JP2002314254A - 多層プリント配線板及びその製造方法 - Google Patents

多層プリント配線板及びその製造方法

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JP2002314254A
JP2002314254A JP2001112424A JP2001112424A JP2002314254A JP 2002314254 A JP2002314254 A JP 2002314254A JP 2001112424 A JP2001112424 A JP 2001112424A JP 2001112424 A JP2001112424 A JP 2001112424A JP 2002314254 A JP2002314254 A JP 2002314254A
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via hole
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Tatsuo Suzuki
龍雄 鈴木
Kinya Ishiguro
欽也 石黒
Tadao Kimura
忠雄 木村
Takeshi Hasegawa
竹志 長谷川
Kenichi Minaki
健一 皆木
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Toppan Printing Co Ltd
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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】各配線層がバイアホールにて電気的に接続され
た多層プリント配線板において、ガラスクロスが内在す
る絶縁層にバイアホールを形成し、電気的信頼性に優れ
た高精度、高密度の多層プリント配線板及びその製造方
法を提供することを目的とする。 【解決手段】絶縁基板11の両面に第1配線層12が形
成された配線基板10にガラスクロス14に絶縁樹脂1
5を含浸させたプリプレーグを積層して絶縁層21を形
成し、絶縁層21の所定位置にバイアホール用孔16を
形成する。デスミア処理した後絶縁層21上及びバイア
ホール用孔16に導体層を形成し、パターニング処理し
て第2配線層18及びバイアホール17を形成し、ソル
ダーレジスト層19を形成して、多層プリント配線板1
00を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁基板上に絶縁
層を介して多層の配線層が形成された多層プリント配線
板及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピューター等に代
表されるように、電子機器の小型化、薄型化が求められ
ている。そのため、そのような電子機器等に用いられる
プリント配線板も、小型化、薄型化のために、高密度、
高精度の配線が求められている。高密度の配線を行うた
めに、プリント配線板は多層化し、配線層の線幅も小さ
くなり、配線層間の接続に用いられるバイアホールはよ
り小さい穴径とすることが求められている。そして、バ
イアホール用孔の孔加工も、位置ずれを極力小さくする
ように高い精度の加工が求められている。そのような、
要求を満足するために、絶縁基板上に配線層と絶縁層を
交互に形成して多層プリント配線板を製造するいわゆる
ビルドアップ法が知られている。
【0003】ビルドアップ法にも用いられる材料の違い
等によって数種の方法が知られているが、図4(a)〜
(f)に、絶縁材料に液状樹脂を用いて絶縁層を形成す
る多層プリント配線板の製造方法の一例を示す。まず、
図4(a)に示すように、ガラスエポキシ基板等のリジ
ッドな材料からなる絶縁基板31上に第1配線層32を
形成する。続いて、図4(b)に示すように、エポキシ
樹脂溶液を塗布し、乾燥硬化して絶縁層33を形成し、
絶縁層33の所定位置をレーザー加工にて孔開け加工を
