JP2002057497A - 部品装着装置 - Google Patents

部品装着装置

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JP2002057497A
JP2002057497A JP2000245460A JP2000245460A JP2002057497A JP 2002057497 A JP2002057497 A JP 2002057497A JP 2000245460 A JP2000245460 A JP 2000245460A JP 2000245460 A JP2000245460 A JP 2000245460A JP 2002057497 A JP2002057497 A JP 2002057497A
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electronic component
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Kouta Tamura
孝太 田村
Toshiyuki Ishibe
敏幸 石部
Hozumi Nashima
保積 菜嶋
Yoshinori Ikeda
芳則 池田
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像タイミングにずれが生じた場合にも目標
載置位置に対する電子部品の位置決め精度を確保でき、
また画像の鮮明化を図りながら吸着ノズル周りの大型化
及び部品点数の増加を防止できる部品装着装置を提供す
る。 【解決手段】 電子部品Aを吸着ノズル(部品保持部
材)5により吸着保持した状態で直線移動させ、該移動
過程で上記電子部品Aに照明光を照射しつつ該電子部品
Aを撮像してこれを画像処理することにより電子部品A
の位置補正を行い、目標とする載置位置に上記電子部品
Aを載置するようにした部品装着装置において、上記吸
着ノズル5の反射面5eを乳白色とするとともに該反射
面5eに基準マークMを形成し、該基準マークMに基づ
いて撮像基準点0に対する吸着ノズル5の変位量ΔYを
求め、該変位量ΔYに基づいて電子部品Aの位置補正を
行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電子部品
をプリント基板に自動的に装着する場合に、電子部品に
照明光を照射して画像処理することにより、プリント基
板への載置位置の位置決めを行なうようにした部品装着
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の部品装着装置は、例えば、部品
供給部で吸着ノズルによりピックアップした電子部品を
部品装着部にセッティングされたプリント基板に移動さ
せる際に、上記電子部品に照明光を照射するとともに、
該電子部品を撮像して画像処理することにより、電子部
品の吸着ノズルの中心点に対するずれを求め、このずれ
に応じて電子部品の移動量を補正するよう構成されてい
る。
【0003】このような部品装着装置では、電子部品の
移動中に撮像して画像処理することにより、タクトタイ
ムの短縮を図ることができる。また電子部品の画像をで
きるだけ鮮明にする観点から、光源からの照明光を反射
板により反射させて電子部品に照射する場合がある。こ
の種の反射板は吸着ノズル側に配置するのが一般的であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
吸着ノズルの移動中に電子部品を撮像するようにした場
合、吸着ノズルの移動速度のばらつき等によって撮像タ
イミングがずれる場合がある。このようなずれが生じる
と、電子部品の吸着位置がずれていると判断されてしま
う。
【0005】即ち、電子部品を移動中に撮像する場合に
は、図7(a)に示すように、撮像基準点0に撮像タイ
ミングが一致している場合には、電子部品の位置を正確
に検出できる。ところが、図7(b)に示すように、例
えば撮像タイミングが遅れた場合には、ノズルへの電子
部品の吸着位置は正確であるにもかかわらずΔYだけず
れていると判断される。その結果、目標載置位置に対す
る電子部品の位置決め精度が低下する。
【0006】また上記従来のように吸着ノズルに反射板
を配置した構造とした場合には、吸着ノズル周りが大型
化するとともに、部品点数が増え、それだけコストが上
昇するという問題がある。
【0007】本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされ
たもので、撮像タイミングにずれが生じた場合にも目標
