JP2002315216A - 電動ゴルフカートの急速充電装置 - Google Patents

電動ゴルフカートの急速充電装置

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JP2002315216A
JP2002315216A JP2001106814A JP2001106814A JP2002315216A JP 2002315216 A JP2002315216 A JP 2002315216A JP 2001106814 A JP2001106814 A JP 2001106814A JP 2001106814 A JP2001106814 A JP 2001106814A JP 2002315216 A JP2002315216 A JP 2002315216A
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charging
voltage
time
constant
battery
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JP2001106814A
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Masahiro Odani
誠祐 雄谷
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動バッテリに短時間で所定容量を急速に充
電できる電動ゴルフカートの急速充電装置を提供する。 【解決手段】 電圧検出回路64によって検出された駆
動バッテリの端子電圧が、予め設定された設定電圧値に
達するまでは、定電流回路部65により、充電電流が予
め設定された設定電流値以下になるよう定電流充電が行
われ、駆動バッテリの端子電圧が、設定電圧値に達した
とき、定電流充電から定電圧充電に切り替えられ、定電
圧回路部66により、駆動バッテリの端子電圧が該電圧
値になるよう定電圧充電がなされ、駆動バッテリの端子
電圧が、予め設定された設定電圧値より低く、かつ、充
電時間が予め設定された第1の設定時間になったとき、
定電流回路部65による充電電圧の印加を停止し、定電
圧充電が開始された場合、定電圧充電時間が予め設定さ
れた第2の設定時間になる時点、又は、充電時間が第1
の設定時間になる時点のうち、何れか一方が訪れた時点
で、定電圧回路部67による充電電圧の印加を停止する
ように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動ゴルフカー
トのバッテリを急速に充電できる装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来からゴルフ場では、プレーヤーが各
ホールを移動するのに電動ゴルフカートを使用する場合
がある。この電動ゴルフカートは、駆動バッテリを動力
源とし、このバッテリからの電力により、駆動源である
駆動モータが駆動されて走行されるようになっている。
【0003】かかる電動ゴルフカートを使用する場合、
例えば、電動ゴルフカートに乗って移動しながら18ホ
ールプレーした後、休憩時間を挟んでさらに同じカート
に乗って移動しながらハーフコース(9ホール)だけ回
ってプレーしたい場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな場合には、電動ゴルフカートに搭載されたバッテリ
の全充電容量は、一般的には、かかるカートに乗って移
動しながら18ホールプレーするのに必要な充電容量よ
り多少多目になるよう設定されている。
【0005】従って、かかる場合に、休憩時間内に、ハ
ーフコース回ることができる充電容量だけ急速充電を行
えば良いが、そのような充電装置は、従来は存在しなか
った。
【0006】そこで、この発明は、駆動バッテリに短時
間で所定容量を急速に充電できる電動ゴルフカートの急
速充電装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、駆動バッテリの端子電
圧を検出するための端子電圧検出手段と、前記駆動バッ
テリの端子に充電電圧を印加するための充電電圧発生手
段とを備え、前記端子電圧検出手段によって検出された
前記駆動バッテリの端子電圧が、予め設定された設定電
圧値に達するまでは、前記充電電圧発生手段により、前
記充電電流が予め設定された設定電流値以下になるよう