行い、バイアホール用孔34を形成する。エポキシ樹脂
溶液の塗布方法としては、スクリーン印刷法やカーテン
コート法が用いられる。レーザー加工のレーザーとして
は、炭酸ガスレーザー、YAGレーザー、エキシマレー
ザー等が用いられる。
【0004】次に、図4(c)に示すように、絶縁層3
3上及びバイアホール用孔34に無電解めっき、電解め
っきによって導体層を形成し、導体層をパターニング処
理することにより第2配線層35及びバイアホール36
を形成する。ここで、無電解めっきは、絶縁層上に導電
性を付与し、電解めっきができるような薄膜導体層を形
成するために行うものである。なお、配線層形成には、
サブトラクティブ法及びアディティブ法が用いられてい
る。このようにして二層の配線層と、配線層間の電気的
接続が行われる。なお、さらに高多層化をするために、
以下の工程が行われる。
【0005】次に、図4(d)に示すように、絶縁層3
3及び第2配線層35上に絶縁層38を形成し、図4
(b)の工程と同様な方法で絶縁層38の所定位置をレ
ーザーにて孔明け加工を行い、絶縁層38及びバイアホ
ール用孔39を形成する。さらに、ドリルを用いてスル
ーホール用の貫通穴37を形成する。そして、図4
(c)の工程と同様な方法で、導体層41、バイアホー
ル43及びスルーホール44を形成する(図4(e)参
照)。
【0006】次に、導体層41をパターニング処理して
第3配線層41aを形成する。ここで、絶縁基板31の
反対側の導体層42も同時にパターニング処理して、電
源層42aとする。そして、第3配線層41a、電源層
42aを保護するソルダーレジスト保護層45を設け
て、ビルドアップ方式の多層プリント配線板が得られる
(図4(f)参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、絶縁層
をレーザーにて孔明け加工する場合は感光性樹脂あるい
は熱硬化性樹脂からなる絶縁層を対象としてきた。しか
し、絶縁層が樹脂のみで形成されている場合絶縁層のZ
(厚み)方向の熱膨張係数αが160ppm程度であ
り、熱サイクルによるバイアホールの断線が発生する等
の問題を有している。この問題を解消するため、ガラス
クロスに絶縁樹脂を含浸させたプリプレグを絶縁層とし
て使用する多層プリント配線板が提案されている。
【0008】本発明は上記問題点に鑑み考案されたもの
で、絶縁層を介して複数の配線層が形成され、各配線層
がバイアホール用孔に導電性物質を充填したバイアホー
ルにて電気的に接続された多層プリント配線板におい
て、ガラスクロスが内在する絶縁層にバイアホールを形
成し、電気的信頼性に優れた高精度、高密度の多層プリ
ント配線板及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記問題
を解決するため、まず請求項1においては、絶縁基板上
に絶縁層を介して少なくとも2層以上の配線層が形成さ
れ、各配線層間がバイアホールにて電気的に接続されて
なる多層プリント配線板であって、前記絶縁層がガラス
クロス及び絶縁樹脂からなり、前記絶縁層に前記バイア
ホールを形成する際バイアホール用形成孔の孔内壁に5
μm以上の前記ガラスクロスが突出した状態で前記バイ
アホールが形成されていることを特徴とする多層プリン
ト配線板としたものである。
【0010】また、請求項2においては、前記絶縁樹脂
にフィラーが混入されていることを特徴とする請求項1
記載の多層プリント配線板としたものである。
【0011】また、請求項3においては、前記ガラスク
ロスが扁平加工処理されていることを特徴とする請求項
1または2記載の多層プリント配線板としたものであ
る。
【0012】また、請求項4においては、前記絶縁層中
の前記ガラスクロスの厚みが30μm以下であることを
特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の多層
プリント配線板としたものである。
【0013】また、請求項5においては、前記絶縁層を
構成している前記絶縁樹脂中にCl(塩素)元素が0.
