JP2002309956A - エンジン発電機 - Google Patents

エンジン発電機

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JP2002309956A
JP2002309956A JP2001115537A JP2001115537A JP2002309956A JP 2002309956 A JP2002309956 A JP 2002309956A JP 2001115537 A JP2001115537 A JP 2001115537A JP 2001115537 A JP2001115537 A JP 2001115537A JP 2002309956 A JP2002309956 A JP 2002309956A
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Japan
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cooling
engine
cooling air
passage
fan
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JP2001115537A
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Misao Suzuki
操 鈴木
Hideki Tomiyama
英樹 富山
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Subaru Corp
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン発電機におけるコントロールユニッ
トの冷却性を向上させる。 【解決手段】 ファンカバー53の冷却ファン52側方
位置に、冷却ファン52によって生成される冷却風の一
部が導入される冷却風通路75を設ける。ファンカバー
53にはインバータユニット11が取り付けられてお
り、その底面側には、冷却通路76が形成されている。
インバータユニット11は、冷却通路76が冷却風通路
75と連通するように取り付けられる。冷却通路76内
には、フィンによって隔離された流路78が設けられて
いる。冷却ファン52が回転すると、それに伴って冷却
風通路75に冷却風が導入され、それが冷却通路76を
流通する。これにより、インバータユニット11の底面
側に冷却風が流通し、インバータユニット11が取付面
側から冷却される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンとエンジ
ンにより駆動される発電体とを有してなるエンジン発電
機に関し、特に、制御方式としてインバータ方式を採用
するエンジン発電機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にエンジン発電機では、エンジンや
発電体と共に発電電圧を制御するためのコントローラが
設けられている。従来、このコントロールユニットの発
熱は、エンジンやマフラ等に比して小さく、その動作性
にも大きな影響がないことから、コントロールユニット
自体を積極的に冷却することは余り行われていなかっ
た。特に、パイプフレームにエンジンや発電体等を配設
した大型のエンジン発電機では、コントロールユニット
自体も外気に接しており、その放熱性については特に問
題とはならなかった。
【0003】一方、近年、エンジン発電機にも高精度の
電圧安定性と周波数特性が求められてきており、制御方
式としてインバータ方式を採用するものが増加してい
る。インバータ方式の発電機では、20極以上のマグネ
ットを備えたロータを高回転で駆動することにより、従
来のいわゆるAVR方式の発電機よりも高出力を得るこ
とが可能となっている。しかしながら、その反面、コン
トロールユニットの電子部品が大きくなり、ユニットの
発熱もまた大きくなるため、温度上昇によって電子部品
の動作安定性が損なわれるおそれがある。このため、イ
ンバータ方式採用に当たり、コントロールユニット自体
の冷却性が大きな問題となってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、例えば特開
2000-213361号公報のように、エンジン冷却風の導入ダ
クト開口部またはその近傍にコントロールユニットを配
し、冷却効率を改善し作動安定性の確保を図る構成も提
案されている。しかしながら、インバータ方式における
コントロールユニットの発熱は、単に冷却風導入ダクト
内にコントロールユニットを配する程度の消極的な冷却
方式では必ずしも十分放熱されず、冷却性の点でさらな
る改善が求められていた。
【0005】本発明の目的は、エンジン発電機における
