JP3107518B2 - 自励式スイッチング電源装置 - Google Patents

自励式スイッチング電源装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡素な構成でコス
ト低減を可能とする、自励式スイッチング電源装置の出
力電圧制御のための回路技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電源回路は、その駆動方式によって自励
発振方式と他励発振方式に大別され、自励発振方式は比
較的小容量の電源装置に採用される。この自励発振方式
(以下、自励式という)の電源装置の一例として、その
回路が図3に示すような構成を有するものが存在する。
図3において、1a、1bは、それぞれ高電位側と低電
位側の入力端子を示し、2a、2bは高電位側と低電位
側の出力端子を示しており、以下のような接続構成によ
り電源装置を形成している。
【0003】入力端子1aをPNP型トランジスタによ
るスイッチングトランジスタQ1のエミッタ及びトラン
スTの帰還巻線(4次巻線)N4の一端に接続し、スイ
ッチングトランジスタQ1のベースと帰還巻線N4の他
端との間に抵抗R2とコンデンサC3を接続する。スイ
ッチングトランジスタQ1のコレクタはトランスTの1
次巻線N1を介して入力端子1bに接続し、入力端子1
a、1b間にコンデンサC1を接続する。トランスTの
2次巻線N2の一端は整流ダイオードD1を介して出力
端子2aに接続し、他端は出力端子2bに接続し、出力
端子2a、2b間に平滑コンデンサC2を接続する。ト
ランスTの検出巻線(3次巻線)N3の一端はダイオー
ドD2のカソードに接続し、検出巻線N3の他端は入力
端子1bに接続する。
【0004】ダイオードD2のアノードと検出巻線N3
の他端との間にコンデンサC5と抵抗R4を並列に接続
し、ダイオードD2のカソードをさらに定電圧ダイオー
ドZD1のアノードに接続する。定電圧ダイオードZD
1のカソードはNPN型の制御用トランジスタQ2のベ
ースに接続し、制御用トランジスタQ2のコレクタは抵
抗R3を介してスイッチングトランジスタQ1のベース
に接続し、制御用トランジスタQ2のエミッタは入力端
子1bに接続する。制御用トランジスタQ2のベースと
入力端子1aとの間にバイアス用の抵抗R1を接続し、
制御用トランジスタQ1のベースと入力端子1bの間に
コンデンサC6を接続する。なお、ダイオードD1及び
ダイオードD2は、スイッチングトランジスタQ2がオ
フ状態となった時に2次巻線N2あるいは検出巻線N3
に発生する電圧に対して、それぞれ順方向となるように
接続されているものとする。
【0005】このような構成とした回路の概略の動作は
以下のようになっている。入力端子1a、1b間に電圧
が印加されると、制御用トランジスタQ2のベースには
抵抗R1を介して電流が流入し、制御用トランジスタQ
2のコレクタ、エミッタ間が導通する。制御用トランジ
スタQ2が導通状態となることによりスイッチングトラ
ンジスタQ1のベースに電流が流れ始め、スイッチング
トランジスタQ1のコレクタ、エミッタ間が導通する。
すると1次巻線N1に電流が流れ、トランスTの各巻線
には、それぞれ図3中の極性印(・)側を高電位とした
電圧が発生する。この時、帰還巻線N4に発生する電圧
によりスイッチングトランジスタQ1のベース、エミッ
タ間は一層の順方向バイアスを受け、スイッチングトラ
ンジスタQ1はオン状態となる。
【0006】1次巻線N1を流れる電流は、1次巻線N
1のインダクタンスにより時間と共に増加し、やがてそ
の時のベース電流によって決定されるスイッチングトラ
ンジスタQ1の最大のコレクタ電流に等しい大きさに達
すると、その電流値は増加しなくなる。するとトランス
Tの各巻線に発生していた電圧の値が急激に低下し、ス
イッチングトランジスタQ1のベース、エミッタ間の順
方向バイアスが低下する。この順方向バイアスの低下に
よってスイッチングトランジスタQ1のコレクタ電流、
すなわち1次巻線N1を流れる電流が減少し、1次巻線