載置位置に対する電子部品の位置決め精度を確保でき、
また画像の鮮明化を図りながら吸着ノズル周りの大型化
及び部品点数の増加を防止できる部品装着装置を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、部品を部品保
持部材により保持した状態で直線移動させ、該移動過程
で上記部品に照明光を照射しつつ該部品を撮像しこれを
画像処理することにより部品の位置補正を行い、目標と
する載置位置に上記部品を載置するようにした部品装着
装置において、上記部品保持部材の少なくとも部品保持
部を乳白色とするとともに、該部品保持部に基準マーク
を形成し、該基準マークに基づいて撮像基準点に対する
部品保持部材の変位量を、該変位量に基づいて部品の位
置補正を行うようにしたことを特徴としている。
【0009】請求項2の発明は、請求項1において、上
記部品保持部を、吸着孔を有する凸部と、上記照射光を
反射させて上記凸部に吸着された部品に背面から照射す
る乳白色の反射面とを備えたものとしたことを特徴とし
ている。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、上記部品の移動経路の略垂直下方に撮像手段を配置
し、該撮像手段と上記部品移動経路との間に光源を配置
し、かつ該光源からの照明光が上記撮像手段に直接入射
するのを防止するとともに、上記部品に直接当るのを防
止する遮蔽筒を配設したことを特徴としている。
【0011】
【発明の作用効果】本発明にかかる部品装着装置によれ
ば、部品保持部に基準マークを形成し、撮像基準点に対
する部品保持部材の変位量を基準マークとの距離により
求めるようにしたので、この変位量に応じて部品の位置
を補正することにより、撮像タイミングにずれが生じた
場合にも目標載置位置に対する部品の位置決め精度を確
保することができる。
【0012】請求項2の本発明では、光源からの照明光
が部品保持部の一部をなす反射面で反射して部品に背面
から照射され、反射照明方式でありながら透過照明方式
の如く鮮明なシルエットを得ることができる。また上記
部品保持部の一部が反射板として機能することから、従
来の別部品からなる反射板を不要にでき、吸着ノズル周
りの大型化,及びコスト上昇を抑制できる。
【0013】請求項3の発明では、部品と撮像手段との
間に光源を配置するとともに、撮像手段及び上記部品に
直接照明光が入射するのを防止する遮蔽筒を配置したの
で、鮮明なシルエットを読み込むことができ、画像処理
の精度を高めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0015】図1ないし図6は本発明の一実施形態によ
る部品装着装置を説明するための図であり、図1は部品
装着装置の全体構成を示す斜視図、図2,図3はそれぞ
れ部品撮像装置の側面図,斜視図、図4は部品撮像状態
を示す概略図、図5は吸着ノズルの底面図、図6は上記
部品装着装置による補正方法を示す図である。本実施形
態では、電子部品をプリント基板に自動的に装着するよ
うにした部品装着装置に上記補正方法を適用した場合を
例にとって説明する。
【0016】図において、1は部品装着装置であり、こ
れは、主としてL字状のベース部材2に、部品供給部
3、部品装着部4、4本の真空吸着ノズル(部品保持部
材)5を備えた装着ヘッド6、及び部品撮像装置7を搭
載した概略構成を有している。また本部品装着装置1は
上記部品供給部3,部品装着部4,吸着ノズル5及び装
着ヘッド6をそれぞれ駆動制御する駆動制御手段(不図
示)を備えている。
【0017】上記ベース部材2は、金属部材に比べて振
動減衰率が高く、かつ熱膨張係数の小さい材料であるコ
ンクリート,セラミック,金属とセラミックとの複合
材,あるいは大理石等により一体に形成されたものであ
り、ベース本体2aの後端に垂直壁2bを一体形成して
構成されている。
【0018】上記部品供給部3は、装置正面から見てベ
ース本体2aの左端部に配置されており、不図示のリニ
アモータ等の駆動手段によりリニアガイドに沿ってX軸
方向(前後方向)に直線的に往復駆動される。この部品
供給部3の上面には多数の電子部品Aが整列配置された
パレット3aがセットされている。このパレット3aに
は各電子部品Aが収納される収納凹部(不図示)が形成
されており、この収納凹部は上記各真空吸着ノズル5の
配列ピッチに対応したピッチでもって配列されている。
これにより4本の吸着ノズル5で一度に4個の電子部品
Aを保持することが可能となっている。
【0019】上記部品装着部4は、ベース本体2aの中
央部に配置されており、リニアモータ8により一対のリ
