JP2002364359A - エンジン発電機 - Google Patents

エンジン発電機

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JP2002364359A
JP2002364359A JP2001175586A JP2001175586A JP2002364359A JP 2002364359 A JP2002364359 A JP 2002364359A JP 2001175586 A JP2001175586 A JP 2001175586A JP 2001175586 A JP2001175586 A JP 2001175586A JP 2002364359 A JP2002364359 A JP 2002364359A
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Japan
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cooling
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cooling air
fan
unit
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Yukimasa Yoshimura
征将 吉村
Misao Suzuki
操 鈴木
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Subaru Corp
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン発電機におけるコントロールユニッ
トの冷却性を向上させる。 【解決手段】 エンジン発電機1は、エンジン3とエン
ジン3によって駆動される発電体4とを備え、インバー
タユニット11によって発電電圧の制御が行われる。ク
ランクシャフト34には冷却ファン52が取り付けられ
ており、これによって生成される冷却風W1によりエン
ジン3および発電体4を冷却する。インバータユニット
11には、冷却風が貫流可能な冷却通路79が形成され
る。冷却風W1の一部は、エンジン3によって駆動され
る冷却ファン80によって冷却風W2となる。冷却風W2
は、冷却通路79を流通してインバータユニット11を
内部側から冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンとエンジ
ンにより駆動される発電体とを有してなるエンジン発電
機に関し、特に、制御方式としてインバータ方式を採用
するエンジン発電機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エンジン発電機にも高精度の電圧
安定性と周波数特性が求められてきており、制御方式と
してインバータ方式を採用するものが増加している。こ
のようなインバータ方式の発電機では、電圧や周波数特
性の安定化が図れる反面、コントロールユニットの電子
部品が大きくなり、ユニットの発熱もまた大きくなる傾
向がある。このため、温度上昇によって電子部品の動作
安定性が損なわれるおそれがあり、インバータ方式採用
に際してはコントロールユニットの冷却性が大きな問題
となる。
【0003】一方、エンジン発電機では、従来よりエン
ジンや発電体の冷却のため、エンジンにて駆動される冷
却ファンよる冷却風が装置内に導入されている。そこ
で、このエンジン冷却風を利用してコントロールユニッ
トの冷却を行い、ユニットの冷却効率改善を図る方式が
提案されている。たとえば、特開2000−213361号公報に
は、コントロールユニットをエンジン冷却風の導入ダク
ト開口部またはその近傍に配する構成が示されている。
そこでは、冷却ファンによって導入されたエンジン冷却
風は、導入ダクト内をユニットに沿って流通する。そし
て、これによりユニットが外気によって効率良く冷却さ
れ、その昇温が抑えられるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インバ
ータ方式における電子部品の発熱量からすると、単にコ
ントロールユニットに冷却風を当てるのみでは、ユニッ
ト冷却能力としては必ずしも十分とは言えない。すなわ
ち、冷却風導入ダクト内にコントロールユニットを配置
することなどにより、ある程度の冷却性は期待できる
が、電子部品の作動安定性を確実に維持するには、冷却
性の点でさらなる改善が求められていた。