定電流充電が行われ、前記駆動バッテリの端子電圧が、
前記設定電圧値に達したとき、前記定電流充電から定電
圧充電に切り替えられ、前記駆動バッテリの端子電圧が
前記設定電圧値になるよう定電圧充電がなされ、前記充
電電圧発生手段により、前記駆動バッテリの端子への充
電電流の印加が開始された時点からの充電時間、及び、
前記定電圧充電が開始された時点からの定電圧充電時間
を計測する計時手段を備え、前記端子電圧検出手段によ
って検出された前記駆動バッテリの端子電圧が、予め設
定された前記設定電圧値より低く、かつ、前記充電時間
が予め設定された第1の設定時間になったとき、前記充
電電圧発生手段による充電電圧の印加を停止し、前記定
電圧充電が開始された場合、前記定電圧充電時間が予め
設定された第2の設定時間になる時点、又は、前記充電
時間が前記第1の設定時間になる時点のうち、何れか一
方が訪れた時点で、前記充電電圧発生手段による充電電
圧の印加を停止し、前記第1の設定時間は、前記第2の
設定時間以上に設定され、前記設定電圧値は、通常の速
度で充電する場合の電圧値より低い電圧値とし、前記設
定電流値は、通常の速度で充電する場合の電流値より大
きい電流値とした電動ゴルフカートの急速充電装置とし
たことを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の構成に加え、前記充電電圧発生手段による充電電圧の
印加が停止されたとき、そのことを報知する報知手段を
備えたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施の形態に基
づいて説明する。
【0010】図1乃至図7には、この発明の実施の形態
を示す。
【0011】まず構成を説明すると、図1,2中符号1
は電動ゴルフカートで、この電動ゴルフカート1は、駆
動モータ2を動力源として走行するものであり、前輪3
と後輪4との間に前部シート5及び後部シート6を装備
すると共に、車体後部にキャディバッグ(図示せず)を
載せるためのバッグキャリア7が取り付けられている。
【0012】この電動ゴルフカート1は、図2で示す走
行路34に埋設された電磁誘導線8に沿って自動操向し
ながら自動走行する走行形態(以下この形態を「自動操
向モード」という)と、前部シート5に着座した乗員の
操向ハンドル12の操作による手動操向により走行する
走行形態(以下この形態を「手動操向モード」という)
とが切り替えできるように構成されている。そして、そ
の自動操向モードの一形態として、セルフモードがあ
る。
【0013】これらモードの切替は、図3中に符号9で
示す操作盤のメインスイッチ10及び手動切替スイッチ
11を操作することによって行う。
【0014】そして、手動操向モードでは、操向ハンド
ル12(図1及び図3参照)と、図3中符号13,14
で示すアクセルペダル,ブレーキペダルを人為的に操作
して走行できるように構成されている。
【0015】そのアクセルペダル13を踏み込むと、ア
クセルペダル13に連動するアクセルポテンショメータ
15とアクセルスイッチ16から制御信号がメインコン
トローラ17のCPU18に送出され、CPU18が駆
動制御回路19を介して走行用駆動モータ2を制御する
ようにしている。
【0016】この走行用駆動モータ2の制御は、車速が
アクセルペダル13の踏込み量に対応する車速になるよ
うに制御される。車速は、後輪4側のトランスミッショ
ン23に設けた2つの車速センサ(エンコーダ)24,
25により検出するようになっている。ここで、車速セ
ンサ24,25を2つ設け、出力波形の位相をズラすこ
とにより、前進又は後退の判別ができるようにしてい
る。
【0017】また、ブレーキペダル14を踏むと、踏力
が切替機構29からワイヤを介して各車輪3,4のドラ
ムブレーキ30に伝達され、このドラムブレーキ30が
作動して各車輪3,4の駆動が制動されるようになって
いる。
【0018】この駆動制御回路19は、図3に示すよう
に、メインリレー20を介して全部で6個、72Vの駆
動バッテリ21に接続される一方、この駆動バッテリ2
1とは別に、メインコントローラ17等の制御用の電子
機器を作動させるための制御バッテリ22が設けられて
いる。そして、それらバッテリ21,22を充電するた
めの充電器26及び急速充電リセプタクル27が設けら
れている。
【0019】その充電器26には、駆動バッテリ21を
充電する72V充電回路26aと、制御バッテリ22を
充電する12V充電回路26bとが設けられている。そ
