JP2002309953A - エンジン発電機 - Google Patents

エンジン発電機

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JP2002309953A JP2001115625A JP2001115625A JP2002309953A JP 2002309953 A JP2002309953 A JP 2002309953A JP 2001115625 A JP2001115625 A JP 2001115625A JP 2001115625 A JP2001115625 A JP 2001115625A JP 2002309953 A JP2002309953 A JP 2002309953A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な交換作業により制御方式を切り換え可
能なエンジン発電機を提供する。 【解決手段】 エンジン3のクランクシャフト34に、
フライホイール51と、冷却ファン52と、リコイルス
タータ8を取り付け、エンジンユニット110を形成す
る。エンジンユニット110の端部には、アダプタ55
を介して発電体4が取り付けられる。アダプタ55と発
電体4のロータシャフト43との間はスルーボルト60
にて結合される。スルーボルト60を外して発電体4を
交換することにより、制御方式をAVR方式やインバー
タ方式に自在に切り換えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンとエンジ
ンにより駆動される発電体とを有してなるエンジン発電
機に関し、特に、異なる制御方式の発電体を自在に交換
可能なエンジン発電機に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン発電機における発電電圧の制御
方式としては、従来よりコンデンサ等を用いたAVR(A
utomatic voltage regulator;自動電圧調整器)方式の
装置が広く使用されてきた。ところが、近年、エンジン
発電機にも高精度の電圧安定性と周波数特性が求められ
てきており、制御方式としてインバータ方式を採用する
ものが増加してきた。
【0003】AVR方式の装置は、発電体のマグネット
は極性が2極であり、60ヘルツの電力を得るために
は、3600rpmにてエンジンを回転させており、コン
トロールユニットは比較的小型である。これに対し、イ
ンバータ方式の発電機では、20極以上のマグネットを
備えたロータを高回転で駆動することにより、従来のA
VR方式の発電機よりも高出力を得ることが可能となっ
ている。このため、コントロールユニットの電子部品が
大きくなり、ユニット自体も大きなものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、両制御方
式の装置はその構成を大きく異にしており、たとえばコ
ントロールユニットひとつを取って見ても、共通仕様に
納めることは困難である。したがって、エンジン発電機
としては、その制御方式を何れか一方に設定したものが
通常であり、そこでは二者択一的に仕様が決定される。
このため、生産、販売段階においても、両方式の需要を
見て生産や仕入れを行わざるを得ず、在庫や欠品が生じ
易く、製品としての機動性が乏しいという問題があっ
た。
【0005】本発明の目的は、簡単な交換作業により制
御方式を切り換え可能なエンジン発電機を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のエンジン発電機
は、エンジンを備えるエンジンユニット部と、前記エン
ジンユニット部に取り付けられ前記エンジンによって駆
動される発電体とを有してなるエンジン発電機であっ
て、前記エンジンユニット部と前記発電体との間に取り
付けられ、前記発電体を交換自在に着脱可能なアダプタ
を有することを特徴とする。
【0007】また、前記エンジン発電機において、前記
エンジンユニット部に前記アダプタを介して制御方式の
異なる前記発電体を取り付けることができるようにして
も良い。
【0008】本発明にあっては、異なる発電体を簡単な
作業により交換することができ、適宜発電体を交換し、
製品仕様を変えることが可能となる。この際、たとえ
ば、AVR方式とインバータ方式など、制御方式の異な
る発電体を適宜交換することもでき、二者択一的な生産
や仕入れを行う必要がなく、在庫や欠品を減少させるこ
とが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の一実施の形態であるエンジ
ン発電機の正面図、図2は図1のエンジン発電機の平面
