JP2002312699A - レンタルストレージのサービス方法、および、レンタルストレージシステム - Google Patents
レンタルストレージのサービス方法、および、レンタルストレージシステムInfo
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Abstract
を使用者にストレージをレンタルする場合に、ユーザの
過去の使用量から、最適なユーザの契約内容を提案し
て、使用者に対して課金額に応じた理想的なストレージ
の使用ができるようにし、使用者の管理コストを押さえ
られるようにする。 【解決手段】ネットワークを介してのレンタルストレー
ジサービス方法において、ストレージ提供者が、ストレ
ージ使用者の過去のストレージ使用量に基づいて、将来
のストレージ使用量を予測して、その予測結果をストレ
ージ使用者に通知する。ストレージ使用者は、それによ
り、使用できるデータ量を拡張したり、縮小するなど、
契約内容の再設定をして最適な契約内容でストレージの
レンタルサービスを受ける。
Description
ジのサービス方法、および、レンタルストレージシステ
ムに係り、ディスクサブシステムに代表されるストレー
ジを使用者にレンタルして使わせるときに、ストレージ
提供者側からストレージ使用者のストレージ使用の実情
にあった契約内容を提案し、ストレージ使用者のコスト
の低減を提案を図ることのできるレンタルストレージの
サービス方法、および、レンタルストレージシステムに
関する。
れるように、近年のコンピュータ環境では、ユーザの使
用する情報量が急激に増大している。この結果、記憶装
置に格納するデータ量も増大し、日々増大するデータの
管理コストも増大の一途をたどり、この管理コストの削
減が重要課題となっている。
に代表されるストレージの新しい利用形態としてストレ
ージサービスプロバイダ(以下、「SSP」と記述する
ことがある)が、ストレージをレンタルして使用者に提
供するサービスが注目されている。従来ユーザは、デー
タを格納するストレージを購入するなどして自前で用意
する必要があった。そのような場合には、ストレージの
管理もユーザがおこなう必要がある。これに対して、S
SPが提供するストレージのレンタルサービスを利用す
る場合には、ユーザ自らストレージを用意するのではな
く、契約に基づいて一定期間SSPサイトにあるストレ
ージの容量を利用し対価を払うものである。この結果、
ユーザは、ストレージの管理、増設計画などから解放さ
れ管理の負担が軽減される。しかしながら、このサービ
スを利用するときには、ストレージのハードウェア資源
を購入する費用はかからないものの、通常、使用量に対
してSSPは、ユーザに対して課金するようになってい
るため、使用するデータ量が多いときには、費用がそれ
だけかかることになる。
SであるUNIX(登録商標)など主要なOSでは、現
在の使用データ量をコマンドの使用により認識できるこ
とは良く知られている。また、パーソナルコンピュータ
に使用する一部のOSでは、過去の使用データ量推移を
表示することも可能である。
使用量を表示する例を示すと、図34のようになる。図
34は、従来技術に係る使用データ量実績をチャートに
表示していることを示す図である。
の統計を示すのみであり、過去のデータ量から将来のデ
ータ量を予測することは実現されていなかった。
る予測をおこなうものとして性能予測が挙げられる。こ
れは、計算機システム構成変更時の性能を実際に構成変
更をおこなわずに予測するものであり、このような従来
の性能予測技術のは、例えば、特開平5−324358
号公報に開示されている。
ーザのデータ管理負担を軽減する方法として、ストレー
ジのレンタルサービスを説明したが、このサービスを利
用すると、データの使用量に応じて課金されるため、ス
トレージの使用者側でデータの使用量を把握しておく必
要がある。そのために、かえってユーザ負担が大きくな
り、管理コストの上昇にもつながると言う問題点があっ
た。
は、過去のデータ量推移をモニタリングすることは示さ
れているが、これを基に将来のデータ量を予測すること
は述べられていない。したがって、現在と過去のデータ
量についてはユーザが認識することができるが、将来の
データ量の予測については開示されておらず、また、解
決もされていないため、ユーザは常にデータ量の推移を
監視し、必要に応じてストレージの追加を検討するな
ど、ユーザのデータ管理負担が大きく、そのため、結果
として管理コストが上昇する言う問題点の解決にはなり
得ない。
示された技術では、計算機システムに与えられるジョブ
量の変化やシステム構成の変化による性能の変化を予測
する性能予測装置については述べられているが、データ
量の変化に対する予測は述べられていない。
SPの方でも、使用者のために大容量のデータを管理す
る必要があるため、管理の負担が大きく、管理コストが
増大することになっていた。
るためになされたもので、その目的は、SSPがストレ
ージを使用者にストレージをレンタルする場合に、ユー
ザの過去の使用量から、最適なユーザの契約内容を提案
して、使用者に対して課金額に応じた理想的なストレー
ジの使用ができるようにするともに、使用者の管理コス
トを押さえることのできるレンタルストレージのサービ
ス方法を提供することにある。
側にとっても、ストレージの管理コストの低減を図るこ
とのできるレンタルストレージのサービス方法を提供す
ることにある。
ストレージ使用者がストレージ提供者のストレージをレ
ンタルして使用し、かつ、前記ストレージ使用者と前記
ストレージ提供者がサービスに関する情報のやり取りを
おこなうレンタルストレージサービス方法において、前
記ストレージ提供者が、前記ストレージ使用者の過去の
ストレージ使用量に基づいて、将来のストレージ使用量
を予測し、その予測結果を前記ストレージ使用者に通知
するようにした。
は、データ量の変動の把握が容易になるため、ストレー
ジの利用計画立案が容易になり、また、ストレージ利用
に対する予算策定が容易になり、この結果ストレージ利
用者の管理負担を軽減することができる。
方法において、前記ストレージ提供者と前記ストレージ
使用者とが、ストレージ使用契約をおこなって、前記ス
トレージ使用者が、前記ストレージ使用契約に基づき契
約内容を設定し、前記ストレージ使用者が、前記ストレ
ージ提供者のストレージを使用し、前記ストレージ提供
者が、前記ストレージ使用者に対して課金を通知し、前
記ストレージ使用者が、前記ストレージ使用に対する対
価の支払いをおこなうときに、ストレージ提供者が、前
記ストレージ使用者に対して、過去のストレージ使用の
データ量推移と、予測データ量を通知するようにして、
前記ストレージ提供者が、前記契約内容の再設定をでき
るようにした。
固定制の課金方法を選択した場合は契約データ量の最適
化を図ることが可能であり、また、ストレージ使用者が
従量制の課金方法を選択した場合はストレージ利用に対
する予算策定が容易になり、この結果ストレージ利用者
の管理負担を軽減することができる。
するレンタルストレージシステムにおいて、各ディスク
サブシステム内で使用データ量の予測処理をおこなっ
て、サーバでそれらを統合して最終的な予測結果とする
ようにした。
するレンタルストレージシステムにおいて、各ディスク
サブシステムからの使用データ量を基に、サーバで使用
データ量の予測処理をおこなうようにした。
の管理者は、システム全体、または、SSP全体のデー
タ量の予測を簡単におこなうことが可能となるため、シ
ステムの管理者のデータ管理が容易となる。さらに、将
来のストレージシステムに対する記憶装置の増設計画立
案が容易になるという特徴もある。
