JP5099100B2 - 課金額算出プログラム、課金額算出装置、および課金額算出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、重複除去技術を使用するストレージシステムの課金額を算出する課金額算出プログラム、課金額算出装置、および課金額算出方法に関する。
従来のストレージシステムでは、ユーザに割り当てられている容量、もしくはユーザが使用しているデータ容量に応じて課金額が設定されている。しかし近年、ストレージシステムは、データ重複除去技術(de−duplication)を持つようになった。データ重複除去技術とは、ユーザが使用しているデータに対してデータ実体として1つだけを保持し、同じデータに関してはデータ実体を指し示すインデックスを保持する技術である。
このデータ重複除去技術を適用したストレージシステムでは、他に同じ内容のものが存在するデータと存在しないデータとを比較すると、前者が大幅にストレージ容量を小さくするといった特色を持つ。このようなデータ重複除去技術を適用したストレージシステムは、ユーザが使用しているデータ容量と、実際にストレージで必要となる容量とが、他に同じ内容のものが存在するデータの量によって異なってくることになる。
上述したように、データ重複除去技術を適用したストレージシステムは、データ重複除去技術を適用していないストレージシステムより、より多くのデータを記憶できる。したがって、データ重複除去技術を適用したストレージシステムの運営者は、同じ使用量に対するユーザへの課金額を、データ重複除去技術を適用していないストレージシステムより低く設定することができる。
しかし、前述した低い課金額を設定した状態で、ユーザが重複しないデータを中心に使用していた場合、ユーザへの課金額とストレージシステム上でのデータ使用量が比例しないため、ストレージシステムにかかる費用を回収できない可能性がある。したがって、データ重複除去技術に対応した課金方法が必要となる。
データを共有するストレージシステムの課金方法としては、たとえば特許文献1では、共有ディスクを用意し、ファイル単位での「マスター+diff」といった形で重複除去を行ったファイルを格納する。そして、ディスク共有数がn人ならばディスク使用量(≒課金)は1/nにする。特許文献2では、サーバに文書を格納し、文書を共有するといった形で重複除去を行う。そして課金額は、維持するコストが単位時間あたりα(円/KB)、文書Aのサイズがβ(KB)、文書Aの使用者がN(人)の場合に、(α×β)/N(円)とすることが記載されている。ファイルが共有されているほど各利用者が負担するコストが安くなる。
特開2006−11786号公報 特開2002−236809号公報
しかしながら、特許文献1ではファイル単位で重複除去を行っているが、課金はディスク単位で行われている。この場合、ディスクのごく一部を使用しているユーザの課金額と、ディスクのほぼ全てを使用しているユーザの課金額とが等しくなってしまう。したがって、ユーザの使用量がストレージシステムの使用ディスク容量に影響を与えた割合をユーザの課金額に反映できていないという問題があった。
また、特許文献2では、背景画像が同一であっても本文が異なれば別の文書ファイルとして保存される。したがって、データの共有数が不正確となり、ユーザの使用量がストレージシステムの使用ディスク容量に影響を与えた割合をユーザの課金額に反映する精度が低いという問題があった。
このように、上述した従来技術では、データの共有数が多く使用ディスク容量の低減に貢献しているにも関わらずデータサイズが大きい場合には、課金額が上昇するというミスマッチが発生する。同様に、データサイズが小さくても共有数が少なく使用ディスク容量の増大を招く場合に、課金額が低下するというミスマッチが発生する。したがって、ユーザ間においても、課金額への不公平感を生むという問題があった。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、ユーザの使用量が、データ重複除去技術を持つストレージシステムのディスク使用量に応じて、課金額の適正化を図ることができる課金額算出プログラム、課金額算出装置、および課金額算出方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、開示の課金額算出プログラム、課金額算出装置、および課金額算出方法は、複数のデータを記憶するデータベースから、各データについて、サイズと提供を受ける提供先の数の情報とを記憶し、いずれかの提供先が提供を受けるデータの各々について、サイズと提供先の数の情報とを抽出し、抽出されたいずれかの提供先が提供を受ける各データについてのサイズと提供先の数の情報とから得られる、いずれかの提供先が提供を受ける各データの一提供先あたりのサイズを累積した累積サイズといずれかの提供先が提供を受ける各データのサイズを累積した累積サイズとに基づいて、いずれかの提供先がデータベースの使用ディスク容量に影響を与えた度合いを示す重複度を算出し、いずれかの提供先が提供を受ける各データのサイズと算出された重複度とに基づいて、いずれかの提供先に対するデータベースの課金額を算出し、算出された課金額を出力することを要件とする。
本課金額算出プログラム、課金額算出装置、および課金額算出方法によれば、ユーザの使用量が、データ重複除去技術を持つストレージシステムの使用ディスク容量への影響に応じて、課金額の適正化を図ることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態にかかるストレージシステムの構成を示すブロック図である。 管理装置105のハードウェア構成を示すブロック図である。 データ重複除去技術が行われていないストレージシステムのデータ格納イメージを示す図である。 データ重複除去技術が行われているストレージシステムのデータ格納イメージを示す図である。 管理装置105の機能的構成を示すブロック図である。 ユーザごとの使用しているデータの使用量テーブルの例を示す図である。 ユーザごとの使用しているデータの重複度テーブルの例を示す図である。 ユーザAの課金額算出の様子を示す図である。 使用量算出処理のフローチャートである。 一ユーザの使用量算出処理のフローチャートである。 重複度算出処理のフローチャートである。 一ユーザが使用するデータの一提供先あたりの使用量算出処理のフローチャートである。 一ユーザの課金額算出処理のフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる課金額算出プログラム、課金額算出装置、および課金額算出方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態にかかるストレージシステムの構成を示すブロック図である。ストレージシステム103はWebサーバ104と、管理装置105と、ストレージ装置107と、で構成する。ユーザ端末101−1からユーザ端末101−nまではストレージシステムを利用するクライアントである。ユーザ端末101−1からユーザ端末101−nまでとストレージシステム103とはインターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワーク102で接続されている。
