JP3024918U - 普通の衝撃で開かない南京錠 - Google Patents

普通の衝撃で開かない南京錠

Info

Publication number
JP3024918U
JP3024918U JP1995007809U JP780995U JP3024918U JP 3024918 U JP3024918 U JP 3024918U JP 1995007809 U JP1995007809 U JP 1995007809U JP 780995 U JP780995 U JP 780995U JP 3024918 U JP3024918 U JP 3024918U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
protrusion
main body
padlock
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995007809U
Other languages
English (en)
Inventor
康弘 小森
Original Assignee
株式会社小森工作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社小森工作所 filed Critical 株式会社小森工作所
Priority to JP1995007809U priority Critical patent/JP3024918U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3024918U publication Critical patent/JP3024918U/ja
Priority to PCT/JP1996/001722 priority patent/WO1997001011A1/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B67/00Padlocks; Details thereof
    • E05B67/06Shackles; Arrangement of the shackle
    • E05B67/22Padlocks with sliding shackles, with or without rotary or pivotal movement

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来、南京錠は外締まり錠として広く使用さ
れているが、ツルの長脚側の本体の側面に衝撃を加える
と、人力による衝撃でも簡単に解錠する事が判明したの
で、南京錠の本体の側面に普通の衝撃を加えても解錠し
ない南京錠を得る。 【構成】 ツルに突起10を有する切り込みを設けて、
ラッチ5の先端にも突起11を設け、突起10と突起1
1を噛み合わせる事で確実に施錠する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、建物或いは器物に外締まり錠として広く用いられている南京錠の 施錠機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、広く用いられている南京錠の施錠機構は、ツルの短脚に施錠用の突起の 無い切り込みを設け、先端に突起の無いラッチをスプリングの力でツルの切り込 みに押圧してツルが本体から抜けないようにしたものが多い。此のような南京錠 は衝撃によつて偶然に解錠する事があると一部の人の間では知られていたが、そ のまま広く使用されて来た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたように現在広く使用されている南京錠は衝撃によって偶然 に解錠する事があると一部の人の間では知られていた事について、本考案者が実 験した結果、ツルが本体から離脱しないように本体に組み込んであるツルの長脚 側の本体の側面に衝撃を加えると、人力による普通の衝撃でも、反対側の短脚に 設けてある突起の無い切り込みからラッチの先端が離脱し、鍵が無くても100 %解錠するという問題点がある事が判明した。
【0004】 従来の南京錠本体の長脚側の側面に衝撃を加えると解錠するのを防止する為に 、短脚に設けてある施錠用の切り込みにラッチを押しているスプリングを強くす れば施錠し難くなり、特別な機構を新たに増設するには本体内にその機構を組み 込む場所が充分にないという問題点がある。
【0005】 この考案は、従来の技術の有するこのような問題点を解消しようとするもので あり、その目的とするところは、現在広く使用されている南京錠を操作するのと 同じような操作で施錠と解錠が出来て、本体の側面に人力などで普通の衝撃を加 えても解錠しない南京錠を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の南京錠は、ツルに設ける施錠用の切り込 みに突起を設け、ラッチの先端にも突起を設け、ツルの突起とラッチの先端の突 起とを噛み合わせる事により、人力などによる衝撃でラッチがツルの切り込みか ら離脱して解錠するのを防止して問題点を解決する。
【0007】 さらに、短脚に設ける切り込みの形状とラッチの先端の形状を変更するだけに し、その他の構造は現在広く使用されている南京錠の構造と殆ど同じにして、問 題点を解決するものである。
【0008】
【作用】
施錠は、現在広く使用されている南京錠を施錠するのと全く同一の操作で施錠 出来る。
【0009】 解錠は、鍵を鍵孔に差し込み、手で施錠用の切り込みのあるツルを更に南京錠 の本体に押し込み、ツルの突起とラッチの先端の突起との噛み合いが完全に離脱 した状態になったら、シリンダー錠に差し込んである鍵を回動させると、ラッチ はシリンダー錠内筒の上部に設けてある突起によってツルから離れる方向に移動 する。ツルからラッチが離れた状態になった時、ツルを本体に押し込んでいる手 を離すと長脚の下に組み込んであるスプリングの力により、ツル全体が本体から 離脱する方向に動き、完全に解錠される。
【0010】
【実施例】
図面に従い本考案の実施例を説明する。 図1〜図2において、短脚4に突起10を有する切り込み13を設け、ラッチ 5の先端にも突起11を設け、ラッチ5はスプリング6によって短脚4側へ押圧 されている。
【0011】 施錠の為に短脚4を本体1に押し入れる時にラッチ5が容易に長脚側に移動で きるように、短脚4の先端部とラッチ5の先端部をテーパー状にしてある。
【0012】 解錠状態でのラッチ5の先端は、短脚4が施錠の為に押し込まれる本体1の穴 の内壁の12の方向へスプリング6により押圧されているが、施錠の為にツル2 を本体1の穴に押し込んで行くと、短脚4の先端のテーパー部とラッチ5の先端 のテーパー部とによりラッチ5は長脚3側に押し込められて行く。
【0013】 短脚4が本体1に更に押し込められて行き、短脚4の突起10の上面14がラ ッチ5の先端の突起11の下面15を越すと、スプリング6によりラッチ5の先 端は短脚4の切り込み13の中に押し入れられ、突起10と突起11が噛み合う 。
【0014】 ラッチ5とスプリング6は、ラッチ5の外径より少し大きい内径の円筒状の穴 の中に収納されている。
【0015】
【考案の効果】
この考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果がある。
【0016】 施錠方法は、従来の南京錠の施錠操作と全く同じである。
【0017】 解錠方法は、鍵孔に鍵を差し込み、手でツルを本体に更に押し込み、ツルの突 起とラッチの突起の噛み合いが外れた状態になった時に、差し込んである鍵を回 動させると、シリンダーの内筒の上部の突起により、ラッチはツルから離れる方 向へ移動し、ラッチがツルから離れたときに、ツルを押していた手を離すと、ツ ルの長脚の下に組み込んであるスプリングの力により、ツル全体が本体から離脱 する方向に動き解錠されるので、従来の南京錠の解錠操作に、ツルを更に本体に 押し込む操作を加えるだけで解錠出来る。
【0018】 本考案の南京錠と、従来広く使用されている南京錠との相違は、ツルの切り込 みの形状とラッチの先端の形状が異なるだけなので、従来の南京錠を製造するの とほぼ同様に本考案の南京錠を製造出来る。
【0019】 ラッチとラッチをツルの方へ押圧しているスプリングは、ラッチの外径より少 し大きい内径の円筒状の穴に収納されており、施錠状態ではツルの突起とラッチ の突起が噛み合っているので、南京錠の本体にどの方向から衝撃を加えても解錠 しない。
【0020】 本考案の南京錠と従来の南京錠との判別は、解錠状態の時にツルの切り込みに 施錠用の突起が有るか無いかで、簡単に判別できる。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の側面図中央一部縦断面図
【図2】 短脚の先端部
【図3】 ラッチの先端部
【符号の説明】
1 南京錠本体 2 ツル 3 長脚 4 短脚 5 ラッチ 6 スプリング 7 シリンダーの内筒 8 本体の長脚側の側面 9 本体の短脚側の側面 10 短脚の突起 11 ラッチの先端の突起 12 短脚が入る、本体の穴の内壁 13 短脚に設けた切り込み 14 短脚の突起の上面 15 ラッチの先端の突起の下面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年8月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ツル(2)の長脚(3)を本体(1)内
    で滑動は出来るが本体(1)から離脱しないように本体
    (1)に組み込み、長脚(3)の先端側の本体(1)内
    には従来の南京錠と同じようにスプリングを設け、ツル
    (2)の短脚(4)に施錠用の突起(10)を有する切
    り込み(13)を設け、ラッチ(5)の先端にも突起
    (11)を設けて短脚(4)の突起(10)と噛み合う
    形状にし、短脚(4)の突起(10)とラッチ(5)の
    先端の突起(11)が噛み合って施錠状態になっている
    時に本体を吊り下げた状態で、長脚(3)側の本体
    (1)の側面(8)に衝撃を加えてもラッチ(5)が短
    脚(4)から離脱して解錠しない事を特徴とする南京
    錠。
  2. 【請求項2】 ツル(2)の長脚(3)に施錠用の突起
    (10)を有する切り込み(13)を設け、短脚(4)
    側の本体(1)の側面(9)に衝撃を加えても、ラッチ
    (5)が長脚(3)から離脱して解錠しない請求項1記
    載の南京錠。
JP1995007809U 1995-06-23 1995-06-23 普通の衝撃で開かない南京錠 Expired - Lifetime JP3024918U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995007809U JP3024918U (ja) 1995-06-23 1995-06-23 普通の衝撃で開かない南京錠
PCT/JP1996/001722 WO1997001011A1 (fr) 1995-06-23 1996-06-21 Cadenas ne pouvant s'ouvrir sous l'effet d'un choc