09wt%以下、Br(臭素)元素が0.09wt%以
下含有されていることを特徴とする請求項1乃至4のい
ずれか一項に記載の多層プリント配線板としたものであ
る。
【0014】さらにまた、請求項6においては、以下の
工程を少なくとも備えることを特徴とする請求項1乃至
5のいずれか一項に記載の多層プリント配線板の製造方
法としたものである。 (a)絶縁基板上に第1配線層を形成する工程。 (b)第1配線層が形成された絶縁基板上にガラスクロ
ス及び絶縁樹脂からなる絶縁層を形成する工程。 (c)絶縁層の所定位置にCO2、YAG、エキシマレ
ーザーのいずれかを用いてバイアホール用孔を形成する
工程。 (d)絶縁層上及びバイアホール用孔に導電性物質充填
して導体層を形成し、第2配線層及びバイアホールを形
成する工程。 (e)(b)〜(d)の工程を必要回数繰り返して所望
の多層プリント配線板を作製する工程。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
説明する。図1に、本発明の多層プリント配線板の一実
施例を示す模式構成断面図を、図2(a)〜(e)に本
発明の多層プリント配線板の製造工程を工程順に示す模
式構成断面図を、それぞれ示す。。本発明の多層プリン
ト配線板100は、絶縁基板11の両面に第1配線層1
2が形成された配線基板10にガラスクロス14に絶縁
樹脂15を含浸させたプリプレグを積層して絶縁層21
を形成し、絶縁層21の所定位置にバイアホール用孔1
6を形成する。さらに、この絶縁層21上及びバイアホ
ール用孔16に導体層を形成し、パターニング処理して
第2配線層18及びバイアホール17を形成する。さら
に、ソルダーレジスト層19を形成したものである。
【0016】請求項1に係わる発明では、絶縁層21に
ガラスクロスに絶縁樹脂を含浸させたプリプレーグを使
用しているため、バイアホール用孔をCO2レーザー加
工で形成する際バイアホール用孔の内壁にガラスクロス
を所定の長さ突出させることにより、バイアホール形成
後はこのガラスクロスの突出部がアンカー効果の役目を
して、バイアホール用孔内でのバイアホールの密着性が
向上し、結果的に多層プリント配線板の信頼性を向上す
ることができる。図3(a)に絶縁層21にバイアホー
ル用孔16を形成した状態を模式的に示す模式構成部分
断面図を、図3(b)にバイアホール用孔16にバイア
ホール17及び配線層18を形成した状態を模式的に示
す模式構成部分断面図をそれぞれ示す。図3(b)の例
では、バイアホール17に充填された導電物質は、バイ
アホール17の上面がほぼ平坦となるよう形成され、さ
らなる積層構造を可能にしている。ガラスクロスのバイ
アホール用孔の内壁での突出部長さ14aは、バイアホ
ールの径にもよるが、6〜15μmの範囲が望ましい。
絶縁樹脂としてはエポキシ樹脂が一般的である。
【0017】請求項2に係わる発明では、絶縁層21を
構成している絶縁樹脂にフィラーを混入しているため、
一つは絶縁層の熱膨張係数を抑えることができ、多層プ
リント配線板の耐熱性を向上できる。フィラーの材料と
しては、水酸化アルミニウム(Al(OH)3)、二酸
化珪素(SiO2)等が使用でき、フィラーの添加量と
しては10〜30%の範囲が望ましい。さらに、絶縁層
にバイアホール用孔をCO2レーザー加工等で形成した
後、バイアホール用孔内側壁及びバイアホール用孔底部
の配線層上を過マンガン酸水溶液等でデスミア処理を行
うが、その際、バイアホール用孔内側壁の過剰な樹脂が
除去されるのを防止でき、バイアホール用孔径及びガラ
スクロス突出長さの適正化を計ることができる。
【0018】請求項3または請求項4に係わる発明で
は、ガラスクロスの厚みを30μm以下及びガラスクロ
スを扁平加工処理することにより、CO2レーザー加工
等で絶縁層にバイアホール用孔を形成する際、バイアホ
ール用孔径に対してガラスクロスの突出長さの適正化を
図ることができる。
【0019】請求項5に係わる発明では、ガラスクロス
入りの絶縁樹脂を絶縁層に用いた場合、絶縁樹脂例えば
エポキシ樹脂中のCl(塩素)元素及びBr(臭素)元
素の含有量を0.09wt%以下にすることにより、C
2レーザー加工等で絶縁層にバイアホール用孔を形成
する際、絶縁樹脂の燃焼等で発生する有害ガスの発生を
低減でき、環境面に配慮した多層プリント配線板を得る
ことができる。
【0020】以下本発明の多層プリント配線板100の