ユーザ端末101−1からユーザ端末101−nまでは典型的にはPC(Personal Computer)であり、Webブラウザ等を使用してWebサーバ104に接続し、ストレージシステム103を利用する。管理装置105は、ストレージシステム103を管理する。また、管理装置105は、課金額算出プログラム106を内部に保持する。具体的な処理の一つとして、管理装置105は、Webサーバ104からのストレージ装置107へのデータ格納要求を行う。
課金額算出プログラム106は、管理装置105が実行し、管理装置105はストレージ装置107の使用状態を取得し課金額を算出する。ストレージ装置107は複数のストレージを内部に保持する装置である。ストレージ108−1から108−mは、実体データを保持する。
(管理装置のハードウェア構成)
図2は、管理装置105のハードウェア構成を示すブロック図である。図2において、管理装置105は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read‐Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、を備えている。さらに、管理装置105は、磁気ディスクドライブ204と、磁気ディスク205と、光ディスクドライブ206と、光ディスク207と、ディスプレイ208と、を備えている。さらに、管理装置105は、I/F(Interface)209と、キーボード210と、マウス211と、スキャナ212と、プリンタ213と、を備えている。また、各構成部は、バス200によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU201は、管理装置105の全体の制御を司る。ROM202は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。磁気ディスクドライブ204は、CPU201の制御にしたがって磁気ディスク205に対するデータのリード/ライトを制御する。磁気ディスク205は、磁気ディスクドライブ204の制御で書き込まれたデータを記憶する。
光ディスクドライブ206は、CPU201の制御にしたがって光ディスク207に対するデータのリード/ライトを制御する。光ディスク207は、光ディスクドライブ206の制御で書き込まれたデータを記憶したり、光ディスク207に記憶されたデータをコンピュータに読み取らせたりする。
ディスプレイ208は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ208は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
I/F209は、通信回線を通じてLAN、WAN、インターネットなどのネットワーク214に接続され、このネットワーク214を介してストレージシステム103の他の装置に接続される。ネットワーク214はストレージシステム103内部のネットワークであり、ネットワーク102とは異なる。しかし、管理装置105がストレージシステム103外に接続する場合は、同一でもよい。そして、I/F209は、ネットワーク214と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F209には、たとえばモデムやLANアダプタなどを採用することができる。
図3は、データ重複除去技術が行われていないストレージシステムのデータ格納イメージを示す図である。ユーザAはファイル1とファイル2とを保持している。ユーザBはファイル3を保持している。ファイル1は3つの区分で構成しており、それぞれa_data、b_dataおよびc_dataである。ファイル2は4つの区分で構成しており、それぞれd_data、e_data、c_dataおよびe_dataである。ファイル3は6つの区分で構成しており、それぞれf_data、g_data、e_data、b_data、f_dataおよびc_dataである。
各区分で同一名称であるものは同一内容であることを示している。たとえば、ファイル2の左から2番目と4番目とはe_dataとなり同一内容であることを示している。また、ファイル1の左から3番目とファイル3の左から6番目とはc_dataとなり同一内容であることを示している。上述のように、同一内容のデータが複数存在していてもそれぞれの領域を確保する方法が、データ重複除去技術が行われていないストレージシステムのデータ格納方法である。次にデータ重複除去技術が行われているストレージシステムのデータ格納方法を説明する。
図4は、データ重複除去技術が行われているストレージシステムのデータ格納イメージを示す図である。図1で示したストレージシステム103は実体データを3つの領域を使用して管理する。3つの領域は、インデックスデータ管理テーブル401と、実体データ管理テーブル402と、実体データ領域である。
インデックスデータ管理テーブル401は、ユーザ名とユーザごとの保持ファイルのファイルインデックスとを保持する。ここでファイルインデックスとは、ファイルを断片化した実体データを管理する、実体データ管理インデックスの集合である。たとえば図3にて、ユーザAが使用するファイル1の構成はa_data、b_dataおよびc_dataであったが、図4では、&a、&bおよび&cとなる。ここで&演算子は、実体データのインデックスを示す演算子とする。たとえば&aはaのインデックスを示す。同様に、ファイル2の構成は&d、&e、&cおよび&eとなり、ファイル3の構成は&f、&g、&e、&b、&fおよび&cとなる。
実体データ管理テーブル402は、各実体データを管理するテーブルである。各レコードは、サイズ、共有数、実体データインデックスを保持する。サイズは実体データのサイズである。共有数は、管理装置105がファイルインデックスを使用して提供先に実体データを送信する実体データ管理インデックスの総数である。具体的には、aは1箇所に&aがあり、bは3箇所に&bが存在することになる。実体データインデックスは実体データへのインデックスである。具体的には、&a_dataはa_dataへのインデックスを示す。
実体データ領域は実体データ群を管理する。図4で示したインデックスデータ管理テーブル401と、実体データ管理テーブル402と、実体データ領域は、ストレージシステム103にある管理装置105に存在するデータ重複除去技術の機能を持つ重複除去プログラムによって管理される。重複除去プログラムは、後述する図5の取得部502、更新部503の機能を持つ。動作タイミングとしては、ユーザがデータの新規追加、更新、削除を行う度、もしくは一定時間おきに、重複除去プログラムが作動する。