【0005】本発明の目的は、エンジン発電機における
コントロールユニットの冷却効果を向上させることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のエンジン発電機
は、エンジンと前記エンジンによって駆動される発電体
とを備えてなるエンジン発電機であって、前記エンジン
のクランクシャフトに取り付けられ、前記エンジンおよ
び前記発電体を冷却する第1冷却風を生成する第1冷却
ファンと、冷却風が貫流可能な冷却通路が形成された発
電電圧制御用のコントロールユニットと、前記エンジン
によって駆動され、前記第1冷却風を導入して前記冷却
通路を流通する第2冷却風を生成する第2冷却ファンと
を有することを特徴とする。
【0007】本発明にあっては、コントロールユニット
に冷却風が貫流可能な冷却通路を形成すると共に、コン
トロールユニット冷却用に別途第2冷却ファンを設けた
ので、冷却通路内により強力に冷却風を導入することが
できる。従って、冷却通路内の冷却風流量を増加させる
ことができ、コントロールユニットを内部側からより効
率良く冷却することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形
態であるエンジン発電機の外観を示す斜視図、図2は図
1のエンジン発電機の一部を破断してその内部構成を示
した側面図である。
【0009】本実施の形態に係るエンジン発電機1は、
図1,2に示すように、パイプを折り曲げて矩形枠状に
成形された支持フレーム2上に、駆動源であるエンジン
3と発電体4とを一体化した発電ユニット5を複数の支
持駒6によって弾性支持した構成となっている。当該エ
ンジン発電機1は、制御方式としてインバータ方式を採
用しており、発電ユニット5に隣接して発電電圧制御用
のインバータユニット(コントロールユニット)11が
取り付けられている。
【0010】図1に示すように、装置正面部にはコント
ロールパネル7が設けられている。このコントロールパ
ネル7には、エンジンスイッチやオートスロットルスイ
ッチ等のスイッチ類や、AC電源端子やDC電源端子等
の出力端子が設けられている。また、装置側部には、リ
コイルスタータ駆動用のリコイルノブ8aが設けられて
おり、これを引くことによりエンジン3が起動されるよ
うになっている。
【0011】発電ユニット5の上方には、エンジン3に
供給される燃料を貯留するための燃料タンク9が配設さ
れている。燃料タンク9の上面ほぼ中央には、燃料供給
口が設けられており、そこには開閉自在に燃料キャップ
10が取り付けられている。
【0012】発電ユニット5は、エンジン3と発電体4
およびリコイルスタータ8とを一体化した構成となって
いる。エンジン3は、空冷単気筒のOHV型ガソリンエ
ンジンであり、その排気側には、排気管13を介してマ
フラ14が接続されている。エンジン3からの排気は、
マフラ14を通った後、図2において装置右側面に設け
られた図示しない排気口から排出される。
【0013】エンジン3は、クランクケース31内に組
み込まれたクランクシャフト34が図2において左右方
向に延びる形で配設されている。当該発電ユニット5で
は、クランクシャフト34の一端側がエンジン3の出力
軸となっており、図2に示すように、この出力軸側にフ
ライホイール51、冷却ファン52、リコイルスタータ
8、発電体4をこの順にて配置した構成となっている。
すなわち、エンジン3の次位にフライホイール51と冷
却ファン52が取り付けられ、アダプタ55を介してそ
の先にリコイルスタータ8と発電体4が配設される構成
となっている。このように、発電体4とリコイルスター
タ8を同じ側に配すると、クランクシャフト34を短く
することができると共に、1つの冷却ファン52によっ
て発電体4とエンジン3の両方を冷却することが可能と
なる。
【0014】エンジン3のクランクシャフト34は、図
2に示すように、その一端部34aはクランクケース3
1に取り付けられた軸受35によって支持されている。
クランクシャフト34の他端部もまた、その反対側の図
示しない軸受により支持されており、クランクケース3
1に対し回転自在となっている。一端部34aはクラン
クケース31の外部に突出し、エンジン出力を安定化さ
せるためのフライホイール51が取り付けられている。
フライホイール51は、クランクシャフト34にキーを
介して固定されるボス部51aと、ボス部51aから径
方向に延在するディスク部51bとから構成される。
【0015】ディスク部51bには、冷却ファン52が
