JP2002318626A - 定電圧回路 - Google Patents

定電圧回路

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JP2002318626A
JP2002318626A JP2001124386A JP2001124386A JP2002318626A JP 2002318626 A JP2002318626 A JP 2002318626A JP 2001124386 A JP2001124386 A JP 2001124386A JP 2001124386 A JP2001124386 A JP 2001124386A JP 2002318626 A JP2002318626 A JP 2002318626A
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resistor
diode
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Yoichi Sakai
陽一 酒井
Koji Yoshii
宏治 吉井
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンドギャップ電圧以下の電源電圧で、温度
特性を損なうことなくバンドギャップ電圧に比例した定
電圧を発生させる定電圧回路を得る。 【解決手段】 PMOSトランジスタQP1及びQP2
で、温度に比例した抵抗R1の両端電圧を電流I1に変
換し、PMOSトランジスタQP3で該電流I1に対し
て所定の比αをなす電流I4を出力すると共に、ダイオ
ードD1の順方向電圧VD1を演算増幅器OP2とPM
OSトランジスタQP4によって電流I2に変換し、温
度変化に対して変動しないバンドギャップ電圧に比例し
た、バンドギャップ電圧以下の定電圧を得るために、電
流I2に対して所定の比βをなす電流I3をPMOSト
ランジスタQP5から出力して、抵抗R3で電流I4と
I3とを加えた電流を電圧に変換して出力電圧Voを生
成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の基準電圧を
生成して出力する基準電圧発生回路等に使用される定電
圧回路に関し、特に低電源電圧でバンドギャップ電圧に
比例した定電圧を生成して出力する定電圧回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、所定の定電圧を生成して出力する
定電圧回路において、バンドギャップ電圧を生成して出
力することにより、温度変化に対して出力電圧が変動し
ないようにしていた。図2は、このような従来の定電圧
回路の例を示した回路図である。図2の定電圧回路10
0において、電源電圧VDDと接地との間に、Pチャネ
ル型MOSトランジスタ(以下、PMOSトランジスタ
と呼ぶ)101、抵抗102,103及びダイオード1
04の直列回路と、PMOSトランジスタ105、抵抗
106及びダイオード107の直列回路がそれぞれ並列
に接続されている。演算増幅器108において、非反転
入力端には、抵抗102と103との接続部の電圧が印
加されており、反転入力端には、抵抗106とダイオー
ド107との接続部の電圧が印加されている。
【0003】演算増幅器108は、反転入力端及び非反
転入力端にそれぞれ入力された各電圧を比較し、該比較
結果に応じてPMOSトランジスタ101及び105の
動作制御をそれぞれ行う。すなわち、演算増幅器108
は、反転入力端及び非反転入力端にそれぞれ入力された
各電圧に対して差動増幅を行う。該差動増幅されて得ら
れた演算増幅器108の出力電圧によって、PMOSト
ランジスタ101及び105の動作制御が行われ、PM
OSトランジスタ101と抵抗102との接続部から、
所定の定電圧Voが出力される。
【0004】一般に、ダイオードの順方向電圧は負の温
度係数を有するため、温度に比例した電流を抵抗とダイ
オードとの直列回路に流し、抵抗の両端に発生する電圧
が正の温度係数を有するようにして、ダイオードの順方
向電圧が有する負の温度係数を補償することで、温度変
化に対して出力電圧Voを一定にすることができる。す
