JP2002314295A - 部品装着装置 - Google Patents

部品装着装置

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JP2002314295A
JP2002314295A JP2001116655A JP2001116655A JP2002314295A JP 2002314295 A JP2002314295 A JP 2002314295A JP 2001116655 A JP2001116655 A JP 2001116655A JP 2001116655 A JP2001116655 A JP 2001116655A JP 2002314295 A JP2002314295 A JP 2002314295A
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suction
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suction nozzle
axis
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JP2001116655A
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Masaki Yamamoto
雅紀 山本
Shigeki Fukunaga
茂樹 福永
Takenori Hashimoto
武則 橋本
Masayoshi Haruki
雅良 春木
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸引穴が部品の一部と誤認識されるのを防止
でき、複雑な画像処理を要することなく処理時間を短縮
でき、かつ部品装着精度を向上できる部品装着装置を提
供する。 【解決手段】 吸引ノズル5aの吸引穴5cが開口する
部品保持面5bで部品を吸引保持した状態で該部品に照
明光を照射し、該部品を反吸引側から撮像するようにし
た部品撮像部を備えた部品装着装置において、上記吸引
ノズル5aの吸引穴5cを部品保持面5bに垂直な直線
に対して少なくとも一部が非平行となるように形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品,電子機
器等の組立,実装を行なう部品装着装置に関し、詳細に
は部品の位置決め,寸法測定,あるいは部品の外観検査
を行なう部品撮像部の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の部品装着装置では、例えば部品
供給部で吸引ノズルによりピックアップした電子部品を
部品装着部にセッティングされたプリント基板上に移動
させる際に、上記電子部品に照明光を照射するとともに
該電子部品を撮像する撮像部を備えているものがある。
そして上記電子部品の撮像された画像を処理することに
より電子部品の吸引ノズルの中心に対するずれが求めら
れ、このずれに応じて電子部品の移動量が補正される。
【0003】従来の部品装着装置に採用されている吸引
ノズルには、吸引穴が部品保持面に直角をなしかつ該吸
引ノズルを貫通するように形成されている。この吸引穴
に負圧を作用させることにより部品保持面に電子部品を
吸引保持するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の吸引ノズル
を使用する部品装着装置では、部品保持面に直角をなす
ように貫通形成された吸引穴が保持した部品で隠れない
場合は、画像処理において吸引穴をも部品形状の一部と
誤認識する恐れがある。この問題を回避するために、従
来は、パターンマッチングや吸引穴をキャンセルする
等、複雑な画像処理が必要となり、位置決め,寸法計測
あるいは外観検査に時間がかかるという問題があった。
【0005】また上記問題点を回避するために、従来、
反射照明により撮像するといった方法を採用する場合も
あるが、この方法では吸引穴を部品形状の一部と誤認識
する問題はなくなるものの、撮像対象部品の表面粗さ等
による光の拡散が起因して寸法計測や外観検査が困難と
なる場合があるといった問題がある。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、吸引穴が部品の一部と誤認識されるのを防
止でき、複雑な画像処理を要することなく処理時間を短
縮でき、かつ部品装着精度を向上できる部品装着装置を
提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、吸引
ノズルの吸引穴が開口する部品保持面で部品を吸引保持
