JP2002314390A - シャントレギュレータ - Google Patents

シャントレギュレータ

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JP2002314390A
JP2002314390A JP2001116736A JP2001116736A JP2002314390A JP 2002314390 A JP2002314390 A JP 2002314390A JP 2001116736 A JP2001116736 A JP 2001116736A JP 2001116736 A JP2001116736 A JP 2001116736A JP 2002314390 A JP2002314390 A JP 2002314390A
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terminal
shunt regulator
bipolar transistor
voltage
transistor
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Mitsufusa Narita
光房 成田
Masahiro Okido
雅裕 大城戸
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路オフ時に発生するリーク電流を低減する
こと。 【解決手段】 基準端子(VR)とカソード端子(V
K)と接地端子(GND)とを持ち、基準端子の電圧を
常に所定の基準電圧に維持することにより、カソード端
子での出力電圧を安定化させるシャントレギュレータで
あって、基準電圧を決定する基準電圧決定部(Q1,Q
2,R2,R5,R6)と、基準電圧と基準端子の電圧
とを比較する比較部(Q8,Q9)と、この比較部の比
較結果に基づいて動作する、制御端子を持つ出力トラン
ジスタ(Q12)とを含む、シャントレギュレータは、
少なくとも出力トランジスタの制御端子と接地端子とに
接続され、シャントレギュレータがオフ時に生成される
リーク電流を低減するリーク電流低減回路(QR)を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング電源
の2次側で出力電圧を設定するために使用されたり、基
準電圧を発生するために使用されるシャントレギュレー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のシャントレギュレータは、例え
ば、図2に示されるように、スイッチング電源20の2
次側に使用され、シャントレギュレータ10’の基準端
子VRに外付けでブリーダRB1、RB2を接続して出
力電圧Voutを設定するために使用される。尚、「シリ
ーズレギュレータ」では、入力から出力方向に電流を流
すが、「シャントレギュレータ」では、入力から供給さ
れる電流のうち負荷で消費しない余った電流をICが吸
い込んで出力を安定化させる。このように、「シリーズ
レギュレータ」と「シャントレギュレータ」とは動作が
異なる。
【0003】図2に示されるように、シャントレギュレ
ータ10’は、基準端子VRとカソード端子VKと接地
端子GNDとを持つ。基準端子VRには、外付けでブリ
ーダ抵抗器RB1、RB2が接続されている。一方、カ
ソード端子VKには、フォトカプラ30が接続されてい
る。このフォトカプラ30をドライブすることにより、
スイッチング電源の1次側に帰還をかけて、出力を安定
化させる。スイッチング電源なので、シャントレギュレ
ータ10’はその耐圧が高いことが要求される。
【0004】尚、シャントレギュレータ10’は、図3
に示されるように、基準電圧発生器としても使用され
る。このとき発生する基準電圧は、1.25V〜24V
の範囲である。
【0005】このようなシャントレギュレータ10’
は、基準端子VRと接地端子GNDとの間、カソード端
子VKと基準端子VRとの間に、それぞれ、ブリーダ抵
抗器RB2、RB1を接続した状態で、カソード端子V
Kに電流を流すと、カソード端子VKの出力電圧が基準
電圧×ブリーダ比で決まる。
【0006】図4に従来のシャントレギュレータ10’
の回路構成を示す。シャントレギュレータ10’は、第
1乃至第12の抵抗器R1〜R12と、第1乃至第14
のバイポーラトランジスタQ1〜Q14と、第1乃至第
4のコンデンサC1〜C4とから構成されている。
【0007】基準端子VRには第1の抵抗器R1の一端
が接続されている。第1のバイポーラトランジスタQ1