図、図3はその背面図である。
【0011】本実施の形態に係るエンジン発電機1は、
図1〜3に示すように、パイプを折り曲げて矩形枠状に
成形された支持フレーム2上に、駆動源であるエンジン
3と発電体4とを一体化した発電ユニット5を複数の支
持駒6によって弾性支持した構成となっている。当該エ
ンジン発電機1は、制御方式としてインバータ方式を採
用しており、発電ユニット5の側方(図3において背後
側)に発電電圧制御用のインバータユニット11が取り
付けられている(図1参照)。
【0012】図1に示すように、装置正面部にはコント
ロールパネル7が設けられている。このコントロールパ
ネル7には、エンジンスイッチやオートスロットルスイ
ッチ等のスイッチ類や、AC電源端子やDC電源端子等
の出力端子が設けられている。また、コントロールパネ
ル7の下部には、リコイルスタータ8(図8参照)駆動
用のリコイルノブ8aが設けられており、これを引くこ
とによりエンジン3が起動されるようになっている。
【0013】発電ユニット5の上方には、エンジン3に
供給される燃料を貯留するための燃料タンク9が配設さ
れている。燃料タンク9の上面ほぼ中央には、燃料供給
口が設けられており、そこには開閉自在に燃料キャップ
10が取り付けられている。
【0014】図4は図1のエンジン発電機にて使用され
る発電ユニット5の正面図、図5はその平面図、図6は
図5の右側面図(矢示X方向)、図7は図4の左側面図
(矢示Y方向)、図8は図5のZ−Z線に沿った断面図
である。
【0015】発電ユニット5は、エンジン3と発電体4
およびリコイルスタータ8とを一体化した構成となって
いる。発電ユニット5の側部には、図4,6に示すよう
に、発電体4からの発電出力を制御して所定周波数の交
流に変換するためのインバータユニット11が取り付け
られている。インバータユニット11は、アルミニウム
製のケース71に電子基盤を収容した構成となってお
り、アルミニウム製のファンカバー53に直接固定され
ている。
【0016】エンジン3は、空冷単気筒のOHV型ガソ
リンエンジンであり、クランクケース31とその上側に
シリンダ32を備え、シリンダ32にはヘッドカバー3
3が取り付けられている。シリンダ32にはプラグキャ
ップが一体となったイグニッションコイル37が取り付
けられている。また、エンジン3の吸気側にはキャブレ
ター12が設けられており、キャブレター12にはエア
クリーナ36を介して外気が導入され、そこでガソリン
との混合気が作られエンジン3へと供給される。一方、
排気側には、排気管13を介してマフラー14が接続さ
れており、エンジン3からの排気はマフラー14を通っ
た後、図4において装置左側面に設けられた排気口15
から排出される。
【0017】キャブレター12には、図6に示すように
スロットルバルブ16が配設されている。このスロット
ルバルブ16はキャブレター12上部に設けられたキャ
ブスロットルレバー17によって開閉される。キャブス
ロットルレバー17には、ガバナロッド18aの一端が
取り付けられており、エンジン3は、機械式のガバナに
より、エンジン回転数が負荷変動に影響されることなく
一定に調整されるようになっている。
【0018】すなわち、図4,5に示すように、クラン
クケース31には、回動自在にガバナシャフト19が装
着されており、そこにはガバナレバー20の基端部が取
り付けられている。ガバナレバー20には、スピードコ
ントロールレバー21に連結された引張コイルばね22
が掛止されており、この引張コイルばね22によってガ
バナレバー20は図5において時計方向に付勢されてい
る。また、ガバナレバー20の先端側には、ガバナロッ
ド18bの一端側が取り付けられており、このガバナロ
ッド18bの他端側はコントロールレバー23と連結さ
れている。コントロールレバー23は、発電ユニット5
の上部に取り付けられたプレート25に回転自在に支持
されている。さらに、コントロールレバー23には、一
端側がキャブスロットルレバー17に連結されたガバナ
ロッド18aの他端側が取り付けられている。したがっ
て、ガバナレバー20がガバナシャフト19を中心とし
て回動すると、ガバナロッド18b、コントロールレバ
ー23、ガバナロッド18aが連動し、キャブスロット
ルレバー17が作動することになる。
【0019】この場合、ガバナシャフト19は、エンジ
ン3のクランクシャフト34により回転駆動されるシャ
フトに軸方向に摺動自在に装着されたガバナスリーブと
係合している。前記シャフトには回転体が固定されてお
り、その端面には回転中心から所定の半径の位置に複数
のガバナアームが回動自在に装着されている。そして、
各ガバナアームにはガバナウエイトが一体に設けられて
