JP2002309829A - シャックル錠 - Google Patents

シャックル錠

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JP2002309829A
JP2002309829A JP2001116929A JP2001116929A JP2002309829A JP 2002309829 A JP2002309829 A JP 2002309829A JP 2001116929 A JP2001116929 A JP 2001116929A JP 2001116929 A JP2001116929 A JP 2001116929A JP 2002309829 A JP2002309829 A JP 2002309829A
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JP
Japan
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locking
rod
notch
lock
shackle
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JP2001116929A
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English (en)
Inventor
Takao Saito
▲隆▼夫 齋藤
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Saikosha KK
Original Assignee
Saikosha KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャックル錠において、係止ロッドを変形さ
せることにより不当に錠が解かれてしまうのを防止す
る。 【解決手段】 シャックル錠1では、係止ロッド5の先
端13の外側に切欠15が形成され、ここに係止片17
a、17bが係止しているため、係止ロッド5を、ジャ
ッキなどを用いて広げようとしても、この係止を解くこ
とができず、錠をこじ開けることができない。また、逆
方向に力を加えて係止ロッド5を潰そうとしても、先端
19の内側に切欠21が形成され、ここに係止片17
c、17dが係止しているため、この係止を解くことが
できず、錠をこじ開けることができない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二輪車等の盗難を
防止するために用いられるシャックル錠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自転車やオートバイ等の二輪
車の盗難を防止するために、シャックル錠が用いられて
いる。このシャックル錠の一例を図3に示す。本図に示
すシャックル錠71は、U字型の係止ロッド73の両端
75を錠本体77に挿入することによりループを形成し
ている。使用する際には、係止ロッド73を、自転車や
自動二輪車のスポークの間等に潜らせ、係止ロッド73
の両端75を錠本体77に差し込んで施錠を行なう。な
お、施錠の仕方としては、鍵を用いるもの、番号錠を用
いるもの、両端75を錠本体77に差し込むだけで施錠
が完了するものなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、ジャッキなどを用いて係止ロッド73
に矢印A方向に力を加えてこれを広げ、無理矢理こじ開
ける者がいる。また、逆方向に力を加えて係止ロッド7
3を潰し、錠がこじ開けられる場合もある。
【0004】本発明はかかる課題に鑑みなされたもの
で、係止ロッドを変形させることにより不当に錠が解か
れるのを防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】かかる課
題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明
は、略U字形の略棒状部材であって、その両端に被係止
部を備えた係止ロッドと、該被係止部に係止可能な係止
部を備えた錠本体と、を備え、該錠本体の側面に形成さ
れた挿入穴に前記被係止部を挿入し、前記係止部と係止
することにより、ループを成すシャックル錠において、
前記被係止部が、前記係止ロッドの両端の各側面の外側
および内側の計4箇所に形成された切欠であり、前記係
止部が、施錠時には前記切欠に入り込んで係止する4体
の係止片であることを特徴とする。
【0006】このように構成されたシャックル錠によれ
ば、係止ロッドの両端の外側に切欠が形成されているた
め、係止ロッドを、ジャッキなどを用いて広げようとし
ても、切欠と係止片の係止を解くことができず、錠をこ
じ開けることができない。また、逆方向に力を加えて係