なわち、出力電圧Voがシリコンのバンドギャップ電圧
に等しくなるように抵抗102、103及び106の各
抵抗値の設定を行うことにより、出力電圧Voの温度特
性をなくすことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような、バンドギ
ャップ電圧を発生させる回路は、特開2000−898
44号公報で開示されている。すなわち、特開2000
−89844号公報では、バイポーラ素子にかかる電圧
を1つの演算増幅器でバッファし、バイポーラ素子にバ
イアスをかけて抵抗にかかる電圧をもう1つの演算増幅
器にて発生させることでバンドギャップ電圧を発生する
回路が開示されている。しかし、このようなバンドギャ
ップ電圧を利用した従来の定電圧回路では、バンドギャ
ップ電圧以下の電源電圧においては、温度変化に対して
一定の電圧を出力することができないという問題があっ
た。
【0006】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、バンドギャップ電圧以下の電
源電圧で、温度変化に対して変動することがなく、バン
ドギャップ電圧に比例した定電圧を発生させることがで
きる定電圧回路を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る定電圧回
路は、所定の飽和電流特性を有する第1のダイオード
と、該第1のダイオードに電流供給を行う第1のトラン
ジスタと、飽和電流が上記第1のダイオードの所定倍で
ある第2のダイオードと、該第2のダイオードのアノー
ドに直列に接続された第1の抵抗と、該第1の抵抗及び
第2のダイオードの直列回路に電流供給を行う第2のト
ランジスタと、第1のダイオードに発生する順方向電圧
と、第1の抵抗及び第2のダイオードの直列回路に発生
する電圧とを比較し、該比較結果に応じて第1及び第2
の各トランジスタの動作制御をそれぞれ行う第1の演算
増幅器と、該第1の演算増幅器によって動作制御される
第3のトランジスタと、所定の抵抗値を有する第2の抵
抗と、該第2の抵抗に電流供給を行う第4のトランジス
タと、第1の抵抗と第2のダイオードの直列回路に発生
する電圧と第2の抵抗に発生する電圧とを比較し、該比
較結果に応じて該第4のトランジスタの動作制御を行う
第2の演算増幅器と、該第2の演算増幅器によって動作
制御される、第4のトランジスタに対して所定の比の電
流供給能力を有する第5のトランジスタと、第3及び第
5の各トランジスタから供給されるそれぞれの電流を電
圧に変換する第3の抵抗とで構成されるものである。
【0008】また、上記第1及び第2の各トランジスタ
は、第1の抵抗の両端電圧を電流I1にそれぞれ変換
し、上記第3のトランジスタは、該電流I1と所定の比
αをなす電流I4を第3の抵抗に供給すると共に、上記
第4のトランジスタは、第1のダイオードで発生する順
方向電圧を電流I2に変換し、上記第5のトランジスタ
は、第3の抵抗で変換される電圧がバンドギャップ電圧
に比例した定電圧になるように、電流I2と所定の比β
をなす電流I3を第3の抵抗に供給するようにした。
【0009】具体的には、上記第1及び第2の各トラン
ジスタは同一のトランジスタであり、該第1又は第2の
トランジスタと第3のトランジスタとの各電流供給能力
の比の設定、第2及び第3の抵抗における各抵抗値の設
定、並びに第4及び第5のトランジスタにおける各電流
供給能力の比の設定をそれぞれ行って、バンドギャップ
電圧に比例した定電圧を生成して出力するようにした。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す実施の形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の実
施の形態における定電圧回路の例を示した回路図であ
る。図1において、定電圧回路1は、演算増幅器OP
1,OP2、Pチャネル型MOSトランジスタ(以下、
PMOSトランジスタと呼ぶ)QP1〜QP5、ダイオ
ードD1,D2及び抵抗R1〜R3で構成されている。
なお、演算増幅器OP1が第1の演算増幅器を、演算増
幅器OP2が第2の演算増幅器をそれぞれなし、ダイオ
