JP3250091B2 - 環状装身具の留め金具 - Google Patents

環状装身具の留め金具

Info

Publication number
JP3250091B2
JP3250091B2 JP34309795A JP34309795A JP3250091B2 JP 3250091 B2 JP3250091 B2 JP 3250091B2 JP 34309795 A JP34309795 A JP 34309795A JP 34309795 A JP34309795 A JP 34309795A JP 3250091 B2 JP3250091 B2 JP 3250091B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
fastener
receiving member
coil spring
locking member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34309795A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09182609A (ja
Inventor
雅弘 星野
Original Assignee
雅弘 星野
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 雅弘 星野 filed Critical 雅弘 星野
Priority to JP34309795A priority Critical patent/JP3250091B2/ja
Publication of JPH09182609A publication Critical patent/JPH09182609A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3250091B2 publication Critical patent/JP3250091B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adornments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネックレス、ブレスレ
ット、アンクレット等の環状装身具における留め金具に
関するものである。
【0002】
【発明の属する技術分野】ネックレス等の留め金具にお
いて、弾性力を利用した係止手段としては、一般に板バ
ネあるいはコイルバネが使用されている。板バネを使用
した留め金具の従来例を図14に示す。多数の珠玉を綴
り通した連珠玉糸の一端に丸環43を介して留め金具本
体41を連結してあるとともに、連珠玉の他端には丸環
43を介して係止具42を連結してある。この留め金具
40は金属を折り曲げて板バネ状に形成した係止具42
をその折り返し部位から、中空な留め金具本体41の側
面に穿設した係合孔41aに圧入し挿着してネックレス
を環状に連結する。係合孔41aに形成した切欠部に、
係止具42の係止部42aが弾性力で係止される。
【0003】また、コイルバネを使用した留め金具の従
来例として下記のものがある。 1)本出願人が出願した「実開平7−30730」の場
合、図15(a)、(b)、(c)に示すように係止具
23にはその周面に係止溝23aが形成されている。留
め金具本体22は、係止具23が挿脱可能な円筒形状の
受入れ部材25と、この受入れ部材25の長軸に対して
垂直方向に移動する係止部材26と、コイルバネ27a
と、コイルバネ27aを収容するバネ収容部材27を有
している。係止部材26は図15(c)に示されるよう
に略U字形状をしており、この係止部材26を上下に摺
動させ得るように受入れ部材25の外周は肉厚範囲内で
平面状に削られている。また、係止部材26の底部であ
る係止部26cが受入れ部材25内部に突出できるよう
に、受入れ部材25には切欠が施されている。係止具2
3が挿入されていないときは係止部材26はコイルバネ
27aの付勢力により上方向に押上げられており、受入
れ部材25の切欠部に係止部26cが当接している状態
にある。係止具23を挿入すると、その外周面で係止部
材26の係止部26cをコイルバネ27aの弾性力に抗
して押圧しながら通過し、係止溝23aが係止部26c
に至った地点でコイルバネ27aにより係止部26cが
係止溝23aに係止される。なお、係脱押釦26bは略
U字形板26aに固着されている。
【0004】また、コイルバネを使用した留め金具の他
の実施例として下記のものがある。 2)図16(a)、(b)に示すように、留め金具本体
31にはコイルバネ34による付勢力を有する係止ピン
35が付設されており、係止具32が留め金具本体31
の挿入孔33に挿入されると、係止具32の先端が係止
ピン35の先端部36に接触する。先端部36は係止具
32の挿入方向に対して傾斜角をなすように形成されて
いるので、係止具32の先端が先端部36をコイルバネ
34の弾性力に抗して押圧しながら通過し、係止具32
に穿孔されたピン孔37が係止ピン35に至った地点で
コイルバネ34の弾性力で係止ピン35の先端部36が
ピン孔37に嵌合する。また、係止具32を外す際に
