JPH0752851A - ロック装置 - Google Patents

ロック装置

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JPH0752851A
JPH0752851A JP5220636A JP22063693A JPH0752851A JP H0752851 A JPH0752851 A JP H0752851A JP 5220636 A JP5220636 A JP 5220636A JP 22063693 A JP22063693 A JP 22063693A JP H0752851 A JPH0752851 A JP H0752851A
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JP
Japan
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rod
pivot shaft
shaped bodies
lock
locking
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Pending
Application number
JP5220636A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Okada
岡田  光弘
Yasuyuki Muramatsu
康幸 村松
Hiroshi Yamaoka
博 山岡
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I I C KK
IIC KK
Original Assignee
I I C KK
IIC KK
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62HCYCLE STANDS; SUPPORTS OR HOLDERS FOR PARKING OR STORING CYCLES; APPLIANCES PREVENTING OR INDICATING UNAUTHORIZED USE OR THEFT OF CYCLES; LOCKS INTEGRAL WITH CYCLES; DEVICES FOR LEARNING TO RIDE CYCLES
    • B62H5/00Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles
    • B62H5/003Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles using chains or cables
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B67/00Padlocks; Details thereof
    • E05B67/003Chain, wire or cable locks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロック装置により対象物をロックさせたと
き、このロック状態を、より確実に維持できるようにす
る。 【構成】 複数本の棒状体12を有し、隣り合う両棒状
体12の互いに対向する各端部13を互いに重ね合わ
せ、これら両端部13を枢支軸15により互いに回動可
能に枢支することにより、折り畳みおよび展開可能なロ
ック金具本体10を備える。上記ロック金具本体10の
両端を施錠操作により着脱可能に連結させるロック部1
6を設ける。上記隣り合う両棒状体12の各端部13に
おける両重ね合わせ面14,14のうち、一方の重ね合
わせ面14を凹面14aとし、他方の重ね合わせ面14
を上記凹面14aに嵌り込む凸面14bとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、自動二輪車
や自転車を駐車させるとき、車輪の回転を阻止した状
態、あるいは、車体を電柱等の構築物につなぎ止めた状
態にロックするようにしたロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記ロック装置には、従来、特開昭62
‐59783号公報で示されたものがある。
【0003】これによれば、複数本の棒状体が列設さ
れ、隣り合う両棒状体の互いに対向する各端部が互いに
重ね合わされ、これら両端部が枢支軸により互いに回動
自在とされている。また、これら棒状体の回動により、
上記棒状体群を所定のループ状にするとき、その両端が
係脱自在にされると共に、これら両端が係合されたと
き、その係合状態のままにロック可能とするロック部が
設けられている。
【0004】そして、車両を駐車させたときに、この車
両の盗難防止を図ろうとするときには、例えば、上記棒
状体群を車輪内部に貫通させる。次に、この棒状体群を
ループ状にしてその内部に車両の固定側たるフロントフ