が、所有するストレージシステムの記憶可能なデータ容
量を超える場合には、管理者に通知するようにした。
ムの管理者が定期的にストレージ容量を監視する必要が
なくなり管理者のデータ管理の負担を軽減できると言う
利点がある。
を、図1ないし図33を用いて説明する。
方法の概略〕先ず、図1および図2を用いて本発明のレ
ンタルストレージのサービス方法の概略について説明す
る。図1は、本発明に係るレンタルストレージのサービ
ス方法のストレージ使用者とストレージサービスプロバ
イダの関係を示す概念図である。図2は、ストレージ使
用者とストレージサービスプロバイダ間でおこなわれる
手続きを時系列的に示したシーケンス図である。
は、ストレージサービスプロバイダ2が提供するストレ
ージに対してデータを格納参照する。すなわち、ストレ
ージ使用者1は、ストレージサービスプロバイダ2の提
供するサービスのユーザである。(以下の説明において
特に断りのない場合はユーザとストレージ使用者1と同
義で使用する。) 従来は、ストレージサービスプロバイダ2は、ストレー
ジ使用者1のストレージ使用に対して課金して代価を受
け取るだけであったが、本発明は、図2に示されるよう
に、ストレージ使用者1がストレージに格納したデータ
量の推移から、ストレージサービスプロバイダ2が、将
来の使用データ量を予測して、ストレージ使用者1に通
知すると言う新たなサービスを提供するものである。
ージ使用者1とストレージサービスプロバイダ2の間で
おこなわる手続きの概略を時間経過に沿って、図2を用
いて説明すると以下のようになる。すなわち、ストレー
ジ使用者1は、ストレージ使用に先立ち使用契約手続き
をおこなう(手順1)。通常、ストレージ使用者1とス
トレージサービスプロバイダ2の間では、ストレージの
使用、提供に先立ち使用契約がおこなわれる。手順1で
は、詳細な契約内容の取決めの前に、先ず、ストレージ
使用者1の氏名や支払方法などの一般的な手続きをおこ
なうものである。
具体的な契約内容の問い合わせをおこなう(手順2)。
そして、ストレージ使用者1は、課金方法、課金間隔、
契約量などの契約内容を設定する(手順3)。
定制とは、ストレージを使用できる最大データ量を契約
量として予め設定し、契約量に対して課金をおこなう方
法であり、通常は、契約量の範囲内でストレージを使用
する。一方、従量制とは使用したデータ量に応じて課金
する方法である。課金間隔は、ストレージの使用に対す
る支払いをおこなう期間である。契約量は、課金方法に
より異なる。固定制の場合は、最大データ量である。従
量制では、単位データ量あたりの課金金額である。
を使用してデータの格納参照、すなわち、データアクセ
スをおこなう(手順4)。
は、契約内容の課金間隔に基づいた課金期間終了毎に、
ストレージ使用者1に対してストレージ使用に対する課
金金額を通知する(手順5)。そして、ストレージ使用
者1は、その課金通知に応じてストレージ使用に対する
対価支払いをおこなう(手順6)。
は、ストレージ使用者1が実際に使用したデータ量の推
移報告をおこなう(手順7)。さらに、ストレージサー
ビスプロバイダ2は、ストレージ使用者1が将来に使用
するデータ量の予測を通知する(手順8)。手順7と手
順8は同時に報告通知しても良い。
は、予測結果を参照し必要があると判断すれば、契約内
容を変更することが可能である。このときには、ストレ
ージ使用者1は、新たな契約内容で契約内容の再設定を
おこなう(手順9)。
実施形態を、図3ないし図11を用いて説明する。 (I)レンタルストレージシステムのシステム構成 先ず、図3を用いて本実施形態に係るレンタルストレー
ジシステムのシステム構成を説明する。図3は、本発明
の第一の実施形態に係るレンタルストレージシステムの
システム構成を示すブロック図である。
ためのシステムは、ストレージ使用者サイト3とストレ
ージサービスプロバイダサイト5とが、ネットワーク4
を介して接続された形態である。ネットワーク4は、イ
ンターネットや専用線などを使用できる。また、ストレ
ージ使用者サイト3とストレージサービスプロバイダサ
イト5とが同一の構内にあり、LANで接続されていて
も良い。
ジ使用者の端末31がある。ストレージ使用者の端末3
1としては、パソコンやワークステーション、または、
携帯情報端末や携帯電話などの装置で良く、キーボード
やマウスなどの入力部とディスプレイなどの表示出力部
を備えていれば良い。
は、ユーザであるストレージ使用者のデータ10を格納
するストレージ7とそのデータのデータ管理機構6から
構成されている。ストレージ7としては、RAID(Re
dundant Arrays of Inexpensive Disk)やNAS(Netw
ork Attached Storage:ネットワークに直付けできる機
能を持つストレージデバイスで、外部とのデータのやり
取りの単位はファイル単位でおこなう)に代表されるデ
ィスクサブシステムを使用し、また、一部はテープなど
の可搬媒体への記憶をおこなう装置でも良い。
理部8とデータアクセス処理部9から構成されている。
ユーザ管理部8は、ユーザ情報設定処理部81、データ
量集計処理部82、データ量予測処理部83、課金処理
部84、通知処理部85の各処理部からなり、ユーザ管
理ファイル86、データ量推移ファイル87、データ量
予測ファイル88の各データファイルを備える。また、
データアクセス処理部9は、タイマ91、アクセスモニ
タ部92から構成し、データアクセスファイル93を備
える。タイマ91は定期的にアクセスモニタ部92の起
動をおこなうために用いる。 (II)データファイルの詳細 次に、図4ないし図7を用いて本実施形態に係るレンタ
ルストレージのサービス方法を実現するために用いられ
る各ファイルの詳細について説明する。図4は、データ
アクセスファイル93の内容を示す模式図である。図5
は、ユーザ管理ファイル86の内容を示す模式図であ
る。図6は、データ量推移ファイル87の内容を示す模
式図である。図7は、データ量予測ファイル88の内容
を示す模式図である。
データ量を認識するためのデータファイルである。ま
た、各データのアクセス頻度も認識可能とするものであ
る。本実施形態では、データアクセスファイルは、図4
に示されるように、各データごとに、ストレージ領域、
データ名、データ量、アクセス頻度、ユーザ識別子のフ
ィールドを持つ。「ストレージ領域」とは、SSP内で
識別可能なストレージ領域を示す値が入るフィールドで
ある。ストレージ領域は、例えば、ストレージ装置単位
や仮想化したデータ領域単位とすれば良い。「データ
名」は、ストレージ使用者が認識可能な最小論理単位毎
のデータを示す値が入るフィールドである。この単位
は、例えば、RAIDの場合は、論理ボリューム、NA
Sの場合は、ファイルとなる。「データ量」は、そのデ
ータ名が示すデータのデータ量が格納され、「アクセス
頻度」は、そのデータに対するアクセス頻度を示す値が
入る。「ユーザ識別子」は、そのデータを所有するユー
ザ、すなわち、ストレージ使用者1を識別可能な識別子
が入る。
1を管理するためのデータファイルである。本実施形態
では、図5に示されるように、ユーザ毎に、ユーザ識別
子、課金方法、契約量、課金間隔、通知量、予測量のフ
ィールドを持つ。
めの識別子を格納するためのフィールドであり、データ
アクセスファイルの「ユーザ識別子」のフィールドと同
じものが入る。「課金方法」は、固定制か従量制かのい
ずれかの値が格納される。「契約量」は、固定制の場合
には、ストレージ使用者1が使用できるストレージの容
量であり、従量制の場合には、ストレージ使用者1が支
払う単位データ量あたりの課金額が入る。「予測契約」