して、走行状態では、常に駆動バッテリ21側から制御
バッテリ22側にチャージを徐々に掛けるようにしてお
り、走行不能になる状態では、先に駆動バッテリ21側
のバッテリ容量が空になるようにして、最後まで制御バ
ッテリ22によりメインコントローラ17等の作動が可
能なように構成されている。
【0020】そして、その駆動バッテリ21に急速充電
を行う急速充電装置51が設けられている。この急速充
電装置51は、図4に示すように、急速充電の開始ボタ
ン52及び停止ボタン53のそれぞれが、スイッチ入力
回路部54,55を介して制御部56に接続されている
と共に、この制御部56にブザー回路部57を介してブ
ザー58が、又、LED駆動回路部59を介してLED
60が接続され、これら「報知手段」としてのブザー5
8及びLED60により、充電電圧の印加が停止された
とき、この状態を報知するように制御される。
【0021】また、この急速充電装置51には、電動ゴ
ルフカート1の駆動バッテリ21側に接続される急速充
電プラグ61が設けられ、このプラグ61に車両検出ス
イッチ62が配設され、この車両検出スイッチ62がス
イッチ入力回路部63を介して制御部56に接続され、
電動ゴルフカート1に接続されたか否か検出されるよう
になっている。
【0022】さらに、その急速充電プラグ61が「端子
電圧検出手段」としての電圧検出回路部64を介して制
御部56に接続され、その電圧検出回路部64により、
駆動バッテリ21の端子電圧が検出されるようになって
いる。
【0023】さらにまた、その制御部56には、駆動バ
ッテリ21の端子に充電電圧を印加する「充電電圧発生
手段」としての充電電圧発生部69を介して前記急速充
電プラグ61が接続されている。この充電電圧発生部6
9は、定電流充電を行う定電流回路部65及び、定電圧
充電を行う定電圧回路部66を有している。そして、そ
の定電流回路部65及び定電圧回路部66には、電源入
力回路部67が接続され、この電源入力回路部67に
は、AC200Vが接続されるようになっている。
【0024】そして、その制御部56により、前記電圧
検出回路部64によって検出された前記駆動バッテリ2
1の端子電圧が、予め設定された設定電圧値(vp)に
達するまでは、前記定電流回路部65により、前記充電
電流が予め設定された設定電流値(ic)以下になるよ
う定電流充電が行われるようになっている。
【0025】その設定電圧値(vp)は、通常の速度で
充電する場合の電圧値(vm)より低い電圧値とされ、
且つ、設定電流値(ic)は、通常の速度で充電する場
合の電流値より大きい電流値とされている。
【0026】また、その駆動バッテリ21の端子電圧
が、前記設定電圧値(vp)に達したとき、前記定電流
充電から定電圧充電に切り替えられ、前記定電圧回路部
66により、前記駆動バッテリ21の端子電圧が該電圧
値になるよう定電圧充電がなされように制御部56によ
り制御される。
【0027】さらに、その定電流回路部65により、前
記駆動バッテリ21の端子への充電電圧の印加が開始さ
れた時点からの充電時間を計測する第1タイマ、及び、
前記定電圧充電が開始された時点からの定電圧充電時間
を計測する第2タイマを有する「計時手段」としての計
時部68が制御部56に設けられている。
【0028】そして、前記電圧検出回路部64によって
検出された前記駆動バッテリ21の端子電圧が、予め設
定された前記設定電圧値(vp)より低く、かつ、前記
充電時間が予め設定された第1の設定時間(Tf)にな
ったとき、前記定電流回路部65による充電電圧の印加
が停止されるように制御部56により制御される。
【0029】また、前記定電圧充電が開始された場合、
前記定電圧充電時間が予め設定された第2の設定時間
(Tf2)になる時点、又は、前記充電時間が前記第1
の設定時間(Tf)になる時点のうち、何れか一方が訪
れた時点で、前記定電圧回路部66による充電電圧の印
加が停止されるように制御部56により制御される。
【0030】さらに、その第1の設定時間(Tf)は、
前記第2の設定時間(Tf2)以上に設定されている。
【0031】一方、自動操向モードでは、操向ハンドル
12をステアリングクラッチ31によって、操舵系から
切り離して一定位置に固定し、操舵制御と、指定した地
点(以下この地点を「定点」という)で走行状態を変化
させる定点制御をCPU18で実施するようにしてい
る。
【0032】この自動操向モードでの操舵は、車体前側
の下部に設けた3個の誘導センサ33によって走行路3