は、npn形バイポーラトランジスタであって、そのベ
ースは第1の抵抗器R1の他端に接続され、そのエミッ
タは第2の抵抗器R2の一端に接続されている。第2の
抵抗器R2の他端は第3の抵抗器R3を介して接地端子
GNDに接続されている。第2のバイポーラトランジス
タQ2も、npn形バイポーラトランジスタであって、
そのベースは第1の抵抗器R1の他端に接続され、その
エミッタは第2の抵抗器R2と第3の抵抗器R3との接
続点に接続されている。また、カソード端子VKは、第
5の抵抗器R5を介して第1のバイポーラトランジスタ
Q1のコレクタに接続されると共に、第6の抵抗器R6
と第1のコンデンサC1とから成る並列回路を介して第
2のバイポーラトランジスタQ2のコレクタに接続され
ている。第1および第2のバイポーラトランジスタQ1
およびQ2と、第2、第5、および第6の抵抗器R2、
R5、およびR6との組み合わせは、基準電圧を決める
基準電圧決定部として働く。
【0008】第1および第2のバイポーラトランジスタ
Q1およびQ2のコレクタは、それぞれ、npn形バイ
ポーラトランジスタである、第3および第4のバイポー
ラトランジスタQ3およびQ4のベースに接続されてい
る。さらに、カソード端子VKは、第3および第4のバ
イポーラトランジスタQ3およびQ4のコレクタに接続
されている。
【0009】基準端子VRは、また、第7の抵抗器R7
を介して、各々npn形バイポーラトランジスタであ
る、第5のバイポーラトランジスタQ5のコレクタおよ
びベースと、第6および第7のバイポーラトランジスタ
Q6およびQ7のベースとに接続されている。第5のバ
イポーラトランジスタQ5のエミッタは第4の抵抗器R
4を介して接地端子GNDに接続されている。第6およ
び第7のバイポーラトランジスタQ6およびQ7のコレ
クタは、それぞれ、第3および第4のバイポーラトラン
ジスタQ3およびQ4のエミッタに接続され、第6およ
び第7のバイポーラトランジスタQ6およびQ7のエミ
ッタは接地端子GNDに接続されている。したがって、
第5および第6のバイポーラトランジスタQ5およびQ
6の組み合わせによってカレントミラー回路が構成され
ると共に、第5および第7のバイポーラトランジスタQ
5およびQ7の組み合わせによってもカレントミラー回
路が構成される。
【0010】カソード端子VKは、第8の抵抗器R8を
介して、各々pnp形バイポーラトランジスタである、
第8および第9のバイポーラトランジスタQ8およびQ
9のエミッタに接続されている。第8および第9のバイ
ポーラトランジスタQ8およびQ9のベースは、それぞ
れ、第3および第4のバイポーラトランジスタQ3およ
びQ4のエミッタに接続され、第8および第9のバイポ
ーラトランジスタQ8およびQ9のコレクタは、各々n
pn形バイポーラトランジスタである、第10および第
11のバイポーラトランジスタQ10およびQ11のコ
レクタに接続されている。第10のバイポーラトランジ
スタQ10のベースは、自身のコレクタに接続されると
共に、第11のバイポーラトランジスタQ11のベース
にも接続されている。第10および第11のバイポーラ
トランジスタQ10およびQ11のエミッタは、接地端
子GNDに接続されている。
【0011】とにかく、第8および第9のバイポーラト
ランジスタQ8およびQ9の組み合わせは、基準電圧と
基準端子VRの電圧とを比較するコンパレータ(比較
部)として働く。また、第10および第11のバイポー
ラトランジスタQ10およびQ11の組み合せは、カレ
ントミラー回路として動作する。
【0012】第11のバイポーラトランジスタQ11の
コレクタは、npn形バイポーラトランジスタである、
第12のバイポーラトランジスタQ12のベースに接続
されている。第12のバイポーラトランジスタQ12の
ベースおよびコレクタ間には、第11の抵抗器Q11と
第2のコンデンサC2とから成る直列回路が接続されて
いる。第12のバイポーラトランジスタQ12のエミッ
タは接地端子GNDに接続されている。したがって、第
12のバイポーラトランジスタQ12は、上記コンパレ
ータ(比較部)の比較結果に基づいて動作する出力トラ
ンジスタとして働く。すなわち、第12のバイポーラト
ランジスタ(出力トランジスタ)Q12のベースは、コ
ンパレータ(比較部)の出力を受ける制御端子として動
作する。
【0013】カソード端子VKは、pnp形バイポーラ
トランジスタである第13のバイポーラトランジスタQ
13のエミッタと、npn形バイポーラトランジスタで
ある第14のバイポーラトランジスタQ14のコレクタ
とに接続されている。第13のバイポーラトランジスタ