管理装置105は、重複除去プログラムを使用して、データの新規追加、もしくは更新があった場合、追加もしくは更新されたデータと同じデータが既に実体データ領域に存在するかを確認する。この際の確認方法としては、各データのハッシュ値を取り一致するかを確認する、等が存在する。同じデータが存在する場合、管理装置105は、実体データ管理テーブル402の該当レコードの共有数を追加し、ファイルインデックスでは該当レコードを指し示すようにする。更新された場合はさらに、管理装置105は、更新前のデータの削除を行う。削除方法は後述するデータの削除と等しい。
管理装置105はデータの削除があった場合、該当のファイルインデックスを削除し、前記ファイルインデックスで示されている、全ての実体データ管理インデックスについて、実体データ管理テーブル402の該当レコードの共有数を1減少する。その結果、共有数が0になったレコードは実体データインデックスが指し示す実体データを削除し、前記レコードを削除する。
(管理装置の機能的構成)
次に、管理装置105の機能的構成について説明する。図5は、管理装置105の機能的構成を示すブロック図である。課金額算出プログラム106を内部に保持する管理装置105は、取得部502と、更新部503と、記憶部504と、抽出部505と、重複度算出部506と、課金額算出部507と、出力部508と、を含む構成である。管理装置105はデータベース501と接続している。
課金額算出プログラム106は、管理装置105が保持する、記憶部504と、抽出部505と、課金額算出部507と、出力部508と、で構成される。取得部502と、更新部503とを含めてもよいし、重複度算出部506を含めてもよい。また、課金額算出プログラム106は、管理装置105とは異なるコンピュータに存在してもよい。
この制御部となる機能(取得部502〜出力部508)は、具体的には、たとえば、図2に示したROM202、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などに記憶されたプログラムをCPU201が実行することにより、その機能を実現する。または、I/F209を経由して他のCPUが実行することにより、その機能を実現してもよい。
データベース501は、管理装置105の外部または内部にあり、異なる複数のデータを記憶している領域である。異なる複数のデータは、組み合わせることによりファイルを構成するという、ファイルの構成要素であってもよい。提供先とは、ファイルを使用するユーザ端末であり、ユーザ端末がデータもしくはファイルを使用するときに、管理装置105がデータを組み合わせ、ユーザ端末へ送信する。データを組み合わせるときに、同一内容を使用する場合、1つのデータが共有して使用されることになる。具体的なデータ構成としては、前述した図4となる。
また、一つのユーザ端末が複数のデータを持ち、ファイルを構成するデータの中で、共有されたデータがある場合は、データの提供を受ける提供先はファイルごとに存在するため、提供先の数の情報は複数となる。データベース501は、図1で示したストレージ装置107、その内部にあるストレージ108−1から108−mが対応する。
取得部502は、データベース501に保持されているデータに関し、提供先ごとに提供されるデータの数を取得する機能を有する。具体的には、たとえば、図4で示した実体データ管理テーブル402のレコード数を取得する。取得されたファイルは、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶領域に記憶される。
更新部503は、取得部502によって取得されたデータに基づいて、記憶部504に記憶されている、複数のデータに含まれる各データについて、提供を受ける提供先、たとえばユーザ端末、の数の情報を更新する機能を有する。具体的には、たとえば、ユーザ端末101−1によって更新されたファイルがあり、ファイルが3つのデータA、B、Cで構成されているとする。更新によって、Aが更新され、A´になった場合、Aの提供を受ける提供先の数は1減り、A´の提供を受ける提供先の数は1増加する。なお、更新された提供先の数の情報は、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶領域に記憶される。
記憶部504は、複数のデータに含まれる各データについて、提供を受ける提供先の数の情報を記憶する機能を有する。具体的には、図4で示した共有数フィールドとなる。なお、記憶されたデータは、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶領域に記憶される。
抽出部505は、記憶部504もしくは更新部503によって、記憶もしくは更新されている提供先の数の情報から、いずれかの提供先が提供を受けるデータの各々について、提供先の数の情報を抽出する機能を有する。また、いずれかの提供先が提供を受ける特定のファイルに含まれる各データについて、提供先の数の情報を抽出してもよい。また、更新部503が提供先の数の情報を更新した後に、抽出部505が抽出してもよい。
具体的には、たとえば、前述した図4で示すインデックスデータ管理テーブル401のユーザAに関して抽出する場合、提供先が提供を受けるデータは2つのファイルインデックスの実体データ管理インデックスで示される、a、b、cとd、e、c、eとなる。続けて、取得した各データに関して、実体データ管理テーブル402の対応するレコードの共有数フィールドが、データの提供を受ける提供先の数の情報となる。なお、抽出されたデータは、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶領域に記憶される。
重複度算出部506は、抽出部505によって抽出された、いずれかの提供先が提供を受ける各データについての提供先の数の情報に基づいて、各データの一提供先あたりのサイズを求めることにより、重複度を算出する機能を有する。重複度は、各データが他の提供先にも重複していることを示している。
具体的には、たとえば、前述したユーザAの場合では、ユーザAの使用量として、ファイルの合計サイズを算出する。この例では(19+12+8)+(31+4+8+4)=86となる。また、各データの一提供先あたりのサイズは、それぞれ、aが19/1、bが12/3、cが8/9、dが31/1、eが4/80、cが8/9、eが4/80となる。これらの値を合計すると約55.9となる。使用量とした数値とデータの一提供先あたりのサイズとの商が重複度となり、約1.5となる。なお、算出されたデータは、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶領域に記憶される。
課金額算出部507は、いずれかの提供先が提供を受けるデータについての提供先の数の情報に基づいて、提供先に対するデータベースの課金額を算出する機能を有する。また、重複度算出部506によって算出された重複度に基づいて、課金額を算出してもよい。
具体的には、たとえば、ユーザBの課金額は、ユーザBの使用量に関わらず固定でかかる固定分と、重複度を使用した従量分とを分割して算出する。従量分はファイルの合計サイズ、(7+9+4+12+7+8)=47と、前述で算出した重複度1.5の商に、適切な係数との積で求める。なお、算出されたデータは、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶領域に記憶される。
