JP2002313741A - GaN系化合物半導体結晶およびその製造方法 - Google Patents

GaN系化合物半導体結晶およびその製造方法

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Takashi Kainosho
敬司 甲斐荘
Shinichi Sasaki
伸一 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 希土類13(3B)族ペロブスカイトを基板
として用いたGaN系化合物半導体結晶の製造方法にお
いて、コンタミネーションの発生を効果的に抑制する技
術を提供する。 【解決手段】 1または2種類以上の希土類元素を含む
希土類13(3B)族ペロブスカイト結晶を基板として
その表面にGaN系化合物半導体結晶を成長させる方法
において、前記基板の少なくとも裏面をSiOで被覆
して、基板の構成元素である希土類元素が結晶成長中に
取り込まれるのを防止するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光デバイス、電
子デバイスなどの半導体デバイスの製造に用いられるG
aN系化合物半導体結晶の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】GaN、InGaN、AlGaN、In
GaAlN等のGaN系化合物半導体(InGa
1−x−yN 但し0≦x,y;x+y≦1)は、発
光デバイスやパワーデバイスなどの電子デバイス等の半
導体デバイスの材料として期待され、またその他種々の
分野で応用可能な材料として注目されている。
【0003】従来、GaN系化合物半導体のバルク結晶
を成長させるのは困難であったため、上記電子デバイス
には、例えばサファイア等の異種結晶上へのヘテロエピ
タキシーによってGaN等の薄膜単結晶を形成した基板
が用いられていた。
【0004】ところが、サファイア結晶とGaN系化合
物半導体結晶とは格子不整合性が大きいので、サファイ
ア結晶上に成長させたGaN系化合物半導体結晶の転位
密度が大きくなり結晶欠陥が発生してしまうという問題
があった。さらに、サファイアは熱伝導率が小さく放熱
しにくいので、サファイア結晶上にGaN系化合物半導
体結晶を成長させた基板を消費電力の大きい電子デバイ
ス等に用いると高温になりやすいという問題があった。
【0005】そこで、熱伝導率が大きくGaN系化合物
半導体結晶と格子整合する基板の必要性が一層高まり、
ハイドライド気相成長法(以下、HVPEと略する)を
利用したELO(Epitaxial lateral overgrowth)法等
の研究が急速に進められた。ここでELO法とは、例え
ばサファイア基板上にマスクとなる絶縁膜を形成し、該
絶縁膜の一部に開口部を設けて絶縁膜をマスクとし、露
出しているサファイア基板面をエピタキシャル成長の種
として結晶性の高いGaN系化合物半導体結晶を成長さ
せる方法である。この方法によれば、マスクに設けられ
た開口部内側のサファイア基板表面からGaN系化合物
半導体結晶の成長が始まりマスク上に成長層が広がって
いくので、結晶中の転位密度を小さく抑えることがで
き、結晶欠陥の少ないGaN系化合物半導体結晶を得る
ことができる。
【0006】しかし、ELO法により得られたGaN系
化合物半導体結晶は熱歪みが大きいため、ウェハ製造工
程のポリッシングによりサファイア基板を離間させてG
aN系化合物半導体結晶ウェハを単体で得ようとすると
GaN系化合物半導体結晶ウェハが歪んでしまうという
問題があった。
【0007】そこで本発明者等は、異種結晶基板の材料
の一つとして希土類13(3B)族ペロブスカイト結晶
を用い、且つその{011}面または{101}面を成
長面としてGaN系化合物半導体をヘテロエピタキシー
によって成長させる方法を提案した(WO95/278
15号)。なお、ここでいう{011}面または{10
1}面とは、それぞれ(011)面、(101)面と等
価な面の組を表す。
【0008】前記先願の成長技術によれば、例えば希土
類13(3B)族ペロブスカイトの一つであるNdGa
を基板として、その{011}面または{101}
面にGaNを成長させる場合、格子不整合は1.2%程
度であり格子不整合性をサファイアやその代替品として
用いられるSiCを基板とした場合よりも極めて小さく
なる。よって、結晶中の転位密度が低くなるので結晶欠
陥の少ないGaN系化合物半導体結晶を成長させること
ができた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記先