は、係止ピン35他端側に付設された摘子38をコイル
バネ34の弾性力に反して引き上げて係止具32を留め
金具本体31から引き抜く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
留め金具には次のような欠点があった。板バネを使用し
た留め金具の場合、係止具42は、折り曲げ成形した板
バネであるので、使用頻度が高くなるにつれて潰れ、係
止力が低下して留め金具本体41から外れやすくなると
いう不具合が生じる。ネックレス等の留め金具は、その
本体ケース自体に宝石等を装飾することもあり、親子代
々にわたる永年の使用を前提とするため、板バネの劣化
による係止不具合は大きな問題となる。
【0006】一方、弾性力低下率の小さいコイルバネを
使用した留め金具であっても、従来の構造では次のよう
な問題を有していた。 1)本出願人は「実開平7−30730」に基づき、係
る考案を実施した留め金具の量産を行ったところ、下記
の課題が生じることが判明した。 各部材をケース本体に収容する、いわゆる組み込み方
法が非常に難しい。図15(a)、(b)、(c)にお
いて、ケース本体24に受入れ部材25、係止部材2
6、バネ収容部材27を組み込むが、バネ収容部材27
にはコイルバネ27aが収納されているため、受入れ部
材25とバネ収容部材27をロー付け等で固着させよう
とするとその熱でコイルバネ27aが変質劣化してしま
うために一体とさせることができない。したがって、組
み込みは指先またはピンセットで両部材を圧接挟持しな
がら行うことになる。そのため図15(d)に示すよう
に、バネ収容部材27aの上面形状は受入れ部材25の
外周に沿った曲面をなし、かつ、位置決めさせるための
一対の突起が設けられている。しかし、この突起の大き
さには限界があるため、指先またはピンセットで挟持し
ているときに外れやすく、ケース本体24への嵌入が非
常に難しいものとなっている。 小型化の際に制約を受けやすい。バネ収容部材27を
収容する分、留め金具の外形寸法が大きくなる。また、
本出願人は留め金具本体寸法10×8×4mmサイズの
留め金具の製作を試みたが、当サイズではバネ収容部材
27の製造は不可能であることがわかった。 部材点数が多く、また、部材加工工程が多いためコス
ト高になる。部材点数が多いため金型製造コストがかか
り、またバネ収容部材27との緩衝を避けるためにケー
ス蓋に切欠を設けるための金型も必要となる。また、前
述したバネ収容部材27の突起部に対応させるために受
入れ部材25に嵌合溝を形成する加工工程も必要として
いた。
【0007】2)図16(a)、(b)に示す従来例の
場合 当該構造では、係止具32を解除するときに摘子38
を上方向に引き抜くことになり、よって当然その操作性
から摘子38は指で充分に摘めるような大きさにならざ
るを得ず、デザイン上制約を受けることになる。 バネ付勢方向に係止部、コイルバネ、摘子、と直列に
並ぶ構造のために、ケースの小型化、デザインの自由度
において制約を受ける。
【0008】本発明は上記問題点を解消するために創作
されたもので、高使用頻度に耐えるコイルバネを使用し
た、部材点数が少なく安価に製作でき、また、部材の組
み込み方法が簡単で、小型化が可能な環上装身具の留め
金具を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は環状装身具の留め金具において下記の手段を
用いた。係止孔もしくは係止溝が形成された係止具、お
よび上記係止具の挿脱が可能な受入れ部材と、上記係止
具に形成された係止孔もしくは係止溝に係脱可能な係止
部を備え、かつ、留め金具本体の外部に突出する係脱押
釦を備えた係止部材と、この係止部材の係止部を常時係
止孔もしくは係止溝に係止する方向に弾性力で付勢する
コイルバネと、上記受入れ部材、係止部材、コイルバネ
を収容するための本体ケースと、から構成された留め金
具本体からなるネックレス、ブレスレット等環状装身具
の留め金具において、上記コイルバネを上記受入れ部材
と係脱押釦の間に配設し、該係脱押釦を、上記コイルバ
ネを収容するために中空状に形成した。
【0010】また、係脱押釦が押圧された際に、係止部
材が受入れ部材、ケース、もしくはこれらに付設した突
状体のいずれかに当接し、上記係止部材の係止部が係止
孔もしくは係止溝から離脱する方向への移動が規制さ
れ、上記係止部材の係止部が上記受入れ部材から外れな
いように構成した。
【0011】また、係脱押釦が押圧された際に、該係脱
押釦の中空周縁部が受入れ部材、ケース、もしくはこれ
らに付設した突状体のいずれかに当接し、係止部材の係
止部が係止孔もしくは係止溝から離脱する方向への移動
が規制され、上記係止部材の係止部が上記受入れ部材か
ら外れないように構成した。
【0012】また、係脱押釦が押圧され、コイルバネ
が、当該コイルバネ単体におけるときの弾性力付勢方向
の最小長さとなったときに、係止部材の係止部が係止孔
もしくは係止溝から離脱する方向への移動が規制され、
上記係止部材の係止部が上記受入れ部材から外れないよ
うに構成した。
【0013】また、ケースまたは受入れ部材に、係止部
材をその移動方向に案内支承するための移動案内手段を
