JP3025963U - 枕 - Google Patents

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JP3025963U
JP3025963U JP1995013384U JP1338495U JP3025963U JP 3025963 U JP3025963 U JP 3025963U JP 1995013384 U JP1995013384 U JP 1995013384U JP 1338495 U JP1338495 U JP 1338495U JP 3025963 U JP3025963 U JP 3025963U
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JP
Japan
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pillow
compartment
bag body
strip
compartments
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995013384U
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English (en)
Inventor
小林  隆
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Iwaki Co Ltd
Original Assignee
Iwaki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用時に、全体の高さの低下と型崩れとが防
止され、使用者の好みに合った感触が得られる頭部支持
構造付き枕を提供する。 【解決手段】 この枕は、袋本体部と、この本体部をな
す表裏布の内側に縫合されファスナ21が設けられてい
る第1辺側とこれに対向する第2辺側との間に延在する
隔室用ストリップ22と、ストリップ22により仕切ら
れてなる複数の隔室部12,14と、各隔室部12,1
4に充填された異なった種類のクッション材とを有す
る。この隔室用ストリップ22の中央部は、間にクッシ
ョン材が充填されない2重隔壁ストリップ22bとして
形成されており、この2重隔壁ストリップ22bに対応
する袋本体部の表裏布は内側に凹に形成される。一方の
隔室が押圧されてクッション材が移動しても、隔室用ス
トリップ22により他方の隔室内のクッション材の移動
は効果的に防止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は枕に関し、特に、異なった種類のクッション材が内部に分けて充填さ れるタイプの枕に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より一般に提供されている枕は、単一構成の袋体を有しており、該袋体の 内部には、パンヤ、羽毛、綿,モミガラ、合成樹脂製ビーズ等のクッション材が 充填されている。
【0003】 しかし、この袋体に充填されているクッション材は、上記クッション材の何れ か1つ又はそれらを一様に混合したものからなる一種類のクッション材であり、 使用者が、たとえば、就寝時に、自分の好みに合った枕の硬さや粗さや柔軟性等 の感触を得たく思っても、これを実現することはできなかった。
【0004】 そこで、この問題点を解決するべく、袋体内部を上下(使用状態における上下 )に略均等に2分割して該袋体を2つの隔室部として形成するための隔壁用布材 を袋体の内側に設けると共に、このようにして形成された2つの隔室部に互いに 異なった材質のクッション材を夫々充填してなる隔室タイプの枕が提供されてい る。
【0005】 しかし、この隔室タイプの枕は、たとえば、各隔室に互いに異なった硬さのク ッション材が充填されている場合、硬さがより大きいクッション材を上にした状 態で頭をこの枕上に載せたとき、頭の重さにより、ちょうどスポンジ上に堅板を 載置して該板を下方向に押圧したときのように、下に位置する硬さがより小さい 、つまり、より柔らかいクッション材が上記上に位置する硬さがより大きいクッ ション材によって全体的に下方向に押圧され圧壊する結果、枕全体の高さが低く なる虞れがある。
【0006】 また、上記問題と共に、この隔室タイプの枕は、たとえば、上記の如く各隔室 に互いに異なった硬さのクッション材が充填されている場合、硬さがより大きい クッション材を上にした状態で枕の一方側に頭を載せたとき、枕が傾いて、上に 位置しているクッション材が下方向に流動し、枕全体に型崩れを生じる虞れがあ る。
【0007】 さらに、また、上記問題と共に、この隔室タイプの枕は使用者の頭を支持する 構造を有していないため、たとえば、就寝中に、枕に対する頭部の位置を安定さ せることができないといった問題をも生じている。