ォークや、電柱等の構築物の一部を抱き込み、同上棒状
体群の両端を係合させる。そして、上記ロック部によ
り、上記係合状態のままにロックさせる。すると、上記
車輪の回転が阻止された状態にロックされ、車両の盗難
が防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記隣り合
う両棒状体の各端部における両重ね合わせ面は、両棒状
体の互いの回動時に互いに摺動するものであるため、上
記両重ね合わせ面間には、これらの互いの摺動を許容す
るだけの隙間が設けられている。
【0006】しかし、このように隙間が存在するため、
車両を盗もうとする者が、この隙間にたがねを打ち込ん
だり、金のこを挿入したりすることにより、上記枢支軸
が切断させられるおそれがある。
【0007】よって、上記従来構成のものでは、盗難防
止をより確実にする上で、必ずしも満足できるものでは
ない。
【0008】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、ロック装置により対象物をロックさ
せたとき、このロック状態を、より確実に維持できるよ
うにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の特徴とするところは、複数本の棒状体を有
し、隣り合う両棒状体の互いに対向する各端部を互いに
重ね合わせ、これら両端部を枢支軸により互いに回動可
能に枢支することにより、折り畳みおよび展開可能なロ
ック金具本体を備え、かつ、上記ロック金具本体の両端
を施錠操作により着脱可能に連結させるロック部を設け
たロック装置において、上記隣り合う両棒状体の各端部
における両重ね合わせ面のうち、一方の重ね合わせ面を
凹面とし、他方の重ね合わせ面を上記凹面に嵌り込む凸
面とした点にある。
【0010】
【作 用】上記構成による作用は次の如くである。
【0011】複数本の棒状体12を有し、隣り合う両棒
状体12の互いに対向する各端部13を互いに重ね合わ
せ、これら両端部13を枢支軸15により互いに回動可
能に枢支することにより、折り畳みおよび展開可能なロ
ック金具本体10を備え、かつ、上記ロック金具本体1
0の両端を施錠操作により着脱可能に連結させるロック
部16を設けてある。
【0012】そして、上記隣り合う両棒状体12の各端
部13における両重ね合わせ面14のうち、一方の重ね
合わせ面14を凹面14aとし、他方の重ね合わせ面1
4を上記凹面14aに嵌り込む凸面14bとしてある。
【0013】このため、例えば、自動二輪車1等を盗も
うとする者が、盗むための工具26として、例えば、た
がねを上記両重ね合わせ面14,14間の隙間25に挿
入すると、たがねは歯幅がある程度あることから、上記
工具26の挿入した先端が、上記隙間25の入口付近で
上記凸面14bに当接し、それ以上の侵入が防止される
こととなる。
【0014】よって、枢支軸15の切断に先立って、端
部13における凸面14bの部分をも切断させる必要が
生じることから、上記枢支軸15を切断させにくくな
る。
【0015】また、上記工具26が金のこである場合に
も、これを上記隙間25に挿入すると、その挿入した先
端が上記隙間25の入口付近で上記凸面14bに当接す
る。
【0016】よって、上記金のこを用いる場合にも、枢
支軸15の切断に先立って、端部13における凸面14
bの部分をも切断させる必要が生じる。しかも、特に、
金のこが上記凸面14bに斜めに当接する場合にはこれ
を切削しにくいことから、上記枢支軸15の切断がより
困難となる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0018】(実施例1)
【0019】図1から図4は、実施例1を示している。
【0020】図2において、符号1は鞍乗型車両の一例
たる自動二輪車で、この自動二輪車1はその前部にフロ
ントフォーク2を有し、このフロントフォーク2は左右
一対のフォークチューブ3,3を有している。これら両
フォークチューブ3,3の下端には車軸4が架設され、
この車軸4に車輪たる前輪5が支承されている。また、
この前輪5はハブ6、スポーク7、リム8、およびタイ
ヤ9で構成されている。
【0021】上記自動二輪車1を駐車させるとき、上記
前輪5の回転を阻止した状態にロック可能とする盗難防
止用のロック装置11が設けられている。
【0022】図2と図3において、上記ロック装置11
は、一列に設けた6本の棒状体12を有している。隣り
合う両棒状体12,12の互いに対向する端部13,1
3が互いに重ね合わされている。これら端部13,13
の互いに重ね合わされた両重ね合わせ面14,14をほ
ぼ直交する枢支軸15が設けられている。この枢支軸1
5により上記両端部13,13が枢支され、上記枢支軸
15の軸心15aを中心として、上記両棒状体12,1
2が互いに回動自在とされている。そして、この回動に
より、各棒状体12が折り畳み、および展開可能とさ
