JP2002015206A - 広告表示制御システム、広告表示システム、広告表示方法および記録媒体 - Google Patents

広告表示制御システム、広告表示システム、広告表示方法および記録媒体

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JP2002015206A
JP2002015206A JP2000194679A JP2000194679A JP2002015206A JP 2002015206 A JP2002015206 A JP 2002015206A JP 2000194679 A JP2000194679 A JP 2000194679A JP 2000194679 A JP2000194679 A JP 2000194679A JP 2002015206 A JP2002015206 A JP 2002015206A
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Keizo Ochi
圭三 越智
Isao Hayamizu
功 速水
Katsuhiko Asai
克彦 浅井
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバが端末に複数の広告を表示させる広告
表示システムにおいて広告表示を適切に行う。 【解決手段】 メイン画面データ132に基づいて端末
に複数の広告を表示させ、端末における広告の選択に応
じて選択された広告の詳細情報を表示させるサーバ10
において、表示管理部111により各広告に対応した詳
細情報の表示時間を管理テーブル133に記録する。そ
して、画面データ生成部114が管理テーブル133に
従って複数の広告のうち、表示時間が最も長い特定の広
告のみを強調表示したメイン画面データ132を生成す
る。詳細情報の表示は端末の使用者が広告を参照したと
いう実績を反映することから、詳細情報の表示実績に応
じたメイン画面データ132を生成することにより、複
数の広告を適切に表示することが実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広告の表示を行う
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インターネット等の情報通信
において、端末のディスプレイに複数の広告の表示が行
われている。これらの広告の配置や大きさは、予め広告
主が支払う代金等に従って決定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、広告の
配置や大きさが固定された画面では、使用者はどの広告
が頻繁に見られているか容易に把握することができず、
広告スペース提供者も価値の高い広告を優先的に表示さ
せるには煩雑な調査が必要となる。
【0004】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
ものであり、ディスプレイに表示された広告が実際に端
末の使用者により参照されたという実績に従って複数の
広告の表示態様を変更することにより、適切な広告表示
を実現することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、通信回線を介して端末に広告を表示させる広告表示
制御システムであって、前記端末に複数の広告を表示さ
せる手段と、前記端末における広告の選択を示す信号を
受信し、選択された広告に関する詳細情報を前記端末に
表示させる手段と、前記複数の広告に対応した複数の詳
細情報の表示実績を記録する手段と、前記表示実績に応
じて前記端末における前記複数の広告の表示態様を決定
する手段とを備える。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の広告表示制御システムであって、前記表示実績が、前
記複数の詳細情報のそれぞれの表示回数および表示時間
の少なくとも1つを含む。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の広告表示制御システムであって、前記表示態
様を決定する手段が、表示実績が最も高い広告の大きさ
を他の広告よりも大きくする。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の広告表示制御システムであって、
前記複数の広告に対する課金を示す課金データを記憶す
る手段と、前記複数の広告の表示態様に応じて前記課金
データを更新する手段とをさらに備える。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4のいずれかに記載の広告表示制御システムであって、
前記通信回線を介して複数の端末が接続されており、前
記表示実績を記録する手段が、前記複数の端末における
表示実績を個別に記録し、前記表示態様を決定する手段
が、前記複数の端末における前記複数の広告の表示態様
を個別に決定する。
【0010】請求項6に記載の発明は、広告の表示を行
う広告表示システムであって、複数の広告を表示する表
示手段と、使用者による前記複数の広告からの選択を受
け付ける手段と、選択された広告の詳細情報を前記表示
手段に表示させる手段と、前記複数の広告に対応した複
数の詳細情報の表示実績を記録する手段と、前記表示実
績に応じて前記複数の広告の表示態様を決定する手段と
を備える。
【0011】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の広告表示システムであって、前記表示実績が、前記複
数の詳細情報のそれぞれの表示回数および表示時間の少
なくとも1つを含む。
【0012】請求項8に記載の発明は、請求項6または
7に記載の広告表示システムであって、前記表示態様を
決定する手段が、表示実績が最も高い広告の大きさを他
の広告よりも大きくする。
【0013】請求項9に記載の発明は、請求項6ないし
8のいずれかに記載の広告表示システムであって、前記
複数の広告に対する課金を示す課金データを記憶する手
段と、前記複数の広告の表示態様に応じて前記課金デー
タを更新する手段とをさらに備える。
【0014】請求項10に記載の発明は、広告の表示を
行う広告表示方法であって、複数の広告を表示する工程
と、使用者による前記複数の広告からの選択を受け付け
る工程と、選択された広告に関する詳細情報を表示する
工程と、前記複数の広告に対応した複数の詳細情報の表
示実績を記録する工程と、前記表示実績に応じて前記複
数の広告の表示態様を決定する工程とを有する。
【0015】請求項11に記載の発明は、通信回線を介
して端末に広告を表示させるプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体であって、コンピュー
タによる前記プログラムの実行は、前記コンピュータ
に、前記端末に複数の広告を表示させる工程と、前記端
末における広告の選択を示す信号を受信し、選択された
広告に関する詳細情報を前記端末に表示させる工程と、
前記複数の広告に対応した複数の詳細情報の表示実績を
記録する工程と、前記表示実績に応じて前記端末におけ
る前記複数の広告の表示態様を決定する工程とを実行さ
せる。
【0016】請求項12に記載の発明は、広告の表示を
行うプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体であって、コンピュータによる前記プログラム
の実行は、前記コンピュータに、複数の広告を表示する
工程と、使用者による前記複数の広告からの選択を受け
付ける工程と、選択された広告に関する詳細情報を表示
する工程と、前記複数の広告に対応した複数の詳細情報
の表示実績を記録する工程と、前記表示実績に応じて前
記複数の広告の表示態様を決定する工程とを実行させ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】<1. 第1の実施の形態> <1.1 全体構成>図1は本発明の第1の実施の形態に
係る広告表示システム1の構成を示す図である。広告表
示システム1は、広告に関する情報(以下、「広告情
報」という。)を蓄積するコンピュータであるサーバ1
0、および、広告の表示が行われる端末20a,20b
をインターネット等の通信回線40を介して接続して構