【0008】 すなわち、上記各問題点により、この隔室タイプの枕は、使用者にとって使い 勝手の悪いものになっており、使用者に必ずしも快眠を保証するものではなかっ た。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
従って、本考案の解決すべき技術的課題は、使用に際して、全体の高さが低下 せず、型崩れを起こさず、使用者の頭部を支持する構造を備えた隔室タイプの枕 であって、使用者の好みに合った硬さ等の感触が得られる枕を提供することであ る。
【0010】
【課題を解決するための手段・作用・効果】
上記技術的課題を解決するために、本考案によれば、以下の枕が提供される。 すなわち、この枕は、袋体内にクッション材が充填されてなり、上記袋体は、 クッション材が充填された袋本体部と、該袋本体部の略中央に表裏側(使用状態 における表裏側)が共に凹に形成されかつクッション材が充填されていない凹部 領域と、該凹部領域に対して上記袋本体部を前後方向に、つまり頭方向と足方向 に、少なくとも2分割して袋本体部を少なくとも2つ以上の隔室部として構成す るための少なくとも2つ以上の隔壁とを備える。そして、上記クッション材は、 上記隔室部毎に材質が異なる。
【0011】 この構成において、上記袋体は、たとえば、凹部領域を画定する周縁に対応す る位置に、袋体を形成する表布と裏布とを相互に隔てた状態で互いに接続するた めの一連の隔室用布片を設けると共に、凹部領域側に位置する上記隔壁の各一端 部を該隔室用布片に接続して形成したり、上記袋体を形成する表布と裏布とを上 記凹部領域を画定する周縁に対応する上記位置で互いに直接接続して形成したり することができる。
【0012】 上記クッション材として、たとえば、パンヤ、羽毛、綿,モミガラ、合成樹脂 製ビーズ等が好適に使用される。
【0013】 この構成によれば、使用者が、たとえば、後頭部を上記袋体の凹部領域内に置 いたときに首部が一つの隔室部を押圧した場合、該隔室部内に充填されているク ッション材は首部で圧迫されている部位以外の他の部位に移動しようとするが、 クッション材の移動領域は上記1つの隔室部内に限定されているため、つまり、 他の隔室部内のクッション材は上記1つの隔室部内のクッション材の移動の影響 を実質的に受けないため、上記1つの隔室部が沈下等の変形を受けた場合であっ ても、他の隔室部の変形ば防止され、従って、枕全体の沈下や、枕全体の型崩れ は確実に防止される。
【0014】 また、上記構成によれば、上記袋体の上記凹部領域は、使用者の頭部を支持す る支持構造として機能し、たとえば就寝中、枕に対する頭の位置を安定させるこ とができる。
【0015】 さらに、また、上記構成によれば、上記各隔室部内には、互いに材質が異なる クッション材が充填されており、各材質が有する特有の硬さや、粗さや、弾力性 や、柔軟性等により、各隔室部に対応する袋本体部表面の感触が異なっているた め、使用者は、たとえば、就寝時に、枕の上記前後方向を反転させる等して、自 分の好みに合った枕の感触を得ることができる。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の1実施形態を図1〜3に従って詳細に説明する。
【0017】 図1は、本実施形態に係る枕の全体平面図、図2は、図1の枕のII-II線断面 図であり、図3は、図1の枕のIII-III断面図である。
【0018】 この枕は、1対の大略長方形状の袋体構成布の外縁部3辺を互いに縫合して残 りの1辺の一部を開閉自在に構成した袋体10と、該袋体10の内側に縫合され 該袋体内部を2分割して2つの隔室部を形成する布製隔室用ストリップと、袋体 10の内部に充填されているクッション材とを備える。
【0019】 すなわち、図において、参照符号10A,10Bは袋体10を構成する上記1 対の袋体構成布、20は該1対の袋体構成布10A,10Bの外縁部3辺を夫々 一旦内側に折り返した状態で互いに固定している縫合糸、21は上記袋体構成布 10A,10Bの外縁部の他の1辺に開閉自在に設けられたファスナ、22は上 記ファスナ21が設けられている第1辺側と該第1辺側に対向する第2辺側との 各中心を結ぶ線上で袋体10の内部を2分割するための隔室用ストリップであっ てその長手方向の上縁部と下縁部とが上記1対の各袋体構成布10A,10Bの 内側に夫々縫合されている隔室用ストリップであり、16,18は該隔室用スト リップ22により袋体10の内部が2分割されてなる2つの隔室部12,14内 に夫々充填されている硬さが異なった2種類のクッション材である。
【0020】 上記隔室用ストリップ22と上記ファスナ21との上記相対位置により、ファ スナ開口時に、クッション材16,18を上記1対の各隔室部12,14に夫々 充填することができるようになっている。
