JP2002319563A - 基板処理装置及び基板処理方法 - Google Patents

基板処理装置及び基板処理方法

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JP2002319563A
JP2002319563A JP2001122076A JP2001122076A JP2002319563A JP 2002319563 A JP2002319563 A JP 2002319563A JP 2001122076 A JP2001122076 A JP 2001122076A JP 2001122076 A JP2001122076 A JP 2001122076A JP 2002319563 A JP2002319563 A JP 2002319563A
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substrate
holding
holding means
mounting
mounting portion
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Application number
JP2001122076A
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English (en)
Inventor
Masaya Aoki
賢哉 青木
Shigeto Tsuruta
茂登 鶴田
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保持手段にほぼ水平に載置されて保持される
べき被処理基板の載置状態の良否について正確で信頼性
の高い検査をおこなうこと。 【解決手段】 メカニカルチャック68は基板Gよりも
一回り大きな矩形形状の板体からなり、そのチャック上
面には、基板Gをほぼ水平に載置するための手段たとえ
ば同じ高さの多数の支持ピン70が適当な配置パターン
で離散的に固定取付されるとともに、基板Gの四隅の角
部を両側面で保持するための手段たとえば保持ピン72
が固定取付されている。メカニカルチャック68に基板
Gが正しく(ほぼ水平に)載置されているか否かを検査
するために、カップ64の周囲に所定の高さ位置で互い
に水平に対向する発光素子102および受光素子104
の対または組を複数たとえば2組(102(1),104
(1)),(102(2),104(2))設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理基板を水平
姿勢に保持して基板に所定の処理を施す基板処理装置ま
たは基板処理方法に係り、特に処理時に基板をスピン回
転させたり、あるいは基板の被処理面に物理的な外力を
加える基板処理装置または基板処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、液晶表示ディスプレイ(LC
D)製造のフォトリソグラフィー工程で用いられるブラ
ッシングまたはスクラビング洗浄装置においては、LC
D基板を載置して保持する回転可能なチャックを基板よ
りも一回り大きな矩形に形成し、チャックの四隅に立設
または突設した各一対の保持ピンによって基板の各角隅
部を両側(両辺)から機械的に保持するようにして基板
をチャック上で水平に保持するような基板保持機構を採
用することがある。
【0003】上記のようなメカニカル式の基板保持機構
では、メカニカルチャック上に基板がきちんと載置され
ることが肝要である。ずれて載置されると、基板の四隅
の角部が保持ピンの内側に全部入り切れず、いずれかの
角隅部にて基板の端部が保持ピンに乗り上げてしまう。
この状態で洗浄処理を実行したならば、保持ピンに乗り
上げている基板の端部が洗浄ブラシに当たって損傷また
は破損したり、スピン乾燥時に基板が遠心力でメカニカ
ルチャックから飛び出て脱落する等の不都合な事態が起
こり得る。
【0004】従来は、そのようなメカニカルチャックに
おける基板の載置状態を検査するために、メカニカルチ
ャックの中心部に形成した開口の内側に基板昇降専用の
バキューム式チャックを設けている。処理対象の基板を
メカニカルチャックに載置するときは、先ずメカニカル
チャックの直上で外部搬送装置がバキュームチャックに
基板を載せ、次いでバキュームチャックが基板の裏面を
真空吸着力で保持しながら所定の基板移載位置まで下降
することで、基板がメカニカルチャックに移載または載
置される。
【0005】この時、該基板移載位置にてバキュームチ
ャックにおける真空吸着圧力が所定値以上あるときは、
基板がメカニカルチャックに正しく(つまりほぼ水平
に)載置されたものと判断し、洗浄処理を実行する。し
かし、真空吸着圧力が上記所定値よりも低くなっている
ときは、メカニカルチャックに基板が正しく載置されて
はいないものと判断し、洗浄処理を中止する。つまり、
メカニカルチャックに基板が正しく載置されず、上記の
ようにいずれかの基板角隅部にて基板の端部が保持ピン
に乗り上げているときは、その基板端部付近から基板中
心部にかけて基板が反ることによりバキュームチャック
の真空吸着面と基板との間に隙間が生まれ、真空吸着圧
力が顕著に低下することに着目したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなバキュー
ムチャックの真空吸着圧力に基づいて基板の載置状態を
検査する技法は、比較的小さなサイズの基板に対しては
有効であるが、大きいサイズの基板に対しては有効に機
能し得ず信頼性が低いという問題がある。つまり、基板
がメカニカルチャックにきちんと載置されてなくていず
れかの角隅部にて基板の端部が保持ピンに乗り上げてい
る場合でも、基板サイズが大きいと、基板端部から基板
中心部までの距離が長いため、基板端部の反りが基板中
心部に届かなくなって、基板中心部とバキュームチャッ
クの真空吸着面との間には良好な密着状態が維持され
(両者の間に隙間が形成されず)、真空吸着圧力は正常
の値を示すことがある。そうすると、従来の技法では、
基板がメカニカルチャックにきちんと載置されているも
のと誤認してしまい、その誤認に基づいて処理を実行す
ることで、上記のような望ましくない事態を招く結果と
なっていた。
【0007】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み
てなされたもので、保持手段にほぼ水平に載置されて保
持されるべき被処理基板の載置状態の良否について正確
で信頼性の高い検査を可能とし、基板処理の安全性およ
び品質管理を向上させるようにした基板処理装置および
基板処理方法を提供することを目的とする。
【0008】本発明の別の目的は、保持手段における被
処理基板の載置状態を比較的簡易な構成で正確に検査で
きるようにした基板処理装置および基板処理方法を提供