成される。また、通信回線40にはサーバ10に対して
広告情報の更新を指示する広告主側の端末(以下、「広
告主端末」という。)30が接続される。
【0018】サーバ10は、端末20a,20bのディ
スプレイ21に広告を表示させる制御を行うとともに、
端末20a,20bにおける広告の表示に対する課金の
管理も行う。
【0019】広告表示用の端末は符号20aに示すよう
に専用の端末であってもよく、符号20bに示すように
一般家庭における汎用コンピュータであってもよいが、
以下の説明では、主として専用の端末20aについて説
明を行う。また、通信回線40もインターネットに代表
される汎用の通信回線であってもよく、専用の通信回線
であってもよい。なお、第1の実施の形態に係る広告表
示システム1は、サーバ10と端末20aとの間の通信
量を増やすことにより端末20aにおける処理負担を軽
減することができる構成となっており、通信回線40は
専用のものが好ましい。
【0020】端末20aは、広告を表示するディスプレ
イ21、および、使用者が端末20aの正面に存在する
か否かを検出するセンサ22を有し、さらに、ディスプ
レイ21のスクリーン上にはスタイラスペン23による
入力位置を検出するタッチパネルが設けられる。汎用の
端末20bの場合、タッチパネルと同等の機能がマウス
やキーボート等により実現される。
【0021】<1.2 広告表示の概略>図2ないし図4
は、端末20aのディスプレイ21に広告が表示される
様子を例示する図である。図2は複数の広告の画像51
が表示されるメイン画面を示している。各広告には説明
の便宜上、文字A〜Fを付している。ここで、端末20
aの使用者はペン23を用いて広告Dを選択すると、図
3に示すように、広告Dの詳細情報の画面へと移行す
る。詳細情報には、符号61にて示すように、リアルタ
イムにて更新される情報も含まれる。
【0022】詳細情報の画面には「戻る」ボタン62が
配置され、使用者がこのボタン62を選択することによ
り、あるいは、一定の時間が経過することにより図4に
示すメイン画面へと戻る。図4では、図2に示すメイン
画面から広告A〜Fの画像51の配置が変更された様子
を示している。このように、広告表示システム1では使
用者が詳細情報を見た回数や時間に応じて広告の配置が
自動的に変更される。
【0023】図5ないし図7は、ディスプレイ21に広
告が表示される様子の他の例を示す図であり、図5はメ
イン画面を示している。メイン画面では、広告Aの画像
52のみが大きく表示され、他の広告B〜Fの画像53
は小さく表示される。そして、広告Dが使用者により選
択された場合、図6に示すように、リアルタイムに更新
される情報61や「戻る」ボタン62を含む広告Dの詳
細情報が表示される。
【0024】その後、「戻る」ボタン62が選択された
り、一定の時間が経過すると、図7に示すメイン画面に
戻る。図7では、広告Dの画像52のみが大きく表示さ
れ、他の広告の画像53が小さく表示される。このよう
に、図5ないし図7に示す例では、使用者が詳細情報を
見た回数や時間に応じて広告の配置および大きさが変更
される。
【0025】図8ないし図10は、1つの広告の画像5
4のみが拡大され、他の広告の画像55が小さく表示さ
れる他の例を示している。図8に示すメイン画面にて広
告Dが選択されると、図9に示すようにリアルタイムで
更新される情報61および「戻る」ボタン62を含む詳
細情報が表示される。その後、図10に示すメイン画面
へと移行する。図8ないし図10に示す例では、使用者
が詳細情報を見た回数や時間に応じて特定の広告がディ
スプレイ21の中央に大きく表示される。
【0026】また、図2に示すメイン画面から広告Eが
選択され、図11に例示するようにリアルタイムで更新
される情報61および「戻る」ボタン62を含む詳細情
報が表示され、その後、図12に示すように、広告Eの
画像56が他の広告の画像57よりも大きく表示されて
もよい。さらに、図12に示す状態にて長時間放置され
た場合や使用者が端末20aから離れたことをセンサ2
2が検出した場合に、図2に示すメイン画面に戻るよう
にされてもよい。
【0027】以上のように、広告表示システム1では、
端末20aに複数の広告が表示され、使用者が広告を選
択することにより、選択された広告の詳細情報が表示さ
れる。そして、各広告の詳細情報が表示された回数や時
間に応じて、メイン画面において強調される広告が変更
される。なお、メイン画面における広告表示の強調は、
広告の配置や大きさの変更による強調以外の任意の手法
が利用されてよい。例えば、広告表示の色が強調された
り、広告の周囲の色や明るさが強調されてもよい。
【0028】このような広告表示を行うことにより、使
用者が詳細情報を見たという確実な情報に基づいてメイ
ン画面の表示態様を変更することができる。その結果、
いずれの広告の詳細情報が参照されたかという実績を容
易に把握することができるメイン画面とすることがで
き、端末20aの使用者および広告スペース提供者の双
方にとって好ましい広告表示が実現される。
【0029】<1.3 サーバおよび端末の構成>図13
は、サーバ10の構成を示すブロック図である。サーバ
10は通常のコンピュータと同様の構成となっており、
各種演算処理を行うCPU101、基本プログラムを記
憶するROM102、広告表示制御や課金管理のプログ
ラム131を記憶したり、演算処理の作業領域となるR
AM103等をバスラインに接続した構成となってい
る。
【0030】また、バスラインには、各種情報(データ
を含む)を記憶する固定ディスク104、通信回線40
を介して端末20aとの間で通信を行う通信部105、
光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク等の記録媒
体81からプログラム131等を読み出す読出部10
6、並びに、ディスプレイ、キーボード、マウス等のそ
の他のデバイス107が接続される。なお、CPU10
1にはクロック部108から時刻に関する信号が入力さ
れる。
【0031】サーバ用のプログラム131は、読出部1
06から固定ディスク104に取り込まれ、固定ディス
ク104からRAM103にコピーされる。そして、C
PU101がプログラム131に従って演算処理を行う
ことによりサーバ10が広告表示制御および課金管理用
のサーバ10として機能する。なお、サーバ10におい
て行われる処理は、複数のコンピュータにより分散処理
されてもよい。
【0032】図14はサーバ10の機能構成を示すブロ
ック図である。図14において表示管理部111、第1
タイマ112、第2タイマ113、画面データ生成部1
14および課金データ更新部115が図13中のCPU
101がプログラム131に従って演算処理を行うこと
により実現される機能を示す。これらの機能の全部また
は一部は専用の電気的回路により構築されてもよい。
【0033】RAM103に記憶されるメイン画面デー
タ132は、図2、図4、図5、図7等に例示したメイ
ン画面のデータである。管理テーブル133は、端末2
0aにおける各広告の詳細情報の表示回数や累積表示時
間を格納するテーブルである。課金データ134は、管
理テーブル133に基づいて算出される各広告主に対す
る課金額のデータである。
【0034】図15は、管理テーブル133の記録内容
を例示する図である。図15において識別番号は各広告
の広告主を識別するための番号(便宜上、文字A,B,
C,・・・を記入している。)であり、カウント数は各
広告の詳細情報が端末20aに表示された回数であり、
累積表示時間は各広告の詳細情報が端末20aに表示さ
れた累積時間である。なお、第1の実施の形態では、端
末20aが複数存在する場合には、全端末20aに関す
る総カウント数および総累積表示時間が広告ごとに記録
される。
【0035】固定ディスク104内の画像データ141
は、メイン画面における各広告の画像のデータであり、
詳細情報142はメイン画面において広告が選択された
際に端末20aに表示される情報である。RAM103
や固定ディスク104には、他の情報が適宜記憶されて
もよく、画像データ141は文字のデータであってもよ
い。各種情報をRAM103に記憶するか、固定ディス
ク104に記憶するかは適宜変更されてよい。
【0036】表示管理部111は、通信部105を介し
て端末20aと通信を行い、ディスプレイ21における
