JP3003938U - 施開錠状態表示鍵 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 施錠、開錠の状態を確認できる鍵を提供す
る。 【構成】 鍵のつまみ部（１）の内部に空間（２）を設
け、空間（２）に開口部（３）を鍵の鍵山部（４）に向
けて設け、空間（２）の内部に表示片（５）を可動自在
に納める。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は鍵に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の鍵は一枚の金属板で作られていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の鍵では施錠してあるか開錠してあるかは現場で扉を開けようとして見な ければわからなかった。 本考案は鍵を見るだけで施錠、開錠の状態を確認できる鍵を提供する為に成さ れたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

鍵のつまみ部（１）の内部に空間（２）を設け、空間（２）に開口部（３）を 鍵の鍵山部（４）（鍵穴に差し込まれる部分）に向けて設け、空間（２）の内部 に表示片（５）を可動自在に納める。

【０００５】

【作用】

錠の鍵穴周辺にカムとなる突起を設けて、この鍵を使用すると鍵の施錠、開鍵 時の回転によって、上記カムが開口部（３）より表示片（５）を押して移動させ 、その時の錠の状態を表示し、鍵を錠から抜いても表示を保持する。

【０００６】

【実施例】

以下本案の実施例について説明する。 鍵のつまみ部（１）の内部に空間（２）を設け、空間（２）に開口部（３）を 鍵の鍵山部（４）に向けて回転軸対象に２ヶ所設け、空間（２）の内部に表示片 （５）をピン（６）により両方の開口部に交互に現れるよう取り付ける、又、錠 の鍵穴周辺の開口部（３）の当たる所にカムとなる突起を設けて、この鍵を使用 すると施錠、開錠時の鍵の回転によって、上記カムが開口部（３）に入り、表示 片（５）をその一端を空間（２）の方向に押すことで移動させ、その位置により その時の錠の状態を表示し、鍵を錠から抜いても表示を保持する。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は以上の構成であるので次に記載する如き効果を有する。 鍵自体に錠の施、開状態を表示させることで、鍵を確認するだけで対応する錠 の状態がわかり、錠の所へ行かなくても鍵の掛け忘れの確認がその場でできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の平面図

【図２】本考案の側面図

【図３】本考案のＡ−Ｂ部分断面図

【符号の説明】

１ つまみ部 ２ 空間 ３ 開口部 ４ 鍵山部 ５ 表示片 ６ ピン

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 鍵のつまみ部（１）の内部に空間（２）
   を設け、空間（２）に開口部（３）を鍵の鍵山部（４）
   に向けて設け、空間（２）の内部に表示片（５）を可動
   自在に納めた、施開錠状態表示鍵。