Q13のベースは、第9の抵抗器R9を介してカソード
端子VKに接続され、第14のバイポーラトランジスタ
Q14のベースは、第10の抵抗器R10を介して接地
端子GNDに接続されている。第13のバイポーラトラ
ンジスタQ13のコレクタは第14のバイポーラトラン
ジスタQ14のベースに接続されている。第13のバイ
ポーラトランジスタQ13のベース・コレクタ間には第
3のコンデンサC3が接続され、第14のバイポーラト
ランジスタQ14のベース・コレクタ間には第4のコン
デンサC4が接続されている。
【0014】カソード端子VKは、第12の抵抗器R1
2を介して、pnp形バイポーラトランジスタである、
第15のバイポーラトランジスタQ15のエミッタに接
続されている。第15のバイポーラトランジスタQ15
のベースは、それ自身のコレクタと、第13のバイポー
ラトランジスタQ13のベースとに接続されている。第
15のバイポーラトランジスタQ15のコレクタは、ま
た、第12のバイポーラトランジスタQ12のコレクタ
に接続されている。
【0015】尚、上述した各回路要素の具体的な値は、
次の通りである。第1の抵抗器R1の抵抗値は1kΩで
あり、第2の抵抗器R2の抵抗値は2.7kΩであり、
第3の抵抗器R3の抵抗値は14.9kΩである。第4
の抵抗器R4の抵抗値は15kΩであり、第5の抵抗器
R5の抵抗値は4kΩであり、第6の抵抗器R6の抵抗
値は4kΩである。第7の抵抗器R7の抵抗値は315
kΩであり、第8の抵抗器R8の抵抗値は4kΩであ
る。第9の抵抗器R9の抵抗値は30kΩであり、第1
0の抵抗器R10の抵抗値は20kΩである。第11の
抵抗器R11の抵抗値は2.0kΩであり、第12の抵
抗器R12の抵抗値は10kΩである。第1のコンデン
サC1の容量値は3pFであり、第2のコンデンサC2
の容量値は20pFであり、第3のコンデンサC3の容
量値は5pFであり、第4のコンデンサC4の容量値は
30pFである。
【0016】次に、図4に示したシャントレギュレータ
10’の動作について簡単に説明する。ここでは、基準
端子VRとして設定されるべき基準電圧が1.25Vに
設定されているとして説明する。基準端子VRの電圧が
基準電圧である1.25Vより高くなると、カソード端
子VKが電流を吸い込み、基準端子VRの電圧が基準電
圧である1.25Vより低くなると、カソード端子VK
が電流を吸い込まなくなる。
【0017】上述したように、第1および第2のバイポ
ーラトランジスタQ1およびQ2と、第2、第5、およ
び第6の抵抗器R2、R5、R6との組み合わせは、基
準電圧を決める基準電圧決定部として働く。
【0018】基準端子VRの電圧が上昇していくと、基
準電圧である1.25Vで、第5および第6の抵抗器R
5およびR6にかかる電圧がバランスし、更に、第8お
よび第9のバイポーラトランジスタQ8およびQ9のベ
ース電圧がバランスする。基準端子VRの電圧が基準電
圧である1.25Vより上昇すると、第8のバイポーラ
トランジスタQ8のベース電圧が上昇し、第14のバイ
ポーラトランジスタQ14であるパワートランジスタで
電流を吸い込む。
【0019】このような動作により、基準端子VRの電
圧は、常に、基準電圧である1.25Vに維持される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4の
図示した従来のシャントレギュレータ10’では、以下
に述べる理由により、回路オフ時にリーク電流が大きく
なるという問題がある。
【0021】すなわち、シャントレギュレータ10’の
回路がオフの時、すなわち、基準端子VRを接地電位に
落としたときに、カソード端子VKのカソード電圧(出
力電圧)が高いとする。この状態において、第6および
第7のバイポーラトランジスタQ6およびQ7から発生
するリーク電流が、第8および第9のバイポーラトラン
ジスタQ8およびQ9のバランスがバラツキにより崩れ
たときに、第12のバイポーラトランジスタQ12に流
れ込む。そのため、上記リーク電流が、この第12のバ
イポーラトランジスタQ12でエミッタ接地電流増幅率
hfe倍されるので、リーク電流が大きくなる。
【0022】したがって、本発明の課題は、回路オフ時
に発生するリーク電流を低減できるシャントレギュレー
タを提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、基準端
子(VR)とカソード端子(VK)と接地端子(GN
D)とを持ち、前記基準端子の電圧を常に所定の基準電
圧に維持することにより、前記カソード端子での出力電
圧を安定化させるシャントレギュレータであって、前記