メイン画面および詳細情報の表示を制御したり、表示に
関する情報を端末20aから受け取る。第1タイマ11
2は、端末20aにおける詳細情報の表示時間を管理す
るためのタイマであり、第2タイマ113は、詳細情報
が表示されたまま端末20aが放置された際に、強制的
にメイン画面を表示させるためのタイマである。
【0037】画面データ生成部114は、管理テーブル
133に基づいて画像データ141が示す複数の広告内
容を合成してメイン画面データ132を生成する。課金
データ更新部115は管理テーブル133に基づいて課
金データ134の更新を行う。
【0038】図16は、端末20aの構成を示すブロッ
ク図である。端末20aは通常のコンピュータに専用の
周辺機器を取り付けた構成となっており、各種演算処理
を行うCPU201、基本プログラムを記憶するROM
202、端末用のプログラム231を記憶したり、演算
処理の作業領域となるRAM203等がバスラインに接
続される。
【0039】また、バスラインには、各種情報を記憶す
る固定ディスク204、通信回線40を介してサーバ1
0との間で通信を行う通信部205、光ディスク、磁気
ディスク、光磁気ディスク等の記録媒体82からプログ
ラム231等を読み出す読出部206、並びに、端末2
0aの操作ボタン等の他のデバイス207が接続され
る。なお、CPU201にはクロック部208から時刻
に関する信号が入力される。
【0040】さらに、端末20aを専用の広告表示端末
とするために、メモリ性液晶を利用したディスプレイ2
1、使用者を検出するセンサ22、ディスプレイ21上
に配置されるタッチパネル24等が適宜インターフェイ
スを介してバスラインに接続される。ディスプレイ21
は画像メモリ251を有する表示制御部25により表示
や電力の制御が行われる。
【0041】ここで、メモリ性液晶を利用したディスプ
レイとは、カイラルネマティック液晶や強誘電性液晶等
を液晶材料として使用したディスプレイをいい、このよ
うなディスプレイでは画像を表示した後に電力供給を停
止しても、画像の表示状態が保たれる。したがって、端
末20aでは、表示制御部25により画像の表示が行わ
れた後、ディスプレイ21への電力供給が停止され、電
力の消費量の低減が図られるようになっている。
【0042】端末用のプログラム231は、読出部20
6から固定ディスク204に取り込まれ、このプログラ
ム231がRAM203にコピーされる。そして、CP
U201がプログラム231に従って演算処理を行うこ
とにより端末20aが広告表示装置として機能する。な
お、プログラム231は、通信回線40を介してサーバ
10や他のコンピュータから取り込まれるようになって
いてもよく、端末20aの製造時にROM202に書き
込まれてもよい。
【0043】図17は端末20aの機能構成を示すブロ
ック図である。図17において通信制御部211、コマ
ンド生成部212、節電制御部213およびタイマ21
4が図16中のCPU201がプログラム231に従っ
て演算処理を行うことにより実現される機能を示す。こ
れらの機能の全部または一部が専用の電気的回路により
構築されていてもよい。逆に、表示制御部25の一部が
ソフトウェア的に実現されてもよい。
【0044】通信制御部211は、通信部205を介し
てサーバ10との間における情報の受け渡しの制御を行
う。コマンド生成部212は、タッチパネル24を用い
て使用者により入力された情報からサーバ10へと渡す
コマンドを生成する。これにより、通信制御部211を
介してサーバ10に対する各種情報の要求が行われる。
通信制御部211からは、サーバ10から受け取ったメ
イン画面データや詳細情報が表示制御部25へと転送さ
れ、ディスプレイ21に表示される。
【0045】節電制御部213はタイマ214からの信
号に基づいて、一定時間、端末20aの操作が行われな
かったり、サーバ10からの信号入力がなかった場合
に、ディスプレイ21および表示制御部25を節電モー
ド(いわゆる、スリープ状態)へと移行させる。なお、
ディスプレイ21はメモリ性液晶を利用したものである
ことから、節電モードではディスプレイ21への電力供
給は停止される。
【0046】<1.4 通信内容の概略>図18ないし図
20は、広告主端末30とサーバ10との間の通信内
容、並びに、サーバ10と端末20a(広告端末)との
間の通信内容の概略を示すタイムチャートである。
【0047】まず、図18に示すように、準備段階の処
理として、広告主端末30から広告の画像データや詳細
情報(または、これらの更新情報)がサーバ10へと転
送される。各種情報を受信したサーバ10は広告主端末
30へと受信報告を行う。これにより、サーバ10の固
定ディスク104内には画像データ141および詳細情
報142が準備される。
【0048】端末20aの電源がONとされると、端末
20aからサーバ10へとメイン画面データが要求され
る。サーバ10では画面データ生成部114が画像デー
タ141に基づいて初期のメイン画面データ132を生
成し、端末20aへ転送する。端末20aでは、メイン
画面データ132に基づいてディスプレイ21に複数の
広告を有するメイン画面が表示される(図2、図5、図
8参照)。メイン画面の表示が完了すると、表示完了報
告が端末20aからサーバ10へと送信される。
【0049】端末20aにて使用者がタッチパネル24
を介して複数の広告から1つの広告を選択すると、端末
20aが選択された広告の詳細情報をサーバ10に要求
するために広告の選択を示す信号を送信し、この信号が
サーバ10により受信される。サーバ10は表示管理部
111の制御の下、端末20aへと詳細情報142を転
送し、詳細情報が端末20aのディスプレイ21に表示
される(図3、図6、図9、図11参照)。詳細情報の
表示が完了すると、端末20aからサーバ10へと表示
完了報告が行われる。なお、詳細情報の表示完了報告は
詳細情報の表示が端末20aにて開始されたことを示す
信号に相当する。
【0050】詳細情報の表示画面中の「戻る」ボタン6
2が使用者により選択されると、図19に示すように端
末20aからサーバ10へと再度メイン画面のデータが
要求される。詳細情報の表示後のメイン画面の要求は、
実質的に詳細情報の表示の終了を示す信号に相当する。
【0051】端末20aからの要求を受信したサーバ1
0では、表示管理部111が管理テーブル133内のカ
ウント数および累積表示時間を更新する。管理テーブル
133が更新されると、画面データ生成部114がカウ
ント数や累積表示時間に基づいて強調表示する広告を決
定し、新たなメイン画面データ132を生成する。その
後、サーバ10から端末20aへと更新済みのメイン画
面データ132が転送される。これにより、端末20a
には広告の配置や大きさ等が変更されたメイン画面が表
示される(図4、図7、図10、図12参照)。表示が
完了すると、端末20aからサーバ10へと表示完了報
告が行われる。
【0052】以上のようにして、端末20aにおけるメ
イン画面の表示および詳細情報の表示が繰り返され、サ
ーバ10では、各広告の詳細情報の表示回数および表示
時間が管理テーブル133に記録される。
【0053】一定の期間(例えば、1日あるいは1ヶ
月)が経過すると、サーバ10の課金データ更新部11
5が管理テーブル133を参照して広告主ごとの課金額
を算出し、課金データ134を更新(新規の場合には作
成)する。そして、課金データ134中の各広告主に対
応する課金額が広告主端末30へと転送される。これに
より、広告主端末30にて広告代金が把握可能となる。
【0054】なお、上記概略動作において、管理テーブ
ル133の更新やメイン画面データ132の更新のタイ
ミングは適宜変更されてよい。例えば、詳細情報の表示
完了報告を受けてすぐにサーバ10にて管理テーブル1
33のカウント数が更新されてもよい。また、この場合
において、カウント数のみに基づいてメイン画面の広告
の配置や大きさが決定されるのであるならば、カウント
数の更新後すぐにメイン画面データ132の生成が行わ
れてもよい。さらに、カウント数や累積表示時間の更新
がメイン画面の表示完了報告後に行われてもよく、この
場合には、新たなメイン画面は、次回の詳細情報の表示
後のメイン画面の表示の際に反映されることとなる。
【0055】図20は、端末20aに詳細情報が表示さ
れている間に広告主端末30による詳細情報の更新があ
った場合の通信の様子を示すタイムチャートである。
【0056】サーバ10から詳細情報が端末20aへと
送信され、端末20aから詳細情報の表示完了報告がな
された後、広告主端末30によりサーバ10内の詳細情
報の更新がなされると、サーバ10から端末20aへと
更新された詳細情報が送信される。これにより、詳細情
報の内容がリアルタイムにて更新される。例えば、図3
に示す状態にて、符号62にて示す部分の情報がリアル
タイムにて更新される。このように、広告表示システム
1では、詳細情報が端末20aに表示された後であって
も、サーバ10側から端末20aの表示を強制的に更新
することが可能とされており、使用者に最新の詳細情報
が提供される。
【0057】<1.5 サーバおよび端末の動作>図21
はサーバ10の動作のメインルーチンを示す流れ図であ
る。なお、図21ではサーバ10の終了動作については
省略している。以下、図14を参照しつつサーバ10の
動作について説明する。
【0058】サーバ10では、広告主端末30との通信
(ステップS11)、広告表示用の端末20aとの通信
(ステップS12)、管理テーブル133の更新(ステ
ップS13)、メイン画面データ132の更新(ステッ
プS14)、メイン画面データ132や詳細情報142
である広告情報の読み出し(ステップS15)、詳細情
報の更新(ステップS16)、および、課金データ13
4の更新(ステップS17)が、必要に応じて繰り返し
行われる。
【0059】管理テーブル133の更新(ステップS1
3)では、図22に示すように、ステップS12にてサ
ーバ10が端末20aから詳細情報の表示が開始された
旨を示す信号(すなわち、詳細情報の表示完了報告)を
受信した場合(ステップS131)、表示された詳細情
報の広告主を特定する識別番号を取得し(ステップS1
32)、表示管理部111が第1タイマ112をスター
トさせる(ステップS133)。これにより、詳細情報
の表示時間の計測が開始される。
【0060】その後、ステップS12にてサーバ10が
詳細情報の表示終了を示す信号(すなわち、メイン画面
の表示要求)を受信すると(ステップS134)、表示
管理部111が第1タイマ112をストップさせる(ス
テップS135)。表示管理部111は管理テーブル1
33内の対応する識別番号のカウント数をインクリメン
トし、第1タイマ112が示す時間を累積表示時間に加
算する(ステップS136,S137)。管理テーブル
133の更新が完了すると、第1タイマ112がリセッ
トされる(ステップS138)。
【0061】なお、図22では図示を省略しているが、
詳細情報の表示が一定時間を超えた場合(図24参照)
にもステップS135〜S138が実行される。
【0062】メイン画面データの更新(ステップS1
4)では、図23に示すように、ステップS135〜S
138により管理テーブル133が更新された場合(ス
テップS141)、管理テーブル133に基づいて強調
される広告が特定され(ステップS142)、強調表示
された広告を含むメイン画面データ132が画面データ
生成部114により生成される(ステップS143)。
【0063】既述のように、特定の広告を強調する手法
としてどのようなものが採用されてもよく、特定の広告
をメイン画面の最上段に配置したり、拡大表示したり、
広告画像の枠の色が強調されたり、あるいは、広告画像
が点滅表示されてもよい。
【0064】また、管理テーブル133に基づいて強調
表示される広告を特定する手法も任意のものが採用され
てよい。例えば、カウント数が最も多い広告、または、
累積表示時間が最も長い広告が強調表示されてもよく、
カウント数と累積時間とをパラメータとする関数を用い
て強調表示される広告が特定されてもよい。すなわち、
本実施の形態では詳細情報の表示回数と表示時間との少
なくとも1つに基づいてメイン画面の表示態様が決定さ
れる。
【0065】広告情報の読み出し(ステップS15)で
は、図24に示すように、ステップS12にてサーバ1
0が端末20aからメイン画面データを要求された場合
(ステップS151)、後述する第2タイマ113をリ
セットした後(ステップS152)、表示管理部111
がステップS14にて生成されたメイン画面データ13
2を読み出す(ステップS153)。これにより、ステ
ップS12が次に実行される際に、メイン画面データ1
32がサーバ10から端末20aへと送信される。
【0066】ステップS12にてサーバ10が端末20
aから詳細情報を要求された場合(ステップS15
4)、表示管理部111が詳細情報142を読み出し
(ステップS155)、第2タイマ113をスタートさ
せる(ステップS156)。これにより、ステップS1
2が次に実行される際に、詳細情報142がサーバ10
から端末20aへと送信される。
【0067】第2タイマ113は、詳細情報が端末20
aに表示されている状態にて使用者による入力が一定時
間なかった場合に強制的にメイン画面を表示させるため
に利用される。すなわち、第2タイマ113が所定の時
間を超えた場合(ステップS157)、第2タイマ11
3をリセットした上で(ステップS152)、メイン画
面データ132が表示管理部111により読み出される
(ステップS153)。これにより、ステップS12が
次に実行される際に、メイン画面データ132がサーバ
10から端末20aへと送信され、メイン画面が強制的
に端末20aに表示される。
【0068】なお、第2タイマにより強制的にメイン画
面を表示する際に管理テーブル133の内容を反映させ
るために、ステップS153に先だって既述のステップ
S135〜S138(管理テーブルの更新)およびステ
ップS14(メイン画面データの更新)が実行されても
よい。
【0069】詳細情報の更新(ステップS16)は、ス
テップS11にて広告主端末30から新たな詳細情報が
送信された場合に、サーバ10内の詳細情報142の内
容を更新するステップである。なお、図示を省略してい
るが、既述のように(図20参照)、詳細情報が端末2
0aにおいて表示されている最中にサーバ10側の詳細
情報142が更新されると、ステップS15にて詳細情
報142が表示管理部111により読み出され、ステッ
プS12にて詳細情報142がサーバ10から端末20
aへと送信される。その結果、端末20aにおいて詳細
情報の内容がリアルタイムに更新される。
【0070】課金データ134の更新(ステップS1
7)は、定期的に課金データ更新部115により行われ
る処理である。図25に示すように、まず、カウンタN
を1に初期化し(ステップS171)、N番目の広告主
に係る累積表示時間を管理テーブル133から取得し
(ステップS172)、この広告主に対する時間当たり
の単価を取得する(ステップS173)。そして、課金
額を算出して課金データ134を更新する(ステップS
174)。
【0071】課金データ134の更新をカウンタNをイ
ンクリメントしつつ順次繰り返すことにより(ステップ
S175,S176)、各広告主に係る課金額が更新さ
れる。課金データ134の全体が更新されると、ステッ
プS11が次に実行される際に、サーバ10から各広告
主端末30へと課金額が送信される。なお、課金額は固
定部分と従量部分とに分けられて算出されてもよく、カ
ウント数、すなわち、詳細情報の表示回数に基づいて算
出されてもよい。さらに、表示回数および表示時間に基
づいて課金額が算出されてもよい。
【0072】図26は端末20aの動作のメインルーチ
ンを示す流れ図である。なお、図26では端末20aの
動作の終了については省略している。以下、図17を参
照しつつ端末20aの動作について説明する。
【0073】端末20aの電源がONとされると、ま
ず、初期化が行われ(ステップS21)、節電に係る動
作を制御するためのタイマ214のリセットおよびスタ
ートが行われる(ステップS22)。
【0074】その後、サーバ10との通信(ステップS
23)、使用者によるタッチパネル24の操作に対する
キー操作処理(ステップS24)、および、ディスプレ
イ21の表示更新(ステップS25)が、タイマ214
が所定の時間を超えるまで繰り返し行われる(ステップ
S26)。
【0075】キー操作処理(ステップS24)では、図
27に示すように、タッチパネル24の操作が行われた
場合(ステップS241)、コマンド生成部212によ
りタッチパネル24上の検出位置が確認され(ステップ
S242)、ディスプレイ21に表示されたいずれの項
目が指定されたかが特定される(ステップS243)。
【0076】その後、特定された項目に応じた要求コマ
ンドをコマンド生成部212が生成し、通信制御部21
1の送信バッファに記憶される(ステップS244)。
例えば、メイン画面にてある広告が選択された場合、そ
の広告の詳細情報をサーバ10に要求するコマンドが送
信バッファに記憶される。詳細情報の画面にて「戻る」
ボタン62が選択された場合には、メイン画面データを
要求するコマンドが送信バッファに記憶される。これに
より、ステップS23の通信処理が次に実行される際
に、サーバ10に対する各種要求が実行される。
【0077】キー操作が行われた場合、さらに、タイマ
214のリセットおよびスタートが行われ(ステップS
245)、節電モードへの移行が延長される。
【0078】表示更新(ステップS25)では、ステッ
プS23にてサーバ10から受信したメイン画面データ
や詳細情報に基づいて表示制御部25がディスプレイ2
1の表示を更新する。すなわち、ステップS25はディ
スプレイ21にメイン画面を表示する工程および詳細情
報を表示する工程に相当する。
【0079】図26に示すように、端末20aにおいて
使用者による操作が一定時間行われなかった場合、タイ
マ214はやがて所定時間を超える。タイマ214が所
定時間を超えると(ステップS26)、端末20aは節
電モードへと移行する(ステップS27)。節電モード
では、使用者によるタッチパネル24の操作の検出およ
びサーバ10からの信号の受信を除いて、動作が停止す
る。すなわち、ディスプレイ21や表示制御部25への
電力供給が停止される。
【0080】ディスプレイ21はメモリ性液晶を利用し
たものであることから、ディスプレイ21や表示制御部
25への電力供給が停止された場合であってもディスプ
レイ21の表示は維持される。したがって、節電モード
に移行した場合であっても外見上、端末20aには変化
は生じない。
【0081】節電モードにおいて、使用者による操作や
サーバ10からの信号の受信等の割り込みが生じると
(ステップS28)、タイマ214のリセットおよびス
タートを行った上で(ステップS22)、再び、端末2
0aの通信、キー操作処理および表示更新(ステップS
23〜S25)の動作へと移行する。
【0082】<1.6 その他の説明>以上に説明したよ
うに、第1の実施形態に係る広告表示システム1では、
端末20aにおいて使用者がメイン画面中の広告を選択
することにより、選択された広告の詳細情報が表示され
る。複数の広告に対応した複数のの詳細情報のそれぞれ
の表示回数や累積表示時間である表示実績はサーバ10
の表示管理部111により監視され、管理テーブル13
3に記録される。そして、詳細情報の表示実績は端末2
0aの使用者が広告を参照した(すなわち、内容を見
た)という実績を反映することから、管理テーブル13
3に基づいて課金を行うことにより、使用者に対して各
広告がどれだけ表示されたかという実績に応じた適切な
課金が実現される。
【0083】また、専用の広告表示装置である端末20
aを利用する場合、詳細情報の表示時間は端末20aか
らの詳細情報の表示の開始および終了を示す信号をサー
バ10が受信することにより容易に実現される。詳細情
報の表示の開始および終了を示す信号は、表示の開始お
よび終了を正確に示す信号である必要はなく、実質的に
表示の開始および終了を示す信号であればどのような信
号が利用されてもよい。
【0084】なお、汎用のコンピュータが端末20bと
して利用される場合であっても、詳細情報の表示回数お
よび表示時間のサーバ10による監視は可能である。例
えば、詳細情報の表示回数は詳細情報の送信回数から把
握することが可能であり、詳細情報の表示時間はサーバ
10から詳細情報が送信された後、サーバ10と端末2
0bとが接続されている時間を計測する(例えば、端末
20aから定期的に信号を送信するようにサーバ10が
要求する)ことにより把握することができる。
【0085】端末20aのディスプレイ21にメモリ性
液晶が利用される場合、端末20aの動作が実質的に停
止した場合であっても詳細情報の表示は維持される。し
たがって、詳細情報の表示実績の把握を的確に行うに
は、詳細情報の表示実績として表示回数を利用すること
が好ましい。もちろん、ディスプレイ21にメモリ性液
晶が利用される場合であっても端末20aから詳細情報
の表示開始および表示終了を示す信号をサーバ10が受
信するプロトコルが採用されるのであれば、詳細情報の
表示時間の管理は容易に実現される。
【0086】また、広告表示システム1では、詳細情報
の表示実績に従ってメイン画面における複数の広告の表
示態様が変更される。すなわち、広告の配置や大きさ等
を変更することにより、特定の広告が強調表示される。
したがって、多数の使用者に端末20aが使用されるこ
とにより、詳細情報の表示実績をメイン画面に反映する
ことが実現される。これにより、詳細情報の表示実績が
優れている広告を使用者が容易に把握することが可能と
なり、広告スペース提供者にとっても表示実績が優れて
いる広告の広告主に対して有利な表示を行うことができ
る。
【0087】なお、表示実績が最も高い広告を使用者に
対して視覚的に最も効果的に強調する手法としては、図
7、図10、図12等に示すように、表示実績が最も高
い広告の大きさを他の広告よりも大きくすることが好ま
しい。
【0088】<2. 第2の実施の形態>次に、第2の
実施形態に係る広告表示システム1として、端末20a
側が詳細情報の表示実績を管理する形態について説明す
る。なお、第2の実施の形態では、端末として専用の広
告表示端末20aが利用されるが、汎用のコンピュータ
に専用のプログラムをインストールすることにより広告
表示端末が構築されてもよい。また、以下の説明では、
第1の実施の形態にて用いた符号を適宜付して説明を行
う。
【0089】<2.1 サーバおよび端末の構成>第2の
実施の形態に係るサーバ10および端末20aの基本構
成は図13および図16に示した構成と同様である。た
だし、サーバ10および端末20aのRAMや固定ディ
スクに記憶される情報は適宜変更される。
【0090】図28はサーバ10の機能構成を示すブロ
ック図であり、課金データ更新部115および通信制御
部116が図13中のCPU101がプログラム131
に従って演算処理を行うことにより実現される機能を示
す。これらの機能の全部または一部が専用の電気的回路
により構築されてもよい。
【0091】通信制御部116は、固定ディスク104
内の画像データ141や詳細情報142を端末20aへ
と送信したり、端末20aから各端末に関する管理テー
ブルを受信する。
【0092】課金データ更新部115は、各端末におけ
る管理テーブルを集計してシステム全体の管理テーブル
133を生成し、管理テーブル133に基づいて課金デ
ータ134を更新する。
【0093】図29は端末20aの機能構成を示すブロ
ック図であり、通信制御部211、節電制御部213、
タイマ214、入力判断部215、画面データ生成部2
16、表示管理部217、第1タイマ218および第2
タイマ219が、図16中のCPU201がプログラム
231に従って演算処理を行うことにより実現される機
能を示す。これらの機能の全部または一部が専用の電気
的回路により構築されていてもよい。
【0094】通信制御部211は通信部205を介して
サーバ10との間における通信を制御し、節電制御部2
13およびタイマ214は端末20aを節電モードへと
移行させる制御を行う。
【0095】入力判断部215はタッチパネル24に対
する使用者による入力を判断し、判断結果を表示制御部
25に入力する。これにより、ディスプレイ21におけ
るメイン画面や詳細情報242の表示が実行される。画
面データ生成部216は、固定ディスク204内の画像
データ241やRAM203内の管理テーブル232に
基づいてメイン画面データを生成し、表示制御部25へ
と転送する。表示管理部217は第1タイマ218を用
いて詳細情報の累積表示時間を管理し、第2タイマ21
9を用いて詳細情報の画面からメイン画面への強制的な
変更を行う。
【0096】以上のように、第2の実施の形態に係る広
告表示システム1では、サーバ10は課金の管理のみを
行い、表示の管理およびメイン画面の管理を端末20a
が行う構成となっている。
【0097】<2.2 通信の概略>図30および図31
は、広告主端末30とサーバ10との間の通信内容、並
びに、サーバ10と端末20a(広告端末)との間の通
信内容の概略を示すタイムチャートである。
【0098】図30に示すように、サーバ10には予め
広告主端末30から画像データ141や詳細情報142
(または、これらの更新情報)が転送されて格納され
る。端末20aの電源がONとされると、端末20aか
らサーバ10に広告情報が要求され、サーバ10から端
末20aに向けて画像データおよび詳細情報が転送され
る。
【0099】端末20aでは、転送された画像データ2
41および詳細情報242に基づいて初期のメイン画面
データが画面データ生成部216により生成され、ディ
スプレイ21に表示される。
【0100】端末20aにおいて使用者により広告の選
択が行われた場合には、端末20aの固定ディスク20
4内に格納している詳細情報242が表示される。詳細
情報242の表示が終了した際には、表示管理部217
により管理テーブル232内のカウント数および累積表
示時間が更新され、さらに、管理テーブル232の記録
内容に基づいて画面データ生成部216が新たなメイン
画面データを生成する。
【0101】このように、第2の実施の形態に係る広告
表示システム1では、メイン画面および詳細情報の表示
に際して、サーバ10と端末20aとの間における通信
は行われない。したがって、サーバ10と端末20aと
の間の通信回線40は専用回線ほど安定している必要は
なく、一般の通信回線が利用されても安定した広告表示
が実現される。
【0102】図31に示すように、広告主端末30から
詳細情報の更新内容がサーバ10へと入力された際に
は、サーバ10から端末20aへと新たな詳細情報が転
送される。これにより、端末20aにおける詳細情報2
42の内容がリアルタイムに更新される。
【0103】端末20aからは定期的に(例えば、1日
に1回、1ヶ月に1回等)、サーバ10へと管理テーブ
ル232が転送され、サーバ10では課金データ更新部
115が各端末20aからの管理テーブル232を集計
して管理テーブル133を生成する。そして、管理テー
ブル133に基づいて課金データ更新部115が課金デ
ータ134の更新を行い、課金額が広告主端末30へと
送信される。
【0104】<2.3 サーバおよび端末の動作>図32
は第2の実施の形態におけるサーバ10の動作を示す流
れ図である。図32に示すように、サーバ10では広告
主端末30との通信(ステップS11)、広告表示用の
端末20aとの通信(ステップS12)、広告情報の読
み出し(ステップS15)、広告情報の更新(ステップ
S16)、および、課金データ134の更新(ステップ
S17)が繰り返し行われる。すなわち、第1の実施の
形態のサーバ10における管理テーブルの更新やメイン
画面データの更新が省かれた動作が行われる。
【0105】また、広告情報の読み出し(ステップS1
5)では、単に、画像データ141や詳細情報142が
必要に応じて読み出される。課金データ134の更新
(ステップS17)では、最初の段階において各端末2
0aからの管理テーブル232を受信して集計し、サー
バ10用の管理テーブル133を生成するという点を除
いて、図25と同様の動作が行われる。
【0106】図33は端末20aの動作の示す流れ図で
ある。図33に示すように、端末20aの動作は、図2
6に示すステップS24とステップS25との間に管理
テーブル232の更新(ステップS31)およびメイン
画面データの更新(ステップS32)が追加されるとい
う点を除いて第1の実施の形態と同様の動作が行われ
る。なお、図33では図示を省略しているが、管理テー
ブル232をサーバ10へと転送する処理も定期的に行
われる。
【0107】キー操作処理(ステップS24)は、図2
7に示す処理とほぼ同様であるが、ステップS244に
おいて端末20aの入力判断部215が表示制御部25
に制御信号を送り出すという点で相違する。これによ
り、使用者がタッチパネル24を操作すると端末20a
のみの動作でメイン画面や詳細情報の画面がディスプレ
イ21に表示される。
【0108】管理テーブルの更新(ステップS31)
は、表示管理部217が行う動作であるという点を除い
て図22に示す動作と同様であるが、詳細情報の表示の
開始および終了の信号は表示制御部25から表示管理部
217へと与えられる信号となる。
【0109】メイン画面データの更新(ステップS3
2)は、画面データ生成部216が行う動作であるとい
う点を除いて図23に示す動作と同様である。すなわ
ち、管理テーブル232に記録された詳細情報の表示実
績に応じて強調表示すべき広告が決定され、特定の広告
が強調表示されるメイン画面データが生成される。その
結果、表示実績に応じてメイン画面の表示態様を変更す
ることが実現される。
【0110】以上のように、第2の実施の形態では、第
1の実施の形態においてサーバ10が行う処理の大部分
が端末20aにおいて行われる。
【0111】<2.4 その他の説明>第2の実施の形態
に係る広告表示システム1では、第1の実施の形態と同
様に、端末20aにおいて使用者がメイン画面中の広告
を選択することにより、選択された広告の詳細情報が表
示される。複数の広告に対応した複数の詳細情報のそれ
ぞれの表示回数や累積表示時間である表示実績は、端末
20aにて監視されて管理テーブル232に記録され
る。そして、記録された表示実績、すなわち、使用者に
対してほぼ確実にどれだけ表示されたかという実績に基
づいて広告主に対する課金がサーバ10により行われ
る。これにより、広告主に対する適切な課金が実現され
る。
【0112】第1の実施の形態と第2の実施の形態とを
比較した場合、管理テーブルの更新やメイン画面データ
の更新がサーバ10で行われるか端末20aで行われる
かという点で相違している。これらの処理負担の配分
は、サーバ10と端末20aとの間で任意に変更可能で
ある。例えば、管理テーブルの更新をサーバ10側で行
い、メイン画面データの更新を端末20aで行うという
ことも可能である。
【0113】一方、課金データの更新も端末20a側で
行うことも可能である。この場合、サーバ10は、広告
主端末30と端末20aとの間の通信の中継のみを行う
こととなる。さらに、広告主端末30と端末20aとを
直接接続することが可能であるならばサーバ10は不要
となる。すなわち、端末20aを広告表示と課金との双
方を行う広告表示システムとすることも可能である。
【0114】なお、第2の実施の形態においても汎用の
コンピュータを端末20bとして利用することが可能で
ある。この場合、広告の表示や管理を行うプログラムが
コンピュータにインストールされる。
【0115】また、端末20aのディスプレイ21にメ
モリ性液晶が利用される場合、端末20aの動作が実質
的に停止した場合であっても詳細情報の表示は維持され
る。第2の実施の形態ではサーバ10が詳細情報の表示
実績の管理を行っていないため、ディスプレイ21の表
示状態は端末20a側にて容易に把握することが可能と
なる。
【0116】また、第2の実施の形態に係る広告表示シ
ステム1においても、詳細情報の表示実績に従ってメイ
ン画面における複数の広告の表示態様が変更される。こ
れにより、詳細情報の表示実績をメイン画面に反映する
ことが実現される。
【0117】<3. 第3の実施の形態>第1の実施の
形態では、1つの管理テーブル133により複数の端末
20aにおける詳細情報の表示実績が包括的に管理され
るが、サーバ10では管理テーブル133が端末20a
ごとに個別に準備されてもよい。
【0118】また、第1の実施の形態では、1つの管理
テーブル133に基づいて全ての端末20aで使用され
るメイン画面データ132が生成されるが、メイン画面
データ132は各端末20aにおける詳細情報の表示実
績に応じて個別に生成されてもよい。
【0119】さらに、メイン画面は詳細情報の表示実績
に応じて特定の広告が強調されるように変更されること
から、メイン画面の表示に対する課金も行われてもよ
い。
【0120】そこで、第3の実施の形態では第1の実施
の形態の別形態として、サーバ10により端末20aご
とにメイン画面の更新および課金が行われるとともに、
さらに、メイン画面に対する課金も行われる形態につい
て説明する。なお、説明の便宜上、メイン画面に対して
は、メイン画面の表示時間に従って強調表示されている
広告の広告主に課金が行われるものとする。
【0121】図34は、第3の実施の形態に係るサーバ
10のRAM103、画面データ生成部114および課
金データ更新部115を示すブロック図である。なお、
サーバ10の全体構成は図14と同様である。
【0122】図34に示すように、RAM103内には
端末ごとのデータ(以下、「端末用データ」という。)
130が準備され、各端末用データ130には端末20
aごとのメイン画面データ132および管理テーブル1
33が個別に格納される。
【0123】図35は管理テーブル133の内容を示す
図である。管理テーブル133には図15に示す第1の
実施の形態のものと比べて、各広告が強調表示されたメ
イン画面の累積表示時間の記録が追加されている。メイ
ン画面の累積表示時間は、表示管理部111が第1タイ
マ112を用いて計測する。
【0124】画面データ生成部114は、各端末用デー
タ130の管理テーブル133における詳細情報の表示
実績に従って、すなわち、カウント数および/または累
積表示時間に基づいて各端末20aにおいて強調表示さ
れる広告を特定し、メイン画面データ132を生成す
る。これにより、使用状況に応じて端末20aごとに異
なるメイン画面の表示が実現される。
【0125】また、課金データ更新部115は各端末用
データ130の管理テーブル133を参照して各広告ご
とのカウント数、詳細情報の累積表示時間およびメイン
画面の累積表示時間を集計し、これらの値を関数のパラ
メータとして利用して課金額を算出する。その後、課金
データ134の更新が行われる。これにより、各広告主
には、詳細情報の表示回数や累積表示時間のみならず、
広告主の広告が強調表示されたメイン画面の累積表示時
間に基づいて課金が行われる。
【0126】なお、管理テーブル133は、端末20a
ごとに明確に分離されている必要はなく、1つのデータ
としてRAM103に記憶されてもよい。
【0127】<4. 第4の実施の形態>第2の実施の
形態では、端末20aに記録媒体82からプログラム2
31がインストールされるものとして説明したが、プロ
グラム231はサーバ10から転送されてもよい。図3
6は端末用のプログラム231がサーバ10の固定ディ
スク104から転送される様子を示すブロック図であ
る。なお、他の構成は第2の実施の形態と同様である。
【0128】サーバ10からプログラム231が転送さ
れる場合、サーバ10の固定ディスク104を端末用の
プログラム231を記録した記録媒体と捉えることがで
きる。すなわち、端末20aを動作させるプログラムは
可搬性を有する記録媒体のみならず、固定設置された記
録媒体であってもよい。なお、端末20aの固定ディス
ク104を記録媒体として捉えることも可能である。
【0129】図36において、サーバ10の固定ディス
ク104からプログラム231が通信部105、通信回
線40および通信部205を介して端末20aのRAM
203に記憶され、画像データ241や詳細情報242
はサーバ10から端末20aの固定ディスク204に転
送される。
【0130】プログラム231が端末20aにおいて実
行されると、表示制御部25によりディスプレイ21に
詳細情報242やメイン画像が表示される。このとき、
詳細情報242の表示実績に応じて管理テーブル232
が作成および更新され、また、管理テーブル232や画
像データ141に基づいてメイン画面データ233が生
成される。また、管理テーブル232の内容は第2の実
施の形態と同様にサーバ10へと返送される。これによ
り、詳細情報の表示実績に応じた課金、および、詳細情
報の表示実績に応じたメイン画面の表示が実現される。
【0131】ここで、プログラム231は必ずしも端末
用のプログラムとして明確に把握されるものである必要
はない。例えば、端末が汎用のコンピュータにより実現
され、広告がいわゆるブラウザによりホームページとし
て表示される場合には、プログラム231はホームペー
ジのデータに暗に含まれてもよい。すなわち、ホームペ
ージ記述言語によりプログラム231や管理テーブル2
32と実質的に同等の機能が実現されてもよい。
【0132】<5. 変形例>以上、本発明の実施の形
態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に
限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
【0133】例えば、サーバ10は1つのコンピュータ
あるいは1つの装置である必要はなく、複数のコンピュ
ータや装置が接続されて構築されてもよい。広告表示制
御用のコンピュータと課金用のコンピュータとが接続さ
れた形態であってもよい。
【0134】また、広告表示システム1はサーバ10と
端末とが一体となった形態であってもよい。
【0135】また、図2ないし図12では縦長の表示画
面を例示したが、表示画面は横長であってもよく、画面
がスクロール可能となっていてもよい。
【0136】また、既述のように、端末は一般のコンピ
ュータであってもよく、既存のインターネット端末等で
あってもよい。タッチパネル24もマウス、トラックボ
ール、トラップパッド等のいわゆるポインティングデバ
イスに置き換えられてもよい。
【0137】また、上記実施の形態では、主として詳細
情報の表示回数と表示時間との少なくとも1つに基づい
てメイン画面の表示態様の決定および課金が行われると
説明したが、表示実績、すなわち、広告閲覧者に与えた
影響に基づいてメイン画面の決定および課金が行われる
のであれば、これらの手法はどのようなものが採用され
てもよい。
【0138】例えば、表示実績として、表示回数および
表示時間以外に表示時刻が管理テーブルに含められても
よい。これにより、メイン画面の表示態様を決定したり
課金額を算出するアルゴリズムを時間帯に応じて変更す
ることが実現される。
【0139】また、上記実施の形態では、端末に詳細情
報が表示された旨を示す表示完了信号、端末における詳
細情報の表示開始および終了を示す信号、あるいは、詳
細情報の表示実績を示す管理テーブルが端末20aから
課金装置であるサーバ10へと送信されるが、サーバ1
0が端末20aにおける詳細情報の表示実績を取得する
ことができるのであれば、すなわち、実質的に表示実績
に相当する信号であるならば、どのような信号が端末2
0aからサーバ10へと送信されてもよい。
【0140】また、上記実施の形態では、RAMや固定
ディスクに各種情報が記憶される様子を具体的に示した
が、各種情報は任意の記憶手段に記憶されてよい。
【0141】また、上記実施の形態では、サーバ10や
端末20aにおいてCPU等により実現される機能の全
部または一部が専用の電気的回路により実現されてもよ
いと説明したが、一般に、画像データは圧縮されて通信
回線40を転送されることから、広告表示専用の端末2
0aに画像データを高速に伸張するための専用回路が設
けられてもよい。
【0142】また、第1、第2および第4の実施の形態
では端末20aは複数である必要はなく、1つであって
もよい。
【0143】また、プログラム131やプログラム23
1は、単体でサーバ10や端末20a,20bを動作さ
せるプログラムに限定されるものではなく、オペレーテ
ィングシステム等の他のプログラムと協調して動作する
プログラムであってもよい。
【0144】
【発明の効果】請求項1ないし10の発明では、広告の
詳細情報の表示実績により、複数の広告の表示態様を適
切に決定することができる。
【0145】また、請求項2および7の発明では、表示
回数および表示時間の少なくとも1つに基づいて複数の
広告の表示態様を決定することができる。
【0146】また、請求項3および8の発明では、表示
実績の高い広告を効果的に強調することができる。
【0147】また、請求項4および9の発明では、複数
の広告の表示態様に応じた課金を行うことができる。
【0148】また、請求項5の発明では、複数の広告の
表示態様を端末ごとに決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】広告表示システムの構成を示す図である。
【図2】メイン画面を例示する図である。
【図3】詳細情報の画面を例示する図である。
【図4】メイン画面を例示する図である。
【図5】メイン画面を例示する図である。
【図6】詳細情報の画面を例示する図である。
【図7】メイン画面を例示する図である。
【図8】メイン画面を例示する図である。
【図9】詳細情報の画面を例示する図である。
【図10】メイン画面を例示する図である。
【図11】詳細情報の画面を例示する図である。
【図12】メイン画面を例示する図である。
【図13】サーバの構成を示すブロック図である。
【図14】サーバの機能構成を示すブロック図である。
【図15】管理テーブルの内容を例示する図である。
【図16】端末の構成を例示する図である。
【図17】端末の機能構成を例示する図である。
【図18】広告表示システムにおける通信の様子を例示
するタイムチャートである。
【図19】広告表示システムにおける通信の様子を例示
するタイムチャートである。
【図20】広告表示システムにおける通信の様子を例示
するタイムチャートである。
【図21】サーバの動作を示す流れ図である。
【図22】管理テーブルの更新を示す流れ図である。
【図23】メイン画面データの更新を示す流れ図であ
る。
【図24】広告情報の読み出しを示す流れ図である。
【図25】課金データの更新を示す流れ図である。
【図26】端末の動作を示す流れ図である。
【図27】キー操作処理を示す流れ図である。
【図28】サーバの機能構成を示すブロック図である。
【図29】端末の機能構成を例示する図である。
【図30】広告表示システムにおける通信の様子を例示
するタイムチャートである。
【図31】広告表示システムにおける通信の様子を例示
するタイムチャートである。
【図32】サーバの動作を示す流れ図である。
【図33】端末の動作を示す流れ図である。
【図34】端末用データを示すブロック図である。
【図35】管理テーブルの内容を例示する図である。
【図36】サーバから端末へとプログラムが転送される
様子を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 広告表示システム 10 サーバ 20a,20b 端末 21 ディスプレイ 24 タッチパネル 25 表示制御部 40 通信回線 51〜57 画像 81,82 記録媒体 101,201 CPU 102,202 ROM 103,203 RAM 105 通信部 111,217 表示管理部 112 第1タイマ 114,216 画面データ生成部 115 課金データ更新部 130 端末用データ 131,132 プログラム 133,232 管理テーブル 134 課金データ 142,242 詳細情報 212 コマンド生成部 215 入力判断部 S13,S14,S24,S25,S31,S32 ス
テップ
フロントページの続き (72)発明者 浅井 克彦 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA00 BB49 CC31 CC36 EE05 EE07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して端末に広告を表示させ
    る広告表示制御システムであって、 前記端末に複数の広告を表示させる手段と、 前記端末における広告の選択を示す信号を受信し、選択
    された広告に関する詳細情報を前記端末に表示させる手
    段と、 前記複数の広告に対応した複数の詳細情報の表示実績を
    記録する手段と、 前記表示実績に応じて前記端末における前記複数の広告
    の表示態様を決定する手段と、を備えることを特徴とす
    る広告表示制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の広告表示制御システム
    であって、 前記表示実績が、前記複数の詳細情報のそれぞれの表示
    回数および表示時間の少なくとも1つを含むことを特徴
    とする広告表示制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の広告表示制御
    システムであって、 前記表示態様を決定する手段が、表示実績が最も高い広
    告の大きさを他の広告よりも大きくすることを特徴とす
    る広告表示制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の広
    告表示制御システムであって、 前記複数の広告に対する課金を示す課金データを記憶す
    る手段と、 前記複数の広告の表示態様に応じて前記課金データを更
    新する手段と、をさらに備えることを特徴とする広告表
    示制御システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の広
    告表示制御システムであって、前記通信回線を介して複
    数の端末が接続されており、 前記表示実績を記録する手段が、前記複数の端末におけ
    る表示実績を個別に記録し、 前記表示態様を決定する手段が、前記複数の端末におけ
    る前記複数の広告の表示態様を個別に決定することを特
    徴とする広告表示制御システム。
  6. 【請求項6】 広告の表示を行う広告表示システムであ
    って、 複数の広告を表示する表示手段と、 使用者による前記複数の広告からの選択を受け付ける手
    段と、 選択された広告の詳細情報を前記表示手段に表示させる
    手段と、 前記複数の広告に対応した複数の詳細情報の表示実績を
    記録する手段と、 前記表示実績に応じて前記複数の広告の表示態様を決定
    する手段と、を備えることを特徴とする広告表示システ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の広告表示システムであ
    って、 前記表示実績が、前記複数の詳細情報のそれぞれの表示
    回数および表示時間の少なくとも1つを含むことを特徴
    とする広告表示システム。
  8. 【請求項8】 請求項6または7に記載の広告表示シス
    テムであって、 前記表示態様を決定する手段が、表示実績が最も高い広
    告の大きさを他の広告よりも大きくすることを特徴とす
    る広告表示システム。
  9. 【請求項9】 請求項6ないし8のいずれかに記載の広
    告表示システムであって、 前記複数の広告に対する課金を示す課金データを記憶す
    る手段と、 前記複数の広告の表示態様に応じて前記課金データを更
    新する手段と、をさらに備えることを特徴とする広告表
    示システム。
  10. 【請求項10】 広告の表示を行う広告表示方法であっ
    て、 複数の広告を表示する工程と、 使用者による前記複数の広告からの選択を受け付ける工
    程と、 選択された広告に関する詳細情報を表示する工程と、 前記複数の広告に対応した複数の詳細情報の表示実績を
    記録する工程と、 前記表示実績に応じて前記複数の広告の表示態様を決定
    する工程と、を有することを特徴とする広告表示方法。
  11. 【請求項11】 通信回線を介して端末に広告を表示さ
    せるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体であって、コンピュータによる前記プログラム
    の実行は、前記コンピュータに、 前記端末に複数の広告を表示させる工程と、 前記端末における広告の選択を示す信号を受信し、選択
    された広告に関する詳細情報を前記端末に表示させる工
    程と、 前記複数の広告に対応した複数の詳細情報の表示実績を
    記録する工程と、 前記表示実績に応じて前記端末における前記複数の広告
    の表示態様を決定する工程と、を実行させることを特徴
    とする記録媒体。
  12. 【請求項12】 広告の表示を行うプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、コン
    ピュータによる前記プログラムの実行は、前記コンピュ
    ータに、 複数の広告を表示する工程と、 使用者による前記複数の広告からの選択を受け付ける工
    程と、 選択された広告に関する詳細情報を表示する工程と、 前記複数の広告に対応した複数の詳細情報の表示実績を
    記録する工程と、 前記表示実績に応じて前記複数の広告の表示態様を決定
    する工程と、を実行させることを特徴とする記録媒体。
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