することを目的とする。
【0009】本発明の他の目的は、保持手段における被
処理基板の載置不良状態を可及的に矯正して歩留まりの
向上をはかる基板処理装置および基板処理方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の基板処理装置は、ほぼ水平な載置
部を有し、前記載置部に被処理基板を載置して保持する
保持手段と、前記保持手段の載置部に前記基板が実質的
に水平状態で載置されているか否かを光学的に検査する
ための基板載置状態検査手段とを有する構成とした。
【0011】上記第1の基板処理装置の構成において
は、基板載置状態検査手段によって、保持手段に基板が
実質的に水平状態で載置されているのか否かを光学的に
検査することにより、高い精度で正確な検査結果を得る
ことができる。
【0012】上記第1の基板処理装置において、基板載
置状態検査手段の好ましい形態は、ほぼ同じ高さ位置で
互いに対向して保持手段の周囲に配置された1組または
複数組の発光手段および受光手段を含む構成である。か
かる構成によれば、簡易な機構によって信頼性の高い光
学式の検査を実現することができる。この形態において
は、保持手段が上面の開口したカップ状の処理容器の中
に配置されるときは、各組の発光手段および受光手段が
処理容器の側壁に形成された窓部を介して互いに対向す
るように処理容器の外に配置される構成としてよい。
【0013】また、上記第1の基板処理装置において、
保持手段の好ましい一形態は、基板の水平方向の移動を
規制するように基板の側面に接する保持部材を有する構
成である。基板が矩形であるときは、保持部材が基板の
各角隅部にて基板の直交する両側面に接するように設け
られてよい。この場合、基板載置状態検査手段において
は、保持手段上の基板の載置状態を検査する際に、各組
の発光手段および受光手段を基板のほぼ対角線上で対向
させる構成としてよい。このように、基板の端部、特に
矩形の基板の場合は基板角隅部付近を光路が通るように
各組の発光手段および受光手段を対向配置することで、
基板の載置状態を高い確度で検査することができる。
【0014】本発明の第2の基板処理装置は、ほぼ水平
な載置部を有し、前記載置部に被処理基板を載置して保
持する保持手段と、前記保持部材に設けられ、前記保持
手段の載置部に載置されている前記基板の所定の部位と
の接触の有無に基づいて、前記保持手段の載置部に前記
基板が実質的に水平状態で載置されているか否かを検査
する基板載置状態検査手段とを有する構成とした。
【0015】上記第2の基板処理装置の構成において
は、保持手段に基板が実質的に水平状態で載置されてい
るのか否かを基板載置状態検査手段が接触式で検査する
ことにより、高い精度で正確な検査結果を得ることがで
きる。
【0016】上記第2の基板処理装置において、好まし
い一形態は、保持手段が基板の水平方向の移動を規制す
るように基板の側面に接するピン状の保持部材を有し、
基板載置状態検査手段が保持手段に設けられた接触式の
位置センサを有する構成である。かかる構成において
は、基板が保持手段に正しく載置されないときは基板の
一端部がピン状保持部材に乗り上げるので、接触式の位
置センサによりその載置不良状態を検出することができ
る。
【0017】本発明の第3の基板処理装置は、ほぼ水平
な載置部を有し、前記載置部に被処理基板を載置して保
持する保持手段と、前記保持部材に設けられ、前記保持
手段の載置部に載置されている前記基板の所定の部位と
の距離間隔に基づいて、前記保持手段の載置部に前記基
板が実質的に水平状態で載置されているか否かを検査す
る基板載置状態検査手段とを有する構成とした。
【0018】上記第3の基板処理装置の構成において
は、保持手段に基板が実質的に水平状態で載置されてい
るのか否かを基板載置状態検査手段が基板の所定の部位
たとえば基板端部との距離間隔に基づいて検査すること
により、高い精度で正確な検査結果を得ることができ
る。
【0019】本発明の第1の基板処理方法は、本発明の
基板処理装置において被処理基板に所定の処理を施すた
めの基板処理方法であって、前記保持手段の載置部に前
記基板を載置する第1の工程と、前記保持手段の載置部
に前記基板が実質的に水平状態で載置されている否かを
前記基板載置状態検査手段によって検査する第2の工程
と、前記第2の工程で前記基板が実質的に水平状態では
ないとの検査結果が出されたときは、前記基板を前記保
持手段の載置部から持ち上げる第3の工程とを有する。
【0020】上記第1の基板処理方法によれば、保持手
段における基板の載置状態を高い精度で正確に検査でき
るうえ、載置不良の場合は基板を保持手段の載置部から
持ち上げることにより、載置不良状態のままで処理を実
行してしまうことの危険性や無駄を確実に回避すること
ができる。
【0021】本発明の第2の基板処理方法は、上記第1
の基板処理方法において、前記第3の工程の後に、前記
保持手段の載置部に前記基板を再度載置する第4の工程
と、前記保持手段の載置部に再度載置されている前記基
板が実質的に水平状態であるか否かを前記基板載置状態
検査手段によって検査する第5の工程とを有する。
【0022】上記第2の基板処理方法によれば、載置不
良と判断された基板を保持手段から持ち上げたのち再度
保持手段に載置し、しかもその再載置状態の良否を基板
載置状態検査手段によって検査することにより、正常載
置化のための処置(再試行)とその成否の確認を適確に
行うことができる。
【0023】本発明の第3の基板処理方法は、上記第1
または第2の基板処理方法において、前記基板載置状態
検査手段により前記基板が実質的に水平状態ではないと
の検査結果が出されたときは、前記保持手段を回転振動
させる。
【0024】上記第3の基板処理方法によれば、載置不
良と判断された基板に対して保持手段を回転振動させる
ことにより、正常な載置状態とするための効果的な矯正
処置を行うことができる。この場合、回転振動中または
終了後に基板載置状態検査手段によって基板の載置状態
を検査することにより、矯正処置の成否を迅速または適
確に確認することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図を参照して本発明の
好適な実施形態を説明する。
【0026】図1に、本発明の基板処理装置が適用可能
な構成例として塗布現像処理システムを示す。この塗布
現像処理システムは、クリーンルーム内に設置され、た
とえばLCD基板を被処理基板とし、LCD製造プロセ
スにおいてフォトリソグラフィー工程の中の洗浄、レジ
スト塗布、プリベーク、現像およびポストベークの各処
理を行うものである。露光処理は、このシステムに隣接
して設置される外部の露光装置(図示せず)で行われ
る。
【0027】この塗布現像処理システムは、大きく分け
て、カセットステーション(C/S)10と、プロセス
ステーション(P/S)12と、インタフェース部(I