基準電圧を決定する基準電圧決定部(Q1,Q2,R
2,R5,R6)と、前記基準電圧と前記基準端子の電
圧とを比較する比較部(Q8,Q9)と、該比較部の比
較結果に基づいて動作する、制御端子を持つ出力トラン
ジスタ(Q12)とを含む、シャントレギュレータにお
いて、少なくとも前記出力トランジスタの制御端子と前
記接地端子とに接続され、前記シャントレギュレータが
オフ時に生成されるリーク電流を低減するリーク電流低
減回路(QR)を有することを特徴とするシャントレギ
ュレータが得られる。
【0024】上記シャントレギュレータにおいて、前記
出力トランジスタが、前記制御端子としてベースを持つ
npn形バイポーラトランジスタであり、前記リーク電
流低減回路が、前記npn形バイポーラトランジスタの
ベースにエミッタが接続され、ベースが前記基準端子に
接続され、コレクタが接地されたpnp形バイポーラト
ランジスタ(QR)から構成されて良い。また、前記出
力トランジスタが、前記制御端子としてベースを持つn
pn形バイポーラトランジスタであり、前記リーク電流
低減回路が、前記npn形バイポーラトランジスタのベ
ースと前記接地端子との間に接続されたダイオードから
構成されていても良い。
【0025】尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を
容易にするために付したものであり、一例にすぎず、こ
れらに限定されないのは勿論である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0027】図1を参照して、本発明の一実施の形態に
係るシャントレギュレータ10について説明する。
【0028】図示のシャントレギュレータ10は、後述
するようなリーク電流低減回路が付加されている点を除
いて、図4に示した従来のシャントレギュレータ10’
と同様の構成を有する。
【0029】図示のリーク電流低減回路は、pnp形バ
イポーラトランジスタQRから構成されている。このバ
イポーラトランジスタQRは、そのエミッタが第12の
バイポーラトランジスタQ12のベース(制御端子)に
接続され、そのベースが基準端子VRに接続され、その
コレクタが接地端子GNDに接続されている。
【0030】次に、本シャントレギュレータ10の動作
について説明する。
【0031】回路オフ時(基準端子VRを接地電位に落
としたとき)に、カソード端子VRのカソード電圧(出
力電圧)が高いと、第6および第7のバイポーラトラン
ジスタQ6およびQ7からリーク電流が発生する。この
リーク電流が、第8および第9のバイポーラトランジス
タQ8およびQ9のバランスが崩れたときに、出力トラ
ンジスタである第12のバイポーラトランジスタQ12
に流れ込む。ここまでの動作は、従来のシャントレギュ
レータ10’と同じである。
【0032】前述したように、従来のシャントレギュレ
ータ10’では、リーク電流が、この第12のバイポー
ラトランジスタQ12でhfe倍されるので、回路全体の
リーク電流が大きくなっていた。
【0033】これに対して、本実施の形態では、上述し
たように、上記pnp形バイポーラトランジスタQRを
付加することにより、上記リーク電流をこのpnp形バ
イポーラトランジスタQRを介して接地端子GNDへ流
している。これにより、第12のバイポーラトランジス
タQ12のベース電流を低減することが出来る。
【0034】換言すると、基準端子VRを接地電位に落
として、カソード端子VRのカソード電圧(出力電圧)
を耐圧付近まで上げたときに、第6および第7のバイポ
ーラトランジスタQ6およびQ7に微小なリーク電流が
発生する。このとき、第8および第9のバイポーラトラ
ンジスタQ8およびQ9から構成されるコンパレータ
(比較部)のバランスが悪いと、出力トランジスタであ
る第12のバイポーラトランジスタQ12をドライブす
る方向に動作してしてしまう。このとき、従来のシャン
トレギュレータ10’では、リーク電流がこの第12の
バイポーラトランジスタ(出力トランジスタ)Q12で
hfe倍されてしまうので、本実施の形態のシャントレギ
ュレータ10では、リーク電流をhfe倍しないように、
pnp形バイポーラトランジスタQRを付加して、この
リーク電流を接地端子GNDへ流すようにしている。
【0035】上述したように、本実施の形態では、回路
オフ時のリーク電流を低減することができる。
【0036】以上、本発明について好ましい実施の形態
によって例を挙げて説明してきたが、本発明は上述した
実施の形態に限定しないのは勿論である。例えば、上述