形成した。
【0014】また、上記移動案内手段を、凸状または凹
状の溝、もしくは付設された突状片とした。
【0015】また、上記留め金具本体を左右対称もしく
は上下対称に設けるとともに、環状装身具本体の両端末
に上記係止具を設けた。
【0016】また、上記留め金具本体を上下対称に設け
るとともに、二系統の環状装身具本体のそれぞれ一側端
末に上記係止具を設けた。
【0017】また、上記留め金具本体を左右対称かつ上
下対称に設けるとともに、二系統の環状装身具本体のそ
れぞれ両端末に上記係止具を設けた。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る留め金具の実施例を
図面に基づいて説明する。 「請求項2に対応の形態の説明」図1は本発明に係る留
め金具の第1の形態の正面図、図2は係止具が係止され
た状態での図1におけるA−A断面図である。図示する
ように留め金具1は、留め金具本体2と係止具3からな
り、多数の珠玉を綴り通した連珠玉糸の両端部にそれぞ
れ連結してある。
【0019】上記係止具3は丸棒形状をなし、その先方
に後記する係止部材6の係止部6cに係脱可能な係止溝
3aを円周に沿って形成してある。この係止具3の先端
部は後記する受入れ部材5に挿入しやすいように球面形
状に形成してあり、他端部には取付環3bが突設され上
記連珠玉糸の端部に取り付けた丸環と連結してある。
【0020】一方、留め金具本体2は以下の部材から構
成されている。符号4は後記する各部材を収容するため
のケースの一方であるケース本体であり、その内部は中
空状に形成してある。また、ケース本体4の一側面部に
設けた取付環4aを介して上記連珠玉糸の端部に取り付
けた丸環と連結できるようにしてある。このケース本体
4の他側面部には、係止具3の挿脱を可能にする挿入孔
4bが形成されており、上側面部には後記の係脱押釦6
bを挿入できるようにその形状に合わせて切欠4cが施
されている。このケース本体4内には、係止具3を導入
案内する受入れ部材5と、この受入れ部材5に係合して
設けられ、係止具3の係止溝3aに係脱する係止部材6
と、係止部材6を常時上方に付勢するコイルバネ7が収
容されている。
【0021】受入れ部材5は、係止具3の挿脱が可能な
ように円筒形状に形成されており、ケース本体4の挿入
孔4bに接続するようにケース本体4に収容されてい
る。この受入れ部材5は図2、図3に示すように上下動
する係止部材6の略U字形板6aをその内側面が案内さ
れるように受入れ部材5の外周の両側部に平坦面5aが
形成されているとともに、その平坦面5aの終端部の下
側には係止部材6の係止部6cが受入れ部材5内部に突
出するように切欠5bが形成されている。
【0022】係止部材6は、作動体としての略U字形板
6aと、その上部に設けられたケース本体4の表面から
突出する態様の係脱押釦6bとからなり、略U字形板6
a内側の底部を係止具3の係止溝3aに係脱可能な係止
部6cとしている。略U字形板6aと係脱押釦6bはロ
ー付け等で固着されている。また、係脱押釦6bはコイ
ルバネ7を収容できるように中空状に形成されている。
【0023】次に、ケース本体4と受入れ部材5と係止
部材6の位置関係は以下のようになっている。係脱押釦
6bを押圧し、係止部材6の係止部6cの下端が本体ケ
ース4の下面に当接したときに、係止部6c上端が切欠
5bからはずれないように配置されている。つまり、係
脱押釦6bを押しきったとき、係止部6cの上端部が受
入れ部材5の肉厚部範囲内に位置することになるわけで
ある。(図2の仮想線に示す。) なお、係止部材が受入れ部材に当接したときに、係止部
の上端が受入れ部材の肉厚範囲内に位置する構造の態様
としては、後記する図5に示される留め金具で実現され
る。
【0024】したがって、通常はコイルバネ7の弾性力
で係止部材6を押し上げて、その係止部6cが受入れ部
材5の切欠5bに嵌入した状態で規制され、受入れ部材
5内に突出した状態にある。また、係止部材6に押し下
げ力が作用すると、コイルバネ7の弾性力に抗して略U
字形板6aが下がり、係止部6cが受入れ部材5の切欠
5bから下降する。
【0025】この留め金具本体2の組立順序は以下の通
りである。(図3参照) コイルバネ7を係止部材6の係脱押釦6b内部に挿入
する。 コイルバネ7を圧縮させて係止部材6を受入れ部材5
に、平坦面5aが形成されている側から通し、平坦面5
aの終了部まで嵌着させる。平坦面5aの終了部まで来
ると、係止部材6の係止部6cがコイルバネ7の弾性力
により切欠5bに嵌合し、受入れ部材5内部に突出す
る。 一体となった上記部材をケース本体4に嵌着させる。
従来は、受入れ部材とコイル収容部材を指先又はピンセ
ットで圧接挟持しながら嵌着させていたので、互いに外
れやすく作業が極めて困難であったのに対し、本構造に
よれば簡単に嵌着が可能となり作業効率が飛躍的に向上
する。またケース本体4の長手方向における内寸法は受
入れ部材5を適宣嵌合させうる寸法であり、また、ケー
ス本体4の両内側面部(挿入孔4bと取付環4aが形成
されている面)の幅寸法は受入れ部材5の両切り口面を
位置決めさせるような寸法となっているので、受入れ部