出力部508は、課金額算出部507で算出した課金額を出力する機能を有する。具体的には、たとえば、出力した課金額を、ネットワーク102を経由してユーザ端末101−1等に送信する。出力形式としては、たとえば、ディスプレイ208への表示、プリンタ213への印刷出力、I/F209による外部装置への送信がある。また、出力した課金額を、RAM203、磁気ディスク205、光ディスク207などの記憶領域に記憶することとしてもよい。
前述した重複除去プログラムの管理によるテーブル群を使用して、管理装置105は本発明の実施の形態による課金額算出プログラム106を実行し、使用量算出処理、重複度算出処理、課金額算出処理を行う。続けて管理装置105が各処理内で使用する内部テーブルの説明を行う。
図6は、ユーザごとの使用しているデータの使用量テーブルの例を示す図である。使用量テーブルは時刻フィールドと、ユーザ分のフィールドを持つ。各レコードは管理装置105が使用量算出処理を実行する度に追加し、その実行時刻を時刻フィールドに、その時刻での使用量をユーザごとのフィールドにそれぞれ記録する。tsは使用量算出処理の起動周期である。
図7は、ユーザごとの使用しているデータの重複度テーブルの例を示す図である。重複度テーブルは時刻フィールドと、ユーザ分のフィールドを持つ。各レコードは管理装置105が重複度算出処理を実行する度に追加し、その実行時刻を時刻フィールドに、その時刻での重複度をユーザごとのフィールドにそれぞれ記録する。tdは重複度算出処理の起動周期である。重複度の具体的な計算式としては、後述する式(1)である。
図8は、ユーザAの課金額算出の様子を示す図である。ts、tdはそれぞれ図6、図7で示した使用量算出処理の起動周期、重複度算出処理の起動周期である。tmは課金額算出処理の起動周期である。tnはts、tdおよびtmのうち最小の値である。課金額算出処理が起動すると、tnの間隔で課金額を算出する。各起動周期において、たとえば、tmは1日おきに行うことで、1日ごとの課金額を算出することができる。
具体的には、たとえば、初めの1区間目では、ユーザAの使用量は図6で示す使用量テーブルのうち、時刻フィールドが0のレコードを使用し、使用量は86となる。同様に、ユーザAの重複度は図7で示す重複度テーブルのうち、時刻フィールドが0のレコードを使用し、重複度は1.5となる。課金額は使用量Stと重複度Dtとを引数とする関数f(St,Dt)で算出する。関数fの具体例は後述する。このように管理装置105は各区間内の課金額を算出し、tm/tn回の区間内の課金額を算出し終えた後、区間内の課金額の和を求め、出力部508へ出力する。
関数fはStの増加により増加し、Dtの増加により減少する性質を持つ関数であればよい。具体例としては、後述する式(2)〜(4)である。
管理装置105は、前述した使用量テーブル、重複度テーブルを使用して使用量算出処理、重複度算出処理、課金額算出処理を行う。続けて、各処理のフローの説明を行う。
図9は、使用量算出処理のフローチャートである。管理装置105は、使用量テーブルを初期化する(ステップS901)。後に、管理装置105は、前回の使用量算出処理の実行から一定時間経過したかを確認する(ステップS902)。ここでの一定時間とは使用量算出周期tsとなる。一定時間経過していない場合(ステップS902:No)、管理装置105は、一定時間経過まで待機し(ステップS903)、再びステップS902に戻る。
一定時間経過していた場合(ステップS902:Yes)、管理装置105は、使用量テーブルにレコードを追加し、時刻フィールドに経過時刻を設定する(ステップS904)。次に、管理装置105は、変数iを0に設定する(ステップS905)。管理装置105は、iとユーザ数を比較し(ステップS906)、iがユーザ数以上になったら(ステップS906:No)、ステップS902に戻る。
iがユーザ数より少ない場合(ステップS906:Yes)、管理装置105は、ユーザi番目に対する使用量算出処理を行う(ステップS907)。管理装置105は、その処理で取得した使用量を、ステップS904で追加した使用量テーブルのレコードに対して、ユーザiフィールドに前述で取得した使用量を設定する(ステップS908)。その後、管理装置105は、変数iをインクリメントし(ステップS909)、ステップS906に戻る。次に一ユーザに対する使用量算出処理について説明する。
図10は、一ユーザの使用量算出処理のフローチャートである。一ユーザの使用量算出処理は、使用量算出処理(図9)から引数で、何番目のユーザを処理するかを変数iとして取得している。その変数iを使用して、管理装置105は、インデックスデータ管理テーブル401からユーザiのレコードを取得する(ステップS1001)。次に、管理装置105は、このフローで変数として使用する使用量を0に設定する(ステップS1002)。
続けて、管理装置105は、ステップS1001で取得したレコードから、ユーザiの使用している一番先頭のファイルインデックスを取得し(ステップS1003)、そのファイルインデックスが存在するかを確認する(ステップS1004)。存在しない場合(ステップS1004:No)、管理装置105は、使用量を出力し(ステップS1011)、関数を終了する。
ファイルインデックスが存在する場合(ステップS1004:Yes)、管理装置105は、変数jを用意し、0に初期化する(ステップS1005)。管理装置105は、取得したファイルインデックス内にj番目の実体データ管理インデックスが存在するかを確認する(ステップS1006)。存在しない場合(ステップS1006:No)、そのファイルに関する使用量の算出は終了したことになるため、管理装置105は、ユーザiが使用している次のファイルインデックスを取得する(ステップS1007)。取得後、管理装置105は、再びそのファイルインデックスが存在するかを確認する(ステップS1004)。
j番目の実体データ管理インデックスが存在する場合(ステップS1006:Yes)、管理装置105は、j番目の実体データ管理インデックスが指し示す、実体データ管理テーブル402のレコードを取得する(ステップS1008)。取得後、管理装置105は、使用量に取得したレコードのサイズフィールドの値を加算し(ステップS1009)、変数jをインクリメントする(ステップS1010)。管理装置105は、ユーザiの使用するファイルインデックス全てに対し、前述の処理を行う。次に、重複度算出処理のフローを説明する。
図11は、重複度算出処理のフローチャートである。重複度算出処理を行うと、後述する式(1)を求めたことになる。管理装置105は、重複度テーブルを初期化する(ステップS1101)。管理装置105は、前回の重複度算出処理の実行から一定時間経過したかを確認する(ステップS1102)。ここでの一定時間とは重複度算出周期tdとなる。管理装置105は、一定時間経過していない場合(ステップS1102:No)、一定時間経過まで待機し(ステップS1103)、再びステップS1102に戻る。
