードで撮像したときに得た各X線発生装置
7毎の情報が、シングルショットモードで撮像すること
で得られる情報と同等である場合は、所望する角度のX
線透過画像をシリアルスライスモードやシングルスライ
スモードで撮像したときの情報から得ることが可能であ
るため、患者2に対する総被爆線量がより少なくなるの
でよい。
ルスライスモードで撮像したときに得た各X線発生装置
7毎の情報が、シングルショットモードで撮像すること
で得られる情報と同等である場合は、所望する角度のX
線透過画像をシリアルスライスモードやシングルスライ
スモードで撮像したときの情報から得ることが可能であ
るため、患者2に対する総被爆線量がより少なくなるの
でよい。
【0038】したがって、このX線CT装置1は、患者
2の断層画像及び、それに基づく必要なX線透過画像を
一度の検査で得ることができるとともに、患者2に必要
以上の被爆線量を与えない。すなわち、このX線CT装
置1は、最小限の被爆線量で必要な検査情報を得ること
ができる。
2の断層画像及び、それに基づく必要なX線透過画像を
一度の検査で得ることができるとともに、患者2に必要
以上の被爆線量を与えない。すなわち、このX線CT装
置1は、最小限の被爆線量で必要な検査情報を得ること
ができる。
【0039】
【発明の効果】本発明のX線CT装置によれば、被測定
体を中心に同心円上に配置された複数のX線発生装置の
個々の使用の有無を選択するX線発生制御手段と、この
X線発生制御手段に所望の動作モードを与えるモード設
定指示手段を具備しているので、被測定体の被爆線量を
最小限に抑えつつ、最小限の断層画像で必要な測定情報
を得ることができる。また、X線を検出する検出器が円
筒形状に形成されているので、一回のX線の照射を面で
検出してX線透過画像を得ることができる。
体を中心に同心円上に配置された複数のX線発生装置の
個々の使用の有無を選択するX線発生制御手段と、この
X線発生制御手段に所望の動作モードを与えるモード設
定指示手段を具備しているので、被測定体の被爆線量を
最小限に抑えつつ、最小限の断層画像で必要な測定情報
を得ることができる。また、X線を検出する検出器が円
筒形状に形成されているので、一回のX線の照射を面で
検出してX線透過画像を得ることができる。
【0040】また、X線発生制御手段により各X線発生
装置に対してX線の発生を制御するため、該当するX線
発生装置にて必要な時のみX線を照射させることがで
き、不要なX線の照射を無くすことができる。これによ
り、被測定体の被曝量を低減することができるととも
に、各X線発生装置の陽極への熱入力が減少され、陽極
の連続使用時間が増大する。このように、各X線発生装
置にてX線の照射がされない時間帯が設けられるため、
その時間帯のデータ収集時等に、検出系の零点安定性を
確認することができる。
装置に対してX線の発生を制御するため、該当するX線
発生装置にて必要な時のみX線を照射させることがで
き、不要なX線の照射を無くすことができる。これによ
り、被測定体の被曝量を低減することができるととも
に、各X線発生装置の陽極への熱入力が減少され、陽極
の連続使用時間が増大する。このように、各X線発生装
置にてX線の照射がされない時間帯が設けられるため、
その時間帯のデータ収集時等に、検出系の零点安定性を
確認することができる。
【図1】本発明の一実施形態のX線CT装置を示す断面
図。
図。
【図2】図1のF2−F2に沿って示すX線CT装置の
測定装置本体の断面図。
測定装置本体の断面図。
【図3】図1のX線発生装置と検出部との位置関係を示
す図。
す図。
【図4】図1のX線発生装置の詳細な構成を示す図。
【図5】図1のX線CT装置のX線発生装置の制御系統
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【符号の説明】 1…X線CT装置 2…患者(被測定体) 7…X線発生装置 8…検出器 13…X線発生制御装置(X線発生制御手段) 18…モード設定指示器(モード設定指示手段) 100…X線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神納 祐一郎 愛知県名古屋市港区大江町10番地 三菱重 工業株式会社名古屋航空宇宙システム製作 所内 (72)発明者 小倉 真 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 Fターム(参考) 4C093 AA22 BA05 CA27 CA33 CA39 EA06 EB18 EC33 FA16 FA34 FA43
Claims (8)
- 【請求項1】X線を発生させるとともに、被測定体を囲
んでこの被測定体を中心に同心円上に配置されて前記被
測定体と相対的移動可能に設けられた多数のX線発生装
置と、 前記被測定体を囲んでこの被測定体を中心に同心円上に
配置されるとともに、前記被測定体と相対移動可能に設
けられて、前記X線発生装置から出射され前記被測定体
を透過したX線を検出する検出器と、 前記各X線発生装置の使用の有無を選択するX線発生制
御手段と、 このX線発生制御手段に所望の動作モードを与えるモー
ド設定指示手段とを具備したことを特徴とするX線CT
装置。 - 【請求項2】前記検出器が前記被測定体と前記X線発生
装置の相対的移動の方向に複列に設けられていることを
特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。 - 【請求項3】前記モード設定指示手段が、前記X線発生
制御手段に前記各X線発生装置の内の一つを切り換えて
順次使用させる単線源撮像モードを有していることを特
徴とする請求項1または請求項2の内のいずれか1項に
記載のX線CT装置。 - 【請求項4】前記モード設定指示手段が、前記X線発生
制御手段に前記各X線発生装置の内の周方向に間隔を置
いて離れた複数のX線発生装置を同時に切り換えて順次
