JP2001329729A - ドア用開度規制錠装置 - Google Patents
ドア用開度規制錠装置Info
- Publication number
- JP2001329729A JP2001329729A JP2000149264A JP2000149264A JP2001329729A JP 2001329729 A JP2001329729 A JP 2001329729A JP 2000149264 A JP2000149264 A JP 2000149264A JP 2000149264 A JP2000149264 A JP 2000149264A JP 2001329729 A JP2001329729 A JP 2001329729A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- lock
- abutment
- locking
- chain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】在宅家人がその施錠時に急病等で倒れるなどし
た緊急時の屋外側からの開錠はもとより、留守にする際
には防犯用の錠装置としても利用できるドア用開度規制
錠装置の提供。 【解決手段】ドアD側に固定される一側支台部11と、
ドア枠F側の対応部位に固定される他側支台部21と、
該他側支台部21にその一端部32が連結され、一側支
台部11に設けられたガイド孔15を介してその掛止と
離脱とが自在に形成された掛止部34を他端部33に連
結してなる鎖体部31とを備え、該鎖体部31は、錠部
材37を介在させることによりその一方側と他方側とを
接離自在にして形成した。
た緊急時の屋外側からの開錠はもとより、留守にする際
には防犯用の錠装置としても利用できるドア用開度規制
錠装置の提供。 【解決手段】ドアD側に固定される一側支台部11と、
ドア枠F側の対応部位に固定される他側支台部21と、
該他側支台部21にその一端部32が連結され、一側支
台部11に設けられたガイド孔15を介してその掛止と
離脱とが自在に形成された掛止部34を他端部33に連
結してなる鎖体部31とを備え、該鎖体部31は、錠部
材37を介在させることによりその一方側と他方側とを
接離自在にして形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内側からの施錠
と開錠とはもとより、屋外側からの施錠と開錠をも自在
としたドア用開度規制錠装置に関する。
と開錠とはもとより、屋外側からの施錠と開錠をも自在
としたドア用開度規制錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からあるドア用開度規制錠装置に
は、大別するとドアチェーン方式のものと、チェーンに
代えて略U字形を呈する掛止腕を用いた掛止腕方式のも
のとがある。
は、大別するとドアチェーン方式のものと、チェーンに
代えて略U字形を呈する掛止腕を用いた掛止腕方式のも
のとがある。
【0003】そして、これらを用いて施錠しようとする
場合には、そのいずれもが屋内側から操作して行う必要
があり、家人が在宅しているときに限り利用できる用心
用のものとして用いられるものであった。
場合には、そのいずれもが屋内側から操作して行う必要
があり、家人が在宅しているときに限り利用できる用心
用のものとして用いられるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来からある
上記ドア用開度規制錠装置を用いる場合には、在宅家人
が例えば高齢者一人であって、その施錠時に急病等で倒
れた際などの緊急時には、ドアをある程度開けることは
できるものの、錠装置自体を壊さない限り屋内には立ち
入ることができないという問題があった。
上記ドア用開度規制錠装置を用いる場合には、在宅家人
が例えば高齢者一人であって、その施錠時に急病等で倒
れた際などの緊急時には、ドアをある程度開けることは
できるものの、錠装置自体を壊さない限り屋内には立ち
入ることができないという問題があった。
【0005】また、上記ドア用開度規制錠装置は、その
いずれもが屋外側からの操作ができない構造となってい
るため、留守にする際には防犯用の錠装置としての利用
ができないという無駄があった。
いずれもが屋外側からの操作ができない構造となってい
るため、留守にする際には防犯用の錠装置としての利用