は、ストレージ使用者1が予測に基づいた契約をしたか
否かを示す値が入る。「課金間隔」は、ストレージサー
ビスプロバイダ2がストレージ使用者1に対する課金の
金額を示す値が入り、通常は、1ヶ月、1週間などと言
う値が入る。「通知量」は、この値に達したときに、ス
トレージ使用者1からストレージサービスプロバイダ2
に通知するように定められている値であり、固定制の場
合には、データ量になり、契約制の場合には、課金料金
になる。「予測量」は、ストレージサービスプロバイダ
2がストレージ使用者1に対して、一定の時点での予測
した値を示す量が入る。これも、固定制の場合には、デ
ータ量になり、契約制の場合には、課金料金になる。
ユーザは、「予測量」が300GBであり、「予測契
約」が「あり」となっているので、ストレージサービス
プロバイダ2の予測に基づき、契約内容を変更したこと
を意味する。また、Aのユーザは、「契約量」が300
GBであるが、予め最大に達する前に、「通知量」が2
00GBのときに通知してもらうように設定している。
「予測量」が500GBであり、「予測契約」が「な
し」となっていて、ストレージサービスプロバイダ2の
予測にしたがわずに、契約内容は変更していない。ま
た、Bのユーザは、「契約量」が200GBであり、
「通知量」が最大に達する200GBのときに通知して
もらうことになる。
レージ使用者1が使用したストレージのデータ量を定期
的に記録するデータファイルである。本実施形態では、
図6に示されるようにユーザ毎に、ユーザ識別子、記録
日時、ストレージ領域、データ量のフィールドを持つ。
レージ使用者1が将来使用するストレージのデータ量を
予測した結果を記録するデータファイルである。本実施
形態では、ユーザ毎に、過去のデータ推移から算出した
予測に用いる近似式、次課金時点のデータ量予測値、契
約量到達日、通知量到達日のフィールドを持つ。「次課
金時点のデータ量予測値」は、課金間隔により定まる次
の課金のときのストレージ使用者1が使用しているであ
ろうと予想されるデータ量の予測値である。「契約量到
達日」とは、現在の契約内容のときに、ストレージ使用
者1の過去の使用実績から見て、契約量に到達するであ
ろうと予測される日にちである。「通知量到達日」と
は、ストレージ使用者1が通知するように定めた図5の
通知量に到達するであろうと予測される日にちである。 (III)レンタルストレージのサービスの処理詳細 次に、図8および図9を用いて本実施形態に係るレンタ
ルストレージのサービスの処理の詳細について説明す
る。図8は、ストレージ使用者1の動作を示すフローチ
ャートである。図9は、ストレージサービスプロバイダ
2の動作を示すフローチャートである。
する場合は、初めに使用手続き操作をおこなう(ステッ
プ1)。ステップ1の結果、SSP2から契約内容の問
い合わせを受けるので、契約内容を設定する(ステップ
2)。ステップ1、2により使用契約の手続きが完了し
て、契約に基づく使用条件も確定するため、ストレージ
の使用が可能となる。ステップ1、2は、望ましくは図
3に示されたストレージ使用者の端末31で操作をおこ
なう。次に、実際のデータアクセスをおこないストレー
ジを使用する(ステップ3)。使用開始時には、データ
がない状態から始まるので、ストレージ使用者1は、デ
ータを格納する。使用開始から最初の課金期間が過ぎる
とSSP2から課金通知を受けるので、ストレージ使用
に対する対価を支払う(ステップ4)。さらに、データ
量推移と次課金期間での予測使用データ量の通知を参照
し、契約内容の変更を希望する場合は、契約内容変更す
るため、契約内容の再設定をおこなう(ステップ5)。
さらにストレージの使用を終了するか否かを判断する
(ステップ6)。続けてストレージを使用する場合は、
上記ステップ3からステップ6を繰り返す。ストレージ
の使用を終了する場合は、契約が終了になるときであ
る。
が、ストレージを提供する場合には、初めに、ユーザ情
報の登録をおこなって、ストレージ使用者1の手続き内
容をユーザ管理ファイル86へ登録ができるようする
(ステップ1)。さらに、契約内容を決定するためにス
トレージ使用者1に対して契約内容問い合わせをおこな
う(ステップ2)。そして、ストレージ使用者1が契約
内容として設定したデータを、ユーザ管理ファイル86
に登録する。この後、ストレージ使用者1は、データア
クセスを開始する。そして、その契約内容に応じて、課
金期間経過後に使用データ量を集計し、課金金額を算出
しストレージ使用者1に対して通知する(ステップ
3)。さらに、データ量推移をストレージ使用者1に報
告し(ステップ4)、この推移量から将来のデータ量を
予測し、予測データ量を通知する(ステップ5)。ま
た、ストレージ使用者1に対して契約内容を再度問い合
わせる(ステップ6)。そして、ストレージ使用者1が
契約内容の再設定をしたときには、ストレージサービス
プロバイダ2は、契約内容の再設定処理をおこなう(ス
テップ7)。
ステップ3からステップ6を繰り返す。一方、ストレー
ジ使用者1がストレージの使用を終了する場合には、ス
トレージ提供は、終了となる。 (IV)データ管理機構6の詳細 次に、図10ないし図15を用いて、本発明のレンタル
ストレージのサービスを実現するために、データ管理機
構がおこなう処理の詳細について各フローチャートを追
いながら説明していくことにする。図10は、データ管
理機構全体の処理を示すフローチャートである。図11
は、ユーザ情報設定処理の処理を示すフローチャートで
ある。図12は、使用データ量集計処理の処理を示すフ
ローチャートである。図13は、課金処理の処理を示す
フローチャートである。図14は、通知判定処理の処理
を示すフローチャートである。図15は、データ量・課
金額予測処理の処理を示すフローチャートである。 (IV−1)データ管理機構全体の処理 図10に示されるように、データ管理プログラムは、始
めにユーザ情報設定処理をおこなう(ステップ1)。
(ステップ2)。
をおこなう(ステップ3)。
処理をおこなう(ステップ4)。
は、データ量の予測処理をおこなう(ステップ5)。一
方、通知をおこなわないと判定された場合には、ステッ
プ7に進む。
をストレージ使用者に通知する(ステップ6)。
使用を終了するか否かを判定する(ステップ7)。
び処理をおこない、終了の場合には、データ管理プログ
ラムを終了する。 (IV−2)ユーザ情報設定処理 この処理は、図10のステップ1にあたるものである。
ージ使用者が新規ユーザか否かを判定する(ステップ
1)。
ルにユーザを追加する(ステップ2)。既存ユーザの場
合にはステップ2をスキップして、次のステップ2に行
く。
するために詳細な契約内容をユーザに問合せ(ステップ
3)、問合せ結果の詳細契約内容を、ユーザ管理ファイ
ルに登録するか、その内容を更新して(ステップ4)、
ユーザ情報設定処理を終了する。 (IV−3)使用データ量集計処理 この処理は、図10のステップ2にあたるものである。
ージ使用者の所有するすべてのデータの使用量につい
て、データアクセス処理部に問合せデータ量を算出する
(ステップ1)。このステップ1では、データが複数の
ディスク装置に存在する場合には、ディスク装置毎のデ
ータアクセス処理部に問合せることになる。
移ファイルを更新して(ステップ2)、使用データ量集
計処理を終了する。 (IV−4)課金処理 この処理は、図10のステップ3にあたるものである。
で課金時期に達しているか否かを判定する(ステップ
1)。課金時期でない場合には、課金処理をおこなわず
に終了する。
方法の判定をおこなう。すなわち、課金方法としは、固
定制課金と従量制課金の二通りがあるので、ストレージ