願の成長方法ではGaN系化合物半導体結晶を成長させ
る際に基板との格子不整合による結晶欠陥の発生を抑え
ることができたが、得られたGaN系化合物半導体結晶
にコンタミネーション(汚染)が発生するため結晶性が
悪くなり、半導体素子のデバイス特性に悪影響を及ぼす
おそれがあるという問題があった。
【0010】本発明は、希土類13(3B)族ペロブス
カイトを基板として用いたGaN系化合物半導体結晶の
製造方法において、コンタミネーションの発生を効果的
に抑制する技術を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、1または2種類以上の希土類元素を含む
希土類13(3B)族ペロブスカイト結晶を基板として
その表面(一主面)にGaN系化合物半導体結晶を成長
させる方法において、前記基板の少なくとも裏面をSi
で被覆するようにした。
【0012】これにより、希土類13(3B)族ペロブ
スカイト結晶基板の裏面で希土類元素が分解するのを防
止できるので、分解した希土類元素によりGaN系化合
物半導体結晶にコンタミネーションが発生するのを効果
的に防ぐことができる。
【0013】また、13(3B)族元素としてAl,G
a,Inの少なくとも1種類を含んでいる希土類13
(3B)族ペロブスカイト結晶、例えばNdGaO
晶を基板として用いる場合に適用できる。
【0014】また、前記GaN化合物半導体結晶は、前
記基板上にハイドライドVPE法により形成するのが望
ましい。
【0015】また、前記SiOの厚みを0.1から1
0μmとすることにより、基板裏面から希土類元素、例
えばNdが分解するのを効果的に抑えることができる。
【0016】前記製造方法により得られる、Nd濃度が
1.0×1016cm−3未満でかつX線ロッキングカ
ーブの半値幅が0.25°未満であるGaN系化合物半
導体結晶は、半導体デバイス用材料として好適である。
【0017】以下に、本発明を完成するに至った過程に
ついて説明する。まず、本発明者等は前記先願で提案し
たGaN系化合物半導体結晶の成長方法により得られた
GaN系化合物半導体結晶の中には、結晶性が悪くなっ
ているものがあることに気付いた。つまり、前記成長方
法ではGaN系化合物半導体結晶を成長させる際に基板
との格子不整合による結晶欠陥の発生を抑えることがで
きたが、得られたGaN系化合物半導体結晶の結晶性が
悪くなることがあるため、半導体デバイスの材料に適し
たGaN化合物半導体結晶を製造する方法として実用化
することは困難であることが判明した。
【0018】そこで、本発明者等は前記成長方法にはさ
らに改良する余地があると考え、前記成長方法により得
られるGaN系化合物半導体結晶の結晶性を改善すべく
鋭意研究を重ねた。
【0019】まず、本発明者等は前記成長方法により得
られたGaN化合物半導体結晶の結晶性が悪くなる原因
を調査した。その結果、GaN化合物半導体結晶にコン
タミネーションが発生していることが判明し、これによ
り結晶性が劣化していることが確認された。そして、本
発明者等はNdGaO基板の構成元素であるNdが原
因で結晶中にコンタミネーションが発生すると推測し
た。つまり、NdGaO 基板中のGaはGa
どの酸化物として揮発してしまうが、Ndの酸化物は安
定のため基板付近に残留しているので、GaN系化合物
半導体結晶の成長反応の過程で発生する水素に還元され
て結晶中に取り込まれやすいと考えた。
【0020】次に、結晶中のNd濃度と結晶性の関係を
調査するために、NdGaO基板上にGaN化合物半
導体結晶を異なる成長条件で成長させて、Nd濃度が
1.0×1017〜1.1×1018cm−3の範囲に
ある複数の試料を得た。なお、Nd濃度は2次イオン質
量分析(SIMS)によるバルク分析(半定量値)でO
イオンを用いて測定した。
【0021】そして、これらの試料についてX線ロッキ
ングカーブ(XRC)の半値幅(FWHM)を測定した
ところ、図1中に示すような結果が得られ、Nd濃度と
FWHMとは相関関係があることが分かった。これよ
り、結晶中のNd濃度が小さくなると結晶性が向上する
ことが確認できた。図1中、▲印(A)〜(C)が上記
条件で得られた試料を測定したFWHM値をプロットし
たものである。
【0022】本発明者等は、さらに、基板をサファイア
基板に変えて同様の成長条件により基板上にGaN化合
物半導体結晶を成長させたときのNd濃度とFWHMと
測定した。その結果、Nd濃度は2.3×1015cm
−3でありNdによるコンタミネーションはNdGaO
を基板としたときに比較して少ないことが分かった。
但し、サファイア結晶とGaN化合物半導体結晶とは格
子不整合性が大きいので、FWHMは大きく結晶性は悪
かった(図1の×印(D))。
【0023】この実験より、NdGaO基板からNd
が分解されGaN化合物半導体結晶に取り込まれてコン
タミネーションが発生することが分かった。これより、
NdGaO基板から分解されるNdを抑制すればGa
N化合物半導体結晶にNdコンタミネーションが発生す
るのを防止でき、結晶性を向上できるという見解を得
た。
【0024】そして次に、NdGaO基板からNdが
分解されるのを抑制するために、裏面をSiOでコー
ティングしたNdGaO基板を用いてGaN化合物半
導体結晶を成長させる実験を行った。その結果、GaN
化合物半導体結晶中のNd濃度は5.4×1015cm
−3と非常に小さくなり、SiOで裏面をコーティン
グすることによりNdが結晶中に取り込まれるのを抑制
できた。また、このGaN化合物半導体結晶のFWHM
は0.18°となり、本発明者等の見解通り結晶性に優
れた結晶を得ることができた(図1の●印(E))。
【0025】本発明は上記知見に基づいてなされたもの
で、希土類13(3B)族ペロブスカイト基板の表面に
GaN系化合物半導体結晶をエピタキシャル成長させる
際に裏面をSiOで被覆することにより、半導体装置
に適した高品質のGaN化合物半導体単結晶を成長させ
ることができる。
【0026】なお、本発明は、NdGaO基板にGa
N化合物半導体結晶を成長させる実験により見出された
ものであるが、GaN化合物半導体結晶以外にも、In
GaN、AlGaN等のGaN系化合物半導体結晶を成
長させた場合も同様の効果が得られると考えられる。ま
た、希土類13(3B)族ペロブスカイト結晶基板とし
ては、NdGaO以外にNdAlO,NdInO
等を用いることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を、NdGaO結晶を基板としてGaN化合物半導体
結晶を成長させる場合について説明する。
【0028】(実施例)まず、NdGaOのインゴッ
トをスライスして結晶成長用の基板とした。このとき、
NdGaO基板の大きさは50mm径で、厚さは0.
5mmとした。
【0029】次に、前記基板の一方の面にスパッタリン
グ装置を用いてSiOを3μm塗布し、他方の面を結
晶成長面とした。
【0030】次に、鏡面研磨したNdGaO基板をア
セトン中で5分間超音波洗浄を行い、続けてメタノール
で5分間超音波洗浄を行った。その後、Nガスでブロ
ーして液滴を吹き飛ばしてから自然乾燥させた。次に、
洗浄したNdGaO基板を硫酸系エッチャント(燐
酸:硫酸=1:3、80℃)で5分間エッチングした。
【0031】次に、このNdGaO基板をSiO
布面を裏面としてハイドライドVPE装置内の所定の部
位に配置した後、Nガスを導入しながら基板温度を6
20℃まで昇温し、GaメタルとHClガスから生成さ
れたGaClと、NHガスとをNキャリアガスを用
いてNdGaO基板上に供給し、約100nmのGa
N保護層を形成した。NdGaOは800℃以上の高
温でNHやHと反応してネオジウム化合物を生成し
てしまうので、本実施形態ではキャリアガスとしてN
を用い、成長温度を620℃の低温で保護層を形成する
ことによりネオジウム化合物が生成されないようにして
いる。
【0032】次に、基板温度を1000℃に昇温し、G
aメタルとHClガスから生成されたGaClと、NH
ガスとをNキャリアガスを用いてNdGaO基板
上に供給した。このとき、GaCl分圧が5.0×10
−3atm、NH分圧が3.0×10−1atmとな
るようにそれぞれのガス導入量を制御しながら約40μ
m/hの成長速度で300分間GaN化合物半導体結晶
を成長させた。
【0033】その後、冷却速度5.3℃/minで90
分間冷却して膜厚が約200μmのGaN化合物半導体
結晶を得た。
【0034】得られたGaN化合物半導体結晶は、Nd
濃度が5.4×1015cm−3で、FWHMが0.1
8である結晶性に優れた単結晶であった。
【0035】(比較例1)次に、比較例としてNdGa
基板の裏面をSiOでコーティングしないで上記
実施例と同様の結晶成長を行った。
【0036】比較例1では、NdGaOのインゴット
をスライスして得られた基板をそのまま用いて結晶成長
させた。このとき、NdGaO基板の大きさは実施例
と同じで、基板の洗浄も実施例と同様とした。
【0037】この基板を用いてGaN化合物半導体結晶
を成長させたところ、得られたGaN化合物半導体結晶
は、Nd濃度が1.0〜1.3×17cm−3で実施例
に比較して一桁以上大きかった。また、FWHMは0.
4〜0.83であり、実施例に比較して結晶品質が劣っ
ていた。
【0038】(比較例2)比較例2では、比較例1と同
様の基板を用いて成長温度1100℃でGaN化合物半
導体結晶を成長させた。ただし、成長温度以外の成長条
件はすべて実施例と同様とした。
【0039】比較例2で得られたGaN化合物半導体結
晶は、Nd濃度が6.8×1017〜5.9×1018
cm−3であった。これは、比較例2では比較例1より
も高温で結晶を成長させたので、NdGaO基板から
Ndが分解されやすくなり、結晶中のNd濃度が大きく
なったためと考えられる。また、比較例2で得られたG
aN化合物半導体結晶は、FWHMが1.2付近であり
実施例に比較して結晶品質が劣っていた。
【0040】以上、本発明者によってなされた発明を実
施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施
の形態に限定されるものではない。例えば、NdGaO
基板の裏面をコーティングする材料としてSiO
外にもSiC,pBN等を利用することができる。ま
た、GaN化合物半導体結晶を成長させる場合に制限さ
れず、例えば、InGaN、AlGaN等のGaN系化
合物半導体結晶の成長方法に適用しても同様の効果を得
ることができる。また、基板として用いられる希土類1
3(3B)族ペロブスカイト結晶はNdGaO結晶に
制限されず、例えば、NdAlO,NdInO等を
用いることができる。
【0041】また、結晶成長条件としては、GaCl分
圧が1.0×10−3〜1.0×10−2atm、NH
分圧が1.0×10−1〜4.0×10−1atm、
成長速度が30〜100μm/h、 成長温度が930
〜1050℃、冷却速度が4〜10℃/minであるこ
とが望ましい。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、1または2種類以上の
希土類元素を含む希土類13(3B)族ペロブスカイト
結晶を基板としてその表面にGaN系化合物半導体結晶
を成長させる方法において、前記基板の少なくとも裏面
をSiOでコーティングするようにしたので、基板の
裏面で希土類元素(例えばNd)が分解するのを抑制で
きるので、分解した希土類元素によりGaN系化合物半
導体結晶にコンタミネーションが発生するのを効果的に
防ぐことができ、GaN系化合物半導体結晶の結晶性を
向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】GaN化合物半導体結晶中のNd濃度とX線ロ
ッキングカーブの半値幅との関係を示すグラフである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月29日(2001.6.2
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】得られたGaN化合物半導体結晶は、Nd
濃度が5.4×1015cm−3で、FWHMが0.1
°である結晶性に優れた単結晶であった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】この基板を用いてGaN化合物半導体結晶
を成長させたところ、得られたGaN化合物半導体結晶
は、Nd濃度が1.0〜1.3×17cm−3で実施例
に比較して一桁以上大きかった。また、FWHMは0.
4〜0.83°であり、実施例に比較して結晶品質が劣
っていた。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】比較例2で得られたGaN化合物半導体結
晶は、Nd濃度が6.8×1017〜5.9×1018
cm−3であった。これは、比較例2では比較例1より
も高温で結晶を成長させたので、NdGaO基板から
Ndが分解されやすくなり、結晶中のNd濃度が大きく
なったためと考えられる。また、比較例2で得られたG
aN化合物半導体結晶は、FWHMが1.2°付近であ
り実施例に比較して結晶品質が劣っていた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G077 AA03 AB01 BE15 DB05 EB06 EE06 TK01 5F045 AB14 AB32 AC03 AC12 AD10 AD14 AF05 AF11 AF13 BB06 BB07 BB12 BB14 CA10 EB13 EE12 HA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1または2種類以上の希土類元素を含む
    希土類13(3B)族ペロブスカイト結晶を基板として
    その表面にGaN系化合物半導体結晶を成長させる方法
    において、 前記基板の少なくとも裏面をSiOで被覆することを
    特徴とするGaN系化合物半導体結晶の製造方法。
  2. 【請求項2】 基板として用いられる上記希土類13
    (3B)族ペロブスカイト結晶を構成する13(3B)
    族元素は、Al,Ga,Inの中の少なくとも1つであ
    ることを特徴とする請求項1に記載のGaN系化合物半
    導体結晶の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記希土類13(3B)族ペロブスカイ
    ト結晶基板は、NdGaO結晶であることを特徴とす
    る請求項2に記載のGaN系化合物半導体結晶の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記GaN系化合物半導体結晶は、前記
    基板上にハイドライドVPE法により形成されることを
    特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のGa
    N系化合物半導体結晶の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記SiOの厚みは0.1から10μ
    mであることを特徴とする請求項1から請求項4の何れ
    かに記載のGaN系化合物半導体結晶の製造方法。
  6. 【請求項6】 Nd濃度が1.0×1016cm−3
    満で、かつX線ロッキングカーブの半値幅が0.25°
    未満であることを特徴とする半導体デバイス用GaN化
    合物半導体結晶。
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