JP2002315611A - 装身具用止め金具 - Google Patents

装身具用止め金具

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JP2002315611A
JP2002315611A JP2001124198A JP2001124198A JP2002315611A JP 2002315611 A JP2002315611 A JP 2002315611A JP 2001124198 A JP2001124198 A JP 2001124198A JP 2001124198 A JP2001124198 A JP 2001124198A JP 2002315611 A JP2002315611 A JP 2002315611A
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housing
elastic ring
cylindrical cover
fastener
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JP2001124198A
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Yasuo Aeba
安雄 饗場
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KANEA TRADING KK
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KANEA TRADING KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】簡単な構造で止め金具の機能には何ら影響を及
ぼすことがなく、ワンタッチで着脱することができる
上、操作用つまみの操作にも支障のない、低コストで止
め金具に装飾性を付与することができるようにした装身
具用止め金具を提供することを目的とするものである。 【解決手段】装飾本体に取り付けたピン11をはめ込ん
で固定する装身具用止め金具12において、装身具用止
め金具のハウジング13の外周に凹溝15を形成し、ハ
ウジングの外周にはめ込まれる筒状カバー17に、上記
凹溝に係合する弾性リング16を保持することにより、
筒状カバーをハウジングの外周にはめ込んだときに弾性
リングが凹溝に係合し、筒状カバーをハウジングの外周
に取り付けられるようにしたことを特徴とする装身具用
止め金具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、装身具、とりわ
けピンブローチに好適に適用することができる装身具用
止め金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、宝飾用のピンを有するブローチ…
ピンブローチは、形状の差はあっても装飾本体に取り付
けたピンを止め金具に係合させ、操作用つまみを引いて
離脱操作をするように構成されている。しかも、止め金
具による係合操作は、板バネやコイルスプリング等の弾
性体の弾性力によって行われるようになっており、離脱
操作は操作用つまみを弾性力に抗して操作することによ
り行われるようになっている。したがって、基本的にこ
の止め金具は機能性のみを要求されてきており、装飾性
については何ら考慮されていないのが実情である。そし
て止め金具に装飾性を持たせる構造として従来考えられ
てきたのは、せいぜいバチカン等によってチェーンによ
り装飾本体と連結するとともに、チェーンの弛みを利用
する程度であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のピンブローチの
止め金具はこのように機能のみによって構成されている
ことが多いため、装飾性にはほとんど配慮されていなか
ったが、服装に取り付けた際には外部から見えるもので
あるため、装飾性にも配慮することが要求されてきてい
る。しかしながら、止め金具はもともとが小さいパーツ
であり、しかも内部のコイルスプリングの弾性を損なわ
ないようにするために、ロー付け等の加熱処理は適さな
いという問題があり、簡単な機構でピンブローチの止め
金具に装飾性を持たせることは非常に難しかった。
【0004】この発明は従来例の上記欠点を解消しよう
とするもので、簡単な構造で止め金具の機能には何ら影
響を及ぼすことがなく、ワンタッチで着脱することがで
きる上、操作用つまみの操作にも支障のない、低コスト
で止め金具に装飾性を付与することができるようにした
装身具用止め金具を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の装身具用止め
金具は、装飾本体に取り付けたピンをはめ込んで固定す
る装身具用止め金具において、装身具用止め金具のハウ
ジングの外周に凹溝を形成し、ハウジングの外周にはめ
込まれる筒状カバーに、上記凹溝に係合する弾性リング
を保持することにより、筒状カバーをハウジングの外周
にはめ込んだときに弾性リングが凹溝に係合し、筒状カ
バーをハウジングの外周に取り付けられるようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0006】この発明の装身具用止め金具は、上記弾性
リングが、その内周面が常態では凹溝の外周面と同じ径
を備えており、筒状カバーとともにハウジングに押し込
まれるときには拡径可能な弾性を保持していることをも
特徴とするものである。
【0007】なおこの発明の装身具用止め金具は、上記
筒状カバーが、主に装飾体の取り付けを目的として利用
されることを特徴とするものである。
【0008】この発明は以上のように構成したので、簡
単な構造で止め金具の機能には何ら影響を及ぼすことが
なく、ワンタッチで着脱することができる上、操作用つ
まみの操作にも支障のない、低コストで止め金具に装飾
性を付与することができる装身具用止め金具を提供する
ことが可能となった。
【0009】
【発明の実施の形態】以下この発明に係る装身具用止め
金具の実施の形態を図面にもとづいて詳細に説明する。
図1はこの装身具用止め金具の1実施例を示し、筒状カ
バーを止め金具のハウジングに取り付けた状態の側面
図、図2はそれぞれを分解した状態の側面図、図3はそ
の正面図、図4は止め金具とピンとの関係を示す断面
図、図5は止め金具にピンを押し込んだ状態の断面図、
図6は操作用つまみを引いた状態の断面図である。
【0010】この発明に係る装身具用止め金具は、図1
ないし図3に示すように、装飾本体(図示せず)に取り
付けたピン11をはめ込んで固定する装身具用の止め金