材5はケース本体4内部で振れることがない。 ケース蓋8をケース本体4と嵌合させる。ケース蓋8
には、係脱押釦6bおよび受入れ部材5の緩衝を防ぐた
めに切欠が設けられている。なお、ケース本体4とケー
ス蓋8との嵌合方法は、それぞれに幾つかの凹凸状ダボ
加工を施した嵌合方法等が用いられる。
【0026】以上のように構成した留め金具1の取り扱
いを説明する。ネックレスを首に付けるときには、留め
金具本体2と係止具3を接近させ、係止具3の先をケー
ス本体4の挿入孔4bに挿入する。係止具3の先端部は
球面形状であるためスムースに導入される。係止具3は
その外周面で係止部6cを押圧しながら通過し、係止溝
3aが係止部6cに至った地点でコイルバネ7の弾性力
により係止部6cが係止溝3aに突出して係止され、留
め金具1が連結される。また、ネックレスを首から外す
ときには、留め金具本体2の表面に突出している係脱押
釦6bを押しながら、係止具3を引き抜く方向に引っ張
れば、係止部材6の略U字形板6aが押し下げられて係
止部6cが係止具3の係止溝3aから離れるので、受入
れ部材5から係止具3が引き抜ける。
【0027】「請求項3に対応の形態の説明」次に第2
の形態を説明する。図4は第2の形態の留め金具本体を
示す正面図である。前述の第1の形態では係止部材6の
係止部6cの下端がケースの下側面に当接することによ
り、係止部材6の下方向の摺動ストロークが規制された
が、本実施例では係脱押釦6bの中空周縁部が、突状体
であるストッパー片9に当接することによって係止部材
6の下方向の摺動ストロークは規制されるようになって
おり、係止部6cの上端部が受入れ部材5の切欠5bか
ら外れないようになっている。このストッパー片9は、
係止部材6を受入れ部材5に嵌着させた後にロー付け等
で固着される態様が採られる。また、ストッパー片は本
体ケース側に取付けても良い。さらに、突状体を付設す
るかわりに、ケース本体またはケース蓋に突状加工を施
して前記係脱押釦6bの中空周縁部をその突状体に当接
させる構造としても目的は達せられる。
【0028】「請求項3に対応の別形態の説明」次に第
3の形態を説明する。図5は第3の形態の留め金具を示
す説明図、図6は各構成部材の斜視図である。留め金具
1′は第1の形態同様に留め金具本体2′と係止孔3c
を形成した係止具3′からなり、ケース本体4′内には
係止具3′を導入案内する受入れ部材5′と、この受入
れ部材5′に係合して設けられ、係止具3′の係止孔3
cに係脱する係止部材6′と、係止部材6′を常時上方
に押圧するコイルバネ7′が収容されている。
【0029】板形状の係止具3′はその中央部近傍に、
後記する係止部材6′の係止部6eに係脱可能な係止孔
3cが穿孔されている。また、係止具3′の先端部は係
止部6eを押し下げ得るようにテーパ面が形成されてい
る。他端側には連珠玉糸の端部に取り付けた丸環と連結
するための取付環3b′が取り付けられている。
【0030】一方、留め金具本体2′は以下のような構
成部材からなっている。ケース本体4′は第1の形態と
同様に内部は中空状で、一側面には係止具3′の挿脱の
ための角状の挿入孔4b′が形成されている。受入れ部
材5′は係止具3′の挿脱が可能なように中空状に形成
された角形状部材でありケース本体4′の挿入孔4b′
に接続するようにケース本体4′に収容されている。ま
た、図6に示すようにこの受入れ部材5′の一側面部に
は、係止部材6′を所定位置まで導入案内させるための
切欠溝5cおよび5dが形成されている。係止部材6′
は作動体としての略コの字形板6dと、その上部に設け
られたケース本体4′の表面から突出する態様の係脱押
釦6b′とからなり略コの字形板6dの下部先端を係止
具3′の係止孔3cに係脱可能な係止部6eとしてい
る。係脱押釦6b′はコイルバネ7′を収容できるよう
に中空状に形成されている。
【0031】ここで、ケース本体4′と受入れ部材5′
と係止部材6′およびケース蓋8′の組み込み方法およ
び位置関係は以下のようになっている。係脱押釦6b′
内にコイルバネ7′を挿入して係止部材6′を受入れ部
材5′の切欠溝5cおよび5dに沿って嵌入させる。こ
の状態でケース本体4′に嵌入させる。このとき、ケー
ス本体4′の底部周辺には美観上、R面が施されている
が、このR面は受入れ部材5′の位置決めも兼ねてい
る。図5において紙面に向かって表裏の位置にあるR面
は受入れ部材5′をケース本体4′空間中に固定させる
べく比較的大きい寸法であり、図5に示される左右のR
面は係止部材6′が上下動し、下点に達したときに緩衝
しないように小さい寸法となっている。係止部材6′は
上下動する際、その摺動部はケース本体4′の内側面と
受入れ部材5′の切欠溝5cの面および5dの面によっ
て支承されている。また、常時係止部材6′はコイルバ
ネ7′により上方に向かって押し上げられる力が働いて
いるため、それを規制する役割を兼ねてケース蓋8′が
ケース本体4′に嵌合される。つまり、略コの字形板6
dの上辺部はケース蓋8′に当接することにより係止部
材6′の上方向のストロークは規制されるわけである。
また、係止部材6′と受入れ部材5′の高さ方向の関係
は、係脱押釦6b′を押圧させ受入れ部材5′の上面に