ードD1が第1のダイオードを、ダイオードD2が第2
のダイオードをそれぞれなす。また、PMOSトランジ
スタQP1〜QP5が対応して第1〜第5の各トランジ
スタをなし、抵抗R1〜R3が対応して第1〜第3の各
抵抗をなす。
【0011】電源電圧VDDと接地との間には、PMO
SトランジスタQP1とダイオードD1との直列回路、
及びPMOSトランジスタQP2と抵抗R1とダイオー
ドD2との直列回路が並列に接続されている。PMOS
トランジスタQP1とダイオードD1との接続部は、演
算増幅器OP1の反転入力端に接続され、PMOSトラ
ンジスタQP2と抵抗R1との接続部は、演算増幅器O
P1の非反転入力端に接続されている。また、演算増幅
器OP1の出力端は、PMOSトランジスタQP1〜Q
P3の各ゲートにそれぞれ接続されている。また、電源
電圧VDDと接地との間にPMOSトランジスタQP3
と抵抗R3が直列に接続され、PMOSトランジスタQ
P3と抵抗R3との接続部は、出力電圧Voを出力する
出力端をなしている。
【0012】一方、PMOSトランジスタQP2と抵抗
R1との接続部は、演算増幅器OP2の非反転入力端に
接続され、演算増幅器OP2の出力端には、PMOSト
ランジスタQP4とQP5の各ゲートがそれぞれ接続さ
れている。また、電源電圧VDDと接地との間にPMO
SトランジスタQP4と抵抗R2が直列に接続され、P
MOSトランジスタQP4と抵抗R2との接続部は、演
算増幅器OP2の反転入力端に接続されている。更に、
PMOSトランジスタQP5は、PMOSトランジスタ
QP3に並列に接続されている。
【0013】このような構成において、PMOSトラン
ジスタQP1及びQP2は同一のトランジスタであり、
ダイオードD2には、飽和電流がダイオードD1のN倍
であるものを使用する。このため、抵抗R1の両端電圧
は、(kT/q)ln(N)となる。なお、kT/qはサー
マルボルテージを示しており、kはボルツマン定数、q
は電子の電荷量、Tは温度を示している。
【0014】演算増幅器OP1及びOP2はそれぞれ差
動増幅器をなしており、演算増幅器OP1は、ダイオー
ドD1の順方向電圧VD1と、ダイオードD2及び抵抗
R1の直列回路で発生する電圧VD2とを比較し、該比
較結果に応じた電流I1が流れるように各PMOSトラ
ンジスタQP1及びQP2を、該電流I1と所定の比α
をなす電流I4を流すPMOSトランジスタQP3をそ
れぞれ動作制御する。このことから、電圧VD1とVD
2は同じ電圧となり、演算増幅器OP2の非反転入力端
にはダイオードD1の順方向電圧VD1が印加される。
すなわち、ダイオードD2の順方向電圧は、{VD1−
(kT/q)ln(N)}となる。また、PMOSトランジ
スタQP3は、PMOSトランジスタQP1又はQP2
に対して所定の比の電流供給能力を有し、温度に比例し
た抵抗R1の両端電圧が変換された電流I1と所定の比
をなす電流I4を生成して出力する。
【0015】演算増幅器OP2は、非反転入力端に入力
された順方向電圧VD1と反転入力端に入力された抵抗
R2で発生する電圧との比較を行い、該比較結果に応じ
た電流I2及びI3が流れるようにPMOSトランジス
タQP4及びQP5の動作制御を行う。ここで、例えば
抵抗R2と抵抗R3は同じものであるとすると、PMO
SトランジスタQP4とQP5とのゲートサイズの比に
応じて電流I2に対する電流I3が生成される。例え
ば、PMOSトランジスタQP5のゲート幅をPMOS
トランジスタQP4の半分にすることにより、電流I3
を電流I2の1/2にすることができる。電流I4と電
流I3は加算され、抵抗R3は、該加算された電流に応
じた出力電圧Voを発生させる。
【0016】通常、ダイオードで発生される電圧は負の
温度特性を有し、温度に比例した電圧を抵抗の両端に発
生させることで抵抗成分は正の温度特性を有する。この
ことから、ダイオードで発生される電圧と抵抗の両端に
発生する電圧の2つを加算してバンドギャップ電圧に比
例させることで、温度変化に対して変動しない定電圧を
得ることができる。すなわち、温度に比例した抵抗R1
で発生する電圧を電流I1に変換し、更に該電流I1に