した状態で該部品に照明光を照射し、該部品を反吸引側
から撮像するようにした部品撮像部を備えた部品装着装
置において、上記吸引ノズルの吸引穴を部品保持面に垂
直な直線に対して少なくとも一部が非平行となるように
形成したことを特徴としている。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、上
記吸引ノズルに2つ以上の吸引穴を形成し、該各吸引穴
の部品保持面に開口する下端開口を、正規姿勢に吸引保
持された部品に均等な吸引力が作用するように位置させ
たことを特徴としている。
【0009】請求項3の発明は、請求項2において、上
記各吸引穴の下端開口が、正規姿勢に保持された部品の
軸線上に配置されていることを特徴としている。
【0010】請求項4の発明は、請求項2又は3におい
て、上記各吸引穴の下端開口が、正規姿勢に保持された
部品の軸線と直交し、吸引ノズルの軸線を通る直線を挟
んで対称をなすように配置されていることを特徴として
いる。
【0011】請求項5の発明は、吸引ノズルの吸引穴が
開口する部品保持面で部品を吸引保持した状態で該部品
に照明光を照射し、該部品を反吸引側から撮像するよう
にした部品撮像部を備えた部品装着装置において、上記
吸引ノズルに2つ以上の吸引穴を形成し、該各吸引穴の
上記部品保持面に開口する下端開口を、部品の吸引姿勢
を正規姿勢に補正するよう部品に吸引力が作用するよう
位置させたことを特徴としている。
【0012】請求項6の発明は、請求項5において、上
記各吸引穴の下端開口が、吸引ノズルの軸線に点対称を
なすように配置されていることを特徴としている。
【0013】請求項7の発明は、請求項5又は6におい
て、上記各吸引穴を、部品保持面に垂直な直線に対して
少なくとも一部が非平行となるように形成したことを特
徴としている。
【0014】
【発明の作用効果】請求項1の発明によれば、吸引ノズ
ルの吸引穴を部品保持面に垂直な直線に対して少なくと
も一部が非平行となるように形成したので、吸引穴が部
品保持面側からノズル軸線方向に見た時上方に見通され
ることがなく、部品保持面に開口する下端開口が部品に
よって覆われない場合でも、該下端開口は照明光の照射
によって部品保持面の一部と認識され、部品の一部と誤
認識されることはなく、部品検出精度を高めることがで
き、ひいては部品装着精度を高めることができる。
【0015】請求項2の発明によれば、2つ以上の吸引
穴の下端開口を、例えば請求項3の発明のように正規姿
勢に保持された部品の軸線上に位置させ、また請求項4
の発明のように正規姿勢に保持された部品の軸線と直交
し、吸引ノズルの軸線を通る直線を挟んで対称をなすよ
うに位置させることにより、部品に均等な吸引力が作用
するようにしたので、部品を安定的に吸引保持できる。
【0016】また請求項5の発明によれば、複数の吸引
穴の下端開口を、例えば請求項6の発明のように吸引ノ
ズル軸線に点対称をなすように位置させることにより、
部品の吸引姿勢を正規姿勢に補正する吸引力が作用する
ようにしたので、部品の吸引姿勢を正規姿勢に自動的に
補正する作用が得られ、部品の撮像精度ひいては装着精
度を高めることができる。
【0017】また請求項7の発明によれば、吸引穴が部
品保持面側からノズル軸線方向に見た時上方に見通され
ることがなく、部品保持面に開口する下端開口が部品に
よって覆われない場合でも、下端開口が部品の一部と誤
認識されることはなく、部品検出精度を高めることがで
き、ひいては部品装着精度を高めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に沿って説明する。図1ないし図5は、本発明の第1
実施形態による部品装着装置を説明するための図であ
り、図1は部品装着装置の全体構成を示す斜視図、図
2,図3,図4は撮像部の側面図,斜視図,断面側面
図、図6は吸引ノズルの模式図である。
【0019】図において、1は部品装着装置であり、こ
れはL字状のベース部材2に、部品供給部3、部品装着
部4、真空吸引部5を備えた装着ヘッド6、部品撮像部
7、及び部品搬送部20をを搭載した概略構成を有して
いる。また部品装着装置1は上記部品供給部3,部品装
着部4,及び装着ヘッド6それぞれ駆動制御する駆動制
御手段(不図示)を備えている。
【0020】上記部品供給部3は、装置正面から見てベ
ース部材2の左端部に配置されており、不図示のリニア
モータ等の駆動手段によりリニアガイドに沿ってX軸方
向(前後方向)に直線的に往復駆動される。この部品供
給部3の上面には多数の電子部品Aが整列配置されたパ
レット3aがセットされている。このパレット3aには
各電子部品Aが収納される収納凹部(不図示)が形成さ