4(図2参照)の電磁誘導線8を検出し、誘導センサ3
3が電磁誘導線8を追従するようにステアリング軸35
をステアリングモータ36で回動させることにより実施
するようにしている。
【0033】また、自動操向モードでの車速の減速・停
車などの定点制御は、図2に示すように走行路34に埋
設した定点部材(図示省略)を定点センサ45,46に
よって検出し、この検出結果に基づいてCPU18が、
走行用駆動モータ2、ドラムブレーキ30、及びトラン
スミッション23の電磁ブレーキ47等を制御するよう
に構成されている。
【0034】さらに、その自動操向モードにおける自動
制動制御は、車速センサ24,25から送出される車速
信号に基づいて、設定速度に達するようにブレーキ用モ
ータ48に制御信号を送出して行う。
【0035】ブレーキ用モータ48はギヤ49を介して
前記切替機構29に接続されており、ブレーキ用モータ
48を作動させることによって、手動操向モードの場合
と同様にドラムブレーキ30により制動することができ
るようになっている。
【0036】なお、制動時には、停止直前であって、車
速が予め定められた速度を下回ったときに電磁ブレーキ
47を作動させるように構成されている。この電磁ブレ
ーキ47は、作動すると後輪4の回転が阻止される構造
を採っている。
【0037】なお、図3中符号71はリモコン送信機
で、ここからの信号がリモコン受信機72で受信されて
CPU18に入力されることにより、遠隔操作できるよ
うに構成されている。
【0038】また、符号73は左右一対設けられた障害
物センサで、対人,対物等の車両でない障害物を検知し
て衝突を防止し、符号74,75は追突防止センサ受信
機で、先行車両又は後続車両との衝突を防止し、更に、
符号76はバンパスイッチで、バンパ77が障害物に衝
突した時に、ゴルフカート1を停止させて被害を最小限
に止めるようにしている。
【0039】さらに、図3中符号78はシフトレバー
で、このシフトレバー78を操作することにより、前進
スイッチ79又は後退スイッチ80に切り替えて、前進
又は後退を行うるようにしている。自動操向モードの場
合には、後退はできないように構成されている。また、
後退の時には警報ブザー81が鳴るようになっている。
【0040】次に、急速充電装置51による駆動バッテ
リ21の急速充電について図5に示すフローチャートに
基づいて説明する。
【0041】まず、ステップS1で、車両検出があるか
否か、つまり、急速充電装置51の車両検出スイッチ6
2が「ON」したか否か判断される。その結果、「N
O」であれば、ステップS2に進み、充電電流及び開始
フラグが「OFF」状態とされると共に、計時部68の
第1,第2タイマのカウントが0にリセットされた後、
ステップS1に戻る。
【0042】また、ステップS1において、「YES」
であれば、ステップS3に進み、急速充電装置51の開
始ボタン52が「ON」か、あるいは、開始フラグが
「ON」か判断される。少なくとも何れか一方が「O
N」状態であれば、ステップS4に進み、それ以外の時
には、ステップS2に進み、そのステップS4では、開
始フラグが「ON」状態となっていなければ、「ON」
状態となり、既に「ON」状態となっていれば、「O
N」状態を維持する。
【0043】次いで、ステップS5に進み、急速充電装
置51の停止ボタン53が「ON」状態か否か判断さ
れ、「ON」状態、つまり「YES」であれば、ステッ
プS2に進み、「NO」であれば、ステップS6に進
む。
【0044】ステップS6では、電圧検出回路部64に
より、バッテリ電圧が計測され、範囲外であれば、ステ
ップS2に進み、範囲内であれば、ステップS7に進
む。これにより、充電の対象となる駆動バッテリ21以
外のバッテリに急速充電プラグ61が差し込まれている
か判別し、駆動バッテリ21以外のバッテリである場合
には、急速充電が行われないようにしている。
【0045】充電の対象となる駆動バッテリ21である
ときは、ステップS7で、定電流回路部65にて定電流
充電が行われると同時に、計時部68の第1タイマがカ
ウントされる。
【0046】その後、ステップS8に進み、バッテリ端
子電圧が、予め設定されている既定値(設定電圧値V
p)以上か否か判断され、以上でなければ「NO」と判
定され、ステップS9に進み、このステップS9では、
上記第1タイマのカウント値が設定値(第1の設定時間
Tf)より大きいか否か判断される。大きくなければ、
「NO」と判定されてステップS1に戻り、大きけれ