した実施の形態では、リーク電流低減回路を、エミッタ
が出力トランジスタであるnpn形トランジスタのベー
ス(制御端子)に接続され、ベースが基準端子に接続さ
れ、コレクタが接地端子に接続されたpnp形バイポー
ラトランジスタで構成しているが、これに限定しないの
は勿論である。例えば、出力トランジスタの制御端子と
接地端子との間に、npn形バイポーラトランジスタで
構成されたダイオードを接続してリーク電流低減回路を
構成しても良いし、また、出力トランジスタの制御端子
と接地端子との間に、pnp形バイポーラトランジスタ
で構成されたダイオードを接続してリーク電流低減回路
を構成しても良い。すなわち、このように、出力トラン
ジスタの制御端子と接地端子との間にダイオードを接続
することにより、オフセット電圧にて発生する出力トラ
ンジスタ(npn形バイポーラトランジスタ)の制御電
流(ベース電流)を接地端子へ流すことで、回路全体の
リーク電流を抑えることができる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、回路オフ時に発生するリーク電流を低減する手段
を設けたので、回路全体のリーク電流を抑えることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るシャントレギュレ
ータの構成を示す回路図である。
【図2】シャントレギュレータの応用回路例であるスイ
ッチング電源の2次側を示す回路図である。
【図3】シャントレギュレータの応用回路である基準電
圧発生器を示す回路図である。
【図4】従来のシャントレギュレータの構成を示す回路
図である。
【符号の説明】
10 シャントレギュレータ VK カソード端子 VR 基準端子 GND 接地端子 QR pnp形バイポーラトランジスタ(リーク電流
低減回路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H420 NA12 NA15 NA31 NB03 NB36 NC02 NC03 NC22 NC27 NE06 NE26 5H430 BB02 BB09 BB11 EE02 GG01 HH03 KK11 5J055 AX06 AX52 AX64 BX17 CX19 DX04 DX05 DX83 EX06 EX22 EY01 EY10 EY12 EY17 EZ00 EZ51 FX13 FX17 FX36 GX01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準端子とカソード端子と接地端子とを
    持ち、前記基準端子の電圧を常に所定の基準電圧に維持
    することにより、前記カソード端子での出力電圧を安定
    化させるシャントレギュレータであって、前記基準電圧
    を決定する基準電圧決定部と、前記基準電圧と前記基準
    端子の電圧とを比較する比較部と、該比較部の比較結果
    に基づいて動作する、制御端子を持つ出力トランジスタ
    とを含む、シャントレギュレータにおいて、 少なくとも前記出力トランジスタの制御端子と前記接地
    端子とに接続され、前記シャントレギュレータがオフ時
    に生成されるリーク電流を低減するリーク電流低減回路
    を有することを特徴とするシャントレギュレータ。
  2. 【請求項2】 前記出力トランジスタが、前記制御端子
    としてベースを持つnpn形バイポーラトランジスタで
    あり、 前記リーク電流低減回路が、前記npn形バイポーラト
    ランジスタのベースにエミッタが接続され、ベースが前
    記基準端子に接続され、コレクタが接地されたpnp形
    バイポーラトランジスタから構成されている、ことを請
    求項1に記載のシャントレギュレータ。
  3. 【請求項3】 前記出力トランジスタが、前記制御端子
    としてベースを持つnpn形バイポーラトランジスタで
    あり、 前記リーク電流低減回路が、前記npn形バイポーラト
    ランジスタのベースと前記接地端子との間に接続された
    ダイオードから構成されている、ことを特徴とする請求
    項2に記載のシャントレギュレータ。
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JP2018166363A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、印刷装置の制御方法、及び、印刷装置用の電源回路

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