N1にはそれまでとは逆方向の電圧が発生する。この
時、トランスTの各巻線に現れる電圧は極性印側を低電
位とする方向に反転し、帰還巻線N4に発生する電圧は
スイッチングトランジスタQ1のベース、エミッタ間に
逆バイアスを与え、スイッチングトランジスタQ1をオ
フ状態へ移行させる。
【0007】トランスTに蓄積されていたエネルギーは
2次巻線N2より放出され、やがてトランスTの各巻線
に発生していた極性印側を低電位とする電圧は、その値
を急激に低下させる。するとスイッチングトランジスタ
Q1のベース、エミッタ間には、その順方向にコンデン
サC3の充電電圧が印加され、さらにスイッチングトラ
ンジスタQ1のベースから制御用トランジスタQ2のコ
レクタへ電流が流れ始める。その結果、スイッチングト
ランジスタQ1のコレクタ、エミッタ間が導通し、1次
巻線N1に電流が流れる。この1次巻線N1を流れる電
流により、トランスTの各巻線には極性印側を高電位と
した電圧が発生し、以後、前記した動作過程を繰り返
す。
【0008】ここでスイッチングトランジスタQ1がオ
フ状態である時、トランスTの検出巻線N3に発生する
電圧は2次巻線N2に発生する電圧に比例した値とな
る。そのためダイオードD2を介して充電されたコンデ
ンサC5の端子間電圧は、ほぼ出力電圧に相当した値と
なる。このコンデンサC5の端子間電圧が、基準電圧を
与える定電圧ダイオードZD1を介して制御用トランジ
スタQ2のベース、エミッタ間に印加されることによ
り、制御用トランジスタQ2は出力電圧に応じてそのコ
レクタ電流を変化させるようになる。制御用トランジス
タQ2のコレクタ電流の変化はスイッチングトランジス
タQ1のべース電流及びコンデンサC3の充放電時間を
変化させ、スイッチングトランジスタQ1のオンデュー
ティを出力電圧に応じて制御するようになる。このよう
な動作過程により、図3の回路の自励発振動作と定電圧
制御動作が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図3に示す回路は、そ
の出力電圧の制御をトランスに設けた3次巻線(検出巻
線)を利用するために3次側制御とも呼ばれる制御方式
を採用しており、安価で容易に絶縁型の電源装置が得ら
れることから、広く自励式の電源回路に使用されてい
る。しかしこの定電圧制御には、検出巻線N3にダイオ
ードD2、コンデンサC5によって形成される整流平滑
回路が必要であり、ここでコンデンサC5には大容量の
素子が要求される。また制御用トランジスタQ2がノイ
ズによって誤動作を起こさないようにするために、実際
に回路を構成する時にはコンデンサC6を制御用トラン
ジスタQ2のベース、エミッタ間に付加する必要が有
る。このコンデンサC5を大容量化することとコンデン
サC6を付加することの2つの要求事項は、図3に示す
構成の電源装置の一層のコスト低減を困難にさせてい
た。従って本発明は、定電圧制御のために大容量のコン
デンサを必要とせず、回路構成が簡素でコスト低減が可
能な自励式スイッチング電源装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、トランスの1
次巻線に接続したスイッチング素子にオン、オフ動作を
行わせることによりトランスの各巻線に電圧を誘起し、
トランスの帰還巻線に発生した電圧信号をスイッチング
素子の制御端子に入力して自励発振を行わせ、トランス
の2次巻線に発生した電圧より出力電圧を得る自励式ス
イッチング電源装置において、トランスの2次巻線に発
生する電圧に相当する電圧を得るための検出巻線、スイ
ッチング素子の制御端子に主電流路が接続され、検出巻
線に発生した電圧と基準電圧の差から得られる電圧信号
を受け取り、スイッチング素子のオンデューティを制御
する制御用トランジスタ、制御用トランジスタの制御端
子と入力端子との間に接続されたインピーダンス回路及
び、制御用トランジスタの制御端子と主電流路の一端と