コントロールユニットの冷却効果を向上させることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のエンジン発電機
は、エンジンと前記エンジンによって駆動される発電体
とを備え、前記エンジンのクランクシャフトに取り付け
られた冷却ファンによって前記エンジンの冷却を行うエ
ンジン発電機であって、前記冷却ファンの外側に配設さ
れるファンカバーから延伸形成され、前記冷却ファンに
よって生成される冷却風の一部が導入される冷却風通路
と、前記ファンカバーに取り付けられ、前記冷却風通路
と連通し前記冷却風が流通する冷却通路を備える発電電
圧制御用のコントロールユニットとを有することを特徴
とする。
【0007】また、前記エンジン発電機において、前記
冷却通路に複数のフィンによって隔離される複数の流路
を形成しても良い。
【0008】本発明にあっては、ファンカバーに冷却風
通路を設け、これを介してコントロールユニットに設け
た冷却通路に冷却風を流通させているので、コントロー
ルユニットに積極的に冷却風を供給して冷却を行うこと
ができ、コントロールユニットの冷却性を大幅に改善す
ることが可能となる。また、冷却通路内にフィンを形成
したことにより、さらに効率良くコントロールユニット
の冷却を行うことが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の一実施の形態であるエンジ
ン発電機の正面図、図2は図1のエンジン発電機の平面
図、図3はその背面図である。
【0011】本実施の形態に係るエンジン発電機1は、
図1〜3に示すように、パイプを折り曲げて矩形枠状に
成形された支持フレーム2上に、駆動源であるエンジン
3と発電体4とを一体化した発電ユニット5を複数の支
持駒6によって弾性支持した構成となっている。当該エ
ンジン発電機1は、制御方式としてインバータ方式を採
用しており、発電ユニット5の側方(図3において背後
側)に発電電圧制御用のインバータユニット(コントロ
ールユニット)11が取り付けられている(図1参
照)。
【0012】図1に示すように、装置正面部にはコント
ロールパネル7が設けられている。このコントロールパ
ネル7には、エンジンスイッチやオートスロットルスイ
ッチ等のスイッチ類や、AC電源端子やDC電源端子等
の出力端子が設けられている。また、コントロールパネ
ル7の下部には、リコイルスタータ8(図8参照)駆動
用のリコイルノブ8aが設けられており、これを引くこ
とによりエンジン3が起動されるようになっている。
【0013】発電ユニット5の上方には、エンジン3に
供給される燃料を貯留するための燃料タンク9が配設さ
れている。燃料タンク9の上面ほぼ中央には、燃料供給
口が設けられており、そこには開閉自在に燃料キャップ
10が取り付けられている。
【0014】図4は図1のエンジン発電機にて使用され
る発電ユニット5の正面図、図5はその平面図、図6は
図5の右側面図(矢示X方向)、図7は図4の左側面図
(矢示Y方向)、図8は図5のZ−Z線に沿った断面図
である。
【0015】発電ユニット5は、エンジン3と発電体4
およびリコイルスタータ8とを一体化した構成となって
いる。エンジン3は、空冷単気筒のOHV型ガソリンエ
ンジンであり、クランクケース31とその上側にシリン
ダ32を備え、シリンダ32にはヘッドカバー33が取
り付けられている。シリンダ32にはプラグキャップが
一体となったイグニッションコイル37が取り付けられ
ている。また、エンジン3の吸気側にはキャブレター1
2が設けられており、キャブレター12にはエアクリー
ナ36を介して外気が導入され、そこでガソリンとの混
合気が作られエンジン3へと供給される。一方、排気側
には、排気管13を介してマフラ14が接続されてお
り、エンジン3からの排気はマフラ14を通った後、図
4において装置左側面に設けられた排気口15から排出
される。
【0016】キャブレター12には、図6に示すように
スロットルバルブ16が配設されている。このスロット
ルバルブ16はキャブレター12上部に設けられたキャ
ブスロットルレバー17によって開閉される。キャブス
ロットルレバー17には、ガバナロッド18aの一端が
取り付けられており、エンジン3は、機械式のガバナに
より、エンジン回転数が負荷変動に影響されることなく
一定に調整されるようになっている。
【0017】すなわち、図4,5に示すように、クラン
クケース31には、回動自在にガバナシャフト19が装
着されており、そこにはガバナレバー20の基端部が取
り付けられている。ガバナレバー20には、スピードコ
ントロールレバー21に連結された引張コイルばね22
が掛止されており、この引張コイルばね22によってガ
バナレバー20は図5において時計方向に付勢されてい
る。また、ガバナレバー20の先端側には、ガバナロッ
ド18bの一端側が取り付けられており、このガバナロ