使用者の契約内容がどちらになっているか否かを判定す
る(ステップ2)。
じた課金をおこなう(ステップ4)。
の使用データ量が、契約データ量以内かを判定する(ス
テップ3)。契約データ量以内である場合には、契約内
容に準じた課金をおこなう(ステップ4)。一方、契約
データ量を超える場合には、現在の契約内容が予測に基
づく契約か否かを判定する(ステップ5)。予測に基づ
いた契約である場合には、データ量が契約内容を超えて
いる場合であっても契約内容に準じた課金をおこなうこ
とにする(ステップ4)。予測に基づいた契約でない場
合には、原則通り使用データ量に応じた課金をおこなう
ことにする(ステップ6) (IV−5)通知判定処理 この処理は、図10のステップ4にあたるものである。
ージ使用者からの通知要求があるか否かを判定する(ス
テップ1)。通知要求があるときには、ストレージサー
ビスプロバイダ2は、ストレージ使用者1に要求に応じ
て、ストレージの使用状況を知らせる必要があるため、
通知フラグをONにするなどにして、通知処理をおこな
うようにする(ステップ7)。
った場合も(ステップ2)、ストレージ使用者1に注意
をうながすため通知処理をおこなうようにする(ステッ
プ7)。
が、通知するように設定した量を超えた場合(ステップ
3)や、ストレージ使用者1に対する課金額が、通知す
るように設定した課金額を超えた場合(ステップ3)に
も、通知処理をおこなうようにする(ステップ7)。こ
の通知する設定データ量と設定課金額と言うのは、図5
に示したユーザ管理ファイル86の通知量のフィールド
に格納されている量である。
も、通知処理をおこなうようにする(ステップ7)。
にするなどにして、通知処理をおこなわないようにする
(ステップ6)。 (IV−6)データ量・課金額予測処理 この処理は、図10のステップ4にあたるものである。
一定期間に対して一定間隔毎の最大値リスト、または、
平均値リストを作成する(ステップ1)。このステップ
1は、データ量推移ファイルを参照しておこなう。ま
た、過去の一定期間は、契約内容で定めた課金間隔を用
いることができる。
成する(ステップ2)。近似式の算出方法の詳細につい
ては、一般的に知られている手法を用いれば良い。この
一次近似式を用いる手法は、後に図17や図18で示す
ように、過去の量を時間軸にそって一次式で近似して、
将来の量の予測をおこなおうとするものである。
金方法の判定をおこなう(ステップ3)。
ように、一定期間後の予測データ量を算出し(ステップ
4)、設定データ量に到達する時期を算出する(ステッ
プ5)。この設定データ量は、既に説明したようにスト
レージ使用者1がデータ量が、この値に達したときに通
知してもらうべく定めた量である。そして、その値によ
り図7に示したデータ量予測ファイル88を更新する。
ように、一定期間後の予測課金額を算出し(ステップ
4)、設定課金額に到達する時期を算出する(ステップ
5)。この設定課金額は、既に説明したようにストレー
ジ使用者1がデータ量が、この値に達したときに通知し
てもらうべく定めた課金の額である。そして、その値に
より図7に示したデータ量予測ファイル88を更新す
る。 (V)レンタルストレージのサービスのユーザインタフ
ェース 次に、図16ないし図18を用いて本実施形態に係るレ
ンタルストレージのサービスが提供するユーザインタフ
ェースについて説明する。図16は、ユーザ情報設定表
示画面を示すイメージ図である。図17は、予測データ
量をストレージ使用者1に報告する表示画面を示すイメ
ージ図である。図18は、課金額をストレージ使用者1
に報告する表示画面を示すイメージ図である。
260では、ユーザはGUIにより容易に契約内容を設
定可能としている。
表示2601に表示しているユーザ名入力部2602に
自分の名前を入力する。そして、課金方法を選択するた
めに、課金方法設定表示2603の表示されている固定
制選択ボタン2604と従量制選択ボタン2605のい
ずれかをマウスでクリックする。また、契約量設定表示
2606に表示される、固定制選択時の契約量入力部2
607と従量制選択時の契約量入力部2608のいずれ
かの該当する方に値を入力する。
の使用がある一定のところに達したときには、ストレー
ジサービスプロバイダ2がストレージ使用者1に通知す
るように定める通知量を入力するエリアである。ストレ
ージ使用者1は、固定制選択時の通知量入力部261
0、または、従量制選択時の通知量入力部2611に適
当な値を入力する。
は、ストレージの使用が契約量を超えたときに、ストレ
ージの使用を可能にするか、不可能にするかを設定する
部分である。使用可2613を選んだときには、課金が
超過されることがあるものの、契約量を超えた部分につ
いても、ストレージの使用は可能である。使用不可26
14を選んだときには、契約量を超えたストレージの部
分は、使用不可であり、契約時に定めた内容よりも課金
されることはない。
終了表示2615のYesボタン2616をクリックす
る。
用者1は、簡単な操作で契約内容の設定が可能である。
ヶ月ごとの固定制の課金方法を想定している。この画面
では、使用データ量推移と予測データ量をストレージ使
用者1に報告するときのユーザインタフェースとして、
同一の画面上に、同一のチャートとして画面に表示する
ところに特徴がある。チャートは、縦軸にデータ量、横
軸に月を示している。そして、最近3ヶ月間の使用デー
タ量推移を実線の使用データ量実績として表示し、ま
た、次月の予測データ量を点線で近似式として表示して
いる。さらに、同時にストレージ使用者1の契約データ
量を太線で示している。本チャートから、この契約者
は、次月の中ごろ過ぎに現在の契約データ量である30
0GBを超えるデータ量を使用することが予想できる。
さらに、契約内容変更の提案表示1001を提案データ
量1002と合わせて表示すること、また、契約内容の
変更問い合わせ表示1003を判定ボタン1004、1
005と合わせて表示することでストレージ使用者に対
して極めて操作しやすく、わかりやすいユーザインタフ
ェースを提供する。また、ユーザへの報告の表示手段と
して、Webベースで図表により提供し、ユーザはGU
Iにより、容易に契約内容を変更可能とし、また、スク
リプト等で自動化可能とすることもできる。
ヶ月ごとの従量制課金方法を想定している。この画面で
は、課金の実績と予測課金額をストレージ使用者1に報
告するときのユーザインタフェースとして、課金金額と
予測課金額を同一のチャートとして画面に表示するとこ
ろに特徴がある。チャートは、縦軸に金額、横軸に月を
示している。最近3ヶ月間の課金額推移を実線の課金額
として表示し、また、次月の課金予測額を点線で近似式
として表示している。また、同時にストレージ使用者1
の設定課金額を太線で示している。本チャートから、こ
の契約者は次月の中ごろ過ぎに現在の設定課金額である
300$を超えるデータ量を使用することが予想でき、
設定課金額に到達するのは20日と予想されていること
がわかる。
を提案可金額1012と合わせて表示すること、また、
契約内容の変更問い合わせ表示1003を判定ボタン1
004、1005と合わせて表示することでストレージ
使用者に対して極めて操作しやすく、わかりやすいユー
ザインタフェースを提供できることは、図17の場合と
同様である。また、望ましくは、ユーザへの報告の表示
手段として、Webベースで図表により提供し、ユーザ
はGUIにより容易に契約内容を変更可能とし、また、
スクリプト等で自動化可能とすることについても、図1
7の場合と同様である。
実施形態を、図19ないし図21を用いて説明する。図
19は、本発明の第二の実施形態に係るレンタルストレ