取り付けられている。冷却ファン52はディスク部52
aと、ディスク部52aの表面に一体に設けられた多数
のファンブレード52bとを有している。冷却ファン5
2はエンジン3に固定されるファンカバー53により覆
われている。ファンカバー53はアルミニウムにより形
成されている。ファンカバー53は空気を案内するダク
トとしての機能をも有しており、図2に示すように、冷
却ファン52の回転に伴い外気が、後述する発電体リア
カバー44のスリット54からファンカバー53内に導
入されると共に、冷却風としてエンジン3側に送出、案
内される。
【0016】フライホイール51の次位にはリコイルス
タータ8が配設されている。フライホイール51のボス
部51aには、アダプタ55を介してリコイルリング5
6が取り付けられ、その次位には、ディスク部57aと
円筒部57bが一体となったリコイルホルダ57が設け
られている。そして、円筒部57bの外側にはリコイル
ロープ58が巻き付けられるリコイルプーリ59が回転
自在に装着されている。
【0017】リコイルプーリ59には、図示しない係合
爪が設けられており、リコイルノブ8aを引いてリコイ
ルプーリ59をリコイルロープ58によって回転させる
と、この係合爪がリコイルリング56に係合する。これ
により、アダプタ55を介して連結されたクランクシャ
フト34が回転し、エンジン3が起動される。なお、リ
コイルホルダ57には図示しない巻き戻しばねが設けら
れており、リコイルロープ58は、ばね力によってリコ
イルプーリ59に巻き戻される。
【0018】リコイルスタータ8の次位には発電体4が
配設されている。当該エンジン発電機1では、発電体4
はインナロータ型となっており、インナロータ41とス
テータ42とから構成されている。インナロータ41
は、ロータシャフト43とロータディスク45とから構
成され、ロータシャフト43は、アダプタ55のボス部
55a先端にスルーボルト60によって固定されてい
る。この場合、ボス部55aにはテーパ部55bが形成
されており、このテーパ部55bがロータシャフト43
に設けられたテーパ孔43aと嵌合するようになってい
る。一方、ロータシャフト43の他端側は、発電体リア
カバー44に取り付けられた軸受61によって回転自在
に支持されている。インナロータ41の外側にはステー
タ42が配設されている。
【0019】インナロータ41の外周面には、複数個の
マグネット(図示せず)が周方向に沿って取り付けられ
ている。これに対しステータ42には、多数枚の鋼板を
積層したコア62が設けられており、その周囲にコイル
63が巻回されている。そして、クランクシャフト34
の回転に伴い、コイル63の内側でインナロータ41の
マグネットが回転することにより、コイル63に起電力
が生じ発電が行われる。
【0020】また、インナロータ41の左面側にはファ
ンブレード80aが形成されており、インナロータ41
はまた冷却ファン(第2冷却ファン)80としても機能
するようになっている。さらに、インナロータ41のロ
ータディスク45には、軸方向に貫通形成された冷却風
通路90が設けられている。
【0021】発電体リアカバー44は第1通風孔64a
が形成された円筒部44bと、これと一体となり第2通
風孔64bが形成されたディスク部44aとを有してい
る。発電体リアカバー44は円筒部44bの部分でファ
ンカバー53に固定され、円筒部44bの内面側にはス
テータ42が保持される。
【0022】図2に示すように、発電体リアカバー44
の第1通風孔64aには、冷却ファン52の回転に伴
い、冷却風W1が流入する。一方、第2通風孔64bに
は、冷却ファン80の回転に伴って冷却風W1の一部が
引き込まれて生成された冷却風W2が、冷却風通路90
を介して発電体リアカバー44内から外部方向へ向けて
流通する。なお、第2通風孔64b近傍には、図2に示
すように導風板91が設けられており、第1および第2
通風孔64a,64bの気流が互いに干渉しないように
なっている。
【0023】一方、発電ユニット5の図2において左方
には、発電体4からの発電出力を制御して所定周波数の
交流に変換するためのインバータユニット11が取り付
けられている。インバータユニット11は、アルミニウ
ム製のケース71に電子基盤を収容した構成となってお
り、その側面部には複数の冷却フィン72が形成されて
いる。この冷却フィン72は、ケース71の一面に垂直
方向(図2において上下方向)に沿って突設されてお
り、冷却フィン72の間は上下方向に延びる冷却風通路