ば、「YES」と判定されて、ステップS10に進む。
ステップS10では、充電電流及び第1タイマが「OF
F」状態とされる。
【0047】一方、ステップS8で、バッテリ端子電圧
が、予め設定されている既定値(Vp)以上であれば、
「YES」と判定され、ステップS11に進み、定電圧
回路部66により定電圧充電が行われると共に、計時部
68の第2タイマのカウントが開始され、ステップS1
2に進む。
【0048】このステップS12では、第2タイマのカ
ウント値が設定値(第2の設定時間Tf2)より、大き
いか否か判断され、大きければ前記ステップS10に進
み、大きくなければステップS13に進む。
【0049】ステップS13では、第1タイマのカウン
ト値が設定値(Tf)より大きいか否か判断され、大き
ければ「YES」と判定されて前記ステップS10に進
み、大きくなければ「NO」と判定されてステップS1
に戻る。
【0050】次に、バッテリ容量「空」,「中間」,
「満」付近の状態から急速充電する場合について説明す
る。
【0051】最初に、バッテリ容量「空」の状態から急
速充電する場合について説明する。
【0052】バッテリ容量「空」の状態とは、図6の
(a)に示すように、バッテリ電気容量が0〜30%の
状態である。
【0053】この状態から、定電流充電電流(ic)で
定電流充電が図7の(a)に示すように行われ、第1タ
イマがカウントされ、カウント値がTfまで定電流充電
が継続して行われて充電が完了することとなる(ステッ
プS7,S8,S9,S10参照)。
【0054】また、バッテリ容量「中間」の状態から急
速充電する場合について説明する。
【0055】バッテリ容量「中間」の状態とは、図6の
(b)に示すように、バッテリ電気容量が31〜79%
の状態である。
【0056】この状態から、定電流充電電流icで定電
流充電が図7の(b)に示すように行われ、第1タイマ
がカウントされる。この定電流充電により、定電流中充
電電圧vsが上昇し、既定値vpまで上昇すると、ステ
ップS11で、定電流充電から定電圧充電に切り替えら
れ、第2タイマがカウントされる。この定電圧充電にお
ける定電圧充電電圧はvcである。そして、この定電圧
充電においては、定電圧中充電電流isは図7の(b)
に示すように低下して行く。
【0057】ここでは、第2タイマのカウント値がTf
2に達する以前に、第1タイマのカウント値がTfに達
するため、この時点で充電が停止される(ステップS1
2,S13,S10参照)。
【0058】さらに、バッテリ容量「満」近傍の状態か
ら急速充電する場合について説明する。
【0059】バッテリ容量「満」の状態とは、図6の
(c)に示すように、バッテリ電気容量が80〜100
%の状態である。
【0060】そのバッテリ容量「満」近傍の状態から、
ステップS7の定電流充電が図7の(c)に示すように
行われ、第1カウンタがカウントされる。この定電流充
電により、定電流中充電電圧vsが上昇し、既定値vp
まで上昇すると、ステップS11で、定電流充電から定
電圧充電に切り替えられ、第2タイマがカウントされ
る。そして、この定電圧充電においては、定電圧中充電
電流isは図7の(c)に示すように低下して行く。
【0061】ここでは、第1タイマのカウント値がTf
に達する以前に、第2タイマのカウント値がTf2に達
するため、この時点で充電が停止される(ステップS1
2,S10参照)。
【0062】してみれば、例えば、電動ゴルフカートに
乗って移動しながら18ホールプレーした後、休憩時間
を挟んでさらに同じカートに乗って移動しながらハーフ
コースだけ回ってプレーしたい場合には、この急速充電
装置51により、ハーフコース回れる分の充電容量だけ
急速充電を行うようにしているため、休憩時間内に短時
間で充電を行うことができる。
【0063】なお、急速充電で行う充電量は、略ハーフ
コースを走行できる分であるので、急速充電後、ハーフ
コースを走行すればバッテリに充電された充電量の殆ど
を消費してしまう。このため、その後、通常充電を行う
ようにすれば充電としては空の状態から満充電の状態に
なるので、バッテリの寿命を損なうことがない。つま
り、急速充電を連続して行うと、バッテリの寿命にあま
り良くないが、急速充電と通常充電を繰り返して行うよ
うにすると、バッテリの寿命を損なうことがない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、予め決められた一定の充電容量の充電を
一定の短い時間内に行うことができる。