ージシステムのハードウェア構成を示す図である。図2
0は、本発明の第二の実施形態に係るレンタルストレー
ジシステムのシステム構成を示すブロック図である(そ
の一)。図21は、本発明の第二の実施形態に係るレン
タルストレージシステムのシステム構成を示すブロック
図である(その二)。
タルストレージのサービスを実現するためのシステム構
成を、より具体的に説明するである。
使用者サイト3とストレージサービスプロバイダサイト
5を接続するネットワークとして、インターネット41
と専用線42の両者を用いている。また、ストレージサ
ービスプロバイダサイト5は、インターネットと接続す
るルータ52と、ストレージシステムとして、LAN5
3に接続するディスク装置であるNAS73や、SAN
55に接続するディスク装置として2台のRAID72
とテープ装置73、また、ストレージやSANの管理ソ
フトウエアを実行するサーバ54がある。なお、SAN
(StrageArea Ntework)とは、プロ
セッサとストレージデバイスの間に設けられた高速の専
用ネットワークの形態である。
のレンタルストレージのサービスを実現するためのデー
タ管理機構6は、ストレージデバイスの機能として持た
せても良いし、サーバで実現するようにしても良い。
制御装置NAS71に、データ管理機構6を置くことが
可能である。このディスク制御装置NAS71では、ホ
ストIF制御部、ディスクIF制御制御部、ディスクI
F、データアクセス処理部9、複数台のドライブを備
え、さらに、データ管理機構6を有するものである。な
お、NASでは、ファイル単位でデータが送受信され、
データアクセス処理部の機能として、ファイルシステム
94を備えるところに特徴がある。
合には、ディスク制御装置NAS71で、データの予測
処理、課金計算などをおこなって、サーバで結果の出力
や最終的な統計処理をおこなうことになる。
理機構6を、サーバ54に置くようにすることも可能で
ある。図21には、サーバ54にデータ管理機構6をお
いて、ストレージデバイスとして、ディスク装置RAI
D72とホストIFを介してSAN55で接続してい
る。
トIF制御部、ディスクIF制御制御部、ディスクI
F、複数台のドライブ、さらに、データアクセス処理部
9を備えている。このディスク装置RAID72のデー
タアクセス処理部9は、RAIDを実現するための論理
ボリューム管理機構95を備えているところに特徴があ
る。
合には、ディスク装置RAID72は、データのアクセ
ス量、アクセスタイムを、サーバ54に報告して、サー
バ54でユーザのデータ使用の予測処理や課金計算など
をおこなうことになる。
実施形態を、図22ないし図27を用いて説明する。
態と比べて、変更のある個所、付け加わった機能を主に
説明していくことにする。 (I)本実施形態のサービス方法の概略 先ず、図22を用いて本実施形態のサービス方法の概略
とその考え方について説明する。図22は、本発明の第
三の実施形態において、ストレージ使用者とストレージ
サービスプロバイダ間でおこなわれる手続きを時系列的
に示したシーケンス図である。
ビス方法の概略とその実施形態は説明したが、本実施形
態は、上記のストレージサービスに加えて、ストレージ
使用者にデータ削減の機会を与えて、真に有効なストレ
ージの使用を図ろうとするものである。すなわち、本実
施形態では、ストレージサービスプロバイダが予測した
データ量が契約データ量を超えた場合には、ストレージ
サービスプロバイダからストレージ使用者のアクセス頻
度の少ないデータの削減を提案するサービスの形態であ
る。
順1から手順8は、図3の手順1から手順8と同様であ
る。手順8で予測データ量が契約データ量を超えた場合
には、ストレージサービスプロバイダ2は、ストレージ
使用者1にデータ削減提案を通知する(手順9)。これ
は、ストレージ使用者1のデータへのアクセス頻度やデ
ータの種別などにより、削減するデータを指定して提案
するものである。
基づいてストレージサービスプロバイダ2に、データを
削減するための設定する(手順10)。また、必要に応
じてストレージ使用者1はストレージサービスプロバイ
ダ2に契約内容の再設定をおこなう(手順11)。さら
に、ストレージサービスプロバイダ2は、ストレージ使
用者1に手順9で削減を指示されたデータをテープやC
D−Rなどの可搬媒体に複製してストレージ使用者1に
送付する(手順12)。これは、削減したデータでも場
合によっては、ストレージ使用者1が使用したいことも
生ずることを考慮したものである。 (II)ユーザ管理部8の詳細 次に、図23を用いて本発明の第三の実施形態に係るユ
ーザ管理部8の構成の詳細について説明する。図23
は、本発明の第三の実施形態に係るユーザ管理部8の構
成図である。
発明のレンタルストレージのサービスを実行するための
中核となる機能を有する部分である。本実施形態では、
図3で説明したユーザ管理部8の構成要素に加えて、デ
ータ量削減提案処理部810、データ削減処理部81
1、データ量削減提案ファイル812を備えている。
ージサービスプロバイダ2が削減するデータ量を決定し
て、ストレージ使用者1に削減を提案する処理部分であ
る。
を削減したり、必要に応じて削減データのバックアップ
し、そのバックアップした削減データのユーザへの送付
をおこなうための管理をおこなう処理部分である。デー
タ量削減提案ファイル812は、このデータ量削減提案
機能のために用いられる管理ファイルである。 (III)データ量削減提案ファイル 次に、図24を用いてデータ量削減提案ファイルについ
て説明する。図24は、データ量削減提案ファイル81
2の内容を示す模式図である。
所有するデータに対するデータ量削減提案ファイル81
2が示されている。データ量削減提案ファイル812
は、図24に示されるように、各データごとに、チェッ
クNO、ユーザ識別子、ストレージ領域、データ名、デ
ータ量、アクセス頻度、非削減対象フラグ、削減提案フ
ラグ、削減量子合計のフィールドを持つ。
ときの識別子が入る。
クセス頻度の各フィールドの意味は、図4のデータアク
セスファイル93で説明したものと同義である。また、
アクセス頻度は、削減の提案のためにストレージ使用者
1が提案する指針となる。当然のことながら、この「ユ
ーザ識別子」のAのストレージ使用者1がアクセスの最
も少ないものが、削減提案の候補となる分けである。
トレージ使用者1がこのデータを削減提案の対象とする
か否かを示すためのフラグである。ストレージ使用者1
は、データの重要性が高いときには、「非削減」の設定
をしておけば良い。
レージサービスプロバイダ2が削減の提案をおこなうこ
とを決定したことを示すフラグである。
減提案するデータのデータ量合計値を示している。削減
量合計は、リストの上からの合計値である。
にソートしたリストに対してチェックNO2と3のデー
タについて削減提案対象とした状態を表している。した
がって、チェックNO3の削減量合計は、チェックNO
2と3のデータ量合計値となっている。 (IV)データ量削減に関する処理の詳細 次に、図25および図26を用いて本実施形態のデータ
量削減に関する処理の詳細ついて説明する。図25は、
データ量削減提案処理を示すフローチャートである。図
26は、データ量削減処理を示すフローチャートであ
る。
者が、データ量削減提案ファイル812を作成していな
い新規ユーザかを否かを判定する(ステップ1)。この
判定は、図24で説明したデータ量削減提案ファイル8
12に対象ユーザのリストがあるか否かで判定可能であ
る。このファイルの中にリストがない場合は、データ量
削減提案ファイル812の該当エントリを作成する(ス
テップ2)。