れ、これら棒状体12と枢支軸15とがロック金具本体
10を構成している。上記各棒状体12と枢支軸15と
は、共に金属製で、クロムモリブデン鋼の浸炭焼入れ製
であって、いずれも十分の硬度を有している。
【0023】上記ロック金具本体10の両端のうち、一
端に、係合孔12aが形成された外筒12cが固着さ
れ、他端に係合突起12bが形成されている。上記各棒
状体12の回動により、ロック金具本体10を図3で示
した所定のループ状にするとき、上記係合孔12aと係
合突起12bとが係脱自在に係合するようになってい
る。
【0024】上記係合孔12aと係合突起12bとを係
合させたとき、施錠操作によりその係合状態のままにロ
ック可能とするロック部16が設けられている。このロ
ック部16は上記外筒12c内に収容されたシリンダ錠
16aと、この錠16aを施錠、解錠可能とするキー1
6bとで構成されている。
【0025】図2と図3において、上記自動二輪車1を
駐車させたとき、これの盗難防止を図ろうとするときに
は、上記ロック金具本体10の中途部の各棒状体12を
互いに回動させて、図2と、図3中二点線で示すように
ほぼコの字状とする。次に、同上ロック金具本体10の
中途部を手Hで把持して、同上ロック金具本体10の両
端を各スポーク7間を貫通させる。
【0026】次に、図3中一点鎖線で示すように、係合
孔12aと係合突起12bとが対向するように各棒状体
12を互いに回動させ、これらロック金具本体10を上
記した所定のループ状にして、その内部にフォークチュ
ーブ3を抱き込ませる。
【0027】次に、図2と図3中実線で示すように、上
記係合孔12aと係合突起12bとを互いに係合させ、
上記ロック部16により、上記係合状態のままにロック
させる。これにより、前輪5の回転が阻止された状態に
ロックされ、自動二輪車1の盗難が防止される。
【0028】図1において、上記隣り合う棒状体12,
12の互いの枢支部につき、より詳しく説明する。
【0029】図1において、上記両棒状体12,12の
各端部13,13のうち、一方の端部13には貫通孔1
7が形成され、他方の端部13には有底孔18が形成さ
れている。上記枢支軸15は主軸部20と、この主軸部
20の一端側に形成されるテーパフランジ形の頭部21
と、他端側に形成されるねじ部22とで構成され、上記
主軸部20の径寸法よりもねじ部22が小さくされ、こ
れら両者間に段差面23が形成されている。
【0030】そして、上記貫通孔17に主軸部20と頭
部21とが挿入され、上記有底孔18にねじ部22がね
じ込まれている。このねじ込みで、上記段差面23が両
端部13,13における各重ね合わせ面14,14の一
方の重ね合わせ面14に圧接し、これによって、同上一
方の重ね合わせ面14に枢支軸15が固着され、上記貫
通孔17が形成された棒状体12が、上記主軸部20の
軸心15a回りに回動自在とされている。また、この棒
状体12はその貫通孔17の内周面が上記頭部21にテ
ーパ嵌合することにより抜け止めされ、この際、上記両
重ね合わせ面14,14間には、上記棒状体12の回動
を円滑にさせるために、わずかの隙間25が与えられて
いる。
【0031】図4において、上記頭部21における工具
係合部21aは、枢支軸15の軸心15aに沿った方向
でみて、楕円形をなしている。つまり、上記枢支軸15
をねじ回し操作するために、特殊な工具が必要とされて
いる。
【0032】上記両重ね合わせ面14,14のうち、一
方の重ね合わせ面14は円錐台形状の凹面14aとさ
れ、他方の重ね合わせ面14は、上記凹面14aにはま
り込む円錐台形状の凸面14bとされている。これら凹
面14aと凸面14bとは上記枢支軸15の軸心15a
をほぼ中心として形成され、互いにほぼ同じ大きさとさ
れている。このため、これら凹面14aと凸面14bと
は互いに面接触して上記軸心15a回りに互いに摺動自
在とされている。
【0033】図1において、自動二輪車1を盗もうとす
る者が、盗むための工具26として、例えば、たがねを
上記両重ね合わせ面14,14間の隙間25に挿入する
と、たがねは歯幅がある程度あることから、上記工具2
6の挿入した先端が、上記隙間25の入口付近で上記凸
面14bに当接し、それ以上の侵入が防止されることと
なる。
【0034】よって、枢支軸15の切断に先立って、端
部13における凸面14bの部分をも切断させる必要が
生じることから、上記枢支軸15を切断させにくくな
る。
【0035】また、上記工具26が金のこである場合に
も、これを上記隙間25に挿入すると、その挿入した先
端が上記隙間25の入口付近で上記凸面14bに当接す
る。
【0036】よって、上記金のこを用いる場合にも、枢
支軸15の切断に先立って、端部13における凸面14
bの部分をも切断させる必要が生じる。しかも、特に、
金のこが上記凸面14bに斜めに当接する場合には、こ
れを切削しにくいことから、上記枢支軸15の切断がよ
り困難となる。
【0037】なお、以上は図示の例によるが、主軸部2