れており、この収納凹部は上記各真空吸引部5の吸引ノ
ズル5aの配列ピッチに対応したピッチでもって配列さ
れている。これにより4本の吸引ノズル5aで一度に4
個の電子部品Aを保持することが可能となっている。
【0021】上記部品装着部4は、ベース部材2の略中
央部に配置されており、リニアモータ8により一対のリ
ニアガイド8a,8aに沿って上記部品供給部3の移動
方向と平行なX軸方向に直線的に往復駆動される。この
部品装着部4の状面には電子部品Aが装着されるプリン
ト基板4aがセットされている。
【0022】上記装着ヘッド6は、上記部品供給部3及
び部品装着部4の上方に位置しており、ベース部材2の
垂直壁2bに固定された架台9に配設されている。この
架台9には一対のリニアガイド10,10が取付け固定
されており、上記装着ヘッド6はリニアモータ11によ
りニリアガイド10に沿ってX軸方向と直交するY軸方
向(左右方向)に直線的に往復駆動される。
【0023】上記真空吸引部5は固定部材40に配設さ
れており、この固定部材40は、上記装着ヘッド6に固
定された一対のリニアガイド12に沿ってZ軸方向(上
下方向)に移動可能に支持されている。また上記固定部
材40は、サーボモータ13に接続されたカム板14を
回転させることによりZ軸方向に往復駆動される。さら
に上記吸引部5は、回転位置決め駆動手段41により吸
着保持した電子部品AをZ軸回り(図1の矢印θ方向)
に回転位置決め可能に支持されている。
【0024】また上記部品供給部3と部品撮像部7との
間には、接着剤,導電性接着剤,ハンダペースト等が充
填された塗布部16が配設されている。この塗布部16
において各電子部品Aに接着剤やはんだペースト等を自
動的に塗布することができ、生産性を高めることができ
る。
【0025】さらに上記架台9には多目的ヘッド17が
装着ヘッド6とは独立して配設されている。該多目的ヘ
ッド17はリニアモータ18により上記ニリアガイド1
0に沿ってY軸方向に直線的に往復駆動される。この多
目的ヘッド12には基板撮像カメラ19が配設されてい
る。この基板撮像カメラ19により撮像されたプリント
基板4aの基準位置に対するずれを求め、このずれに応
じてX軸,Y軸の補正量が算出される。
【0026】上記部品搬送装置20は、前工程設備Cに
より組み立てられたプリント基板を上記部品装着部4に
搬入し、該部品装着部4にて電子部品が装着された装着
済みプリント基板4aを後工程設備Bに搬出するように
構成されている。
【0027】また上記部品撮像部7は、部品供給部3と
部品装着部4との間に配設されており、上記ベース部材
2にボルト締め固定された支持部材30に撮像手段とし
ての撮像カメラ31及び照明装置32を配設した構成と
なっている。この撮像カメラ31は、ランダムシャッタ
式のものであり、レンズ31aが垂直上方を指向し、か
つ上記吸引部5の軌道上に位置するように配置されてい
る。
【0028】また照明装置32は、環状のストロボ式光
源33と、該光源33を収納し、上部が開口した環状の
照明ケース34と、該照明ケース34の環状孔34a内
に挿入配置された遮蔽筒35とから構成されている。こ
の遮蔽筒35は電子部品Aに近接するよう上方に延びて
上記撮像カメラ31のレンズ31aの上端周部を覆って
おり、これにより光源33からの照明光がレンズ31a
に直接入射するのを防止している。
【0029】上記真空吸引部5は、ホルダ41aにより
4本の吸引ノズル5a支持し、該ホルダ41aを上記固
定部材40に取り付け、もって吸引ノズル5aを上下方
向に進退可能とした概略構造のものである。
【0030】上記吸引ノズル5aはセラミック等により
形成された乳白色のものであり、下端の部品保持面5b
に開口する吸引穴5cを備えている。この吸引穴5c
は、上記部品保持面5bに垂直な直線(軸線D)に対し
て非平行となるように斜めに形成されている。つまり軸
線方向に見ると、部品保持面5bの下端開口5c′と上
端面5dの上端開口5c′′とが偏位しており(図5
(b)参照)、軸線方向に見通すことはできないように
なっている。なお図示していないが上記上端面5dの上
端開口5c′′は開閉弁を備えた吸引通路を介して真空
源に接続されている。
【0031】本第1実施形態装置では、先ず、パレット
3aの各収納凹部に供給された電子部品Aを装着ヘッド
6の真空吸着部5が吸引ノズル5aの部品保持面5bに
吸引保持させる。そして装着ヘッド6が吸引ノズル5a
を上昇させ、部品装着部4の上方まで直線移動させる。
この移動中に電子部品Aに照明光を照射するとともに、
該電子部品Aを撮像カメラ31が撮像し、画像処理手段
が電子部品Aの吸引ノズル5aの中心点に対するX軸,