ができないという無駄があった。
【0006】本発明は、従来からある上記ドア用開度規
制錠装置にみられた上記課題に鑑み、在宅家人がその施
錠時に急病等で倒れるなどした緊急時の屋外側からの開
錠はもとより、留守にする際には防犯用の錠装置として
も利用できるドア用開度規制錠装置を提供することを目
的とするものである。
制錠装置にみられた上記課題に鑑み、在宅家人がその施
錠時に急病等で倒れるなどした緊急時の屋外側からの開
錠はもとより、留守にする際には防犯用の錠装置として
も利用できるドア用開度規制錠装置を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成すべくなされたものであり、そのうちの第1の発明
は、ドア側に固定される一側支台部と、ドア枠側の対応
部位に固定される他側支台部と、該他側支台部にその一
端部が連結され、前記一側支台部に設けられたガイド孔
を介してその掛止と離脱とが自在に形成された掛止部を
他端部に連結してなる鎖体部とを備え、該鎖体部は、錠
部材を介在させることによりその一方側と他方側とを接
離自在にして形成したことに構成上の特徴がある。この
場合、前記鎖体部には、前記錠部材の隠蔽が自在なカバ
ーを具備させておくこともできる。
成すべくなされたものであり、そのうちの第1の発明
は、ドア側に固定される一側支台部と、ドア枠側の対応
部位に固定される他側支台部と、該他側支台部にその一
端部が連結され、前記一側支台部に設けられたガイド孔
を介してその掛止と離脱とが自在に形成された掛止部を
他端部に連結してなる鎖体部とを備え、該鎖体部は、錠
部材を介在させることによりその一方側と他方側とを接
離自在にして形成したことに構成上の特徴がある。この
場合、前記鎖体部には、前記錠部材の隠蔽が自在なカバ
ーを具備させておくこともできる。
【0008】また、第2の発明は、ドア側に固定される
支台部と、該支台部を介して回動自在に軸止される掛止
腕部と、ドア枠側の対応部位に固定配置された錠部材と
で構成され、該錠部材は、施錠と鍵を用いての開錠とが
自在な掛止部を介して前記掛止腕部の掛止とその離脱と
を自在にして形成したことに構成上の特徴がある。
支台部と、該支台部を介して回動自在に軸止される掛止
腕部と、ドア枠側の対応部位に固定配置された錠部材と
で構成され、該錠部材は、施錠と鍵を用いての開錠とが
自在な掛止部を介して前記掛止腕部の掛止とその離脱と
を自在にして形成したことに構成上の特徴がある。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明における第1の発
明についての一例を示す説明図であり、その全体は、ド
アD側に固定される一側支台部11と、ドア枠F側の対
応部位に固定される他側支台部21と、該他側支台部2
1にその一端部32が連結され、一側支台部11に設け
られたガイド長孔15を介してその掛止と離脱とが自在
に形成された掛止部34を他端部33に連結してなる鎖
体部31とで構成されている。
明についての一例を示す説明図であり、その全体は、ド
アD側に固定される一側支台部11と、ドア枠F側の対
応部位に固定される他側支台部21と、該他側支台部2
1にその一端部32が連結され、一側支台部11に設け
られたガイド長孔15を介してその掛止と離脱とが自在
に形成された掛止部34を他端部33に連結してなる鎖
体部31とで構成されている。
【0010】このうち、一側支台部11は、一対の支脚
片13,13を有してなる基台部12と、該基台部12
の長さ方向に沿わせてその頂面に穿設されたガイド孔1
5とを備え、支脚片13のそれぞれには、ドア枠Fの側
にねじを用いて固定するための通孔14が穿設されてい
る。この場合、ガイド孔15は、鎖体部31の掛止部3
4の導入を許す大径部15aと、該大径部15aと連続
してその長さ方向に形成された掛止部34の抜脱を許さ
ない細径長孔部15bとで形成されている。
片13,13を有してなる基台部12と、該基台部12
の長さ方向に沿わせてその頂面に穿設されたガイド孔1
5とを備え、支脚片13のそれぞれには、ドア枠Fの側
にねじを用いて固定するための通孔14が穿設されてい
る。この場合、ガイド孔15は、鎖体部31の掛止部3
4の導入を許す大径部15aと、該大径部15aと連続
してその長さ方向に形成された掛止部34の抜脱を許さ
ない細径長孔部15bとで形成されている。
【0011】また、他側支台部21は、一対の支脚片2