係脱押釦6b′の中空周縁部を当接させたときに、略コ
の字形板6dの係止部6eの上端部が受入れ部材5′の
下面から外れないような位置関係となっている。なぜな
ら、係止部材6′の図5における横方向の位置決めは前
述した通りケース本体4′の内側面と受入れ部材5′の
切欠溝5cの面および5dの面によって支承され決まる
が、係止部材6′の上下方向の摺動をスムースにするた
め、また、製造、組み込み工程における誤差等を考慮
し、多少の間隙ができるように設計されているために、
係止部材6′の係止部6eの先端部が受入れ部材5′か
ら外れることがあり、係脱押釦6b′の押圧を解除して
も係止部6eの先端が受入れ部材5′の下面に引っ掛か
ってしまい、係止具3′の挿脱がスムースにいかなくな
ってしまうからである。以上のように構成した留め金具
1′も第1の形態同様の作用効果が得られる。
【0032】「請求項4に対応の形態の説明」続いて、
第4の形態について説明する。図7は第4の形態を示す
説明図であり、係脱押釦6fが押圧されているときの状
態を示している。各構成部材は第1の形態の留め金具に
準ずるが、本体ケースおよびコイルバネの仕様が若干異
なっている。本形態では図に示すように、係脱押釦6f
内に収容されたコイルバネ11が圧縮されて、そのコイ
ルバネ11単体の弾性力付勢方向における長さが最小と
なったときに、係止部6cが受入れ部材5の肉厚範囲に
位置するように構成されている。つまり、コイルバネ1
1自体が係止部6cの図7における下方向への移動を規
制している構造となっている。
【0033】「請求項6に対応の形態の説明」続いて、
第5の形態について説明する。図8(a)はその説明図
であり、図8(b)は図8(a)におけるB−B断面図
である。各構成部材は第1の形態の留め金具に準ずる
が、本体ケースの仕様が若干異なっている。図において
本体ケース10′には、係止部材6をその移動方向に案
内支承するための突状体12が2ヵ所形成されることに
よりガイド溝が形成されている。本形態によれば、突状
体12が係止部材6の側面をガードし、係止部材6の横
方向のズレを規制するので、係止部材6の係止部6cが
受入れ部材5から外れる構造となっていても、係止部材
6の摺動がスムースになるという利点がある。また、突
状体は本例のように本体ケース自体の加工によるものの
他、突状片を本体ケースまたは受入れ部材にロー付する
等の方法を用いても良い。
【0034】「請求項5に対応の形態の説明」続いて、
第6の形態について説明する。本形態は、第5の形態に
おける突状体をケースの一方であるケース蓋で代用した
ものである。図9(a)はそのケース蓋の正面図であ
る。ケース蓋13にはその表面に装飾品を位置決め係止
するための孔14が設けられているが、その孔14′の
部位においてケース蓋13は内側に折れ曲がった屈曲部
15を形成している。よってケース蓋13がケース本体
に嵌合されると図9(b)に示されるように屈曲部15
が係止部材6の横方向のズレを規制するので、第5の形
態と同様に係止部材6の係止部6cが受入れ部材から外
れる構造としても係止部材6の摺動がスムースにいくこ
とになる。
【0035】「請求項7に対応の形態の説明」続いて留
め金具の他の形態について説明する。図10(a)は留
め金具の第7の形態を示す説明図である。この留め金具
101は、第1の形態の留め金具本体2と同一機構を採
用して、留め金具本体102としてケース本体104内
に係止部材106を左右対称に2個構成したものであ
り、受入れ部材105は長尺寸法の部材1個として構成
した。係止させるネックレスの両端部にはそれぞれ係止
具103を取り付けてある。すなわち、ケース本体10
4の左右両端に受入れ部材105に通じるケース本体の
挿入孔が開口された構成である。
【0036】「請求項7に対応の別形態の説明」図10
(b)は留め金具の第8の形態を示す説明図である。こ
の留め金具101′は、第3の形態の留め金具本体2′
と同一機構を採用して、留め金具本体102′としてケ
ース本体104′内に係止部材106′を左右対称に2
個構成したものであり、受入れ部材105′は長尺寸法
の部材1個として構成した。係止させるネックレスの両
端部にはそれぞれ係止具103′を取り付けてある。
【0037】「請求項7に対応の別形態の説明」図10
(c)は留め金具の第9の形態を示す説明図であり、前
述の第8の形態における係止部材106′を変形させた
形態のものであり、係止部材110は図10(d)に示
すように二又に分かれた形状となっており係脱押釦1つ
で左右の係止具の係脱が行えるようになっている。
【0038】「請求項7に対応の別形態の説明」図11
は留め金具の第10の形態を示す説明図である。この留
め金具201は、第1の形態の留め金具本体2と同一機
構を採用して、留め金具本体202としてケース本体2
04内に受入れ部材205と係止部材206を上下対称
に2個構成したものである。係止させるネックレスの両
端部にはそれぞれ係止具203を取り付けてある。
【0039】「請求項8に対応の形態の説明」図12は
留め金具の第11の形態を示す説明図である。この二連
用の留め金具301は、第1の形態の留め金具本体2と
同一機構を採用して、留め金具本体302としてケース