/F)14とで構成される。
【0028】システムの一端部に設置されるカセットス
テーション(C/S)10は、複数の基板Gを収容する
カセットCを所定数たとえば4個まで載置可能なカセッ
トステージ16と、このステージ12上のカセットCに
ついて基板Gの出し入れを行う搬送機構20とを備えて
いる。この搬送機構20は、基板Gを保持できる手段た
とえば搬送アームを有し、X,Y,Z,θの4軸で動作
可能であり、後述するプロセスステーション(P/S)
12側の搬送装置38と基板Gの受け渡しを行えるよう
になっている。
【0029】プロセスステーション(P/S)12は、
上記カセットステーション(C/S)10側から順に洗
浄プロセス部22と、塗布プロセス部24と、現像プロ
セス部26とを基板中継部23、薬液供給ユニット25
およびスペース27を介して(挟んで)横一列に設けて
いる。
【0030】洗浄プロセス部22は、2つのスクラバ洗
浄ユニット(SCR)28と、上下2段の紫外線照射/
冷却ユニット(UV/COL)30と、加熱ユニット
(HP)32と、冷却ユニット(COL)34とを含ん
でいる。
【0031】塗布プロセス部24は、レジスト塗布ユニ
ット(CT)40と、減圧乾燥ユニット(VD)42
と、エッジリムーバ・ユニット(ER)44と、上下2
段型アドヒージョン/冷却ユニット(AD/COL)4
6と、上下2段型加熱/冷却ユニット(HP/COL)
48と、加熱ユニット(HP)50とを含んでいる。
【0032】現像プロセス部26は、3つの現像ユニッ
ト(DEV)52と、2つの上下2段型加熱/冷却ユニ
ット(HP/COL)54と、加熱ユニット(HP)5
6とを含んでいる。
【0033】各プロセス部22,24,26の中央部に
は長手方向に搬送路36,52,58が設けられ、主搬
送装置38,54,60が各搬送路に沿って移動して各
プロセス部内の各ユニットにアクセスし、基板Gの搬入
/搬出または搬送を行うようになっている。なお、この
システムでは、各プロセス部22,24,26におい
て、搬送路36,52,58の一方の側にスピンナ系の
ユニット(SCR,CT,DEV等)が配置され、他方
の側に熱処理系のユニット(HP,COL等)が配置さ
れている。
【0034】システムの他端部に設置されるインタフェ
ース部(I/F)14は、プロセスステーション12と
隣接する側にイクステンション(基板受け渡し部)57
およびバッファステージ56を設け、露光装置と隣接す
る側に搬送機構59を設けている。
【0035】図2に、この塗布現像処理システムにおけ
る処理の手順を示す。先ず、カセットステーション(C
/S)10において、搬送機構20が、ステージ12上
の所定のカセットCの中から1つの基板Gを取り出し、
プロセスステーション(P/S)12の洗浄プロセス部
22の搬送装置38に渡す(ステップS1)。
【0036】洗浄プロセス部22において、基板Gは、
先ず紫外線照射/冷却ユニット(UV/COL)30に
順次搬入され、最初の紫外線照射ユニット(UV)では
紫外線照射による乾式洗浄を施され、次の冷却ユニット
(COL)では所定温度まで冷却される(ステップS
2)。この紫外線洗浄では主として基板表面の有機物が
除去される。
【0037】次に、基板Gはスクラバ洗浄ユニット(S
CR)28の1つでスクラビング洗浄処理を受け、基板
表面から粒子状の汚れが除去される(ステップS3)。
スクラビング洗浄の後、基板Gは、加熱ユニット(H
P)32で加熱による脱水処理を受け(ステップS
4)、次いで冷却ユニット(COL)34で一定の基板
温度まで冷却される(ステップS5)。これで洗浄プロ
セス部22における前処理が終了し、基板Gは、主搬送
装置38により基板受け渡し部23を介して塗布プロセ
ス部24へ搬送される。
【0038】塗布プロセス部24において、基板Gは、
先ずアドヒージョン/冷却ユニット(AD/COL)4
6に順次搬入され、最初のアドヒージョンユニット(A
D)では疎水化処理(HMDS)を受け(ステップS
6)、次の冷却ユニット(COL)で一定の基板温度ま
で冷却される(ステップS7)。
【0039】その後、基板Gは、レジスト塗布ユニット
(CT)40でレジスト液を塗布され、次いで減圧乾燥
ユニット(VD)42で減圧による乾燥処理を受け、次
いでエッジリムーバ・ユニット(ER)44で基板周縁
部の余分(不要)なレジストを除かれる(ステップS
8)。
【0040】次に、基板Gは、加熱/冷却ユニット(H
P/COL)48に順次搬入され、最初の加熱ユニット
(HP)では塗布後のベーキング(プリベーク)が行わ
れ(ステップS9)、次に冷却ユニット(COL)で一
定の基板温度まで冷却される(ステップS10)。なお、
この塗布後のベーキングに加熱ユニット(HP)50を
用いることもできる。
【0041】上記塗布処理の後、基板Gは、塗布プロセ
ス部24の主搬送装置54と現像プロセス部26の主搬
送装置60とによってインタフェース部(I/F)14
へ搬送され、そこから露光装置に渡される(ステップS
11)。露光装置では基板G上のレジストに所定の回路パ
ターンを露光される。そして、パターン露光を終えた基
板Gは、露光装置からインタフェース部(I/F)14
に戻される。インタフェース部(I/F)14の搬送機
構59は、露光装置から受け取った基板Gをイクステン
ション57を介してプロセスステーション(P/S)1
2の現像プロセス部26に渡す(ステップS11)。
【0042】現像プロセス部26において、基板Gは、
現像ユニット(DEV)52のいずれか1つで現像処理
を受け(ステップS12)、次いで加熱/冷却ユニット
(HP/COL)55の1つに順次搬入され、最初の加
熱ユニット(HP)ではポストベーキングが行われ(ス
テップS13)、次に冷却ユニット(COL)で一定の基
板温度まで冷却される(ステップS14)。このポストベ
ーキングに加熱ユニット(HP)53を用いることもで
きる。
【0043】現像プロセス部26での一連の処理が済ん
だ基板Gは、プロセスステーション(P/S)24内の
搬送装置60,54,38によりカセットステーション
(C/S)10まで戻され、そこで搬送機構20により
いずれか1つのカセットCに収容される(ステップS
1)。
【0044】この塗布現像処理システムにおいては、洗
浄プロセス部22のスクラバ洗浄ユニット(SCR)2
8に本発明を適用することができる。以下、図3〜図1
6につき本発明をスクラバ洗浄ユニット(SCR)28
に適用した一実施形態を説明する。
【0045】図3および図6に示すように、この実施形
態のスクラバ洗浄ユニット(SCR)28は、有底のハ
ウジングまたはケーシング60を有し、このケーシング
60の中央部にスピンナ型のスクラバ洗浄装置62を設
けている。
【0046】スクラバ洗浄装置62は、基本的には、処
理容器として機能するカップ64と、このカップ64の
内側に設けられた基板保持機構66と、カップ64に出