使用させる多線源同期撮像モードを有していることを特
徴とする請求項1または請求項2の内のいずれか1項に
記載のX線CT装置。 - 【請求項5】前記多線源同期撮像モードが、照射された
X線が前記検出器上で互いに重ならない位置の任意の複
数の前記X線発生装置を同時に使用することを特徴とす
る請求項4に記載のX線CT装置。 - 【請求項6】前記モード設定指示手段が、前記X線発生
制御手段に前記各X線発生装置の内の連続する一部のX
線発生装置郡を形成するX線発生装置を切り換えて順次
使用させるセクタースライスモードを有していることを
特徴とする請求項1または請求項2の内のいずれか1項
に記載のX線CT装置。 - 【請求項7】前記モード設定指示手段が、前記X線発生
制御手段に前記各X線発生装置の内の一つを一回使用さ
せるか、または複数を同時に一回使用させるシングルシ
ョットモードを有していることを特徴とする請求項1ま
たは請求項2の内のいずれか1項に記載のX線CT装
置。 - 【請求項8】請求項1から請求項7の内のいずれか1項
のX線CT装置を用いて、前記被測定体の断層画像に必
要な情報を得た後、この情報から構成された断層画像を
もとに被測定体の特定する部位の透過撮像に適する前記
X線CT装置のX線発生装置を動作させて、前記被測定
体の姿勢を変えることなく前記被測定体を透過撮像する
ことを特徴とするX線CT装置撮像方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001214376A JP2002320610A (ja) | 2001-02-23 | 2001-07-13 | X線ct装置とx線ct装置撮影方法 |
PCT/JP2002/001620 WO2002065916A1 (fr) | 2001-02-23 | 2002-02-22 | Appareil ct de rayons x et procede d'imagerie de cet appareil ct de rayons x |
CA002410891A CA2410891A1 (en) | 2001-02-23 | 2002-02-22 | X-ray ct apparatus and x-ray ct apparatus radiography |
EP02700718A EP1371330A4 (en) | 2001-02-23 | 2002-02-22 | X-RAY COMPUTER TOMOGRAPH AND METHOD FOR GENERATING AN X-RAY COMPUTER TOMOGRAPHIC IMAGE |
US10/305,084 US20030076921A1 (en) | 2001-02-23 | 2002-11-27 | X-ray CT apparatus and X-ray CT apparatus radiography |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001-48678 | 2001-02-23 | ||
JP2001048678 | 2001-02-23 | ||
JP2001214376A JP2002320610A (ja) | 2001-02-23 | 2001-07-13 | X線ct装置とx線ct装置撮影方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002320610A true JP2002320610A (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=26610006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001214376A Withdrawn JP2002320610A (ja) | 2001-02-23 | 2001-07-13 | X線ct装置とx線ct装置撮影方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20030076921A1 (ja) |
EP (1) | EP1371330A4 (ja) |
JP (1) | JP2002320610A (ja) |
CA (1) | CA2410891A1 (ja) |
WO (1) | WO2002065916A1 (ja) |
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JP2013230404A (ja) * | 2013-08-19 | 2013-11-14 | Canon Inc | 放射線撮影装置及びその制御方法 |
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JP2017529204A (ja) * | 2014-08-26 | 2017-10-05 | 北京納米維景科技有限公司Nanovision Technology (Beijing) Co., Ltd | 静態リアルタイムct画像形成システム及びその画像形成制御方法 |
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US10591424B2 (en) | 2003-04-25 | 2020-03-17 | Rapiscan Systems, Inc. | X-ray tomographic inspection systems for the identification of specific target items |
KR20220033716A (ko) * | 2020-09-10 | 2022-03-17 | 주식회사 일렉필드퓨처 | 엑스레이장치 |
Families Citing this family (12)
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