3,23を有してなる基台部22と、該基台部22に付
設された掛止リング25とを備え、支脚片23のそれぞ
れには、ドアDの側にねじを用いて固定するための通孔
24が穿設されている。
3,23を有してなる基台部22と、該基台部22に付
設された掛止リング25とを備え、支脚片23のそれぞ
れには、ドアDの側にねじを用いて固定するための通孔
24が穿設されている。
【0012】鎖体部31は、その一端部32が他側支台
部21の掛止リング25と掛合して連結固定されてお
り、他端部33には一側支台部11のガイド孔15への
掛止と離脱とが自在に形成された掛止部34が付設され
ている。この場合、掛止部34は、他端部33が連結さ
れる連結部35と、該連結部35から導出部36aと掛
合部36bとで断面略T字状に突設された掛止片部36
とで一体に形成されている。
部21の掛止リング25と掛合して連結固定されてお
り、他端部33には一側支台部11のガイド孔15への
掛止と離脱とが自在に形成された掛止部34が付設され
ている。この場合、掛止部34は、他端部33が連結さ
れる連結部35と、該連結部35から導出部36aと掛
合部36bとで断面略T字状に突設された掛止片部36
とで一体に形成されている。
【0013】しかも、鎖体部31は、介在させたダイヤ
ル錠38からなる錠部材37によりその一方側と他方
側、つまり、ドアD側とドア枠F側との間を接離自在に
して形成されている。図示例においては、3桁の数字を
用いて施錠や開錠ができるダイヤル錠38が示されてい
るが、所定の数字を位置合わせすることにより施錠と開
錠ができるものであれば数字の桁数は特に問わない。ま
た、ダイヤル錠38は、数字の位置合わせをすることに
より錠本体39からドアD側とドア枠F側とのいずれか
の側に位置させた抜脱部40を離脱させることができる
構造を備えているものであればよい。
ル錠38からなる錠部材37によりその一方側と他方
側、つまり、ドアD側とドア枠F側との間を接離自在に
して形成されている。図示例においては、3桁の数字を
用いて施錠や開錠ができるダイヤル錠38が示されてい
るが、所定の数字を位置合わせすることにより施錠と開
錠ができるものであれば数字の桁数は特に問わない。ま
た、ダイヤル錠38は、数字の位置合わせをすることに
より錠本体39からドアD側とドア枠F側とのいずれか
の側に位置させた抜脱部40を離脱させることができる
構造を備えているものであればよい。
【0014】図2は、本発明における第1の発明につい
ての他例を示す説明図であり、その全体構成は、錠部材
37として鍵45により開錠するシリンダー錠41を用
いた点で図1と相違するのみで、他は同一の構造を備え
て形成されている。この場合、シリンダー錠41は、鍵
穴44内に鍵45を差し込んで操作することにより錠本
体42からドアD側とドア枠F側とのいずれかの側に位
置させた抜脱部43を離脱させることができる構造を備
えているものであればよい。
ての他例を示す説明図であり、その全体構成は、錠部材
37として鍵45により開錠するシリンダー錠41を用
いた点で図1と相違するのみで、他は同一の構造を備え
て形成されている。この場合、シリンダー錠41は、鍵
穴44内に鍵45を差し込んで操作することにより錠本
体42からドアD側とドア枠F側とのいずれかの側に位
置させた抜脱部43を離脱させることができる構造を備
えているものであればよい。
【0015】また、図1と図2とに示す第1の発明にお
いては、鎖体部31にあらかじめ錠37の隠蔽が自在な
例えば不透明な塩化ビニル製の筒状部材などからなるカ
バー46を位置移動を自在にして覆設しておくこともで
きる。なお、錠部材37としては、上記以外にも例えば
電子錠などを用いることもできる。
いては、鎖体部31にあらかじめ錠37の隠蔽が自在な
例えば不透明な塩化ビニル製の筒状部材などからなるカ
バー46を位置移動を自在にして覆設しておくこともで
きる。なお、錠部材37としては、上記以外にも例えば
電子錠などを用いることもできる。
【0016】一方、図3は、本発明における第2の発明
についての一例を示す説明図であり、その全体は、ドア
D側に固定された支台部51と、該支台部51を介して
回動自在に軸止された掛止腕部57と、ドア枠F側の対
応部位に固定配置された錠部材61とで構成されてい
る。
についての一例を示す説明図であり、その全体は、ドア
D側に固定された支台部51と、該支台部51を介して