入り可能に設けられた洗浄機構120とで構成されてい
る。
【0047】基板保持機構66は、基板Gを載置して機
械的に保持する回転可能なメカニカルチャック68を有
している。図4に示すように、このメカニカルチャック
68は基板Gよりも一回り大きな矩形形状の板体からな
り、そのチャック上面には、基板Gをほぼ水平に載置す
るための手段たとえば同じ高さの多数の支持ピン70が
適当な配置パターンで離散的に固定取付されるととも
に、基板Gの四隅の角部を両側面で保持するための手段
たとえば保持ピン72が固定取付されている。
【0048】メカニカルチャック68の中心部にはたと
えば円形の開口68aが形成されており、この開口68
aを取り囲むようにして鉛直下方に延在するチャック円
筒部68bは駆動部74内のたとえば電気モータを駆動
源とする回転駆動部(図示せず)に作動結合されてい
る。該回転駆動部の回転駆動によりメカニカルチャック
68とこのチャック上に保持されている基板Gとが一体
に設定速度でスピン回転するようになっている。
【0049】この構成例では、基板Gの搬入・搬出時に
メカニカルチャック68上で基板Gを水平姿勢で上げ下
げするために、メカニカルチャック68の中心開口68
aの内側に昇降可能な真空吸着式の円盤型バキュームチ
ャック76が設けられている。駆動部74内には、この
バキュームチャック76を昇降移動させるためのたとえ
ばエアシリンダを有する昇降駆動部(図示せず)が設け
られている。該昇降駆動部の昇降駆動により、バキュー
ムチャック76は、メカニカルチャック68の上方に設
定された基板受け渡し用の第1の高さ位置(図3の実線
で示す位置)と、メカニカルチャック68の基板載置面
(離散的な多数の支持ピン70の上端で形成される載置
面)とほぼ面一になるように設定された基板移載用の第
2の高さ位置(図3の一点鎖線で示す位置)と、メカニ
カルチャック68の載置面より下方に設定された退避用
の第3の高さ位置(図6で示す位置)との間で昇降移動
するようになっている。
【0050】図4に示すように、このバキュームチャッ
ク76の上面(真空吸着面)には吸着口76aが適当な
パターンたとえばスリット形状で放射状に形成されてい
る。これらの吸着口76aは、バキュームチャック76
および昇降支持軸78の内部に貫通して形成されている
バキューム通路を介して負圧源たとえば真空ポンプ(図
示せず)に通じている。なお、バキュームチャック76
の真空吸着圧力を検出するために該バキューム通路に圧
力センサ(図示せず)が設けられてよい。
【0051】カップ64は、基板保持機構66を取り囲
む昇降可能な上部側壁部80と、この上部側壁部80の
外側に径方向の隙間を空けて固定配置される下部側壁部
82と、この下部側壁部82と一体に駆動部74の周囲
に設けられた底板部84とを有している。
【0052】カップ64の外または内側(駆動部74
内)には、カップ64の上部側壁部80を支持し、かつ
設定された昇降範囲内で任意の高さ位置に昇降駆動でき
る公知のカップ支持・昇降機構(図示せず)が設けられ
ている。洗浄処理が行われない間は、図3に示すよう
に、主搬送装置38の搬送アーム(図示せず)や洗浄機
構120(図6)等のカップ64への出入りを可能にす
るために、上部側壁部80が最も低い設定高さ位置に下
降している。しかし、洗浄処理が行われる時は、図6に
示すように、上部側壁部80が基板保持機構66側から
の液滴や気流を受けるのに適した所定の高さ位置まで持
ち上げられる。
【0053】この実施形態において、カップ64の上部
側壁部80は、径方向内側に向って斜め上方に延在する
(先細りになる)テーパ部80aを有している。この上
部側壁部80のテーパ部80aは、洗浄処理時用のカッ
プ高さ位置(図6)で基板Gおよびメカニカルチャック
68の側面に近接し、基板Gおよびメカニカルチャック
68側から四方(周囲)に飛散する液滴を受け止めて下
方に落とすように機能する。
【0054】カップ下部側壁部82の内側には、周回方
向に沿って廃液回収室86が形成されている。この廃液
回収室86の底面は、周回方向において高低差があり、
最も低い部位に排液口88が設けられている。この排液
口88は、排液管90を介して廃液タンク(図示せず)
に通じている。
【0055】上記廃液回収室86の上方の空間は排液流
路だけでなく排気流路も兼ねており、カップ底板部84
において廃液回収室86よりも内側の部位に排気口92
が設けられている。この排気口92は、排気管94を介
して外部排気系統たとえば排気ダクトに連通している。
メカニカルチャック68の下には、排液および排気流路
を構成する傘状の隔壁板96が設けられている。
【0056】ケーシング60の底面には、1箇所または
複数箇所に排気またはドレイン口98が設けられてい
る。各排気またはドレイン口98は、排気または排液管
100を介して外部排気または廃液系統(図示せず)に
連通している。
【0057】この実施形態では、メカニカルチャック6
8に基板Gが正しく(ほぼ水平に)載置されているか否
かを検査するために、カップ64の外に所定の高さ位置
で互いに水平に対向する発光素子102および受光素子
104の対または組を複数たとえば2組(102(1),
104(1)),(102(2),104(2))設けている。
【0058】図3および図4に示すように、各組の発光
素子102(i)および受光素子104(i)は、カップ64
の直径方向で向かい合うようにして、つまり円周方向に
180゜の間隔を置いて向かい合うようにして、カップ
64の外で支持部材106,108にそれぞれ取り付け
られている。両素子102(i),104(i)の高さ方向の
取付位置は、発光素子102(i)より出射された光線L
B(i)がカップ64内のメカニカルチャック68の載置
面(支持ピン70の上端面)よりも所定のレベルだけ高
い高度で、つまり基板保持機構66で基板Wがメカニカ
ルチャック68に正しく(ほぼ水平に)載置されている
ときは基板Wの直上をかすめるような高度で空中を水平
にまっすぐ伝播して受光素子104(i)に入射するよう
に設定される。
【0059】カップ64の上部側壁部80においては、
各発光素子102(i)および受光素子104(i)間の光線
LB(i)の光路に当たる箇所(直径方向の2箇所)に、
光線LB(i)を通すための窓部または開口81(i),83
(i)が形成される。図示の構成例では、カップ上部側壁
部80が最下位の設定高さ位置(図3)に下がっている
ときの該当箇所つまりテーパ部80aの該当箇所にその
ような窓部81(i),83(i)が形成される。
【0060】図4には、メカニカルチャック68が回転
方向(θ方向)において基準位置に位置決めされている
状態(平面図)が示されている。この基準位置で、基板
Gの搬入・搬出時やスクラビング洗浄等が行われる。図
示のように、メカニカルチャック68がこの回転基準位
置に位置している状態において、第1組の発光素子10