て、データ量削減提案ファイル812を更新する(ステ
ップ3)。次に、アクセス頻度の小さい順にソート後、
最上位のデータからチェックNOを1から順に再割り当
てし、制御用のチェックカウンタを1に設定する(ステ
ップ4)。このチェックカウンタは、削減対象か否かを
チェックするための制御用に用いるカウンタである。
非削減対象フラグを参照して、チェック対象データが削
減対象データか否かを判定する(ステップ5)。そし
て、削減対象データでない場合には、ステップ8に進
み、全データをチェックしていないときには(ステップ
8)、チェックカウンタをインクリメントして(ステッ
プ9)、次のデータのチェックをおこなうようにする。
提案ファイル812の削減提案フラグをセットし、さら
に、削減量合計を算出し設定する(ステップ6)。
値が契約量より大きいかを判定する(ステップ7)。そ
の減算した値が契約量より大きい場合には、未だ予測量
が大きいと言うことであり、さらにデータの削減提案の
量を増やすために、ステップ8に進み、全データをチェ
ックしていないときには(ステップ8)、次のチェック
カウンタをインクリメントして(ステップ9)、次のデ
ータのチェックをおこなうようにする。
は、十分削減データの量をふやしたことになるため、処
理は終了となる。
について説明する。
からストレージ使用者1にデータ削減の提案をおこなっ
て、それに基づき、ストレージ使用者1が削減データを
指定したときの処理である。
設定する(ステップ1)。
削減設定をおこなったか否かを判定する(ステップ
2)。そのデータに対して削減設定をしていない場合に
は、全データをチェックしていないときには(ステップ
8)、チェックカウンタをインクリメントして次のデー
タのチェックに行く。
のデータストレージ使用者1によってバックアップ対象
として設定されたデータであるか否かを判定する(ステ
ップ3)。バックアップ対象として設定されている場合
には、そのデータを対象メディアにバックアップする
(ステップ4)。次に、そのデータが送付対象として指
定されているか否かを判定する(ステップ5)。送付対
象として指定されている場合には、そのバックアップデ
ータをユーザに送付することを指示する(ステップ
6)。
ある場合はステップ7に進み、次に、そのデータを削減
する(ステップ7)。
いないときには(ステップ8)、チェックカウンタをイ
ンクリメントして次のデータのチェックに行く。
理は終了である。 (IV)データ削減提案に関するユーザインタフェース 次に、図27を用いて本実施形態のデータ量削減提案に
関するユーザインタフェースについて説明する。図27
は、データ量削減提案画面を示すイメージ図である。
トレージ使用者1に削減を提案するための削減提案リス
ト341と、ストレージ使用者1に削減のための設定を
おこなわせる削減設定入力部342の二つのエリアを有
している。
ト341を見ることにより、ストレージサービスプロバ
イダ2が提案してきた情報を確認して、自己のデータを
削減するか否かの判断とすることができる。このリスト
には、削減量合計として表示されるのも親切なユーザイ
ンタフェースである。
当するデータを実際に削減することにするか、削減提案
の対象となるデータとするか、削減時には、指定したバ
ックアップ媒体にバックアップを取り、それを送付して
もらうかなどの各項目を指定することができる。
うようにすれば、万一、削減したデータの中に必要なデ
ータがあった場合でも利用できるため、ストレージ使用
者1は、安心してデータの削減をおこなうことができ
る。
データ量合計値、一定期間後の予測データ量合計値、や
現在の契約データ量、提案する契約データ量が表示され
るようになっている。
44には、削減設定入力部342により、削減すると指
定したデータ量の合計値が表示されるようになってい
る。
り、ストレージ使用者1が契約データ量の変更をおこな
うときの値も入力できるようにしている。
きには、終了ボタン346をクリックいることになる。
ジサービスプロバイダのおこなう管理〕次に、図28お
よび図29を用いて本発明のレンタルストレージシステ
ムに対して、ストレージサービスプロバイダ側のおこな
う管理処理について説明する。
プロバイダ側の管理サーバのコンソールに表示されるユ
ーザインタフェースについて説明する。図28は、管理
サーバのコンソールに表示される管理サーバ表示画面
と、レンタルストレージシステムの概略を示した図であ
る。
に説明したようにディスク装置NAS71と、ディスク
装置RAID72と、サーバ54の複数台のストレージ
システムを設置しており、各システムには、ユーザ管理
部8がある。
ストレージシステムの管理をおこなうサーバであり、ネ
ットワーク275を介して各ストレージシステムと接続
されている。図ではネットワーク275は、単一の形態
で示しているが、複数のネットワーク、あるいは、各ス
トレージシステム毎に個別の専用ネットワークで接続し
ても良い。ネットワーク275の種類としては、LAN
やSAN等を用いることができる。
をおこなうストレージ統合管理処理部511と管理用フ
ァイルであるストレージ統合管理ファイル512を備え
ている。
る管理サーバ表示画面270は、SSP内の使用データ
量推移と来月の予測データ量をチャートで示している。
このチャートでは、現在までに実際に使用したデータ量
の実績を使用データ推移271として実線で示し、ま
た、将来使用されるデータ量の予測を使用データ量予測
272として点線で示している。また、SSP内に設置
しているストレージシステムの合計記憶容量を所有デー
タ量273として示している。そして、さらに、予測デ
ータ量が所有データ量に到達する予定日、あるいは、1
ヶ月後の予測データ量を、予測値274として表示して
いる。
示画面270を見ることにより、システムのストレージ
使用の状況がGUIにより、容易に把握できる利点があ
る。
トレージシステムの管理処理についてせる。図29は、
ストレージ統合管理処理部511のおこなう処理を示す
フローチャートである。
などにより月末ごとなど定期的に起動するようにすれば
良い。
置している各ストレージシステムのユーザ管理部にデー
タ量推移と予測データ量を問合せる(ステップ1)。そ
して、管理サーバ51で、問合せた全てのストレージシ
ステムのデータ量推移と予測データ量を集計する(ステ
ップ2)。集計結果は、図28に示したストレージ統合
管理ファイル512に格納される。
タ量がSSPの所有する記憶容量を超える予定日を算出
する(ステップ3)。本実施形態では、一定期間後を1
ヶ月としているが、もとよりこれ以外の管理者が管理上
適切であると考える期間を設定することができる。
表示画面270に、データ量推移と予測データ量のチャ
ートを表示する。さらに、1ヵ月後の予測データ量と予
測データ量がストレージの所有容量を超える予定日を表
示する(ステップ4)。次に、1ヶ月後の予測データ量
がSSPの所有する記憶容量を超えるかを判定する(ス
テップ5)。超えると判定した場合には、その旨を管理
者に通知し警告する(ステップ6)。
を超えないと判定した場合には、そのまま、処理を終了
する。
らデータ量推移と予測データ量を採取し、ストレージ統
合管理処理部511では集計をする場合を示したが、他
の実施形態として、ストレージ統合管理処理部511
に、図3で示したユーザ管理部8、特に、データ量予測
処理部とデータ量予測ファイル88を設けて、各ストレ
ージシステムからはデータ量推移のみを採取し、ストレ
ージ統合管理処理部511で予測データ量を算出しても
良い。
ン〕次に、図30ないし図33を用いて本発明のレンタ
ルストレージのサービスのパターンにおいて、ストレー
ジ使用者とストレージサービスプロバイダの間でおこな
われるプロセスのシーケンスを説明する。図30ないし
図33は、レンタルストレージのサービスのパターンに
おいて、各ストレージ使用者とストレージサービスプロ
バイダの間でおこなわれるプロセスのシーケンス図であ
る。
ジサービスプロバイダは、予測データ量を通知し、スト
レージ使用者は、契約内容をそれに基づいて変更して、
再設定をおこなっている。
ジサービスプロバイダがストレージ使用者に対して、予
測データ量の通知に加えて、契約の変更を提案している
ところに特徴がある。具体的には、契約データ量が予測
データ量より大きい場合は、契約データ量の引下げを提
案し、また、契約データ量が予測データ量より小さい場
合は、契約データ量の引上げを提案する。ストレージ使
用者は、それに基づいて契約内容の変更をおこない、契
約内容の再設定をおこなっている。
2に示されているように、ストレージサービスプロバイ
ダがストレージ使用者に対して、予測データ量の通知に
加えて、契約の変更を提案し、ストレージ使用者が提案
に応じて契約をおこなった場合は、使用データ量が契約
データ量を超えた場合でも、契約データ量を超えてスト
レージの使用を可能とし、さらに、当初の契約通りの課
金をおこなうところに特徴がある。
ストレージ使用者が提案に応じて契約をおこなわなかっ
た場合には、使用データ量が契約データ量を超えた場合
には、当初の契約以上の課金をおこなうとようにする。
または、オプションによっては、契約データ量を超えた
ときには、ストレージの使用を不可能にされることも在
り得る。
した課金金額の到達日を予測して、それをストレージ使
用者に通知するところに特徴がある。
ビスプロバイダがストレージ使用者に対して、データ量
を削減する提案をおこない、そのデータ量を削減した場
合の予測課金金額を通知するところにも特徴がある。
ロバイダがストレージを使用者にレンタルする場合に、
ユーザの過去の使用量から、最適なユーザの契約内容を
提案して、使用者に対して課金額に応じた理想的なスト
レージの使用ができるようにするともに、使用者の管理
コストを押さえることのできるレンタルストレージのサ
ービス方法を提供することができる。
ージサービスプロバイダ側にとっても、ストレージの管
理コストの低減を図ることのできるレンタルストレージ
のサービス方法を提供することができる。
法のストレージ使用者とストレージサービスプロバイダ
の関係を示す概念図である。
イダ間でおこなわれる手続きを時系列的に示したシーケ
ンス図である。
ージシステムのシステム構成を示すブロック図である。
図である。
ある。
である。
である。
トである。
フローチャートである。
ートである。
ートである。
ャートである。
る。
ある。
示すフローチャートである。
ある。
る表示画面を示すイメージ図である。
画面を示すイメージ図である。
レージシステムのハードウェア構成を示す図である。
レージシステムのシステム構成を示すブロック図である
(その一)。
レージシステムのシステム構成を示すブロック図である
(その二)。
ジ使用者とストレージサービスプロバイダ間でおこなわ
れる手続きを時系列的に示したシーケンス図である。
8の構成図である。
す模式図である。
である。
る。
る。
ーバ表示画面と、レンタルストレージシステムの概略を
示した図である。
処理を示すフローチャートである。
おいて、各ストレージ使用者とストレージサービスプロ
バイダの間でおこなわれるプロセスのシーケンス図であ
る(その一)。
おいて、各ストレージ使用者とストレージサービスプロ
バイダの間でおこなわれるプロセスのシーケンス図であ
る(その二)。
おいて、各ストレージ使用者とストレージサービスプロ
バイダの間でおこなわれるプロセスのシーケンス図であ
る(その三)。
おいて、各ストレージ使用者とストレージサービスプロ
バイダの間でおこなわれるプロセスのシーケンス図であ
る(その四)。
に表示していることを示す図である。
Claims (20)
- 【請求項1】 ネットワークを介して、ストレージ使用
者がストレージ提供者のストレージをレンタルして使用
し、かつ、前記ストレージ使用者と前記ストレージ提供
者がサービスに関する情報のやり取りをおこなうレンタ
ルストレージサービス方法において、 前記ストレージ提供者が、前記ストレージ使用者の過去
のストレージ使用量に基づいて、将来のストレージ使用
量を予測するステップと、 その予測結果を前記ストレージ使用者に通知するステッ
プとからなることを特徴とするレンタルストレージのサ
ービス方法。 - 【請求項2】 ネットワークを介して、ストレージ使用
者がストレージ提供者のストレージをレンタルして使用
し、かつ、前記ストレージ使用者と前記ストレージ提供
者がサービスに関する情報のやり取りをおこなうレンタ
ルストレージサービス方法において、 前記ストレージ提供者と前記ストレージ使用者とが、ス
トレージ使用契約をおこない、そのストレージ使用契約
に基づき契約内容を設定するステップと、 前記ストレージ使用者が、前記ストレージ提供者のスト
レージを使用するステップと、 前記ストレージ提供者が、前記ストレージ使用者に対し
て課金を通知するステップと、 前記ストレージ使用者が、前記ストレージ使用に対する
対価の支払いをおこなうステップと、 ストレージ提供者が、前記ストレージ使用者に対して、
過去のストレージ使用のデータ量推移と、予測データ量
を通知するステップと、 前記ストレージ提供者が、前記契約内容の再設定をする
ステップとからなることを特徴とするレンタルストレー
ジのサービス方法。 - 【請求項3】 ネットワークを介して、ストレージ使用
者がストレージ提供者のストレージをレンタルして使用
し、かつ、前記ストレージ使用者と前記ストレージ提供
者がサービスに関する情報のやり取りをおこなうレンタ
ルストレージサービス方法において、 前記ストレージ提供者と前記ストレージ使用者との前記
ストレージ使用契約に基づく契約内容が、予め決定され
たストレージ使用の契約データ量に対して課金する制度
である場合に、 前記ストレージ提供者が、前記ストレージ使用者の過去
のストレージ使用量に基づいて、将来のストレージ使用
量を予測するステップと、 前記ストレージ提供者は、その予測結果から、望ましい
ストレージ使用の契約データ量を前記ストレージ使用者
に対して提示するステップからなることを特徴とするレ
ンタルストレージのサービス方法。 - 【請求項4】 前記望ましいストレージ使用の契約デー
タ量を前記ストレージ使用者に対して提示するステップ
が、 現在契約しているストレージ使用の契約データ量と比較
して、将来使用すると予測されたストレージ使用量が少
ない場合には、前記ストレージ使用の契約データ量の引
き下げを提示するステップであることを特徴とする請求
項3記載のレンタルストレージのサービス方法。 - 【請求項5】 前記ストレージ提供者が提示した望まし
いストレージ使用の契約データ量により、前記ストレー
ジ使用者が、前記契約内容を再設定したときには、 前記契約内容の契約期間内に、前記ストレージ使用者の
使用するデータ量が、再設定したストレージ使用の契約
データ量を超えた場合であっても、 前記ストレージ使用の契約データ量を超えたデータにつ
いても、前記ストレージ使用者にストレージの使用を可
能とすることを特徴とする請求項3記載のレンタルスト
レージのサービス方法。 - 【請求項6】 ネットワークを介して、ストレージ使用
者がストレージ提供者のストレージをレンタルして使用
し、かつ、前記ストレージ使用者と前記ストレージ提供
者がサービスに関する情報のやり取りをおこなうレンタ
ルストレージサービス方法において、 前記ストレージ提供者と前記ストレージ使用者との前記