一定時間経過していた場合(ステップS1102:Yes)、管理装置105は、重複度テーブルにレコードを追加し、時刻フィールドに経過時刻を設定する(ステップS1104)。次に、管理装置105は、変数iを0に設定する(ステップS1105)。管理装置105は、iとユーザ数を比較し(ステップS1106)、iがユーザ数以上になったら(ステップS1106:No)、ステップS1106からステップS1110までのループを抜け、ステップS1102に戻る。
iがユーザ数より少ない場合(ステップS1106:Yes)、管理装置105は、ユーザi番目に対する使用量算出処理を行う(ステップS1107)。一ユーザの使用量算出処理は、式(1)での分子の部分ΣDsにあたる。続けて、管理装置105は、ユーザiが使用するデータの一提供先あたりの使用量算出処理を行う(ステップS1108)。ユーザiが使用するデータの一提供先あたりの使用量算出処理は、式(1)での分母の部分Σ(Ds/Dc)にあたる。
次に、管理装置105は、ステップS1107で取得した使用量とステップS1108で取得したユーザiが使用するデータの一提供先あたりの使用量との商を計算することで重複度を算出する。管理装置105は、ステップS1104で追加した重複度テーブルのレコードのユーザiフィールドに、算出した重複度を設定する(ステップS1109)。その後、管理装置105は、変数iをインクリメントし(ステップS1110)、ステップS1106に戻る。次に一ユーザが使用するデータの一提供先あたりの使用量算出処理について説明する。
図12は、一ユーザが使用するデータの一提供先あたりの使用量算出処理のフローチャートである。一ユーザが使用するデータの一提供先あたりの使用量算出処理は、重複度算出処理(図11)から引数で、何番目のユーザを処理するかを変数iとして取得している。その変数iを使用して、管理装置105は、インデックスデータ管理テーブル401からユーザiのレコードを取得する(ステップS1201)。次に、管理装置105は、このフローで変数として使用するデータの一提供先あたりの使用量を0に設定する(ステップS1202)。
続けて、管理装置105は、ステップS1201で取得したレコードから、ユーザiの使用している一番先頭のファイルインデックスを取得し(ステップS1203)、そのファイルインデックスが存在するかを確認する(ステップS1204)。存在しない場合(ステップS1204:No)、管理装置105は、データの一提供先あたりの使用量を出力し(ステップS1211)、関数を終了する。
ファイルインデックスが存在する場合(ステップS1204:Yes)、管理装置105は、変数jを用意し、0に初期化する(ステップS1205)。管理装置105は、取得したファイルインデックス内にj番目の実体データ管理インデックスが存在するかを確認する(ステップS1206)。存在しない場合(ステップS1206:No)、そのファイルに関する使用量の算出は終了したことになるため、管理装置105は、ユーザiが使用している次のファイルインデックスを取得する(ステップS1207)。取得後、管理装置105は、再びそのファイルインデックスが存在するかを確認する(ステップS1204)。
j番目の実体データ管理インデックスが存在する場合(ステップS1206:Yes)、管理装置105は、j番目の実体データ管理インデックスが指し示す、実体データ管理テーブル402のレコードを取得する(ステップS1208)。取得後、管理装置105は、データの一提供先あたりの使用量に取得したレコードのサイズフィールドと共有数フィールドとの商を加算し(ステップS1209)、変数jをインクリメントする(ステップS1210)。管理装置105は、ユーザiの使用するファイルインデックス全てに対し、前述の処理を行う。次に、課金額算出処理のフローを説明する。
図13は、一ユーザの課金額算出処理のフローチャートである。課金額算出処理では、任意の一ユーザに対して課金額を算出する。管理装置105は、前回の課金額算出処理の実行から一定時間経過したかを確認する(ステップS1301)。ここでの一定時間とは課金額算出周期tmとなる。一定時間経過していない場合(ステップS1301:No)、管理装置105は、一定時間経過まで待機し(ステップS1302)、再びステップS1301に戻る。
一定時間経過していた場合(ステップS1301:Yes)、管理装置105は、使用量算出周期ts、重複度算出周期tdおよび課金額算出周期tmのうち最小値をtnに設定する(ステップS1303)。引き続き、管理装置105は、変数iを用意し経過時刻−tmを設定する(ステップS1304)。さらに、管理装置105は、変数として課金額を用意し、0に設定する(ステップS1305)。
次に、管理装置105は、変数iと経過時刻を比較する(ステップS1306)。変数iの方が経過時刻以上の場合(ステップS1306:No)、管理装置105は、課金額を出力し(ステップS1311)、処理を終了する。
変数iが経過時刻より小さければ(ステップS1306:Yes)、管理装置105は、使用量テーブルの“時刻フィールド≦i<次のレコードの時刻フィールド”を満たすレコードを取得する。そして、管理装置105は、取得レコードの指定したユーザに対応するフィールドの値を一時変数Stに設定する(ステップS1307)。
同様に、管理装置105は、重複度テーブルの、“時刻フィールド≦i<次のレコードの時刻フィールド”を満たすレコードを取得し、指定したユーザに対応するフィールドの値を一時変数Dtに設定する(ステップS1308)。管理装置105は、St、Dtを引数とする関数f(St,Dt)を求め、課金額に加算する(ステップS1309)。関数fは具体的には、後述する式(2)〜(4)となる。最後に変数iにtnを追加し(ステップS1310)、再びステップS1306に戻る。
以上の説明により本実施の形態にかかる管理装置105によれば、ユーザが使用するデータの一提供先あたりのサイズを算出することにより、ストレージシステム上でのデータ使用量に基づいた課金をユーザに対して行うことができる。したがって、ストレージシステム103の運営者は、ストレージ装置107にかかる費用を、ユーザのデータ使用状況に影響されずに回収することができる。
また、データの使用量とユーザが使用するデータの一提供先あたりのサイズに基づいた重複度とを使用して課金額を算出してもよい。
また、データ群は本実施の形態では複数のデータが結合され、ファイルを構成してもよかったが、結合されていない単体のファイルの集合であっても、前述した課金額算出プログラム106は有効に動作するものである。また、データの種類としても制限はない。文書ファイルや、図形ファイル、画像ファイル、動画ファイル等、どのようなフォーマットでもよい。
これにより、複数のユーザが共有するデータが多い程、ストレージシステムのディスク容量が低下するため、課金額を減らすことができる。その結果、ユーザは、重複するデータを優先して使用するようになり、よりストレージシステムの使用ディスク容量を低減するという好循環を生むことができる。