2(1)および受光素子104(1)はメカニカルチャック6
8の一方の対角線上で互いに対向し、第2組の発光素子
102(2)および受光素子104(2)はメカニカルチャッ
ク68の他方の対角線上で互いに対向するようになって
いる。
【0061】図5に、この実施形態における基板載置状
態検査部の回路構成例を示す。各発光素子102(1),
102(2)は、たとえば半導体レーザからなり、投光回
路110により給電されると(通電すると)、指向性の
強い光線LB(1),LB(2)を同時的または個別的に出射
するようになっている。
【0062】各受光素子104(1),104(2)はたとえ
ばフォトダイオードまたはフォトトランジスタ等の光電
変換素子からなり、その受光面に入射する光の照度また
は光強度に応じた電気信号を出力する。受光回路112
は、各受光素子104(1),104(2)の出力信号を所定
のしきい値または基準値と比較して、各受光素子104
(1),104(2)が各対応する発光素子102(1),10
2(2)からの光線LB(1),LB(2)をダイレクト入射で
受光しているか否かを検出するように構成されている。
【0063】検査回路114は、たとえばロジック回路
またはマイクロコンピュータからなり、メインコントロ
ーラ(図示せず)より基板載置状態検査の指示を受ける
と、投光回路110に各発光素子102(1),102(2)
を点灯させ、受光回路112より各受光素子104
(1),104(2)の受光状態を示す信号を受け取り、メイ
ンコントローラに基板載置状態の検査結果を表す信号ま
たはデータを送るように構成されている。
【0064】この実施形態における洗浄機構120は、
図6に示すように、たとえばブラシスクラバ機構122
と洗浄ノズル機構124とを有する。図6には説明の便
宜上両機構122,124を同時に示しているが、通常
はブラシスクラバ機構122によるブラッシング洗浄が
先に行われ、その後に洗浄ノズル機構124によるスプ
レーまたはブロー洗浄が行われるようになっており、一
方の機構が作動している間、他方の機構はカップ64の
外でケーシング60の隅部に設けられた所定の待機位置
(図示せず)で待機している。
【0065】ブラシスクラバ機構122は、たとえば、
複数のディスクブラシ126を基板Gの表面に一定の圧
力で接触させながら回転駆動するブラシ回転駆動部12
8と、この駆動部128をガイド130に沿って基板G
の長辺方向に送るブラシ送り機構(図示せず)とを有し
ている。
【0066】洗浄ノズル機構124は、たとえば、基板
Gの表面に向けて真上から洗浄液を吐出する複数本のノ
ズル132と、これらのノズル132に洗浄液を供給す
る洗浄液供給部(図示せず)と、ノズル132をガイド
134に沿って基板Gの長辺方向に送るノズル送り機構
(図示せず)とを有している。なお、洗浄ノズル機構1
24によるブロー洗浄に際しては、基板保持機構66も
作動し、メカニカルチャック68が基板Gを保持した状
態で回転するようになっている。
【0067】次に、この実施形態のスクラバ洗浄ユニッ
ト(SCR)28における作用を説明する。
【0068】洗浄プロセス部22の主搬送装置38が基
板Gをこのユニット(SCR)28に搬送してくると、
そのタイミングに合わせて図3に示すようにバキューム
チャック76が基板受け渡し用の高さ位置(実線で示す
高さ位置)まで上昇し、主搬送装置38の搬送アームよ
り基板Gを吸着面上に受け取り、真空吸着力で保持す
る。この時、カップ64の上部側壁部80は最下位の設
定高さ位置に降りており、主搬送装置38の搬送アーム
はカップ64の中に入ることができる。また、メカニカ
ルチャック68は回転方向において基準位置(図4)に
位置決めされている。したがって、上記したように、第
1組の発光素子102(1)および受光素子104(1)がメ
カニカルチャック68の一方の対角線上で互いに対向
し、第2組の発光素子102(2)および受光素子104
(2)がメカニカルチャック68の他方の対角線上で互い
に対向している。
【0069】次に、主搬送装置38の搬送アームがカッ
プ64の外に退避した後に、バキュームチャック76が
基板Gを水平に載せたまま下降して、基板移載用の高さ
位置(一点鎖線で示す高さ位置)にて基板Gをメカニカ
ルチャック68に移載する。なお、バキュームチャック
76が基板移載用の高さ位置まで降りてくるまでに、バ
キュームチャック76の真空吸着圧力に基づいて基板有
無検査を行ってよい。より詳細には、バキュームチャッ
ク76の真空吸着圧力を検出し、真空吸着圧力値が異常
に低くなっているときは、基板Gがバキュームチャック
76に載ってはいない、つまりバキュームチャック76
が実際には搬送装置38から基板Gを受け取っていなか
ったものとみなしてよい。この基板有無検査で、「基板
無し」の検査結果が出たときは、予定されている後続の
処理を中止し、このユニット(SCR)のメインコント
ローラよりシステム全体の制御を司るシーケンサに所定
の異常通知信号を送るようにしてよい。
【0070】上記のバキュームチャック76における基
板有無検査で「基板有り」の検査結果が出たときは、バ
キュームチャック76が基板移載用の高さ位置まで降り
た直後に、基板載置状態検査部(図5)において基板G
がメカニカルチャック68に正しく移載または載置され
ているか否かの検査を行ってよい。
【0071】より詳細には、投光回路110が各発光素
子102(1),102(2)を通電させることにより、各発
光素子102(1),102(2)が光線LB(1),LB(2)を
それぞれ出射する。第1の発光素子102(1)より出射
された光線LB(1)は、カップ上側壁部80の窓部81
(1)を通ってカップ64の中に入り、メカニカルチャッ
ク68の一方の対角線(図4では左上の角隅部と右下の
角隅部とを結ぶ対角線)上に上記所定の高度で水平に進
入する。一方、第2の発光素子102(2)より出射され
た光線LB(2)は、カップ上側壁部80の窓部81(2)を
通ってカップ64の中に入り、メカニカルチャック68
の他方の対角線(図4では左下の角隅部と右上の角隅部
とを結ぶ対角線)上に上記所定の高度で水平に進入す
る。
【0072】メカニカルチャック68に基板Gが正しく
(ほぼ水平に)載置されているときは、図7および図8
に示すように、第1および第2組のいずれにおいても発
光素子102(i)からの光線LB(i)が基板Gの上を対角
線方向にかすめるようにしてまっすぐ横切り、向い側の
カップ上側壁部80の窓部83(i)を通って受光素子1
04(i)に入射する。
【0073】しかし、基板Gの載置状態がよくないと
き、つまり基板Gがメカニカルチャック68にきちんと
載置されてなくていずれかの角隅部にて基板Gの端部が
保持ピン72に乗り上げているときは、図9および図1
0に示すように、少なくともどちらかの組において発光
素子102(i)からの光線LB(i)が基板Gの上を対角線