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995007809U JP3024918U (ja) 1995-06-23 1995-06-23 普通の衝撃で開かない南京錠

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3024918U true JP3024918U (ja) 1996-06-07

Family

ID=11675945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995007809U Expired - Lifetime JP3024918U (ja) 1995-06-23 1995-06-23 普通の衝撃で開かない南京錠

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3024918U (ja)
WO (1) WO1997001011A1 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01131776U (ja) * 1988-03-03 1989-09-07

Also Published As

Publication number Publication date
WO1997001011A1 (fr) 1997-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3855824A (en) Key retaining lock
KR950009466B1 (ko) 슬라이드 파스너용 다이얼록 슬라이드
WO2004038138A3 (en) Lock status indicator
MXPA06000061A (es) Aparato y metodo de cerradura de libre funcionamiento.
JP3024918U (ja) 普通の衝撃で開かない南京錠
US6530248B1 (en) Lock device
US5005389A (en) Steering wheel lock
JP3548893B2 (ja) 南京錠
JP3020617U (ja) 衝撃で開かない南京錠
JPH07217293A (ja) 南京錠
JPS5811875Y2 (ja) 掛け忘れ防止錠
KR200302612Y1 (ko) 미닫이 도어 잠금장치
JPH0735069Y2 (ja) 錠機構
CA2388081A1 (en) Coin treating device with latch means
JP3108633B2 (ja) 補助錠
JPH07217294A (ja) 南京錠
JP2001329729A (ja) ドア用開度規制錠装置
KR200218338Y1 (ko) 자물쇠용 실린더구조
JP3003938U (ja) 施開錠状態表示鍵
JP3094625U (ja) 防犯サムターン装置
KR200179698Y1 (ko) 보조자물쇠의 손잡이
JPH0710305U (ja) 錠把手へのシリンダー錠の取付け構造及びこの取付け構造を用いた扉の錠装置
KR200219001Y1 (ko) 무단개폐 방지기능을 갖는 실린더식 잠금장치
JPH0715971U (ja) 可変コード型シリンダ錠
JPH0223731Y2 (ja)