本体304内に受入れ部材305と係止部材306を上
下対称に2個構成してある。そして、二系統(2本)の
ネックレスのそれぞれの一側端部は、ケース本体304
の取付環を介して連結してあり、それぞれの他端部には
係止具303を連結してある。
【0040】「請求項9に対応の形態の説明」図13は
留め金具の第12の形態を示す説明図である。この二連
用の留め金具401は、第1の形態の留め金具本体2と
同一機構を採用して、留め金具本体402としてケース
本体404内に係止部材406を左右対称かつ上下対称
に4個構成してある。受入れ部材405は長尺寸法の部
材を使用しているため上下2個に構成してある。そし
て、二系統のネックレスのそれぞれの両端部には係止具
403を連結してある。
【0041】
【発明の効果】本発明に係る留め金具は以上のように構
成されているので、次のような効果を奏する。 1)留め金具本体の組立作業効率が向上する。各部材を
予め一体に接続させてケース本体に嵌入するという組み
込み方法となるので、素早い組立作業が可能となる。 2)部材点数が少なくて済む。係脱押釦がコイルバネを
収容する役割を兼ねているので、コイルバネを収容する
専用部材が要らなくなる。 3)小型化が可能となる。コイルバネ収容部材を廃し、
係脱押釦内にコイルバネを収容することにより留め金具
本体の小型化が可能となる。 4)コイルバネ収容部材を廃したことにより、ケース自
体を細くすることができるのでケース表面に付設する装
飾品又はケース表面デザインの自由度(バリエーショ
ン)が拡がる。 5)部材の加工工程が減少される。コイルバネ収容部材
を廃したことにより、受入れ部材に位置決め用の切欠溝
を形成する工程が要らなくなり、その金型が不要になる
とともに、ケース蓋にバネ収容部材の位置決め用切欠を
形成する工程もなくなり、その切欠用の金型も不要とな
る。 6)係止部材や係止押釦が受入れ部材、受入れ部材に付
設した突状体もしくはケース本体に当接することによっ
て、その摺動ストロークが規制され、係止部材の係止部
が受入れ部材から外れることを防止した構造としたた
め、引っ掛かりのないスムースな係止具の脱着が行え
る。 7)留め金具本体を上下対称や左右対称にした構造にし
ても、大型にならずに済み、両端末に係止具を設けるこ
とによって、数種類の留め金具と数種類のネックレス等
を用意すれば様々なコーディネイトを楽しむことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る留め金具の第1の形態の正面図で
ある。
【図2】係止具が係止された状態での図1におけるA−
A断面図である。
【図3】本発明に係る留め金具の第1の形態の構成部材
の斜視図である。
【図4】本発明に係る留め金具の第2の形態の正面図で
ある。
【図5】本発明に係る留め金具の第3の形態の説明図で
ある。
【図6】本発明に係る留め金具の第3の形態の構成部材
の斜視図である。
【図7】本発明に係る留め金具の第4の形態の説明図で
ある。
【図8】図8(a)は、本発明に係る留め金具の第5の
形態の説明図である。図8(b)は、図8(a)におけ
るB−B断面図である。
【図9】図9(a)は、本発明に係る留め金具の第6の
形態の説明図である。図9(b)は、図9(a)におけ
るC−C断面図である。
【図10】図10(a)は、本発明に係る留め金具の第
7の形態の説明図である。図10(b)は、本発明に係
る留め金具の第8の形態の説明図である。図10(c)
は、本発明に係る留め金具の第9の形態の説明図であ
る。図10(d)は、本発明に係る留め金具の第9の形
態における係止部材の斜視図である。
【図11】本発明に係る留め金具の第10の形態の説明
図である。
【図12】本発明に係る留め金具の第11の形態の説明
図である。
【図13】本発明に係る留め金具の第12の形態の説明
図である。
【図14】板バネを使用した留め金具の従来例を示す説
明図である。
【図15】コイルバネを使用した留め金具の従来例を示
す説明図である。
【図16】コイルバネを使用した留め金具の他の従来例
を示す説明図である。
【符号の説明】
1、1′:留め金具 2、2′:留め金具本体 3、3′:係止具 3a :係止溝 3b、3b′:取付環 3c :係止孔 4、4′:ケース本体 4a、4a′:取付環 4b、4b′:挿入孔 4c :切欠 5、5′:受入れ部材 5a :平坦面 5b :切欠 5c、5d :切欠溝 6、6′:係止部材 6a :略U字形板 6b、6b′:係脱押釦 6c :係止部 6d :略コの字形板 6e :係止部 6f :係脱押釦 7、7′、11:コイルバネ 8、8′:ケース蓋 9 :ストッパー片 10、10′:本体ケース 12 :突状体 13 :ケース蓋 14 :孔 15 :屈曲部 101、101′:留め金具 102、102′:留め金具本体 103、103′:係止具 104、104′:ケース本体 105、105′:受入れ部材 106、106′:係止部材 110 :係止部材 201、301、401 :留め金具 202、302、402 :留め金具本体 203、303、403 :係止具 204、304、404 :ケース本体 205、305、405 :受入れ部材 206、306、406 :係止部材