の間に接続された容量素子、を具備することを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】スイッチングトランジスタのベー
スと入力端子との間に制御用トランジスタの主電流路を
接続する。制御用トランジスタのベースは、基準電圧を
与える定電圧素子と整流素子を介してトランスの検出巻
線の一端に接続し、検出巻線の他端を制御用トランジス
タと入力端子の接続点に接続する。制御用トランジスタ
のベースと入力端子の間にバイアス用の抵抗素子を接続
し、制御用トランジスタのコレクタ、ベース間にコンデ
ンサを接続する。
【0012】
【実施例】簡素な構成でコスト低減を可能とした本発明
による自励式スイッチング電源装置の回路を図1に示し
た。図1の回路で図3の従来の回路と相違している所は
定電圧制御を行うための回路部分で、以下のような構成
としている。なお図1と図3の回路で同一の構成要素に
対しては同一の符号を付与してある。トランスTの検出
巻線N3の一端はダイオードD2のカソードに接続し、
検出巻線N3の他端は入力端子1bに接続する。ダイオ
ードD2のアノードは定電圧ダイオードZD1のアノー
ドに接続し、定電圧ダイオードZD1のカソードは制御
用トランジスタQ2のベースに接続する。制御用トラン
ジスタQ2のコレクタは抵抗R3を介してスイッチング
トランジスタQ1のベースに接続し、制御用トランジス
タQ2のエミッタは入力端子1bに接続する。制御用ト
ランジスタQ2のベースと入力端子1aの間に抵抗R1
を接続し、制御用トランジスタQ2のコレクタ、ベース
間にコンデンサC4を接続する。なお、上記した構成以
外の回路構成については、図1と図3で同一となってい
る。
【0013】この図1に示す回路の自励発振のための動
作は、図3の従来の回路と同じ動作過程によって行われ
るので、その説明は省略する。一方、図1の示す回路の
定電圧制御のための動作はコンデンサC4によって以下
のようになる。スイッチングトランジスタQ1がオフ状
態である時、トランスTの検出巻線N3には、その波高
値がほぼ出力電圧に相当する電圧が発生する。この時、
検出巻線N3に発生した電圧と定電圧ダイオードZD1
に与えられる基準電圧との電圧差によって、制御用トラ
ンジスタQ2のベースから定電圧ダイオードZD1の方
向に電流が流れる。この電流によってコンデンサC4
は、制御用トランジスタQ2のコレクタ側の端子が高電
位となるように充電される。
【0014】ここでコンデンサC4は、図1の中では制
御用トランジスタQ2のコレクタ、ベース間に接続され
ているが、この構成ではトランジスタ素子のミラー効果
によって、コンデンサC4の静電容量の値に制御用トラ
ンジスタQ2の電流増幅率βを乗じた大きさの静電容量
を有する容量素子が、制御用トランジスタQ2のベー
ス、エミッタ間に接続されていると見なすこともでき
る。このことから、コンデンサC4の充電電圧によって
は制御用トランジスタQ2の動作状態が変化することが
理解される。コンデンサC4の充電電圧は、制御用トラ
ンジスタQ2のベースから定電圧ダイオードZD1の方
向へ流れる電流の大きさ、すなわち出力電圧の大きさに
よって変化し、これにより制御用トランジスタQ2の動
作状態は出力電圧によって決定されることになる。従っ
て制御用トランジスタQ2は、出力電圧に応じてスイッ
チングトランジスタQ1のベース電流及びコンデンサC
3の充放電時間を変化させ、その結果としてスイッチン
グトランジスタQ1のオンデューティを制御する。
【0015】このように図1に示す回路では、制御用ト
ランジスタQ2のコレクタ、ベース間に接続したコンデ
ンサC4は、図3の回路におけるコンデンサC5と同様
に、図1の回路の定電圧制御動作に寄与している。これ
に加えて、ミラー効果によって制御用トランジスタQ2
のベース、エミッタ間に容量素子が等価的に存在すると
見なされることから、このコンデンサC4は、図3の回
路におけるコンデンサC6と同様に、制御用トランジス
タQ2の誤動作防止に寄与することも明らかである。そ
して先にも述べたように、ミラー効果によって制御用ト
ランジスタQ2のベース、エミッタ間に等価的に存在す
