JP2002282108A - 枕 - Google Patents

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JP2002282108A
JP2002282108A JP2001088554A JP2001088554A JP2002282108A JP 2002282108 A JP2002282108 A JP 2002282108A JP 2001088554 A JP2001088554 A JP 2001088554A JP 2001088554 A JP2001088554 A JP 2001088554A JP 2002282108 A JP2002282108 A JP 2002282108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillow
bag
filled
compartment
cushion material
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001088554A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Inagaki
健一 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruhachi Mawata Co Ltd
Original Assignee
Maruhachi Mawata Co Ltd
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Publication date
Application filed by Maruhachi Mawata Co Ltd filed Critical Maruhachi Mawata Co Ltd
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Publication of JP2002282108A publication Critical patent/JP2002282108A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 窪み部まわりのクッション材の分布を適正に
し、洗濯が容易にできる枕を提供する。 【解決手段】 クッション材3が充填される袋体10
と、袋体10の略中央部に位置してクッション材3が充
填されない窪み部2とを備える枕1において、袋体10
の内部に窪み部2を含むように仕切られる中央区画室1
5と、この中央区画室15を挟むようにして仕切られる
第一、第二区画室16,17とを備え、各区画室15〜
17にクッション材3を充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寝具の一つである
枕の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の枕として、例えば実用新案登録3
025963号に開示されたものは、図5に示すよう
に、袋体23の内部に仕切られる第一、第二区画室2
1,22を備え、第一、第二区画室21,22の間に袋
体23の略中央部に位置して窪み部24を備える。第
一、第二区画室21,22の内部に異なるクッション材
25,26が充填される一方、窪み部24の内部にはク
ッション材が充填されず、枕に対する頭部の収まりを良
くしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の枕にあっては、第一、第二区画室21,22
の境界部27に窪み部24が設けられているため、境界
部27における窪み部24のまわりにクッション材2
5,26を十分に充填することができず、また、洗濯等
によってクッション材25,26が偏りやすいという問
題点があった。
【0004】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、窪み部まわりのクッション材の分布を適正に
し、洗濯が容易にできる枕を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、クッション材
が充填される袋体と、袋体の略中央部に位置してクッシ
ョン材が他の部位より少ないかもしくはクッション材が
充填されない窪み部とを備える枕において、袋体内部に
窪み部を含むように仕切られる中央区画室と、この中央
区画室を挟むようにして仕切られる第一、第二区画室と
を備え、各区画室にクッション材を充填したことを特徴
とする枕を前記課題の解決手段とした。この枕によれ
ば、中央区画室が窪み部のまわりに設けられることによ
り、窪み部のまわりのクッション材の分布を適正にし、
通常の使用や洗濯等によってクッション材が偏ることを
防止できる。
【0006】本発明は、以下の構成をすることが好まし
い。請求項2記載の発明は、請求項1の枕において、袋
体を吊すための対のループを備え、各ループを第一、第
二区画室の端部にそれぞれ縫い付けたことを特徴とする
ものとした。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または2の枕
において、袋体の外側にずれ止め用ポケットを縫い付け
たことを特徴とするものとした。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1に示すように、枕1はク
ッション材が充填される袋体10を備え、袋体10の略
中央部に凹状の窪み部2が設けられる。窪み部2の内側
にはクッション材が充填されず、この窪み部2が設けら
れることにより、枕1に対する頭部の収まりを良くして
