JP3025484U - 仰臥、横臥対応枕 - Google Patents

仰臥、横臥対応枕

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JP3025484U
JP3025484U JP1995014441U JP1444195U JP3025484U JP 3025484 U JP3025484 U JP 3025484U JP 1995014441 U JP1995014441 U JP 1995014441U JP 1444195 U JP1444195 U JP 1444195U JP 3025484 U JP3025484 U JP 3025484U
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support unit
unit
side head
temporal
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JP1995014441U
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勝也 加藤
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勝也 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、仰臥位での頚椎部の支持、後頭部
の安定収納、横臥位での側頭部及び頚椎部の支持を行う
ことで安定した自然体での睡眠姿勢を保つことができる
仰臥、横臥対応枕を提供する。 【解決手段】 仰臥、横臥対応枕10の枕袋体12の幅
方向一端部には第1側頭部支持ユニット14が内設さ
れ、幅方向他端部には第2側頭部支持ユニット16が内
設されている。また、第1側頭部支持ユニット14と第
2側頭部支持ユニット16との間には後頭部支持ユニッ
ト18が配設されている。これら第1側頭部支持ユニッ
ト14,第2側頭部支持ユニット16,後頭部支持ユニ
ット18は布地で形成された第1側頭部支持ユニット袋
体14A,第2側頭部支持ユニット袋体16A,後頭部
支持ユニット袋体18Aに芯材20を充填して形成され
ている。第1側頭部支持ユニット14と第2側頭部支持
ユニット16は同じ高さ寸法に形成され、後頭部支持ユ
ニット18の高さ寸法は前記第1側頭部支持ユニット1
4,第2側頭部支持ユニット16の高さ寸法より低く形
成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、枕に関し、詳しくは仰臥位でも横臥位でも安眠できる仰臥、横臥対 応枕に関する。
【0002】
【従来の技術】
枕をした場合の人間の睡眠姿勢及び睡眠中の寝返りの行動は人間工学的、生理 学的にみて一定の行動をとっている。つまり枕を必要とするのは人間の体型から 最も楽な自然体での睡眠姿勢を作るために、自然発生的に生じたものである。 ところが、従来、枕については余り科学的に研究されておらず、一般的には単 に充填物を袋の中に詰め、枕の形を作って枕としていることが多い。 そこで、最近、頚椎部を支持することが生理学的にみて呼吸、循環に良い影響 を与えることから、頚椎支持型枕が各種提案されている。 しかし、単に頚椎を支持するだけでは仰臥位状態,横臥位状態で安眠すること は困難である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記事実に鑑みなされたものであり、仰臥位での頚椎部の支持、後頭 部の安定収納、横臥位での側頭部及び頚椎部の支持を行うことで安定した自然体 での睡眠姿勢を保つことができる仰臥、横臥対応枕を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、枕袋体と、この枕袋体の幅方向一端部に内設された第1側 頭部支持ユニットと、前記枕袋体の幅方向他端部に内設された第2側頭部支持ユ ニットと、前記枕袋体の第1側頭部支持ユニットと第2側頭部支持ユニットとの 間に配設され前記第1側頭部支持ユニット及び第2側頭部支持ユニットより低く 形成された後頭部支持ユニットと、この後頭部支持ユニットの内部に枕の前後方 向一端部に形成された第1頚椎支持部と、前記後頭部支持ユニットの内部に枕の 前後方向他端部に形成された第2頚椎支持部と、前記後頭部支持ユニットの内部 の第1頚椎支持部と第2頚椎支持部との間に形成されると共に前記第1頚椎支持 部及び第2頚椎支持部より低く形成された後頭部支持部と、を有してなることを 特徴としている。 