対して所定の比αをなす電流I4を生成すると共に、ダ
イオードD1で発生する順方向電圧VD1を電流I2に
変換し該変換した電流I2に対して所定の比βをなす電
流I3を生成して、該電流I4とI3との和を抵抗R3
で電圧に変換する。
【0017】この際、抵抗R3で変換された電圧がバン
ドギャップ電圧に比例した電圧になるようにダイオード
D1の順方向電圧VD1及び抵抗R1とR2の各抵抗値
をそれぞれ決定する。例えば、電流I4を電流I1の1
/m(m>0)、電流I3を電流I2の1/n(n>
0)にした場合、下記(1)式を満たすように各回路定
数を決定する。なお、この場合、1/mはαを、1/n
はβをそれぞれ示している。また、上記mとnは、互い
に比例するものである。 VBG/γ=(VDI/γ)+(R2/R1)×(kT/q)………………(1) なお、上記(1)式において、VBGはバンドギャップ
電圧を、γはn/mを、R1は抵抗R1の抵抗値を、R
2は抵抗R2の抵抗値をそれぞれ示している。
【0018】また、このときの出力電圧Voは、下記
(2)式のように設定することができる。 Vo=(R3/R2)×VBG/n………………(2) なお、上記(2)式において、R3は抵抗R3の抵抗値
を示している。
【0019】このように、上記(1)及び(2)式を満
たすように回路定数を決定する。すなわち、PMOSト
ランジスタQP1又はQP2とPMOSトランジスタQ
P3との各電流供給能力の比、抵抗R2及びR3の各抵
抗値並びにPMOSトランジスタQP4及びQP5の各
電流供給能力の比を、出力電圧Voがバンドギャップ電
圧に比例した電圧になるように設定する。このようにす
ることにより、温度変化に対して変動の少ないバンドギ
ャップ電圧以下の定電圧を得ることができる。
【0020】上記のように、本実施の形態における定電
圧回路は、演算増幅器OP1によってPMOSトランジ
スタQP1,QP2から同じ電流が供給されるため、抵
抗R1の両端に温度に比例した電圧を得ると共に、PM
OSトランジスタQP1及びQP2で、温度に比例した
抵抗R1の両端電圧を電流I1に変換し、PMOSトラ
ンジスタQP3で該電流I1に対して所定の比αをなす
電流I4を出力すると共に、ダイオードD1の順方向電
圧VD1を演算増幅器OP2とPMOSトランジスタQ
P4によって電流I2に変換し、温度変化に対して変動
しないバンドギャップ電圧に比例した、バンドギャップ
電圧以下の定電圧を得るために、電流I2に対して所定
の比βをなす電流I3をPMOSトランジスタQP5か
ら出力して、抵抗R3で電流I4とI3とを加えた電流
を電圧に変換して出力電圧Voを生成するようにした。
【0021】このことから、PMOSトランジスタQP
1又はPMOSトランジスタQP2と、PMOSトラン
ジスタQP3との各電流供給能力の比の設定、抵抗R2
及びR3における各抵抗値の設定、並びにPMOSトラ
ンジスタQP4及びQP5における各電流供給能力の比
の設定をそれぞれ行うことによって、バンドギャップ電
圧に比例した定電圧を生成して出力することができ、電
源電圧VDDがバンドギャップ電圧以下であっても、温
度変化に影響されない定電圧を生成して出力することが
できる。
【0022】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
の定電圧回路によれば、第1及び第2の各トランジスタ
で温度に比例した第1の抵抗の両端電圧を電流に変換
し、第3のトランジスタで第1又は第2のトランジスタ
から供給される電流に応じた電流を出力し、第1のダイ
オードの順方向電圧を第2の演算増幅器と第4のトラン
ジスタによって電流に変換し、該電流に対して所定の比
をなす電流を第5のトランジスタから出力して、第3の
抵抗で第3及び第5の各トランジスタからのそれぞれの
電流を加えた電流を電圧に変換して出力するようにし
た。このことから、バンドギャップ電圧に比例した定電
圧を生成して出力するように各回路定数を設定すること
ができ、電源電圧を小さくしても、温度変化に影響され
ない定電圧を生成して出力することができる。
【0023】また、第1の抵抗の両端電圧を電流I1に
変換し、該電流I1と所定の比αをなす電流I4を上記