ッド18bの他端側はコントロールレバー23と連結さ
れている。コントロールレバー23は、発電ユニット5
の上部に取り付けられたプレート25に回転自在に支持
されている。さらに、コントロールレバー23には、一
端側がキャブスロットルレバー17に連結されたガバナ
ロッド18aの他端側が取り付けられている。したがっ
て、ガバナレバー20がガバナシャフト19を中心とし
て回動すると、ガバナロッド18b、コントロールレバ
ー23、ガバナロッド18aが連動し、キャブスロット
ルレバー17が作動することになる。
【0018】この場合、ガバナシャフト19は、エンジ
ン3のクランクシャフト34により回転駆動されるシャ
フトに軸方向に摺動自在に装着されたガバナスリーブと
係合している。前記シャフトには回転体が固定されてお
り、その端面には回転中心から所定の半径の位置に複数
のガバナアームが回動自在に装着されている。そして、
各ガバナアームにはガバナウエイトが一体に設けられて
おり、これらにより機械式のガバナ機構が構成される。
【0019】エンジン3の負荷が低負荷となると、負荷
の低下分だけエンジン回転数つまりクランクシャフト3
4の回転数が一時的に高くなろうとする。ところが、回
転数低下に伴いガバナウエイトに加わる遠心力が低下し
てガバナアームが閉じ、それに伴いガバナスリーブが移
動しガバナシャフト19が低速側に回動する。そして、
ガバナシャフト19と共にガバナレバー20も回動し、
その動きがガバナロッド18a等を介してキャブスロッ
トルレバー17に伝わり、スロットルバルブ16が閉じ
る方向に駆動される。これにより、エンジン回転数は負
荷に合わせて低下されることになる。これに対し、エン
ジン負荷が高負荷となった場合には、ガバナレバー20
は逆方向に回動される。したがって、エンジンの回転数
は負荷変動に影響されることなく一定に調整される。
【0020】エンジン3は、クランクケース31内に組
み込まれたクランクシャフト34が図8において左右方
向に延びる形で配設されている。当該発電ユニット5で
は、クランクシャフト34の一端側がエンジン3の出力
軸となっており、この出力軸側にフライホイール51、
冷却ファン52、リコイルスタータ8、発電体4をこの
順にて配置した構成となっている。すなわち、エンジン
3の次位にフライホイール51と冷却ファン52が取り
付けられ、フライホイール51に固設されたアダプタ5
5を介してその先にリコイルスタータ8と発電体4が配
設される構成となっている。このように、発電体4とリ
コイルスタータ8を同じ側に配すると、クランクシャフ
ト34を短くすることができると共に、1つの冷却ファ
ン52によって発電体4とエンジン3の両方を冷却する
ことが可能となる。
【0021】エンジン3のクランクシャフト34は、図
8に示すように、その一端部34aはクランクケース3
1に取り付けられた軸受35によって支持されている。
クランクシャフト34の他端部もまた、その反対側の図
示しない軸受により支持されており、クランクケース3
1に対し回転自在となっている。一端部34aはクラン
クケース31の外部に突出し、エンジン3の回転数やト
ルク等、エンジン出力を安定化させるためのフライホイ
ール51が取り付けられている。フライホイール51
は、クランクシャフト34にキーを介して固定されるボ
ス部51aと、ボス部51aから径方向に延在するディ
スク部51bとから構成される。
【0022】ディスク部51bには、冷却ファン52が
取り付けられている。冷却ファン52はディスク部52
aと、ディスク部52aの表面に一体に設けられた多数
のファンブレード52bとを有している。冷却ファン5
2はエンジン3に固定されるファンカバー53により覆
われている。ファンカバー53はアルミニウムにより形
成され、側面には冷却風取入口となる多数のスリット5
4が設けられている。ファンカバー53は空気を案内す
るダクトとしての機能をも有しており、図8に示すよう
に、冷却ファン52の回転に伴い外気がスリット54か
らファンカバー53内に導入されると共に、冷却風とし
てエンジン3側に送出、案内される。
【0023】フライホイール51の次位にはリコイルス
タータ8が配設されている。フライホイール51のボス
部51aには、アダプタ55を介してリコイルリング5
6が取り付けられ、その次位には、ディスク部57aと
円筒部57bが一体となったリコイルホルダ57が設け
られている。そして、円筒部57bの外側にはリコイル
ロープ58が巻き付けられるリコイルプーリ59が回転
自在に装着されている。
【0024】リコイルプーリ59には、図示しない係合
爪が設けられており、リコイルノブ8aを引いてリコイ
ルプーリ59をリコイルロープ58によって回転させる
と、この係合爪がリコイルリング56に係合する。これ
により、アダプタ55を介して連結されたクランクシャ
フト34が回転し、エンジン3が起動される。なお、リ