回動自在に軸止された掛止腕部57と、ドア枠F側の対
応部位に固定配置された錠部材61とで構成されてい
る。
【0017】このうち、支台部51は、一対の支脚片5
3,53を有してなる基台部52と、該基台部52上に
付設された一対の軸受部54,54とを備え、支脚片5
3のそれぞれには、ドアDの側にねじを用いて固定する
ための通孔55が穿設されている。
3,53を有してなる基台部52と、該基台部52上に
付設された一対の軸受部54,54とを備え、支脚片5
3のそれぞれには、ドアDの側にねじを用いて固定する
ための通孔55が穿設されている。
【0018】また、掛止腕部57は、略U字形を呈する
掛止本体部58と、該掛止本体部58の各開放端から外
側に突設されて軸受部54に各別に軸止される一対の支
軸部59,59とで形成されている。
掛止本体部58と、該掛止本体部58の各開放端から外
側に突設されて軸受部54に各別に軸止される一対の支
軸部59,59とで形成されている。
【0019】錠部材61は、掛止腕部57における掛止
本体部58との間の掛合と離脱とを自在に形成されてい
る。錠部材61は、具体的には一対の支脚片64,64
を有してなる基台部62と、該基台部62の掛合穴65
に差し込まれる差込部67とその頂部に形成された掛止
部68とで断面略T字形を呈してなる抜脱部66とでシ
リンダー錠62を構成して形成されている。また、該掛
止部68の頂面には、鍵穴69が形成されており、該鍵
穴69に鍵70を差し込んで開錠操作することにより基
台部62から抜脱部66を離脱させることができるよう
になっている。
本体部58との間の掛合と離脱とを自在に形成されてい
る。錠部材61は、具体的には一対の支脚片64,64
を有してなる基台部62と、該基台部62の掛合穴65
に差し込まれる差込部67とその頂部に形成された掛止
部68とで断面略T字形を呈してなる抜脱部66とでシ
リンダー錠62を構成して形成されている。また、該掛
止部68の頂面には、鍵穴69が形成されており、該鍵
穴69に鍵70を差し込んで開錠操作することにより基
台部62から抜脱部66を離脱させることができるよう
になっている。
【0020】図4は、本発明における第2の発明につい
ての他例を示す説明図であり、その全体構成は、錠部材
61が、錠本体73と、該錠本体73から出没自在に配
設された掛け金73とからなり、鍵74を差し込んで開
錠できる南京錠72により形成されている点で図3と相
違するのみで、他は同一の構造を備えて形成されてい
る。
ての他例を示す説明図であり、その全体構成は、錠部材
61が、錠本体73と、該錠本体73から出没自在に配
設された掛け金73とからなり、鍵74を差し込んで開
錠できる南京錠72により形成されている点で図3と相
違するのみで、他は同一の構造を備えて形成されてい
る。
【0021】次に、本発明の作用・効果を図1に示す第
1の発明の例に基づいて説明すれば、一側支台部11
は、通孔14から螺着されるねじにより支脚片13を介
してドアDの適宜位置に固定される。また、他側支台部
21は、通孔24から螺着されるねじにより支脚片23
を介してドア枠F側の対応部位に固定される。
1の発明の例に基づいて説明すれば、一側支台部11
は、通孔14から螺着されるねじにより支脚片13を介
してドアDの適宜位置に固定される。また、他側支台部
21は、通孔24から螺着されるねじにより支脚片23
を介してドア枠F側の対応部位に固定される。
【0022】この場合、他側支台部21は、基台部22
に付設された掛止リング25を介してその一端部32が
連結された鎖体部31を有しており、該鎖体部31の他
端部33に連結されている掛止部34の掛合部36bを
一側支台部11のガイド孔15の大径部15aから挿入
して細径長孔部15bに掛止させることにより、鎖体部
31の長さに対応する分だけドアDの開度を規制するこ
とができる。
に付設された掛止リング25を介してその一端部32が
連結された鎖体部31を有しており、該鎖体部31の他
端部33に連結されている掛止部34の掛合部36bを
一側支台部11のガイド孔15の大径部15aから挿入
して細径長孔部15bに掛止させることにより、鎖体部
31の長さに対応する分だけドアDの開度を規制するこ
とができる。
【0023】しかも、鎖体部31は、その中間部に錠部
材37としてのダイヤル錠38を介在させてあるので、
所定の数字を位置合わせすることにより一側支台部11