おり、これらにより機械式のガバナ機構が構成される。
【0020】エンジン3の負荷が低負荷となると、負荷
の低下分だけエンジン回転数つまりクランクシャフト3
4の回転数が一時的に高くなろうとする。ところが、回
転数低下に伴いガバナウエイトに加わる遠心力が低下し
てガバナアームが閉じ、それに伴いガバナスリーブが移
動しガバナシャフト19が低速側に回動する。そして、
ガバナシャフト19と共にガバナレバー20も回動し、
その動きがガバナロッド18a等を介してキャブスロッ
トルレバー17に伝わり、スロットルバルブ16が閉じ
る方向に駆動される。これにより、エンジン回転数は負
荷に合わせて低下されることになる。これに対し、エン
ジン負荷が高負荷となった場合には、ガバナレバー20
は逆方向に回動される。したがって、エンジンの回転数
は負荷変動に影響されることなく一定に調整される。
【0021】エンジン3は、クランクケース31内に組
み込まれたクランクシャフト34が図8において左右方
向に延びる形で配設されている。当該発電ユニット5で
は、クランクシャフト34の一端側がエンジン3の出力
軸となっており、この出力軸側にフライホイール51、
冷却ファン52、リコイルスタータ8、発電体4をこの
順にて配置した構成となっている。すなわち、エンジン
3の次位にフライホイール51と冷却ファン52が取り
付けられ、フライホイール51に固設されたアダプタ5
5を介してその先にリコイルスタータ8と発電体4が配
設される構成となっている。
【0022】エンジン3のクランクシャフト34は、図
8に示すように、その一端部34aはクランクケース3
1に取り付けられた軸受35によって支持されている。
クランクシャフト34の他端部もまた、その反対側の図
示しない軸受により支持されており、クランクケース3
1に対し回転自在となっている。一端部34aはクラン
クケース31の外部に突出し、エンジン3の回転数やト
ルク等、エンジン出力を安定化させるためのフライホイ
ール51が取り付けられている。フライホイール51
は、クランクシャフト34にキーを介して固定されるボ
ス部51aと、ボス部51aから径方向に延在するディ
スク部51bとから構成される。
【0023】ディスク部51bには、冷却ファン52が
取り付けられている。冷却ファン52はディスク部52
aと、ディスク部52aの表面に一体に設けられた多数
のファンブレード52bとを有している。冷却ファン5
2はエンジン3に固定されるファンカバー53により覆
われている。ファンカバー53はアルミニウムにより形
成され、側面には冷却風取入口となる多数のスリット5
4が設けられている。ファンカバー53は空気を案内す
るダクトとしての機能をも有しており、図8に示すよう
に、冷却ファン52の回転に伴い外気がスリット54か
らファンカバー53内に導入されると共に、冷却風とし
てエンジン3側に送出、案内される。
【0024】フライホイール51の次位にはリコイルス
タータ8が配設されている。フライホイール51のボス
部51aには、アダプタ55を介してリコイルリング5
6が取り付けられ、その次位には、ディスク部57aと
円筒部57bが一体となったリコイルホルダ57が設け
られている。そして、円筒部57bの外側にはリコイル
ロープ58が巻き付けられるリコイルプーリ59が回転
自在に装着されている。
【0025】リコイルプーリ59には、図示しない係合
爪が設けられており、リコイルノブ8aを引いてリコイ
ルプーリ59をリコイルロープ58によって回転させる
と、この係合爪がリコイルリング56に係合する。これ
により、アダプタ55を介して連結されたクランクシャ
フト34が回転し、エンジン3が起動される。なお、リ
コイルホルダ57には図示しない巻き戻しばねが設けら
れており、リコイルロープ58は、ばね力によってリコ
イルプーリ59に巻き戻される。
【0026】リコイルスタータ8の次位には発電体4が
配設されている。当該エンジン発電機1では、エンジン
3とフライホイール51、冷却ファン52およびリコイ
ルスタータ8によって発電体駆動用のエンジンユニット
(エンジンユニット部)110が形成されており、アダ
プタ55を介して発電体4を取り付ける形となってい
る。ここでは、前述のように、制御方式としてインバー
タ方式を採る発電体4が取り付けられているが、後述す
るように、発電体としてAVR方式のものを取り付ける
こともできる。
【0027】発電体4はインナロータ型となっており、
インナロータ41とステータ42とから構成されてい
る。インナロータ41は、ロータシャフト43とロータ
ディスク45とから構成され、ロータシャフト43は、
アダプタ55のボス部55a先端にスルーボルト60に