作製法について説明する。まず、絶縁基板11の両面に
第1配線層12及びインナーバイアホール13が形成さ
れた配線基板10を作製する(図2(a)参照)。配線
基板10としては、片面または両面プリント配線板で
も、内層に複数のコア配線層が形成されたコア積層の多
層配線板でもよい。絶縁基板11の材料としては、ガラ
スクロスにエポキシ樹脂、ビスマレイミドドリアジン樹
脂、ポリイミド樹脂等を含浸させたものや、それらの樹
脂をフィルム状に加工したもの等が用いられる。第1配
線層12の形成方法は、サブトラクティブ法、セミアデ
ィティブ法、フルアディティブ法等いずれの方法でもよ
い。
【0021】次に、絶縁基板11及び第1配線層12上
にガラスクロスを扁平加工処理した25μm厚のガラス
クロス14にエポキシ樹脂からなる絶縁樹脂15を含浸
したプリプレーグを両面に積層、加圧・加熱して絶縁層
21を形成する(図2(b)参照)。
【0022】次に、絶縁層21の所定位置にCO2(炭
酸ガス)レーザー加工によりバイアホール用孔16を形
成する(図2(c)参照)。
【0023】次に、バイアホール用孔16内をデスミア
処理した後絶縁層21上及びバイアホール用孔16に導
体層を形成し、絶縁層21上の導体層をパターニング処
理して第2配線層18及びバイアホール17を形成する
(図2(d)参照)。導体層の形成は、無電解めっき及
び電解めっきにて形成する。導体層を形成する際に、バ
イアホール用孔16にも導体層が形成され、フィルドバ
イアホール17が形成される。バイアホールを形成する
他の方法として、バイアホール用孔16に導電性ペース
ト等の導電性物質を充填する方法でもよい。第2配線層
18の形成方法としては、第1配線層12の形成方法同
様に特に限定されるものではない。上記のようなサブト
ラクティブ法によっても、セミアディティブ法、フルア
ディティブ法等いずれの方法でもよい。
【0024】次に、ソルダーレジスト等を用いて保護層
19を形成して、第1配線層12と第2配線層18がバ
イアホール17にて電気的に接続された4層の多層プリ
ント配線板100を得ることができる(図2(e)参
照)。さらに、必要であれば、上記の図2(b)〜図2
(d)の工程を必要回数繰り返すことにより、所望の多
層プリント配線板を得ることができる。
【0025】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する。
まず、ガラス−エポキシからなる絶縁基板11に、内部
に内層配線層を二層と両面に外層配線層(ここでは第1
配線層12)が二層形成された合計で四層の配線層及び
インナーバイアホール13を備える配線基板10を用意
した。
【0026】絶縁基板11及び第1配線層12上に、ガ
ラスクロスを扁平加工処理した25μm厚のガラスクロ
スにエポキシ樹脂を含浸した60μm厚のプリプレグを
積層し、加熱、加圧して絶縁層21を形成した。
【0027】次に、ビーム径が100μmのCO2(炭
酸ガス)レーザーを用いて、絶縁層21の所定位置に孔
径が100μmのバイアホール用孔16を、バイアホー
ル用孔16の内壁に5〜10μm長さのガラスクロス突
出部14aを形成した。
【0028】次に、過マンガン酸水溶液にてバイアホー
ル用孔16内をデスミア処理した後絶縁層21上及びバ
イアホール用孔16内壁に無電解銅めっきにて厚さ0.
3μmの薄膜導体層を形成し、さらに、電解銅めっきに
て厚さ15μmの導体層及びバイアホール用孔16に銅
を充填したバイアホール17を形成した。導体層をフォ
トエッチングプロセスにてパターニング処理して第2配
線層18及びバイアホール17を形成した。
【0029】次に、第2配線層上の所定位置にソルダー
レジスト層19を形成し、マーキング印刷、表面仕上げ
を行って本発明の多層プリント配線板100を得た。
【0030】
【発明の効果】本発明の多層プリント配線板は、絶縁層
としてガラスクロス内在の絶縁樹脂を使用し、バイアホ
ール用孔の内壁にガラスクロスの突出部を形成している
ため、これが骨材になり、バイアホール用孔内でのバイ
アホールの密着性が向上する。さらに、絶縁層内にフィ
ラーを混入しているため、デスミア処理でのバイアホー
ル用孔内壁の過剰な樹脂が除去されるのを防止でき、バ
イアホール用孔径及びガラスクロスの突出長さを適正化
でき、電気的信頼性、電気的特性に優れた多層プリント
配線板を得ることができる。さらに、絶縁層の樹脂中の
Cl(塩素)元素及びBr(臭素)元素の含有量を0.