方向にまっすぐ通り抜けられず、基板Gの角隅部に当た
って、反射または屈折してしまい、向い側の受光素子1
04(i)にダイレクト入射することはできない。
【0074】受光回路112は、各受光素子104
(1),104(2)の出力信号に基づいて、各受光素子10
4(1),104(2)が各対応する発光素子102(1),1
02(2)からの光線LB(1),LB(2)をダイレクトに受
光しているか否かを示す信号を生成する。検査回路11
4は、受光回路112の出力信号に基づいて、メカニカ
ルチャック68における基板Gの載置状態を判定する。
【0075】すなわち、第1および第2の組の双方で受
光素子104(1),104(2)がそれぞれ発光素子102
(1),102(2)からの光線LB(1),LB(2)をダイレク
トに受光しているときは、メカニカルチャック68に基
板Gが正しく(ほぼ水平に)載置されていると判定し、
「水平載置」を表す検査結果信号を出力する。
【0076】しかし、第1および第2の組の少なくとも
どちらかで受光素子104(1)または104(2)が各対応
する発光素子102(1)または102(2)からの光線LB
(1)またはLB(2)をダイレクトに受光していないとき
は、当該光線LB(1)またはLB(2)が基板Gの角隅部で
遮光されている、つまりメカニカルチャック68に基板
Gが正しく(ほぼ水平に)載置されてはいないと判定
し、「不良載置」を表す検査結果信号を出力する。
【0077】検査回路114より「水平載置」の検査結
果が出された場合は、バキュームチャック76の真空吸
着力を解除してメカニカルチャック68よりも低い下方
の高さ位置(図6で示す位置)へ退避させる。そして、
カップ64において上部側壁部80を洗浄処理時用の高
さ位置に上昇させてから、後述するような洗浄機構12
0による洗浄処理を実行する。
【0078】しかし、検査回路114より「不良載置」
の検査結果が出された場合は、メインコントローラの制
御の下で、次のような水平載置化の処置をとる。すなわ
ち、図11に示すように、バキュームチャック76を基
板移載位置から適当な高さ位置まで上昇させて、基板G
をメカニカルチャック68からいったん持ち上げる。そ
れから、バキュームチャック76を再び基板移載位置ま
で降ろして、基板Gをメカニカルチャック68に再度載
置する。そして、基板載置状態検査部(図5)に基板G
の載置状態を再検査させる。
【0079】この再検査で検査回路114より「水平載
置」の検査結果が出された場合は、上記と同様に洗浄処
理へ進んでよい。しかし、「不良載置」の検査結果が再
度出る可能性も多分にある。その場合は、バキュームチ
ャック76に上記と同様の基板再移載(再試行)を行わ
せてもよい。
【0080】あるいは、別の矯正法として、バキューム
チャック76を基板Gから離したうえで、図12に示す
ように、メカニカルチャック68をθ方向で回転振動さ
せる方法も有効である。この場合、基板載置状態検査部
(図5)においては検査回路114が受光回路112の
出力信号を継続的に監視する。そのようなメカニカルチ
ャック68の回転振動によって、いずれかの保持ピン7
2に乗り上げていた基板角隅部が該保持ピン72の内側
に滑り落ちて、基板Gが水平状態になることがある。そ
うすると、全ての受光素子104(1),104(2)がそれ
ぞれ対応する発光素子102(1),102(2)からの光線
LB(1),LB(2)をダイレクトに受光するようになり、
その時点で検査回路114は「水平載置」の検査結果を
出すことができる。
【0081】上記のような水平載置化の再試行や矯正処
置を行っても相変わらず「不良載置」の検査結果が続く
場合は、適当なところで処置を打ち切り、当該基板Gを
主搬送装置38にいったん返してよい。
【0082】このように、この実施形態では、洗浄処理
を開始するに先立って、処理対象の基板Gがメカニカル
チャック68に正しく載置されているか否かを上記のよ
うな比較的簡易な構成の光学式基板載置状態検査部によ
り高い精度で正確に検査することが可能であり、載置不
良状態のまま洗浄処理を実行してしまうことの危険性や
無駄を確実に回避することができる。また、「不良載
置」状態が判明したときでも、上記のようなバキューム
チャック76による基板再移載および/またはメカニカ
ルチャック68による回転振動式のアジャストメント
(載置位置調整)を通じて「水平載置」状態に転化また
は矯正することも可能であり、それによって当該基板G
を無駄にすることなく、歩留まりの向上をはかれる。
【0083】このスクラバ洗浄ユニット(SCR)28
における洗浄処理では、先ずブラシスクラバ機構122
によるブラッシング洗浄が行われる(図6)。このブラ
ッシング洗浄では、ディスクブラシ126がメカニカル
チャック68にほぼ水平に保持されている基板Gの表面
に一定の圧力で接触しながら回転し、かつ基板上を端か
ら端まで移動する。このブラッシング洗浄により、基板
表面の全体にわたって汚れが除去される。
【0084】このブラッシング洗浄に際してディスクブ
ラシ126に洗浄液を供給してよい。その場合、ブラシ
126ないし基板Gから四方に洗浄液が飛散する。飛散
した洗浄液は、カップ64の上部側壁部80の内壁に当
たってから、カップ底部の廃液回収室86に集められ、
排液口88よりカップ64の外へ排出される。
【0085】ブラッシング洗浄が終了した後は、洗浄ノ
ズル機構124によるブロー洗浄が行われる(図6)。
ブロー洗浄では、ノズル132が超音波振動の高圧洗浄
液を基板Gに向けて噴射しながら、基板上を水平方向に
往復移動する。一方、基板保持機構66も作動して、基
板Gをメカニカルチャック68と一体に所定の回転速度
でスピン回転させる。これにより、基板表面全体が漏れ
なくブロー洗浄され、先のブラッシング洗浄によっても
除去しきれなかった汚れが洗い落とされる。
【0086】洗浄ノズル機構124によるブロー洗浄で
は、基板Gに多量の高圧洗浄液が供給されるうえ、基板
Gがスピン回転するため、基板Gから四方へ飛散する洗
浄液は多量でかつ勢いがある。しかし、飛散した洗浄液
は、やはりカップ上部側壁部80の内壁に当たってから
カップ底部の廃液回収室86に集められ、排液口88よ
りカップ64の外へ排出される。
【0087】この実施形態では、カップ64の上部側壁
部80のテーパ部80aに基板載置状態検査用の窓部8
1,83が形成されている。これらの窓部81,83は
小径(たとえば数ミリ程度)の孔であり、通常はここか
ら液滴やミストがカップ64の外へ抜ける可能性は少な
い。もっとも、この孔(開口)に光透過性の部材たとえ
ばガラスや筒状のカバーを取付する構成としてもよい、
【0088】上記のような洗浄ノズル機構124による
ブロー洗浄が終了すると、洗浄機構120をカップ64
の外へ退避させたうえでスピン乾燥が行われる。このス
ピン乾燥では、メカニカルチャック68が基板Gと一体
にブロー洗浄時よりも大きな回転速度で一定時間スピン