ニアガイド8a,8aに沿って上記部品供給部3の移動
方向と平行なX軸方向に直線的に往復駆動される。この
部品装着部4の上面には電子部品Aが装着されるプリン
ト基板4aがセットされている。
【0020】上記装着ヘッド6は、上記部品供給部3及
び部品装着部4の上方に位置しており、垂直壁2bに固
定された架台9に配設されている。この架台9には一対
のリニアガイド10,10が取付け固定されており、上
記装着ヘッド6はリニアモータ11によりリニアガイド
10に沿ってX軸方向と直交するY軸方向(左右方向)
に直線的に往復駆動される。
【0021】上記装着ヘッド6を駆動するリニアモータ
11には、ダイレクト・ドライブ方式のリニアモータが
用いられており、またリニアモータエンコーダとして、
フルクローズド高精度位置決めを行うことができるよう
に、ガラススケール、金属スケールなどを用いたものが
用いられている。
【0022】上記各真空吸着ノズル5は固定部材40に
固定されており、この固定部材40は、上記装着ヘッド
6に固定された一対のリニアガイド12に沿ってZ軸方
向(上下方向)に移動可能に支持されている。また上記
固定部材40は、サーボモータ13に接続されたカム板
14を回転させることによりZ軸方向に往復駆動され
る。さらに上記各吸着ノズル5は、回転位置決め駆動手
段41により吸着保持した電子部品AをZ軸回り (図1
の→θ方向) に回転位置決め可能に支持されている。
【0023】また上記部品供給部3と部品撮像装置7と
の間には、接着剤,導電性接着剤,はんだペースト等が
充填された塗布部16が配設されている。この塗布部1
6により部品供給部3でピックアップした電子部品Aを
部品装着部4に搬送する際に該電子部品Aに接着剤やは
んだペースト等を自動的に塗布することができ、生産性
を高めることができる。
【0024】さらに上記架台9には多目的ヘッド17が
装着ヘッド6とは独立して配設されている。該多目的ヘ
ッド17はリニアモータ18により上記リニアガイド1
0に沿ってY軸方向に直線的に往復駆動される。この多
目的ヘッド17には基板撮像カメラ19が配置されてい
る。この基板撮像カメラ19により撮像されたプリント
基板4aの基準位置に対するずれを求め、このずれに応
じてX軸,Y軸の補正量を算出する。
【0025】上記多目的ヘッド17を装着ヘッド6と独
立して配置したので、装着ヘッド6が部品供給部3にお
いて電子部品Aのピックアップ動作を行っているとき
に、プリント基板4aを撮像することができ、タクト時
間を短縮することができる。なお、多目的ヘッド17に
は、カメラ19以外に、例えばプリント基板4aに接着
剤を塗布するための接着剤ディスペンサなどを搭載する
ことも可能である。
【0026】本実施形態の部品装着装置1は、前工程設
備Aにより組み立てられたプリント基板を上記部品装着
部4まで搬入し、該部品装着部4にて電子部品が装着さ
れた装着済プリント基板4aを後工程設備Bまで搬出す
る部品搬送部20を備えている。
【0027】この部品搬送部20は、ベース本体2a上
の右側端部に並列配置された一対の搬入レール21,2
1及び搬出レール22,22と、該搬入,搬出レール2
1,22に沿ってX軸方向に往復移動する搬入,搬出台
車23,24と、該各台車23,24をそれぞれ独立し
て往復駆動するタイミングベルト25,25及び回転駆
動モータ26と、上記搬入,搬出台車23,24の上方
に配置され該台車23,24にセットされたプリント基
板を把持する移載部材27,27と、各移載部材27を
上下方向(Z軸方向)及び左右方向(Y軸方向)に移動
駆動する移載駆動機構(不図示)とから構成されてい
る。
【0028】前工程設備Aの受け渡し位置に待機する搬
入台車23に、該前工程設備Aにて組み立てられたプリ
ント基板を移送し、この状態で搬入台車23が部品装着
部4に並行となる位置まで移動する。次いで移載部材2
7が搬入台車23のプリント基板を部品装着部4の所定
位置に移送してセッティングする。
【0029】プリント基板への部品装着が終了すると、
移載部材27が装着済みプリント基板を搬出台車24に
移送し、該搬出台車24が後工程設備Bの受渡し位置ま
で移動する。
【0030】そして上記部品撮像装置7は、部品供給部
3と部品装着部4との間に配設されており、上記ベース
部材2にボルト締め固定された支持部材30に撮像手段
としての撮像カメラ31を固定するとともに、照明装置
32を固定して構成されている。この撮像カメラ31
は、ランダムシャッタ式のものであり、レンズ31aが
垂直上方を指向し、かつ上記吸着ノズル5の軌道線上に
位置するように配置されている。
【0031】また照明装置32は、環状のストロボ式光