第3の抵抗に供給すると共に、第1のダイオードで発生
する順方向電圧を電流I2に変換し、第3の抵抗で変換
される電圧がバンドギャップ電圧に比例した定電圧にな
るように、電流I2と所定の比βをなす電流I3を第3
の抵抗に供給するようにした。このことから、電源電圧
がバンドギャップ電圧以下であっても、温度変化に影響
されない定電圧を生成して出力することができる。
【0024】具体的には、第1及び第2の各トランジス
タを同一のトランジスタにし、第1又は第2のトランジ
スタと第3のトランジスタとの各電流供給能力の比の設
定、上記第2及び第3の抵抗における各抵抗値の設定、
並びに上記第4及び第5のトランジスタにおける各電流
供給能力の比の設定をそれぞれ行うことによって、バン
ドギャップ電圧に比例した定電圧を生成して出力するよ
うにした。このことから、電源電圧を小さくしても、温
度変化に影響されない定電圧を生成して出力することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における定電圧回路の例
を示した回路図である。
【図2】 従来の定電圧回路の例を示した回路図であ
る。
【符号の説明】
1 定電圧回路 OP1,OP2 演算増幅器 QP1〜QP5 PMOSトランジスタ D1,D2 ダイオード R1〜R3 抵抗

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の飽和電流特性を有する第1のダイ
    オードと、 該第1のダイオードに電流供給を行う第1のトランジス
    タと、 飽和電流が上記第1のダイオードの所定倍である第2の
    ダイオードと、 該第2のダイオードのアノードに直列に接続された第1
    の抵抗と、 該第1の抵抗及び上記第2のダイオードの直列回路に電
    流供給を行う第2のトランジスタと、 上記第1のダイオードに発生する順方向電圧と、上記第
    1の抵抗及び第2のダイオードの直列回路に発生する電
    圧とを比較し、該比較結果に応じて上記第1の及び第2
    の各トランジスタの動作制御をそれぞれ行う第1の演算
    増幅器と、 該第1の演算増幅器によって動作制御される第3のトラ
    ンジスタと、 所定の抵抗値を有する第2の抵抗と、 該第2の抵抗に電流供給を行う第4のトランジスタと、 上記第1の抵抗と第2のダイオードの直列回路に発生す
    る電圧と上記第2の抵抗に発生する電圧とを比較し、該
    比較結果に応じて該第4のトランジスタの動作制御を行
    う第2の演算増幅器と、 該第2の演算増幅器によって動作制御される、上記第4
    のトランジスタに対して所定の比の電流供給能力を有す
    る第5のトランジスタと、 上記第3及び第5の各トランジスタから供給されるそれ
    ぞれの電流を電圧に変換する第3の抵抗と、で構成され
    ることを特徴とする定電圧回路。
  2. 【請求項2】 上記第1及び第2の各トランジスタは、
    第1の抵抗の両端電圧を電流I1にそれぞれ変換し、上
    記第3のトランジスタは、該電流I1と所定の比αをな
    す電流I4を上記第3の抵抗に供給すると共に、上記第
    4のトランジスタは、第1のダイオードで発生する順方
    向電圧を電流I2に変換し、上記第5のトランジスタ
    は、第3の抵抗で変換される電圧がバンドギャップ電圧
    に比例した定電圧になるように、上記電流I2と所定の
    比βをなす電流I3を上記第3の抵抗に供給することを
    特徴とする請求項1記載の定電圧回路。
  3. 【請求項3】 上記第1及び第2の各トランジスタは同
    一のトランジスタであり、該第1又は第2のトランジス
    タと第3のトランジスタとの各電流供給能力の比の設
    定、上記第2及び第3の抵抗における各抵抗値の設定、
    並びに上記第4及び第5のトランジスタにおける各電流
    供給能力の比の設定をそれぞれ行って、バンドギャップ
    電圧に比例した定電圧を生成して出力することを特徴と
    する請求項1又は2記載の定電圧回路。
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