に対し掛止部34を掛止させた状態のままで抜脱部40
を錠本体42の側から離脱させることにより、開度規制
状態を解消させて直ちドアDを開けることができる。
材37としてのダイヤル錠38を介在させてあるので、
所定の数字を位置合わせすることにより一側支台部11
に対し掛止部34を掛止させた状態のままで抜脱部40
を錠本体42の側から離脱させることにより、開度規制
状態を解消させて直ちドアDを開けることができる。
【0024】したがって、ドアDの開度が規制された状
態のもとで例えば一人暮らしの高齢者が急病等で倒れる
などした緊急時においても、外側からダイアル錠38を
開錠操作することにより、鎖体部31を切断することな
く容易に屋内に立ち入ることができる。
態のもとで例えば一人暮らしの高齢者が急病等で倒れる
などした緊急時においても、外側からダイアル錠38を
開錠操作することにより、鎖体部31を切断することな
く容易に屋内に立ち入ることができる。
【0025】また、留守にする際には、一側支台部11
に対し掛止部34を掛止させた状態のもとでドアDをや
や開け、抜脱部40を錠本体42に差し込んでダイヤル
錠38を施錠することにより、通常のドアロック以外の
防犯用錠装置としても利用することができる。しかも、
鎖体部31にあらかじめダイヤル錠38の隠蔽が自在な
カバー46が覆設されている場合には、これを移動させ
てダイヤル錠38を隠蔽することにより、より安全な防
犯用錠装置として利用することができる。なお、以上の
操作は、図2に示すシリンダー錠41を用いた場合も同
様なので、その説明は省略する。
に対し掛止部34を掛止させた状態のもとでドアDをや
や開け、抜脱部40を錠本体42に差し込んでダイヤル
錠38を施錠することにより、通常のドアロック以外の
防犯用錠装置としても利用することができる。しかも、
鎖体部31にあらかじめダイヤル錠38の隠蔽が自在な
カバー46が覆設されている場合には、これを移動させ
てダイヤル錠38を隠蔽することにより、より安全な防
犯用錠装置として利用することができる。なお、以上の
操作は、図2に示すシリンダー錠41を用いた場合も同
様なので、その説明は省略する。
【0026】一方、図3に示す第2の発明の例に基づい
てその作用・効果を説明すれば、支台部51は、通孔5
5から螺着されるねじにより支脚片53を介してドアD
の適宜位置に掛止腕部57が左右方向に揺動できる配置
関係のもとで固定される。また、錠部材61としてのシ
リンダー錠62は、通孔55から螺着されるねじにより
支脚片53を介してドア枠F側の対応部位に固定され
る。
てその作用・効果を説明すれば、支台部51は、通孔5
5から螺着されるねじにより支脚片53を介してドアD
の適宜位置に掛止腕部57が左右方向に揺動できる配置
関係のもとで固定される。また、錠部材61としてのシ
リンダー錠62は、通孔55から螺着されるねじにより
支脚片53を介してドア枠F側の対応部位に固定され
る。
【0027】支台部51は、掛止腕部57を有してお
り、該掛止腕部57の掛止本体部58を抜脱部66を離
脱させた状態にある基台部62の上に位置させた上で、
その掛合穴65に差込部67を差し込んで抜脱部58を
取り付けた施錠状態とすることにより、掛止腕部57の
側を錠部材61であるシリンダー錠62と掛合させるこ
とができるので、掛止本体部58の長さに対応する分だ
けドアDの開度を規制することができる。
り、該掛止腕部57の掛止本体部58を抜脱部66を離
脱させた状態にある基台部62の上に位置させた上で、
その掛合穴65に差込部67を差し込んで抜脱部58を
取り付けた施錠状態とすることにより、掛止腕部57の
側を錠部材61であるシリンダー錠62と掛合させるこ
とができるので、掛止本体部58の長さに対応する分だ
けドアDの開度を規制することができる。
【0028】また、掛止腕部57をシリンダー錠62の
側から引き離す際には、シリンダー錠62を構成してい
る抜脱部66の鍵穴69に鍵70を差し込んで開錠操作
をして抜脱部66を抜き取ることができるので、簡単に
掛止腕部57とシリンダー錠62との間の掛合関係を解
除してドアDを自由に開けることができる。
側から引き離す際には、シリンダー錠62を構成してい
る抜脱部66の鍵穴69に鍵70を差し込んで開錠操作
をして抜脱部66を抜き取ることができるので、簡単に
掛止腕部57とシリンダー錠62との間の掛合関係を解
除してドアDを自由に開けることができる。
【0029】したがって、ドアDの開度が規制された状
態のもとで例えば一人暮らしの高齢者が急病等で倒れる
などした緊急時においても、外側から抜脱部66の鍵穴
69に鍵70を差し込んで開錠操作をすることにより、
掛止本体部58を切断することなく容易に屋内に立ち入
ることができる。
態のもとで例えば一人暮らしの高齢者が急病等で倒れる
などした緊急時においても、外側から抜脱部66の鍵穴
69に鍵70を差し込んで開錠操作をすることにより、
掛止本体部58を切断することなく容易に屋内に立ち入
ることができる。
【0030】また、留守にする際には、シリンダー錠6
2を構成する基台部63の側から抜脱部66を離脱させ
た状態のもとで屋外側からドアDをやや開け、掛止腕部
57の掛止本体部58を基台部62の上に位置させた上
で、その掛合穴65に差込部67を差し込んで抜脱部5
8を取り付けた施錠状態とすることにより、掛止腕部5
7の側を錠部材61であるシリンダー錠62と掛合させ
ることにより、通常のドアロック以外の防犯用錠装置と
して掛止本体部58の長さに対応する分だけドアDの開
度を規制できる。
2を構成する基台部63の側から抜脱部66を離脱させ
た状態のもとで屋外側からドアDをやや開け、掛止腕部
57の掛止本体部58を基台部62の上に位置させた上
で、その掛合穴65に差込部67を差し込んで抜脱部5
8を取り付けた施錠状態とすることにより、掛止腕部5
7の側を錠部材61であるシリンダー錠62と掛合させ
ることにより、通常のドアロック以外の防犯用錠装置と
して掛止本体部58の長さに対応する分だけドアDの開
度を規制できる。
【0031】なお、図4に示す他例による場合には、錠
部材61である南京錠72との掛け金73との位置関係
を考慮して掛止腕部57を図3に示されている位置から
90度回転させて配置されることになる。また、鍵74
を用いた開錠操作や、留守にする際の屋外側からの施錠
状態は、図3に示すシリンダー錠62を用いた場合も同
様なので、その説明は省略する。
部材61である南京錠72との掛け金73との位置関係
を考慮して掛止腕部57を図3に示されている位置から
90度回転させて配置されることになる。また、鍵74
を用いた開錠操作や、留守にする際の屋外側からの施錠
状態は、図3に示すシリンダー錠62を用いた場合も同
様なので、その説明は省略する。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明における第1
の発明によれば、一側支台部に設けられたガイド孔を介
して掛止部を掛止させることにより、鎖体部の長さに対
応する分だけドアの開度を規制することができる。しか
も、鎖体部は、その中間部に錠部材を介在させてあるの
で、これを開錠操作することにより、開度規制状態を解
消させて直ちドアを開けることができる。したがって、
ドアの開度が規制された状態のもとで屋内に緊急救助を
要する一人暮らしの家人がいる場合においても、屋外側
から錠部材を開錠操作することにより、鎖体部を切断す
ることなく容易に屋内に立ち入ることができる。
の発明によれば、一側支台部に設けられたガイド孔を介
して掛止部を掛止させることにより、鎖体部の長さに対
応する分だけドアの開度を規制することができる。しか
も、鎖体部は、その中間部に錠部材を介在させてあるの
で、これを開錠操作することにより、開度規制状態を解
消させて直ちドアを開けることができる。したがって、
ドアの開度が規制された状態のもとで屋内に緊急救助を
要する一人暮らしの家人がいる場合においても、屋外側
から錠部材を開錠操作することにより、鎖体部を切断す
ることなく容易に屋内に立ち入ることができる。
【0033】また、留守にする際には、一側支台部に対
し掛止部を掛止させた状態のもとでドアをやや開け、錠
部材を施錠することにより、通常のドアロック以外の防
犯用錠装置としても利用することができる。しかも、鎖
体部にあらかじめ錠部材の隠蔽が自在なカバーが覆設さ
れている場合には、これを移動させて隠蔽することによ
り、より安全な防犯用錠装置として利用することができ
る。
し掛止部を掛止させた状態のもとでドアをやや開け、錠
部材を施錠することにより、通常のドアロック以外の防
犯用錠装置としても利用することができる。しかも、鎖
体部にあらかじめ錠部材の隠蔽が自在なカバーが覆設さ
れている場合には、これを移動させて隠蔽することによ
り、より安全な防犯用錠装置として利用することができ
る。