回転する。この高速スピン回転により、基板Gの表面な
いし裏面に付着していた洗浄液が遠心力によって周囲に
振り切られ、短時間で基板Gは乾燥した状態になる。
【0089】上記のようなスピン乾燥が終了すると、図
3に示すように、バキュームチャック76が上昇して基
板Gをメカニカルチャック68から基板受け渡し用の高
さ位置まで持ち上げ、カップ上部側壁部80が最も低い
設定位置まで下降する。そこに、主搬送装置38の搬送
アームが入ってきて、バキュームチャック76から基板
Gを受け取って、ユニット(SCR)28の外へ搬出す
る。
【0090】ところで、このスクラバ洗浄ユニット(S
CR)28では、基板Gのサイズまたは形状が変わる
と、メカニカルチャック68は変更後の基板サイズまた
は形状に合ったものに交換される。このようなメカニカ
ルチャック68の交換または変更により、メカニカルチ
ャック68の回転方向の基準位置における対角線の位置
または向きも変わる。そのような基板Gないしメカニカ
ルチャック68側のサイズ・形状等の変更に対応するよ
うに、基板載置状態検査部において各組の発光素子10
2(i)および受光素子104(i)の円周方向の位置を調整
または変更し、併せてカップ64の上部側壁部80の窓
部81(1),83(3)の位置も調整または変更するように
してよい。
【0091】もっとも、上記の構成例ではメカニカルチ
ャック68の対角線上に各組の発光素子102(i)およ
び受光素子104(i)を対向配置したが、任意の方向で
の対向配置が可能であり、たとえばメカニカルチャック
68の四辺と平行な方向で1組または複数組の発光素子
102(i)および受光素子104(i)を対向配置すること
も可能である。
【0092】図13および図14に、本発明の基板処理
装置において、処理対象の基板Gがメカニカルチャック
68に正しく載置されているか否かを検査するための別
の実施例による基板載置状態検査部の要部の構成を示
す。
【0093】図13の実施例は、各保持ピン72の先端
部に接触式の位置センサたとえばリミットスイッチ14
0を設けるものである。基板Gがメカニカルチャック6
8にきちんと載置されなくていずれかの角隅部で基板端
部が保持ピン72に乗り上げると、リミッチスイッチ1
40のボタン140が押されて、チャック裏面に取付さ
れるスイッチ回路142内で電気的開閉が行われ、「不
良載置」の検出信号が出力される。スイッチ回路142
の配線またはケーブル142はメカニカルチャック68
の裏面に沿って駆動部74内へ引かれ、たとえば着脱自
在なソケット機構(図示せず)を介して固定(非回転)
側の回路に接続されてよい。
【0094】図14の実施例は、メカニカルチャック6
8の四隅の角隅部に非接触式の位置センサたとえば静電
容量型の近接スイッチ146を設けるものである。メカ
ニカルチャック68に載置されている基板Gの各角隅部
と近接スイッチ146との距離を測定することで、基板
載置状態を検査することができる。つまり、「水平載
置」状態のときは全ての角隅部において基板Gの端部が
ほぼ水平であるのに対して、「不良載置」のときはいず
れかの角隅部において基板Gの端部が保持ピン72に乗
り上げて上方に大きく反るため、近接スイッチ146と
その直上の基板Gの部位との距離間隔を測定すること
で、各載置状態の良否を正確に判別することができる。
【0095】上記した実施形態におけるスクラバ洗浄装
置62内の各部の構成は種々の変形が可能であり、特に
基板保持機構、カップ機構、洗浄機構等の構成または方
式において種々の変形・選択が可能である。
【0096】たとえば、基板保持機構において、メカニ
カルチャック68の上で基板Gを水平姿勢で昇降移動さ
せるための昇降手段を、バキュームチャック76に代え
て、図15に示すような複数本たとえば4本のリフトピ
ン148で構成することもできる。この場合、駆動部7
4内には各リフトピン148を同時に上げ下げするため
の昇降駆動部(図示せず)が設けられる。このようなリ
フトピン方式は、基板Gサイズの大きなアプリケーショ
ンに有利である。また、メカニカルチャック68の構造
(特に基板支持または保持構造)や形状も種々の変形が
可能であり、たとえば図16に示すようなフレームまた
はラーメン型のチャック形体も可能である。また、矩形
に限らず、たとえば円形のチャック形状も可能である。
メカニカルチャック68を昇降可能に構成することも可
能である。
【0097】本発明は、上記実施形態におけるようなス
クラバ洗浄ユニット(SCR)28に限定されるもので
はなく、メカニカルチャックを用いる任意の基板処理装
置または基板処理方法に適用可能であり、原理的には被
処理基板を実質的に水平に保持して処理を施す任意の基
板処理装置または基板処理方法に適用可能である。本発
明における被処理基板はLCD基板に限らず、半導体ウ
エハ、CD基板、ガラス基板、フォトマスク、プリント
基板等も可能である。
【0098】
【発明の効果】上記したように、本発明の基板処理装置
または基板処理方法によれば、保持手段にほぼ水平に載
置されて保持されるべき被処理基板の載置状態を高い精
度で適確に検査することができ、基板処理の安全性およ
び品質管理を向上させることができる。
【0099】また、保持手段における被処理基板の載置
状態を比較的簡易な構成で正確に検査することもでき
る。
【0100】また、保持手段における被処理基板の載置
不良状態を可及的に矯正することも可能であり、それに
よって歩留まりの向上もはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板処理装置が適用可能な塗布現像処
理システムの構成を示す平面図である。
【図2】実施形態の塗布現像処理システムにおける処理
の手順を示すフローチャートである。
【図3】実施形態のスクラバ洗浄ユニット内の構成(基
板の搬入出時)を示す略断面図である。
【図4】実施形態のスクラバ洗浄装置におけるメカニカ
ルチャックおよびバキュームチャックの上面の構成を示
す平面図である。
【図5】実施形態の基板載置状態検出部の回路構成を示
すブロック図である。
【図6】実施形態のスクラバ洗浄ユニット内の構成(洗
浄時)を示す略断面図である。
【図7】実施形態の基板載置状態検出部の作用(載置正
常の場合)を示す一部断面側面図である。
【図8】実施形態の基板載置状態検出部の作用(載置正
常の場合)を示す部分拡大斜視図である。
【図9】実施形態の基板載置状態検出部の作用(載置不
良の場合)を示す一部断面側面図である。
【図10】実施形態の基板載置状態検出部の作用(載置
不良の場合)を示す部分拡大斜視図である。
【図11】実施形態において載置不良状態を矯正するた
めの一方法を示す一部断面側面図である。
【図12】実施形態において載置不良状態を矯正するた
めの別の方法を示す略平面図である。
【図13】別の実施例による基板載置状態検出部の要部
の構成を示す一部断面側面図である。
