JP3110264U - 連珠用連結具 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の珠を連珠した輪状装身具の美観を損なうことなく簡単かつ確実な係脱機能を有する連結金具を提供する。
【解決手段】装身具を保持する雌雄一対の金具において、雄金具20は、該装身具の軸線に沿って雌金具1の内部に挿入される先端に先細状の頭部21を形成し、該頭部の後方周面22には係合溝部23を設け、後端には周面22より径を大きくした接続部24を設けて構成、雌金具1は、雄金具20が殻体14の挿入部3に挿入される方向に対して垂直な方向に変位して貫通孔8、8aを有するガイド部材4を孔15より配置し、ガイド部4内に、雄金具20の係合溝部23と係脱する係合孔9、9aを有する係合部材5と、係合部材5を雄金具20と係脱する方向に弾性力で付勢するコイルスプリング7と、係脱用押ボタン6と、を配置すると共に孔15に蓋2を配置して係脱用押ボタン6を殻体14の切り欠き部10より突出させて設けてなるものである。
【選択図】図1
【解決手段】装身具を保持する雌雄一対の金具において、雄金具20は、該装身具の軸線に沿って雌金具1の内部に挿入される先端に先細状の頭部21を形成し、該頭部の後方周面22には係合溝部23を設け、後端には周面22より径を大きくした接続部24を設けて構成、雌金具1は、雄金具20が殻体14の挿入部3に挿入される方向に対して垂直な方向に変位して貫通孔8、8aを有するガイド部材4を孔15より配置し、ガイド部4内に、雄金具20の係合溝部23と係脱する係合孔9、9aを有する係合部材5と、係合部材5を雄金具20と係脱する方向に弾性力で付勢するコイルスプリング7と、係脱用押ボタン6と、を配置すると共に孔15に蓋2を配置して係脱用押ボタン6を殻体14の切り欠き部10より突出させて設けてなるものである。
【選択図】図1
Description
本考案は、複数の珠を連珠したネックレス、ブレスレット等の両端にそれぞれ取り付けて互いに係合して輪状に保持する雌雄一対の連結金具に関するものである。
従来、複数の珠を連珠した装身具の両端を連結して使用する連結金具としては、板バネを用いたもの、磁石を用いたもの、ネジを用いたもの、連結端部を互いにはめ込み回転して抜け止めするようにしたもの、雌雄一対の金具にて雌金具に弾性力で付勢するコイルスプリングを用いたもの等が知られている。
しかしながらこれらの中には長年の使用、衝撃等で簡単に外れてしまったり、取り付け取り外しが面倒であったり、連珠とのバランスが悪く、装飾性を損なったりするという連結金具も多々見受けられる問題があった。
前記問題を解消するためにコイルスプリングを用いた連結金具が種々提案されている。その中で、連結環を有するとともに縦挿入孔及び横挿入孔が形成されている基体の前記縦挿入孔にはスプリング及びストッパ−を収納し、前記横挿入孔には連結ピンを挿入し、前記ストッパ−により前記連結ピンを着脱可能にしたことを特徴とするネックレス等の止め金具の構成とした金具が提案されている(例えば特許文献1参照。)。
また、コイルバネを中空状に形成した係脱押釦内に収容した構造とし、該係脱押釦を押圧した際、係止部材の係止部の下端がケース本体の下側面に当接することによって、係止部材の摺動運動が規制される構造とした連結金具が提案されている(例えば特許文献2参照。)。
しかし、上記の特許文献1、2のいずれも雌金具側に連結環または取付環を介して連珠等の一端部と連結できるようにしてあるために、連結環または取付環にて輪状装身具全体のデザインが途切れた状態での輪状となり、装飾性を損なう一つの要因となっている。
前記事項を鑑み解決しようとする問題点は、複数の珠を連珠した輪状装身具の美観を何ら損なうことなく、簡単かつ確実な係脱機能を有する連結金具を提供しようとするものである。
上記課題を解決するために本考案は複数の珠30を一列に連珠した装身具の両端にそれぞれ取り付けられると共に互いに係合して前記装身具を輪状に保持する雌雄一対の金具において、雄金具20は、該装身具の軸線に沿って雌金具1の内部に挿入される先端に先細状の頭部21を形成し、該頭部21の後方における周面22には係合溝部23を設け、後端には周面22より径を大きくした珠30を連珠する糸体31を係合する接続部24を設けて構成し、雌金具1は、殻体14内に挿入部3とガイド部4とを有し、該ガイド部4内に係合部材5と係脱用押ボタン6とコイルスプリング7を有する構成にて、雄金具20が殻体14の挿入部3に挿入される方向に対して垂直な方向に変位して貫通孔8、8aを有するガイド部材4を殻体14の孔15より配置し、該ガイド部4内に、雄金具20の係合溝部23と係脱する係合孔9,9aを有する係合部材5と、該係合部材5を雄金具20と係脱する方向に弾性力で付勢するコイルスプリング7と、係脱用押ボタン6とを配置すると共に殻体14の孔15に蓋2を配置することにより係脱用押ボタン6をコイルスプリング7の弾性力にて殻体14の切り欠き部10より突出させて設けてなることを要旨とするものである。