Y軸,及びθ方向のワーク位置補正量を算出し、該補正
量に応じて部品装着部4によるX軸方向の位置決め、装
着ヘッド6によるY軸方向の位置決めが行なわれ、さら
に真空吸着部5によるθ方向の位置決めが行なわれ、電
子部品Aがプリント基板4aの目標載置位置に装着され
る。
【0032】上記電子部品の撮像において、吸引ノズル
5aの吸引穴5cを斜めに形成し、軸方向に見た時部品
保持面5bの下端開口5c′が上端面5dの上端開口5
c′′と重ならないようにしたので、照明光は吸引穴5
cの下端開口5c′側の内面を照射し、該吸引穴5c内
を貫通することはなく、そのため画像上において吸引穴
5cは認識されない。従って電子部品Aによって上記下
端開口5c′を覆うことができない場合であっても上記
吸引穴5cを部品の一部と誤認識することはなく、上述
のワーク位置補正を精度良く行なうことができる。
【0033】ここで本発明における吸引ノズルは、吸引
穴を、部品保持面に垂直な直線に対して少なくとも一部
が非平行となるように形成し、もって軸線方向に見た
時、吸引穴を見通すことがないようにした点に特徴を有
する。図6は上記吸引穴の変形例を示し、図中図5と同
一符号は同一又は相当部分を示す。
【0034】図6(a)は、吸引ノズル65の吸引穴6
5aの上端開口65cを該吸引ノズル65の側面に開口
させ、もって軸線方向視で下端開口65bから上端開口
65cが見通せないようにした例である。図6(b)
は、吸引ノズル75の吸引穴75aを途中でクランク状
に屈曲させ、もって軸線方向視で下端開口75bから上
端開口75cが見通せないようにした例である。図6
(c)は、吸引ノズルを上部85aと下部85bの2部
品接着構成とし、吸引穴85cを、途中で屈曲した形状
とし、もって軸線方向視で下端開口85dから上端開口
85eが見通せないようにした例である。さらにまた図
6(d)は、吸引ノズル95の吸引穴95aを二股状に
形成し、もって軸線方向視で下端開口95bから上端開
口95cが見通せないようにした例である。これらの変
形例の場合にも上記第1実施形態と同様の作用効果を得
ることができる。
【0035】図7は本発明の第2実施形態に係る吸引ノ
ズルを示す。図中、図5と同一符号は同一又は相当部分
を示す。なお、図7(a),(b),(c)はそれぞれ
斜視図、平面図、底面図である。
【0036】本第2実施形態の吸引ノズル55は2つの
吸引穴55a,55bを有する。この吸引穴55a,5
5bは上記第1実施形態と同様に、軸線D方向に見た時
下端開口55cと上端開口55dとが重ならないよう
に、つまり軸線方向に見通すことができないように形成
されており、かつ該2つの吸引穴55a,55bは正規
姿勢に保持された電子部品Aの軸線F及び該軸線Fと直
交し吸引ノズル55の軸線Dを通る直線Eを挟んで対称
となっている。従って下端開口55c,55cは電子部
品Aの軸線F上に位置している。
【0037】本第2実施形態の吸引ノズル55によれ
ば、上記第1実施形態と同様に、電子部品Aの撮像時に
吸引穴55a,55bが部品の一部と誤認識されること
がなく、位置補正精度を高めることができる。また電子
部品Aを吸引する際に2つの吸引穴55a,55bが電
子部品Aを軸線F上でかつ直線Eを挟んで対称の位置か
ら吸引するので、電子部品Aに2箇所から均等な吸引力
を作用させることができ、該電子部品Aを安定して保持
できる。
【0038】図8は本発明の第3実施形態に係る吸引ノ
ズルを説明するための図である。図中、図5,図7と同
一符号は同一又は相当部分を示す。なお、図8(a),
(b),(c)はそれぞれ斜視図、平面図、底面図であ
る。
【0039】本第3実施形態の吸引ノズル105は2つ
の吸引穴105a,105bを有する。この吸引穴10
5a,105bは、上記第1,第2実施形態と同様に、
軸線D方向に見た時下端開口105d,105fのそれ
ぞれと上端開口105e,105gのそれぞれとが重な
らないよう斜めに形成されている。そして2つの吸引穴
105a,105bは、正規の吸引位置(図8(e)に
示す位置)にある電子部品Aの軸線F及び該軸線Fと直
交し吸引ノズルの軸線Dを通る直線Eを挟んで非対称と
なっておりかつノズル軸線Dに点対称をなしている。
【0040】本第3実施形態の吸引ノズル105によれ
ば、上記第1,第2実施形態と同様に、電子部品Aの撮
像時に吸引穴105a,105bが部品の一部と誤認識
されることがなく、位置補正精度を高めることができ
る。また電子部品Aを吸引する際に2つの吸引穴105
a,105bが電子部品の軸線F及び直線Eを挟んで非
対称でかつ軸線Dに点対称の位置から吸引するので、電
子部品Aの吸引姿勢を補正する作用が得られる。即ち、