源33と、該光源33を収納し、上部が開口した環状の
照明ケース34と、該照明ケース34の環孔34a内に
挿入配置された遮蔽筒35とから構成されている。この
遮蔽筒35は上記撮像カメラ31のレンズ31aの上端
周縁部を覆うとともに電子部品Aに近接するよう上方に
延びており、これにより光源33からの照明光がレンズ
31aに直接入射するのを防止するとともに、電子部品
Aの下面に直接当たるのを防止している。
【0032】上記吸着ノズル5は、ホルダ5aの軸芯に
ノズル本体5bを進退可能にかつ下方に付勢して配置
し、該ノズル本体5bの凸部5cに吸着孔5dを開口さ
せた概略構造のものである。なお、上記吸着孔5dは真
空源に接続されている。そして上記ホルダ5aの下端面
である反射面5eには、黒色の基準マークMが形成され
ている。ここで上記基準マークMの上記ノズル本体5b
の中心mからのX軸方向、Y軸方向の距離はそれぞれ
0,Yoに設定されている。
【0033】また上記ホルダ5aは乳白色からなるセラ
ミック等により形成されたものであり、これにより上記
光源33からの照明光は反射面5eで拡散反射して電子
部品Aを背面側(上側)から照射するようになってい
る。なお、上記ホルダを金属製のものとし、これの反射
面のみに乳白色を塗布してもよい。
【0034】上記部品撮像装置7は、装着ヘッド6が部
品供給部3から部品装着部4に直線移動する際に上記吸
着ノズル5に吸着保持された電子部品Aに照明装置32
により照明光を照射するとともに、撮像カメラ31によ
り撮像し、該撮像された電子部品Aの吸着ノズル5の中
心点mに対するX軸,Y軸,θにおけるずれを求め、こ
のずれに応じてワーク(電子部品)位置補正量を算出す
る不図示の画像演算処理手段(CPU)を備えている。
【0035】上記ワーク位置の補正量を求めるに当って
は、図6に示すように、まず撮像タイミングのずれによ
るY軸方向の変位ΔYを求める。即ち、撮像基準点0に
ノズル中心点mが一致しているときの基準画像における
撮像基準点0から基準マークMまでの距離Yoと撮像基
準点0にノズル中心mが一致していない補正すべき画像
における撮像基準点0から基準マークM´までの距離Y
o´との差として変位量ΔYを求め、上記撮像基準点0
からワークまでの距離を上記変位量ΔYに応じて補正す
ることにより、ワークの実際位置を求める。そしてこの
ワークの実際位置に基づいてワーク位置を補正する。
【0036】次に、上記部品装着装置1による電子部品
の装着動作について説明する。
【0037】まず、電子部品Aをパレット3aの各収納
凹部に供給し、部品供給部3がX軸方向に移動するとと
もに、装着ヘッド6がY軸方向に移動して所定のピック
アップ位置(吸着ノズル中心mが収納凹部中心と一致す
る位置)に位置決めを行なう。このピックアップ位置に
て固定部材40が下降して各吸着ノズル5で電子部品を
吸着保持し、この後吸着ノズル5が上昇する。
【0038】このピックアップ工程時に、多目的ヘッド
17が部品装着部4にセットされたプリント基板4aの
上方に移動し、カメラ19がプリント基板4aを撮像
し、画像演算処理手段が目標装着位置(目標載置位置)
に対するX軸,Y軸の補正量を算出する。なお、撮像後
には多目的ヘッド17は装着ヘッド4と干渉しない位置
に退避する。
【0039】上記ピックアップ工程に続いて、上記装着
ヘッド6が部品装着部4の上方まで直線移動する。この
移動中に電子部品Aに照明光を照射するとともに、該電
子部品Aを撮像カメラ31が撮像し、画像演算処理手段
が電子部品Aの吸着ノズル5の中心点mに対するX軸,
Y軸,及びθ方向のワーク位置補正量を算出する。
【0040】このワーク位置補正量の算出に当っては、
上述の方法により、撮像タイミングのずれに基づくY軸
方向の変位量ΔYを求め、この変位量ΔYに応じてノズ
ル位置補正量を補正して実際のワーク位置を求め、この
実際のワーク位置に基づいてX軸,Y軸及びθの実質補
正量を決定する。
【0041】そして、装着ヘッド6が部品装着部4のプ
リント基板4aの上方に移動する。このとき電子部品A
がプリント基板4aの目標載置位置と一致するように、
上記実質補正量に基づいて部品装着部4によるX軸方向
の位置決めが行われるとともに、装着ヘッド6によるY
軸方向の位置決めが行なわれ、さらに各吸着ノズル5に
よるθ方向の位置決めが行なわれる。
【0042】続いて固定部材40が下降して電子部品A
をプリント基板4aの目標載置位置に装着する。この
後、固定部材40が上昇し、次の電子部品をピックアッ
プ行なうべき位置まで戻る。このような一連の動作を繰
り返すことにより、各電子部品がプリント基板4a上に