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 係止孔もしくは係止溝が形成された係止
    具、および上記係止具の挿脱が可能な受入れ部材と、上
    記係止具に形成された係止孔もしくは係止溝に係脱可能
    な係止部を備え、かつ、留め金具本体の外部に突出する
    係脱押釦を備えた係止部材と、この係止部材の係止部を
    常時係止孔もしくは係止溝に係止する方向に弾性力で付
    勢するコイルバネと、上記受入れ部材、係止部材、コイ
    ルバネを収容するためのケースと、から構成された留め
    金具本体からなるネックレス、ブレスレット等環状装身
    具の留め金具において、上記コイルバネは上記受入れ部
    材と係脱押釦の間に配設され、該係脱押釦は上記コイル
    バネを収容するために中空状に形成されていることを特
    徴とする環状装身具の留め金具。
  2. 【請求項2】 係脱押釦が押圧された際に、係止部材が
    受入れ部材、ケース、もしくはこれらに付設した突状体
    のいずれかに当接し、係止部材の係止部が係止孔もしく
    は係止溝から離脱する方向への移動が規制され、上記係
    止部材の係止部が上記受入れ部材から外れないように構
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の環状装
    身具の留め金具。
  3. 【請求項3】 係脱押釦が押圧された際に、該係脱押釦
    の中空周縁部が受入れ部材、ケース、もしくはこれらに
    付設した突状体のいずれかに当接し、係止部材の係止部
    が係止孔もしくは係止溝から離脱する方向への移動が規
    制され、上記係止部材の係止部が上記受入れ部材から外
    れないように構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の環状装身具の留め金具。
  4. 【請求項4】 係脱押釦が押圧され、コイルバネが、当
    該コイルバネ単体におけるときの弾性力付勢方向の最小
    長さとなったときに、係止部材の係止部が係止孔もしく
    は係止溝から離脱する方向への移動が規制され、上記係
    止部材の係止部が上記受入れ部材から外れないように構
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の環状装
    身具の留め金具。
  5. 【請求項5】 ケースまたは受入れ部材は、係止部材を
    その移動方向に案内支承するための移動案内手段が形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の環状装身
    具の留め金具。
  6. 【請求項6】 上記移動案内手段は、凸状または凹状の
    溝、もしくは付設された突状片であることを特徴とする
    請求項5に記載の環状装身具の留め金具。
  7. 【請求項7】 上記留め金具本体を左右対称もしくは上
    下対称に設けるとともに、環状装身具本体の両端末に上
    記係止具を設けたことを特徴とする請求項1ないし6に
    記載の環状装身具の留め金具。
  8. 【請求項8】 上記留め金具本体を上下対称に設けると
    ともに、二系統の環状装身具本体のそれぞれ一側端末に
    上記係止具を設けたことを特徴とする請求項1ないし6
    に記載の環状装身具の留め金具。
  9. 【請求項9】 上記留め金具本体を左右対称かつ上下対
    称に設けるとともに、二系統の環状装身具本体のそれぞ
    れ両端末に上記係止具を設けたことを特徴とする請求項
    1ないし6に記載の環状装身具の留め金具。
JP34309795A 1995-12-28 1995-12-28 環状装身具の留め金具 Expired - Fee Related JP3250091B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34309795A JP3250091B2 (ja) 1995-12-28 1995-12-28 環状装身具の留め金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34309795A JP3250091B2 (ja) 1995-12-28 1995-12-28 環状装身具の留め金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09182609A JPH09182609A (ja) 1997-07-15
JP3250091B2 true JP3250091B2 (ja) 2002-01-28