73となっている。また、インバータユニット11の中
央部には、冷却風が貫流可能な冷却通路79が貫通形成
されている。
【0024】インバータユニット11の外側には、合成
樹脂製のユニットカバー74が取り付けられている。こ
のユニットカバー74は、図1に示すように、コントロ
ールパネル7の下部に配置され、エンジン発電機1の外
観の一部を為している。ユニットカバー74には、図2
に示すように、上下に冷却風流通口75が設けられてい
る。冷却風流通口75には、内側方向に向かってルーバ
ー76が形成されている。
【0025】また、発電体リアカバー44の外側には、
吸入ダクト77が設けられている。この吸入ダクト77
は、発電体リアカバー44に設けられたスリット54を
覆う形で取り付けられている。そして、吸入ダクト77
の図2において左端側は、ユニットカバー74の右端部
近傍まで延在している。この場合、吸入ダクト77左端
外周は、ユニットカバー74の右端内周よりも小径にな
っており、両者の間の間隙には、パッキン78が介設さ
れている。
【0026】さらに、発電体リアカバー44の左端面と
インバータユニット11の右端面との間には、隔壁85
が設けられている。この隔壁85はスポンジ等によって
環状に形成されており、冷却通路79を取り囲むように
配設される。これにより、発電体リアカバー44とイン
バータユニット11との間には、吸入ダクト77の内側
空間と隔離された冷却風通路86が形成される。
【0027】一方、インバータユニット11の左端側に
も隔壁87が設けられている。この隔壁87は、インバ
ータユニット11の周囲を取り囲むように形成され、そ
の端部はユニットカバー74の内面と当接している。す
なわち、ユニットカバー74内には、隔壁87を挟ん
で、その外側と内側に別々に独立した冷却風通路88,
89が形成される。
【0028】この場合、冷却風通路88は、ユニットカ
バー74および吸入ダクト77の内面と、インバータユ
ニット11、隔壁85、発電体リアカバー44の外面と
の間に形成された空間である。そして、冷却風通路88
は、発電体リアカバー44の第1通風孔64a、スリッ
ト54と連通し、冷却ファン(第1冷却ファン)52の
回転に伴って冷却風(第1冷却風)W1が流通する。
【0029】また、冷却風通路89は、冷却通路79か
ら隔壁85の内側を経て第2通風孔64bに至る空間で
あり、冷却ファン(第2冷却ファン)80の回転に伴っ
て冷却風(第2冷却風)W2が流通する。この際、前述
のように冷却風通路88と89は個々に独立しているた
め、冷却風W1とW2は干渉し合うことなく独立して流通
する。
【0030】なお、ユニットカバー74の冷却風流通口
75は、隔壁87を挟む形で設けられている。つまり、
冷却風流通口75は、その半分が冷却風通路88に開口
し、残りの半分が冷却風通路89に開口する形となって
いる。
【0031】そこで、エンジン3が始動すると、当該実
施の形態では冷却ファン52と共に冷却ファン80が回
転し、冷却風流通口75を介して、冷却風通路88に冷
却風W1が導入される。冷却風W1は、インバータユニッ
ト11の上下面を冷却しつつ発電ユニット5側へと流
れ、ユニットカバー74の右端部にて二手に別れる。そ
して、その一方は冷却風W1aとなって、第1通風孔64
aから発電体4内に導入されステータ42等を冷却す
る。また、他の一方は冷却風W1bとなって、吸入ダクト
77内に流通し、スリット54からファンカバー53内
に導入される。この際、ユニットカバー74と吸入ダク
ト77の間にはパッキン78が取り付けられているた
め、この間から冷却風W1が漏れ出すことがない。従っ
て、導入した冷却風Wを無駄なく使用して発電体4等を
冷却することができる。
【0032】一方、発電ユニット5内に導入された冷却
風W1a,W1bは、その一部が冷却ファン80の回転に伴
い、冷却風通路90に引き込まれ冷却風W2となる。こ
の場合、冷却風W1の風量は冷却ファン80の吸引力に
よっても増加する。なお、冷却ファン52は冷却風W1
を生成するものではあるが、本発明は、冷却風W1が冷
却ファン52のみによって生成される形態には限定され
ない。
【0033】冷却風W2は、冷却ファン80により冷却
風通路90から第2通風孔64bへと送出される。第2
通風孔64bから冷却風通路86へ送出された冷却風W
2は、冷却通路79に沿ってインバータユニット11の
内周側を流通する。そして、ユニットカバー74内壁に
当たり、冷却フィン72の間の冷却風通路73を上下方
向に流通し、インバータユニット11を内側と側面にて