止ロッドを潰そうとしても、両端の内側に切欠が形成さ
れているため、切欠と係止片の係止を解くことができ
ず、錠をこじ開けることができない。従って、係止ロッ
ドを変形させることにより不当に錠が解かれるのを防止
することができる。
【0007】また請求項2に記載の本発明は、請求項1
に記載のシャックル錠において、前記係止ロッドが、略
U字形の略棒状部材である外側ロッドの内側に、もう1
本の略U字形の略棒状部材である内側ロッドを配置した
構造であって、前記切欠が、前記外側ロッドの両端の外
側の側面と、前記内側ロッドの両端の内側の側面と、の
計4箇所に形成されていることを特徴とする。
【0008】このように構成されたシャックル錠によれ
ば、係止ロッドが外側ロッドと内側ロッドの2重構造と
なっているため、引っ張り強度が2倍になり、一層防犯
性の高いものとなる。請求項3に記載の本発明は、請求
項1または請求項2に記載のシャックル錠において、前
記係止部が、前記係止ロッドの両端の内の、一端の外側
の切欠に係止する係止片と他端の内側の切欠に係止する
切欠とを一体に形成してなる第1動板、および前記一端
の内側の切欠に係止する係止片と前記他端の外側の切欠
に係止する切欠とを一体に形成してなる第2動板を備え
たことを特徴とする。
【0009】このように構成されたシャックル錠によれ
ば、係止片が4体あるにも拘わらず、移動させるのは第
1動板と第2動板の2体のみでいいため、施錠機構の構
造をシンプルにすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図面
と共に説明する。まず、図1は本発明を適用したシャッ
クル錠1の正面図であり、錠本体3を断面にしてその内
部を示している。シャックル錠1では、係止ロッド5
が、外側ロッド7、内側ロッド9の2本のU字型のロッ
ドからなっている。これらは金属製の5本のバンド11
によりしっかりと束ねられている。外側ロッド7の両端
13(錠本体3に挿入される部分)の外側(内側ロッド
9と反対側)の側面には切欠15が形成されており、こ
こに錠本体3の施錠機構の一部である係止片17a、1
7bが入り込むことにより、施錠状態すなわち係止ロッ
ド5が錠本体3から抜けない状態が創出される。
【0011】同様に、内側ロッド9の両端19(錠本体
3に挿入される部分)の内側(外側ロッド7と反対側)
の側面には切欠21が形成されており、施錠状態におい
てはここに前記施錠機構の一部である係止片17c、1
7dが入り込む。以下、係止片17a、17b、17
c、17dを特に区別しない時は単に係止片17と記
す。鍵23を錠本体3の鍵穴(図示せず)に差し込み、
反時計回りに90度回動させると係止片17が移動して
本図の状態すなわち施錠状態となる。逆方向に鍵23を
回転させると係止片17がそれぞれ対応する切欠から離
脱して係止ロッド5を錠本体3から取り外し可能な状態
になる。
【0012】錠本体3の施錠機構について図2を用いて
説明する。本図は図1のB方向から見た錠本体3の断面
図である。なお、本図には錠本体3に挿入された係止ロ
ッド5の両端13、19も示した。錠本体3内には、略
コ字型の第1動板31a、第2動板31bが各1枚、互
いに対向させた状態で配置されている。本図において第
1動板31aの右端が係止片17a、左端が係止片17
dとなっている。また、動板31bの右端が係止片17
c、左端が係止片17bとなっている。
【0013】第1動板31a、第2動板31bともその
略中央部に 矩形の穴33が形成されている(以下、矩
形穴33という)。矩形穴33には、シリンダー35に
取り付けられた係止爪37が遊挿されており、鍵23
を、本図において例えば時計回りに回転させると、シリ
ンダー35と共に係止爪37が同方向に回転し、第1動
板31aが右方へ、第2動板31bが左方へとそれぞれ
移動し、全ての係止片17が対応する切欠15から離脱
し、解錠状態すなわち係止ロッド5を錠本体3から脱抜
可能な状態となる。この状態から鍵23を反時計回りに
回転させると、シリンダー35と共に係止爪37が同方
向に回転し、第1動板31aが左方へ、第2動板31b
が右方へとそれぞれ移動し、全ての係止片17が対応す
る切欠15に入り込み、施錠状態となる。なお、外側ロ
ッド7には赤色の被覆が施され、内側ロッド9には黒色
の被覆が施されており、バンド11はその上から取り付
けられている。
【0014】このようなシャックル錠1によれば、係止
ロッド5の先端13の外側に切欠15が形成されている
ため、係止ロッド5を、ジャッキなどを用いて広げよう
としても、切欠15と係止片17a(または係止片17
b)の係止を解くことができず、錠をこじ開けることが
できない。また、逆方向に力を加えて係止ロッド5を潰
そうとしたりしても、先端19の内側に切欠21が形成
されているため、切欠21と係止片17c(または係止