0とねじ部22とを同径とし、ねじ部22の先端を有底
孔18の内底面に圧接させて、一方の重ね合わせ面14
に枢支軸15を固着させるようにしてもよい。このよう
にすれば、ねじ部22から段差面23に至る角部に応力
集中が生じることが防止され、枢支軸15の破断が確実
に防止される。
【0038】また、上記凹面14aと凸面14bは共
に、軸心15aをほぼ中心とする球面形状であってもよ
い。更に、上記ロック金具本体10を構成する棒状体1
2はJ字状など曲線であってもよく、数は2本であって
もよい。また、ロック部16はロック金具本体10の両
端を互いに係合させないままでロックさせる南京錠のよ
うなものであってもよい。また、ロック装置11を用い
る対象物は、家の戸や門扉等であってもよい。
【0039】以下の各図は、他の実施例を示している。
なお、これら各実施例と上記実施例1とが互いに共通す
る構成や作用については、図面に共通の符号を付して重
複した説明を省略し、主に異なるものについて説明す
る。
【0040】(実施例2)
【0041】図5は、実施例2を示している。
【0042】これによれば、枢支軸15の頭部21にお
ける工具係合部21aの外周面に周方向等間隔に3つの
係止凹部27が形成されている。つまり、上記枢支軸1
5をねじ回し操作するために、特殊な工具が必要とされ
ている。
【0043】(実施例3)
【0044】図6は、実施例3を示している。
【0045】これによれば、凹面14aと凸面14bは
共に円柱形状をなしている。
【0046】そして、両重ね合わせ面14,14間の隙
間25に工具26を挿入したときには、この工具26の
挿入先端が、上記凸面14bの外周面に当接するように
なっている。
【0047】(実施例4)
【0048】図7と図8は、実施例4を示している。
【0049】これによれば、枢支軸15により枢支され
る両棒状体12,12の一方の棒状体12は、上記枢支
軸15の軸方向で対面する一対の板形棒29,29で構
成されている。上記板形棒29,29の各端部13,1
3間に、他方の棒状体12の端部13が挟まれている。
【0050】上記各板形棒29と、上記した他方の棒状
体12の互いに重ね合わされた各端部13,13におい
て、上記板形棒29の端部13がプレス加工されて、こ
の板形棒29側の重ね合わせ面14が円錐台形状の凸面
14bとされ、これに対する棒状体12の重ね合わせ面
14が同上円錐台形状の凹面14aとされている。一
方、枢支軸15はその各端がリベットの頭部21,21
とされている。
【0051】(実施例5)
【0052】図9は、実施例5を示している。
【0053】これによれば、凸面14bを形成している
端部13は基部13aと、枢支軸15の軸心15aと同
じ中心を有して上記基部13aの重ね合わせ面14側の
面に形成される嵌合溝13bと、この嵌合溝13bに上
記軸心15a回りに回動自在に嵌入される環状体13c
とで構成され、上記環状体13cの外周面のうち、嵌合
溝13bから突出した面が、凸面14bとなっている。
なお、上記環状体13cはクロムモリブデン鋼の浸炭焼
入れ製で、十分の硬度を有している。
【0054】上記隙間25に工具26を挿入したとき、
この工具26の挿入先端が上記凸面14bの外周面たる
環状体13cの外周面に当接する。そして、上記工具2
6から環状体13cの外周面に外力が与えられると、こ
の外力により、上記環状体13cが自由に回転して、こ
の環状体13cに上記外力が与えられることが防止され
る。
【0055】よって、工具26による切断が極めてしに
くくなって、自動二輪車1の盗難防止がより確実にでき
ることとなる。
【0056】(実施例6)
【0057】図10は、実施例6を示している。
【0058】これによれば、凹面14aを形成している
端部13は基部13aと、枢支軸15の軸心15aと同
じ中心を有して上記基部13aの重ね合わせ面14側の
面に突設される円環状突起13dと、この円環状突起1
3dに上記軸心15a回りに回動自在に外嵌される環状
体13cとで構成され、上記円環状突起13dの突出端
面と、環状体13cの内周面とによって凹面14aが形
成されている。なお、環状体13cの材質は実施例5と
同様である。
【0059】そして、基部13aと環状体13cとの間
の隙間に工具26を挿入したときには、この工具26の
挿入先端は、上記円環状突起13dの外周面に当接す
る。
【0060】
【発明の効果】この発明によれば、複数本の棒状体を有
し、隣り合う両棒状体の互いに対向する各端部を互いに
重ね合わせ、これら両端部を枢支軸により互いに回動可
能に枢支することにより、折り畳みおよび展開可能なロ
ック金具本体を備え、かつ、上記ロック金具本体の両端
を施錠操作により着脱可能に連結させるロック部を設け
たロック装置において、上記隣り合う両棒状体の各端部
における両重ね合わせ面のうち、一方の重ね合わせ面を
凹面とし、他方の重ね合わせ面を上記凹面に嵌り込む凸
面としてある。