また、提供先ごとに提供されるデータの数を取得し、複数のデータに含まれる各データについて提供を受ける提供先の数の情報を更新してもよい。これにより、ストレージシステムの使用ディスク容量に変化があっても対応でき、複数のユーザが共有するデータが多い程、ストレージシステムの使用ディスク容量の低減に貢献することができ、課金額をできる限り低減することができる。
また、データごとの提供先の数の情報に基づいて、データの一提供先あたりのサイズを求めることにより、データが他の提供先にも重複していることを示す重複度を算出し、重複度に基づいて課金額を算出してもよい。
これにより、ストレージシステムの使用ディスク容量に影響を与えた割合を重複度という値で示し、重複度が大きい程ストレージシステムの使用ディスク容量の低減に貢献することができ、課金額をできる限り低減することができる。
また、重複度の計算式は下記式(1)を使用してもよい。
Figure 0005099100
ただし、Dtは重複度を、nはいずれかの提供先が提供を受けるデータの総数を、Dsはいずれかの提供先が提供を受ける各データのサイズを、Dcはいずれかの提供先が提供を受ける各データの総数を示す。
これにより、ストレージシステムの使用ディスク容量に影響を与えた割合を示す重複度を具体的に示し、重複度が大きい程ストレージシステムの使用ディスク容量の低減に貢献することができ、課金額をできる限り低減することができる。
また、課金額の計算式は下記式(2)を使用してもよい。
Figure 0005099100
ただし、Ctは課金額を、β1は定数を、α1は係数を、Stはいずれかの提供先が提供を受ける全データのサイズの合計値を、Dtは重複度を、tmは式(2)の算出周期を、tnはtm、Stの算出周期およびDtの算出周期のうち最小値を、tは時刻を示す。
これにより、ストレージシステムの使用ディスク容量に影響を与えた割合を示す重複度による課金額を算出し、重複度が大きい程ストレージシステムの使用ディスク容量が低下するため、課金額を線形的に減らすことができる。式(2)は、ユーザにとって課金額が把握しやすい課金方法である。ストレージシステムの使用ディスク容量の低減に貢献すれば、課金額をできる限り低減することができる。
また、課金額の計算式は下記式(3)を使用してもよい。
Figure 0005099100
ただし、Ctは課金額を、β2は定数を、α2は係数を、Stはいずれかの提供先が提供を受ける全データのサイズの合計値を、Dtは重複度を、tmは式(3)の算出周期を、tnはtm、Stの算出周期およびDtの算出周期のうち最小値を、tは時刻を示す。
これにより、ストレージシステムの使用ディスク容量に影響を与えた割合を示す重複度による課金額を算出し、重複度が大きい程ストレージシステムの使用ディスク容量が低下するため、課金額を対数関数的に減らすことができる。式(3)は大容量のストレージシステムで特にメリットがある。
具体的には、たとえば、ユーザAが1キロバイトの文章を使用し、ユーザBが1ギガバイトの動画を使用していた場合、Stの単位をバイトとして式(2)を適用すると、ユーザBの課金額はユーザAの課金額の10の6乗倍になり、実用的な課金額ではない。式(3)を適用すると、ユーザBの課金額はユーザAの課金額の3倍となり、実用的な課金額となる。このように、ユーザ間の使用量に大きな差が発生する場合、ユーザの使用量の対数で計算することで使用量の大きい差もカバーできる課金額を算出でき、また、ストレージシステムの使用ディスク容量の低減に貢献すれば、課金額をできる限り低減することができる。
また、課金額の計算式は下記式(4)を使用してもよい。
Figure 0005099100
ただし、Ctは課金額を、Stはいずれかの提供先が提供を受ける全データのサイズの合計値を、Dtは重複度を、tmは式(4)の算出周期を、tnはtm、Stの算出周期およびDtの算出周期のうち最小値を、tは時刻を示す。また、X1、X2、・・・、XkはStとDtの商の合計に対応する閾値群を、Y1、Y2、・・・、YkはX1、X2、・・・、Xkに対応する利用金額群を示す。
これにより、ストレージシステムの使用ディスク容量に影響を与えた割合を示す重複度による課金額を算出し、重複度が大きい程ストレージシステムの使用ディスク容量が低下するため、課金額を段階的に減らすことができる。ここで、式(2)および式(3)は課金額の上限設定がない。一方、式(4)では、段階的に課金を行うことにより、たとえば、一定以上の使用量を超えた場合は課金額を固定額に設定することができる。したがって、最低でもある一定以上の課金は行われないという安心感をユーザに与えることができ、また、ストレージシステムの使用ディスク容量の低減に貢献すれば、課金額をできる限り低減するというメリットをユーザに与えることができる。
また、ユーザの使用量の算出周期が、重複度の算出周期より小さくてもよい。これにより、課金額の算出において、処理の負荷が小さく数値の変動が大きい使用量の算出周期を小さくし、処理の負荷が大きく数値の変動が小さい重複度の算出周期を大きくすることになる。したがって、処理の負荷が少なく、ユーザの使用状況によるデータの経時変化に対し、リアルタイムに近い課金額を算出することができる。
なお、本実施の形態で説明した課金額算出方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本課金額算出プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また本課金額算出プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)異なる複数のデータを記憶するデータベースを管理するコンピュータを、
前記複数のデータに含まれる各データについて、提供を受ける提供先の数の情報を記憶する記憶手段、
前記記憶手段に記憶されている情報から、いずれかの提供先が提供を受けるデータの各々について、提供先の数の情報を抽出する抽出手段、
前記抽出手段によって抽出された該いずれかの提供先が提供を受ける各データについての提供先の数の情報に基づいて、前記いずれかの提供先についての課金額を算出する課金額算出手段、
前記課金額算出手段によって算出された課金額を出力する出力手段、
として機能させることを特徴とする課金額算出プログラム。
(付記2)ファイルの構成要素である複数の異なるデータを記憶するデータベースを管理するコンピュータを、
前記複数の異なるデータのそれぞれについて、提供を受ける提供先の数の情報を記憶する記憶手段、
前記記憶手段に記憶されている前記情報に基づいて、いずれかの提供先が提供を受ける特定のファイルに含まれる各データについて、提供先の数の情報を抽出する抽出手段、
前記抽出手段によって抽出された、前記特定のファイルに含まれる各データについての提供先の数の情報に基づいて、前記いずれかの提供先に対する前記データベースの課金額を算出する課金額算出手段、
前記課金額算出手段によって算出された課金額を出力する出力手段、
として機能させることを特徴とする課金額算出プログラム。
(付記3)前記コンピュータを、
前記提供先ごとに提供されるデータの数を取得する取得手段、