【図14】別の実施例による基板載置状態検出部の要部
の構成を示す部分拡大斜視図である。
【図15】別の実施例による基板昇降手段の要部の構成
を示す部分略断面図である。
【図16】別の実施例によるメカニカルチャックの構成
を示す略平面図である。
【符号の説明】
28 スクラバ洗浄ユニット(SCR) 38 主搬送装置 60 ハウジング 62 スクラバ洗浄装置 64 カップ(処理容器) 66 基板保持機構 68 メカニカルチャック 70 支持ピン 72 保持ピン 74 駆動部 76 バキュームチャック 80 カップ上部側壁部 81,83 窓部 102 発光素子 104 受光素子 110 投光回路 112 受光回路 114 検査回路 140 リミットスイッチ 146 近接スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65G 49/06 B65G 49/06 Z G02F 1/13 101 G02F 1/13 101 H01L 21/027 H01L 21/68 N 21/68 21/30 563 Fターム(参考) 2H088 FA18 FA21 FA25 FA30 HA01 MA20 4D075 AC65 DA06 DB13 DC24 EA07 EA45 4F042 AA01 AB00 BA08 CA01 CB03 CC01 DA01 DB01 DB41 DF09 DF11 DF15 DF29 DF32 EB09 EB13 EB18 EB21 5F031 CA04 HA08 HA13 HA56 JA02 JA17 JA25 JA30 KA02 MA33 PA14 5F046 JA10 JA16 LA05 LA08

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ水平な載置部を有し、前記載置部に
    被処理基板を載置して保持する保持手段と、 前記保持手段の載置部に前記基板が実質的に水平状態で
    載置されているか否かを光学的に検査するための基板載
    置状態検査手段とを有する基板処理装置。
  2. 【請求項2】 前記基板載置状態検査手段が、ほぼ同じ
    高さ位置で互いに対向して前記保持手段の周囲に配置さ
    れた1組または複数組の発光手段および受光手段を含む
    請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 【請求項3】 前記保持手段が上面の開口したカップ状
    の処理容器の中に配置され、前記基板載置状態検査手段
    の各組の発光手段および受光手段が前記処理容器の側壁
    に形成された窓部を介して互いに対向するように前記処
    理容器の外に配置される請求項2に記載の基板処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記保持手段が、前記基板の水平方向の
    移動を規制するように前記基板の側面に接する保持部材
    を有する請求項1〜3のいずれかに記載の基板処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記基板が矩形であり、前記保持部材が
    前記基板の各角隅部にて前記基板の直交する両側面に接
    するように設けられる請求項4に記載の基板処理装置。
  6. 【請求項6】 前記基板載置状態検査手段が、前記保持
    手段における前記基板の載置状態を検査する際に、各組
    の発光手段および受光手段を前記基板のほぼ対角線上で
    対向させる請求項5に記載の基板処理装置。
  7. 【請求項7】 ほぼ水平な載置部を有し、前記載置部に
    被処理基板を載置して保持する保持手段と、 前記保持部材に設けられ、前記保持手段の載置部に載置
    されている前記基板の所定の部位との接触の有無に基づ
    いて、前記保持手段の載置部に前記基板が実質的に水平
    状態で載置されているか否かを検査する基板載置状態検
    査手段とを有する基板処理装置。
  8. 【請求項8】 前記保持手段が、前記基板の水平方向の
    移動を規制するように前記基板の側面に接するピン状の
    保持部材を有し、 前記基板載置状態検査手段が、前記保持手段に設けられ
    た接触式の位置センサを有する請求項7に記載の基板処
    理装置。
  9. 【請求項9】 ほぼ水平な載置部を有し、前記載置部に
    被処理基板を載置して保持する保持手段と、 前記保持部材に設けられ、前記保持手段の載置部に載置
    されている前記基板の所定の部位との距離間隔に基づい
    て、前記保持手段の載置部に前記基板が実質的に水平状
    態で載置されているか否かを検査する基板載置状態検査
    手段とを有する基板処理装置。
  10. 【請求項10】 前記基板を前記保持手段と一体にスピ
    ン回転させるための回転手段を有する請求項1〜9のい
    ずれかに記載の基板処理装置。
  11. 【請求項11】 前記保持手段の上で前記基板を昇降移
    動させるために前記保持手段の載置部を貫通して上下移
    動可能な基板昇降手段を有する請求項1〜10のいずれ
    かに記載の基板処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載の基
    板処理装置において被処理基板に所定の処理を施すため
    の基板処理方法であって、 前記保持手段の載置部に前記基板を載置する第1の工程
    と、 前記保持手段の載置部に前記基板が実質的に水平状態で
    載置されている否かを前記基板載置状態検査手段によっ
    て検査する第2の工程と、 前記第2の工程で前記基板が実質的に水平状態ではない
    との検査結果が出されたときは、前記基板を前記保持手
    段の載置部から持ち上げる第3の工程とを有する基板処
    理方法。
  13. 【請求項13】 前記第3の工程の後に、前記保持手段
    の載置部に前記基板を再度載置する第4の工程と、 前記保持手段の載置部に再度載置されている前記基板が
    実質的に水平状態であるか否かを前記基板載置状態検査
    手段によって検査する第5の工程とを有する請求項12
    に記載の基板処理方法。
  14. 【請求項14】 前記基板載置状態検査手段により前記
    基板が実質的に水平状態ではないとの検査結果が出され
    たときは、前記保持手段を回転振動させる第6の工程を
    有する請求項12または13に記載の基板処理方法。
  15. 【請求項15】 前記保持手段の回転振動中または回転
    振動後に前記基板が実質的に水平状態であるか否かを前
    記基板載置状態検査手段によって検査する第7の工程を
    有する請求項14に記載の基板処理方法。
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