09wt%以下にすることにより、環境面に配慮した多
層プリント配線板を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多層プリント配線板の一実施例を示す
部分構成断面図である。
【図2】(a)〜(e)は、本発明の多層プリント配線
板の製造工程を工程順に示す部分構成断面図である。
【図3】(a)は、絶縁層21にバイアホール用孔16
を形成した状態を模式的に示す模式構成部分断面図であ
る。(b)は、バイアホール用孔16にバイアホール1
7及び配線層18を形成した状態を模式的に示す模式構
成部分断面図である。
【図4】(a)〜(f)は、従来の多層プリント配線板
の製造工程の一例を工程順に示す部分構成断面図であ
る。
【符号の説明】
10……配線基板 11、31……絶縁基板 12、32……第1配線層 13……インナーバイアホール 14……ガラスクロス 14a……ガラスクロス突出部長さ 15……絶縁樹脂 16、34、39……バイアホール用孔 17、36、43……バイアホール 18、35……第2配線層 19……ソルダーレジスト層 21……絶縁層 33、38……絶縁層 37……貫通孔 41、42……導体層 41a……第3配線層 42a……電源層 44……スルーホール 45……保護層 100……多層プリント配線板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/40 H05K 3/40 K (72)発明者 長谷川 竹志 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 皆木 健一 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 5E317 AA24 BB01 BB11 CC22 CC25 CC31 CD32 GG09 5E346 AA12 AA15 AA43 CC04 CC09 CC10 DD32 DD33 EE33 FF15 FF18 GG15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板上に絶縁層を介して少なくとも2
    層以上の配線層が形成され、各配線層間がバイアホール
    用孔に導電性物質を充填したバイアホールにて電気的に
    接続されてなる多層プリント配線板であって、前記絶縁
    層がガラスクロス及び絶縁樹脂からなり、前記絶縁層に
    前記バイアホールを形成する際バイアホール用孔の孔内
    壁に5μm以上の前記ガラスクロスが突出した状態で前
    記バイアホールが形成されていることを特徴とする多層
    プリント配線板。
  2. 【請求項2】前記絶縁樹脂にフィラーが混入されている
    ことを特徴とする請求項1記載の多層プリント配線板。
  3. 【請求項3】前記ガラスクロスが扁平加工処理されてい
    ることを特徴とする請求項1または2記載の多層プリン
    ト配線板。
  4. 【請求項4】前記絶縁層中の前記ガラスクロスの厚みが
    30μm以下であることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれか一項に記載の多層プリント配線板。
  5. 【請求項5】前記絶縁層を構成している前記絶縁樹脂中
    にCl(塩素)元素が0.09wt%以下、Br(臭
    素)元素が0.09wt%以下含有されていることを特
    徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の多層プ
    リント配線板。
  6. 【請求項6】以下の工程を少なくとも備えることを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の多層プリ
    ント配線板の製造方法。 (a)絶縁基板上に第1配線層を形成する工程。 (b)第1配線層が形成された絶縁基板上にガラスクロ
    ス及び絶縁樹脂からなる絶縁層を形成する工程。 (c)絶縁層の所定位置にCO2、YAG、エキシマレ
    ーザーのいずれかを用いてバイアホール用孔を形成する
    工程。 (d)絶縁層上及びバイアホール用孔に導電性物質充填
    して導体層を形成し、第2配線層及びバイアホールを形
    成する工程。 (e)(b)〜(d)の工程を必要回数繰り返して所望
    の多層プリント配線板を作製する工程。
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