前記取得手段によって取得された数に基づいて、前記記憶手段に記憶されている、前記複数のデータに含まれる各データについて提供を受ける提供先の数の情報を更新する更新手段として機能させ、
前記抽出手段は、
前記更新手段による更新後における前記各データについて提供を受ける提供先の数の情報の中から、前記いずれかの提供先が提供を受けるデータの各々について提供先の数の情報を抽出することを特徴とする付記1または2に記載の課金額算出プログラム。
(付記4)前記コンピュータを、
前記いずれかの提供先が提供を受ける各データについての提供先の数の情報に基づいて、前記いずれかの提供先が提供を受ける各データの一提供先あたりのサイズを求めることにより、前記いずれかの提供先が提供を受ける各データが他の提供先にも重複して提供されていることを示す重複度を算出する重複度算出手段として機能させ、
前記課金額算出手段は、
前記重複度算出手段によって算出された重複度に基づいて、前記いずれかの提供先に対する前記データベースの課金額を算出することを特徴とする付記1〜3のいずれか1つに記載の課金額算出プログラム。
(付記5)前記重複度算出手段は、
下記式(1)により前記重複度を算出することを特徴とする付記4に記載の課金額算出プログラム。
Figure 0005099100
ただし、Dtは重複度を、nはいずれかの提供先が提供を受けるデータの総数を、Dsはいずれかの提供先が提供を受ける各データのサイズを、Dcはいずれかの提供先が提供を受ける各データの総数を示す。
(付記6)前記課金額算出手段は、
下記式(2)により前記課金額を算出することを特徴とする付記4または5に記載の課金額算出プログラム。
Figure 0005099100
ただし、Ctは課金額を、β1は定数を、α1は係数を、Stはいずれかの提供先が提供を受ける全データのサイズの合計値を、Dtは重複度を、tmは式(2)の算出周期を、tnはtm、Stの算出周期およびDtの算出周期のうち最小値を、tは時刻を示す。
(付記7)前記課金額算出手段は、
下記式(3)により前記課金額を算出することを特徴とする付記4または5に記載の課金額算出プログラム。
Figure 0005099100
ただし、Ctは課金額を、β2は定数を、α2は係数を、Stはいずれかの提供先が提供を受ける全データのサイズの合計値を、Dtは重複度を、tmは式(3)の算出周期を、tnはtm、Stの算出周期およびDtの算出周期のうち最小値を、tは時刻を示す。
(付記8)前記課金額算出手段は、
下記式(4)により前記課金額を算出することを特徴とする付記4または5に記載の課金額算出プログラム。
Figure 0005099100
ただし、Ctは課金額を、Stはいずれかの提供先が提供を受ける全データのサイズの合計値を、Dtは重複度を、tmは式(4)の算出周期を、tnはtm、Stの算出周期およびDtの算出周期のうち最小値を、tは時刻を、X1、X2、・・・、XkはStとDtの商の合計に対応する閾値群を、Y1、Y2、・・・、YkはX1、X2、・・・、Xkに対応する利用金額群を示す。
(付記9)前記課金額算出手段は、
前記抽出手段によって抽出された前記対象提供先が受ける全データのサイズの合計値を算出する算出周期が、前記重複度を算出する算出周期より小さいことを特徴とする付記6〜8のいずれか1つに記載の課金額算出プログラム。
(付記10)異なる複数のデータを記憶するデータベースを管理する課金額算出装置であって、
前記複数のデータに含まれる各データについて、提供を受ける提供先の数の情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている情報から、いずれかの提供先が提供を受けるデータの各々について、提供先の数の情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された該いずれかの提供先が提供を受ける各データについての提供先の数の情報に基づいて、前記いずれかの提供先についての課金額を算出する課金額算出手段と、
前記課金額算出手段によって算出された課金額を出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする課金額算出装置。
(付記11)ファイルの構成要素である複数の異なるデータを記憶するデータベースを管理する課金額算出装置であって、
前記複数の異なるデータのそれぞれについて、提供を受ける提供先の数の情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている前記情報に基づいて、いずれかの提供先が提供を受ける特定のファイルに含まれる各データについて、提供先の数の情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された、前記特定のファイルに含まれる各データについての提供先の数の情報に基づいて、前記いずれかの提供先に対する前記データベースの課金額を算出する課金額算出手段と、
前記課金額算出手段によって算出された課金額を出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする課金額算出装置。
(付記12)異なる複数のデータを記憶するデータベースに前記複数のデータに含まれる各データについて、提供を受ける提供先の数の情報を記憶する記憶手段と、抽出手段と、課金額算出手段と、出力手段と、を備えるコンピュータが、
前記抽出手段により、前記記憶手段に記憶されている情報から、いずれかの提供先が提供を受けるデータの各々について、提供先の数の情報を抽出する抽出工程と、
前記課金額算出手段により、前記抽出工程によって抽出された該いずれかの提供先が提供を受ける各データについての提供先の数の情報に基づいて、前記いずれかの提供先についての課金額を算出する課金額算出工程と、
前記出力手段により、前記課金額算出工程によって算出された課金額を出力する出力工程と、
を実行することを特徴とする課金額算出方法。
(付記13)ファイルの構成要素である複数の異なるデータを記憶するデータベースに前記複数の異なるデータのそれぞれについて、提供を受ける提供先の数の情報を記憶する記憶手段と、抽出手段と、課金額算出手段と、出力手段と、を備えるコンピュータが、
前記抽出手段により、前記記憶手段に記憶されている前記情報に基づいて、いずれかの提供先が提供を受ける特定のファイルに含まれる各データについて、提供先の数の情報を抽出する抽出工程と、
前記課金額算出手段により、前記抽出工程によって抽出された、前記特定のファイルに含まれる各データについての提供先の数の情報に基づいて、前記いずれかの提供先に対する前記データベースの課金額を算出する課金額算出工程と、
前記出力手段により、前記課金額算出工程によって算出された課金額を出力する出力工程と、
を実行することを特徴とする課金額算出方法。
105 管理装置
501 データベース
502 取得部
503 更新部
504 記憶部
505 抽出部
506 重複度算出部
507 課金額算出部
508 出力部

Claims (7)

  1. 異なる複数のデータを記憶するデータベースを管理するコンピュータを、