ストレージ使用契約に基づく契約内容が、契約期間内に
使用するストレージ使用の契約データ量に比例して課金
する制度である場合に、 前記ストレージ提供者が、前記ストレージ使用者の過去
のストレージ使用量に基づいて、将来のストレージ使用
量を予測するステップと、 前記ストレージ提供者は、その予測結果から課金額を求
め、その課金額を前記ストレージ使用者に対して提示す
るステップからなることを特徴とするレンタルストレー
ジのサービス方法。 - 【請求項7】 前記ストレージ使用者が、払い得る最大
課金額を予めストレージ提供者に通知するステップと、 前記ストレージ提供者が、その最大課金額に到達する時
期を予測し、前記ストレージ使用者に通知するステップ
とを含むことを特徴とする請求項6記載のレンタルスト
レージのサービス方法。 - 【請求項8】 ネットワークを介して、ストレージ使用
者がストレージ提供者のストレージをレンタルして使用
し、かつ、前記ストレージ使用者と前記ストレージ提供
者がサービスに関する情報のやり取りをおこなうレンタ
ルストレージサービス方法において、 前記ストレージ提供者が、前記ストレージ使用者の過去
のストレージ使用量に基づいて、将来のストレージ使用
量を予測するステップと、 前記過去のストレージ使用量と前記予測結果とを、前記
ストレージ使用者に通知するステップとを有し、 前記ストレージ使用者に通知するステップを、予め設定
した通知時期におこなうことを特徴とするレンタルスト
レージのサービス方法。 - 【請求項9】 前記ストレージ提供者と前記ストレージ
使用者との前記ストレージ使用契約に基づく契約内容
が、予め決定されたストレージ使用の契約データ量に対
して課金する制度である場合に、 前記通知時期は、前記ストレージ使用者の使用するデー
タ量が、予め決定されたストレージ使用の契約データ量
を超えた時点であることを特徴とする請求項8記載のレ
ンタルストレージのサービス方法。 - 【請求項10】 前記通知時期は、前記ストレージ使用
者が予めその使用データ量に到達したときに通知するよ
うに設定したデータ量に到達した時期であることを特徴
とする請求項8記載のレンタルストレージのサービス方
法。 - 【請求項11】 ネットワークを介して、ストレージ使
用者がストレージ提供者のストレージをレンタルして使
用し、かつ、前記ストレージ使用者と前記ストレージ提
供者がサービスに関する情報のやり取りをおこなうレン
タルストレージサービス方法において、 前記ストレージ提供者と前記ストレージ使用者との前記
ストレージ使用契約に基づく契約内容が、契約期間内に
使用するストレージ使用の契約データ量に比例して課金
する制度である場合に、 前記ストレージ提供者が、前記ストレージ使用者の過去
のストレージ使用量に基づいて、将来のストレージ使用
量を予測するステップと、 前記過去のストレージ使用量と前記予測結果とを、前記
ストレージ使用者に通知するステップと、 前記ストレージ使用者が、予めその課金額に到達したと
きに通知する課金額として設定するステップとを有し、 前記ストレージ使用者に通知するステップを、前記スト
レージ使用者に対する課金額が前記設定された課金額に
到達した時点でおこなうことを特徴とすることを特徴と
するレンタルストレージのサービス方法。 - 【請求項12】 さらに、 前記ストレージ提供者が、ストレージ使用者に対して使
用しているデータの削減案を提示するステップと、 前記ストレージ使用者が、そのデータの削減案に基づき
使用しているデータを削減するステップとを含み、 しかる後に、前記契約内容の再設定のステップをおこな
うことを特徴とする請求項2記載のレンタルストレージ
のサービス方法。 - 【請求項13】 前記ストレージ使用者が、そのデータ
の削減案に基づき使用しているデータを削減するときに
は、 前記ストレージ提供者が、前記ストレージ使用者が削減
すると指定したデータを可搬媒体に複写し、そのストレ
ージ使用者に送付することを特徴とする請求項12記載
のレンタルストレージのサービス方法。 - 【請求項14】 ネットワークを介して、ストレージ使
用者がストレージ提供者のストレージをレンタルして使
用し、かつ、前記ストレージ使用者と前記ストレージ提
供者がサービスに関する情報のやり取りをおこなうレン
タルストレージシステムにおいて、 このレンタルストレージシステムは、 前記ストレージ使用者の情報を設定するユーザ情報処理
部と、 前記ストレージ使用者の使用データ量を集計するデータ
量集計処理部と、 前記ストレージ使用者の使用データ量を予測するデータ
量予測処理部と、 前記ストレージ使用者に対する課金処理をおこなう課金
処理部と、 前記ストレージ使用者に情報を通知する通知処理部と、 ストレージのデータをアクセスするデータアクセス処理
部とを備え、 前記ユーザ情報処理部は、ユーザ管理ファイルに設定情
報を記録し、 前記データ量集計処理部は、データ量推移ファイルにス
トレージの使用データ量の推移を記録し、 前記データ量予測処理部は、データ量予測ファイルに予
測された使用データ量を記録し、 前記データアクセス処理部は、ストレージのデータのア
クセス情報を記録することを特徴とするレンタルストレ
ージシステム。 - 【請求項15】 前記通知処理部は、 前記ストレージ使用者に対して、前記データ量集計処理
部により集計された過去のストレージ使用量と、前記デ
ータ量予測処理部に予測された使用データ量とを同一の
画面に表示する手段を有することを特徴とする請求項1
4記載のレンタルストレージシステム。 - 【請求項16】 前記通知処理部は、 前記ストレージ使用者に対して、前記データ量集計処理
部と前記課金処理部とから求められた過去の課金額と、
前記データ量予測処理部と前記課金処理部とから求めら
れた将来予測される課金額とを同一の画面に表示する手
段を有することを特徴とする請求項14記載のレンタル
ストレージシステム。 - 【請求項17】 前記通知処理部は、 前記ストレージ使用者に対して、ストレージ使用者に対
して使用しているデータの削減案を提示するリストと、 前記ストレージ使用者が、そのデータの削減案に基づき
使用しているデータを削減するための入力部とを同一の
画面に表示する手段を有することを特徴とする請求項1
4記載のレンタルストレージシステム。 - 【請求項18】 前記レンタルストレージシステムは、 サーバと、 ディスクサブシステムとからなり、 前記ディスクサブシステムが、前記ユーザ情報処理部
と、 前記データ量集計処理部と、 前記データ量予測処理部と、 前記課金処理部とを含み、 各ディスクサブシステム内で使用データ量の予測処理を
おこなって、前記サーバでそれらを統合して最終的な予
測結果とすることを特徴とする請求項14記載のレンタ
ルストレージシステム。 - 【請求項19】 前記レンタルストレージシステムは、 サーバと、 ディスクサブシステムとからなり、 前記サーバが、前記ユーザ情報処理部と、 前記データ量集計処理部と、 前記データ量予測処理部と、 前記課金処理部とを含み、 各ディスクサブシステムからの使用データ量を基に、前
記サーバで使用データ量の予測処理をおこなうことを特
徴とする請求項14記載のレンタルストレージシステ
ム。 - 【請求項20】 さらに、このレンタルストレージシス
テムは、 前記データ量予測処理部に予測されたストレージの使用
量が、予め定めれた値を超えるときには、このレンタル
ストレージシステムの管理者に通知する手段を備えるこ
とを特徴とする請求項14記載のレンタルストレージシ
ステム。
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