JP2002320540A - 枕 - Google Patents

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JP2002320540A
JP2002320540A JP2001126575A JP2001126575A JP2002320540A JP 2002320540 A JP2002320540 A JP 2002320540A JP 2001126575 A JP2001126575 A JP 2001126575A JP 2001126575 A JP2001126575 A JP 2001126575A JP 2002320540 A JP2002320540 A JP 2002320540A
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JP
Japan
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cloth
pillow
sewn
fabric
partition
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Pending
Application number
JP2001126575A
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English (en)
Inventor
Kenichi Inagaki
健一 稲垣
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Maruhachi Mawata Co Ltd
Original Assignee
Maruhachi Mawata Co Ltd
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Publication date
Application filed by Maruhachi Mawata Co Ltd filed Critical Maruhachi Mawata Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 窪み部まわりのクッション材の分布を適正に
して快適な睡眠ができるようにし、さらに洗濯が容易に
できる枕を提供する。 【解決手段】 袋状に縫製される上側生地11および下
側生地12と、上側生地11および下側生地12の間に
縫い付けられ横方向に延びる仕切布13〜16とを備
え、この仕切布13〜16によって仕切られる区画室2
1〜25にクッション材6を充填し、仕切布14,15
をその上下方向の幅が中央部にかけて小さくなる形状と
し、上側生地11および下側生地12が凹状に窪む窪み
部5を有する枕1とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寝具の一つである
枕の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の枕として、例えば実用新案登録3
025963号に開示されたものは、図6に示すよう
に、袋体33の内部に仕切られる第一、第二区画室3
1,32を備え、第一、第二区画室31,32の間に袋
体33の中央部に位置して窪み部34を備える。第一、
第二区画室31,32の内部に異なるクッション材3
5,36が充填される一方、窪み部34の内部にはクッ
ション材が充填されず、枕に対する頭部の収まりを良く
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の枕にあっては、第一、第二区画室31,32
の境界部37に窪み部34が設けられているため、境界
部37における窪み部34のまわりにクッション材3
5,36を十分に分布させることができず、また、洗濯
等によってクッション材35,36が偏りやすいという
問題点があった。
【0004】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、窪み部まわりのクッション材の分布を適正に
し、また快適な睡眠ができるようにし、さらに洗濯が容
易にできる枕を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、袋状に縫製さ
れる上側生地および下側生地と、この上側生地および下
側生地の間に縫い付けられ横方向に延びる仕切布とを備
え、この仕切布によって仕切られる区画室にクッション
材を充填し、仕切布をその上下方向の幅が中央部にかけ
て小さくなる形状として上側生地および下側生地に凹状
の窪み部を形成したことを特徴とする枕を前記課題の解
決手段とした。この枕によれば、仕切布の上下方向の幅
を変えて窪み部を形成していることにより、窪み部のま
わりのクッション材の分布を適正にし、快適な睡眠がで
きる。さらに、通常の使用や洗濯等によってクッション
材が偏ることを防止できる。
【0006】本発明は、以下の構成をすることが好まし
い。請求項2記載の発明は、請求項1の枕において、上
側生地および前記下側生地を立体裁断して袋状に縫製
し、横方向に湾曲して延びる前後のくびれ部を形成した
ことを特徴とするものとした。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または2の枕
において、仕切布を上仕切布および下仕切布に分割し、
この上仕切布および下仕切布を上側生地および下側生地
にそれぞれ縫い付けた後に互いに縫い合わせたことを特
徴とするものとした。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれか一つの枕において、枕を吊すための対のループ
を備えたことを特徴とするものとした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1、図2に示すように、枕
1は横方向に湾曲して延びる前後のくびれ部2,3と、
縦方向に延びる左右の縦辺部4,4′を有する。枕1は
横方向に延びる中心線について対称的に形成され、枕1
の前後を逆にしたり、上下を逆にしても同じように使用
できるようになっている。
【0010】図3、図4に示すように、袋体10はその
上側生地11と下側生地12が袋状に縫い合わされる。
上側生地11と下側生地12はそれぞれの前後端部が立
体裁断されて袋状に縫製され、前後のくびれ部2,3が
形成される。この立体裁断は人の首から肩に沿った立体
形状に沿って行われる。
【0011】図2の平面図上において、このくびれ部
2,3はそれぞれの両端部2a,3aから中央部2b,
3bにかけて次第に近づくように弓状に湾曲している。
くびれ部2,3の中央部2b,3bが寝ている人の首下
に来るように形成されている。
【0012】袋体10の内部に4枚の仕切布13〜16