請求項2の考案は、枕袋体と、この枕袋体の幅方向一端部に仕切壁によって区 画形成された第1側頭部支持ユニット部と、前記枕袋体の幅方向他端部に仕切壁 によって区画形成された第2側頭部支持ユニット部と、前記枕袋体の第1側頭部 支持ユニット部と第2側頭部支持ユニット部との間に仕切壁によって区画形成さ れると共に前記第1側頭部支持ユニット部及び第2側頭部支持ユニット部より低 く形成された後頭部支持ユニット部と、この後頭部支持ユニット部の内部に枕の 前後方向一端部に仕切壁によって区画形成された第1頚椎支持部と、前記後頭部 支持ユニット部の内部に枕の前後方向他端部に仕切壁によって区画形成された第 2頚椎支持部と、前記後頭部支持ユニット部の内部の第1頚椎支持部と第2頚椎 支持部との間に仕切壁によって区画形成されると共に前記第1頚椎支持部及び第 2頚椎支持部より低く形成された後頭部支持部と、を有してなることを特徴とし ている。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1乃至図4には本考案に係る仰臥、横臥対応枕の第1実施例が示されている 。 図1に示すように仰臥、横臥対応枕10の枕袋体12は適宜材料から形成され た布地で袋状に形成されている。この枕袋体12には図示しない開口部が形成さ れ開口部にはファスナーが取り付けられている。この枕袋体12の幅方向寸法A は前後方向寸法Bより長く形成されている。 前記枕袋体12の幅方向一端部には第1側頭部支持ユニット14が内設され、 幅方向他端部には第2側頭部支持ユニット16が内設されている。また、第1側 頭部支持ユニット14と第2側頭部支持ユニット16との間には後頭部支持ユニ ット18が配設されている。これら第1側頭部支持ユニット14,第2側頭部支 持ユニット16,後頭部支持ユニット18は布地で形成された第1側頭部支持ユ ニット袋体14A,第2側頭部支持ユニット袋体16A,後頭部支持ユニット袋 体18Aに芯材20を充填して形成されている。この実施例では芯材20として プラスチックで形成されたプラスチックパイプ体が使用されている。 前記第1側頭部支持ユニット袋体14A,第2側頭部支持ユニット袋体16A ,後頭部支持ユニット袋体18Aには図示しない開口部が形成され開口部には図 示しないファスナーが取り付けられ、開口部から前記芯材20を充填できるよう になっている。 図4に示すように、第1側頭部支持ユニット14と第2側頭部支持ユニット1 6は同じ高さ寸法に形成され、後頭部支持ユニット18の高さ寸法は前記第1側 頭部支持ユニット14,第2側頭部支持ユニット16の高さ寸法より低く形成さ れている。なお、通常後頭部支持ユニット18の高さ寸法は前記第1側頭部支持 ユニット14,第2側頭部支持ユニット16の高さ寸法より約1cmくらい低く 形成すれば横臥位の状態は無理なく保たれる。 図1に示すように、前記後頭部支持ユニット18の内部は仰臥、横臥対応枕1 0の前後方向に沿って3室に区画され、一端部から他端部に向かって第1頚椎支 持部22、後頭部収納部24、第2頚椎支持部26が連続形成されている。 図2に示すように、前記第1頚椎支持部22と第2頚椎支持部26の高さ寸法 は同一寸法に形成されている。これら第1頚椎支持部22,第2頚椎支持部26 の高さ寸法は頚椎湾曲の深さによって決まるが、一般的に男性の場合で約4.1 cm、女性の場合で約3.2cmぐらいに設定するのが好ましい。 また、前記後頭部収納部24の高さ寸法は前記第1頚椎支持部22,第2頚椎 支持部26の高さ寸法より低く形成されている。前記後頭部収納部24の高さ寸 法は後頭部を収納した場合に仰臥位で顔面仰角が5度前後になるような高さにす るのが望ましい。 なお、前記第1側頭部支持ユニット14,第2側頭部支持ユニット16,後頭 部支持ユニット18には開口部が形成されているので、使用者は芯材20を増減 することにより自分に最適な高さに調節することが容易に可能である。
【0006】 次に、第1実施例の作用について説明する。 図2に示すように、仰臥位になって頭部Tを後頭部支持ユニット18に対応さ せると(図3に示すBの位置)、図2に示されるように後頭部T1は後頭部収納 部24に安定して収容されると共に頚椎部T2は第2頚椎支持部26に支持され る。これにより、頭部Tは確実に保持されるので安眠することができる。 また、睡眠中に寝返りをして横臥位になると(図3に示すA又はCの位置)、 図4に示されるように側頭部T3及び頚椎部T2は共に第1側頭部支持ユニット 14又は第2側頭部支持ユニット16に支持される。従って、寝返りをして横臥 位状態になっても頭部Tは確実に保持されるので横臥位でも安眠することができ る。
【0007】 図5には、本考案に係る仰臥、横臥対応枕の第2実施例が示されている。 なお、第1実施例と同一の構成は同一の符号を用いてその説明を省略する。 図5に示すように仰臥、横臥対応枕30の枕袋体12の内部には仕切壁32が 一体形成されている。この仕切壁32によって第1側頭部支持ユニット部34, 第2側頭部支持ユニット部36,後頭部支持ユニット部38が区画形成されてい る。これら第1側頭部支持ユニット部34,第2側頭部支持ユニット部36,後 頭部支持ユニット部38には芯材20が充填されている。 また、前記後頭部支持ユニット部38の内部も仕切壁32によって第1頚椎支 持部22、後頭部収納部24、第2頚椎支持部26が区画形成されている。 従って、第2実施例では、枕袋体12の内部が仕切壁32によって予め第1側 頭部支持ユニット部34,第2側頭部支持ユニット部36,第1頚椎支持部22 ,後頭部収納部24,第2頚椎支持部26が区画形成されているので、芯材20 を第1側頭部支持ユニット部34,第2側頭部支持ユニット部36,第1頚椎支 持部22,後頭部収納部24,第2頚椎支持部26に吹き込むことができるので 、仰臥、横臥対応枕30の製造効率を向上させることができる。 なお、他の構成及び作用は第1実施例と同一であるので、その説明は省略する 。