【0061】このため、上記ロック装置により、対象物
をロックさせてある場合において、この対象物を盗もう
とする者が、盗むための工具として、例えば、たがねを
上記両重ね合わせ面間の隙間に挿入すると、たがねは歯
幅がある程度あることから、上記工具の挿入した先端
が、上記隙間の入口付近で上記凸面に当接し、それ以上
の侵入が防止されることとなる。
【0062】よって、枢支軸の切断に先立って、端部に
おける凸面の部分をも切断させる必要が生じることか
ら、上記枢支軸を切断させにくくなる。
【0063】また、上記工具が金のこである場合にも、
これを上記隙間に挿入すると、その挿入した先端が上記
隙間の入口付近で上記凸面に当接する。
【0064】よって、上記金のこを用いる場合にも、枢
支軸の切断に先立って、端部における凸面の部分をも切
断させる必要が生じる。しかも、特に、金のこが上記凸
面に斜めに当接する場合にはこれを切削しにくいことか
ら、上記枢支軸の切断がより困難となる。
【0065】以上のように枢支軸の切断が容易にできな
くなる分、ロック装置によるロック状態を、より確実に
維持でき、車両の盗難防止等がより確実にできることと
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で、図3の1‐1線矢視断面図であ
る。
【図2】実施例1で、全体斜視図である。
【図3】実施例1で、ロック装置の平面図である。
【図4】実施例1で、枢支軸の平面図である。
【図5】実施例2で、枢支軸の平面図である。
【図6】実施例3で、図1に相当する図である。
【図7】実施例4で、図1に相当する図である。
【図8】実施例4で、図7で示したものの平面図であ
る。
【図9】実施例5で、図1に相当する図である。
【図10】実施例6で、図1に相当する図である。
【符号の説明】
1 自動二輪車 5 前輪 10 ロック金具本体 11 ロック装置 12 棒状体 13 端部 14 重ね合わせ面 14a 凹面 14b 凸面 15 枢支軸 15a 軸心 16 ロック部 25 隙間 26 工具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の棒状体を有し、隣り合う両棒状
    体の互いに対向する各端部を互いに重ね合わせ、これら
    両端部を枢支軸により互いに回動可能に枢支することに
    より、折り畳みおよび展開可能なロック金具本体を備
    え、かつ、上記ロック金具本体の両端を施錠操作により
    着脱可能に連結させるロック部を設けたロック装置にお
    いて、 上記隣り合う両棒状体の各端部における両重ね合わせ面
    のうち、一方の重ね合わせ面を凹面とし、他方の重ね合
    わせ面を上記凹面に嵌り込む凸面としたロック装置。
JP5220636A 1993-08-11 1993-08-11 ロック装置 Pending JPH0752851A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5220636A JPH0752851A (ja) 1993-08-11 1993-08-11 ロック装置
TW085212362U TW316622U (en) 1993-08-11 1994-06-30 Locking device
US08/287,661 US5732577A (en) 1993-08-11 1994-08-09 Vehicle wheel lock
EP19940112583 EP0638473B1 (en) 1993-08-11 1994-08-11 Locking device
DE1994603146 DE69403146T2 (de) 1993-08-11 1994-08-11 Verriegelungsvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

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JP5220636A JPH0752851A (ja) 1993-08-11 1993-08-11 ロック装置

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ID=16754082

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5220636A Pending JPH0752851A (ja) 1993-08-11 1993-08-11 ロック装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0638473B1 (ja)
JP (1) JPH0752851A (ja)
DE (1) DE69403146T2 (ja)
TW (1) TW316622U (ja)

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