例えば電子部品Aが図8(d)に示すように正規の吸引
姿勢から斜めにずれた状態に吸引されそうになった場
合、非対称かつ点対称位置にある下端開口105d,1
05fによる吸引力が電子部品Aを正規の吸引姿勢に矢
印方向に回転させるように作用し、もって電子部品Aは
図8(e)に示す正規の吸引姿勢でもって吸引される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の吸引ノズルが採用され
た部品装着装置の正面斜視図である。
【図2】上記実施形態装置の部品撮像部の側面図であ
る。
【図3】上記部品撮像部の斜視図である。
【図4】上記部品撮像部の断面側面図である。
【図5】上記吸引ノズルの模式図である。
【図6】上記吸引ノズルの変形例を示す模式図である。
【図7】本発明の第2実施形態における吸引ノズルの模
式図である。
【図8】本発明の第3実施形態における吸引ノズルの模
式図である。
【符号の説明】
1 部品装着装置 5a,55,105 吸引ノズル 5b 部品保持面 5c,55a,55b,105a,105b 吸引穴 5c′,55c,105d,105f 下端開口 7 部品撮像部 A 電子部品 D 吸引ノズルの軸線 E 吸引ノズルの軸線を通る直線 F 電子部品の軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 武則 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 春木 雅良 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 Fターム(参考) 3C007 AS01 AS08 AS14 CY03 DS06 FS01 FT10 FU00 KT01 KT11 MT04 NS17 5E313 AA11 CC03 CC04 CD06 EE01 EE02 EE03 EE24 EE25 FF05 FF24 FF28 FG04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引ノズルの吸引穴が開口する部品保持
    面で部品を吸引保持した状態で該部品に照明光を照射
    し、該部品を反吸引側から撮像するようにした部品撮像
    部を備えた部品装着装置において、上記吸引ノズルの吸
    引穴を部品保持面に垂直な直線に対して少なくとも一部
    が非平行となるように形成したことを特徴とする部品装
    着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記吸引ノズルに2
    つ以上の吸引穴を形成し、該各吸引穴の部品保持面に開
    口する下端開口を、正規姿勢に吸引保持された部品に均
    等な吸引力が作用するように位置させたことを特徴とす
    る部品装着装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記各吸引穴の下端
    開口が、正規姿勢に保持された部品の軸線上に配置され
    ていることを特徴とする部品装着装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3において、上記各吸引穴
    の下端開口が、正規姿勢に保持された部品の軸線と直交
    し、吸引ノズルの軸線を通る直線を挟んで対称をなすよ
    うに配置されていることを特徴とする部品装着装置。
  5. 【請求項5】 吸引ノズルの吸引穴が開口する部品保持
    面で部品を吸引保持した状態で該部品に照明光を照射
    し、該部品を反吸引側から撮像するようにした部品撮像
    部を備えた部品装着装置において、上記吸引ノズルに2
    つ以上の吸引穴を形成し、該各吸引穴の上記部品保持面
    に開口する下端開口を、部品の吸引姿勢を正規姿勢に補
    正するよう部品に吸引力が作用するよう位置させたこと
    を特徴とする部品装着装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、上記各吸引穴の下端
    開口が、吸引ノズルの軸線に点対称をなすように配置さ
    れていることを特徴とする部品供給装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6において、上記各吸引穴
    を、部品保持面に垂直な直線に対して少なくとも一部が
    非平行となるように形成したことを特徴とする部品装着
    装置。
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