以上述べたように、本考案によれば、雌金具1内に配置した挿入部3と雄金具20の接続部24及び、雌金具1内に配置したガイド部4の貫通孔8と雄金具20の先細状の頭部21の後方における周面22とを近接させた状態で挿通させて係合時の上下動きを規制しているために装身具の輪状が綺麗に保持され装着時においても装身具の美観を向上させることができた。
また、コイルスプリング7の弾性力にて、雄金具20の係合溝部23と、ガイド部4内に配置した係合孔9を有する係合部材5との係合状態は、雄金具20を段付きとしたことにより段の立ち上がりの側面とガイド部4の側面とが接した状態で係合する構造としているので連結状態における左右のガタツキがほとんどなく確実な係脱機能を有する連結金具を提供することができた。
以下、本考案の目的である簡単かつ確実な係脱機能は美観を何ら損なうことなく実現し、その実施形態は図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本考案の連珠用連結具の実施例全体を示す概念図であり、該連結具は図2の部品の概念図に示すように(A)殻体14と、(B)挿入部3と、(C)ガイド部4と、(D)係脱用押ボタン6と、(E)係合部材5と、(F)コイルスプリング7と、(G)蓋2との部品から構成される雌金具1と、(H)雄金具20にて雌雄一対の連珠用連結具とした。
図1は、本考案の連珠用連結具の実施例全体を示す概念図であり、該連結具は図2の部品の概念図に示すように(A)殻体14と、(B)挿入部3と、(C)ガイド部4と、(D)係脱用押ボタン6と、(E)係合部材5と、(F)コイルスプリング7と、(G)蓋2との部品から構成される雌金具1と、(H)雄金具20にて雌雄一対の連珠用連結具とした。
図2(A)の殻体14は、珠を連珠する糸体31を係合する接続孔11を設け、該接続孔11に対向する位置には雄金具20を挿通する挿入部3を配置する挿入部受け入れ孔3aを設け、該挿入部受け入れ孔3aと前記接続孔11の向きに対して垂直な方向に変位した上部位置に係脱用押ボタン6を配置する切り欠き部10を設け、該切り欠き部10に対向する位置には殻体14内にガイド部材4を配置する切り欠き部10より径を大きくした孔15を設けて形成した。本考案いわく実施例において、孔15の形状は正方形としたが限定するものではなく、楕円、円としてもよく実施例としては挿入するガイド部材4同じ形状とした。
図2(B)挿入部3は、殻体14に設けた挿入部受け入れ孔3aより配置し、雄金具20の挿通及び係合した際に上下動きを規制させるのに用いた。
図2(C)ガイド部4は、正方形のパイプを用いて孔15より若干小さい挿入可能な太さ寸法にて、一端側に切り欠き部10に嵌り込む筒を配して段付きにし、殻体14に設けた孔15より殻体14体内に配置されると共に長手方向側面中央位置には互いに対向した雄金具20の周面22までを挿入可能とした径の貫通孔8と8aを設けて形成した。
図2(D)係脱用押ボタン6は、底部周りにふち部12を設けて帽子であるハット形状とし、殻体14体内に配置された際にコイルスプリング7の弾性力によりふち部12にて殻体14の切り欠き部10より抜け出ることを防止した。
図2(E)係合部材5は、正方形のパイプにてガイド部4内に配置されると共に長手方向側面位置には互いに対向する係合孔9と9aを設けて形成し、雄金具20の係合溝部23に係合部材5を嵌り込むようにした。
図2(F)コイルスプリング7は、ガイド部4内にて弾性力付勢方向の最大長さとなった時に係止部材5と雄金具20の係合溝部23とを係合させるものである。
図2(G)蓋2は、殻体14の孔15に配置することにより脱用押ボタン6をコイルスプリング7の弾性力にて切り欠き部10より突出させて雌金具1を構成した。
図2(H)雄金具20は、先端に先細状の頭部21を形成し、頭部21の後方における周面22には係合溝部23を設け、後端には周面22より径を大きくした珠30を連珠する糸体31を係合する接続部24を設けて形成した。