冷却した後、冷却風流通口75から装置外へと排出され
る。
【0034】このように当該実施の形態では、インバー
タユニット11冷却用に別途冷却ファン80を設けたの
で、冷却通路79内により強力に冷却風を導入すること
ができる。従って、冷却通路79内の冷却風流量を増加
させることができ、より効率良くインバータユニット1
1の冷却を行うことが可能となる。
【0035】また、冷却風W1はインバータユニット1
1の上下面に沿って流れ、冷却風W2は冷却通路79に
沿ってインバータユニット11の内周側を流れるため、
インバータユニット11は内外両面から冷却されること
となり、冷却効率を大きく向上させることができる。さ
らに、冷却風流通口75が冷却通路79と対向しない上
下にオフセットされた位置に設けられているため、冷却
風W2はインバータユニット11側面に沿って冷却風通
路73内を流通する形となり、インバータユニット11
に対する冷却風W2の流通経路長を最大限確保すること
ができ、インバータユニット11を効率良く冷却するこ
とが可能となる。
【0036】一方、冷却風W1a,W1bは、W2を形成す
ると共に、再び合流してファンカバー53により案内さ
れて、エンジン3の周囲に吹き付けられる。すなわち、
冷却風W1は、まずインバータユニット11の上下面を
冷却した後、スリット54と第1通風孔64aの2系統
の冷却風W1a,W1bに別れ、これらによって発電体4と
エンジン3の両方を冷却する。また、冷却風W1a,W1b
の一部は冷却ファン80によって冷却風W2となり、イ
ンバータユニット11を内面および側面から冷却し装置
外へと排出される。さらに、エンジン3に吹き付けられ
た冷却風は、エンジン3の背後に回り込みマフラ14を
冷却しつつ装置外へと排出される。
【0037】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。
【0038】たとえば、前述の実施の形態では、支持フ
レーム2上に発電ユニット5を載置したエンジン発電機
について本発明を適用した場合を説明したが、本発明
は、支持フレーム2に防音カバーを取り付け、その中に
発電ユニット5等を収容したいわゆる防音型のエンジン
発電機にも適用可能である。この場合、ユニットカバー
74を防音カバーにて代用し、冷却風流通口75を防音
カバーに形成しても良い。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、コントロールユニット
に冷却風が貫流可能な冷却通路を形成すると共に、コン
トロールユニット冷却用に別途第2冷却ファンを設けた
ので、冷却通路内により強力に冷却風を導入することが
可能となる。従って、冷却通路内の冷却風流量を増加さ
せることができ、コントロールユニットを内面側からよ
り効率良く冷却し、冷却効率の向上を図ることがが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1であるエンジン発電機の
外観を示す斜視図である。
【図2】図1のエンジン発電機の一部を破断してその内
部構成を示した側面図である。
【符号の説明】
1 エンジン発電機 3 エンジン 4 発電体 11 インバータユニット(コントロールユニット) 34 クランクシャフト 52 冷却ファン(第1冷却ファン) 79 冷却通路 80 冷却ファン(第2冷却ファン) W1,W1a,W1b 冷却風(第1冷却風) W2 冷却風(第2冷却風)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02B 77/00 F02B 77/00 P

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと前記エンジンによって駆動さ
    れる発電体とを備えてなるエンジン発電機であって、 前記エンジンのクランクシャフトに取り付けられ、前記
    エンジンおよび前記発電体を冷却する第1冷却風を生成
    する第1冷却ファンと、 冷却風が貫流可能な冷却通路が形成された発電電圧制御
    用のコントロールユニットと、 前記エンジンによって駆動され、前記第1冷却風を導入
    して前記冷却通路を流通する第2冷却風を生成する第2
    冷却ファンとを有することを特徴とするエンジン発電
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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