コイルホルダ57には図示しない巻き戻しばねが設けら
れており、リコイルロープ58は、ばね力によってリコ
イルプーリ59に巻き戻される。
【0025】リコイルスタータ8の次位には発電体4が
配設されている。当該エンジン発電機1では、発電体4
はインナロータ型となっており、インナロータ41とス
テータ42とから構成されている。インナロータ41
は、ロータシャフト43とロータディスク45とから構
成され、ロータシャフト43は、アダプタ55のボス部
55a先端にスルーボルト60によって固定されてい
る。この場合、ボス部55aにはテーパ部55bが形成
されており、このテーパ部55bがロータシャフト43
に設けられたテーパ孔43aと嵌合するようになってい
る。一方、ロータシャフト43の他端側は、発電体リア
カバー44に取り付けられた軸受61によって回転自在
に支持されている。インナロータ41の外側にはステー
タ42が配設されており、ここではステータ42は、フ
ァンカバー53と発電体リアカバー44との間に挟持さ
れる形で取り付けられている。
【0026】インナロータ41の外周面には、複数個の
マグネット(図示せず)が周方向に沿って取り付けられ
ている。これに対しステータ42には、多数枚の鋼板を
積層したコア62が設けられており、その周囲にコイル
63が巻回されている。そして、クランクシャフト34
の回転に伴い、コイル63の内側でインナロータ41の
マグネットが回転することにより、コイル63に起電力
が生じ発電が行われる。
【0027】発電体リアカバー44は、通風孔64が形
成されたディスク部44aとこれと一体となった円筒部
44bとを有している。発電体リアカバー44は、円筒
部44bの部分でファンカバー53に固定され、その
際、ステータ42をファンカバー53との間で保持する
ようになっている。そして、図8に示すように、冷却フ
ァン52の回転に伴い外気が通風孔64から発電体リア
カバー44内に導入され、ステータ42等を冷却しつつ
エンジン3方向へと流通する。
【0028】一方、発電ユニット5の側部には、図5,
6に示すように、発電体4からの発電出力を制御して所
定周波数の交流に変換するためのインバータユニット1
1が取り付けられている。図9は図4のA−A線に沿っ
た断面図、図10はインバータユニット11の底面図、
図11は図10のB−B線に沿った断面図である。
【0029】インバータユニット11は、図11に示す
ように、アルミニウム製のケース71に電子基盤72を
収容した構成となっており、その底部の四隅には取付部
73が設けられている。当該エンジン発電機1では、こ
のインバータユニット11は、アルミニウム製のファン
カバー53に直接固定されている。すなわち、取付部7
3や底部の縁部74がアルミ面に直接接触するようにフ
ァンカバー53のインバータユニット取付面53aに取
り付けられる。したがって、インバータユニット11の
熱は、熱伝導性の良いアルミニウムにて形成されたファ
ンカバー53に伝導し、ファンカバー53全体に拡散し
て速やかに放熱される。
【0030】また、当該エンジン発電機1では、ファン
カバー53には、図9に示すような冷却風通路75が設
けられており、そこに冷却ファン52によって生成され
る冷却風の一部が導入されるようになっている。この冷
却風通路75は、ファンカバー53におけるファンブレ
ード52bの側方の位置に、ファンカバー53から枝が
延びるように延伸形成されている。冷却風通路75の内
部は中空となっており、この中空部はファンカバー53
内と連通し、冷却ファン52により生じた冷却風がそこ
に導入される。
【0031】これに対し、インバータユニット11に
は、その底面側に冷却通路76が形成されており、ファ
ンカバー53にインバータユニット11を取り付ける
と、この冷却通路76と冷却風通路75とが連通するよ
うになっている。なお、冷却風通路75は冷却通路76
の出口側にも設けられており、冷却通路76を流通した
冷却風は、上部の冷却風通路75から再びファンカバー
53内に戻される。
【0032】冷却通路76は、図10,11に示すよう
に、複数のフィン77によって隔離された複数の流路7
8から構成されている。すなわち、冷却通路76内は、
冷却風との接触面積拡大を図るべくフィン形状となって
いる。そして、冷却ファン52が回転すると、それに伴
って冷却風通路75に冷却風が導入され、それが冷却通
路76を流通する。これにより、インバータユニット1
1の底面側に冷却風が流通し、インバータユニット11
が取付面側からも冷却される。
【0033】このように当該エンジン発電機1では、フ
ァンカバー53を放熱板として用いて放熱性の向上を図
ると共に、ファンカバー53に冷却風通路75を設け、
これを介してユニット底面の冷却通路76に冷却風を流
通させている。したがって、インバータユニット11に
積極的に冷却風を供給して冷却を行うことができ、特