いる。また、窪み部2の内側には他の部位より少ないク
ッション材を充填してもよい。
【0009】図2、図3に示すように、袋体10は略矩
形の上側生地11と下側生地12が袋状に縫い合わされ
る。袋体10の内部に2枚の仕切布13,14が縫い付
けられ、この仕切布13,14によって横方向に延びる
第一区画室16、中央区画室15、第二区画室17がそ
れぞれ仕切られる。上側生地11と下側生地12および
仕切布13,14はポリエステル生地等が用いられ、枕
1の洗濯が容易にできるようになっている。
【0010】図4にも示すように、各仕切布13,14
は窪み部2を挟むように設けられ、各仕切布13,14
の間に中央区画室15が設けられる。中央区画室15は
窪み部2を含むように仕切られる。すなわち、窪み部2
は中央区画室15の中央部に位置して設けられる。
【0011】各区画室15,16,17にクッション材
3が充填される。このクッション材3はポリエステルパ
イプ(パイマー)を主体として、仕様に応じて木屑、淡
水真珠等、種々のものが用いられる。
【0012】枕1は、その洗濯後に物干し器等に吊すた
め、袋体10の一端に対のループ4,5を備える。各ル
ープ4,5が第一、第二区画室16,17の端部にそれ
ぞれ縫い付けられる。
【0013】袋体10の外側にずれ止め用ポケット6,
7が縫い付けられ、このポケット6,7を介して枕1の
ずれ止めが行われる。図4において、ポケット6は第一
区画室16の上部に設けられ、ポケット7は第二区画室
17の下部に設けられる。これにより、枕1の上下がい
ずれになっても、各ポケット6,7のいずれか一方が寝
ている人の首の下に位置するようになっている。
【0014】以上のように構成される本実施の形態につ
いて、作用を説明する。枕1はクッション材が充填され
る袋体10の略中央部に凹状の窪み部2が設けられるこ
とにより、枕1に対する頭部の収まりが良い。
【0015】袋体10の内部に2枚の仕切布13,14
によって横方向に延びる第一区画室16、中央区画室1
5、第二区画室17が仕切られ、中央区画室15は窪み
部2を含むように設けられることにより、窪み部2のま
わりのクッション材3の分布を適正にし、通常の使用や
洗濯等によってクッション材3が偏ることを防止でき
る。
【0016】枕1は、その洗濯後に各ループ4,5を介
して物干し器等に吊して干すことが容易にできる。各ル
ープ4,5が第一、第二区画室16,17の端部にそれ
ぞれ縫い付けられているため、枕1が傾かないように吊
して、クッション材3が偏ることを防止できる。
【0017】ポケット6,7を介してベッドや布団に対
する枕1のずれ止めが行われる。各ポケット6,7のい
ずれか一方が寝ている人の首の下に配置されることによ
り、枕1のずれ止めが効果的に行われる。
【0018】本発明は上記の実施の形態に限定されず
に、その技術的な思想の範囲内において種々の変更が可
能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の枕によれ
ば、通常の使用や洗濯等によってクッション材が偏るこ
とを防止して枕の使い心地を維持でき、洗濯が容易にで
きるという優れた効果を奏する。
【0020】請求項2記載の枕によれば、物干し器等に
吊して干すことが容易にできるという優れた効果を奏す
る。
【0021】請求項3記載の枕によれば、ポケットを介
してベッドや布団に対する枕のずれ止めが行われるとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す枕の斜視図であ
る。
【図2】 同じく枕の平面図である。
【図3】 同じく図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】 同じく図2のB−B線に沿う断面図である。
【図5】 従来例を示す枕の断面図である。
【符号の説明】
1 枕 2 窪み部 3 クッション材 4 ループ 5 ループ 6 ポケット 7 ポケット 10 袋体 11 上側生地 12 下側生地 13 仕切布 14 仕切布 15 中央区画室 16 第一区画室 17 第二区画室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クッション材が充填される袋体と、袋体
    の略中央部に位置してクッション材が他の部位より少な
    いかもしくはクッション材が充填されない窪み部とを備
    える枕において、 袋体内部に窪み部を含むように仕切られる中央区画室
    と、この中央区画室を挟むようにして仕切られる第一、
    第二区画室とを備え、各区画室にクッション材を充填し
    たことを特徴とする枕。
  2. 【請求項2】前記袋体を吊すための対のループを備え、
    各ループを前記第一、第二区画室の端部にそれぞれ縫い
    付けたことを特徴とする請求項1に記載の枕。
  3. 【請求項3】前記袋体の外側にずれ止め用ポケットを縫
    い付けたことを特徴とする請求項1または2に記載の
    枕。
JP2001088554A 2001-03-26 2001-03-26 Pending JP2002282108A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008113933A (ja) * 2006-11-07 2008-05-22 Shuji Saida
NO346242B1 (no) * 2021-01-25 2022-05-09 Mari Cecilie Skreen Ergonomisk sovepute med fire kammer

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