装着される。しかる後、装着済プリント基板4aは移載
部材27を介して搬出台車24に移送され、後工程設備
Bまで搬出される。
【0043】このように本実施形態によれば、吸着ノズ
ル5の反射面5eに基準マークMを形成し、撮像基準点
0から基準マークMまでの距離により撮像タイミングの
ずれによる吸着ノズル5の変位量ΔYを求め、該変位量
ΔYに応じて電子部品Aの位置を補正するようにしたの
で、目標載置位置に対する部品の位置決め精度を確保す
ることができる。
【0044】本実施形態では、吸着ノズル5を乳白色の
ものとし、光源33からの照明光を反射面5eで反射さ
せて電子部品Aに背面から照射したので、反射照明方式
でありながら透過照明方式の如く鮮明なシルエットを得
ることができる。また上記吸着ノズル5の下端面が反射
板として機能することから、従来の別部品からなる反射
板を不要にでき、吸着ノズル周りの大型化,及びコスト
上昇を抑制できる。
【0045】また本実施形態では、電子部品Aと撮像カ
メラ31との間に、光源33を配置するとともに、撮像
カメラ31及び上記電子部品Aに直接照明光が入射する
のを防止する遮蔽筒35を配置したので、より鮮明なシ
ルエットを撮像することができ、画像処理の精度を高め
ることができる。また画像を鮮明にすることができるの
で、電子部品の形状,大きさを読み取ることも可能であ
り、種類の判別も精度よく行なうことができる。
【0046】なお、上記実施形態では、電子部品をプリ
ント基板に装着する場合を説明したが、本発明のワーク
位置の補正方法の適用範囲はこれに限られるものではな
く、例えば精密機械部品,電気部品の組立にも適用で
き、要は部品の直線移動中に画像処理を行なうようにし
た場合であれば適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による部品装着装置が配設
された部品装着装置の全体構成図である。
【図2】上記部品撮像装置の側面図である。
【図3】上記部品撮像装置の斜視図である。
【図4】上記部品撮像状態を示す概略図である。
【図5】上記部品装着装置の吸着ノズルの底面図であ
る。
【図6】上記部品装着装置による補正方法を示す図であ
る。
【図7】本発明の成立過程を説明するための図である。
【符号の説明】
1 部品装着装置 5 吸着ノズル(部品保持部材) 5e 反射面(部品保持部) 31 撮像カメラ(撮像手段) 33 光源 35 遮蔽筒 A 電子部品 M 基準マーク ΔY 変位量 0 撮像基準点
フロントページの続き (72)発明者 菜嶋 保積 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 池田 芳則 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 Fターム(参考) 5E313 AA01 AA11 CC04 CC08 EE03 EE24 EE25 EE33 EE37 EE38 FF24 FF26 FF28 FG04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品を部品保持部材により保持した状態
    で直線移動させ、該移動過程で上記部品に照明光を照射
    しつつ該部品を撮像しこれを画像処理することにより部
    品の位置補正を行い、目標とする載置位置に上記部品を
    載置するようにした部品装着装置において、上記部品保
    持部材の少なくとも部品保持部を乳白色とするととも
    に、該部品保持部に基準マークを形成し、該基準マーク
    に基づいて撮像基準点に対する部品保持部材の変位量
    を、該変位量に基づいて部品の位置補正を行うようにし
    たことを特徴とする部品装着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記部品保持部を、
    吸着孔を有する凸部と、上記照射光を反射させて上記凸
    部に吸着された部品に背面から照射する乳白色の反射面
    とを備えたものとしたことを特徴とする部品装着装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、上記部品の移
    動経路の略垂直下方に撮像手段を配置し、該撮像手段と
    上記部品移動経路との間に光源を配置し、かつ該光源か
    らの照明光が上記撮像手段に直接入射するのを防止する
    とともに、上記部品に直接当るのを防止する遮蔽筒を配
    設したことを特徴とする部品装着装置。
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