る容量素子は、コンデンサC4の実際の静電容量に電流
増幅率βをを乗じた値の静電容量を有すると見なされる
ため、コンデンサC4には、図3のコンデンサC5、C
6に比べてはるかに小さい静電容量を有する素子を使用
することが可能となる。
【0016】さらに図1に示す回路では、定電圧制御の
ための基準電圧を定電圧ダイオードZD1により得てお
り、その定電圧ダイオードZD1とダイオードD2が相
互のアノードを接続した形で直列接続されている。この
構成によれば、ダイオードD2の順方向降下電圧の温度
特性が定電圧ダイオードZD1のツェナー電圧の温度特
性を相殺し、その基準電圧値の変動を抑制するように作
用する。このため図1の回路構成では、従来、定電圧ダ
イオード素子を基準電圧源として使用する場合において
問題となっていた、周囲温度に対する出力電圧の安定度
が補償され、改善されるという付帯効果を得ることがで
きる。
【0017】図2には本発明の別の実施例による自励式
スイッチング電源装置の回路を示した。図2の回路は図
1の回路と比較してトランスTの巻線構造が異なってお
り、具体的には、3枚の鍔によって2つの巻線巻装部を
形成したトランス装置を使用し、第1の巻線巻装部に1
次巻線N1、2次巻線N2、帰還巻線N4の各巻線を巻
回し、第2の巻線巻装部に巻線N5、検出巻線N6を巻
回したものとしている。ここで、第1の巻線巻装部の各
巻線と第2の巻線巻装部の各巻線は中央の鍔(磁性体)
によって仕切られ、磁気的結合は非常に小さいものとす
る。トランス装置において同一の巻線巻装部に数多くの
巻線を巻回すると、製品毎の各巻線間の結合にバラツキ
が発生する。このため、検出巻線(図1中のN3)を使
用することで定電圧制御を行う電源装置の出力電圧が、
製品によって多少の誤差を生じるという事態が起こる。
【0018】図2の実施例の回路はこの欠点を改善した
もので、2次巻線N2と巻線N5を並列接続することに
より、直接、2次巻線N2に発生する電圧を巻線N5に
印加し、その巻線N5に印加された電圧に相当する電圧
を検出巻線N6に発生させるようにしている。つまり図
2の検出巻線N6には、図1における検出巻線N3と同
様に、2次巻線N2に発生する電圧に相当する電圧が得
られることになる。ここで巻線N5と検出巻線N6は、
同一の巻線巻装部に巻回される巻線が2つだけであるの
で、結合を高く、しかも結合のバラツキを小さくするこ
とができ、これにより電源装置の出力電圧が製品によっ
て誤差を生じるという事態を回避することができる。こ
の図2に示した回路の動作は図1の回路と同じであるの
で、動作の説明は省略する。
【0019】なお、図1、図2に示す本発明の実施例で
は、スイッチング素子としてPNP型バイポーラトラン
ジスタを使用した電源装置について例示している。しか
し、スイッチング素子としてNPN型トランジスタを使
用した電源装置に対しても本発明を適用することは可能
である。ただし、その場合の具体的な構成として、図
1、図2の回路における制御用トランジスタQ2にはP
NP型トランジスタを使用し、各素子に印加される電圧
が逆となるように各素子及び巻線の極性を反転させる必
要がある。
【0020】また、スイッチングトランジスタQ1、制
御用トランジスタQ2にMOS FET等の他の半導体
素子を使用しても構わない。そして、図2におけるトラ
ンスTは、第1の巻線巻装部に1次巻線N1、2次巻線
N2、帰還巻線N4を巻回し、第2の巻線巻装部に巻線
N5、検出巻線N6を巻回した一つのトランス装置を使
用した場合を想定している。しかし、図2の回路におい
て、一つの独立したトランス装置に1次巻線N1、2次
巻線N2、帰還巻線N4を巻回し、他の独立したトラン
ス装置に巻線N5、検出巻線N6を巻回した構成として
も良い。
【0021】
【発明の効果】以上に述べたように本発明は、スイッチ
ング素子のベースに制御用トランジスタを接続し、制御
用トランジスタのベースと検出巻線の一端との間に定電
圧ダイオードと整流用のダイオードを直列に接続し、制
御用トランジスタのコレクタ、ベース間にコンデンサを