【0008】 なお、実施例では前記第1頚椎支持部22と第2頚椎支持部26の高さ寸法を 同一高さに設定したが、前記第1頚椎支持部22と第2頚椎支持部26の高さ寸 法は異なるように設定してもよい。 また、実施例では前記芯材20としてプラスチックで形成されたプラスチック パイプ体を用いたが、これに限定されるものではなくプラスチックで形成された プラスチック球体や、蕎麦殻,羽毛,羽根,スポンジ,パンヤ,シルク等の綿状 のもの等他の材料や他の形状のものを用いてもよい。 なお、実施例では頚椎部T2は第2頚椎支持部26に支持されたが仰臥、横臥 対応枕10,30を逆にして使用すれば頚椎部T2は第1頚椎支持部22に支持 されることは勿論である。
【0009】
【考案の効果】
以上説明した如く、本考案に係る仰臥、横臥対応枕は、仰臥位では後頭部及び 頚椎部を確実に支持し、横臥位では側頭部及び頚椎部を確実に支持できるのでど のような姿勢でも安眠することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施例の仰臥、横臥対応枕の横断面
図である。
【図2】図2は第1実施例の仰臥、横臥対応枕の縦断面
図である。
【図3】図3は第1実施例の仰臥、横臥対応枕の作用説
明図である。
【図4】図4は第1実施例の仰臥、横臥対応枕の作用説
明図である。
【図5】図5は第2実施例の仰臥、横臥対応枕の横断面
図である。
【符号の説明】
10・・・仰臥、横臥対応枕 12・・・枕袋体 14・・・第1側頭部支持ユニット 16・・・第2側頭部支持ユニット 18・・・後頭部支持ユニット 22・・・第1頚椎支持部 24・・・後頭部収納部 26・・・第2頚椎支持部 30・・・仰臥、横臥対応枕 32・・・仕切壁 34・・・第1側頭部支持ユニット部 36・・・第2側頭部支持ユニット部 38・・・後頭部支持ユニット部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枕袋体と、この枕袋体の幅方向一端部に
    内設された第1側頭部支持ユニットと、前記枕袋体の幅
    方向他端部に内設された第2側頭部支持ユニットと、前
    記枕袋体の第1側頭部支持ユニットと第2側頭部支持ユ
    ニットとの間に配設され前記第1側頭部支持ユニット及
    び第2側頭部支持ユニットより低く形成された後頭部支
    持ユニットと、この後頭部支持ユニットの内部に枕の前
    後方向一端部に形成された第1頚椎支持部と、前記後頭
    部支持ユニットの内部に枕の前後方向他端部に形成され
    た第2頚椎支持部と、前記後頭部支持ユニットの内部の
    第1頚椎支持部と第2頚椎支持部との間に形成されると
    共に前記第1頚椎支持部及び第2頚椎支持部より低く形
    成された後頭部支持部と、を有してなることを特徴とす
    る仰臥、横臥対応枕。
  2. 【請求項2】 枕袋体と、この枕袋体の幅方向一端部に
    仕切壁によって区画形成された第1側頭部支持ユニット
    部と、前記枕袋体の幅方向他端部に仕切壁によって区画
    形成された第2側頭部支持ユニット部と、前記枕袋体の
    第1側頭部支持ユニット部と第2側頭部支持ユニット部
    との間に仕切壁によって区画形成されると共に前記第1
    側頭部支持ユニット部及び第2側頭部支持ユニット部よ
    り低く形成された後頭部支持ユニット部と、この後頭部
    支持ユニット部の内部に枕の前後方向一端部に仕切壁に
    よって区画形成された第1頚椎支持部と、前記後頭部支
    持ユニット部の内部に枕の前後方向他端部に仕切壁によ
    って区画形成された第2頚椎支持部と、前記後頭部支持
    ユニット部の内部の第1頚椎支持部と第2頚椎支持部と
    の間に仕切壁によって区画形成されると共に前記第1頚
    椎支持部及び第2頚椎支持部より低く形成された後頭部
    支持部と、を有してなることを特徴とする仰臥、横臥対
    応枕。
JP1995014441U 1995-12-05 1995-12-05 仰臥、横臥対応枕 Expired - Lifetime JP3025484U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7421668B1 (ja) 2023-01-17 2024-01-24 株式会社イッティ

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