Family

ID=18358925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34309795A Expired - Fee Related JP3250091B2 (ja) 1995-12-28 1995-12-28 環状装身具の留め金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3250091B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2016035186A1 (ja) * 2014-09-04 2017-06-22 雅弘 星野 アクセサリ用クラスプ
US11903461B2 (en) 2020-04-03 2024-02-20 Pandora A/S Jewelry clasp

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6145171A (en) * 1997-07-02 2000-11-14 Hoshino; Masahiro Clasp for accessories
JP3952250B2 (ja) 1999-11-17 2007-08-01 株式会社ジュエルパーツピコ 装身具用連結具
CN101589870A (zh) * 2008-05-26 2009-12-02 星野雅弘 饰品用卡扣
JP5568256B2 (ja) * 2009-06-25 2014-08-06 雅弘 星野 アクセサリ用クラスプ
JP5712272B2 (ja) * 2013-12-02 2015-05-07 雅弘 星野 アクセサリ用クラスプ
US11234498B2 (en) 2019-09-05 2022-02-01 Pandora A/S Jewelry clips
EP3915429B1 (en) 2020-05-27 2023-12-27 Pandora A/S A jewelry clasp

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2016035186A1 (ja) * 2014-09-04 2017-06-22 雅弘 星野 アクセサリ用クラスプ
US11903461B2 (en) 2020-04-03 2024-02-20 Pandora A/S Jewelry clasp

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09182609A (ja) 1997-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3250091B2 (ja) 環状装身具の留め金具
JP3764786B2 (ja) 装身具用止め金具
WO1996028064A1 (fr) Dispositif pour le reglage precis de la longueur d'un accessoire en bande
EP0714616A1 (en) Center binding metal for band-shaped ornament
JP2007160083A (ja) クラスプ
US6311373B1 (en) Intermediate clasp for band type ornaments
JP5433296B2 (ja) アクセサリ用のクラスプ
US10609991B2 (en) Clasp and timepiece
EP1147721B1 (en) Buckle for a personal adornment band
US7536759B2 (en) Clasp and method for assembling the same
CN115666316A (zh) 首饰扣
US4074400A (en) Fastenings suitable for personal ornaments
JP6427584B2 (ja) アクセサリ用クラスプ
JP2001309807A (ja) 装身具用連結具
JP2002177023A (ja) 環状装身具の留め金具
JPH0545217Y2 (ja)
JP2700782B2 (ja) タイピン等の装身具の係止装置
JP3210272U (ja) 身飾品の留め具
JPH0730730U (ja) 環状装身具の留め金具
JP4619013B2 (ja) 装身具用留め具
US20120279026A1 (en) Ornament lock with wide opening ornament clasp
JP4681739B2 (ja) 環状装身具の留め金具
JP3110264U (ja) 連珠用連結具
JP2699273B2 (ja) クラスプ
JP3145063U (ja) 引輪金具

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081116

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091116

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091116

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091116

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111116

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111116

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121116

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121116

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131116

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees