JP2002313192A - 回動操作型電気部品 - Google Patents

回動操作型電気部品

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JP2002313192A JP2001110501A JP2001110501A JP2002313192A JP 2002313192 A JP2002313192 A JP 2002313192A JP 2001110501 A JP2001110501 A JP 2001110501A JP 2001110501 A JP2001110501 A JP 2001110501A JP 2002313192 A JP2002313192 A JP 2002313192A
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electric component
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Yoshinari Kuroda
嘉成 黒田
Shinji Ishikawa
新治 石川
Yukio Kanzaki
幸雄 神崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バネによって可動体を直接中立位置に復帰さ
せることで、復帰時に確実に接点切換が行われ、更には
長寿命の回動操作型電気部品を提供すること。 【解決手段】 操作体15の回動操作時、可動体10が
スライド移動して接点切換が行われると共に、コイルバ
ネ6が縮み、操作力が解除されることでコイルバネ6の
弾性によって可動体10が復帰する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話、PHS
等の携帯用電子機器等に使用され、操作体が回動するこ
とで接点の切換が行われる回動操作型電気部品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の回動操作型電気部品の図面を説明
すると、図13は従来の回動操作型電気部品の要部断面
図、図14は従来の回動操作型電気部品の分解斜視図、
図15、図16は従来の回動操作型電気部品の操作を説
明するための説明図である。
【0003】従来の回動操作型電気部品を図13〜図1
6に基づいて説明すると、ケーシング50は、合成樹脂
の成型品からなり、矩形状の基部50aと、該基部50
aの上面に形成され、開口部が正方形をなす第1の凹部
50bと、該第1の凹部50bの近傍に形成され、開口
部が長方形をなす第2の凹部50cと、この第2の凹部
50cに並設された第3の凹部50dとを有し、第2の
凹部50c内には略U字状の受け部50eが設けられて
いる。また、短手側の両壁部の近傍には通孔50fが一
対設けられており、この通孔50fは該壁部に形成され
た係合孔50gに連通している。
【0004】第1の凹部50b内には、プッシュスイッ
チ用の第1の固定接点51が埋設され、第3の凹部50
d内には中央に帯状の第2の固定接点52aが埋設され
ると共に、この第2の固定接点52aの両側近傍には底
壁面が露出した露出部50hを介して第3の固定接点5
2cが一対埋設されている。
【0005】ドームバネ53は、反転復帰可能な金属板
からなり、第1の固定接点51上に載置され、このドー
ムバネ53と第1の固定接点51とでプッシュスイッチ
P1が構成されている。シート54は絶縁性の可撓性を
有するフィルムからなり、第1の凹部50bを覆うよう
に固定されている。
【0006】可動体55は、合成樹脂の成型品からなる
本体部55aと、該本体部55aに取り付けられている
金属からなる摺動子55bとから構成され、本体部55
aは、平板の矩形状をなす取付部55cと、該取付部5
5cの上面からU字状に突出して形成された係合部55
dとを有する。また、摺動子55bは、平板状の基部5
5eと、該基部55eの両端から下方に屈曲して延びる
一対の摺動子片55fとを有し、基部55eがカシメ等
の方法で取付部55cに固定されて、摺動子55bが本
体部55aに固定される。
【0007】このような可動体55は、第3の凹部50
d内にスライド移動可能に収納され、摺動子片55fが
露出部50hに位置するときに中立状態にあり、この可
動体55がスライド移動すると、摺動子片55fが第
2、第3固定接点52a、52c上を摺動して、第2、
第3固定接点52a、52c間がONするようになって
いる。そして、可動体55と、第2、第3固定接点52
a、52cとでスライドスイッチS1を構成している。
【0008】カバー56は、金属板をプレス加工した後
に、折り曲げ加工したものから構成され、平板状の板状
部56aと、該板状部56aに形成された矩形状の第1
の通孔56bと、該板状部56aの中間部の短手方向に
形成された第2の通孔56cと、該第2の通孔56cの
近傍に形成された第3の通孔56d、板状部56aの短
手側の両側縁を凹状に切り欠かれて形成された一対の切
込部56eとを有する。また、第2の通孔56cの両端
部には斜向かいの位置に、上方にL字状に延びる第1の
係止部56fと、第2の係止部56gが一対形成されて
おり、第3の通孔56dの長手側の内縁部には、上方に
突出する一対のガイド壁56hが形成されている。
【0009】このようなカバー56は、ケーシング50
を上方から覆うように固定され、このカバー56がケー
シング50に固定されると、第2の通孔56cから受け
部50eが突出すると共に、第3の凹部50dから可動
体55の係合部55dが突出した状態になる。また、ケ
ーシング50の通孔50fは切込部56eがあるため、
上方に開放したままの状態となっている。
【0010】ねじりバネ57は、巻回部57aと、巻回
部57aの両端から離れる方向に延びる一対の第1、第
2のアーム部57b、57cとを有する。このねじりバ
ネ57は、巻回部57aが受け部50eはめ合わされ、
第1のアーム部57bが第1の係止部56fに掛け止め
られ、第2のアーム部57cが第2の係止部56gに掛
け止められた状態で保持される。
【0011】操作体58は、合成樹脂の成型品からな
り、矩形板が湾曲した形状を有する基体58aと、この
基体58aの両端部に形成された一対の扇状の側壁部5
8bとを有し、基体58aは、上面側の頂部に長手方向
に間隔を置いて形成されたレール状の2本の凸条部58
hと、下面側に下方に突出するように形成された押圧部
58cと、下面側の略中間部から一対広がるようハ字状
に形成された第1の突起58d、及び第2の突起58e
と、下方に突出すると共に先端が丸みを帯びた係合突起
58gとを有する。また、側壁部58bは、互いに離れ
るように突出するL字状の係合爪58fを有する。
【0012】このような構成をした操作体58は、係合
爪58fがケーシング50の通孔50f内に挿入され、
係合孔50gに係合することで、ケーシング50に対し
て回動可能な状態で保持されると共に、係合爪58gが
係合孔50g内を上下方向に移動可能となっているの
で、操作体58は上下方向にも移動可能となっている。
また、押圧部58cは、第1の通孔56bを貫通してシ
ート54に当接する状態となり、第1、第2の突起58
d、58eは、第1、第2の係止部56f、56gに掛
け止めされた第1、第2のアーム部57b、57cに当
接した状態となる。さらに、係合突起58gが可動体5
5の係合部55dに係合した状態となっている。
【0013】このように回動可能に保持された操作体5
8が回動されると、図15、図16を参照するに、回動
方向と同方向側に可動体55が係合突起58gに追従し
て、スライド移動し、第2、第3の固定接点52a、5
2c上に摺動子55bの摺動子片55fが摺接し、該第
2、第3の固定接点52a、52c間がONとなり、ス
ライドスイッチS1が操作されるようになっている。ま
た、回動側の突起58d、58eが(図面では第1の突
起58d)、回動側のアーム部57b、57c(図面で
は第1のアーム部57b)を押圧して、ねじりバネ57
が撓むようになっている。次に、操作力が解除される
と、撓んだアーム部57b、57cが係止部56f、5
6gに当接するまで復帰し、この復帰力で突起58d、
58eが押圧されて操作体58が中立位置に復帰し、こ
の操作体58の復帰に追従して可動体55が中立位置に
復帰し、第2、第3の固定接点52b、52c間がOF
Fとなるようになっている。
【0014】従来の回動操作型電気部品は上記のような
構成をなし、次にその動作について図15、図16に基
づいて説明すると、図15のように操作体58が図中左
方向に回動されると、これに追従して可動体55がスラ
イド移動して、ON信号が出力され、また、操作力が解
除されると、第1のアーム部57bの復帰力により、操
作体58が図13に示す中立位置に復帰し、可動体55
が中立位置に復帰して、再びOFF状態となる。また、
凸条部58hの一端部近傍が押圧されると、プッシュス
イッチP1が操作される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の回動操作型電気
部品は上記のような構成、動作をするが、操作体58に
追従して可動体55が移動し、操作体58をねじりバネ
57によって復帰させる構成をとっているため、係合突
起58gと係合部55d間にガタが生ずると、操作体5
8は中立位置に復帰しても、可動体55が中立位置に復
帰せず、スライドスイッチS1がOFF状態に確実にな
らないという問題がある。更に、ねじりバネ57の第
1、第2のアーム部57b、57cが第1、第2の係止
部56f、56gに掛け止めされており、操作体58が
中立位置に置いてフリーの状態になっており、操作体5
8にガタが生じやすいという問題もある。更には、図1
6に示すように、操作体58の回動時、第1、第2の突
起58d、58eが第1、第2のアーム部57b、57
cと擦れ合うため、操作が繰り返されると、第1、第2
の突起58d、58eの特定部分が削れて、変形してし
まい、操作体58の中立位置への復帰が確実に行われな
いと共に、回動操作型電気部品自体の寿命も短くなると
いう問題がある。さらに、プッシュスイッチP1が中心
からずれた位置に配置せざるを得ず、凸条部58hの他
端部近傍を押圧した場合、プッシュスイッチP1が操作
されず、操作感が悪化するという問題がある。
【0016】本発明はかかる課題に鑑みてなされたもの
であり、バネによって可動体を直接中立位置に復帰させ
ることで、復帰時に確実に接点切換が行われ、更には長
寿命の回動操作型電気部品を提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の手段として、本発明の回動操作型電気部品は、
導電パターン若しくは該導電パターンに摺動して接点切
換を行う摺動子の一方を有するケーシングと、前記導電
パターン若しくは前記摺動子の他方を有し、前記ケーシ
ング内にスライド移動可能に収納され可動体と、前記ケ
ーシングに回動可能に保持され、前記可動体をスライド
移動させる操作体とを備え、前記ケーシングと前記可動
体の間に、前記可動体の前記移動方向に沿って配置され
ると共に、前記可動体の前記移動に伴って伸縮可能なコ
イルバネを設け、前記操作体の前記回動操作時、前記可
動体がスライド移動して前記接点切換が行われると共
に、前記コイルバネが縮み、操作力が解除されることで
前記コイルバネの弾性によって前記可動体が復帰する構
成とした。
【0018】また、第2の解決手段として、本発明の回
動操作型電気部品の前記ケーシングと前記操作体の間に
は、付勢部材と該付勢部材が押し付けられる押圧部材が
配設され、前記操作体は、前記押圧部材に押し付けられ
た前記付勢部材によって付勢された状態で前記ケーシン
グに回動可能に保持されている構成とした。
【0019】また、第3の解決手段として、本発明の回
動操作型電気部品の前記付勢部材は前記操作体に保持さ
れ、該付勢部材は前記操作体と共に回動可能となってい
る構成とした。
【0020】また、第4の解決手段として、本発明の回
動操作型電気部品の前記ケーシングはプッシュスイッチ
を有し、前記操作体は前記ケーシングに対して上下動可
能に保持され、該操作体が押圧されることで前記付勢部
材を介して前記プッシュスイッチが操作される構成とし
た。
【0021】また、第5の解決手段として、本発明の回
動操作型電気部品の前記可動体は、貫通孔を有すると共
に、前記ケーシングと前記操作体との間に配置され、前
記貫通孔内には押圧部材が上下動可能に収納されてお
り、前記操作体は前記可動体に対して上下動可能に保持
され、前記操作体が押圧されることで、前記付勢部材が
前記押圧部材を押圧して前記プッシュスイッチが操作さ
れる構成とした。
【0022】また、第6の解決手段として、本発明の回
動操作型電気部品の前記押圧部材は、前記プッシュスイ
ッチによって前記付勢部材に押し付けられるように付勢
され、前記押圧部材によって前記付勢部材を介して前記
操作体が押圧されている構成とした。
【0023】また、第7の解決手段として、本発明の回
動操作型電気部品の前記付勢部材はねじりバネをなし、
前記ねじりバネのアーム部が前記移動方向に延出して、
前記操作体を付勢している構成とした。
【0024】また、第8の解決手段として、本発明の回
動操作型電気部品の前記プッシュスイッチは前記ケーシ
ングの中央部に配置されると共に、前記貫通孔は前記可
動体の中央部に配置されて、該可動体が中立位置にある
とき前記貫通孔と前記プッシュスイッチは一直線上に位
置し、前記操作体を前記可動体に対して上下動可能にガ
イドする保持部が前記貫通孔を挟んだ両側に設けられて
いる構成とした。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の回動操作型電気部品の図
面を説明すると、図1は本発明の回動操作型電気部品の
要部断面図、図2は図1の2−2線における断面図、図
3は図1の3−3線における断面図、図4は本発明の回
動操作型電気部品の分解斜視図、図5は本発明の回動操
作型電気部品のケーシングの上面図、図6は図5の6−
6線における断面図、図7は本発明の回動操作型電気部
品の操作体の上面図、図8は図7の8−8線における断
面図、図9は本発明の回動操作型電気部品の可動体の下
面図、図10は図9の10−10線における断面図、図
11、図12は本発明の回動操作型電気部品の操作を説
明するための説明図である。
【0026】本発明の回動操作型電気部品を図1〜図1
2に基づいて説明すると、ケーシング1は、合成樹脂の
成型品からなり、平板状で箱形を呈する基部1aと、該
基部1aの中央部に形成されている円状の凹部1bと、
該凹部1bの両側近傍に形成され、短手方向に延びる一
対の第1の溝部1cと、該第1の溝部1cの外側に形成
され、短手方向に延びる一対の第2の溝部1dと、該第
2の溝部1dの両壁部に設けられた凹部で、断面半円状
を呈する収納部1eとを有し、この収納部1eは凹部1
bの径と同等の長さをなしている。また、基部1aを形
成する短手方向に延びる一対の壁部1fの中間には、逆
U字状の突起である係合凹部1gが形成されている。
【0027】プッシュスイッチ用の固定接点2は、中央
接点2aと、弓状の周辺接点2bとを有し、これらの固
定接点2は凹部1b内に埋設され、中央接点2aの先端
が露出すると共に、周辺接点2bが中央接点2aを囲む
ように露出した状態となっている。
【0028】第1の固定接点3aは帯状を呈する金属板
からなり、第1の溝部1c内で露出すると共に、端子が
埋設されて外部に突出した状態になっている。また、第
2の固定接点3bは、第1の固定接点3aと同幅を有す
る短い金属板からなり、第1の溝部1cの端部近傍に露
出すると共に、端子が埋設されて外部に突出した状態と
なっている。また、この第1、第2の固定接点3a、3
bの間には基部1aの内底面が露出して露出部1kを形
成している。このような構成をなした第1、第2の固定
接点3a、3bが固定接点2の両側に配置されている。
【0029】ドームバネ4は、ドーム状の金属からな
り、反転可能となっており、凹部1b内に載置されて収
納されている。そして、このドームバネ4と固定接点2
とでプッシュスイッチPが構成されている。シート5
は、絶縁性の可撓性を有するフィルムからなり、ドーム
バネ4をケーシング1に保持するためのものであり、凹
部1bを覆うようにケーシング1に貼り付けられて固定
されている。
【0030】コイルバネ6は金属製のバネであり、それ
ぞれの第2の溝部1dの両側壁に形成された収納部1e
内に収納され、両方の端部6aのそれぞれが収納部1e
の端部に形成された止め部1hに弾接した状態になって
おり、外部からの荷重によって伸縮可能となっている。
このコイルバネ6は、一旦縮められてから収納部1e内
に組み込まれるものである。
【0031】可動体10は、図9、図10に示すよう
に、合成樹脂の成型品からなる本体部10aと、該本体
部10aに取り付けられている一枚の金属板からなる摺
動子10bとから構成され、本体部10aは、平板状の
基部10cと、該基部10cの中央に形成された貫通孔
10dと、該貫通孔10dを挟んだ両側に一対形成さ
れ、上方に突出して形成された略U字状の保持部10e
と、下面の両端にそれぞれ形成され、短手方向に延びる
と共に、外部に開放するように形成された凹部10f
と、この凹部10fの端部に隣接して配置され、下方に
突出して4角に形成された突起10gとを有する。
【0032】摺動子10bは、平板状の取付部10h
と、該取付部10hの両端で折り曲げられて形成された
2本の摺動子片10kとを有し、取付部10hが本体部
10aの基部10cに埋設されて固定されている。これ
らの摺動子10bは、図9に示すように、互いに反対方
向を向いている。
【0033】このような可動体10は、ケーシング1に
短手方向にスライド移動可能に収納されている。即ち、
収納部1eと同じ長さである凹部10fが収納部1eと
対向して空間を形成し、コイルバネ6がその空間に収納
されるようになり、突起10gは第2の溝部1d内に挿
入されると共に、コイルバネ6の端部6aと当接した状
態になっており、また、その際に端部6aは止め部1h
を弾圧する状態となっている。そして、可動体10が移
動すると、突起10gが第2の溝部1d内を移動すると
共に、該突起10gがコイルバネ6の端部6aを押圧し
て、コイルバネ6が縮むようになっている。また、可動
体10への操作力が解除されると、コイルバネ6の復帰
力によって、端部6aによって突起10gが付勢され
て、可動体10が中立位置に復帰する。なお、可動体1
0が中立位置にあるときは、貫通孔10dと、プッシュ
スイッチPが高さ方向で一直線上に位置する状態となっ
ている。
【0034】摺動子10bは、可動体10が中立位置に
あるときは、摺動子片10kが露出部1k上に摺接して
おり、可動体10が移動することで、2個の摺動子片1
0kが移動して、第1、第2の固定接点3a、3b間を
導通してON信号が出力される。また、可動体10がコ
イルバネ6に付勢されて中立位置に復帰すると、摺動子
片10kは再び露出部1k上に摺接し、OFFとなる。
このような構成によって、1組のスライドスイッチSが
形成されている。
【0035】押圧部材10mは、金属材からなり、矩形
状をなしている。このような押圧部材10mは、可動体
10の貫通孔10d内に上下動可能に収納され、ドーム
バネ4を押圧可能となっている。
【0036】カバー11は、金属板をプレス加工した後
に、折り曲げ加工したものから構成され、平板状の板状
部11aと、該板状部11aの中央部に形成された正方
形状の第1の通孔11bと、この第1の通孔11bの両
側近傍に設けられた矩形状の第2の通孔11cと、板状
部11aの側縁に複数個設けられたL字状の脚部11d
とを有する。
【0037】このようなカバー11は、脚部11dがケ
ーシング1の側壁部にスナップ止めれることで、ケーシ
ング1に固定されている。そして、第2の通孔11cを
保持部10eが貫通して、上方に突出した状態となって
いる。また、カバー11は、ケーシング1と協同して、
可動体10をスライド可能に保持している。
【0038】操作体15は、合成樹脂の成型品からな
り、図7、8に示すように、細長の矩形状の基体15a
と、この基体15aの両端から垂下して形成された側壁
部15bとを有し、基体15aは、上面の中央に形成さ
れた円状の凹部15cと、この凹部15cの両側近傍に
一対形成された短手方向に延びる第1の連通孔15d
と、この第1の連通孔15dに隣接して設けられた第2
の連通孔15eとを有し、第1の連通孔15dの中間部
には、基体15aの長手方向に延びるように丸棒状の軸
部15hが形成されている。また、基体15aの下面の
中央部には、2本の鉤状の突起が対向した状態で下方に
延びて保持部15fが形成されており、側壁部15bの
下端部には、互いに向かい合うように半円状の係合爪1
5gが形成されている。
【0039】付勢部材たるねじりバネ16は、巻回部1
6aと、巻回部16aの両端から離れる方向に延びる一
対の第1、第2のアーム部16b、16cとを有し、巻
回部16aが操作体15の保持部15fに掛け止めさ
れ、第1、第2のアーム部16b、16cが操作体15
の下面に当接した状態で、このねじりバネ16は操作体
15に保持されている。
【0040】このようにねじりバネ16が保持された操
作体15は、係合爪15gがケーシング1の係合凹部1
g内に係合することで、ケーシング1に回動可能に保持
される。また、ねじりバネ16は、巻回部16aが押圧
部材10mの上面に押し付けられた状態となり第1、第
2のアーム部16b、16cで操作体15を上方に付勢
している。即ち、押圧部材10mがドームバネ4の頂部
で弾圧保持されて押付部となっている。また、操作体1
5は、係合爪15gがケーシング1の係合凹部1g内で
上下動可能となっているので、ケーシング1に対して上
下動可能となっており、この操作体15は、ねじりバネ
16によって上方に付勢されて、係合爪15gが係合凹
部1gの頂面に当接した状態となっている。
【0041】また、軸部15hは、可動体10の保持部
10eにガイドされた状態で挿入されるが、ねじりバネ
16が操作体15を上方に付勢し、操作体15の回転半
径が決まっているので、図2に示すように、保持部10
eの先端部付近に位置する状態となり、下方に移動可能
なスペースが形成された状態になっている。
【0042】このような操作体15が回動されると、図
11、12を参照するに、軸部15hが保持部10eを
水平方向に押圧することで、可動体10が、カバー11
とケーシング1にガイドされてスライド移動し、摺動子
片10kが第1、第2の固定接点3a、3b間を導通さ
せて、ON信号が出力されるようになっている。この
時、突起10gにより、コイルバネ6が付勢されて可動
体の移動方向に縮んでいるので、操作力が解除される
と、コイルバネ6が復帰して、突起10gが付勢され
て、可動体10が中立位置に復帰するようになってい
る。このようにして、スライドスイッチSの操作が行わ
れるようになっている。
【0043】また、操作体15は、ケーシング1に対し
て上下動可能となっているので、この操作体15が下方
に押圧されると、軸部15hが保持部10e内でガイド
されると共に、係合部15gがケーシング1の係合凹部
1g内でガイドされて、下方に移動すると共に、ねじり
バネ16が押圧部材10mを下方に押圧し、シート5を
介してドームバネ4が押圧され、プッシュスイッチPが
操作されるようになっている。そして、押圧力が解除さ
れると、ドームバネ4が反転して、押圧部材10mが上
方に移動すると共に、ねじりバネ16が上方に移動し
て、操作体15が元の状態に復帰するようになってい
る。
【0044】本発明の回動操作型電気部品は、上記のよ
うな構成を有し、次にその動作について、図11、図1
2に基づいて説明すると、操作体15が回動操作される
と、係合爪15gを回動中心として回動し、軸部15h
によって可動体10が回動方向と同一の方向に直線的に
スライド移動して、摺動子10bが移動することで、電
気信号が出力される。このように、回動中心を軸部15
hと保持部10eとの挿入位置に対して、下方にするこ
とで、回動半径を稼ぎ、可動体10の移動量を大きくつ
つ、薄型化を図ることができるようになっている。さら
に、操作体15はねじりバネ16により上方に付勢され
た状態になっているので、ガタツキがない。また、ねじ
りバネ16は操作体15に追従するので、両者間で摩擦
が発生することがなくねじりバネ16が傷つくことがな
い。
【0045】また、操作力が解除されると、コイルバネ
6により可動体10自身が押圧されて、可動体10が中
立位置に復帰してOFF状態となる。このようにコイル
バネ6で、可動体10そのものを復帰させるので、確実
に中立位置に復帰させることができる。なお、可動体1
0が移動することで、押圧部材10mが下方に付勢され
た状態で連動するが、シート5上を移動するので、ドー
ムバネ4が傷つくことはない。
【0046】また、操作体15が下方に押圧されると、
押圧部材10mが押圧されて、プッシュスイッチPがO
N状態となる。また、押圧力が解除されると、ドームバ
ネ4が反転して、プッシュスイッチPがOFF状態とな
る。また、図12に示すように、操作体15が回動して
も、ねじりバネ16は押圧部材10mに当接するように
なっているので、プッシュスイッチPを操作することが
可能である。
【0047】本発明の回動操作型電気部品は、上記のよ
うな構成、動作をなすが、上記説明した形態に限られな
いのはいうまでもなく、上記形態では、ケーシング1に
導電パターンたる固定接点3a、3bが形成され、可動
体10に摺動子10bが取り付けられているが、ケーシ
ング1に摺動子を設け、可動体10に導電パターンを形
成しても良い。また、プッシュスイッチPがない形態で
あっても良い。この時は、押圧部材は上下動可能でなく
ても良く、或いは可動体10の本体部10aの一部であ
っても良い。さらに、導電パターンを抵抗体として、可
変抵抗器を構成するようにしても良い。
【0048】
【発明の効果】本発明の回動操作型電気部品は、操作体
の回動操作時、可動体がスライド移動して接点切換が行
われると共に、コイルバネが縮み、操作力が解除される
ことでコイルバネの弾性によって可動体が復帰する構成
としたため、可動体が直接コイルバネによって復帰する
ので、確実に中立位置に復帰させることができると共
に、接点切換も行えるので、信頼性の高い回動操作型電
気部品を提供することができる。
【0049】また、本発明の回動操作型電気部品の操作
体は、押圧部材に押し付けられた付勢部材によって付勢
された状態でケーシングに回動可能に保持されている構
成としたため、ケーシングと操作体間のガタツキがない
状態で操作体を回動できる。
【0050】また、本発明の回動操作型電気部品の付勢
部材は操作体に保持され、該付勢部材は操作体と共に回
動可能となっている構成としたため、付勢部材が操作体
と共に移動するため、操作体と付勢部材との間の摩擦が
起こらないので、部品の変形がなく、長寿命の回動操作
型電気部品を提供することができる。
【0051】また、本発明の回動操作型電気部品の操作
体はケーシングに対して上下動可能に保持され、該操作
体が押圧されることで付勢部材を介してプッシュスイッ
チが操作される構成としたため、操作体で操作可能なプ
ッシュスイッチ付きの回動操作型電気部品を提供するこ
とができる。
【0052】また、本発明の回動操作型電気部品の操作
体が押圧されることで、付勢部材が押圧部材を押圧して
プッシュスイッチが操作される構成としたため、可動体
を操作体とケーシングの間に配置した状態で、プッシュ
スイッチを操作することが可能となる。
【0053】また、本発明の回動操作型電気部品の押圧
部材は、プッシュスイッチによって付勢部材に押し付け
られるように付勢され、押圧部材によって付勢部材を押
し付ける押付部を構成することができ、スペース効率が
向上すると共に、部品点数を少なくでき、安価な回動操
作型電気部品を提供することができる。
【0054】また、本発明の回動操作型電気部品の付勢
部材はねじりバネをなし、ねじりバネのアーム部が移動
方向に延出して、操作体を付勢している構成としたた
め、組み込みが簡単で量産性を向上することができる。
また、アーム部で安定して操作体を保持することがで
き、信頼性を向上することができる。
【0055】また、本発明の回動操作型電気部品のプッ
シュスイッチはケーシングの中央部に配置されると共
に、貫通孔と一直線上に位置し、操作体を可動体に対し
て上下動可能にガイドする保持部が貫通孔を挟んだ両側
に設けられている構成としたため、操作体の何れの位置
を押圧しても、プッシュスイッチが操作されるので、操
作性の良好な回動操作型電気部品を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回動操作型電気部品の要部断面図
【図2】図1の2−2線における断面図
【図3】図1の3−3線における断面図
【図4】本発明の回動操作型電気部品の分解斜視図
【図5】本発明の回動操作型電気部品のケーシングの上
面図
【図6】図5の6−6線における断面図
【図7】本発明の回動操作型電気部品の操作体の上面図
【図8】8−8線における断面図
【図9】本発明の回動操作型電気部品の可動体の下面図
【図10】図9の10−10線における断面図
【図11】本発明の回動操作型電気部品の操作を説明す
るための説明図
【図12】本発明の回動操作型電気部品の操作を説明す
るための説明図
【図13】従来の回動操作型電気部品の要部断面図
【図14】従来の回動操作型電気部品の分解斜視図
【図15】従来の回動操作型電気部品の操作を説明する
ための説明図
【図16】従来の回動操作型電気部品の操作を説明する
ための説明図
【符号の説明】
1 ケーシング 2 スイッチ用固定接点 3a 導電パターン(第1の固定接点) 3b 導電パターン(第2の固定接点) 4 ドームバネ 5 シート 6 コイルバネ 10 可動体 10a 本体部 10b 摺動子 10d 貫通孔 10e 保持部 10m 押圧部材 11 カバー 15 操作体 15g 係合爪 15h 軸部 16 付勢部材(ねじりバネ) P プッシュスイッチ S スライドスイッチ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電パターン若しくは該導電パターンに
    摺動して接点切換を行う摺動子の一方を有するケーシン
    グと、 前記導電パターン若しくは前記摺動子の他方を有し、前
    記ケーシング内にスライド移動可能に収納され可動体
    と、 前記ケーシングに回動可能に保持され、前記可動体をス
    ライド移動させる操作体とを備え、 前記ケーシングと前記可動体の間に、前記可動体の前記
    移動方向に沿って配置されると共に、前記可動体の前記
    移動に伴って伸縮可能なコイルバネを設け、前記操作体
    の前記回動操作時、前記可動体がスライド移動して前記
    接点切換が行われると共に、前記コイルバネが縮み、操
    作力が解除されることで前記コイルバネの弾性によって
    前記可動体が復帰することを特徴とする回動操作型電気
    部品。
  2. 【請求項2】 前記ケーシングと前記操作体の間には、
    付勢部材と該付勢部材が押し付けられる押圧部材が配設
    され、前記操作体は、前記押圧部材に押し付けられた前
    記付勢部材によって付勢された状態で前記ケーシングに
    回動可能に保持されていることを特徴とする請求項1に
    記載の回動操作型電気部品。
  3. 【請求項3】 前記付勢部材は前記操作体に保持され、
    該付勢部材は前記操作体と共に回動可能となっているこ
    とを特徴とする請求項1、又は2に記載の回動操作型電
    気部品。
  4. 【請求項4】 前記ケーシングはプッシュスイッチを有
    し、前記操作体は前記ケーシングに対して上下動可能に
    保持され、該操作体が押圧されることで前記付勢部材を
    介して前記プッシュスイッチが操作されることを特徴と
    する請求項1〜3の何れかに記載の回動操作型電気部
    品。
  5. 【請求項5】 前記可動体は、貫通孔を有すると共に、
    前記ケーシングと前記操作体との間に配置され、前記貫
    通孔内には押圧部材が上下動可能に収納されており、前
    記操作体は前記可動体に対して上下動可能に保持され、
    前記操作体が押圧されることで、前記付勢部材が前記押
    圧部材を押圧して前記プッシュスイッチが操作されるこ
    とを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の回動操作
    型電気部品。
  6. 【請求項6】 前記押圧部材は、前記プッシュスイッチ
    によって前記付勢部材に押し付けられるように付勢さ
    れ、前記押圧部材によって前記付勢部材を介して前記操
    作体が押圧されていることを特徴とする請求項5に記載
    の回動操作型電気部品。
  7. 【請求項7】 前記付勢部材はねじりバネをなし、前記
    ねじりバネのアーム部が前記移動方向に延出して、前記
    操作体を付勢していることを特徴とする請求項2〜6の
    何れかに記載の回動操作型電気部品。
  8. 【請求項8】 前記プッシュスイッチは前記ケーシング
    の中央部に配置されると共に、前記貫通孔は前記可動体
    の中央部に配置されて、該可動体が中立位置にあるとき
    前記貫通孔と前記プッシュスイッチは一直線上に位置
    し、 前記操作体を前記可動体に対して上下動可能にガイドす
    る保持部が前記貫通孔を挟んだ両側に設けられているこ
    とを特徴とする請求項4〜7の何れかに記載の回動操作
    型電気部品。
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