【0021】 ところで、上記隔室用ストリップ22は、図に示すように、上記ファスナ21 が設けられている第1辺側と、該第1辺側に対向する第2辺側においては、夫々 、単一の隔室用ストリップからなる単一隔壁ストリップ22aとして構成されて いる。一方、上記隔室用ストリップ22は、その中央部においては、上記1対の 単一隔壁ストリップ22aの対向端部に夫々縫合された2重隔壁ストリップ22 bとして構成されており、該各2重隔壁ストリップ22bは、その上縁部と下縁 部が夫々上記各袋体構成布10A,10Bの内側に縫合されており、該各2重壁 ストリップの間には、上記クッション材16,18が内側に充填されていない平 面視菱形状のスペース25が形成されている。
【0022】 ここで、上記1対の各袋体構成布10A,10Bは、図2に良く示すように、 上記スペース25に対応する部位が袋体10の表裏側の何れにおいても内側に凹 に形成されており、使用時に、たとえば、後頭部をこの凹部27内に載せること により、頭全体を枕に対して安定させることができるようになっている。
【0023】 本実施形態の枕は、上記1対の各隔室部12,14内に、該各隔室部毎に硬さ が異なる2種類の材質がクッション材16,18として充填されており、使用者 が各隔室部12,14に対応する袋体構成布10A,10Bの表面に触れたとき に硬い柔らかいといった異なった感触が得られるようになっているが、クッショ ン材としては、本実施形態に記載の材質に限定されることはなく、たとえば、目 が粗い/細かい材質のクッション材や、弾力性が大きい/小さい材質のクッショ ン材等を用いて、消費者の多様な好みに合った感触が得られる枕を提供すること ができる。
【0024】 また、本実施形態の枕は、上記の如く、その外周部の一か所に開閉自在のファ スナ21が設けられており、該ファスナ21通して各隔室部12,14内のクッ ション材16,18の量の調整が図れるようになっている。このようにクッショ ン材16,18の量を調整することにより、消費者の多様な好みに合った高さの 枕を提供することができる。
【0025】 本実施形態においては、上記の如く、2つの単一隔壁ストリップ22aを用い て袋体10の内部を2つの隔室部12,14として構成しているが、単一隔壁ス トリップを袋体内部に3つ以上設けて袋体を3つ以上の隔室部として構成すると 共に、各隔室部内に互いに種類が異なった材質のクッション材を充填することも できる。
【0026】 また、本実施形態においては、上記凹部27に対応する位置に上記2重隔壁ス トリップ22bを用いて上記1対の袋体構成布10A,10Bを互いに内側に絞 り込んでいるが、このような2重隔壁ストリップを設けずに、上記凹部27に対 応する位置で袋体構成布10A,10B同士を互いに直接縫合してもよいことは いうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の1実施形態に係る枕の全体平面図で
ある。
【図2】 図1に示した枕のII−II線断面図である。
【図3】 図1に示した枕のIII−III線断面図である。
【符号の説明】
10 袋体 10A,10B 袋体構成布 12,14 隔室部 16,18 クッション材 20 縫合糸 21 ファスナ 22 隔室用ストリップ 22a 単一隔壁ストリップ 22b 2重隔壁ストリップ 25 スペース 27 凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋体(10)内にクッション材(16,
    18)を充填してなる枕において、 上記袋体(10)は、クッション材(16,18)が充
    填された袋本体部と、該袋本体部の略中央に表裏側が共
    に凹に形成されかつクッション材(16,18)が充填
    されていない凹部領域(27)と、該凹部領域(27)
    に対して上記袋本体部を前後方向に少なくとも2分割し
    て袋本体部を少なくとも2つ以上の隔室部(12,1
    4)として構成するための少なくとも2つ以上の隔壁
    (22a)とを備え、 上記クッション材(16,18)は、上記隔室部(1
    2,14)毎に材質が異なることを特徴とする枕。
JP1995013384U 1995-12-18 1995-12-18 Expired - Lifetime JP3025963U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0679362B2 (ja) * 1987-01-28 1994-10-05 武 寺垣 レコ−ドプレ−ヤ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0679362B2 (ja) * 1987-01-28 1994-10-05 武 寺垣 レコ−ドプレ−ヤ

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