よって固定されている。この場合、ボス部55aにはテ
ーパ部55bが形成されており、このテーパ部55bが
ロータシャフト43に設けられたテーパ孔43aと嵌合
するようになっている。一方、ロータシャフト43の他
端側は、発電体リアカバー44に取り付けられた軸受6
1によって回転自在に支持されている。インナロータ4
1の外側にはステータ42が配設されており、ここでは
ステータ42は、ファンカバー53と発電体リアカバー
44との間に挟持される形で取り付けられている。
【0028】インナロータ41の外周面には、複数個の
マグネット(図示せず)が周方向に沿って取り付けられ
ている。これに対しステータ42には、多数枚の鋼板を
積層したコア62が設けられており、その周囲にコイル
63が巻回されている。そして、クランクシャフト34
の回転に伴い、コイル63の内側でインナロータ41の
マグネットが回転することにより、コイル63に起電力
が生じ発電が行われる。
【0029】発電体リアカバー44は、通風孔64が形
成されたディスク部44aとこれと一体となった円筒部
44bとを有している。発電体リアカバー44は、円筒
部44bの部分でファンカバー53に固定され、その
際、ステータ42をファンカバー53との間で保持する
ようになっている。そして、図8に示すように、冷却フ
ァン52の回転に伴い外気が通風孔64から発電体リア
カバー44内に導入され、ステータ42等を冷却しつつ
エンジン3方向へと流通する。
【0030】一方、発電ユニット5内には、ファンカバ
ー53の側方に形成されたスリット54からも外気が流
入する。この気流は、通風孔64から導入されステータ
42等を冷却した冷却風と合流し、ファンカバー53に
より案内されて、エンジン3の周囲に吹き付けられる。
すなわち、1個の冷却ファン52によって、スリット5
4と通風孔64の2系統の冷却風が生じ、これによって
発電体4とエンジン3の両方が冷却される。そして、エ
ンジン3に吹き付けられた冷却風は、エンジン3の背後
に回り込みマフラー14を冷却する。
【0031】ところで、前述のように、本発明によるエ
ンジン発電機では、アダプタ55の次位に配する発電体
4を交換可能に構成し、制御方式の異なる発電体を適宜
交換可能なように設定することもできる。図9,10
は、このような発電体交換を可能ならしめたエンジン発
電機の例を示す説明図であり、図9ではインバータ方式
の発電体が取り付けられたエンジン発電機1inv、図1
0ではAVR方式の発電体が取り付けられたエンジン発
電機1avrである。なお、図9,10では、発電体の構
成以外は、概ね前述のエンジン発電機1と同様であるの
で、同様の部分には同一の符号を付しその説明は省略す
る。
【0032】図9のエンジン発電機1invでは、エンジ
ンユニット110にインバータ制御方式の発電体4が取
り付けられている。このエンジン発電機1invは、クラ
ンクシャフト34方向の装置長が前述のエンジン発電機
1よりも若干長くなっている。また、インバータユニッ
ト11が発電ユニット5の図中左方の位置に配設されて
いるが、それ以外の点は、基本的には前述のものと同一
構造である。
【0033】これに対し図10のエンジン発電機1avr
では、エンジンユニット110にAVR方式の発電体1
11が取り付けられている。この発電体111も、発電
体4と同様にインナロータ型となっており、インナロー
タ112とステータ113とから構成されている。イン
ナロータ112は、ロータシャフト114とロータディ
スク115とから構成され、ロータシャフト114は、
アダプタ55のボス部55a先端にスルーボルト116
によって固定される。ロータシャフト114にもまたテ
ーパ孔114aが形成されており、これがテーパ部55
bと嵌合する。
【0034】一方、ロータシャフト114の他端側は、
発電体リアカバー117に取り付けられた軸受118に
よって回転自在に支持されている。インナロータ112
の外側にはステータ113が配設されており、ステータ
113は、ファンカバー53と発電体リアカバー117
との間に挟持されている。インナロータ112の外周面
にはマグネット(図示せず)が周方向に沿って取り付け
られており、ステータ113では、コア119にコイル
120が巻回されている。なお、共通仕様化のため、ス
テータ113とステータ42の外径は同一径に統一され
ている。また、発電体111の全長は、発電体4とイン
バータユニット11を併設した場合の寸法とほぼ同寸法
となっている。
【0035】ここで、当初、図10のようにAVR方式
の発電体111が取り付けられているエンジン発電機1
avrをインバータ方式に変える場合には、次のような作
業を行う。すなわち、まず、スルーボルト116を外