図3〜図5は、前記述の雌金具1の各部品を組み込んだ状態を示し、殻体14の体内に挿入部受け孔3aより挿入部3を配置し、孔15より、ガイド部4の貫通孔8、8aを挿入部3と対向する向きになるように配置した後、ガイド部4内に係脱用押ボタン6を配置すると共に係合部材5の係合孔9、9aと貫通孔8、8aを対向する向きに配置すると共にコイルスプリング7を配置して孔15に蓋2を配置することにより係脱用押ボタン6をコイルスプリング7の弾性力の付勢にて殻体14の切り欠き部10より突出させて設けて構成したことを示す。
雌金具1と連珠装身具とを連結する場合は、糸体31の一端を接続孔11よりガイド部4の貫通孔8、8a、係合孔9、9a、挿入部3の順に挿通させた後、図6に示す同じ部材である嵌合部材32に挿入してネジ33にて固定し、該嵌合部材32を接続孔11側に戻すことにより連結状態となる。そして、糸体31の他端より複数の珠30を挿通した後、図6に示す方法にて雄金具20を連結して雌雄一対の金具を有する連珠装身具となる。
図6は、雄金具20を連珠装身具に連結した状態を示し、珠30を挿通した糸体31を嵌合部材32に挿入してネジ33にて固定し、該嵌合部材32を雄金具20の接続部24内に配置した後、接続部24の後部を絞って絞り部34にて連結した状態を示す。
図7は、図4に示す雌金具1の右側面図の内部に雄金具20を挿入し係合した場合の状態をA−A線断面図で示し、コイルスプリング7を殻体14内のガイド部4内に配置することにより、コイルスプリング7はガイド部4内にて弾性力付勢方向の最大長さとなった時に係脱用押ボタン6及び係止部材5は上方に押し出され、係止部材5と雄金具20の係合溝部23とを係合させた状態を示す。
上記係合を脱する場合は、係脱用押ボタン6を下方に押圧することにより、コイルスプリング7はガイド部4内にて弾性力付勢方向の最小長さとなると共に係止部材5の係合孔9も同時に下がり係止部材5は雄金具20の係合溝部23より外れて脱することができる。
1 雌金具
2 蓋
3 挿入部
3a 挿入部受け孔
4 ガイド部
5 係合部材
6 係脱用押しボタン
7 コイルスプリング
8 貫通孔
9 係合孔
10 切り欠き部
11 接続孔
12 ふち部
13 凸部
14 殻体
15 孔
20 雄金具
21 先細状の頭部
22 周面
23 係合溝部
24 接続部
30 珠
31 糸体
32 嵌合部材
33 ネジ
34 絞り部
2 蓋
3 挿入部
3a 挿入部受け孔
4 ガイド部
5 係合部材
6 係脱用押しボタン
7 コイルスプリング
8 貫通孔
9 係合孔
10 切り欠き部
11 接続孔
12 ふち部
13 凸部
14 殻体
15 孔
20 雄金具
21 先細状の頭部
22 周面
23 係合溝部
24 接続部
30 珠
31 糸体
32 嵌合部材
33 ネジ
34 絞り部
Claims (1)
- 複数の珠30を一列に連珠した装身具の両端にそれぞれ取り付けられると共に互いに係合して前記装身具を輪状に保持する雌雄一対の金具において、雄金具20は、該装身具の軸線に沿って雌金具1の内部に挿入される先端に先細状の頭部21を形成し、該頭部21の後方における周面22には係合溝部23を設け、後端には周面22より径を大きくした珠30を連珠する糸体31を係合する接続部24を設けて構成し、
雌金具1は、殻体14内に挿入部3とガイド部4とを有し、該ガイド部4内に係合部材5と係脱用押ボタン6とコイルスプリング7を有する構成にて、雄金具20が殻体14の挿入部3に挿入される方向に対して垂直な方向に変位して貫通孔8、8aを有するガイド部材4を殻体14の孔15より配置し、該ガイド部4内に、雄金具20の係合溝部23と係脱する係合孔9、9aを有する係合部材5と、該係合部材5を雄金具20と係脱する方向に弾性力で付勢するコイルスプリング7と、係脱用押ボタン6と、を配置すると共に殻体14の孔15に蓋2を配置することにより係脱用押ボタン6をコイルスプリング7の弾性力にて殻体14の切り欠き部10より突出させて設けてなることを特徴とする連珠用連結具。
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JP2005000542U JP3110264U (ja) | 2005-02-07 | 2005-02-07 | 連珠用連結具 |
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2005
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