に、外気に接触させにくい取付面側を積極的に冷却する
ことが可能となり、冷却効果が向上し、インバータユニ
ット11の冷却性を大幅に改善することが可能となる。
また、冷却通路76内にフィン77が形成されているた
め、さらに効率良くインバータユニット11の冷却を行
うことができる。
【0034】一方、このようにしてインバータユニット
11を冷却した冷却風は、通風孔64から導入されステ
ータ42等を冷却した冷却風と合流し、ファンカバー5
3により案内されて、エンジン3の周囲に吹き付けられ
る。すなわち、冷却ファン52によって、スリット54
と通風孔64の2系統の冷却風が生じ、これによって発
電体4とエンジン3の両方が冷却される。そして、エン
ジン3に吹き付けられた冷却風は、エンジン3の背後に
回り込みマフラ14を冷却する。
【0035】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。
【0036】たとえば、前述の実施の形態では、ファン
カバー53を放熱性や軽量性、コスト等を考慮してアル
ミニウムを用いて形成したが、鉄や銅など他の金属を用
いても良い。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、ファンカバーに冷却風
通路を設け、これを介してコントロールユニットに設け
た冷却通路に冷却風を流通させているので、コントロー
ルユニットに積極的に冷却風を供給して冷却を行うこと
ができ、コントロールユニットの冷却性を大幅に改善す
ることが可能となる。また、冷却通路内にフィンを形成
したことにより、さらに効率良くインバータユニットの
冷却を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるエンジン発電機の
正面図である。
【図2】図1のエンジン発電機の平面図である。
【図3】図1のエンジン発電機の背面図である。
【図4】図1のエンジン発電機にて使用される発電ユニ
ットの正面図である。
【図5】図4の発電ユニットの平面図である。
【図6】図5の右側面図(矢示X方向)である。
【図7】図4の左側面図(矢示Y方向)である。
【図8】図5のZ−Z線に沿った断面図である。
【図9】図4のA−A線に沿った断面図である。
【図10】インバータユニットの底面図である。
【図11】図10のB−B線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 エンジン発電機 3 エンジン 4 発電体 11 インバータユニット(コントロールユニット) 34 クランクシャフト 52 冷却ファン 53 ファンカバー 54 スリット(冷却風取入口)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01P 5/06 510 F01P 5/06 510B H02K 7/18 H02K 7/18 B 9/02 9/02 C Fターム(参考) 5H607 AA02 AA11 AA12 BB02 BB07 BB14 BB26 CC05 DD03 DD19 FF04 FF22 GG01 GG08 5H609 BB04 BB13 BB18 PP02 PP06 PP07 PP16 PP17 QQ02 QQ12 QQ13 QQ23 RR05 RR10 RR16 RR24 RR27 RR33 RR42 RR43 RR63 RR67 RR69 RR73 RR74

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと前記エンジンによって駆動さ
    れる発電体とを備え、前記エンジンのクランクシャフト
    に取り付けられた冷却ファンによって前記エンジンの冷
    却を行うエンジン発電機であって、 前記冷却ファンの外側に配設されるファンカバーから延
    伸形成され、前記冷却ファンによって生成される冷却風
    の一部が導入される冷却風通路と、 前記ファンカバーに取り付けられ、前記冷却風通路と連
    通し前記冷却風が流通する冷却通路を備える発電電圧制
    御用のコントロールユニットとを有することを特徴とす
    るエンジン発電機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエンジン発電機におい
    て、前記冷却通路は、複数のフィンによって隔離される
    複数の流路を有することを特徴とするエンジン発電機。
JP2001115537A 2001-04-13 2001-04-13 エンジン発電機 Pending JP2002309956A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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