し、発電体111をエンジンユニット110から取り外
す。これにより、エンジンユニット110のアダプタ5
5が現れる。
【0036】次に、発電体4をエンジンユニット110
に取り付ける。前述のように、ステータ113とステー
タ42とは同一外径に形成されているため、ファンカバ
ー53には何れのステータを取り付けることもできる。
そして、ステータ42をファンカバー53と発電体リア
カバー44との間に取り付けた後、スルーボルト60に
より、発電体4をアダプタ55に固定する。その後、イ
ンバータユニット11を取り付けることによりエンジン
発電機1invが形成され、発電体交換作業を終了する。
【0037】このように、当該エンジン発電機1では、
発電ユニット5内の構成を、エンジンユニット110と
発電体4,111との2つに大きく分け、両者の間をア
ダプター55によって接続している。エンジンユニット
110には、エンジン3を初めとして、フライホイール
51や冷却ファン52が含まれ、さらに、アダプタ55
を用いてリコイルスタータ8をも一体に形成している。
そして、アダプタ55に発電体4,111のロータシャ
フト43,115を固定し、同一外径に形成されたステ
ータ42,113をファンカバー53と発電体リアカバ
ー44,117にて固定する。
【0038】これにより、異なる制御方式の発電体4,
111を、ボルトの取り外し程度の簡単な作業により交
換することができ、図9,10のエンジン発電機1in
v,1avrを適宜選択することが可能となる。たとえば、
標準仕様をAVR方式としておき、販売店等にてインバ
ータ方式の発電体4をストックしておくことにより、顧
客の要望に応じて発電体を交換し、製品仕様を変えるこ
とも可能となる。したがって、二者択一的な生産や仕入
れを行う必要がなく、在庫や欠品を減少させることが可
能となる。
【0039】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、駆動ユニット部と発電
体との間に、発電体を交換自在に着脱可能なアダプタを
設けたので、異なる発電体を簡単な作業により交換する
ことができ、適宜発電体を交換し、製品仕様を変えるこ
とが可能となる。また、駆動ユニット部にアダプタを介
して制御方式の異なる発電体を取り付け可能としたこと
により、AVR方式とインバータ方式などのように異な
る制御方式の発電体を適宜交換することができ、二者択
一的な生産や仕入れを行う必要がなく、在庫や欠品を減
少させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるエンジン発電機の
正面図である。
【図2】図1のエンジン発電機の平面図である。
【図3】図1のエンジン発電機の背面図である。
【図4】図1のエンジン発電機にて使用される発電ユニ
ットの正面図である。
【図5】図4の発電ユニットの平面図である。
【図6】図5の右側面図(矢示X方向)である。
【図7】図4の左側面図(矢示Y方向)である。
【図8】図5のZ−Z線に沿った断面図である。
【図9】発電体を交換可能に構成したエンジン発電機の
例を示す説明図であり、インバータ方式の発電体を取り
付けた状態を示している。
【図10】発電体を交換可能に構成したエンジン発電機
の例を示す説明図であり、AVR方式の発電体を取り付
けた状態を示している。
【符号の説明】
1avr,1inv エンジン発電機 3 エンジン 4 発電体 55 アダプタ 110 エンジンユニット(エンジンユニット部) 111 発電体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H607 AA11 BB02 BB07 CC05 CC09 DD07 DD19 FF23 JJ05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンを備えるエンジンユニット部
    と、前記エンジンユニット部に取り付けられ前記エンジ
    ンによって駆動される発電体とを有してなるエンジン発
    電機であって、 前記エンジンユニット部と前記発電体との間に取り付け
    られ、前記発電体を交換自在に着脱可能なアダプタを有
    することを特徴とするエンジン発電機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエンジン発電機におい
    て、前記エンジンユニット部は、前記アダプタを介して
    制御方式の異なる前記発電体を取り付け可能であること
    を特徴とするエンジン発電機。
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