【0065】請求項2に記載の発明によれば、上記効果
に加え、充電が完了したことを容易に認識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる電動ゴルフカー
トの側面図である。
【図2】同実施の形態にかかる電動ゴルフカートの平面
図である。
【図3】同実施の形態にかかる電動ゴルフカートの構成
を示すブロック図である。
【図4】同実施の形態にかかる電動ゴルフカートの急速
充電装置の構成を示すブロック図である。
【図5】同実施の形態にかかる急速充電装置の作用を説
明するためのフローチャートである。
【図6】同実施の形態にかかる駆動バッテリの電気容量
を示す説明図である。
【図7】同実施の形態にかかる急速充電装置の急速充電
状態を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1 電動ゴルフカート 2 駆動モータ 21 駆動バッテリ 51 急速充電装置 56 制御部 58 ブザー(報知手段) 60 LED(報知手段) 64 電圧検出回路(端子電圧検出手段) 65 定電流回路部(充電電圧発生手段) 66 定電圧回路部(充電電圧発生手段) 68 計時部(計時手段) 69 充電電圧発生部(充電電圧発生手段) vp 設定電圧値 Tf 第1の設定時間 Tf2 第2の設定時間
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01M 10/44 H01M 10/44 Q H02J 7/00 H02J 7/00 P Fターム(参考) 3D035 AA05 BA02 5G003 AA01 BA03 CA03 CA14 GC05 5H030 AA02 AA03 AS08 BB02 BB03 BB04 FF42 FF43 FF52 5H115 PA08 PC03 PG07 PI16 PI29 PO07 PO14 PU01 QE09 QE13 QI07 QN13 RB08 SE03 SE06 TB01 TI02 TI05 TO21 TO23 TO30 TR02 TR19 TZ07 UB04 UI13 UI23

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動バッテリの端子電圧を検出するため
    の端子電圧検出手段と、前記駆動バッテリの端子に充電
    電圧を印加するための充電電圧発生手段とを備え、 前記端子電圧検出手段によって検出された前記駆動バッ
    テリの端子電圧が、予め設定された設定電圧値に達する
    までは、前記充電電圧発生手段により、前記充電電流が
    予め設定された設定電流値以下になるよう定電流充電が
    行われ、前記駆動バッテリの端子電圧が、前記設定電圧
    値に達したとき、前記定電流充電から定電圧充電に切り
    替えられ、前記駆動バッテリの端子電圧が前記設定電圧
    値になるよう定電圧充電がなされ、 前記充電電圧発生手段により、前記駆動バッテリの端子
    への充電電流の印加が開始された時点からの充電時間、
    及び、前記定電圧充電が開始された時点からの定電圧充
    電時間を計測する計時手段を備え、 前記端子電圧検出手段によって検出された前記駆動バッ
    テリの端子電圧が、予め設定された前記設定電圧値より
    低く、かつ、前記充電時間が予め設定された第1の設定
    時間になったとき、前記充電電圧発生手段による充電電
    圧の印加を停止し、 前記定電圧充電が開始された場合、前記定電圧充電時間
    が予め設定された第2の設定時間になる時点、又は、前
    記充電時間が前記第1の設定時間になる時点のうち、何
    れか一方が訪れた時点で、前記充電電圧発生手段による
    充電電圧の印加を停止し、 前記第1の設定時間は、前記第2の設定時間以上に設定
    され、 前記設定電圧値は、通常の速度で充電する場合の電圧値
    より低い電圧値とし、 前記設定電流値は、通常の速度で充電する場合の電流値
    より大きい電流値としたことを特徴とする電動ゴルフカ
    ートの急速充電装置。
  2. 【請求項2】 前記充電電圧発生手段による充電電圧の
    印加が停止されたとき、そのことを報知する報知手段を
    備えたことを特徴とする請求項1に記載の電動ゴルフカ
    ートの急速充電装置。
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