が縫い付けられ、この仕切布13〜16によって横方向
に延びる第一〜第五区画室21〜25がそれぞれ仕切ら
れる。第一〜第五区画室21〜25にそれぞれクッショ
ン材6が充填される。第一〜第五区画室21〜25は前
後のくびれ部2,3に沿って湾曲して横方向に延びる。
すなわち、仕切布13と16はそれぞれの両端部から中
央部にかけて次第に近づくように縫い付けられ、その間
に配置される仕切布14と15はそれぞれの中央部にか
けて互いに接するように縫い付けられる。第一、第五区
画室21,25は前後方向の幅が略一定となるように形
成され、その間に配置される第二、第四区画室22,2
3は前後方向の幅が両端部から中央部にかけて次第に小
さくなるように形成される。
【0013】枕1の中央部に凹状の窪み部5が形成され
る。この窪み部5が設けられることにより、枕1に対す
る頭部の収まりを良くしている。図3、図4に示すよう
に、仕切布14,15をその上下方向の幅が中央部にか
けて小さくなる形状として、上側生地11および下側生
地12の中央部に窪み部5を形成する。仕切布13,1
6はその上下方向の幅が例えば8cmと略一定に形成さ
れる一方、その間に配置される仕切布14,15はその
上下方向の幅が両端部で例えば8cmから中央部で例え
ば4cmへと、両端部から中央部にかけて次第に小さく
なるように形成される
【0014】仕切布14は上仕切布26および下仕切布
27に分割される。この上仕切布26の上端26aが上
側生地11に縫い付けられるとともに、下仕切布27の
下端27aが下側生地12に縫い付けられた後に、上仕
切布26の下端26bと下仕切布27の上端27bが互
いに縫い合わせて形成される。これにより、袋体10の
内側に仕切布14を縫い付けることが容易に行える。上
仕切布26と下仕切布27はその上下方向の幅が中央部
にかけて小さくなる形状として、上仕切布26の上端2
6aと下仕切布27の下端27aが曲線状に裁断される
一方、上仕切布26の下端26bと下仕切布27の上端
27bが直線状に裁断される。他の仕切布13,15,
16も同様に上下2枚に分割されている。
【0015】上側生地11と下側生地12および仕切布
13〜17はポリエステル生地等が用いられ、枕1の洗
濯が容易にできるようになっている。クッション材6は
ポリエステルパイプ(パイマー)を主体として、仕様に
応じて木屑、淡水真珠等、種々のものが用いられる。
【0016】枕1は、その洗濯後に物干し器等に吊すた
め、袋体10の一端に対のループ7,8を備える。各ル
ープ7,8が第一、第五区画室21,25の端部にそれ
ぞれ縫い付けられる。
【0017】以上のように構成される本実施の形態につ
いて、作用を説明する。枕1は横方向に弓状に湾曲して
延びるくびれ部2,3が設けられ、このくびれ部2,3
の中央部2b,3bが寝ている人の首下に来るように用
いられることにより、くびれ部2,3の両端部2a,3
aが肩に近づき、寝返りをうったときにも良好な使い心
地が得られる。
【0018】枕1はクッション材が充填される袋体10
の中央部に凹状の窪み部5が設けられることにより、枕
1に対する頭部の収まりが良い。仕切布14,15の上
下方向の幅が中央部にかけて小さくなる形状として、上
側生地11および下側生地12の中央部に窪み部5が形
成されることにより、窪み部5のまわりのクッション材
6の分布を適正にし、快適な睡眠ができる。さらに、通
常の使用や洗濯等によってクッション材6が偏ることを
防止できる。また、第一、第五区画室21,25はその
断面積が横方向に等しくなるように形成されているた
め、枕1のボリュームが中央部でも十分に確保される。
【0019】枕1は、その洗濯後に各ループ7,8を介
して物干し器等に吊して干すことが容易にできる。各ル
ープ7,8が第一、第二区画室21,25の端部にそれ
ぞれ縫い付けられているため、枕1が傾かないように吊
して、クッション材6が偏ることを防止できる。
【0020】本発明は上記の実施の形態に限定されず
に、その技術的な思想の範囲内において種々の変更が可
能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の枕によれ
ば、通常の使用や洗濯等によってクッション材が偏るこ
とを防止して枕の使い心地を維持でき、快適な睡眠がで
き、さらに洗濯が容易にできるという優れた効果を奏す
る。
【0022】請求項2記載の枕によれば、横方向に湾曲
して延びるくびれ部が設けられることにより、良好な使
い心地が得られるという優れた効果を奏する。
【0023】請求項3記載の枕によれば、袋体の内側に
仕切布を縫い付けることが容易に行えるという優れた効
果を奏する。
【0024】請求項4記載の枕によれば、物干し器等に
吊して干すことが容易にできるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す枕の斜視図であ
る。
【図2】 同じく枕の平面図である。
【図3】 同じく図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】 同じく図2のB−B線に沿う断面図である。
【図5】 同じく仕切布の分解図である。
【図6】 従来例を示す枕の断面図である。
【符号の説明】
1 枕 2,3 くびれ部 5 窪み部 6 クッション材 7,8 ループ 10 袋体 11 上側生地 12 下側生地 13〜16 仕切布 21〜25 区画室

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋状に縫製される上側生地および下側生
    地と、この上側生地および下側生地の間に縫い付けられ
    横方向に延びる仕切布とを備え、この仕切布によって仕
    切られる区画室にクッション材を充填し、仕切布をその
    上下方向の幅が中央部にかけて小さくなる形状とし、前
    記上側生地および下側生地に凹状の窪み部を形成したこ
    とを特徴とする枕。
  2. 【請求項2】前記上側生地および前記下側生地を立体裁
    断して袋状に縫製し、横方向に湾曲して延びる前後のく
    びれ部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の
    枕。
  3. 【請求項3】前記仕切布を上仕切布および下仕切布に分
    割し、この上仕切布および下仕切布を前記上側生地およ
    び下側生地にそれぞれ縫い付けた後に互いに縫い合わせ
    たことを特徴とする請求項1または2に記載の枕。
  4. 【請求項4】前記枕を吊すための対のループを備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の枕。
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