【0034】また、第2の発明によれば、ドア側に固定
された支台部の掛止腕部を開錠状態にある錠部材に掛合
させた上で施錠状態とすることにより、掛止腕部の長さ
に対応する分だけドアの開度を規制することができる。
しかも、単に錠部材を開錠操作することにより、開度規
制状態を解消させて直ちドアを開けることができる。し
たがって、ドアの開度が規制された状態のもとで屋内に
緊急救助を要する一人暮らしの家人がいる場合において
も、屋外側から錠部材を開錠操作することにより、掛止
腕部を切断することなく容易に屋内に立ち入ることがで
きる。
された支台部の掛止腕部を開錠状態にある錠部材に掛合
させた上で施錠状態とすることにより、掛止腕部の長さ
に対応する分だけドアの開度を規制することができる。
しかも、単に錠部材を開錠操作することにより、開度規
制状態を解消させて直ちドアを開けることができる。し
たがって、ドアの開度が規制された状態のもとで屋内に
緊急救助を要する一人暮らしの家人がいる場合において
も、屋外側から錠部材を開錠操作することにより、掛止
腕部を切断することなく容易に屋内に立ち入ることがで
きる。
【0035】また、留守にする際には、錠部材を開錠状
態にした上でドアをやや開け、掛止腕部を錠部材の側に
導いて施錠することにより、通常のドアロック以外の防
犯用錠装置としても利用することができる。
態にした上でドアをやや開け、掛止腕部を錠部材の側に
導いて施錠することにより、通常のドアロック以外の防
犯用錠装置としても利用することができる。
【図1】本発明のうちの第1の発明の一例を示す説明
図。
図。
【図2】本発明のうちの第1の発明の他例を示す説明
図。
図。
【図3】本発明のうちの第2の発明の一例を示す説明
図。
図。
【図4】本発明のうちの第2の発明の他例を示す説明
図。
図。
11 一側支台部 12 基台部 13 支脚片 14 通孔 15 ガイド孔 15a 大径部 15b 細径長孔部 21 他側支台部 22 基台部 23 支脚片 24 通孔 25 掛止リング 31 鎖体部 32 一端部 33 他端部 34 掛止部 35 連結部 36 掛止片部 36a 導出部 36b 掛合部 37 錠部材 38 ダイヤル錠 39 錠本体 40 抜脱部 41 シリンダー錠 42 錠本体 43 抜脱部 44 鍵穴 45 鍵 46 カバー 51 支台部 52 基台部 53 支脚片 54 軸受部 55 通孔 57 掛止腕部 58 掛止本体部 59 支軸部 61 錠部材 62 シリンダー錠 63 基台部 64 支脚片 65 掛合穴 66 抜脱部 67 差込部 68 掛止部 69 鍵穴 70 鍵 72 南京錠 73 掛け金 74 鍵 D ドア F ドア枠
Claims (3)
- 【請求項1】 ドア側に固定される一側支台部と、ドア
枠側の対応部位に固定される他側支台部と、該他側支台
部にその一端部が連結され、前記一側支台部に設けられ
たガイド孔を介してその掛止と離脱とが自在に形成され
た掛止部を他端部に連結してなる鎖体部とを備え、該鎖
体部は、錠部材を介在させることによりその一方側と他
方側とを接離自在にして形成したことを特徴とするドア
用開度規制錠装置。 - 【請求項2】 前記鎖体部には、前記錠部材の隠蔽が自
在なカバーを具備させたことを特徴とする請求項1に記
載のドア用開度規制錠装置。 - 【請求項3】 ドア側に固定される支台部と、該支台部
を介して回動自在に軸止される掛止腕部と、ドア枠側の
対応部位に固定配置された錠部材とで構成され、該錠部
材は、施錠と鍵を用いての開錠とが自在な掛止部を介し
て前記掛止腕部の掛止とその離脱とを自在にして形成し
たことを特徴とするドア用開度規制錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000149264A JP2001329729A (ja) | 2000-05-22 | 2000-05-22 | ドア用開度規制錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000149264A JP2001329729A (ja) | 2000-05-22 | 2000-05-22 | ドア用開度規制錠装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001329729A true JP2001329729A (ja) | 2001-11-30 |
Family
ID=18655144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000149264A Pending JP2001329729A (ja) | 2000-05-22 | 2000-05-22 | ドア用開度規制錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001329729A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007042755A (ja) * | 2005-08-01 | 2007-02-15 | Mitsubishi Electric Corp | Led照明装置 |
JP2010196450A (ja) * | 2009-02-22 | 2010-09-09 | Hideo Mizukami | 合鍵で外からの錠や解錠出来るドアチェーン |
KR101290567B1 (ko) * | 2011-09-20 | 2013-08-01 | 김영찬 | 체인형 빗장 |
-
2000
- 2000-05-22 JP JP2000149264A patent/JP2001329729A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007042755A (ja) * | 2005-08-01 | 2007-02-15 | Mitsubishi Electric Corp | Led照明装置 |
JP4740682B2 (ja) * | 2005-08-01 | 2011-08-03 | 三菱電機株式会社 | Led照明装置 |
JP2010196450A (ja) * | 2009-02-22 | 2010-09-09 | Hideo Mizukami | 合鍵で外からの錠や解錠出来るドアチェーン |
KR101290567B1 (ko) * | 2011-09-20 | 2013-08-01 | 김영찬 | 체인형 빗장 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8584494B2 (en) | Anti-ligature door hardware | |
JP2009500544A (ja) | 入り口バリアのための保安システム | |
WO2006057989A3 (en) | Reach out lock with anti-activation mechanism | |
JP2001329729A (ja) | ドア用開度規制錠装置 | |
KR20000006103U (ko) | 방범을 위한 미닫이창의 열림방지장치 | |
US20060042333A1 (en) | Doorknob | |
KR20100104600A (ko) | 안티패닉형 문 잠금장치용 문 내측 손잡이 | |
KR20170000113A (ko) | 실내 및 실외에서 개폐 가능한 슬라이딩 도어 | |
KR200259136Y1 (ko) | 원터치형 도어록 | |
TWI725893B (zh) | 防盜鐵窗之鎖扣結構 | |
JP2009062780A (ja) | 施錠装置及び施錠システム | |
JP3050436U (ja) | 錠装置 | |
JP4200240B2 (ja) | 表示器付きシリンダー錠 | |
KR200302612Y1 (ko) | 미닫이 도어 잠금장치 | |
US1082427A (en) | Key-fastener. | |
JP2002030846A (ja) | 施錠装置 | |
KR200271934Y1 (ko) | 침입자 출입 방지용 출입문 잠금장치 | |
JPH0849453A (ja) | 錠つきドアノブカバー | |
KR200165515Y1 (ko) | 이중 자물쇠{.} | |
JP3024918U (ja) | 普通の衝撃で開かない南京錠 | |
KR200189385Y1 (ko) | 출입문용 보조정의 도난 방지구조 | |
KR200376153Y1 (ko) | 높이조절수단을 구비한 도어 잠금장치. | |
JP3103788B2 (ja) | ガード装置 | |
JP2002038784A (ja) | 鍵付きドアチェーン | |
KR200189386Y1 (ko) | 출입문용 보조정의 도난 방지구조 |