片17d)の係止を解くことができず、錠をこじ開ける
ことができない。また係止ロッド5が外側ロッド7と内
側ロッド9の2重構造となっているため、引っ張り強度
が2倍になり、この点からも防犯性の高いものとなって
いる。そして外側ロッド7には赤色、内側ロッド9には
黒色の異なる色の被覆が施されているため、美観に優れ
ている。また、係止片17が4体あるにも拘わらず、移
動させるのは第1動板31aと第2動板31bの2体の
みでいいため、施錠機構の構造をシンプルにすることが
できる。
【0015】以上、本発明を適用した一実施形態とし
て、シャックル錠1について説明してきたが、本発明は
この実施形態に何等限定されるものではなく様々な態様
で実施しうる。例えば、係止ロッドを2本のロッドから
構成したが、1本のロッドにて構成しても良い。そして
その1本のロッドの内外両側に切欠15、21を形成す
れば、シャックル錠1と略同様の効果を発揮する。な
お、切欠15、21を1本のロッドに形成すると、ロッ
ドの強度が落ちる可能性があるので、ロッドの径を大き
くするか、左右方向に径が大きい長円形の断面を持つも
のにすると良い。
【0016】また、鍵23を用いて施錠および解錠を行
なうものではなく、施錠は先端13、19を係止ロッド
5に差し込むだけで為され、解錠時のみ鍵23を用いる
ものにしてもよい。番号錠により動板31a、31bが
移動可能になる(あるいは実際に移動する)ようにして
も良い。また、図2に示した以外の施錠機構を用いて、
係止ロッド5を錠本体3から脱抜不能にしても良い。
【0017】外側ロッド7、内側ロッド9に施す被覆の
色をシャックル錠1とは異なる色にしても良い。外側ロ
ッド7、内側ロッド9に共通の色の被覆を施しても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したシャックル錠1の説明図で
ある。
【図2】 錠本体3の施錠機構の説明図である。
【図3】 従来のシャックル錠71の説明図である。
【符号の説明】
1…シャックル錠 3…錠本体 5…係止ロッド 7…外側ロッド 9…内側ロッド 11…バンド 13、19…両端 15、21…切欠 17、17a、17b、17c、17d…係止片 31a…第1動板 31b…第2動板 33…矩形穴 37…係止爪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略U字形の略棒状部材であって、その両
    端に被係止部を備えた係止ロッドと、該被係止部に係止
    可能な係止部を備えた錠本体と、を備え、該錠本体の側
    面に形成された挿入穴に前記被係止部を挿入し、前記係
    止部と係止することにより、ループを成すシャックル錠
    において、 前記被係止部が、前記係止ロッドの両端の各側面の外側
    および内側の計4箇所に形成された切欠であり、 前記係止部が、施錠時には前記切欠に入り込んで係止す
    る4体の係止片であることを特徴とするシャックル錠。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシャックル錠におい
    て、 前記係止ロッドが、略U字形の略棒状部材である外側ロ
    ッドの内側に、もう1本の略U字形の略棒状部材である
    内側ロッドを配置した構造であって、 前記切欠が、前記外側ロッドの両端の外側の側面と、前
    記内側ロッドの両端の内側の側面と、の計4箇所に形成
    されていることを特徴とするシャックル錠。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のシャッ
    クル錠において、 前記係止部が、前記係止ロッドの両端の内の、一端の外
    側の切欠に係止する係止片と他端の内側の切欠に係止す
    る切欠とを一体に形成してなる第1動板、および前記一
    端の内側の切欠に係止する係止片と前記他端の外側の切
    欠に係止する切欠とを一体に形成してなる第2動板、を
    備えたことを特徴とするシャックル錠。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105781273A (zh) * 2016-04-06 2016-07-20 李俊豪 防盗车轮锁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH032177U (ja) * 1989-05-30 1991-01-10
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JPH07180419A (ja) * 1993-12-22 1995-07-18 Saikosha:Kk 施錠装置

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