具12において、止め金具12は先端がテーパ状に形成
された筒状ハウジング13と、その後部に連結された操
作用つまみ14とで構成されている。そして、上記止め
金具12のハウジング13の外周には周方向に凹溝15
が形成してあり、凹溝15には弾性リング16が装着さ
れる。その際凹溝15は、弾性リング16がハウジング
13の周面から突き出る深さに形成されている。
【0011】上記ハウジング13の外周には、さらに筒
状カバー17がはめ込まれる。この筒状カバー17は、
ほぼハウジング13の外周に無理なく挿通される径の内
周を備え、その長さ方向の所定の位置に上記弾性リング
16がはめ込まれる取付溝18が形成されている。この
取付溝18は、図では筒状カバー17のほぼ全周にわた
って形成したスリットとなっているが、筒状カバー17
に設けた拡径部であってもよいことはもちろんである。
そして、上記凹溝15に係合する弾性リング16をこの
取付溝18で保持し、その状態で筒状カバー17を止め
金具12のハウジング13に押し込むことにより、筒状
カバー17は止め金具12に装着される。すなわち、筒
状カバー17をハウジング13の外周にはめ込んだとき
に弾性リング16はその弾性によって拡径してハウジン
グ13上をスライドし、弾性リング16は凹溝15に係
合してスライドを停止する。
【0012】この発明は、以上のようにして装飾体の取
り付けを目的として、筒状カバー17をハウジング13
の外周に取り付けられるようにしたものである。したが
って、筒状カバー17をハウジング13の凹溝15には
め込むときは、弾性リング16を取付溝18で保持した
状態で筒状カバー17を止め金具12のハウジング13
に押し込めばよい。また筒状カバー17をハウジング1
3から抜き取るときは、凹溝15にはめ込まれた弾性リ
ング16の弾性に抗して、弾性リング16を取付溝18
で保持した状態のまま、筒状カバー17を止め金具12
のハウジング13から引き出せばよい。もちろん、予め
弾性リング16のみを筒状カバー17の取付溝18から
抜き取った後、筒状カバー17を止め金具12のハウジ
ング13から引き出してもよい。
【0013】上記筒状カバー17は、その外周上に装飾
体の取付部19を形成されており、この取付部19に装
飾体(図示せず)が取り付け可能となっているのであ
る。この装飾体は予め取付部19に取り付けておけば、
組み付け後にロー付け等の加熱処理を行なうこともな
く、したがって留め金具2の内部機構に悪影響を及ぼす
ことがない。図において20は操作用つまみ14に取り
付けたバチカンで、装飾本体側とチェーン等を介して連
結するためのものであり、これを用いて止め金具12の
紛失を防止することができる。
【0014】図4ないし図6は、止め金具12とピン1
1との関係を示す動作説明図である。上記止め金具12
は、そのハウジング13内に操作用つまみ14と一体的
に形成したピンガイド21を収納している。ピンガイド
21は筒状に形成され、その先端部分に少なくとも1対
の小ボール22を保持する受け部23が形成されてい
る。24はピンガイド21の外周にはめ込んだコイルス
プリングで、常態でピンガイド21をハウジング13内
に引き込むよう作用している。すなわち、図4のピン1
1を止め金具12にはめ込もうとする状態から、図5の
ようにピン11を止め金具12の先端からピンガイド2
1内に挿通すると、小ボール22がコイルスプリング2
4によって付勢されたピンガイド21によってハウジン
グ13のテーパ部分25に圧入される。したがって、ピ
ン11は小ボール22によって挟み込まれ、簡単に止め
金具12から脱落することがない。
【0015】他方、止め金具12からピン11を抜く際
には、止め金具12から操作用つまみ14を引き出すよ
うに力を加えると、図6のようにピンガイド21がコイ
ルスプリング24の力に抗してテーパ部分25から後退
し、小ボール22に加えられていたピン11を挟み付け
る負荷がなくなるので、ピン11は止め金具12のピン
ガイド21内から簡単に抜き取ることができる。
【0016】なお、上記取付部19に取り付けられる装
飾体の材質や形状は、上記止め金具12の材質や機構と
無関係であってもよく、種々の材質や形状、模様等を用
いることができる。
【0017】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
簡単な構造で止め金具の機能には何ら影響を及ぼすこと
がなく、ワンタッチで着脱することができる上、操作用
つまみの操作にも支障のない、低コストで止め金具に装
飾性を付与することができる装身具用止め金具を提供す
ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この装身具用止め金具の1実施例を示し、筒状
カバーを止め金具のハウジングに取り付けた状態の側面
図である。
【図2】それぞれを分解した状態の側面図である。
【図3】その正面図である。
【図4】止め金具とピンとの関係を示す断面図である。
【図5】止め金具にピンを押し込んだ状態の断面図であ
る。
【図6】操作用つまみを引いた状態の断面図である。
【符号の説明】
11 ピン 12 止め金具 13 筒状ハウジング 14 操作用つまみ 15 凹溝 16 弾性リング 17 筒状カバー 18 取付溝 19 取付部 20 バチカン 21 ピンガイド 22 小ボール 23 受け部 24 コイルスプリング 25 テーパ部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装飾本体に取り付けたピンをはめ込んで固
    定する装身具用止め金具において、装身具用止め金具の
    ハウジングの外周に凹溝を形成し、ハウジングの外周に
    はめ込まれる筒状カバーに、上記凹溝に係合する弾性リ
    ングを保持することにより、筒状カバーをハウジングの
    外周にはめ込んだときに弾性リングが凹溝に係合し、筒
    状カバーをハウジングの外周に取り付けられるようにし
    たことを特徴とする装身具用止め金具。
  2. 【請求項2】弾性リングが、その内周面が常態では凹溝
    の外周面と同じ径を備えており、筒状カバーとともにハ
    ウジングに押し込まれるときには拡径可能な弾性を保持
    している請求項1に記載の装身具用止め金具。
  3. 【請求項3】筒状カバーが、装飾体を取り付け可能とさ
    れている請求項1または2に記載の装身具用止め金具。
JP2001124198A 2001-04-23 2001-04-23 装身具用止め金具 Ceased JP2002315611A (ja)

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