    前記複数のデータに含まれる各データについて、サイズと提供を受ける提供先の数の情報とを記憶する記憶手段、
    前記記憶手段を参照して、いずれかの提供先が提供を受けるデータの各々について、サイズと提供先の数の情報とを抽出する抽出手段、
    前記抽出手段によって抽出された前記いずれかの提供先が提供を受ける各データについてのサイズと提供先の数の情報とから得られる、前記いずれかの提供先が提供を受ける各データの一提供先あたりのサイズを累積した累積サイズと前記いずれかの提供先が提供を受ける各データのサイズを累積した累積サイズとに基づいて、前記いずれかの提供先が前記データベースの使用ディスク容量に影響を与えた度合いを示す重複度を算出する重複度算出手段、
    前記いずれかの提供先が提供を受ける各データのサイズと前記重複度算出手段によって算出された重複度とに基づいて、前記いずれかの提供先に対する前記データベースの課金額を算出する課金額算出手段、
    前記課金額算出手段によって算出された課金額を出力する出力手段、
    として機能させることを特徴とする課金額算出プログラム。
  2. ファイルの構成要素である複数の異なるデータを記憶するデータベースを管理するコンピュータを、
    前記複数の異なるデータのそれぞれについて、サイズと提供を受ける提供先の数の情報とを記憶する記憶手段、
    前記記憶手段を参照して、いずれかの提供先が提供を受ける特定のファイルに含まれる各データについて、サイズと提供先の数の情報とを抽出する抽出手段、
    前記抽出手段によって抽出され前記いずれかの提供先が提供を受ける各データについてのサイズと提供先の数の情報とから得られる、前記いずれかの提供先が提供を受ける各データの一提供先あたりのサイズを累積した累積サイズと前記いずれかの提供先が提供を受ける各データのサイズを累積した累積サイズとに基づいて、前記いずれかの提供先が前記データベースの使用ディスク容量に影響を与えた度合いを示す重複度を算出する重複度算出手段、
    前記いずれかの提供先が提供を受ける各データのサイズと前記重複度算出手段によって算出された重複度とに基づいて、前記いずれかの提供先に対する前記データベースの課金額を算出する課金額算出手段、
    前記課金額算出手段によって算出された課金額を出力する出力手段、
    として機能させることを特徴とする課金額算出プログラム。
  3. 前記コンピュータを、
    前記提供先ごとに提供されるデータの数を取得する取得手段、
    前記取得手段によって取得された数に基づいて、前記記憶手段に記憶されている、前記複数のデータに含まれる各データについて提供を受ける提供先の数の情報を更新する更新手段として機能させ、
    前記抽出手段は、
    前記更新手段による更新後における前記各データについてサイズと提供を受ける提供先の数の情報との中から、前記いずれかの提供先が提供を受けるデータの各々についてサイズと提供先の数の情報とを抽出することを特徴とする請求項1または2に記載の課金額算出プログラム。
  4. 前記重複度算出手段は、
    下記式(1)により前記重複度を算出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の課金額算出プログラム。
    Figure 0005099100
    ただし、Dtは重複度を、nはいずれかの提供先が提供を受けるデータの総数を、Dsはいずれかの提供先が提供を受ける各データのサイズを、Dcはいずれかの提供先が提供を受ける各データについての提供先の数の情報を示す。
  5. 前記課金額算出手段は、
    下記式(2)により前記課金額を算出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の課金額算出プログラム。
    Figure 0005099100
    ただし、Ctは課金額を、β1は定数を、α1は係数を、Stはいずれかの提供先が提供を受ける全データのサイズの合計値を、Dtは重複度を、tmは式(2)の算出周期を、tnはtm、Stの算出周期およびDtの算出周期のうち最小値を、tは時刻を示す。
  6. 異なる複数のデータを記憶するデータベースを管理する課金額算出装置であって、
    前記複数のデータに含まれる各データについて、サイズと提供を受ける提供先の数の情報とを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段を参照して、いずれかの提供先が提供を受けるデータの各々について、サイズと提供先の数の情報とを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された前記いずれかの提供先が提供を受ける各データについてのサイズと提供先の数の情報とから得られる、前記いずれかの提供先が提供を受ける各データの一提供先あたりのサイズを累積した累積サイズと前記いずれかの提供先が提供を受ける各データのサイズを累積した累積サイズとに基づいて、前記いずれかの提供先が前記データベースの使用ディスク容量に影響を与えた度合いを示す重複度を算出する重複度算出手段と、
    前記いずれかの提供先が提供を受ける各データのサイズと前記重複度算出手段によって算出された重複度とに基づいて、前記いずれかの提供先に対する前記データベースの課金額算出手段と、
    前記課金額算出手段によって算出された課金額を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする課金額算出装置。
  7. 異なる複数のデータを記憶するデータベースに前記複数のデータに含まれる各データについて、サイズと提供を受ける提供先の数の情報とを記憶する記憶手段と、抽出手段と、重複度算出手段と、課金額算出手段と、出力手段と、を備えるコンピュータが、
    前記抽出手段により、前記記憶手段を参照して、いずれかの提供先が提供を受けるデータの各々について、サイズと提供先の数の情報とを抽出する抽出工程と、
    前記重複度算出手段により、前記抽出工程によって抽出された前記いずれかの提供先が提供を受ける各データについてのサイズと提供先の数の情報とから得られる、前記いずれかの提供先が提供を受ける各データの一提供先あたりのサイズを累積した累積サイズと前記いずれかの提供先が提供を受ける各データのサイズを累積した累積サイズとに基づいて、前記いずれかの提供先が前記データベースの使用ディスク容量に影響を与えた度合いを示す重複度を算出する重複度算出工程と、
    前記課金額算出手段により、前記いずれかの提供先が提供を受ける各データのサイズと前記重複度算出工程によって算出された重複度とに基づいて、前記いずれかの提供先に対する前記データベースの課金額を算出する課金額算出工程と、
    前記出力手段により、前記課金額算出工程によって算出された課金額を出力する出力工程と、
    を実行することを特徴とする課金額算出方法。
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