接続する構成を特徴としている。この制御用トランジス
タのコレクタ、ベース間に接続されたコンデンサは、従
来の電源装置における定電圧制御用のコンデンサと誤動
作防止用のコンデンサの両方の機能を合わせ持ち、しか
もその静電容量は小さくて済む。このため本発明によれ
ば、従来の電源装置で必要としていた大きな静電容量の
コンデンサを必要とせず、合わせて回路構成も簡素なた
め、自励式スイッチング電源装置のコスト低減が可能と
なる。さらに、定電圧制御用の基準電圧源として定電圧
ダイオードを使用しても、出力電圧の安定度が高い自励
式スイッチング電源装置とすることができるという効果
も合わせて得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による自励式スイッチング電源装置の
実施例の回路図。
【図2】 本発明による自励式スイッチング電源装置の
他の実施例の回路図。
【図3】 従来の自励式スイッチング電源装置の一例の
回路図。
【符号の説明】
1a、1b 入力端子 2a、2b 出力端子 C4 コンデンサ D2 ダイオード N1 1次巻線 N2 2次巻線 N3 検出巻線 N4 帰還巻線 N5 巻線 N6 検出巻線 Q1 スイッチングトランジスタ Q2 制御用トランジスタ T トランス ZD1 定電圧ダイオード

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスの1次巻線に接続したスイッチ
    ング素子にオン、オフ動作を行わせることにより該トラ
    ンスの各巻線に電圧を誘起し、該トランスの帰還巻線に
    発生した電圧信号を該スイッチング素子の制御端子に入
    力して自励発振を行わせ、該トランスの2次巻線に発生
    した電圧より出力電圧を得る自励式スイッチング電源装
    置において、 該トランスの2次巻線と磁気的に結合し、該2次巻線に
    発生する電圧に相当する電圧が得られる検出巻線、 該スイッチング素子の制御端子に主電流路が接続され、
    該検出巻線に発生した電圧と基準電圧の差から得られる
    電圧信号を受け取り、該スイッチング素子のオンデュー
    ティを制御する制御用トランジスタ、 該制御用トランジスタの制御端子と入力端子との間に接
    続されたインピーダンス回路及び、 該制御用トランジスタの制御端子と主電流路の一端との
    間に接続された容量素子、を具備することを特徴とする
    自励式スイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】 トランスの1次巻線に接続したスイッチ
    ング素子にオン、オフ動作を行わせることにより該トラ
    ンスの各巻線に電圧を誘起し、該トランスの帰還巻線に
    発生した電圧信号を該スイッチング素子の制御端子に入
    力して自励発振を行わせ、該トランスの2次巻線に発生
    した電圧より出力電圧を得る自励式スイッチング電源装
    置において、 該トランスの2次巻線と電気的に接続された巻線と磁気
    的に結合し、該2次巻線に発生する電圧に相当する電圧
    が得られる検出巻線、 該スイッチング素子の制御端子に主電流路が接続され、
    該検出巻線に発生した電圧と基準電圧の差から得られる
    電圧信号を受け取り、該スイッチング素子のオンデュー
    ティを制御する制御用トランジスタ、 該制御用トランジスタの制御端子と入力端子との間に接
    続されたインピーダンス回路及び、 該制御用トランジスタの制御端子と主電流路の一端との
    間に接続された容量素子、を具備することを特徴とする
    自励式スイッチング電源装置。
  3. 【請求項3】 前記基準電圧を得るための基準電圧源と
    して、定電圧ダイオードを使用することを特徴とする、
    請求項1あるいは請求項2に記載した自励式スイッチン
    グ電源装置。
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